JPH04209115A - 人員輸送用ベルトおよびその製造方法 - Google Patents
人員輸送用ベルトおよびその製造方法Info
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- JPH04209115A JPH04209115A JP33884190A JP33884190A JPH04209115A JP H04209115 A JPH04209115 A JP H04209115A JP 33884190 A JP33884190 A JP 33884190A JP 33884190 A JP33884190 A JP 33884190A JP H04209115 A JPH04209115 A JP H04209115A
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- Japan
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- twisted steel
- steel wire
- belt
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- rubber
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
この発明は、動く歩道などに使用される人員輸送用コン
ベヤに供されるベルトに関し、詳しくは、乗り心地が良
く、且つ機械を設置するための床下のスペースをコンパ
クトにすることができるベルトタイプの動く歩道を得る
ための人員輸送用ベルトに関するものである。
ベヤに供されるベルトに関し、詳しくは、乗り心地が良
く、且つ機械を設置するための床下のスペースをコンパ
クトにすることができるベルトタイプの動く歩道を得る
ための人員輸送用ベルトに関するものである。
近年、駅・バスターミナルなどの交通結節点、大規模空
港、旅客ターミナルビル、ショッピングセンター、遊園
地、動物公園など、人の集まる場所には、歩行補助施設
として、エスカレータとともに動(歩道が設置される傾
向にある。動く歩道には、踏面の材質の違いによって、
金属製のパレットタイプとゴム製のベルトタイプとがあ
る。ベルトタイプの動く歩道に用いられるベルトとじて
は、従来から種々のものが出現している。現在では、第
6図に示すように、長手方向に縦溝が形成された縦溝付
カバーゴムlと下カバーゴム2との間の中央ゴム層3に
ベルトの長手方向−に沿って張力負担用の帆布4を積層
し、その帆布層の上下にわたってベルトの長手方向と直
交する方向(幅方向)に撚鋼線5.6所定ピツチで配列
した撚鋼線層を挿入したものが乗り心地の観点から主流
になっている(以下、「従来技術1」という)。
港、旅客ターミナルビル、ショッピングセンター、遊園
地、動物公園など、人の集まる場所には、歩行補助施設
として、エスカレータとともに動(歩道が設置される傾
向にある。動く歩道には、踏面の材質の違いによって、
金属製のパレットタイプとゴム製のベルトタイプとがあ
る。ベルトタイプの動く歩道に用いられるベルトとじて
は、従来から種々のものが出現している。現在では、第
6図に示すように、長手方向に縦溝が形成された縦溝付
カバーゴムlと下カバーゴム2との間の中央ゴム層3に
ベルトの長手方向−に沿って張力負担用の帆布4を積層
し、その帆布層の上下にわたってベルトの長手方向と直
交する方向(幅方向)に撚鋼線5.6所定ピツチで配列
した撚鋼線層を挿入したものが乗り心地の観点から主流
になっている(以下、「従来技術1」という)。
この従来技術1に開示するベルトは、上層、下層に、輻
方向に狭いピッチで挿入された撚鋼線5.6により横剛
性をもつものであり、ベルト中央部に荷重をうけても撓
まない構造となっている。
方向に狭いピッチで挿入された撚鋼線5.6により横剛
性をもつものであり、ベルト中央部に荷重をうけても撓
まない構造となっている。
従って、第7図に示すように、ベルト両側端部を西−ラ
11で支持すればよく、中間部は無支持でよい。このた
めベルト全幅にわたって支持するベルトに比し、乗り心
地が大きく改善された。
11で支持すればよく、中間部は無支持でよい。このた
めベルト全幅にわたって支持するベルトに比し、乗り心
地が大きく改善された。
しかしながら、従来技術1においては張力を負担する芯
体が帆布であることから、この伸び率が1.5〜2%と
大きい。長手方向の伸びが大きいことは、ベルト緊張装
置を大きくせねばならず、そのため装置を収容するため
の床下部分の長さも長(なり、建築設計に種々の制約を
生じせしめる結果となっていた。
体が帆布であることから、この伸び率が1.5〜2%と
大きい。長手方向の伸びが大きいことは、ベルト緊張装
置を大きくせねばならず、そのため装置を収容するため
の床下部分の長さも長(なり、建築設計に種々の制約を
生じせしめる結果となっていた。
前述した伸びの問題を解決するために、発明者は人員輸
送用ベルトを開発し、既に実公昭50−23996号公
報に開示がなされている (以下、「従来技術2」とい
う)。第8図は従来技術2に開示された人員輸送用ベル
トを示す一部切欠き斜視図で、ベルト内に、縦溝付カバ
ーゴム1と下カバーゴム2との間に上下2層に幅方向に
全長にわたり所定のピッチで撚鋼線5.6が配列され埋
設されている。そして、幅方向に埋設された線径1〜1
.2n+mφの撚鋼線5と6との間の中間層としての中
央ゴム層3に帆布の代わりに芯体として、撚鋼線5.6
よりやや太め(線径4.15mmφ)の撚鋼線7がピッ
チ(「ピッチ」とは、配列された隣合わせる撚鋼線の中
心間の距離をいう)9.4mmで撚鋼線5の下層に長手
