JPH04208085A - 直流モータ制御回路 - Google Patents
直流モータ制御回路Info
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- JPH04208085A JPH04208085A JP2339029A JP33902990A JPH04208085A JP H04208085 A JPH04208085 A JP H04208085A JP 2339029 A JP2339029 A JP 2339029A JP 33902990 A JP33902990 A JP 33902990A JP H04208085 A JPH04208085 A JP H04208085A
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- 238000009499 grossing Methods 0.000 description 11
- 239000008186 active pharmaceutical agent Substances 0.000 description 7
- 230000007423 decrease Effects 0.000 description 6
- 239000004065 semiconductor Substances 0.000 description 3
- 238000001514 detection method Methods 0.000 description 2
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 2
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
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- Control Of Direct Current Motors (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本発明は、例えば電気ドライバ、電気ドリル、電気のこ
ぎり、等のように直流モータによって駆動される電動工
具等に好適に実施できる直流モータ制御回路に関する。
ぎり、等のように直流モータによって駆動される電動工
具等に好適に実施できる直流モータ制御回路に関する。
(従来の技術)
この種の電動工具においては、直流モータと電源との間
にモータ電流開閉素子を設け、該モータ電流開閉素子を
オンデユーテイ−(一定期間内における直流モータの駆
動パルスの印加期間比のこと、)を操作レバーの操作ス
トローク量に応じて変化させることで直流モータを駆動
制御するようにしたものがある。
にモータ電流開閉素子を設け、該モータ電流開閉素子を
オンデユーテイ−(一定期間内における直流モータの駆
動パルスの印加期間比のこと、)を操作レバーの操作ス
トローク量に応じて変化させることで直流モータを駆動
制御するようにしたものがある。
そして、この場合、操作レバーの最大操作ストロークに
おいてモータ電流開閉素子両端を短絡させて直流モータ
を最大回転数および最大トルクで回転制御できるように
する機械的な短絡スイッチを該両端に設けたものがある
。
おいてモータ電流開閉素子両端を短絡させて直流モータ
を最大回転数および最大トルクで回転制御できるように
する機械的な短絡スイッチを該両端に設けたものがある
。
(発明が解決しようとする課題)
しかしながら、このような従来回路においては、短絡ス
イッチが機械的なものであるから、作業の繰り返しで短
絡スイッチの接点が開閉するときの発生アークで接点摩
耗を来すという不具合がある。
イッチが機械的なものであるから、作業の繰り返しで短
絡スイッチの接点が開閉するときの発生アークで接点摩
耗を来すという不具合がある。
また、操作レバーの全操作ストロークの範囲で直流モー
タの回転速度およびトルク制御を自動的に行おうとして
も最大操作ストローク位置においては短絡スイッチが閉
じるから、その最大操作ストローク位置ではその回転速
度とトルク制御の自動化ができず、したがって、最大操
作ストローク位置において直流モータを最大回転数およ
び最大トルクで制御するためのものとしての短絡スイッ
チがかえって、電動工具としての高機能化の面では必ず
しも好ましくなかった。
タの回転速度およびトルク制御を自動的に行おうとして
も最大操作ストローク位置においては短絡スイッチが閉
じるから、その最大操作ストローク位置ではその回転速
度とトルク制御の自動化ができず、したがって、最大操
作ストローク位置において直流モータを最大回転数およ
び最大トルクで制御するためのものとしての短絡スイッ
