JPH09151067A - 床置型ベルト式動く歩道 - Google Patents
床置型ベルト式動く歩道Info
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- JPH09151067A JPH09151067A JP31531595A JP31531595A JPH09151067A JP H09151067 A JPH09151067 A JP H09151067A JP 31531595 A JP31531595 A JP 31531595A JP 31531595 A JP31531595 A JP 31531595A JP H09151067 A JPH09151067 A JP H09151067A
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- Japan
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- belt
- tread
- floor
- height
- floor surface
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- Escalators And Moving Walkways (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 動く歩道両端と床面との間の高低差を無くし
て傾斜スロープを解消し、容易且つ安全に乗降できる床
置型ベルト式動く歩道を得る。 【解決手段】 踏みベルト6と手すり19とを備えるベ
ルト式動く歩道は、通路の床面1上に設けられる。踏み
ベルト6を無端移動可能に掛け回すプーリ9、その駆動
機構7、8等およびテークアッププーリ15は、踏みベ
ルト6の前後両端部の床内に設けられた機械室2、4内
に設けられている。踏みベルト6の踏面は、機械室2内
における駆動プーリ9の床面1と同じ高さレベルから、
緩やかな傾斜によって上昇し、中間部3において所定の
高さになり、更に、反対側の機械室4に入ると、機械室
2の踏みベルト6と同じ傾斜で下がって行き、床面1の
高さと同じレベルになる。踏みベルト6の両端と床面1
との間は、水平なフロアープレート5で連絡され乗降が
容易且つ安全である。
て傾斜スロープを解消し、容易且つ安全に乗降できる床
置型ベルト式動く歩道を得る。 【解決手段】 踏みベルト6と手すり19とを備えるベ
ルト式動く歩道は、通路の床面1上に設けられる。踏み
ベルト6を無端移動可能に掛け回すプーリ9、その駆動
機構7、8等およびテークアッププーリ15は、踏みベ
ルト6の前後両端部の床内に設けられた機械室2、4内
に設けられている。踏みベルト6の踏面は、機械室2内
における駆動プーリ9の床面1と同じ高さレベルから、
緩やかな傾斜によって上昇し、中間部3において所定の
高さになり、更に、反対側の機械室4に入ると、機械室
2の踏みベルト6と同じ傾斜で下がって行き、床面1の
高さと同じレベルになる。踏みベルト6の両端と床面1
との間は、水平なフロアープレート5で連絡され乗降が
容易且つ安全である。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、通路等の床面上
に設けられる無端移動型踏みベルトを備える床置型のベ
ルト式動く歩道に関し、詳しくは、床面から踏みベルト
の踏み面までの高低差を無くし、乗降が容易且つ安全な
床置型のベルト式動く歩道に関するものである。
に設けられる無端移動型踏みベルトを備える床置型のベ
ルト式動く歩道に関し、詳しくは、床面から踏みベルト
の踏み面までの高低差を無くし、乗降が容易且つ安全な
床置型のベルト式動く歩道に関するものである。
【0002】
【従来の技術】ベルト式動く歩道は、金属製パレット式
動く歩道と比較すると、踏みベルトの踏み面(ベルトの
上面のこと、以下「踏み面」で統一する)から下の部分
を浅く出来るという特徴を有しているため、この利点を
生かして、既存の通路等の床面上に設置した例が多くみ
られる。図6はベルト式動く歩道を通路の床面上に設置
した従来例を示す側面図、図7は平面図、図8は図6の
B−B線断面図である。図6〜図8に示すように、ベル
ト式動く歩道は、無端移動型の踏みベルト6’および手
すり19’(ハンドレールともいう)を備えている。踏
みベルト6’は、駆動プーリ9’およびテークアッププ
ーリ(従動プーリ)15’に掛け回されており、駆動プ
ーリ9’を、電動機/減速機7’によりチェーン8’を
介して回転することにより無端移動式で駆動するように
なっている。図面において、18’は欄干であり、手す
り19’は欄干18’の両端部のホイール(図示せず)
によって介装されており、所定の動力伝達機構(図示せ
ず)を介して踏みベルト6’の駆動源の駆動力によって
無端移動式で駆動するようになっている。
動く歩道と比較すると、踏みベルトの踏み面(ベルトの
上面のこと、以下「踏み面」で統一する)から下の部分
を浅く出来るという特徴を有しているため、この利点を