方向に埋設されている。
送用ベルトを開発し、既に実公昭50−23996号公
報に開示がなされている (以下、「従来技術2」とい
う)。第8図は従来技術2に開示された人員輸送用ベル
トを示す一部切欠き斜視図で、ベルト内に、縦溝付カバ
ーゴム1と下カバーゴム2との間に上下2層に幅方向に
全長にわたり所定のピッチで撚鋼線5.6が配列され埋
設されている。そして、幅方向に埋設された線径1〜1
.2n+mφの撚鋼線5と6との間の中間層としての中
央ゴム層3に帆布の代わりに芯体として、撚鋼線5.6
よりやや太め(線径4.15mmφ)の撚鋼線7がピッ
チ(「ピッチ」とは、配列された隣合わせる撚鋼線の中
心間の距離をいう)9.4mmで撚鋼線5の下層に長手
方向に埋設されている。
スチールコードベルトは、高張力のコンベアに使用され
ることが多く、一番張力の小さいものは、線径2.3m
mφの撚鋼線(破断力563Kg)をピッチto、am
mであるが、これを1100mm幅のベルトに95本挿
入した場合のベルトの破断強度は563Kg /本×9
5本= 53.485Kgである。強度的に1クラス上
のベルトで、線径2.5mmφの撚鋼線を10.3+n
mピッチで、100本配列した場合の、ベルトの破断強
度は64、 aooKgである。これは、強度的に水平
機長150mの動く歩道にまで応用することが出来、こ
の場合のベルトの伸び率は約0.3%であり、帆布の場
合の1.5〜2%と比べて伸び率はかなり小さくなる。
ることが多く、一番張力の小さいものは、線径2.3m
mφの撚鋼線(破断力563Kg)をピッチto、am
mであるが、これを1100mm幅のベルトに95本挿
入した場合のベルトの破断強度は563Kg /本×9
5本= 53.485Kgである。強度的に1クラス上
のベルトで、線径2.5mmφの撚鋼線を10.3+n
mピッチで、100本配列した場合の、ベルトの破断強
度は64、 aooKgである。これは、強度的に水平
機長150mの動く歩道にまで応用することが出来、こ
の場合のベルトの伸び率は約0.3%であり、帆布の場
合の1.5〜2%と比べて伸び率はかなり小さくなる。
即ち、水平機長150mの動(歩道の場合、ベルト伸び
代が2250mnr (1,5%)から450mm (
0,3%)に減少し、緊張装置の長さを大幅に短くでき
、且つ伸びが短いことから張力調整の回数も減少するな
ど、大きな効果をもたらす。
代が2250mnr (1,5%)から450mm (
0,3%)に減少し、緊張装置の長さを大幅に短くでき
、且つ伸びが短いことから張力調整の回数も減少するな
ど、大きな効果をもたらす。
前述したように、従来技術2に開示された人員輸送用ベ
ルトは、従来の問題を大きく改善したが、まだ、次のよ
うな課題を有している。
ルトは、従来の問題を大きく改善したが、まだ、次のよ
うな課題を有している。
(1)製造コストが高い。
第6図に示した、芯体が帆布の従来技術1のベルトの場
合は、第5図に示すような小規模の装置で構成された製
造ラインによって製造することが可能であり、比較的少
量のベルトの生産に適するが、第8図に示した、芯体が
撚鋼線の従来技術2のベルトの場合は、第9図に示すよ
うな大規模の装置で構成された製造ラインでなければ製
造することが出来ないのが通常であり、このような製造
設備では1品種1000m以上の生産が普通で、動く歩
道ベルトのように200〜300m程度の長さのベルト
の生産ではコスト的に非常に高いものとなる(2)製造
に困難性が伴う。
合は、第5図に示すような小規模の装置で構成された製
造ラインによって製造することが可能であり、比較的少
量のベルトの生産に適するが、第8図に示した、芯体が
撚鋼線の従来技術2のベルトの場合は、第9図に示すよ
うな大規模の装置で構成された製造ラインでなければ製
造することが出来ないのが通常であり、このような製造
設備では1品種1000m以上の生産が普通で、動く歩
道ベルトのように200〜300m程度の長さのベルト
の生産ではコスト的に非常に高いものとなる(2)製造
に困難性が伴う。
第9図の撚鋼線(スチールコード)ベルト製造 。
ラインでは、先ず必要本数の撚鋼線を並べたクリールス
タンド91から引き出し、これを1列に並べてブリテン
ショナー92で撚鋼線97に予め張力を与えて曲がり、
(せ等を矯正し、さらにヘビーテンショナー93で撚鋼
線97を真直にした後、成形プレス部94で、芯体をゴ
ムでサンドウィッチにし、この上下に幅方向の撚鋼線を
挿入し、さらに、この外側に上カバーゴム(縦溝形成前
)、下カバーゴムを入れた後、成形プレスで成形し、こ
れを加硫プレス95で加硫し、製品巻取りのための巻取
機96に巻いて出荷となる。
タンド91から引き出し、これを1列に並べてブリテン
ショナー92で撚鋼線97に予め張力を与えて曲がり、
(せ等を矯正し、さらにヘビーテンショナー93で撚鋼
線97を真直にした後、成形プレス部94で、芯体をゴ
ムでサンドウィッチにし、この上下に幅方向の撚鋼線を
挿入し、さらに、この外側に上カバーゴム(縦溝形成前
)、下カバーゴムを入れた後、成形プレスで成形し、こ
れを加硫プレス95で加硫し、製品巻取りのための巻取
機96に巻いて出荷となる。
この加硫時において、動く歩道用ベルトの製造では、表
面(上カバーゴム)に縦溝を付けるために特殊金型を使
用するため、長手方向の撚鋼線が、プレスした際、撚鋼
線のピッチが狂ってしまうことがしばしばある。ピッチ
の狂ったベルトは、撚鋼線(スチールベルト)が均一の
張力負担を出来なくなるので、不良品となる。
面(上カバーゴム)に縦溝を付けるために特殊金型を使
用するため、長手方向の撚鋼線が、プレスした際、撚鋼
線のピッチが狂ってしまうことがしばしばある。ピッチ
