JPH04206432A - イオン散乱分析装置 - Google Patents
イオン散乱分析装置Info
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- JPH04206432A JPH04206432A JP2338661A JP33866190A JPH04206432A JP H04206432 A JPH04206432 A JP H04206432A JP 2338661 A JP2338661 A JP 2338661A JP 33866190 A JP33866190 A JP 33866190A JP H04206432 A JPH04206432 A JP H04206432A
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- JP
- Japan
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- ion
- ions
- scattered
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- 150000002500 ions Chemical class 0.000 claims abstract description 67
- 239000002245 particle Substances 0.000 claims abstract description 51
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- 230000001133 acceleration Effects 0.000 abstract description 5
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Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01J—ELECTRIC DISCHARGE TUBES OR DISCHARGE LAMPS
- H01J49/00—Particle spectrometers or separator tubes
- H01J49/44—Energy spectrometers, e.g. alpha-, beta-spectrometers
- H01J49/443—Dynamic spectrometers
- H01J49/446—Time-of-flight spectrometers
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01J—ELECTRIC DISCHARGE TUBES OR DISCHARGE LAMPS
- H01J37/00—Discharge tubes with provision for introducing objects or material to be exposed to the discharge, e.g. for the purpose of examination or processing thereof
- H01J37/252—Tubes for spot-analysing by electron or ion beams; Microanalysers
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01J—ELECTRIC DISCHARGE TUBES OR DISCHARGE LAMPS
- H01J49/00—Particle spectrometers or separator tubes
- H01J49/02—Details
- H01J49/06—Electron- or ion-optical arrangements
- H01J49/067—Ion lenses, apertures, skimmers
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01J—ELECTRIC DISCHARGE TUBES OR DISCHARGE LAMPS
- H01J2237/00—Discharge tubes exposing object to beam, e.g. for analysis treatment, etching, imaging
- H01J2237/244—Detection characterized by the detecting means
- H01J2237/2446—Position sensitive detectors
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01J—ELECTRIC DISCHARGE TUBES OR DISCHARGE LAMPS
- H01J2237/00—Discharge tubes exposing object to beam, e.g. for analysis treatment, etching, imaging