生かして、既存の通路等の床面上に設置した例が多くみ
られる。図6はベルト式動く歩道を通路の床面上に設置
した従来例を示す側面図、図7は平面図、図8は図6の
B−B線断面図である。図6〜図8に示すように、ベル
ト式動く歩道は、無端移動型の踏みベルト6’および手
すり19’(ハンドレールともいう)を備えている。踏
みベルト6’は、駆動プーリ9’およびテークアッププ
ーリ(従動プーリ)15’に掛け回されており、駆動プ
ーリ9’を、電動機/減速機7’によりチェーン8’を
介して回転することにより無端移動式で駆動するように
なっている。図面において、18’は欄干であり、手す
り19’は欄干18’の両端部のホイール(図示せず)
によって介装されており、所定の動力伝達機構(図示せ
ず)を介して踏みベルト6’の駆動源の駆動力によって
無端移動式で駆動するようになっている。
【0003】このような従来のベルト式動く歩道におい
ては、踏みベルト6’の前後両端に設けられた、駆動プ
ーリ9’、電動機/減速機7’、チェーン8’等を備え
る駆動機構の機械室(以下、「ヘッド部機械室」とい
う)2’、および、テークアッププーリ15’等を備え
る機械室(以下「テール部機械室」という)4’は、中
間部3’と同じように通路の床面1上に設置されてい
る。従って、踏みベルト6’の運び側踏みベルト6’の
踏み面(ベルト面)から下の深さの寸法(図8におい
て、Xによって寸法を示す)が、例えば、500mm
(X=500mm)の場合には、踏みベルト6’の踏み
面は床面から500mmほどの高さに設置される。即
ち、床面1と踏みベルト6’の踏み面との間には500
mmの高低差が生じる。従って、動く歩道の前後両端に
は、踏み面と床面1との間の該高低差を解消するための
スロープ21が設けられている。
ては、踏みベルト6’の前後両端に設けられた、駆動プ
ーリ9’、電動機/減速機7’、チェーン8’等を備え
る駆動機構の機械室(以下、「ヘッド部機械室」とい
う)2’、および、テークアッププーリ15’等を備え
る機械室(以下「テール部機械室」という)4’は、中
間部3’と同じように通路の床面1上に設置されてい
る。従って、踏みベルト6’の運び側踏みベルト6’の
踏み面(ベルト面)から下の深さの寸法(図8におい
て、Xによって寸法を示す)が、例えば、500mm
(X=500mm)の場合には、踏みベルト6’の踏み
面は床面から500mmほどの高さに設置される。即
ち、床面1と踏みベルト6’の踏み面との間には500
mmの高低差が生じる。従って、動く歩道の前後両端に
は、踏み面と床面1との間の該高低差を解消するための
スロープ21が設けられている。
【0004】このように、踏みベルト6’の踏み面と床
面1との高さを比較すると、踏み面のほうがどうしても
高くなるのは、駆動プーリ9の径は、それぞれの条件を
満たすために、ある一定の大きさが必要であるためであ
る。従って、両端機械室2’、4’の高さが中間部3の
最低必要高さよりも大きい数値となるからである。
面1との高さを比較すると、踏み面のほうがどうしても
高くなるのは、駆動プーリ9の径は、それぞれの条件を
満たすために、ある一定の大きさが必要であるためであ
る。従って、両端機械室2’、4’の高さが中間部3の
最低必要高さよりも大きい数値となるからである。
【0005】図6に示すように、両端機械室2’、4’
を床上に設置すると、これに合わせるために踏み面の高
さが中間部3’では必要以上に高くなり、それだけ踏み
面と天井までの有効高さが減ってしまう。更に、機械室
フロアープレート5’の床面1からの高さが高くなり、
床面1から踏みベルト6’の踏み面の高さまで利用者が
登り下りするために動く歩道の両端部にスロープ21が
必要となる。更に、そして、このスロープ21は、福祉
の街づくり、福祉都市環境整備指針に準拠した緩い勾配
1/12(8.3%屋内)、1/15(6.7%屋外)
以下となるように設けることが義務付けられている。従
って、スロープ21はその長さが長くなり、高齢者、車
椅子使用者は勿論、健常者にとっても不都合である。
を床上に設置すると、これに合わせるために踏み面の高
さが中間部3’では必要以上に高くなり、それだけ踏み
面と天井までの有効高さが減ってしまう。更に、機械室
フロアープレート5’の床面1からの高さが高くなり、
床面1から踏みベルト6’の踏み面の高さまで利用者が
登り下りするために動く歩道の両端部にスロープ21が
必要となる。更に、そして、このスロープ21は、福祉
の街づくり、福祉都市環境整備指針に準拠した緩い勾配
1/12(8.3%屋内)、1/15(6.7%屋外)
以下となるように設けることが義務付けられている。従
って、スロープ21はその長さが長くなり、高齢者、車
椅子使用者は勿論、健常者にとっても不都合である。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】既設あるいは新設の地
下通路の場合であっても、踏み面から下の機械部分は建
築物の天井高さの関係から出来るだけ浅いことが好まし
いことは勿論である。
下通路の場合であっても、踏み面から下の機械部分は建