の狂ったベルトは、撚鋼線(スチールベルト)が均一の
張力負担を出来なくなるので、不良品となる。
(3)動く歩道の乗り口、降り口部の機械室の深さを浅
く出来ない。
く出来ない。
前述したように、芯体を撚鋼線でスチールコード化した
ベルトにおいては、線径2.5mmφの撚鋼線を10−
3mmピッチで100本配設しているが、この駆動プー
リ (ヘッドプーリ)の直径はブーり部における撚鋼線
によって受けるゴムの面圧および撚鋼線が屈曲する際の
屈曲応力(芯体内部に発生する内部応力)によって決め
られる。
ベルトにおいては、線径2.5mmφの撚鋼線を10−
3mmピッチで100本配設しているが、この駆動プー
リ (ヘッドプーリ)の直径はブーり部における撚鋼線
によって受けるゴムの面圧および撚鋼線が屈曲する際の
屈曲応力(芯体内部に発生する内部応力)によって決め
られる。
すなわち、一般的に下記の条件を満足することが必要で
ある。
ある。
■ 面圧:Pf≦12’K g / c m ’■ 撚
鋼線(スチールコード)線径dとプーリ径りとの関係:
D/d≧100 ■ 撚鋼線(スチールコード)素線径δとプーリ径りと
の関係−D/δ≧1000 ■ カバーゴムの伸長率:ε≦0.07゜また、緊張プ
ーリ (テークアツプ)の直径は駆動ブーりの約80%
、スナブブーりの直径は駆動ブーりの約70%と決めら
れる。
鋼線(スチールコード)線径dとプーリ径りとの関係:
D/d≧100 ■ 撚鋼線(スチールコード)素線径δとプーリ径りと
の関係−D/δ≧1000 ■ カバーゴムの伸長率:ε≦0.07゜また、緊張プ
ーリ (テークアツプ)の直径は駆動ブーりの約80%
、スナブブーりの直径は駆動ブーりの約70%と決めら
れる。
従来技術2に示すベルトの場合、駆動プーリの直径:
600mmφとなり、この数値から、緊張プーリの直径
: 500mmφ、スナブブーりの直径・400mmφ
となる。
600mmφとなり、この数値から、緊張プーリの直径
: 500mmφ、スナブブーりの直径・400mmφ
となる。
第10図は、従来の動く歩道を示す縦断面図で、ベルト
81は、駆動プーリ82、スナブブーリ85、緊張プー
リ87、テールスナブブーリ86によって位置が決めら
れており、ベルトの走行は、電動機・減速機83により
駆動チェーン84を介し駆動プーリ82が回転すること
により行われる。88はベルトに滑りが発生しないよう
必要な張力を与えるための緊張装置である。89は移動
手摺を含む欄干である。
81は、駆動プーリ82、スナブブーリ85、緊張プー
リ87、テールスナブブーリ86によって位置が決めら
れており、ベルトの走行は、電動機・減速機83により
駆動チェーン84を介し駆動プーリ82が回転すること
により行われる。88はベルトに滑りが発生しないよう
必要な張力を与えるための緊張装置である。89は移動
手摺を含む欄干である。
第10図に示すように、動く歩道の中間部は、床下の深
さを400〜450mと浅くできるが、前後の乗り口、
降り口部の機械室90の深さはブーり径600mmφの
関係から1000〜1100mの深さにすることが必要
である。このために、動く歩道をペデストリアンデッキ
や、建物の2階に設置する場合、階下の天井と2階の床
面の高さとを大きくせねばならず、建築設計上不利な条
件を与える結果となっている。
さを400〜450mと浅くできるが、前後の乗り口、
降り口部の機械室90の深さはブーり径600mmφの
関係から1000〜1100mの深さにすることが必要
である。このために、動く歩道をペデストリアンデッキ
や、建物の2階に設置する場合、階下の天井と2階の床
面の高さとを大きくせねばならず、建築設計上不利な条
件を与える結果となっている。
従って、この発明は、第゛4図に示す新しいベルトを採
用した動(歩道の縦断面図のように、動(歩道の乗り口
、降り口の機械室をコンパクト化し、特に床下の深さを
中間部の深さと同じ、すなわち、400+nn+〜50
0mm程度と浅くして建築物に採用されやすいものとし
、且つベルトの製造コストの低廉化をはかり、品質の向
上をはかることを目的とする。
用した動(歩道の縦断面図のように、動(歩道の乗り口
、降り口の機械室をコンパクト化し、特に床下の深さを
中間部の深さと同じ、すなわち、400+nn+〜50
0mm程度と浅くして建築物に採用されやすいものとし
、且つベルトの製造コストの低廉化をはかり、品質の向
上をはかることを目的とする。
上記目的を達成するために、この発明のベルトにおいて
は、長手方向に縦溝が形成された縦溝付カバーゴムと、
下カバーゴムと、前記縦溝付カバーゴムと下カバーゴム
との間に形成された、ゴム層および前記ゴム層内に埋設
された撚鋼線層とからなり、前記撚鋼線層は、前記縦溝
付カバーゴムの下側に幅方向に全長にわたり所定のピッ
チで配列された第1幅方向撚鋼線層と、前記第1幅方向
撚鋼線層の下側に長手方向に全長にわたり所定のピッチ
で配列された長手方向撚鋼線層と、前記長手方向撚鋼線
層の下側にゴム中間層を挟んで、幅方向に全長にわたり
所定のピッチで配列された第2幅方向撚鋼線層とからな
る人員輸送用ベルトにおいて、前記長手方向撚鋼線層を
構成する撚鋼線の線径を0.9〜1.4mmとし、且つ
、前記撚鋼線の配列ピッチを2〜5+nmとすることに
特徴を有するまた、この発明の製造方法においては、帯
状のゴムシート内に線径0.9〜1.4mmの撚鋼線を
長手方向の全長にわたり2〜5mmピッチに配して埋設
することにより芯体を成形し、次いで、前記−芯体の上
側に、ゴム中間層と、撚鋼線を幅方向に全長にわたり所
定ピッチに配して埋設してなる第2幅方向撚鋼線層と、
下カバーゴムとを順次積層し、次いで、金型で成形して