チがかえって、電動工具としての高機能化の面では必ず
しも好ましくなかった。
したがって、本発明においては、操作レバーの最大操作
ストローク位置において閉じるように配備された従来の
短絡スイッチを省略して、操作レバーの全操作ストロー
クの範囲において直流モータを所望の回転速度とトルク
とで自動制御できるようにしたものである。
ストローク位置において閉じるように配備された従来の
短絡スイッチを省略して、操作レバーの全操作ストロー
クの範囲において直流モータを所望の回転速度とトルク
とで自動制御できるようにしたものである。
(課題を解決するための手段)
このような目的を達成するために、本発明においては、
直流モータと電源との間にモータ電流開閉素子を設け、
このモータ電流開閉素子両端に短絡スイッチを設け、直
流モータの回転数あるいはトルクに応じてモータ電流開
閉素子のオンデューティーを変えるとともに、操作レバ
ーの最大操作ストローク位置においては該短絡スイッチ
を閉しるようにした直流モータ制御回路において、前記
短絡スイッチを省略して操作レバーの全操作ストローク
に合わせて直流モータの回転数あるいはトルクを制御す
ることを特徴としている。
直流モータと電源との間にモータ電流開閉素子を設け、
このモータ電流開閉素子両端に短絡スイッチを設け、直
流モータの回転数あるいはトルクに応じてモータ電流開
閉素子のオンデューティーを変えるとともに、操作レバ
ーの最大操作ストローク位置においては該短絡スイッチ
を閉しるようにした直流モータ制御回路において、前記
短絡スイッチを省略して操作レバーの全操作ストローク
に合わせて直流モータの回転数あるいはトルクを制御す
ることを特徴としている。
(作用)
操作レバーの最大操作ストローク位置においてオンする
ように配備されてあった従来の短絡スイッチが省略され
であるから、操作レバーの全操作ストロークの範囲にお
いて直流モータを所望の回転速度とトルクで自動制御で
きる。
ように配備されてあった従来の短絡スイッチが省略され
であるから、操作レバーの全操作ストロークの範囲にお
いて直流モータを所望の回転速度とトルクで自動制御で
きる。
(実施例)
以下、本発明の実施例を図面を参照して詳細に説明する
。
。
第1図は、電動工具の直流モータ制御回路の回路図であ
る。第1図において、Eは電動工具内蔵の電源、Mは直
流モータ、TR2はモータ電流開閉素子であり、D、S
はモータ電流開閉素子TR2の開閉部であって電源Eと
直流モータMとの間に接続されている。
る。第1図において、Eは電動工具内蔵の電源、Mは直
流モータ、TR2はモータ電流開閉素子であり、D、S
はモータ電流開閉素子TR2の開閉部であって電源Eと
直流モータMとの間に接続されている。
SWlは電源スィッチ、SW2は制動接点である。そし
て、これらは電動工具の操作レバーがフリーポジション
(操作していない状態)にあるときは、電源スィッチS
WIは開いており、制動接点SW2は閉じている。
て、これらは電動工具の操作レバーがフリーポジション
(操作していない状態)にあるときは、電源スィッチS
WIは開いており、制動接点SW2は閉じている。
R2は電流検出抵抗であって、直流モータMからモータ
電流開閉素子TR2の開閉部D−Sを介して流れる電流
を検出する。HCIは第1の平滑回路であって、電流検
出抵抗R2の両端電圧を平滑出力する。HO2は第2の
平滑回路であって、モータ電流開閉素子TR2のドレイ
ン電圧を平滑出力する。
電流開閉素子TR2の開閉部D−Sを介して流れる電流
を検出する。HCIは第1の平滑回路であって、電流検
出抵抗R2の両端電圧を平滑出力する。HO2は第2の
平滑回路であって、モータ電流開閉素子TR2のドレイ
ン電圧を平滑出力する。
ECは演算器であって、直流モータMの実際回転数を次
式に従って演算する。
式に従って演算する。
すなわち、直流モータMの電機子抵抗をraとし、直流
モータMの印加電圧をVMとすると、次式■、■が成立
する。
モータMの印加電圧をVMとすると、次式■、■が成立
する。
VM= I a −r a +KE −N ・−・・
・−■ただし、KE 比例定数 N・直流モータMの回転数 Ia 電機子電流 VM=Vcc −Vd ・・■ただし、Vcc
電源電圧 vd:モータ電流開閉素子TR2 のトレイン電圧の平滑電圧 また、■、■式により下記の■式か求められる。
・−■ただし、KE 比例定数 N・直流モータMの回転数 Ia 電機子電流 VM=Vcc −Vd ・・■ただし、Vcc
電源電圧 vd:モータ電流開閉素子TR2 のトレイン電圧の平滑電圧 また、■、■式により下記の■式か求められる。
KE −N=Vc c −Vd −Ia −r a’
■したがって、Vc C−Vd−Ia −r aを演