築物の天井高さの関係から出来るだけ浅いことが好まし
いことは勿論である。
【0007】従来のベルト式動く歩道の装置全体を床面
上に設置した場合の床面から動く歩道の踏み面までの高
さ(以下、「踏み面下深さ」という)を検討すると、踏
み面下深さが一番大きい部分は、前述したように装置前
後両端部、即ち、ヘッド部およびテール部の機械室であ
る。そして、その深さは、ヘッド部の駆動プーリ径、テ
ール部のテークアッププーリ径および保守点検の作業性
によって決定される。
上に設置した場合の床面から動く歩道の踏み面までの高
さ(以下、「踏み面下深さ」という)を検討すると、踏
み面下深さが一番大きい部分は、前述したように装置前
後両端部、即ち、ヘッド部およびテール部の機械室であ
る。そして、その深さは、ヘッド部の駆動プーリ径、テ
ール部のテークアッププーリ径および保守点検の作業性
によって決定される。
【0008】これに対して中間部は、構造的にも、ま
た、部品の交換は欄干部の内側パネルを外すことにより
上部から出来るので作業性においても、前記機械室より
も浅くすることが可能である。
た、部品の交換は欄干部の内側パネルを外すことにより
上部から出来るので作業性においても、前記機械室より
も浅くすることが可能である。
【0009】次に、従来例を寸法面から検討する。 ヘッド部の深さについて:ヘッド部の駆動プーリ径は、
次に示す条件を満たさねばならない。
次に示す条件を満たさねばならない。
【0010】1.面圧:駆動プーリ上での面圧が非常に
大きくなると、ベルトの強度部材であるスチールコード
とゴムとの接着、疲労、周辺のゴムのクリープ、変形疲
労を促進し、且つ、局部摩耗となってあらわれる。これ
らのことを配慮して、面圧は一般的に8〜10kg/c
m2 となるように設計されている。
大きくなると、ベルトの強度部材であるスチールコード
とゴムとの接着、疲労、周辺のゴムのクリープ、変形疲
労を促進し、且つ、局部摩耗となってあらわれる。これ
らのことを配慮して、面圧は一般的に8〜10kg/c
m2 となるように設計されている。
【0011】面圧Pfは次式によって表される。 Pf=2T・P/d・D・・・(1) 但し、 Pf:面圧(kg/cm2 ) T :ベルトの単位幅に負荷される最大張力(kg/c
m) D :駆動プーリの直径(cm) d :長手方向のスチールコード層を構成するスチール
コードの線径(cm) P :長手方向のスチールコード層を構成するスチール
コードのピッチ(cm) 機長100mの水平型動く歩道について検討すると、こ
の最大張力は5800kgであり、動く歩道のベルトの
有効幅を100cmとすると単位幅当たりの張力は58
kg/cmとなる。
m) D :駆動プーリの直径(cm) d :長手方向のスチールコード層を構成するスチール
コードの線径(cm) P :長手方向のスチールコード層を構成するスチール
コードのピッチ(cm) 機長100mの水平型動く歩道について検討すると、こ
の最大張力は5800kgであり、動く歩道のベルトの
有効幅を100cmとすると単位幅当たりの張力は58
kg/cmとなる。
【0012】(1)式でPf=9(kg/cm2 )、T
=58(kg/cm)とすると、Dを小さくするには、
スチールコードの線径dを大きく、ピッチPを小さくす
ればよいことがわかる。ここでdを大きくすると、後述
するスチールコードの屈曲応力の問題が発生するので、
Pを小さくすることとし、仮に、 スチールコードの線径(d)=2mmφ スチールコードのピッチ(P)=4.63mm このベルトの破断強度は、63000kgで、 安全率S=63000/5800=10.8>7(構造
基準) とした場合の、最小プーリ径Dを計算すると次の通りと
なる。
=58(kg/cm)とすると、Dを小さくするには、
スチールコードの線径dを大きく、ピッチPを小さくす
ればよいことがわかる。ここでdを大きくすると、後述
するスチールコードの屈曲応力の問題が発生するので、
Pを小さくすることとし、仮に、 スチールコードの線径(d)=2mmφ スチールコードのピッチ(P)=4.63mm このベルトの破断強度は、63000kgで、 安全率S=63000/5800=10.8>7(構造
基準) とした場合の、最小プーリ径Dを計算すると次の通りと
なる。
【0013】 D= 2T・P/Pf・d =(2×58×0.43)/(9×0.2) =27.7cm 2.スチールコードの屈曲応力:素線径δからなるスチ
ールコード(線径d)は、プーリ部での屈曲応力が極端
に大きくならないように次式(2)、(3)を満足せね
ばならない。
ールコード(線径d)は、プーリ部での屈曲応力が極端
に大きくならないように次式(2)、(3)を満足せね
ばならない。
【0014】スチールコードの線径dとプーリ径Dとの
関係 D/d>100・・・(2) d=0.2cmから D>20(cm) スチールコードの素線径δとプーリ径Dとの関係 D/δ>1000・・・(3) δ=0.025cmから D>25(cm) 3.ベルトの上カバーゴムの伸長率ε:ベルトの上カバ
ーゴムは、動く歩道のヘッド部、テール部のプーリ部で