巻取機に巻取り、次いで、これ迄の裏側が表側になるよ
うに巻戻し、前記芯体の上側に、撚鋼線を前記第2撚鋼
線層と同様に幅方向に全長にわたり所定ピッチに配して
埋設してなる第1幅方向撚鋼線層と、上カバーゴムとを
順次積層し、次いで、金型で成形し、次いで、加硫プレ
スを施すことに特徴を有するものである〔作用〕 長手方向撚鋼線層を構成する撚鋼線のピッチを2〜5m
mとし、且つ前記撚鋼線の線径0.9〜1.4mmとす
ることにより、駆動プーリ等のブーりの直径を小さ(す
ることができ、プーリの直径を小さ(することによりベ
ルトを駆動するための機械室をコンパクト化し、特に床
下の深さを中間部の深さと同じ程度とすることができる
。
は、長手方向に縦溝が形成された縦溝付カバーゴムと、
下カバーゴムと、前記縦溝付カバーゴムと下カバーゴム
との間に形成された、ゴム層および前記ゴム層内に埋設
された撚鋼線層とからなり、前記撚鋼線層は、前記縦溝
付カバーゴムの下側に幅方向に全長にわたり所定のピッ
チで配列された第1幅方向撚鋼線層と、前記第1幅方向
撚鋼線層の下側に長手方向に全長にわたり所定のピッチ
で配列された長手方向撚鋼線層と、前記長手方向撚鋼線
層の下側にゴム中間層を挟んで、幅方向に全長にわたり
所定のピッチで配列された第2幅方向撚鋼線層とからな
る人員輸送用ベルトにおいて、前記長手方向撚鋼線層を
構成する撚鋼線の線径を0.9〜1.4mmとし、且つ
、前記撚鋼線の配列ピッチを2〜5+nmとすることに
特徴を有するまた、この発明の製造方法においては、帯
状のゴムシート内に線径0.9〜1.4mmの撚鋼線を
長手方向の全長にわたり2〜5mmピッチに配して埋設
することにより芯体を成形し、次いで、前記−芯体の上
側に、ゴム中間層と、撚鋼線を幅方向に全長にわたり所
定ピッチに配して埋設してなる第2幅方向撚鋼線層と、
下カバーゴムとを順次積層し、次いで、金型で成形して
巻取機に巻取り、次いで、これ迄の裏側が表側になるよ
うに巻戻し、前記芯体の上側に、撚鋼線を前記第2撚鋼
線層と同様に幅方向に全長にわたり所定ピッチに配して
埋設してなる第1幅方向撚鋼線層と、上カバーゴムとを
順次積層し、次いで、金型で成形し、次いで、加硫プレ
スを施すことに特徴を有するものである〔作用〕 長手方向撚鋼線層を構成する撚鋼線のピッチを2〜5m
mとし、且つ前記撚鋼線の線径0.9〜1.4mmとす
ることにより、駆動プーリ等のブーりの直径を小さ(す
ることができ、プーリの直径を小さ(することによりベ
ルトを駆動するための機械室をコンパクト化し、特に床
下の深さを中間部の深さと同じ程度とすることができる
。
また、長手方向全長にわたり撚鋼線を薄いゴムでサンド
ウィッチ状にし帯状に成形した長手方向撚鋼線層を芯体
として使用することにより、帆布ベルト製造工程により
製造することができ、製造コストを大幅に減少すること
ができる。
ウィッチ状にし帯状に成形した長手方向撚鋼線層を芯体
として使用することにより、帆布ベルト製造工程により
製造することができ、製造コストを大幅に減少すること
ができる。
次に、この発明を図面を参照しながら説明する。・第1
図、第2図はこの発明の1実施態様を示す一部切欠き斜
視図、第3図は撚鋼線を薄いゴムでサンドウィッチ状に
し帯状に成形したこの発明のベルトの芯体を示す一部切
欠き斜視図、第4図はこの発明のベルトを使用した動く
歩道の断面図、第5図は帆布コンベアベルトの製造工程
を示す図である。図面において、1は縦溝付カバーゴム
、2は下カバーゴム、3は中央ゴム層、5.6.101
は撚・鋼線であり、5は第1幅方向撚鋼線層、6は第2
幅方向撚鋼線層、101は長手方向撚鋼線層を構成する
。また、図示はされていないが、縦溝付カバーゴム1と
第1幅方向撚鋼線層5との間に両者間の違ったゴム材質
の接着性を増すための帆布層を形成してもよい。
図、第2図はこの発明の1実施態様を示す一部切欠き斜
視図、第3図は撚鋼線を薄いゴムでサンドウィッチ状に
し帯状に成形したこの発明のベルトの芯体を示す一部切
欠き斜視図、第4図はこの発明のベルトを使用した動く
歩道の断面図、第5図は帆布コンベアベルトの製造工程
を示す図である。図面において、1は縦溝付カバーゴム
、2は下カバーゴム、3は中央ゴム層、5.6.101
は撚・鋼線であり、5は第1幅方向撚鋼線層、6は第2
幅方向撚鋼線層、101は長手方向撚鋼線層を構成する
。また、図示はされていないが、縦溝付カバーゴム1と
第1幅方向撚鋼線層5との間に両者間の違ったゴム材質
の接着性を増すための帆布層を形成してもよい。
動く歩道の乗り口の機械室の深さを浅(するためには、
関連するプーリ(駆動プーリ、スナブブーリ、テールス
ナブブーリ)の径を小さくすることが必要である。しか
し、前述した条件を満足せねばならない。
関連するプーリ(駆動プーリ、スナブブーリ、テールス
ナブブーリ)の径を小さくすることが必要である。しか
し、前述した条件を満足せねばならない。
面圧Pfは次式によって表される。すなわち、−D
ただし、
Pf二面圧(にg/cm”)
T :ベルトのcm幅に負荷される最大張力(Kg/c
m) D :ブーりの直径(cmφ) d :長手方向撚鋼線層を構成する撚鋼線の線径(cm
) P :長手方向撚鋼線層を構成する撚鋼線のピッチ(c
m) ここで、PfおよびTは決められているので、ブーり直
径りを小さくするためには、Pを小さくdを大きくすれ
ばよいことがわかる。しかしながら、dを大きくするこ
とは屈曲応力を大きくすることになるので好ましくない
。
m) D :ブーりの直径(cmφ) d :長手方向撚鋼線層を構成する撚鋼線の線径(cm
) P :長手方向撚鋼線層を構成する撚鋼線のピッチ(c
m) ここで、PfおよびTは決められているので、ブーり直