- H01J2237/25—Tubes for localised analysis using electron or ion beams
- H01J2237/2505—Tubes for localised analysis using electron or ion beams characterised by their application
- H01J2237/2516—Secondary particles mass or energy spectrometry
- H01J2237/2527—Ions [SIMS]
Landscapes
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Analytical Chemistry (AREA)
- Analysing Materials By The Use Of Radiation (AREA)
- Other Investigation Or Analysis Of Materials By Electrical Means (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本発明は試料にイオンビームを照射し、試料から照射ビ
ームの入射側で照射ビームと同軸方向に散乱される粒子
をエネルギー分析する直衝突イオン散乱分光装置(Im
pact Cotlision Ion Scauer
ing 5pectroscopy; I CI S
S )に関する。
ームの入射側で照射ビームと同軸方向に散乱される粒子
をエネルギー分析する直衝突イオン散乱分光装置(Im
pact Cotlision Ion Scauer
ing 5pectroscopy; I CI S
S )に関する。
(従来の技術)
ICISSにおけるエネルギー分析方法としては飛行時
間型分析器が用いられる場合が多い。飛行時間型分析器
は試料から同時に散乱された粒子が検出器に到達するま
での時間差によってエネルギー分析を行うものなので、
粒子の荷電の有無に関係なしにエネルギー分析ができる
特徴がある。
間型分析器が用いられる場合が多い。飛行時間型分析器
は試料から同時に散乱された粒子が検出器に到達するま
での時間差によってエネルギー分析を行うものなので、
粒子の荷電の有無に関係なしにエネルギー分析ができる
特徴がある。
所で試料にイオンを照射したとき、そのイオンの中には
電荷を持ったま\散乱されるものと、電荷を試料に取ら
れて中11粒子となって散乱されるものとがあり、飛行
時間型エネルギー分析器ではこの両種のイオンを合せた
全散乱粒子に対してエネルギー分析を行っていることに
なる。しかし試料により散乱される粒子で電荷を保有し
たま\のものは試料の表面に配列している原子により散
乱されたものが多く、他方中性化した粒子は試料表面よ
り内部に進入し、試料原子との間で交互作用があった後
散乱されたちのが多いので、夫々の散乱粒子は試料に関
して異なった情報を担っている。従って飛行時間型分析
器を用いたICl5Sはこれら両種の粒子の夫々の情報
を捨て、両者共通の情報だけを得ていることになる。
電荷を持ったま\散乱されるものと、電荷を試料に取ら
れて中11粒子となって散乱されるものとがあり、飛行
時間型エネルギー分析器ではこの両種のイオンを合せた
全散乱粒子に対してエネルギー分析を行っていることに
なる。しかし試料により散乱される粒子で電荷を保有し
たま\のものは試料の表面に配列している原子により散
乱されたものが多く、他方中性化した粒子は試料表面よ
り内部に進入し、試料原子との間で交互作用があった後
散乱されたちのが多いので、夫々の散乱粒子は試料に関
して異なった情報を担っている。従って飛行時間型分析
器を用いたICl5Sはこれら両種の粒子の夫々の情報
を捨て、両者共通の情報だけを得ていることになる。
また飛行時間型分析器を用いる場合、イオン源と検出器
とは一1iI線の共通光軸上に配置され、検出器が試料
とイオン源との間に位置する構造となるが、飛行時間に
よりエルギー分析を行うには相当の粒子飛行距離が必要
であるためイオン銃から試料面までの距離が長くなり、
イオンビームを試料面で微小点に収束させることが困難
となり、この型のrcrssは試料面の微細構造の分析
に不向きて、成る領域の平均的分析情報が得られるに過
ぎない。
とは一1iI線の共通光軸上に配置され、検出器が試料
とイオン源との間に位置する構造となるが、飛行時間に
よりエルギー分析を行うには相当の粒子飛行距離が必要
であるためイオン銃から試料面までの距離が長くなり、
イオンビームを試料面で微小点に収束させることが困難
となり、この型のrcrssは試料面の微細構造の分析
に不向きて、成る領域の平均的分析情報が得られるに過
ぎない。
しかし飛行時間型分析器を用いたTCISSは上述した
ように構造が直線型となって装置設置スペースが小さく
てすむ上、荷電非荷電の両種散乱粒子を検出てきると云
う利点があるので、広く用いられている。
ように構造が直線型となって装置設置スペースが小さく
てすむ上、荷電非荷電の両種散乱粒子を検出てきると云
う利点があるので、広く用いられている。
(発明力く解決しようとする課8)
本発明は飛行時間型分析器を用いたIcl5sの利点を
失うことな(、荷電、非荷電両種の散乱粒子を弁別して
