JPH04208268A - 新規なトリアゾール誘導体およびその塩 - Google Patents

新規なトリアゾール誘導体およびその塩

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JPH04208268A
JPH04208268A JP33358890A JP33358890A JPH04208268A JP H04208268 A JPH04208268 A JP H04208268A JP 33358890 A JP33358890 A JP 33358890A JP 33358890 A JP33358890 A JP 33358890A JP H04208268 A JPH04208268 A JP H04208268A
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今泉 弘之
Tetsuya Kajita
哲也 梶田
Kenichi Takashima
健一 高嶋
Minako Yotsutsuji
四辻 美奈子
Keiko Moriyama
守山 恵子
Akira Yotsutsuji
四辻 彰
Yoshikazu Fukuoka
福岡 義和
Hiroshi Sakai
広志 酒井
Hirokazu Narita
成田 弘和
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、抗真菌活性を有し、人および動物の疾病に対
し、優れた治療効果を発揮する新規なトリアゾール誘導
体およびその塩に関する。
而して、本発明の目的は、優れた抗真菌活性を発揮し、
人および動物の疾病に対し、優れた治療効果を発揮する
化合物を提供することにある。
[従来の技術] 深在性真菌症の治療薬としては、現在アムホテリシンB
(米国特許第2908611号)およびフルシトシン゛
(米国特許第2802005号)が主に使用されており
、ざらに、アゾール系抗真菌剤として、たとえば、ケト
コナゾール(特開昭53−95973号)およびフルコ
ナゾール(特開昭58−32868号)が上布され、真
菌症の治療薬として有用であると報告されている。
[発明が解決しようとする課題」 しかしながら、上記治療薬は、体内動態、毒性、抗菌ス
ペクトルなどの点で十分なものとは言えず、ざらに優れ
た化合物の開発が望まれていた。
[課題を解決するための手段] このような状況下において、本発明者らは鋭意研究を行
った結果、つぎの−数式[I]1−式中、R1は、置換
されていてもよいアリールまたは環中の炭素原子を介し
て結合する複累環式基を;RおよびR3は、同一または
異なって、水素原子、置換されていてもよいアルギル、
シクロアルキル、アルケニル、アリールもしくは環中の
炭素原子を介して結合する複素環式基またはR2とR3
が結合する炭素原子と一緒になって形成するシクロアル
キル環を示す。」 で表わされる新規なトリアゾール誘導体およびその塩が
、優れた抗真菌作用を有し、吸収性にも優れ、ざらには
優れた体内動態を示すものであることを見出し、本発明
を完成するに至った。
以下、本発明化合物について詳しく述べる。
本明細占において特にことわらない限り、ハロゲン原子
とは、たとえば、フッ素原子、塩素原子、臭素原子およ
びヨウ素原子を;アルキル基とは、たとえば、メチル、
エチル、n−プロピル、イソプロピル、n−ブチル、イ
ソブチル、se叶ジブチルtert−ブチル、ペンチル
、ヘキシル、ヘプチルおよびオクチルなどのCアルキル
基を;アル1〜10 ケニル基とは、たとえば、ビニル、プロペニルおよびブ
テニルなどのCアルケニル基を;ア2〜10 ルコキシ基とは、たとえば、メトキシ、エトキシ、9−
プロポキシ、イソプロポキシ、n−ブトキシ、イソブト
キシ、5ec−ブトキシ、tert−ブ1〜キシ、ペン
チルオキシ、ヘキシルオキシ、ヘプチルオキシおよびオ
クチルオキシなどのCアルコキシ1〜10 基を;アルコキシ力ルホニル基とは、たとえば、メトキ
シカルボニル、Tトキシカルボニル、プロ     ゛
ボキシカルボニル、イソプロポキシカルボニル、ブトキ
シカルボニル、イソブトキシカルボニルおよびtert
−ブトキシカルボニルなどのCア1〜4 ルコキシーC〇−基を;アルキルチオ基とは、たとえば
、メチルチオ、エチルチオ、n−プロピルチオ、インプ
ロピルチオ、n−ブチルチオ、イソブチルチオ、Se叶
ツブチルチオtert−ブチルチオ、ペンチルチオ、ヘ
キシルチオ、ヘプチルチオおよびオクチルチオなどのC
アルキルチオ基を;1〜10 アリール基とは、たとえば、フェニルおよびナフチルな
どの基を;シクロアルキル基とは、たとえば、シクロプ
ロピル、シクロブチル、シクロペンチルおよびシクロヘ
プチルなどのCシクロ3〜8 アルキル基を;ハロ低級アルキル基としては、たとえば
、フルオロメチル、クロロメチル、トリフルオロメチル
、トリクロロメチル、2,2.2−トリフルオロエチル
、1,1,2,2.2−ペンタフルオロエチルおよび1
,1,2,2,3.3゜3−ヘプタフルオリプロピルな
どのハロゲン原子= 5− で置換されたC   アルキル基を;複素環式基1〜4 とは、たとえば、チエニル、フリル、イミダゾリル、!
