JPH0420927A - カラーフイルタ基板およびそれを用いた液晶表示素子 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［産業上の利用分野］ 本発明は、ディスプレイ装置に用いるカラーフィルタ基
板およびそれを用いた液晶表示素子に関する。

〔従来の技術］ 従来のカラーフィルタ基板は、例えば、特開昭６２−１
４６２２号公報や特開昭６１ −１８９５２０号公報に記載されているように、表示領
域のみにカラーフィルタを形成していた。

また、該カラーフィルタを形成した透明カラス基板を他
方の透明カラス基板と組み立てる際に両基板間に介在さ
せて両基板の間隔を規定するスペーサの寸法は単一寸法
であった。

第２図（ａ）は、従来のカラーフィルタ基板の平面図、
第２図（ｂ）は、第２図（ａ）のカラーフィルタ基板を
使用した液晶表示素子の断面図である。

１は上部透明ガラス基板、２は表示領域に形成したカラ
ーフィルタ、４は下部透明ガラス基板、５は両基板間に
封止された液晶材、６は液晶封止用のシール材、７は両
基板の間隔を規定するグラスファイバ、樹脂ボール等か
らなるスペーサ、８は両基板を組み合せた後、液晶封入
前に両基板を切断するための切断線である。

［発明が解決しようとする課題］ 上記従来技術では、第２図（ａ）に示すように、カラー
フィルタ２か表示領域のみに形成されているため、副基
板の間隔か表示領域とその周辺では、少なくともカラー
フィルタの膜厚の差の分だけ異なり、かつスペーサ５は
すべて単一の寸法のものを用いているので、液晶表示素
子に組み立てた場合、第２図（ｂ）に示すように、基板
が歪んで反りが生じ、基板の周辺部で副基板の間隔が狭
くなり、表示画面の周辺部でバックライトの光漏れが生
じて白っぽくなり、表示むらが生じ、表示品質が低下す
る間順がある。

本発明の目的は、液晶表示素子の表示画面の表示むらを
なくし、均一で高画質の液晶表示素子を実現できるカラ
ーフィルタ基板を提供することにある。

〔課題を解決するための手段〕

上記の課題を解決するために、本発明のカラーフィルタ
基板は、透明基板上にカラーフィルタが形成され、かつ
ディスプレイ装置に用いられるカラーフィルタ基板にお
いて、上記ディスプレイ装置の表示領域に形成したカラ
ーフィルタと同一透明基板上で、該カラーフィルタと分
離してかつその周囲に、該カラーフィルタとほぼ同一の
厚さのカラーフィルタを形成したことを特徴とする。

また、本発明の液晶表示素子は、上記のような構成のカ
ラーフィルタ基板を用いて組み立てたことを特徴とする
。

〔作用］ 本発明のカラーフィルタ基板およびそれを用いた液晶表
示素子では、表示領域に形成したカラーフィルタの周囲
の同一基板上に同じ厚さのダミーのカラーフィルタを形
成したので、単一寸法のスペーサを用いて液晶表示素子
を組み立てても基板が反らず、表示領域とその周辺部で
副基板の間隔が同じになるので、表示画面の周辺部での
バックライトの光漏れによる表示むらをなくすことがで
き、表示品質を均一にすることができる。

〔実施例〕

第１図（ａ）は、本発明の一実施例のカラーフィルタ基
板の平面図、第１図（ｂ）は、第１図（、ｌ）のカラー
フィルタ基板を使用した液晶表示２Ｓ　！−の一部分解
断面図である。

ｌは」一部透明カラス基板、２は表示領域に形成したカ
ラーフィルタ、３はカラーフィルタ２の周囲に形成した
カラーフィルタ２と同じ厚さのカラーフィルタ、４は下
部透明ガラス基板、５は両基板間に封止された液晶材、
６は液晶封止用のシール材、７は副基板の間隔を規定す
るグラスファイバ、樹脂ボール等からなるスペーサ、８
は副基板を組み合せた後、液晶封入前に副基板を切断す
るための切断線、９は上部偏光板、ｌ○は第１の位相差
板、１１は第２の位相差板、１２は下部偏光板である。