径りを小さくするためには、Pを小さくdを大きくすれ
ばよいことがわかる。しかしながら、dを大きくするこ
とは屈曲応力を大きくすることになるので好ましくない
。
この発明では、第1図、第2図に示すように、芯体とし
て、製造コストの低減をはかることを考え、横剛性をも
たせるために、長手方向撚鋼線層を構成する撚鋼線とし
て、上層、下層(第1幅方向撚鋼線層、第2幅方向撚鋼
線層)に挿入している撚鋼線と同一のものを使用する。
て、製造コストの低減をはかることを考え、横剛性をも
たせるために、長手方向撚鋼線層を構成する撚鋼線とし
て、上層、下層(第1幅方向撚鋼線層、第2幅方向撚鋼
線層)に挿入している撚鋼線と同一のものを使用する。
本実施例においては、長手方向撚鋼線層、第1幅方向撚
鋼線層、第2幅方向撚鋼線層を構成する撚鋼線5.6.
101のいずれもが、3本×01175゜(mmφ)+
6本X0.32(mmφ)の撚鋼線で構成されており、
線径は1 mmφ、破断強度は135kgである。この
撚鋼線を2mmピッチで500本(1000mm幅)を
配列するとベルトの破断力(破断強度)は13!5)t
g /本×500本= 67、500Kliiとなり、
従来の線径2.5mmφの撚鋼線をIO,3mmピッチ
で100本配列した場合のベルトの破断強度破断力64
.800kgを上回ることとなる。
鋼線層、第2幅方向撚鋼線層を構成する撚鋼線5.6.
101のいずれもが、3本×01175゜(mmφ)+
6本X0.32(mmφ)の撚鋼線で構成されており、
線径は1 mmφ、破断強度は135kgである。この
撚鋼線を2mmピッチで500本(1000mm幅)を
配列するとベルトの破断力(破断強度)は13!5)t
g /本×500本= 67、500Kliiとなり、
従来の線径2.5mmφの撚鋼線をIO,3mmピッチ
で100本配列した場合のベルトの破断強度破断力64
.800kgを上回ることとなる。
■式において、PfSTを同じ値とし、従来技術2のベ
ルトの仕様で、 P : 1.03cm d : 0.25cm D : 60cmφ。
ルトの仕様で、 P : 1.03cm d : 0.25cm D : 60cmφ。
本発明によるベルトの仕様で、
P・0.2cm
d : 0.1cm
とし、この本発明によるベルトの仕様で駆動ブーり径D
1をもとめると、 27 Xl、03 2 T xo、20.25x6
0 0.1 xD。
1をもとめると、 27 Xl、03 2 T xo、20.25x6
0 0.1 xD。
、’、 D 、 = 29.1cmφ ・、・・−−
−−−−−−−−−■次に、撚鋼線(スチールコード)
の屈曲応力についてチエツクする。
−−−−−−−−−■次に、撚鋼線(スチールコード)
の屈曲応力についてチエツクする。
dO91
従って、D1≧10cmφ−・−一−−−・−−−−一
■6 0、032 従って、D、≧32cmφ−−−−−−−−・−一一−
−−−−−−−■上記■、■、■式から、駆動プーリの
直径は■の条件が一番厳しく 、32cmφ= 320
mmφとする。
■6 0、032 従って、D、≧32cmφ−−−−−−−−・−一一−
−−−−−−−■上記■、■、■式から、駆動プーリの
直径は■の条件が一番厳しく 、32cmφ= 320
mmφとする。
さらに、ベルト上刃バーゴムの伸長率εについてチエツ
クする。
クする。
ε=□≦0.07−−−・・聞−−−一−−−−■γ+
tま ただし、 tl:ベルト芯体から上カバーゴムまでの厚さ(cm) t、:ベルト芯体から下カバーゴムまでの厚さ(cm) γ:駆動ブーりの半径(am) ここで、 t 、 = −1,2CIll i、= 1.4cm γ=16cmとすると、 1.2 16+1.4 で0式を満足する。
tま ただし、 tl:ベルト芯体から上カバーゴムまでの厚さ(cm) t、:ベルト芯体から下カバーゴムまでの厚さ(cm) γ:駆動ブーりの半径(am) ここで、 t 、 = −1,2CIll i、= 1.4cm γ=16cmとすると、 1.2 16+1.4 で0式を満足する。
駆動ブーりの直径り、から緊張プーリ、スナブブーりの
直径を求める。
直径を求める。
駆動ブーりの直径 : 320mmφ
緊張ブーりの直径 : 320 x O,8=256m
mφスナブブーりの直径: 320 X 0.7 =2
24+nmφ。
mφスナブブーりの直径: 320 X 0.7 =2
24+nmφ。
以上の如くベルトに横剛性を持たせるために上層、下層
(第1幅方向撚鋼線層、第2幅方向撚鋼線層)に挿入す
るものと同一の撚鋼線(線径0.9〜1.4mm)を使
用することによって、ブーりの小径化が可能となり、動
く歩道の前後の床下機械室の深さを第4図に示すように
中間部の床下深さの400+nm〜500+nmと同じ
とすることができる。第4図において、斜線部分は本発
明のベルトを採用することによって不要となるスペース
である。第1図、第2図において、撚鋼線5.6.10
1は同一のものである。
(第1幅方向撚鋼線層、第2幅方向撚鋼線層)に挿入す
るものと同一の撚鋼線(線径0.9〜1.4mm)を使
用することによって、ブーりの小径化が可能となり、動
く歩道の前後の床下機械室の深さを第4図に示すように
中間部の床下深さの400+nm〜500+nmと同じ
とすることができる。第4図において、斜線部分は本発
明のベルトを採用することによって不要となるスペース
である。第1図、第2図において、撚鋼線5.6.10
1は同一のものである。
以上詳述したように、長手方向撚鋼線層を構成する撚鋼
線の線径は0.9〜1.4mm、配列のピッチは2〜5
mmとする。撚鋼線の線径が1.4mmを超えると撚鋼
線の屈曲応力を大きくすることになるので好ましくない
。一方0.9 mm未満では強度不足となる。また、撚