〜リアゾリル、ピラゾリル、チアゾリル、イソチアゾリ
ル、オキサシリル、イソオキサシリル、チアジアゾリル
、ピリジル、ピリダジル、ピリミジル、ピラジルおよび
トリアジルなどの少なくとも1つ以上の酸素、硫黄また
は窒素原子を含む5員または6員の複素環式基を;また
、「低級」とは、Cの基をそれぞれ表わす。
1〜4 R、RおよびR3の環中の炭素原子を介して結合する複
素環式基としては、酸素、硫黄または窒素原子を1つ以
上含む5員または6員の複素環式基、たとえば、2−フ
リル、3−フリル、2−チエニル、3−チエニル、2日
−ピラン−3−イル、ピロール−3−イル、イミダゾー
ル−2−イル、チアゾール−2−イル、チアゾール−4
−イル、イソチアゾール−3−イル、イソオキサゾール
−3−イル、ピリジン−2−イル、ごリジン−3−イル
、ピラジン−2−イル、ピリミジン−2−イル、ピロリ
ジン−2−イル、2−ごロリン−3−イル、イミダゾリ
ジン−2−イル、2−イミダシリン−4−イル、ピペリ
ジン−2−イルおよびモルホリン−3−イルなどが挙げ
られる。
R2とR3が結合する疾素原子と一緒になって形成する
シクロアルキル環としては、シクロプロパン、シクロブ
タン、シクロペンタンおよびシクロヘキサンなどが挙げ
られる。
R、R−およびR3にあける各基は、たとえば、ハロゲ
ン原子、低級アルキル、低級アルコキシ、低級アルキル
チオ、ヒドロキシル、シアン、アミノ、カルバモイル、
アルコキシカルボニル、ハロ低級アルキルおよび複素環
式基から選ばれる1つ以上の置換基で置換されていても
よい。
−数式[I]の化合物の塩としては、医薬として許容さ
れる塩、たとえば、塩酸、硫酸、硝酸およびリン酸など
の鉱酸との塩;酢酸、フマル酸、マレイン酸、リンゴ酸
、酒石酸、クエン酸、蓚酸およびアスパラギン酸なとの
カルボン酸との塩;並びにメタンスルホン酸、ベンゼン
スルホン酸およびトルエンスルホン酸などのスルホン酸
との基本発明化合物は、さらにすべての異性体(幾何異
性体、光学異性体)、水和物およびすべての結晶形を包
含するものである。
一般式[I]の新規トリアゾール誘導体またはその塩は
、一般に自体公知の方法を組み合わせることにより製造
されるが、たとえば、つぎに示す方法によって製造する
ことができる。
製法1 「式中、Xは、ハロゲン原子を:R1、R2およびR3
は、前記したと同様の意味を示す。」−数式[n]の化
合物に一般式[nl]の化合物またはその塩を反応させ
ることによって、−数式[I]の化合物またはその塩を
得ることができる。
−数式[1[]の化合物の塩としては、たとえば、カリ
ウムおよびナトリウムなどのアルカリ金属との塩;並び
にトリエチルアミン、トリブチルアミンおよび1,8−
ジアザビシクロ[5,4,0]ウンデク−7−エン(D
BU)などの有機塩基との塩が挙げられる。また、これ
らの塩は反応系内で作ることもできる。
この反応は、溶媒の存在下または不存在下に行うことが
でき、使用される溶媒としては、反応に悪影響を及ぼさ
ないものであれば特に限定されないが、たとえば、N、
N−ジメチルホルムアミドおよびN、N−ジメチルアセ
トアミドなどのアミド類;メタノールおよびエタノール
などのアルコール類;ジエチルT−チルおよびテトラヒ
ドロフランなどのエーテルWA:ベンゼンおよびトルエ
ンなどの芳香族炭化水素類;アセトニトリルなどのニト
リル類ニジメチルスルホキシド;スルホラン;並びに水
などが挙げられ、これらの溶媒は二種以上混合して使用
してもよい。
一般式[111]の化合物またはその塩は、−数式[■
]の化合物に対して、1〜10倍モル使用すればよい。
この反応は、通常、20〜ioo℃で、1〜24時間実
施すればよい。
製法2 [式中、R2aおよびR3aは、同一または異なって、
置換されていてもよいアルキル、シクロアルキル、アル
ケニル、アリールまたは環中の炭素原子を介して結合す
る複−環残基を二R4は、カルボキシル保護基を;Y1
6よびY2は、ハロゲン原子を、 R1は、前記したと
同様の意味を示す。」 一般式[工al、[丁b1または[V]の化合物の塩と
しては、−数式[I]の化合物の塩と同様の塩が挙げら
れる。− R2物よびR3aにおける名木は、R1、R2およびR
3における置換基と同じ置換基で置換されていてもよい
R4のカルボキシル ルボキシル基の保m!、たとえば、低級アルキル基など
が挙げられる。
(i)  −数式[IV]の化合物に、−数式[VIa
lまたは[VIblの化合物を反応させることによって
、−数式[Ialの化合物もしくはその塩または一般式
[V]の化合物もしくはその塩を得ることができる。
この反応は溶媒の存在下に行うことができ、使用される
溶媒としては、反応に悪影響を及ぼさないものであれば
特に限定されないが、たとえば、ジエチルエーテル、テ
トラヒドロフランおよび1。
2−ジメトキシエタンなどのエーテル類が挙げられ、こ
れらの溶媒は、二種以上混合して使用してもよい。
一般式[VIalまたは[VIblの化合物は、−数式
[IV]の化合物に対して、1〜10倍モル使用すれば
よい。
この反応は、通常、不活性気体下、−80〜100°C
で、1〜24時間実施すればよい。
なお、−数式[V]の化合物またはその塩と一般式[I