算することで、直流モータMの実際回転数を得ることが
できるから、演算器ECにおいては、電源電圧Vccが
直接、平滑電圧Vdが第2の平滑回路HC2から、電流
Iaに対応した電圧が第1の平滑回路HCIからそれぞ
れ得ることができ、かつ、比例定数KEと電機子抵抗r
aとは既知の定数として得ていることから、直流モータ
Mの実際回転数の演算を行うことができる。
■したがって、Vc C−Vd−Ia −r aを演
算することで、直流モータMの実際回転数を得ることが
できるから、演算器ECにおいては、電源電圧Vccが
直接、平滑電圧Vdが第2の平滑回路HC2から、電流
Iaに対応した電圧が第1の平滑回路HCIからそれぞ
れ得ることができ、かつ、比例定数KEと電機子抵抗r
aとは既知の定数として得ていることから、直流モータ
Mの実際回転数の演算を行うことができる。
そして、演算器ECは、その演算結果を直流モータMの
実際回転数に対応した演算電圧値とじてスレッショルド
電圧設定器TVに出力する。VRは電圧設定器であって
、操作レバーの操作に連動して摺動子MTか抵抗基板R
B上を摺動し、その摺動子MTの摺動位置て直流モータ
Mの設定回転数に対応した設定電圧値を出力する。
実際回転数に対応した演算電圧値とじてスレッショルド
電圧設定器TVに出力する。VRは電圧設定器であって
、操作レバーの操作に連動して摺動子MTか抵抗基板R
B上を摺動し、その摺動子MTの摺動位置て直流モータ
Mの設定回転数に対応した設定電圧値を出力する。
TVは前記スレッンヨルド電圧設定器であって、オペア
ンプOPと第3の平滑回路HC3とからなり、オペアン
プ○Pの反転入力部(−)に演算器ECからの前記演算
電圧値を、非反転入力部(+)に電圧設定器VRによる
設定電圧値をそれぞれ入力し、該オペアンプOPの出力
部から実際回転数と設定回転数との差に対応したスレッ
ショルド電圧を出力する。第3の平滑回路HC3は、オ
ペアンプOP出力を平滑出力する。
ンプOPと第3の平滑回路HC3とからなり、オペアン
プ○Pの反転入力部(−)に演算器ECからの前記演算
電圧値を、非反転入力部(+)に電圧設定器VRによる
設定電圧値をそれぞれ入力し、該オペアンプOPの出力
部から実際回転数と設定回転数との差に対応したスレッ
ショルド電圧を出力する。第3の平滑回路HC3は、オ
ペアンプOP出力を平滑出力する。
POCは開閉駆動信号出力回路であって、三角波発振器
To、第1の比較器API、およびバッファトランジス
タTRIを含む。三角波発振器TOは、三角波電圧を発
生出力し、第1の比較器APIは、非反転入力部(+)
に三角波電圧を入力し、反転入力部(−)にスレッショ
ルド電圧を入力し、両電圧の大小を比較し、その比較出
力を開閉駆動信号としてバッファトランジスタTRIを
介してモータ電流開閉素子TR2のゲートに出力する。
To、第1の比較器API、およびバッファトランジス
タTRIを含む。三角波発振器TOは、三角波電圧を発
生出力し、第1の比較器APIは、非反転入力部(+)
に三角波電圧を入力し、反転入力部(−)にスレッショ
ルド電圧を入力し、両電圧の大小を比較し、その比較出
力を開閉駆動信号としてバッファトランジスタTRIを
介してモータ電流開閉素子TR2のゲートに出力する。
すなわち、開閉駆動信号出力回路POCからの開閉駆動
信号は、そのオンデユーテイ−が直流モータMの実際回
転数が設定回転数に合わせ込ませて直流モータを定速回
転制御させるように制御するものとして、モータ電流開
閉素子TR2のゲートに出力される。
信号は、そのオンデユーテイ−が直流モータMの実際回
転数が設定回転数に合わせ込ませて直流モータを定速回
転制御させるように制御するものとして、モータ電流開
閉素子TR2のゲートに出力される。
そして、上記実施例においては、第2および第3の比較
器AP2.AP3を有している。比較器AP2は、反転
入力部(−)に演算器ECの出力が、非反転入力部(+
)に基準可変電源RVIがそれぞれ接続されており、比
較器A、P3は、非反転入力部(+)に平滑回路MCI
の出力が、反転入力部(−)に基準、可変電源RV2が
それぞれ接続されている。
器AP2.AP3を有している。比較器AP2は、反転
入力部(−)に演算器ECの出力が、非反転入力部(+
)に基準可変電源RVIがそれぞれ接続されており、比
較器A、P3は、非反転入力部(+)に平滑回路MCI
の出力が、反転入力部(−)に基準、可変電源RV2が
それぞれ接続されている。
そして、基準可変電源RVIは、直流モータMの最低回
転数に対応した電圧を比較器AP2の非反転入力部(+
)に与え、基準可変電源RV2は、直流モータMの設定
トルクに対応した電圧を比較器AP3の反転入力部(−
)に与えるようになっている。また、各比較器AP2.