伸びを繰り返すことになる。この伸長率が大きくなる
と、ゴムが疲労し、表面に割れが生じる。従って、伸長
率εは、ゴムの経年劣化も配慮して、0.05以下にな
るようにプーリ径は決められる。
関係 D/d>100・・・(2) d=0.2cmから D>20(cm) スチールコードの素線径δとプーリ径Dとの関係 D/δ>1000・・・(3) δ=0.025cmから D>25(cm) 3.ベルトの上カバーゴムの伸長率ε:ベルトの上カバ
ーゴムは、動く歩道のヘッド部、テール部のプーリ部で
伸びを繰り返すことになる。この伸長率が大きくなる
と、ゴムが疲労し、表面に割れが生じる。従って、伸長
率εは、ゴムの経年劣化も配慮して、0.05以下にな
るようにプーリ径は決められる。
【0015】この伸長率は、次式によって表される。 ε=t1/(R+t2)<0.05・・・(4) 但し、 t1:ベルト芯体から上カバーゴムまでの厚さ(cm) t2:ベルト芯体から下カバーゴムまでの厚さ(cm) R :駆動プーリの半径(cm) ここで、t1=1.1cm、t2=1.3cmとする
と、プーリの半径R=D/2は、 R>(t1−0.05・t2)/0.05 =(1.1−0.05×1.3)/0.05 =20.7(cm) 即ち、D>41.4(cm)。
と、プーリの半径R=D/2は、 R>(t1−0.05・t2)/0.05 =(1.1−0.05×1.3)/0.05 =20.7(cm) 即ち、D>41.4(cm)。
【0016】以上の(1)、(2)、(3)、(4)式
によって計算された結果から、(4)式によるプーリ径
Dが最も大きく、41.4cm以上とせねばならない。
ベルト式動く歩道の低床化のために採用された試験機の
駆動プーリ径は、424mm(ゴムラッギング12mm
厚を含む)である。踏みベルトの厚さは26mmであ
り、駆動プーリに踏みベルトが捲きついた状態で、42
4mm+26mm+26mm=476mmとなり、クリ
アランスを考慮するとヘッド部機械室は、少なくとも5
00mmの深さは必要となる。保守点検もこれだけあれ
ばなんとか可能な寸法である。一方、中間部の深さは、
図3に示す中間部の断面図からわかるように(図3にお
いて、Yによって寸法を示す)、285mm(Y=28
5mm)あればよい。
によって計算された結果から、(4)式によるプーリ径
Dが最も大きく、41.4cm以上とせねばならない。
ベルト式動く歩道の低床化のために採用された試験機の
駆動プーリ径は、424mm(ゴムラッギング12mm
厚を含む)である。踏みベルトの厚さは26mmであ
り、駆動プーリに踏みベルトが捲きついた状態で、42
4mm+26mm+26mm=476mmとなり、クリ
アランスを考慮するとヘッド部機械室は、少なくとも5
00mmの深さは必要となる。保守点検もこれだけあれ
ばなんとか可能な寸法である。一方、中間部の深さは、
図3に示す中間部の断面図からわかるように(図3にお
いて、Yによって寸法を示す)、285mm(Y=28
5mm)あればよい。
【0017】従って、このような寸法を有する動く歩道
の装置全体を通路の床上に設置する場合には、図6に示
すように、踏みベルト6’の踏み面が床面より500m
m高くなり、且つ、動く歩道の両端には、勾配1/12
(8.3%)の長いスロープ21を設けねばならない。
の装置全体を通路の床上に設置する場合には、図6に示
すように、踏みベルト6’の踏み面が床面より500m
m高くなり、且つ、動く歩道の両端には、勾配1/12
(8.3%)の長いスロープ21を設けねばならない。
【0018】通路の床面より踏み面が500mm高くな
ることは、踏み面から通路の天井までの距離がその分小
さくなり、且つ、両端のスロープの存在は、高齢者、車
椅子使用者にとってはもとより、健常者にとっても不都
合である。
ることは、踏み面から通路の天井までの距離がその分小
さくなり、且つ、両端のスロープの存在は、高齢者、車
椅子使用者にとってはもとより、健常者にとっても不都
合である。
【0019】従って、この発明の目的は、踏みベルト両
端の傾斜スロープを解消することができ、容易且つ安全
に乗降することができる床置型ベルト式動く歩道を提供
することにある。
端の傾斜スロープを解消することができ、容易且つ安全
に乗降することができる床置型ベルト式動く歩道を提供
することにある。
【0020】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は、
両端に設けられた駆動プーリと従動プーリとによって掛
け回され、床面から所定高さの位置を無端移動可能に設
けられた踏みベルトを備える床置型ベルト式動く歩道に
おいて、前記駆動プーリおよびその駆動機構ならびに前
記従動プーリは、前記踏みベルトの両端部の前記床内に
設けられた機械室内にそれぞれ収容されており、前記機
械室内においては、前記駆動プーリおよび前記従動プー
リと前記踏みベルトとは、前記踏みベルトの踏み面が前
記床面と同じ高さとなる位置で掛け回されており、前記
踏みベルトの踏み面が前記床面から所定高さを保持して
通過する前記踏みベルトの中間部と前記踏みベルトの踏