alの化合物またはその塩の分離は、カラムクロマトグ
ラフィー、再結晶などの通常の単離精製操作によって行
うことができる。
(11)−数式[V]の化合物またはその塩に、−数式
[VIalまたは[VId]の化合物を反応させること
によって、−数式[ I blの化合物またはその塩を
得ることができる。
この反応は、上記(1)で説明した方法に準じて行うこ
とができる。
製法3 1式中、R1、R2aおよびR4は、前記したと同様の
意味を示す。」 一般式[IC]または[Idlの化合物の塩としては、
−数式[I]の化合物の塩と同様の塩が挙げられる。
一般式[1v」または[V]の化合物に、還元剤を反応
させることによって、それぞれ、−数式f’Iclまた
は[Idlの化合物もしくはそれらの塩を得ることがで
きる。
還元剤としては、たとえば、水素化アルミニウムリチウ
ム、トリ(t−ブトキシ)水素化アルミニウムリチウム
、水素化ホウ累ナトリウムおよび水素化ジイソブチルア
ルミニウムなどの金属水系化物が挙げられる。
使用される溶媒としては、反応に悪影響を及ぼさないも
のであれば特に限定されないが、たとえば、ジエチルエ
ーテルおよびテトラヒドロフランなどのエーテル類;ベ
ンゼンおよびトルエンなどの芳香族炭化水系類:メタノ
ールおよびエタノールなどのアルコール類:並びに水な
どが挙げられ、これらの溶媒は二種以上混合して使用し
てもよい。
還元剤は、−数式[IV]または[V]の化合物に対し
て、0,2〜5倍モル使用すればよい。
この反応は、通常、−80〜ioo ’cで、0.1〜
20時間実施すればよい。
(以下余白) 製法4 「式中、Aは、置換されていてもよいアルコキシ、アル
キルチオ、アミノまたは含窒素複素環式基を;R1およ
びR2aは、前記したと同様の意味を示す。」 一般式[I elまたは[Iflの化合物の塩としては
、−数式[I]の化合物の塩と同様の塩が挙げられる。
一般式[■]の化合物の塩としては、−数式fl[l]
の化合物の塩と同様の塩が挙げられる。
Aの含窒素複素環式基としては、環中の窒素原子を介し
て結合する5員または6員の含窒素複素環式基、たとえ
ば、1日−イミダゾール−1−イル、1H−1,2,4
−トリアゾール−1−イル、ピペラジン−1−イルおよ
びモルホリン−4−イルなどが挙げられる。
Aにおける名木は、R1、R2およびR3における置換
基と同じ置換基で置換されていてもよい。
−数式[■]または[IX]の化合物に、−数式[■]
またはflll]の化合物もしくはそれらの塩を反応さ
せることよって、それぞれ、−数式[Ielまたは[1
月の化合物もしくはそれらの塩を得ることができる。
この反応は、1昧1で説明した方法に準じて行うことが
できる。
つぎに、本発明化合物を製造するための原料である一般
式[■コ、[IVコ、[VI] 、T3に[F [IX
]の化合物の製造法について説明する。
一般式[VI]の化合物は、−数式[V]の化合物に、
メチレン化剤を反応させることにより得ることができる
メチレン化剤としては、たとえば、ジメチルオキソスル
ホニウムメチリド、ジメチルスルホニウムメチリドおよ
びジアゾメタンなどが挙げられる。
この方法は、ジャーナル・オン・アメリカン・ケミカル
・ンサエ−r イー (J、 Am、 Chem、 S
oc、 )第87巻、1353頁(1965年)、オー
ガニック・リアクションズ(Org、React、 )
第8巻、第364〜429頁(1954年)に記載の方
法に準じて行うことができる。
一般式[Ifl、[IV]および[IX]の化合物は、
たとえば、つぎに示す製造法にしたがって製造すること
ができる。
(以下余白) 「式中、Y3は、ハロゲン原子を:R1、R2a、R3
a、R4,X、YlaよびY” は、前記シたと同様の
意味を示す。」 一般式[X]および[X1]の化合物は、公知方法また
はそれに準じた方法によって製造することができる。
ついで、各工程について説明する。
(i)  −数式E℃」または[IV’lの化合物の製
造。
−数式[XIまたは[XI]の化合物に、溶媒および亜
鉛の存在下、−数式[Xl[]の化合物を反応させるこ
とによって、それぞれ、−数式[X[l]または[IV
]の化合物を得ることができる。
−数式[XI]の化合物としては、たとえば、エチルブ
ロモジフルオロアセタートなどが挙げられる。
この方法は、テトラヘドロン・レター (Tetrahedron Lett、 )第25巻、
第2301頁(1984年)に記載の方法に準じて行う
ことができる。
(11)−数式[]または[]Ia]の化合物の製造。
一般式[XIn]の化合物に、−数式[VIalまたは
[VIblの化合物を反応させることによって、−数式
[XN]の化合物を得、ざらに−数式[VIC]または
[VIdlの化合物を反応させることによって、−数式
[I[a]の化合物を得ることができる。
この反応は、製法2に準じて行うことができる。
(iiil  −数式[lIb1または[IIC]の化
合物の製造。
−数式[Xll1]または「習」の化合物に、還元剤を
反応させることによって、それぞれ、−数式fnt)]
または[lIc1の化合物を得ることができる。
この反応は、製法3に準じて行うことができる。