A’P3は、それぞれトランジスタTR3のベースに接
続されており、ハイレベル出力をそのベースに出力する
ことによって、該トランジスタTR3をオン駆動するよ
うになっている。ここで、制動接点SW2はリレーRL
が通電状態にあるときに閉側に駆動されるようになって
いる。
転数に対応した電圧を比較器AP2の非反転入力部(+
)に与え、基準可変電源RV2は、直流モータMの設定
トルクに対応した電圧を比較器AP3の反転入力部(−
)に与えるようになっている。また、各比較器AP2.
A’P3は、それぞれトランジスタTR3のベースに接
続されており、ハイレベル出力をそのベースに出力する
ことによって、該トランジスタTR3をオン駆動するよ
うになっている。ここで、制動接点SW2はリレーRL
が通電状態にあるときに閉側に駆動されるようになって
いる。
この場合、制動接点SW2はメカニカルであるが、この
メカニカルな制動接点SW2の代えて、トランジスタ等
の半導体スイッチを設けてもよい。
メカニカルな制動接点SW2の代えて、トランジスタ等
の半導体スイッチを設けてもよい。
この半導体スイッチの場合では、リレーRLを設けず、
直接比較器AP2.’AP3の出力でその半導体スイッ
チを駆動するようにしてもよい。
直接比較器AP2.’AP3の出力でその半導体スイッ
チを駆動するようにしてもよい。
第1図の回路の全体の動作を第2図を参照して説明する
。第2図(a’)は、設定回転数Ns(設定電圧値)と
実際回転数Nrとを示し、第2図(b)はスレッショル
ド電圧設定器TVのオペアンプOPの出力と第3の平滑
回路HC3の出力とを示し、第2図(c)は、三角波発
振器T、Oの三角波電圧と、スレッンヨルド電圧設定器
TVの第3の平滑回路HC3の出力(スレッショルド電
圧)とを示し、第2図(d)は比較器APIの出力を示
している。
。第2図(a’)は、設定回転数Ns(設定電圧値)と
実際回転数Nrとを示し、第2図(b)はスレッショル
ド電圧設定器TVのオペアンプOPの出力と第3の平滑
回路HC3の出力とを示し、第2図(c)は、三角波発
振器T、Oの三角波電圧と、スレッンヨルド電圧設定器
TVの第3の平滑回路HC3の出力(スレッショルド電
圧)とを示し、第2図(d)は比較器APIの出力を示
している。
今、時刻toにおいて、直流モータMを設定回転数Ns
において定速回転させるべく、操作レバーをそれに対応
じてフリーポジションの位置から引くと、電圧設定器V
Rの摺動子MTもその操作レバーの操作ストローク分だ
け抵抗基板RB上を摺動する。これによって、スレッシ
ョルド電圧設定器TVのオペアンプOPの非反転入力部
(+)には可動端子MTを介して設定回転数Nsに対応
した設定電圧値が与えられて直流モータMはその設定回
転数が第2図(a)のようなNsに設定される。
において定速回転させるべく、操作レバーをそれに対応
じてフリーポジションの位置から引くと、電圧設定器V
Rの摺動子MTもその操作レバーの操作ストローク分だ
け抵抗基板RB上を摺動する。これによって、スレッシ
ョルド電圧設定器TVのオペアンプOPの非反転入力部
(+)には可動端子MTを介して設定回転数Nsに対応
した設定電圧値が与えられて直流モータMはその設定回
転数が第2図(a)のようなNsに設定される。
一方、操作レバーの操作により電源スィッチSWlが閉
じてモータ電流開閉素子TR2のゲートに電源Eが印加
されると、該モータ電流開閉素子TR2がオンして直流
モータMには電源Eが印加される結果、該直流モータM
は回転を開始する。
じてモータ電流開閉素子TR2のゲートに電源Eが印加
されると、該モータ電流開閉素子TR2がオンして直流
モータMには電源Eが印加される結果、該直流モータM
は回転を開始する。
このときの直流モータMの実際回転数Nrはゼロから開
始するから、その実際回転数Nrは第2図(a)の時刻
toのところから変化していく。そして、この実際回転
数Nrは上述のように演算器ECで演算され、その演算
電圧値かスレッンヨルド電圧設定器TVのオペアンプO
Pの反転入力部(−)に与えられる。
始するから、その実際回転数Nrは第2図(a)の時刻
toのところから変化していく。そして、この実際回転
数Nrは上述のように演算器ECで演算され、その演算
電圧値かスレッンヨルド電圧設定器TVのオペアンプO
Pの反転入力部(−)に与えられる。
スレッショルド電圧設定器TVにおいて、オペアンプO
Pは、設定回転数Nsに対応の設定電圧値と、実際回転
数Nrに対応の演算電圧値とから直流モータMの両回転
数差Ndに対応した電圧(第2図(b)のOPの出力)