み面が前記床面と同じ高さとなる前記踏みベルトの両端
との間の前記踏みベルトの高低差は、前記機械室内を通
過する前記踏みベルトに前記駆動プーリおよび前記従動
プーリに向けた緩やかな傾斜部を設けることにより解消
されていることに特徴を有するものである。
両端に設けられた駆動プーリと従動プーリとによって掛
け回され、床面から所定高さの位置を無端移動可能に設
けられた踏みベルトを備える床置型ベルト式動く歩道に
おいて、前記駆動プーリおよびその駆動機構ならびに前
記従動プーリは、前記踏みベルトの両端部の前記床内に
設けられた機械室内にそれぞれ収容されており、前記機
械室内においては、前記駆動プーリおよび前記従動プー
リと前記踏みベルトとは、前記踏みベルトの踏み面が前
記床面と同じ高さとなる位置で掛け回されており、前記
踏みベルトの踏み面が前記床面から所定高さを保持して
通過する前記踏みベルトの中間部と前記踏みベルトの踏
み面が前記床面と同じ高さとなる前記踏みベルトの両端
との間の前記踏みベルトの高低差は、前記機械室内を通
過する前記踏みベルトに前記駆動プーリおよび前記従動
プーリに向けた緩やかな傾斜部を設けることにより解消
されていることに特徴を有するものである。
【0021】請求項2記載の発明は、請求項1記載の発
明において、前記踏みベルトの傾斜部と前記床面から所
定高さを保持した水平部との接続部において、前記踏み
ベルトを、所定の半径を有する円弧状に形成してなるこ
とに特徴を有するものである。
明において、前記踏みベルトの傾斜部と前記床面から所
定高さを保持した水平部との接続部において、前記踏み
ベルトを、所定の半径を有する円弧状に形成してなるこ
とに特徴を有するものである。
【0022】
【発明の実施の形態】次に、この発明を図面を参照しな
がら説明する。図1はこの発明の1実施態様を示す側面
図、図2は図1の平面図、図3は中間部を示す図1のA
−A線断面図、図4はヘッド側機械室の支持構造を示す
説明図、図5はテール側機械室の支持構造を示す説明図
である。
がら説明する。図1はこの発明の1実施態様を示す側面
図、図2は図1の平面図、図3は中間部を示す図1のA
−A線断面図、図4はヘッド側機械室の支持構造を示す
説明図、図5はテール側機械室の支持構造を示す説明図
である。
【0023】図1〜図5に示すように、この発明のベル
ト式動く歩道は、踏みベルト6と手すり19とを備え、
通路の床面1上に設けられている。踏みベルト6の両端
部には、床内に機械室2および4が設けられている。踏
みベルト6を無端移動させるために掛け回される両端の
プーリ9、15は、この両端部(ヘッド部、テール部)
の両端機械室2、4内に収容されている。このように床
面下に設けられた両端機械室2、4の上方を覆うフロア
ープレート5、5は、床面1と同じ高さのレベルに水平
に配設されており乗降が容易且つ安全である。
ト式動く歩道は、踏みベルト6と手すり19とを備え、
通路の床面1上に設けられている。踏みベルト6の両端
部には、床内に機械室2および4が設けられている。踏
みベルト6を無端移動させるために掛け回される両端の
プーリ9、15は、この両端部(ヘッド部、テール部)
の両端機械室2、4内に収容されている。このように床
面下に設けられた両端機械室2、4の上方を覆うフロア
ープレート5、5は、床面1と同じ高さのレベルに水平
に配設されており乗降が容易且つ安全である。
【0024】駆動プーリ9からテールベンドプーリ16
までの踏み面である踏みベルト6は、両側のキャリヤロ
ーラ12により支持される。踏みベルト6はテールベン
ドプーリ16によってフロアープレート5の下に入り、
ベルト緊張装置17によって張力を与えられたテークア
ッププーリ15で180°屈曲してスナブプーリ10、
ベンドプーリ11を通り、中間部3でリターンローラ1
3に支持される。ヘッド部機械室2に入るとベンドプー
リ11、スナブプーリ10、駆動プーリ9に捲きつけら
れ、踏みベルト6に緩やかな傾斜部が形成される。
までの踏み面である踏みベルト6は、両側のキャリヤロ
ーラ12により支持される。踏みベルト6はテールベン
ドプーリ16によってフロアープレート5の下に入り、
ベルト緊張装置17によって張力を与えられたテークア
ッププーリ15で180°屈曲してスナブプーリ10、
ベンドプーリ11を通り、中間部3でリターンローラ1
3に支持される。ヘッド部機械室2に入るとベンドプー
リ11、スナブプーリ10、駆動プーリ9に捲きつけら
れ、踏みベルト6に緩やかな傾斜部が形成される。
【0025】踏みベルト6の踏み面は、駆動プーリ9に
おける床面1と同じ高さレベルから、緩やかな傾斜(1
/8〜1/10勾配)によって上昇し、中間部3におい
て踏みベルト6は、床面1より所定距離の高さとなり、
次いで、反対側のテール部機械室4に入ると、ヘッド部
機械室2の踏みベルト6と同じ傾斜で下がって行き、床
面1の高さと同じレベルになる。更にこの傾斜部と床面
から所定高さを保持した水平部との接続部は、所定の大
きな半径を有する円弧状に形成されている。
おける床面1と同じ高さレベルから、緩やかな傾斜(1