Gv)  −数式[XV]または[IX]の化合物の製
造。
−数式[r]の化合物に、塩基を反応させることによっ
て、−数式[XV]の化合物を得ることができる。
mlとしては、たとえば、水酸化ナトリウムおよび水酸
化カリウムなどの無機塩基;並びにトリエチルアミン、
トリブチルアミンおよびDBUなどの有機塩基が挙げら
れる。
使用される溶媒としては、反応に悪影響を及ぼざないも
のであれば特に限定されないが、たとえば、ジエチルエ
ーテルおよびテトラヒドロフランなどのエーテル類;ベ
ンゼンおよびトルエンなどの芳香族炭化水素類:メタノ
ールおよびエタノールなどのアルコール類;N、N−ジ
メチルホルムアミドおよびN、N−ジメチルアセトアミ
ドなどのアミド類;並びに水などが挙げられ、これらの
溶媒は二種以上混合して使用してもよい。
IIは、−数式[■]の化合物に対して、0.5〜5倍
モル使用すればよい。
この反応は、通常、−20〜ioo℃で、0.1〜24
時間実施すればより。
さらに、−数式[XV]の化合物を前記した一般式[V
]の化合物にメチレン化剤を反応させる方法と同様の方
法により、−数式[IX]の化合物を得ることができる
このようにして得られた一般式[iコの化合物またはそ
の塩は、抽出、晶出、蒸留およびカラムクロマトグラフ
ィーなどの通常の方法によって単離精製することができ
る。
また、−数式[I]の化合物またはその塩を、たとえば
、酸化反応、還元反応、付加反応、置換反応、脱保護お
よび加水分解反応などの自体公知の方法を適宜組み合わ
せることによって、他の一般式[工]の化合物またはそ
の塩に誘導することができる。
本発明化合物を医薬として用いる場合、医薬上許容され
る賦形剤、担体および希釈剤などの添加剤を適宜混合し
てもよく、これらは、常法により錠剤、カプセル剤、顆
粒剤、細粒剤、粉末剤または注射剤などの形態として経
口または非経口投与することができる。投与量は、経口
投与の場合、通常成人の体重1 Kg当り約0.05〜
200 my/日程度で、これを1回または数回に分け
て投与されるが、年齢、体重および症状に応じて適宜選
択される。
[発明の効果」 つぎに、本発明の代表的化合物の薬理作用にって述べる
なお、以下の薬理試験に使用する被検化合物N。
は、実施例番号を引用し、また、各試験において、フル
コナゾールおよびケトコナゾールを対照化合物とした。
1、最小発育阻止濃度(MIC)      −マリオ
ツド(H,S、Harriott)の方法[25thI
nterscience Conference on
 AntimicrobialAgents and 
Chemotherapy第243頁(1985年)]
に準じて行った。
カンジダφアルビカンス(Candida  albi
cans)ON−28は、サブロー・デキストロースφ
アガー(Sabouraud dextrose ag
ar)培地(ネオペプトン10g、ブドウ糖20g、寒
天15g/l)で、30℃、1〜2日間培養し、滅菌蒸
留水に懸濁させた。
アスペルギルス・フミガータス(ASperl;III
IUsruMatus)  IAM−3006は、ポテ
ト・デキストロース・アガー(Potato  dex
trose agar)培地(白水製薬)に分生子が豊
富に形成されるまで30°Cで培養し、形成した分生子
を0.6%ツイーン(Tween)80を含む滅菌生理
食塩液に懸濁させた。
カンジダ・アルビカンスまたはアスペルギルスフミガー
タスを最終菌量が104胞子/dとなるように薬剤を含
むTCブロス培地(イースト・カーボン・ベース1.1
7g、硫酸アンモニウム0. 25 g、L−グルタミ
ン酸喬有MEMアミノ酸50倍濃縮液2、O fd, 
0.5Mリン酸緩衝液(pH7.5)20 m、7.5
%炭酸水素ナトリウム1.33rnf!/100 d)
に接種し、37℃で3日間培養した。菌の発育の有無を
観察し、菌の発育が阻止された最小濃度をMIC (s
/d)とした。
その結果を表−1に示す。
(以下余白) 表−1 2、感染治療実検 ■実験的にカンジダ・アルビカンスON−28に感染さ
せたマウスを用い、本発明化合物の経口による治療効果
を測定した。
1群5匹のICR系雄性マウス(体重19〜21g)に
カンジダ・アルビカンスON−28 3.9 XIO6
細胞/マウスを尾静脈投与し、感染を惹起した。感染2
時間後、マウス1匹当た9試験化合物0.1m7を1回
経口投与し、10日間生死を観察し、平均生存日数より
相対治療係数を求めた。
その結果を表−2に示す。
なお、表−2においては、ケトコナゾールの平均生存日
数を100とした場合の試験化合物の相対治療係数を表
わした。
(以下余白) 表〜2 ■実験的にアスペルギルス・フミガータスIAH−30
06に感染させたマウスを用い、本発明化合物の経口に
よる治療効果を測定した。
1群10匹のICR系雄性マウス(体重17〜20q)
にシクロホスファミド200 mg/に9を腹腔内投与
し、4日1麦にアスペルギルス・フミガータスIA■−
30067,6Xl06細胞/マウスを尾静脈投与し、
感染を惹起した。感染2時間後、マウス1匹当た9試験
化合物0.5mgを1回経口投与し、10日間生死を観
−27= 祭し、平均生存日数より相対治療係数を求めた。