検出しててきると共に照射イオンビームを試料面に細く
収束させて試料面の微細構造の分析を可能にしようとす
るものである。
失うことな(、荷電、非荷電両種の散乱粒子を弁別して
検出しててきると共に照射イオンビームを試料面に細く
収束させて試料面の微細構造の分析を可能にしようとす
るものである。
(課題を解決するための手段)
イオン源と試料との間にイオン源と同軸的に粒子検出器
を配置し、粒子検出器と試料との間に上記イオン源と同
軸的にイオン加速電極を配zし、或は同加速電極をアイ
ンツェル型レンズとして、その中央電極に粒子からの散
乱イオンを加速する電位を印加するようにした。
を配置し、粒子検出器と試料との間に上記イオン源と同
軸的にイオン加速電極を配zし、或は同加速電極をアイ
ンツェル型レンズとして、その中央電極に粒子からの散
乱イオンを加速する電位を印加するようにした。
(作用)
−アインツェル型レンズは両端の電極がレンズ前後の空
間と同電位になっているので、レンズ通過の前後で荷電
粒子のエネルギーつまり速度は変わっていないが、試料
から散乱されたイオンは試料領の電極と中央電極との間
で加速され、中央電極の中を加速後の速度で通過するた
め試料から同じ速度て飛出したイオンは中性粒子よりア
インツエルレンズの中を高速で通過するため、中性粒子
より短時間でアインツエルレンズを通過して粒子検出器
に入射する。従って散乱粒子が検出されるときの時間差
によりイオンと中性粒子とに弁別することができる。そ
してイオン中性粒子夫々のエネルギー分析は夫々の粒子
群の中でアインツエルレンズ内を通過している間の速度
差により検出される時間に差を生ずることによって行わ
れる。
間と同電位になっているので、レンズ通過の前後で荷電
粒子のエネルギーつまり速度は変わっていないが、試料
から散乱されたイオンは試料領の電極と中央電極との間
で加速され、中央電極の中を加速後の速度で通過するた
め試料から同じ速度て飛出したイオンは中性粒子よりア
インツエルレンズの中を高速で通過するため、中性粒子
より短時間でアインツエルレンズを通過して粒子検出器
に入射する。従って散乱粒子が検出されるときの時間差
によりイオンと中性粒子とに弁別することができる。そ
してイオン中性粒子夫々のエネルギー分析は夫々の粒子
群の中でアインツエルレンズ内を通過している間の速度
差により検出される時間に差を生ずることによって行わ
れる。
他方試料面を照射するイオンビームは上記アインツエル
レンズの収束作用により、試料面に収束せしめられるか
ら微小領域の分析が可能となる。
レンズの収束作用により、試料面に収束せしめられるか
ら微小領域の分析が可能となる。
(実施例)
第1図に本発明の一実施例を示す。図で1は装置外筺
、2はイオン源、3はチョッピング電極、4は検出器、
5は加速電極でSは試料である。イオン源2、検出器4
、加速電極5は同一軸X上に配置され、検出器4は中央
に孔のあいたマイクロチャンネルプレートが用いられて
おり、加速電極5は同軸上に配置された三つの円i電極
51.52.53よりなり、中央の51にイオン加速電
圧が印加され、前後両側の電極52.53は試料Sと同
じ接地電位に設定されて、全体でアインツェル型レンズ
を構成している。チョッピング電極3にはイオンビーム
を偏向させる電圧が印加されておりチョッピングパルス
が印加されることにより、−時的に印加電圧がOとなり
、この間、試料にイオンビームが入射せしめられ、これ
によって一定周期で極く短時間ずつ試料にイオンビーム
を入射せしめられる。イオンビームの強度および照射時
間は一回の照射時間で大体1個の粒子が検出される程度
に設定されている。イオンビームは右方から試料に入射
し、試料から散乱した粒子のうち、入射イオンと反対向
きに散乱された粒子が加速電極5を通過して検出器4に
入射する。
、2はイオン源、3はチョッピング電極、4は検出器、
5は加速電極でSは試料である。イオン源2、検出器4
、加速電極5は同一軸X上に配置され、検出器4は中央
に孔のあいたマイクロチャンネルプレートが用いられて
おり、加速電極5は同軸上に配置された三つの円i電極
51.52.53よりなり、中央の51にイオン加速電
圧が印加され、前後両側の電極52.53は試料Sと同
じ接地電位に設定されて、全体でアインツェル型レンズ
を構成している。チョッピング電極3にはイオンビーム
を偏向させる電圧が印加されておりチョッピングパルス
が印加されることにより、−時的に印加電圧がOとなり
、この間、試料にイオンビームが入射せしめられ、これ
によって一定周期で極く短時間ずつ試料にイオンビーム
を入射せしめられる。イオンビームの強度および照射時
間は一回の照射時間で大体1個の粒子が検出される程度
に設定されている。イオンビームは右方から試料に入射
し、試料から散乱した粒子のうち、入射イオンと反対向
きに散乱された粒子が加速電極5を通過して検出器4に
入射する。
6はチョッピング電極3に印加するパルス電圧を発生す
るパルス発生器、7は時間をディジタルデータ変換する
時間ディジタル変換用のカウンタで、パルス発生器6の
出力パルスによって計時用パルスのカウントを開始し、
検出器4がらの検出信号によって、カウントを停止する
ようになっている。8は検出器4の出力を増幅しでカウ