/8〜1/10勾配)によって上昇し、中間部3におい
て踏みベルト6は、床面1より所定距離の高さとなり、
次いで、反対側のテール部機械室4に入ると、ヘッド部
機械室2の踏みベルト6と同じ傾斜で下がって行き、床
面1の高さと同じレベルになる。更にこの傾斜部と床面
から所定高さを保持した水平部との接続部は、所定の大
きな半径を有する円弧状に形成されている。
【0026】ヘッド部機械室2内において、電動機・減
速機7からチェーン8を介して駆動プーリ9に動力が伝
達され、駆動プーリ9の回転により踏みベルト6が駆動
する。踏みベルト6は、上方が運び側、下方が戻り側と
なっている。
速機7からチェーン8を介して駆動プーリ9に動力が伝
達され、駆動プーリ9の回転により踏みベルト6が駆動
する。踏みベルト6は、上方が運び側、下方が戻り側と
なっている。
【0027】ヘッド側機械室の支持構造を示す図4にお
いて、20は機械室2、4の主フレーム、23は主フレ
ーム20に取付けられた支持ブラケットである。建築支
持梁24は、高架のペデストリアンデッキや建築構造物
に設置される場合の鋼製のI形またはH形の鋼材で、こ
の上に動く歩道の機械室の支持ブラケット23が載せら
れる。
いて、20は機械室2、4の主フレーム、23は主フレ
ーム20に取付けられた支持ブラケットである。建築支
持梁24は、高架のペデストリアンデッキや建築構造物
に設置される場合の鋼製のI形またはH形の鋼材で、こ
の上に動く歩道の機械室の支持ブラケット23が載せら
れる。
【0028】テール側機械室の支持構造を示す図5は、
地下通路や建築物の地下に設置される場合の実施態様
で、コンクリートピット25に両端部の機械室2、4を
埋込み、支持ブラケット23により支持されている。こ
の場合、機械室フレーム20をコンクリートピット25
の底面で支持してもよい。両端部の機械室2、4は、図
4、図5に示すいずれの構造を採用してもよい。なお、
図4および図5は、説明の便宜のため踏みベルトの傾斜
等を強調して示している。
地下通路や建築物の地下に設置される場合の実施態様
で、コンクリートピット25に両端部の機械室2、4を
埋込み、支持ブラケット23により支持されている。こ
の場合、機械室フレーム20をコンクリートピット25
の底面で支持してもよい。両端部の機械室2、4は、図
4、図5に示すいずれの構造を採用してもよい。なお、
図4および図5は、説明の便宜のため踏みベルトの傾斜
等を強調して示している。
【0029】移動手すり19は、欄干18の両端部のホ
イール(図示せず)によって無端移動可能に介装されて
いる。手すり19は、例えば、特開平7−89685公
報に開示されたような所定の動力伝達機構(図示せず)
を介して、踏みベルト6の駆動力を受けて駆動するよう
になっている。
イール(図示せず)によって無端移動可能に介装されて
いる。手すり19は、例えば、特開平7−89685公
報に開示されたような所定の動力伝達機構(図示せず)
を介して、踏みベルト6の駆動力を受けて駆動するよう
になっている。
【0030】〔作用〕本発明においては、従来技術の問
題点を解決するために、より深い深さを必要とする動く
歩道の両端部(ヘッド部およびテール部)の機械室部分
を建築構造物の床面下に埋込み、一方、踏み面から下の
深さをあまり必要としない中間部は床面上に設置する。
これにより、機械室部分のベルトの踏み面は床面と同一
の高さとなり、一方、中間部のベルトの踏み面は所定の
最低必要高さ(例えば、図3に示すY)となり、床面と
踏み面との間に高低差が生じる。この機械室と中間部と
の踏みベルトの踏み面の高低差を解消するため、ヘッド
部およびテール部の両機械室2および4の部分を通る踏
みベルトに緩やかな傾斜(1/5〜1/10勾配)を持
たせて傾斜部6aとし、上記の高低差を解消する。ま
た、この傾斜部6aと床面から所定高さを保持した水平
部との接続部においては、踏みベルト6を、所定の大き
な円弧、例えば10m程度の半径を有する円弧状に形成
するとよい。
題点を解決するために、より深い深さを必要とする動く
歩道の両端部(ヘッド部およびテール部)の機械室部分
を建築構造物の床面下に埋込み、一方、踏み面から下の
深さをあまり必要としない中間部は床面上に設置する。
これにより、機械室部分のベルトの踏み面は床面と同一
の高さとなり、一方、中間部のベルトの踏み面は所定の
最低必要高さ(例えば、図3に示すY)となり、床面と
踏み面との間に高低差が生じる。この機械室と中間部と
の踏みベルトの踏み面の高低差を解消するため、ヘッド
部およびテール部の両機械室2および4の部分を通る踏
みベルトに緩やかな傾斜(1/5〜1/10勾配)を持
たせて傾斜部6aとし、上記の高低差を解消する。ま
た、この傾斜部6aと床面から所定高さを保持した水平
部との接続部においては、踏みベルト6を、所定の大き
な円弧、例えば10m程度の半径を有する円弧状に形成
するとよい。
【0031】1.このようにすることにより、中間部に
おけるベルト踏み面の床面からの高さは、図6〜図8に
示す従来技術よりも約40%低くでき、例えば、前記高