その結果を表−3に示す。
なお、表−3においては、フルコナゾールの平均生存日
数を100とした場合の試験化合物の相対治療係数を表
わした。
表−3 2、急性毒性 1群3匹のICR系雄性マウス(体重19〜203)に
被検化合物を静脈投与し、急性毒性を検討した。
なあ、被検化合物は、プロピレングリコールに溶解させ
て調製した。
その結果、被検化合物No、 16よび9は、200m
9/Kg投与で死亡例は認められなかった。
[発明の効果] 以上のことから明らかなように、本発明化合物は極めて
優れた薬理効果を発揮し、安全性の高い化合物でおるこ
とが理解できる。
(以下余白) [実施例] 本発明をざらに詳細に説明するために参考例および実施
例を挙げるが、本発明はこれらに限定されるものではな
い。
なあ、カラムクロマトグラフィーにおける担体は、メル
ク社製のシリカゲル[キーゼルグル60゜アート、 7
734(Kieselgel 60.Art、7734
月を用いた。
溶出溶媒にあける混合比は容量比による。
また、文中および表中において、[]内は再結晶溶媒を
示し、つぎの略語は以下の意味を有する。
Me;メチル、Et :エチル、DEE ;ジエチルエ
ーテル、IPE;ジイソプロピルエーテル、ACOEt
 :酢酸エチル 参考例1    ・ 亜鉛8.1gを乾燥テトラヒドロフラン200 dに懸
濁させた後、エチルブロモジフルオロアセタート25.
19を還流下に滴下する。ついで、乾燥テトラヒドロフ
ラン100dに2−クロロ−2−,4−−ジフルオロア
セトフェノン19□63を溶解させた溶液を還流下に滴
下する。ついで、還流下に10分−30= 間反応させた後、不溶物を炉去し、減圧下に溶媒を留去
する。得られた残留物に酢酸エチル200 mおよび水
200 dを加え、6N塩酸でpH?、0に調整する。
有機層を分取し、飽和食塩水で洗浄した後、無水硫酸マ
グネシウムで乾燥させ、減圧下に溶媒を留去する。得ら
れた残留物をカラムクロマトグラフィー(溶出溶媒;n
−ヘキサン:トルエン=1;2)で精製すれば、油状の
エチル−4−クロロ−3−(2,4−ジフルオロフェニ
ル)−2,2−ジフルオロ−3−ヒドロキシブチラード
19.79 (収率61%)を得る。
工Rに−ト) cm−’ ; 3500.2970.1
755.1610.1590同様にして、表−4の化合
物を得た。
(以下余白) 参考例2 マグネシウム4.85 ’jおよびヨウ化メチル28.
39より調製したヨウ化メチルマグネシウムを含む乾燥
ジエチルエーテル溶液160威に、5〜10°Cでエチ
ル−4−クロロ−3−(2,4−ジフルオロフェニル)
−2,2−ジフルオロ−3−ヒドロキシブチラード15
.79を含む乾燥ジエチルエーテル溶液80威を滴下す
る。ついで、20〜25°Cで2時間反応させた後、反
応液を酢酸エチル160 dおよび水160蔵の混合溶
媒に導入し、6N塩酸でp旧、0に調整する。有機層を
分取し、1%チオfA酸ナナトリウム水溶液よび飽和食
塩水で順次洗浄した後、無水硫酸マグネシウムで乾燥さ
ゼ、減圧下に溶媒を留去する。得られた残留物をカラム
クロマトグラフィー(溶出溶媒;トルエン:酢酸エチル
−50:1)で精製すれば、1−クロロ−2−(2,4
−ジフルオロフェニル)−3,3−ジフルオロ−4−メ
チル−2,4−ベンタンジオール12.3y (収率8
2%)を得る。
融点:55.5〜57.0°C[n−ヘキサジ]IR(
KBr)cm、 3480.3350.1610.15
90.1490同様にして、表−5の化合物を得た。
(以下余白) / / /17 参考例3 マグネシウム3.64gおよびヨウ化メチル21.2g
より調製したヨウ化メチルマグネシウムを含む乾燥ジエ
チルエーテル溶液160m1に、−10〜O℃で乾燥テ
トラヒドロフラン160 mを滴下する。ついで、−7
0〜−60℃でエチル−4−クロロ−3−(2,4−ジ
フルオロフェニル)−2,2−ジフルオロ−3−ヒドロ
キシブチラード15.7gを含む乾燥ジエチルエーテル
溶液80威を滴下した後、5〜10℃まで1時間を要し
て昇温する。反応終了後、反応液を酢酸エチル160威
および水160 Inf!の混合溶媒に導入し、6N塩
酸でp旧、0に調整する。有機層を分取し、1%チオ硫
酸ナトリウム水溶液および飽和食塩水で順次洗浄した後
、無水硫酸マグネシウムで乾燥させ、・減圧下に溶媒を
留去する。得られた残留物をカラムクロマトグラフィー
(溶出溶媒;トルエン二〇−ヘキサン−2:1)で精製
すれば、油状の5−クロロ−4−(2,4−ジフルオロ
フェニル)−3,3−ジフルオロ−4−ヒドロキシ−2
−ペンタノン12.517 (収率88%)を得る。
一 IR(ニー1” ) cm−1: 3480.1735
.1605.1585.1490同様にして、つぎの化
合物を得る。
05−クロロ−3,3−ジフルオロ−1−(4,−フル
オロフェニル)−4−ヒドロキシ−2−ペンタノン 油状 IRに−ト) cm” : 3500.1735.15
90.1500.135004−クロロ−1,3−ビス
(2,4−ジフルオロフェニルL−2,2−ジフルオロ
−3−ヒドロキシ−1−ブタノン 油状 IR(ニー1〜) cm−1; 3530.1705.