鋼線のピッチが5mmを超えると駆動ブーり径が太き(
なり、この発明の目的に惇るものとなる。一方、2mm
未満では各撚鋼線が接近しすぎ、製造上およびエンドレ
ス加工上不利となり好ましくない。
線の線径は0.9〜1.4mm、配列のピッチは2〜5
mmとする。撚鋼線の線径が1.4mmを超えると撚鋼
線の屈曲応力を大きくすることになるので好ましくない
。一方0.9 mm未満では強度不足となる。また、撚
鋼線のピッチが5mmを超えると駆動ブーり径が太き(
なり、この発明の目的に惇るものとなる。一方、2mm
未満では各撚鋼線が接近しすぎ、製造上およびエンドレ
ス加工上不利となり好ましくない。
次に製造工程について述べる。
長手方向撚鋼線層は、線径0.9〜1.4mmの撚鋼線
を2〜5mmピッチで約500本(撚鋼線の線径、ピッ
チに応じてその本数は変動する)配列して構成されるが
、このように細い撚鋼線であることから、第9図に示す
撚鋼線(スチールコード)ベルト製造ラインでの生産は
従来のものより難かしいものとなる。
を2〜5mmピッチで約500本(撚鋼線の線径、ピッ
チに応じてその本数は変動する)配列して構成されるが
、このように細い撚鋼線であることから、第9図に示す
撚鋼線(スチールコード)ベルト製造ラインでの生産は
従来のものより難かしいものとなる。
従って、本発明のベルトは従来技術1の製造にも使用さ
れる帆布ベルト製造ラインにより下記の工程で製造され
る。すなわち、先ず、撚鋼線101を、本発明範囲内の
ピッチで所定本数配列したものを第3図の如く上下に薄
いゴムシート121で帯状に成形した芯体120を、帆
布と同じく巻取機で巻取る。このような芯体120を使
用することにより少量生産にも適する帆布ベルト製造ラ
インでの製造が可能になる。
れる帆布ベルト製造ラインにより下記の工程で製造され
る。すなわち、先ず、撚鋼線101を、本発明範囲内の
ピッチで所定本数配列したものを第3図の如く上下に薄
いゴムシート121で帯状に成形した芯体120を、帆
布と同じく巻取機で巻取る。このような芯体120を使
用することにより少量生産にも適する帆布ベルト製造ラ
インでの製造が可能になる。
第5図の帆布ベルト製造ラインにセットされた帝王の芯
体120は、巻取機51から巻き戻され成形プレス部5
2で、上側にクツションゴム、その上に横剛性をもたせ
るための撚鋼線6さらに、その上に下カバーゴム2を入
れて成形した後、巻取機53に巻取り、次いで、これを
巻取機51の位置に、これ迄の裏側が表側になるように
セットし、成形プレス部52で、芯体120の上に、横
剛性をもたせるための撚鋼線5、さらにそのうえに上カ
バーゴム1を入れて成形し、これを巻取機53に巻取り
、これを加硫ライン(加硫プレス)54に入れて、上カ
バーゴム表面に縦溝をつけた後、加硫し、クーラー55
で冷却の後、製品として巻取機56に巻き取って出荷す
る。
体120は、巻取機51から巻き戻され成形プレス部5
2で、上側にクツションゴム、その上に横剛性をもたせ
るための撚鋼線6さらに、その上に下カバーゴム2を入
れて成形した後、巻取機53に巻取り、次いで、これを
巻取機51の位置に、これ迄の裏側が表側になるように
セットし、成形プレス部52で、芯体120の上に、横
剛性をもたせるための撚鋼線5、さらにそのうえに上カ
バーゴム1を入れて成形し、これを巻取機53に巻取り
、これを加硫ライン(加硫プレス)54に入れて、上カ
バーゴム表面に縦溝をつけた後、加硫し、クーラー55
で冷却の後、製品として巻取機56に巻き取って出荷す
る。
以上説明したように、この発明によれば、従来の人員輸
送用ベルトで課題となっていた3項目を解決し、下記の
有用な効果を奏する。
送用ベルトで課題となっていた3項目を解決し、下記の
有用な効果を奏する。
■ 長手方向の芯体となる撚鋼線(スチールコード)を
線径0,9〜1.4 mmφに、ピッチを2〜5 mm
とすることにより、ブーり径を小さくすることができ、
その結果動(歩道の乗り口、降り口の機械室の深さを従
来よりも浅くすることができる。
線径0,9〜1.4 mmφに、ピッチを2〜5 mm
とすることにより、ブーり径を小さくすることができ、
その結果動(歩道の乗り口、降り口の機械室の深さを従
来よりも浅くすることができる。
■ 長手方向の撚鋼線(スチールコード)所定本数を両
側に薄いゴムシートをあてて、帯状に成形したものを芯
体とすることにより、帆布コンベアベルト製造ラインで
製造可能であり、小量の注文にも応じることができ、コ
ストを低減することができる。
側に薄いゴムシートをあてて、帯状に成形したものを芯
体とすることにより、帆布コンベアベルト製造ラインで
製造可能であり、小量の注文にも応じることができ、コ
ストを低減することができる。
■ 上記芯体を使用することで、ベルト加硫時に発生し
た撚鋼線のピッチの狂いを解消することができる。
た撚鋼線のピッチの狂いを解消することができる。
第1図、第2図はこの発明の1実施態様を示す一部切欠
き斜視図、第3図は撚鋼線を薄いゴムでサンドウィッチ
状にし帯状に成形したこの発明のベルトの芯体を示す一
部切欠き斜視図、第4図はこの発明のベルトを使用した
動く歩道の断面図、第5図は帆布コンベアベルトの製造
工程を示す図、第6図は従来技術1のベルトの1例を示
す一部切欠き斜視図、第7図は横剛性を持つベルトの支
持方法を示す一部切欠き斜視図、第8図は従来技術2の
ベルトの1例を示す一部切欠き斜視図、第9図は撚鋼線
(スチールコード)ベルトの製造工程を示す図、第10
図は従来の動く歩道を示す縦断面図である。図面におい
て、 1 縦溝付カバーゴム 2 下カバーゴム3 中央ゴム
層 4 帆布 5.6.7.101 撚鋼線 11 ローラ 51 巻取機52 成
