JPH04207123A - 天然芝と人工芝とが混成した混成芝生の施工方法と、その施工方法に使用する人工芝 - Google Patents

天然芝と人工芝とが混成した混成芝生の施工方法と、その施工方法に使用する人工芝

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JPH04207123A
JPH04207123A JP2338686A JP33868690A JPH04207123A JP H04207123 A JPH04207123 A JP H04207123A JP 2338686 A JP2338686 A JP 2338686A JP 33868690 A JP33868690 A JP 33868690A JP H04207123 A JPH04207123 A JP H04207123A
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grass
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ground
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Koichi Inoue
幸一 井上
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KYOWA TOOTARU WORKS KK
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、たとえばゴルフ場等において天然芝と人工芝
とを混成した状態で施工する方法と、その施工方法に使
用される人工芝に関するものである。
(従来の技術) 一般に、ゴルフ場等においては天然の芝生が植設されて
いるか、その手入れが結構煩雑であるところから、近年
では人工芝との併用も試みられている。
この場合、人工芝はあくまで天然芝の補充用であり、天
然芝上に敷設して使用される。
従って、このような人工芝が敷設される場所においては
、本来天然芝と人工芝とが混成した状態となるべきであ
る。
(発明が解決しようとする課題) しかしながら、一般に人工芝は、合成樹脂製の糸を細か
く編成して得られた基布に、人工芝の素材を植設して形
成されたものであるため、このような人工芝を天然芝上
に載置すると、上記のような基布が存在するために、通
気性1通水性が非常に悪くなり、従って、地面の砂か硬
化するおそれかあり、また、基布によって天然芝の生育
自体も阻害されることとなる。
本発明は、このような問題点を解決するためになされた
もので、天然芝と人工芝との混成状態においても、通気
性や通水性を損なうことがなく、よって砂の硬化を防止
でき、しかも天然芝の生育阻害を解消することを課題と
するものである。
(課題を解決するための手段) 本発明は、このような課題を解決するために、天然芝と
人工芝とが混成した混成芝生の施工方法と、その施工方
法に使用する人工芝としてなされたもので、混成芝生の
施工方法としての特徴は、予め地面に天然芝の種子を撒
き、次に、その天然芝の種子か発芽して生育する際にそ
の天然芝か通過しうる程度に粗い編目3を有して編成さ
れた基布Iに、人工芝素材を植設して構成された人工芝
4を、前記天然芝の種子か撒かれた地面に敷設し、その
後、前記天然芝を生育させることによって天然芝と人工
芝とが混成した混成芝生を施工することにある。
また、他の混成芝生の施工方法の特徴は、水溶性のシー
ト基材7に天然芝の種子8を混入して成形された芝シー
ト9を地面に敷設し、次に、その天然芝の種子8か生育
する際にその天然芝か通過しうる程度に粗い編目3を存
して編成された基布1に、人工芝素材を植設して構成さ
れた人工芝4を、前記芝シート9上に敷設し、その後、
水を散布して前記芝シート4のシート基材7を溶解する
とともに、前記天然芝の種子を生育させることによって
天然芝と人工芝とが混成した混成芝生を施工することに
ある。
さらに、人工芝としての特徴は、地面に敷設した状態で
、天然芝が生育する際にその天然芝が通過しつる程度に
粗い編目3を存して編成された基布1に、人工芝素材が
植設されて構成されてなることにある。
(作用) すなわち、上記のように、天然芝が生育する際に、その
生育した天然芝が通過しうる程度に粗い編目3を有して
編成された基布1に、人工芝素材を植設して人工芝4が
構成され、このような人工芝4を、天然芝の種子が撒か
れた地面に載置し、或いは水溶性のシート基材7に天然
芝の種子8を混入して成形された芝シート9を地面に敷
設した後にその芝シート上に載置すると、天然芝は、そ
の生育か基布lに阻害されることなく、その基布1の編
目3を通過して生育することとなる。
従って、天然芝の生育か阻害されないために、上記人工
芝4が敷設された場所においては、天然芝と人工芝とが
混成した状態となるのである。
また、基布lの編目3か粗く形成されているために、天
然芝に必要な通気性や通水性が阻害されることもない。
(実施例) 以下、本発明の実施例について図面に従って説明する。
実施例1 本実施例は、天然芝と人工芝との混成芝生の施工に用い
る人工芝の一実施例である。
第1図において、1は、合成樹脂製糸を縦横に織成して
形成された基布で、その基布1には、ポリプロピレンか
らなる無数の短冊片2が、ラッセル織りした状態で植設
されてなる。
そして、上記クロス1は、天然芝の生育時に、その天然
芝か通過しうる程度の編目3を育して編成されてなる。
実施例2 次に、上記実施例1のような人工芝4を用し1で、天然
芝と人工芝との混成芝生の施工方法の実施(Jlについ
て説明する。
先ず、予め地面に天然芝の種子を撒く。
次に、上記実施例1のような人工芝4を、第2図に示す
ように天然芝の種子が撒かれた地面5の上に載置する。
その後、水を散布する等によって、天然芝を生育させる