1605.1590.1495参考例4 チアゾール0.359およびフェニルリチウム(2N−
シクロヘキザン・ジエチルエーテル溶液)2.07m1
より調製した?−リチオチアゾールを含む乾燥テトラヒ
ドロフラン溶液10dに、−75〜−60℃でエチル−
4−クロロ−3−(2,4−ジフルオロフェニル)−2
,2−ジフルオロ−3−ヒドロキーIli’q   − シブチラート0.859を含む乾燥テトラヒドロフラン
溶液5dを滴下する。同温度で1,5時間反応させる。
反応終了後、反応液を酢酸エチル10dおよび水10m
1の混合溶媒に導入し、2NmMでpl−12,0に調
整する。有機層を分取し、飽和食塩水で洗浄した後、無
水硫酸マグネシウムで乾燥させ、減圧下に溶媒を留去す
る。得られた残留物をカラムクロマトグラフィー(溶出
溶媒;n−ヘキサン;酢酸エチル−10:1)で精製す
れば、油状の4−クロロ−3−(2,4−ジフルオロフ
ェニル)−2,2−ジフルオロ−3−ビトロキシ−1−
(2−デアゾリル)−1−ブタノン0.539 (収率
55%)を得る。
IR(KBr)cm−1: 3125.1710.16
15.1500.1420同様にして、つぎの化合物を
得た。
04−クロロ−1−(1−シアノシクロプロピル)−3
−(2,4−ジフルオロフェニル)−2゜2−ジフルオ
ロ−3−ヒドロキシ−1−ブタノン 融点;71.5〜74,5°C IR(KBr)cm−1; 3350.2265.17
30.1620.1600参考例5 マグネシウム0.609および臭化エチル2.77より
調製した臭化エチルマグネシウムを含む乾燥ジエチルエ
ーテル溶液304dに、5〜10°Cで5−クロロ−4
−(2,4−ジフルオロフェニル)−3゜3−ジフルオ
ロ−4−ヒドロキシ−2−ペンタノン2.87を含む乾
燥ジエチルエーテル溶液15m1を滴下する。ついで、
同温度で2時間反応させた後、反応液を酢酸エチル3(
7および水30dの混合溶媒に導入し、6N塩酸でpH
1,0に調整する。有機層を分取し、1%チオ硫酸ナト
リウム水溶液および飽和食塩水で順次洗浄した後、無水
硫酸マグネシウムで乾燥させ、減圧下に溶媒を留去する
。得られた残留物をカラムクロマトグラフィー(溶出溶
媒;トルエン:酢酸エチル−100:1)で精製すれば
、1−クロロ−2−(2,4−ジフルオロフェニル)−
3,3−ジフルオロ−4−メチル−2,4−へギザンジ
オール1.99 (収率61%)を得る。
融点:103.5〜104.0°C[n−ヘキサン−I
PE]IR(KBr)cm−’ + 3380.161
0.1595.1500同様にして、表−6の化合物を
得た。
(以下余白) 一 48− 参考例6 5−クロロ−4−(2,4−ジフルオロフェニル)−3
,3〜ジフルオロ−4−ヒドロキシ−2−ペンタノン2
.8gをメタノール28dに溶解させた後、5〜10’
Cで水素化ホウ素ナトリウム0.199を分割添加する
。ついで、同温度で10分間反応ざぜた後、反応液を酢
酸エチル1ooyおよび水100dの混合溶媒に導入し
、6N塩酸でp旧、0に調整する。有機層を分取し、飽
和食塩水で洗浄した後、無水硫酸マグネシウムで乾燥さ
せ、減圧下に溶媒を留去する。得られた残留物をジイソ
プロピルエーテルおよびn−ヘキサンの混合溶媒より再
結晶すれば、1−クロロ−2−(2,4−ジフルオロフ
ェニル)−3,3−ジフルオロ−2,4−ベンタンジオ
ール1.99 (収率67%)を得る。
融点:101.5〜102.5℃[n−ヘキサン−IP
EIIR(KBr)cm−’ : 3440.1610
.1590.1495.1410同様にして、つぎの化
合物を得た。
04−クロロ−1−(1−シアノシクロプロピル)−3
−(2,4ジフルオロフェニル)−2゜2−ジフルオロ
−1,3−ブタンジオール泡沫状 IR(KBr)cm−1: 3400,2240.16
05.1590.1490参考例7 4−クロロ−1,3−ビス(2,4−ジフルオロフェニ
ル)−2,2−ジフルオロ−3−ヒドロキシ−1−ブタ
ノン1.9gをベンゼン190m1に溶解させた後、ト
リエチルアミン15gを加え、20時間還流する。反応
終了後、反応液を水190 l1li2に導入し、6N
塩酸でp旧、0に調整する。有機層を分取し、飽和食塩
水で洗浄した後、無水硫酸マグネシウムで乾燥させ、減
圧下に溶媒を留去する。得られた残留物をカラムクロマ
トグラフィー(溶出溶媒;n−ヘキサン:トルエン−3
;1)で精製すれば、油状の1,3−ビス(2,4−ジ
フルオロフェニル)−,3,4−エポキシ−2,2−ジ
フルオロ−1下ブタノン0.7g(収率41%)を得る
IRに−ト) Cm−’ ; 1705.1610.1
505.1425.1270同様にして、つぎの化合物
を得た。
04− (2,4−ジフルオロフェニル)−4,5−エ
ポキシ−3,3−ジフルオロ−2−ペンタノン 油状 IRに−ト) cm” ; 1750.1610.15
95.1505.1425参考例8 乾燥ジメチルスルホキシド3.5威に水素化ナトリウム
(純度60%)52m9を加え、15〜25°Cでヨウ
化トリメチルオキソスルホニウム0.299を分割添加
し、水素の発生が止むまで反応させる。ついで、同温度
で1,3−ビス(2,4−ジフルオロフェニルL−3,
4−エポキシ−2,2−ジフルオロ−1−ブタノン0.