形プレス部 53 巻取機54 加硫ブレス
55 クーラー56 巻取機 8
1 ベルト82 駆動プーリ83 電動機・減速
機84 駆動チェーン 85 スナブブーリ8
6 テールスナブブーリ 87−緊張プーリ 88 緊張装置89 欄
干 90 機械室91 クリールスタ
ンド 92 ブリテンショナー93 ヘビーテンシ
ョナー 94−成形プレス部 95 加硫プレス96−製
品巻取り機 97−撚鋼線(スチールコード) 120 芯体 121 ゴム。 出願人 日本鋼管株式会社 。
き斜視図、第3図は撚鋼線を薄いゴムでサンドウィッチ
状にし帯状に成形したこの発明のベルトの芯体を示す一
部切欠き斜視図、第4図はこの発明のベルトを使用した
動く歩道の断面図、第5図は帆布コンベアベルトの製造
工程を示す図、第6図は従来技術1のベルトの1例を示
す一部切欠き斜視図、第7図は横剛性を持つベルトの支
持方法を示す一部切欠き斜視図、第8図は従来技術2の
ベルトの1例を示す一部切欠き斜視図、第9図は撚鋼線
(スチールコード)ベルトの製造工程を示す図、第10
図は従来の動く歩道を示す縦断面図である。図面におい
て、 1 縦溝付カバーゴム 2 下カバーゴム3 中央ゴム
層 4 帆布 5.6.7.101 撚鋼線 11 ローラ 51 巻取機52 成
形プレス部 53 巻取機54 加硫ブレス
55 クーラー56 巻取機 8
1 ベルト82 駆動プーリ83 電動機・減速
機84 駆動チェーン 85 スナブブーリ8
6 テールスナブブーリ 87−緊張プーリ 88 緊張装置89 欄
干 90 機械室91 クリールスタ
ンド 92 ブリテンショナー93 ヘビーテンシ
ョナー 94−成形プレス部 95 加硫プレス96−製
品巻取り機 97−撚鋼線(スチールコード) 120 芯体 121 ゴム。 出願人 日本鋼管株式会社 。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 長手方向に縦溝が形成された縦溝付カバーゴムと、
下カバーゴムと、前記縦溝付カバーゴムと下カバーゴム
との間に形成された、ゴム層および前記ゴム層内に埋設
された撚鋼線層とからなり、前記撚鋼線層は、前記縦溝
付カバーゴムの下側に幅方向に全長にわたり所定のピッ
チで配列された第1幅方向撚鋼線層と、前記第1幅方向
撚鋼線層の下側に長手方向に全長にわたり所定のピッチ
で配列された長手方向撚鋼線層と、前記長手方向撚鋼線
層の下側にゴム中間層を挟んで、幅方向に全長にわたり
所定のピッチで配列された第2幅方向撚鋼線層とからな
る人員輸送用ベルトにおいて、前記長手方向撚鋼線層を
構成する撚鋼線の線径を0.9〜1.4mmとし、且つ
、前記撚鋼線の配列ピッチを2〜5mmとすることを特
徴とする人員輸送用ベルト。 2 前記縦溝付カバーゴムと前記第1幅方向撚鋼線層と
の間に全長にわたり帆布層を形成してなる請求項1記載
の人員輸送用ベルト。 3 帯状のゴムシート内に線径0.9〜1.4mmの撚
鋼線を長手方向の全長にわたり2〜5mmピッチに配し
て埋設することにより芯体を成形し、次いで、前記芯体
の上側に、ゴム中間層と、撚鋼線を幅方向に全長にわた
り所定ピッチに配して埋設してなる第2幅方向撚鋼線層
と、下カバーゴムとを順次積層し、次いで、金型で成形
して巻取機に巻取り、次いで、これ迄の裏側が表側にな
るように巻戻し、前記芯体の上側に、撚鋼線を前記第2
撚鋼線層と同様に幅方向に全長にわたり所定ピッチに配
して埋設してなる第1幅方向撚鋼線層と、上カバーゴム
とを順次積層し、次いで、金型で成形し、次いで、加硫
プレスを施すことを特徴とする人員輸送用ベルトの製造
方法。 4 前記縦溝付カバーゴムと前記第1幅方向撚鋼線層と
の間に帆布を積層する請求項3記載の人員輸送用ベルト
の製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP33884190A JPH04209115A (ja) | 1990-11-30 | 1990-11-30 | 人員輸送用ベルトおよびその製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP33884190A JPH04209115A (ja) | 1990-11-30 | 1990-11-30 | 人員輸送用ベルトおよびその製造方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04209115A true JPH04209115A (ja) | 1992-07-30 |
Family
ID=18321930
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP33884190A Pending JPH04209115A (ja) | 1990-11-30 | 1990-11-30 | 人員輸送用ベルトおよびその製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH04209115A (ja) |
Cited By (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5779028A (en) * | 1994-03-07 | 1998-07-14 | Dunlop-Enerka B.V. | Belt having transverse rigidity |
KR100983669B1 (ko) * | 2008-06-02 | 2010-09-24 | 주식회사 포스코 | 이송물 분리장치 |
CN105270815A (zh) * | 2015-11-06 | 2016-01-27 | 常勇 | 刺丝钢丝绳骨架布主体材料 |