を出力し、かつそれを第3の平滑回路HC3で平滑化し
て出力(第2図(b)のHO2の出力)する。そして、
この平滑化出力は、比較器APIの反転入力部(−)に
出力される。
Pは、設定回転数Nsに対応の設定電圧値と、実際回転
数Nrに対応の演算電圧値とから直流モータMの両回転
数差Ndに対応した電圧(第2図(b)のOPの出力)
を出力し、かつそれを第3の平滑回路HC3で平滑化し
て出力(第2図(b)のHO2の出力)する。そして、
この平滑化出力は、比較器APIの反転入力部(−)に
出力される。
比較器APIは、反転入力部(−)に与えられた該平滑
化出力(HO2の出力)、つまりスレッショルド電圧と
、非反転入力部(+)に与えられている三角波発振器T
oからの三角波電圧とを比較し、第2図(d)に示すよ
うに、該比較に見合うオンデユーテイ−の開閉駆動信号
(比較器出力)を出力する。その開閉駆動信号は、バッ
ファトランジスタTRIを介してモータ電流開閉素子T
R2のケートに与えられる。このとき、実際回転数Nr
か設定回転数Nsよりも高くなる時刻t 1までは、演
算器ECで演算されてオペレーンヨナルアンプOPの反
転入力部(−)側に与えられる演算電圧の方が、非反転
入力部(+)側の設定電圧よりも低くなっているから、
したがって、第2図、 (b)のようにスレッンヨルド
電圧設定器TVのオペアンプOPの出力はハイレベルで
、それの平滑化出力(スレッンヨルド電圧)は高くなっ
ていく。したがって、この時刻tO〜t 1の間は、ス
レッンヨルド電圧が高くなっていくから、比較器API
からの出力のオンデユーテイ−1つまりスイッチング素
子TR2の開閉駆動信号のオンデユーテイ−は第2図(
d)のように増加していき、結果、第2図(a)のよう
に直流モータMの実際回転数Nrが増大していく。そし
て、時刻tlで実際回転数Nrが設定回転数Nsに到達
したとき、スレッショルド電圧設定器TVのオペアンプ
OPの出力はローレベルに反転する結果、第3の平滑回
路HC3の出力であるスレッンヨルド電圧は低下し始め
てオンデユーテイ−が減少し直流モータMの回転数も低
下し始める。ただし、時刻t 1ではただちに実際回転
数Nrが低下せず、時刻t2から低下しているのは、上
記回路で構成されたフィードバックループの応答速度の
遅れに起因している。
化出力(HO2の出力)、つまりスレッショルド電圧と
、非反転入力部(+)に与えられている三角波発振器T
oからの三角波電圧とを比較し、第2図(d)に示すよ
うに、該比較に見合うオンデユーテイ−の開閉駆動信号
(比較器出力)を出力する。その開閉駆動信号は、バッ
ファトランジスタTRIを介してモータ電流開閉素子T
R2のケートに与えられる。このとき、実際回転数Nr
か設定回転数Nsよりも高くなる時刻t 1までは、演
算器ECで演算されてオペレーンヨナルアンプOPの反
転入力部(−)側に与えられる演算電圧の方が、非反転
入力部(+)側の設定電圧よりも低くなっているから、
したがって、第2図、 (b)のようにスレッンヨルド
電圧設定器TVのオペアンプOPの出力はハイレベルで
、それの平滑化出力(スレッンヨルド電圧)は高くなっ
ていく。したがって、この時刻tO〜t 1の間は、ス
レッンヨルド電圧が高くなっていくから、比較器API
からの出力のオンデユーテイ−1つまりスイッチング素
子TR2の開閉駆動信号のオンデユーテイ−は第2図(
d)のように増加していき、結果、第2図(a)のよう
に直流モータMの実際回転数Nrが増大していく。そし
て、時刻tlで実際回転数Nrが設定回転数Nsに到達
したとき、スレッショルド電圧設定器TVのオペアンプ
OPの出力はローレベルに反転する結果、第3の平滑回
路HC3の出力であるスレッンヨルド電圧は低下し始め
てオンデユーテイ−が減少し直流モータMの回転数も低
下し始める。ただし、時刻t 1ではただちに実際回転
数Nrが低下せず、時刻t2から低下しているのは、上
記回路で構成されたフィードバックループの応答速度の
遅れに起因している。
そして、時刻t2から実際回転数Nrが低下していき、
時刻t3で設定回転数Nsよりも到達すると、今度は、
設定電圧よりもスレッショルド電圧が大きくなるから、
開閉駆動信号のオンデユーテイ−があがって実際回転数
Nrが増大し始める。
時刻t3で設定回転数Nsよりも到達すると、今度は、
設定電圧よりもスレッショルド電圧が大きくなるから、
開閉駆動信号のオンデユーテイ−があがって実際回転数
Nrが増大し始める。
この場合も時刻t3からただちに実際回転数Nrが増大
するのではなく、フィードバックループの応答速度の遅