359を加え、1時間反応させる。
反応終了後、反応液を水20dおよび酢酸エチル20d
の混合溶媒に導入し、2N塩酸でpH2,0に調整する
。有機層を分取し、飽和食塩水で洗浄した後、無水硫酸
マグネシウムで乾燥させ、減圧下に溶媒を留去する。得
られた残留物をカラムクロマトグラフィー(溶出溶媒;
n−ヘキザン:トルエン−3;1)で精製すれば、油状
の2,4−ビス(2,1−ジフルオロフェニル)−(1
,2)、(4,5)一ジェポキシー3,3−ジフルオロ
ペンタン0.228(収率60%)を得る。
IRに−ト) cm−1; 1610.1590.15
00.1420.1265同様にして、つぎの化合物を
得た。
02− (2,4−ジフルオロフェニル)−(1゜2>
、(4,5)−ジェポキシ−3,3−ジフルオロ−4−
メチル−ペンタンのジアステレオマーの一方 油状 IRに−ト) cm−’ ; 1610.1590.1
500.1420.1265参考例9 亜鉛、エチルブロモジフルオロアセタートおよび1−(
2,4−ジフルオロフェニル)−2−(1H−1,2,
4−トリアゾール−1−イル)エタノンを用い、参考例
1と同様にして、エチル=3− (2,4−ジフルオロ
)Tニル)−2,2−ジフルオロ−3−ヒドロキシ−4
−(1H−1゜2.4−トリアゾール−1−イル)ブチ
ラードを得る。
融点:106.5〜108.0°C[n−ヘキサジ・ベ
ンセン]IR(KBr) crrr−” : 3445
.3110.1765.1615.1505参考例10 ヨウ化メチルマグネシウムおよびエチル−3−(2,4
−ジフルオロフェニル)−2,2−ジフルオロ−3−と
トロキシ−4−(1H−1,2゜4−トリアゾール−1
−イル)ブチラードを用い、参考例3と同様にして、4
−(2,4−ジフルオロフェニル)−3,3−ジフルオ
ロ−4−ヒドロキシ−5−(1H−1,2,4−トリア
ゾール−1−イル)−2−ペンタノンを得る。
融点:121.O〜122.0°C[n−ヘキサジ・ベ
ンゼン]IR(KBr) cm−1; 3105.17
45.1615.1505.1420冥施例1 1−クロロ−2−(2,4−ジフルオロフェニル)−3
,3−ジフルオロ−4−メチル−2,4−ベンタンシオ
ール12.09をN、N−ジメチルホルムアミド120
 m!!に溶解させた後、無水炭酸カリウム11,0び
および1,2.4−トリアゾール5.59を加え、80
〜90’Cで5時間反応させた後、減圧下に溶媒を留去
する。得られた残留物に酢酸エチル120dおよび水1
20 dを加え、6Nl酸でpH,Oに調整する。有機
層を分取し、飽和食塩水で洗浄した後、無水硫酸マグネ
シウムで乾燥させ、減圧下に溶媒を留去する。得られた
残留物をカラムクロマトグラフィー(溶出溶媒;クロロ
ホルム:メタノール−100:1)で精製すれば、2−
 (2,4−ジフルオロフェニル)−3,3−ジフルオ
ロ−4−メチル−1−(1H−1,2,4−トリアゾー
ル−1−イル)−2,4−ベンタンジオール8,97(
収率67%)を得る。
融点;113.0〜114.0°C[IPE]IR(K
Br) cm−1: 3250.3120.1B10.