例えば、透明ガラス基板１，４の厚さは１．ｌＷｎ、カ
ラーフィルタ２の厚さは３．５μｍ、スペーサ７の径は
６．２５μｍ、副基板１．４間の設計値は９．５μｍで
ある。

本実施例のカラーフィルタ基板では、まず、上部透明ガ
ラス基板１の表示領域にカラーフィルタ２を形成するの
と同時に、ダミーのカラーフィルタ３を形成する。カラ
ーフィルタ２．３の膜厚は同じである。ダミーのカラー
フィルタ３は、液晶表示素子の組立後、切断する切断線
８の外側に形成する。これにより、液晶表示素子完成後
は、ダミーのカラーフィルタ３は、表示、外観に何ら影
皆を与えない。このようなカラーフィルタ基板に通常の
工程で処理を行い、スペーサ７を分散して対向基板４と
組み合せ、圧力をかけてシール材６を硬化させる。この
状態で副基板ｌと４の間隔は均一となる。その後、副基
板ｌ、４を切断線８で切断して液晶を封入することによ
り、副基板ｌと４との間隔が均一な液晶表示素子を得る
ことができた。スペーサ７は、単一径のものを使用した
。

このように本実施例では、表示領域とその周辺部で副基
板１と４との間隔が同じになるので、表示画面の周辺部
でのバックライトの光漏れによる表示むらを大略に改善
することができ、表示品質を均一にすることができる。

第１図（ｃ）は、本実施例の液晶表示素子の光学軸の構
成の一例を示す図である。

１３は上部偏光板の吸収軸（０°）、１４は第１の位相
差板１０の光軸、１５は第２の位相差板１１の光軸、１
６は下部偏光板１１の吸収軸、１７は下部配向膜（図示
せず。下部透明ガラス基板４の最上層）の配向軸、１８
は上部配向膜（図示せず。上部透明ガラス基板ｌの最上
層）の配向軸である。

以上本発明を前記実施例に基づいて具体的に説明したか
、本発明は前記実施例に限定されるものではなく、その
要旨を逸脱しない範囲において種々変更可能であること
は勿論である。

［発明の効果］ 以上説明したように本発明のカラーフィルタ基板では、
表示領域のカラーフィルタの周囲の同一基板上に同じ厚
さのダミーのカラーフィルタを形成することにより、表
示領域とその周辺部で液晶表示素子の両基板の間隔が同
じになるので、表示画面の周辺部でのバックライトの光
漏れによる表示むらが大幅に改善され、均一で高画質な
カラー液晶表示素子を提供することができる。

４．１ＪｔＩノｌ’ＩＪルな６？　Ｉ！Ｉｊ第１図（ａ
　）は、本発明の一実施例のカラーフィルタ基板の平面
図、第１図（ｂ　）は、第１し１（ｎ）のカラーフィル
タ基板を使用した液晶表示素子の一部分解断面図、第１
図（ｃ）は、本実施例の液晶表示素子の光学軸の構成の
一例を示す図、第２図（ａ）は、従来のカラーフィルタ
基板の平面図、第２図（ｂ）は、第２図（ａ）のカラー
フィルタ基板を使用した液晶表示素子の断面図である。

１・・・上部透明ガラス基板 ２・・・カラーフィルタ ３・・・ダミーのカラーフィルタ ４・・・下部透明ガラス基板 ５・・・液晶材 ６・・・シール材 ７・・・スペーサ ８・・・切断線 ９・・・上部偏光板 Ｏ・・・第１の位相差板 ・・・第２の位相差板 ２・・・下部偏光板 □−／ 第 閃

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １、透明基板上にカラーフィルタが形成され、かつディ
   スプレイ装置に用いられるカラーフィルタ基板において
   、上記ディスプレイ装置の表示領域に形成したカラーフ
   ィルタと同一透明基板上で、該カラーフィルタと分離し
   てかつその周囲に、該カラーフィルタとほぼ同一の厚さ
   のカラーフィルタを形成したことを特徴とするカラーフ
   ィルタ基板。 ２、請求項１記載のカラーフィルタ基板を用いたことを
   特徴とする液晶表示素子。