CN106005879A (zh) * | 2016-05-31 | 2016-10-12 | 张慧 | 一种输送胶带 |
WO2016194570A1 (ja) * | 2015-06-03 | 2016-12-08 | 横浜ゴム株式会社 | ゴム製品用補強層 |
WO2016194569A1 (ja) * | 2015-06-03 | 2016-12-08 | 横浜ゴム株式会社 | コンベヤベルト |
CN107672385A (zh) * | 2016-08-01 | 2018-02-09 | 住友橡胶工业株式会社 | 帘线‑橡胶复合物和充气轮胎 |
WO2019131612A1 (ja) * | 2017-12-27 | 2019-07-04 | ニッタ株式会社 | 搬送ベルト |
-
1990
- 1990-11-30 JP JP33884190A patent/JPH04209115A/ja active Pending
Cited By (23)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5779028A (en) * | 1994-03-07 | 1998-07-14 | Dunlop-Enerka B.V. | Belt having transverse rigidity |
JP2798505B2 (ja) * | 1994-03-07 | 1998-09-17 | ダンロツプ−エネルカ・ベー・ブイ | 横方向の剛性を有するベルト |
KR100983669B1 (ko) * | 2008-06-02 | 2010-09-24 | 주식회사 포스코 | 이송물 분리장치 |
CN107614399A (zh) * | 2015-06-03 | 2018-01-19 | 横滨橡胶株式会社 | 传送带 |
RU2678945C1 (ru) * | 2015-06-03 | 2019-02-04 | Дзе Йокогама Раббер Ко., Лтд. | Транспортерная лента |
WO2016194570A1 (ja) * | 2015-06-03 | 2016-12-08 | 横浜ゴム株式会社 | ゴム製品用補強層 |
WO2016194569A1 (ja) * | 2015-06-03 | 2016-12-08 | 横浜ゴム株式会社 | コンベヤベルト |
JP2016222441A (ja) * | 2015-06-03 | 2016-12-28 | 横浜ゴム株式会社 | コンベヤベルト |
JP2016223041A (ja) * | 2015-06-03 | 2016-12-28 | 横浜ゴム株式会社 | ゴム製品用補強層 |
US10442624B2 (en) | 2015-06-03 | 2019-10-15 | The Yokohama Rubber Co., Ltd. | Reinforcing layer for rubber product |
AU2016269893B2 (en) * | 2015-06-03 | 2019-06-27 | The Yokohama Rubber Co., Ltd. | Reinforcing layer for rubber product |
CN107614224A (zh) * | 2015-06-03 | 2018-01-19 | 横滨橡胶株式会社 | 橡胶制品用增强层 |
RU2691355C1 (ru) * | 2015-06-03 | 2019-06-11 | Дзе Йокогама Раббер Ко., Лтд. | Армирующий слой для резинового изделия |
US20180305129A1 (en) * | 2015-06-03 | 2018-10-25 | The Yokohama Rubber Co., Ltd. | Reinforcing Layer for Rubber Product |
US10160600B2 (en) | 2015-06-03 | 2018-12-25 | The Yokohama Rubber Co., Ltd. | Conveyor belt |
AU2016269892B2 (en) * | 2015-06-03 | 2019-01-17 | The Yokohama Rubber Co., Ltd. | Conveyor belt |
CN105270815A (zh) * | 2015-11-06 | 2016-01-27 | 常勇 | 刺丝钢丝绳骨架布主体材料 |
CN105270815B (zh) * | 2015-11-06 | 2017-09-29 | 常勇 | 刺丝钢丝绳骨架布主体材料 |
CN106005879A (zh) * | 2016-05-31 | 2016-10-12 | 张慧 | 一种输送胶带 |
CN107672385A (zh) * | 2016-08-01 | 2018-02-09 | 住友橡胶工业株式会社 | 帘线‑橡胶复合物和充气轮胎 |
WO2019131612A1 (ja) * | 2017-12-27 | 2019-07-04 | ニッタ株式会社 | 搬送ベルト |
JP2019116361A (ja) * | 2017-12-27 | 2019-07-18 | ニッタ株式会社 | 搬送ベルト |
US11034110B2 (en) | 2017-12-27 | 2021-06-15 | Nitta Corporation | Conveyor belt |
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