1595.1510実施例2〜36 実施例1と同様にして、表−7の化合物を得た。
(以下余白) = 60 = 実施例37 2.4−ビス(2,4−ジフルオロフェニル)−(1,
2>、(4,5)−ジェポキシ−3,3−ジフルオロペ
ンクン0.159をN、N−ジメチルホルムアミド15
威に溶解させた後、無水炭酸カリウム0.1γJおよび
1,2.4−トリアゾール0.099を加え、80〜9
0’Cで2時間反応させた後、減圧下に溶媒を留去する
。得られた残留物に酢酸エチル15dおよび水15威を
加え、6N塩酸でp旧、Oに調整する。有機層を分取し
、飽和食塩水で洗浄した後、無水硫酸マグネシウムで乾
燥させ、減圧下に溶媒を留去する。得られた残留物をカ
ラムクロマトグラフィー(溶出溶媒;クロロホルム:メ
タノール−50:1)で精製すれば、2,4−ビス(2
゜4−ジフルオロフェニル)−3,3−ジフルオロ−1
,5−ビス(IH−1,2,’4−i−リアゾールー1
−イル)−2,4−ベンタンジオール0,09g(収率
43%)を得る。
融点;83.0〜86,0℃[IPEコIR(KBr)
 cm−1; 3380.1615.1600実施例3
8 2−(2,4−ジフルオロフェニル)−(1゜2>、(
4,5)−ジェポキシ−3,3−ジフルオロ−4−メチ
ルペンタンを用い、実施例37と同様にして、2−(2
,4−ジフルオロフェニル)−3,3−ジフルオロ−4
−メチル−1,5−ビ′ス(1H−1,2,4−1−リ
アゾール−1−イル)−2,4−ベンタンジオールのジ
アステレオマーの一方を得る。
融点;157.0〜158.0°C If?(KBr) cm−1: 3100.1610.
1590実施例39 エチル−3−(2,4−ジフルオロフェニル)=2,2
−ジフルオロ−3−ヒドロキシ−4−(1H−1,2,
4−トリアゾール−1−イル〉ブチラードおよび水素化
ホウ素ナトリウムを用い、参考例6と同様にして、3〜
(2,4−ジフルオロフェニル)−2,2−ジフルオロ
−4,−(1H−1,2,4−トリアゾール−1−イル
)−1゜3−ブタンジオールを得る。
融点;105.0〜107.0’C IR(KBr) cm” : 3330.1B20.1
505.1275.1110実施例40 ジイソプロピルアミン960 m’jおよびn−ブチル
リチウム(1,66N n−ヘキサン溶液)5.7(7
7より調製したリチウムジイソプロピルアミドを含む乾
燥ジエチルエーテル溶液iom!!に、−75〜−65
℃でイソ酪酸エチル1.10gを滴下し、同温度で15
分間反応させる。ついで、−75〜−65°Cで4−(
2,4−ジフルオロフェニル)−3,3−ジフルオロ−
4−ヒドロキシ−5−(1H−1,2,4−トリアゾー
ル−1−イル)−2−ペンタノン1.09を含む乾燥テ
トラヒドロフラン溶液10m!!を滴下した後、20°
Cまで3時間を要して昇温する。反応終了後、反応液を
酢酸エチル50威および水50m1の混合溶媒に導入す
る。有機層を分取し、飽和食塩水で洗浄した後、無水硫
酸マグネシウムで乾燥させ、減圧下に溶媒を留去する。
得られた残留物をカラムクロマトグラフィー(溶出溶媒
;トルエン:酢酸エチル=2:1)で精製すれば、油状
のエチル−5−ルオロー3,5−ジヒドロキシ−2,2
,3−トリメチル−6−(1H−1,2,4−トリアゾ
ール−1−イル)ヘキサノアート530 m91 (収
率39%)を得る。
IRに−ト) cm−1: 3345.2975.17
45.1615実施例41 イソ醋酸エチルの代わりに酢酸エチルを用い、実施例4
0と同様にして、油状のエチル−5−(2゜4−ジフル
オロフェニル)−4,4−ジフルオロ−3,5−ジヒド
ロキシ−3−メチル−6−(1H−1,2,4−トリア
ゾール−1−イル)ヘキサノアートを得る。
IRに−ト) cm−’ ; 3390.1730.1
615.1505.1425買施例42 エチル=5−(2,4−ジフルオロフェニル)−4,4
−ジフルオロ−3,5−ジヒドロキシ−2,2,3−ト
リメチル−6−(1H−1,2゜4−トリアゾール−1
−イル)ヘキサノアートおよびヨウ化メチルマグネシウ
ムを用い、参考例5と同様にして、2’−(2,4−ジ
フルオロフェニル)−3,3−ジフルオロ−4,5,5
,6−チトラメチルー1−(1H−1,2,4−トリア
ゾール−1−イル)−2,4,6−へブタントリオール
を得る。
融点:134.O〜138.0’C IR(KBr) cm” : 3265.2985.1
615.1505.1420実施例43 実施例42と同様にして、2−(2,4−ジフルオロフ
ェニル)−3,3−ジフルオロ−4,6−シメチルー1
− (1H−1,2,4−トリアゾール−1−イル)−
2,4,6−へブタントリオールを得た後、この化合物
を2N塩化水素−ジオキサンで処理し、泡沫状の塩酸塩
を得る。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)一般式 ▲数式、化学式、表等があります▼ 「式中、R^1は、置換されていてもよいアリールまた
    は環中の炭素原子を介して結合する複素環式基を;R^
    2およびR^3は、同一または異なつて、水素原子、置
    換されていてもよいアルキル、シクロアルキル、アルケ
    ニル、アリールもしくは環中の炭素原子を介して結合す
    る複素環式基またはR^2とR^3が結合する炭素原子
    と一緒になつて形成するシクロアルキル環を示す。」 で表わされるトリアゾール誘導体およびその塩。
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