この場合において、人工芝4の基布1は、天然芝の生育
時にその天然芝か通過しうる程度に粗し)編目3を有し
て編成されてなるため、天然芝6は第3図に示すように
上記基布1の編目3を通過して生育し、従ってその生育
か阻害されることもない。
よって、天然芝6と人工芝4とが万遍なく混成した状態
で施工されることとなるのである。
実施例3 本実施例は、天然芝と人工芝との混成芝生の施工方法の
他実施例である。
本実施例においては、先ず、第4図に示すような水溶性
のシート基材7に天然芝の種子8を混入して成形された
芝シート9を、第5図のように地面5に敷設する。
次に、その芝シート9の上面に、第6図のように上記実
施例1の人工芝4を敷設する。
その後、水を散布すると、芝シート9のシート基材7か
水溶性のものであるために、シート基材7は速やかに溶
解し、そのシート基材7に含存されていた天然芝の種子
8か地面5に散在されることとなる。そして、その種子
8が発芽すると、上記実施例2と同様に天然芝が生育し
て、天然芝6と人工芝4とが混成した混成芝生か得られ
ることとなるのである。
その他の実施例 尚、上記実施例では、人工芝4の基布1として、合成樹
脂製の糸を縦横に編成した基布lを用いたか、基布lの
材質はこれに限定されるものではない。
また、その編成態様も問わない。
要は、生育する天然芝が通過しうる程度に粗い編目3を
有して基布lか編成されていればよいのである。
さらに、上記実施例では、基布1上に植設される人工芝
素材か、ポリプロピレンからなる無数の短冊片2をラッ
セル織りして形成されてなるか、人工芝素材の材質はこ
れに限定されるものではなく、たとえばポリ塩化ビニル
やポリアミド等を用いることも可能であり、その材質は
問うものではない。
また、人工芝素材を形成する手段も、該実施例のラッセ
ル織りに限定されず、他の手段であってもよい。
さらに、上記実施例3て用いた芝シート9のシート基材
7の材質も問うものではなく、要は水溶性のものを使用
すればよいのである。
(発明の効果) 以上のように、本発明は、天然芝が生育する際に、その
生育した天然芝が通過しうる程度に粗い編目を有して編
成された基布に、人工芝素材を植設して人工芝を構成し
、このような人工芝を、天然芝の種子か撒かれた地面に
載置し、或いは水溶性のシート基材に天然芝の種子を混
入して成形された芝シートを地面に敷設した後にその芝
シート上に載置すると、天然芝は、その生育が基布に阻
害されることなく、その基布の編目を通過して生育する
こととなる。
従って、天然芝の生育か阻害されないために、上記人工
芝が敷設された場所においては、天然芝と人工芝とが万
遍なく混成した状態の混成芝生か得られることとなるの
である。
また、基布の編目が粗く形成されているために、天然芝
に必要な通気性や通水性か阻害されることもない。よっ
て、砂の硬化も防止され、また通気性2通水性の維持に
より天然芝の剥離や損傷も防止されることとなるのであ
る。
以上のように、本発明によって、天然芝の育成を阻害さ
せず、また天然芝に必要な通気性1通水性を維持でき、
且つ砂の硬化を防止でき、よって従来では困難とされて
いた天然芝と人工芝との混成芝生の施工を可能ならしめ
るという画期的な効果を有するに至った。
【図面の簡単な説明】
第1図は一実施例としての人工芝を示し、(イ)は要部
断面図、(ロ)はクロスの状態のみを示した要部底面図
。 第2図は地面上に人工芝を敷設した状態の要部断面図。 第3図は人工芝を敷設した状態で天然芝が生育した状態
を示す要部断面図。 第4図は芝シートの要部概略平面図。 第5図は芝シートを地面に敷設した状態の要部断面図。 第6図は芝シートと人工芝とを地面に敷設した状態の要
部断面図。 1・・・基布      4・・・人工芝5・・・地面
      6・・・天然芝7・・・シート基材   
8・・・種子9・・・芝シート 出願人 協和トータルワークス株式会社代理人    
弁理士  藤本 昇 第1図 (て) 11E2r!i!J 第4図 第5図 第6図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、予め地面に天然芝の種子を撒き、次に、その天然芝
    の種子が発芽して生育する際にその天然芝が通過しうる
    程度に粗い編目3を有して編成された基布1に、人工芝
    素材を植設して構成された人工芝4を、前記天然芝の種
    子が撒かれた地面に敷設し、その後、前記天然芝を生育
    させることによって天然芝と人工芝とが混成した混成芝
    生を施工することを特徴とする天然芝と人工芝とが混成
    した混成芝生の施工方法。 2、水溶性のシート基材7に天然芝の種子8を混入して
    成形された芝シート9を地面に敷設し、次に、その天然
    芝の種子8が生育する際にその天然芝が通過しうる程度
    に粗い編目3を有して編成された基布1に、人工芝素材
    を植設して構成された人工芝4を、前記芝シート9上に
    敷設し、その後、水を散布して前記芝シート4のシート
    基材7を溶解するとともに、前記天然芝の種子を生育さ
    せることによって天然芝と人工芝とが混成した混成芝生
    を施工することを特徴とする天然芝と人工芝とが混成し
    た混成芝生の施工方法。 3、地面に敷設した状態で、天然芝が生育する際にその
    天然芝が通過しうる程度に粗い編目3を有して編成され
    た基布1に、人工芝素材が植設されて構成されてなるこ
    とを特徴とする人工芝。
JP2338686A 1990-11-30 1990-11-30 天然芝と人工芝とが混成した混成芝生の施工方法と、その施工方法に使用する人工芝 Expired - Lifetime JPH07114604B2 (ja)

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