さは、従来が500mmであれば、285mm程度とす
ることができる。これにより、ベルト踏み面の上方の空
間の高さを従来よりも大きくすることができる。
おけるベルト踏み面の床面からの高さは、図6〜図8に
示す従来技術よりも約40%低くでき、例えば、前記高
さは、従来が500mmであれば、285mm程度とす
ることができる。これにより、ベルト踏み面の上方の空
間の高さを従来よりも大きくすることができる。
【0032】2.ヘッド部およびテール部の両機械室で
踏みベルトに傾斜部を持たせることにより、中間部の踏
みベルト高さと両端部の踏みベルト高さ(床面の高さ)
の高低差を解消でき、動く歩道の両端に移動に難儀な傾
斜を有するスロープを設置する必要が無くなり、床面と
同じ高さレベルにおいて水平なフロアープレートにより
動く歩道の踏みベルトに乗降できるため、健常者は勿
論、高齢者および車椅子使用者も容易且つ安全に利用す
ることができる。
踏みベルトに傾斜部を持たせることにより、中間部の踏
みベルト高さと両端部の踏みベルト高さ(床面の高さ)
の高低差を解消でき、動く歩道の両端に移動に難儀な傾
斜を有するスロープを設置する必要が無くなり、床面と
同じ高さレベルにおいて水平なフロアープレートにより
動く歩道の踏みベルトに乗降できるため、健常者は勿
論、高齢者および車椅子使用者も容易且つ安全に利用す
ることができる。
【0033】3.ヘッド部およびテール部の両機械室に
おける踏みベルトの傾斜部においては、中間部のベルト
踏み面の高さが約40%低くなったこと、および、踏み
ベルト傾斜部でのベルト踏み面の勾配をスロープより大
きくすることが出来るなどの理由から、ベルト傾斜部の
長さは2.4m(1/8勾配)程度にすることができ、
従来技術の固定型のスロープ長さの6mと比較して約6
0%減じることができる。
おける踏みベルトの傾斜部においては、中間部のベルト
踏み面の高さが約40%低くなったこと、および、踏み
ベルト傾斜部でのベルト踏み面の勾配をスロープより大
きくすることが出来るなどの理由から、ベルト傾斜部の
長さは2.4m(1/8勾配)程度にすることができ、
従来技術の固定型のスロープ長さの6mと比較して約6
0%減じることができる。
【0034】4.ベルト式動く歩道の全長が100m以
上の場合には、駆動機構(電動機、減速機、ブレーキ)
の大きさから、ヘッド部機械室(床面上)の高さを50
0mm以上必要であったため、従来技術では踏み面の高
さを、更に高くする必要があった。しかしながら、本発
明ベルト式動く歩道においては、床内に設けた両機械室
部分の深さを変えればよく、即ち、より深くすればよい
ので中間部の高さはそのままである。従って、より大き
な機長の動く歩道にも対応することができる。
上の場合には、駆動機構(電動機、減速機、ブレーキ)
の大きさから、ヘッド部機械室(床面上)の高さを50
0mm以上必要であったため、従来技術では踏み面の高
さを、更に高くする必要があった。しかしながら、本発
明ベルト式動く歩道においては、床内に設けた両機械室
部分の深さを変えればよく、即ち、より深くすればよい
ので中間部の高さはそのままである。従って、より大き
な機長の動く歩道にも対応することができる。
【0035】
【発明の効果】以上説明したように、この発明によれ
ば、床面と踏みベルトの踏み面とが同じ高さレベルとな
り、踏みベルト両端でスロープを経由することなく動く
歩道に乗降できるため、健常者は勿論、高齢者および車
椅子使用者も容易且つ安全に動く歩道を利用することが
でき、かくして、工業上有用な効果がもたらされる。
ば、床面と踏みベルトの踏み面とが同じ高さレベルとな
り、踏みベルト両端でスロープを経由することなく動く
歩道に乗降できるため、健常者は勿論、高齢者および車
椅子使用者も容易且つ安全に動く歩道を利用することが
でき、かくして、工業上有用な効果がもたらされる。
【図1】この発明の1実施態様を示す側面図である。
【図2】この発明の1実施態様を示す図1の平面図であ
る。
る。
【図3】この発明の中間部を示す図1のA−A線断面図
である。
である。
【図4】この発明のヘッド側機械室の支持構造を示す説
明図である。
明図である。
【図5】この発明のテール側機械室の支持構造を示す説
明図である。
明図である。
【図6】従来のベルト式動く歩道の一例を示す側面図で
ある。
ある。
【図7】従来のベルト式動く歩道の一例を示す平面図で
ある。
ある。
【図8】従来のベルト式動く歩道の中間部を示す図6の
B−B断面図である。
B−B断面図である。
1 床面 2、2’ ヘッド部機械室 3、3’ 中間部 4、4’ テール部機械室 5、5’ フロアープレート 6、6’ 踏みベルト 6a 踏みベルト傾斜部 7、7’ 電動機・減速機 8、8’ チェーン 9、9’ 駆動プーリ 10、10’ スナブプーリ 11 ベンドプーリ 12、12’ キャリヤローラ 13、13’ リターンローラ 15、15’ テークアッププーリ 16、16’ テールベンドプーリ 17、17’ ベルト緊張装置 18、18’ 欄干 19、19’ 移動手すり(ハンドレール) 20 機械室フレーム 21 スロープ 22 中間部主フレーム 23 支持ブラケット 24 建築支持梁 25 コンクリートピット