れから時刻t4までは実際回転数Nrが減少しいてき、
時刻t4から実際回転数Nrが増大していく。
するのではなく、フィードバックループの応答速度の遅
れから時刻t4までは実際回転数Nrが減少しいてき、
時刻t4から実際回転数Nrが増大していく。
このような一連の動作の繰り返しの結果、直流モータM
の実際回転数Nrは最終的には設定回転数Nsに落ち着
く。つまり、直流モータMは定速制御されることになる
。
の実際回転数Nrは最終的には設定回転数Nsに落ち着
く。つまり、直流モータMは定速制御されることになる
。
一方、今、直流モータMの実際回転数Nrが、基準可変
電源RVIて設定された最低回転数N10Wになるとか
、そのトルクが設定トルクになると、比較器AP2.A
P3それぞれの出力はローレベルからハイレベルに反転
し、その結果トランジスタTR3がオン駆動され、リレ
ーRLが通電されて、制動接点SW2が閉側に駆動され
る。これよって直流モータMは操作レバーの操作とは無
関係に制動されて急停止することとなる。
電源RVIて設定された最低回転数N10Wになるとか
、そのトルクが設定トルクになると、比較器AP2.A
P3それぞれの出力はローレベルからハイレベルに反転
し、その結果トランジスタTR3がオン駆動され、リレ
ーRLが通電されて、制動接点SW2が閉側に駆動され
る。これよって直流モータMは操作レバーの操作とは無
関係に制動されて急停止することとなる。
このような急停止動作は、っぎのような効果がある。
すなわち、電気ドライバにおいてネジの締め付は作業が
完了すると、操作レバーから手指を離してそれをフリー
ボジンヨンに戻し電源スィッチSWtを開いて直流モー
タMを停止させるのであるか、操作レバーがフリーボノ
ノヨンに戻っているのに直流モータMかそれの慣性の作
用で停止するまでに若干の時間かかかったのでは、その
間、直流モータMに大電流が流れ続ける結果、電源Eの
消耗が激しくなるばかりか、直流モータMのトルクが設
定トルクを越えているのに停止しない1こめにネジに必
要以上のトルクかかかってネジ頭部か損傷するおれそが
あるといっ1こ不具合があるが、本実施例においては、
直流モータMが上述のように急停止することから、その
ような電源Eの消耗とかネジ頭部の損傷とかを有効に避
けることができる。
完了すると、操作レバーから手指を離してそれをフリー
ボジンヨンに戻し電源スィッチSWtを開いて直流モー
タMを停止させるのであるか、操作レバーがフリーボノ
ノヨンに戻っているのに直流モータMかそれの慣性の作
用で停止するまでに若干の時間かかかったのでは、その
間、直流モータMに大電流が流れ続ける結果、電源Eの
消耗が激しくなるばかりか、直流モータMのトルクが設
定トルクを越えているのに停止しない1こめにネジに必
要以上のトルクかかかってネジ頭部か損傷するおれそが
あるといっ1こ不具合があるが、本実施例においては、
直流モータMが上述のように急停止することから、その
ような電源Eの消耗とかネジ頭部の損傷とかを有効に避
けることができる。
ところで、本実施例においては、従来、操作レバーの最
大操作ストローク位置において閉じることでモータ電流
開閉素子TR2のドレイン−ソースD−9間を短絡させ
る機械的な短絡スイッチが設けられていないから、該短
絡スイッチの接点摩耗による短寿命化による不具合の解
消と、部品点数の削減化とを図れるとともに、全操作ス
トローク範囲での直流モータMの回転数制御とトルク制
御とを行うことができろ。
大操作ストローク位置において閉じることでモータ電流
開閉素子TR2のドレイン−ソースD−9間を短絡させ
る機械的な短絡スイッチが設けられていないから、該短
絡スイッチの接点摩耗による短寿命化による不具合の解
消と、部品点数の削減化とを図れるとともに、全操作ス
トローク範囲での直流モータMの回転数制御とトルク制
御とを行うことができろ。
(発明の効果)
以上説明したことから明らかなように本発明によれば、
短絡スイッチの省略化によって操作レバーの全操作スト
ロークの範囲で直流モータの回転速度およびトルク制御
を自動的に行うことができることから、電動工具として
の高機能化の而ではたいへん有利になった。
短絡スイッチの省略化によって操作レバーの全操作スト
ロークの範囲で直流モータの回転速度およびトルク制御
を自動的に行うことができることから、電動工具として
の高機能化の而ではたいへん有利になった。
第1図は本発明の実施例に係る直流モータの定速制御回
路の回路図、第2図は該制御回路の動作説明に供するタ
イミングチャートである。 E・・電源、M・・直流モータ、TR2・・モータ電流
