JPH04207851A

JPH04207851A - 原稿読取装置

Info

Publication number: JPH04207851A
Application number: JP2340516A
Authority: JP
Inventors: Nobuo Inage; 稲毛　信夫; Noriyuki Mori; 森　紀幸
Original assignee: Toshiba Corp; Toshiba Intelligent Technology Co Ltd
Current assignee: Toshiba Corp; Toshiba Intelligent Technology Co Ltd
Priority date: 1990-11-30
Filing date: 1990-11-30
Publication date: 1992-07-29

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】〔発明の目的コ（産業上の利用分野）本発明は、例えば、画像情報ファイ・小装置にファイル
する原稿を二次元的に読み取る原稿読取装置に関する。

（従来の技術）この種の原稿読取装置はその装置本体の上面部に原稿載
置台を有す・るとともに、内部には画像処理部を備えて
いる。

また、上記装置本体内には上記原稿載置台に沿って往復
移動するキャリッジを備え、このキャリッジには原稿の
画像を読み取る光学式の読取手段が載置されている。

さらに、上記キャリッジの読取手段と上記装置本体内の
画像処理部とは信号ケーブルを介して電気的に接続され
ている。

しかして、原稿を読み取る場合には、光学式の読取手段
により、原稿載置台上の原稿に光が照射されるとともに
、キャリッジが走行されて原稿に対し光が走査される。

この走査により、原稿がら反射される光は読取手段の受
光素子に受光されて読み取られる。この読み取られた画
像はデジタル信号に変換されたのち、上記信号ケーブル
を介して画像処理部に出力されて画像処理されるように
なっている。

ところで、上記信号ケーブルとして丸形の断面形状のも
のを用いると、キャリッジの往復動時に、信号ケーブル
がキャリッジの往復動方向と直交する方向に大きく変動
する。

このため、信号ケーブルとしては偏平型のケーブルを用
いてケーブルの変動を減少させるか、あるいは、変動し
ても大丈夫なように、装置本体内に特別にスペースを設
けていた。

（発明が解決しようとする課題）しかしながら、偏平型のケーブル（フレキシブルなど）
を用いた場合には、近年の電波漏れ対策の強化により、
ケーブルの周辺を別ピースのシールド材で覆う必要があ
り、組立、調整に時間がかかっていた。

また、装置本体内に特別にスペースを設けた場合には、
装置が大型化してしまう。

さらに、信号ケーブルはフリーな状態に設けられている
ため、キャリッジの往復動中に絶えず変動し、安定性に
欠は無理な力を受ける虞れがあった。

そこで、本発明は組立、調整が簡単で、装置の小型化を
可能とし、しかも、信号ケーブルに無理な力を与えない
原稿読取装置を提供することを目的とする。

［発明の構成］（問題を解決するための手段）本発明は上記課題を解決するために、原稿を載置する原
稿載置台を有するとともに、内部に画像処理部を備えた
装置本体と、この装置本体内に設けられ前記原稿の画像
を読み取る読取手段を載置し前記原稿台に沿って往復移
動するキャリッジと、このキャリッジの読取手段と上記
装置本体内の画像処理部とを電気的に接続する信号ケー
ブルと、この信号ケーブルを上記キャリッジの往復方向
に沿ってガイドするガイド手段とを具備してなるもので
ある。

（作用）上記ガイド手段を設けたことにより、キャリッジの往復
動中にキャリッジの読取手段と装置本体の画像処理部と
を接続する信号ケーブルがキャリッジの往復動方向と直
角方向に変動することなく安定した位置で保持する。

（実施例）以下、本発明を図面に示す一実施例を参照して説明する
。

第２図はこの発明の原稿読取装置を概略的に示したもの
で、図中１は装置本体である。この装置本体１の上面に
は原稿を支承する原稿台（透明ガラス）３が固定されて
いる。前記原稿台３の下部側にはキャリジ９が矢印入方
向に往復動自在に設けられ、このキャリッジ９には読取
手段を構成する（ＬＥＤ）４、レンズ５、ラインイメー
ジセンサ−（ＣＣＤ）６等からなる光学系および電気信
号変換回路を有した電気信号変換基盤７と、Ａ／Ｄ変換
回路を有したＡ／Ｄ変換基盤８が搭載されている。