Claims (2)
- 【請求項1】 両端に設けられた駆動プーリと従動プー
リとによって掛け回され、床面から所定高さの位置を無
端移動可能に設けられた踏みベルトを備える床置型ベル
ト式動く歩道において、 前記駆動プーリおよびその駆動機構ならびに前記従動プ
ーリは、前記踏みベルトの両端部の前記床内に設けられ
た機械室内にそれぞれ収容されており、 前記機械室内においては、前記駆動プーリおよび前記従
動プーリと前記踏みベルトとは、前記踏みベルトの踏み
面が前記床面と同じ高さとなる位置で掛け回されてお
り、 前記踏みベルトの踏み面が前記床面から所定高さを保持
して通過する前記踏みベルトの中間部と前記踏みベルト
の踏み面が前記床面と同じ高さとなる前記踏みベルトの
両端との間の前記踏みベルトの高低差は、前記機械室内
を通過する前記踏みベルトに前記駆動プーリおよび前記
従動プーリに向けた緩やかな傾斜部を設けることにより
解消されていることを特徴とする床置型ベルト式動く歩
道。 - 【請求項2】 前記踏みベルトの傾斜部と前記床面から
所定高さを保持した水平部との接続部において、前記踏
みベルトを、所定の半径を有する円弧状に形成してなる
ことを特徴とする請求項1記載の床置型ベルト式動く歩
道。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP31531595A JPH09151067A (ja) | 1995-12-04 | 1995-12-04 | 床置型ベルト式動く歩道 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP31531595A JPH09151067A (ja) | 1995-12-04 | 1995-12-04 | 床置型ベルト式動く歩道 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH09151067A true JPH09151067A (ja) | 1997-06-10 |
Family
ID=18063929
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP31531595A Pending JPH09151067A (ja) | 1995-12-04 | 1995-12-04 | 床置型ベルト式動く歩道 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH09151067A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2007020321A1 (en) * | 2005-08-18 | 2007-02-22 | Kone Corporation | Travelator and method for servicing the electrical apparatus of a travelator |
JP2008501594A (ja) * | 2004-06-02 | 2008-01-24 | コネ コーポレイション | 輸送機 |
-
1995
- 1995-12-04 JP JP31531595A patent/JPH09151067A/ja active Pending
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008501594A (ja) * | 2004-06-02 | 2008-01-24 | コネ コーポレイション | 輸送機 |
WO2007020321A1 (en) * | 2005-08-18 | 2007-02-22 | Kone Corporation | Travelator and method for servicing the electrical apparatus of a travelator |
EP1915313A1 (en) * | 2005-08-18 | 2008-04-30 | Kone Corporation | Travelator and method for servicing the electrical apparatus of a travelator |
US7537101B2 (en) | 2005-08-18 | 2009-05-26 | Kone Corporation | Travelator and method for servicing the electrical apparatus of a travelator |
EP1915313A4 (en) * | 2005-08-18 | 2011-11-23 | Kone Corp | ROLLSTEIG AND METHOD FOR SERVICING THE ELECTRICAL DEVICE OF A ROLLSTEIGS |
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