開閉素子。
路の回路図、第2図は該制御回路の動作説明に供するタ
イミングチャートである。 E・・電源、M・・直流モータ、TR2・・モータ電流
開閉素子。
Claims (1)
- (1)直流モータと電源との間にモータ電流開閉素子を
設け、このモータ電流開閉素子両端に短絡スイッチを設
け、直流モータの回転数あるいはトルクに応じてモータ
電流開閉素子のオンデューティーを変えるとともに、操
作レバーの最大操作ストローク位置においては該短絡ス
イッチを閉じるようにした直流モータ制御回路において
、 前記短絡スイッチを省略して操作レバーの全操作ストロ
ークに合わせて直流モータの回転数あるいはトルクを制
御することを特徴とする直流モータ制御回路。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2339029A JPH04208085A (ja) | 1990-11-30 | 1990-11-30 | 直流モータ制御回路 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2339029A JPH04208085A (ja) | 1990-11-30 | 1990-11-30 | 直流モータ制御回路 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04208085A true JPH04208085A (ja) | 1992-07-29 |
Family
ID=18323598
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2339029A Pending JPH04208085A (ja) | 1990-11-30 | 1990-11-30 | 直流モータ制御回路 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH04208085A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7023159B2 (en) | 2002-10-18 | 2006-04-04 | Black & Decker Inc. | Method and device for braking a motor |
US7075257B2 (en) | 2002-10-18 | 2006-07-11 | Black & Decker Inc. | Method and device for braking a motor |
US10720860B2 (en) | 2018-01-03 | 2020-07-21 | Milwaukee Electric Tool Corporation | Electronic braking in a power tool |
-
1990
- 1990-11-30 JP JP2339029A patent/JPH04208085A/ja active Pending
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7023159B2 (en) | 2002-10-18 | 2006-04-04 | Black & Decker Inc. | Method and device for braking a motor |
US7075257B2 (en) | 2002-10-18 | 2006-07-11 | Black & Decker Inc. | Method and device for braking a motor |
US10720860B2 (en) | 2018-01-03 | 2020-07-21 | Milwaukee Electric Tool Corporation | Electronic braking in a power tool |
US11075594B2 (en) | 2018-01-03 | 2021-07-27 | Milwaukee Electric Tool Corporation | Electronic braking in a power tool |
US11695352B2 (en) | 2018-01-03 | 2023-07-04 | Milwaukee Electric Tool Corporation | Electronic braking in a power tool |
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