上記キャリッジ９内のＡ／Ｄ変換基盤８は信号ケーブル
１０を介して画像処理回路を有した画像処理基盤１１に
接続されている。

上記キャリッジ９はベルト１２を介してモータ１３と連
結され、原稿台３の下面に沿って矢印Ａの方向に往復移
動する。

しかして、原稿２の画像を読み取る場合には、光源４か
らの光が原稿２に照射されるととに、キャリッジ９が走
行されて原稿２に対し光が走査される。原稿２からの反
射光は上記レンズ５を通ってラインイメージセンサ−６
に導かれて原稿２の画像がラインイメージセンサ−６上
に結像される。

この結像は電気信号変換基盤７により画像に対応した電
気信号に変換されてＡ／Ｄ変換基盤８のＡ／Ｄ変換回路
に出力する。

Ａ／Ｄ変換基盤８ではラインイメージセンサ−６から供
給される信号をデジタル信号に変換し、さらに、信号ケ
ーブル１０により、画像処理基盤１１に出力され画像処
理が行われる。

ところで、上記装置本体１内の一側部には上下に位置し
てガイド手段を構成する断面コ字型のガイドレール１４
ａ、１４ｂが上記キャリッジ９の往復移動方向に沿って
設けられている。

上記ガイドレール１４ａはキャリッジ９の往復動の範囲
Ｂの全域をカバーする長さを有するとともに、第１図に
示す通り、断面形状としては両側部にガイド壁１６を設
けている。

上記ガイドレール１４ａには信号ケーブル１０の断面形
状に合わせて湾曲部Ｒか付けられており、信号ケーブル
１０の保持力か向上されている。

しかして、キャリッジ９の往復移動時には信号ケーブル
１０はガイドレール１４ａ、１４ｂによってキャリッジ
９の移動方向に沿ってガイドされる。

したがって、従来のように、キャリッジ９の移動方向と
直交する方向に大きく変動することがない。

よって、装置本体１内に信号ケーブル変動用のスペース
を特別に必要とすることがなく、また、偏平型のケーブ
ルを用いた場合のように、電波漏れ対策を施し必要もな
く、さらに、信号ケーブル１０を安定して保持するため
、信号ケーブル１０に無理な力が加わることもない。

なお、上記一実施例においては、丸型の断面形状をした
信号ケーブル１０に合わせてガイドレール１４ａ、１４
ｂに湾曲部Ｒを形成したが、これに限られず、偏平型の
断面形状にしたケーブルについては、第３図のように、
湾曲部Ｒが無いガイド壁１６でもよい。

また、上記一実施例においては、ガイドレール１４ａ、
１４ｂを装置本体１の上下面に設けているが、スペース
に余裕のある場合などには、上面側のガイドレール１４
ａを省略してもよい。

さらに、ガイドレール１４のガイド壁１６のは左側、あ
るいは右側のいずれか一方のみでも良い。

［発明の効果］以上説明したように、本発明によれは、装置本体内に信
号ケーブルの変動スペースを特別に必要とすることがな
く、装置本体を小型化できる。

また、信号ケーブルを安全に保持できるから、信頼性が
高く、信号ケーブルに電波漏れ対策用別部材などを使う
必要がなく、組立、調整の作業性に優れるという効果を
奏する。

【図面の簡単な説明】

図面は本発明の一実施例を示すもので、第１図は信号ケ
ーブルのガイド手段を示す斜視図、第２図は画像読取装
置を一部破断して示す斜視図、第３図は信号ケーブルの
ガイド手段の他の実施例を示す斜視図である。１・・・装置本体、２・・・原稿、３・・・原稿載置台
、４．５．６，７．８・・・読取手段、９・・・キャリ
ッジ、１０・・・信号ケーブル、１４・・・ガイド手段
。出願人代理人　弁理士　鈴江武彦第１図第３図

Claims

【特許請求の範囲】原稿を載置する原稿載置台を有するとともに、内部に画
像処理部を備えた装置本体と、この装置本体内に設けられ前記原稿の画像を読み取る読
取手段を載置し前記原稿台に沿って往復移動するキャリ
ッジと、このキャリッジの読取手段と上記装置本体内の画像処理
部とを電気的に接続する信号ケーブルと、この信号ケー
ブルを上記キャリッジの往復方向に沿ってガイドするガ
イド手段と、を具備してなる原稿読取装置。