ンタ7に印加するものである。9はデータ処理を行うコ
ンピュータで、カウンタ7の計数値のヒストグラムを作
成する。このヒストグラムが試料からの散乱粒子のエネ
ルギースペクトルである。10は定電圧源で加速電極5
の中央電極51にイオン加速電圧を印加している。
るパルス発生器、7は時間をディジタルデータ変換する
時間ディジタル変換用のカウンタで、パルス発生器6の
出力パルスによって計時用パルスのカウントを開始し、
検出器4がらの検出信号によって、カウントを停止する
ようになっている。8は検出器4の出力を増幅しでカウ
ンタ7に印加するものである。9はデータ処理を行うコ
ンピュータで、カウンタ7の計数値のヒストグラムを作
成する。このヒストグラムが試料からの散乱粒子のエネ
ルギースペクトルである。10は定電圧源で加速電極5
の中央電極51にイオン加速電圧を印加している。
上の構成で、イオン加速電極51に電圧を印加していな
ければ、従来のTCISSと同じで、試料Sから検出器
4までの距離が散乱粒子を速度差によって選別する速度
選別距離となる。本発明では電極51にイオン加速電圧
を印加しているので、電極52と51との間でイオンの
加速が行われ、試料Sから同速で出た粒子でもイオンは
中性粒子よりも高速で加速管51の中を通過し、検出器
には中性粒子よりも短時間で到達する。従って間軸をエ
ネルギー展開軸としているエネルギースペクトルはイオ
ンと中性粒子とではずれて表われ、両者別々にエネルギ
ースペクトルが得られる。つまりイオンのスペクトルの
方が見掛上高エネルギー側にシフトして表われる。この
シフト量は電極51に印加する電圧によって変化するが
、スペクトルの形自体には変化はない。
ければ、従来のTCISSと同じで、試料Sから検出器
4までの距離が散乱粒子を速度差によって選別する速度
選別距離となる。本発明では電極51にイオン加速電圧
を印加しているので、電極52と51との間でイオンの
加速が行われ、試料Sから同速で出た粒子でもイオンは
中性粒子よりも高速で加速管51の中を通過し、検出器
には中性粒子よりも短時間で到達する。従って間軸をエ
ネルギー展開軸としているエネルギースペクトルはイオ
ンと中性粒子とではずれて表われ、両者別々にエネルギ
ースペクトルが得られる。つまりイオンのスペクトルの
方が見掛上高エネルギー側にシフトして表われる。この
シフト量は電極51に印加する電圧によって変化するが
、スペクトルの形自体には変化はない。
本発明において、散乱粒子をイオンと中性粒子とに分け
て夫々のエネルギースペクトルを測定すると云う立場だ
けに立脚すれば、加速電極5は中央の電極51でけてよ
<、52.53はなくてもよい。電極52.53を加え
て全体としてアインツェル型レンズとするときはイオン
と中性粒子とを弁別して夫々測定できると云う点に加え
て次の作用が加わることになる。第2図は電極51,5
2.53の配置を通過する荷電粒子の軌道を示す。この
図で左向きの矢印を持った軌道はイオン−源から試料に
向うイオンビームのイオン軌道を示し、右向きの矢印を
持った軌道は試料から散乱されたイオンの軌道である。
て夫々のエネルギースペクトルを測定すると云う立場だ
けに立脚すれば、加速電極5は中央の電極51でけてよ
<、52.53はなくてもよい。電極52.53を加え
て全体としてアインツェル型レンズとするときはイオン
と中性粒子とを弁別して夫々測定できると云う点に加え
て次の作用が加わることになる。第2図は電極51,5
2.53の配置を通過する荷電粒子の軌道を示す。この
図で左向きの矢印を持った軌道はイオン−源から試料に
向うイオンビームのイオン軌道を示し、右向きの矢印を
持った軌道は試料から散乱されたイオンの軌道である。
何れのイオンも電極51.52.53の影響を受け、そ
の収束作用によって、試料照射イオンビームは図に示さ
れるように試料に向って収束せしめられ、試料から散乱
されたイオンはレンズ光軸方向を中心にαの立体角内に
散乱されたものが略々平行線束となってイオン検出器4
に入射することになる。つまり従来型に比し、広い立体
角中の散乱イオンを捕捉することが可能となるため、イ
オン検出効率が向上する。上述実施例ではイオン検出器
4は一つのアノードを有し、検出のどの部分に入射した
粒子でも一律に一つと数えるようにしであるが、アノー
ドを同心円的に分割しておいて、同心円アノードの一つ
一つに第1図のプリアンプ8.カウンタ7を接続してお
くことにより、散乱イオンの散乱角による分布をも調べ
ることができる。
の収束作用によって、試料照射イオンビームは図に示さ
れるように試料に向って収束せしめられ、試料から散乱
されたイオンはレンズ光軸方向を中心にαの立体角内に
散乱されたものが略々平行線束となってイオン検出器4
に入射することになる。つまり従来型に比し、広い立体
角中の散乱イオンを捕捉することが可能となるため、イ
オン検出効率が向上する。上述実施例ではイオン検出器
4は一つのアノードを有し、検出のどの部分に入射した
粒子でも一律に一つと数えるようにしであるが、アノー
ドを同心円的に分割しておいて、同心円アノードの一つ
一つに第1図のプリアンプ8.カウンタ7を接続してお
くことにより、散乱イオンの散乱角による分布をも調べ
ることができる。
(発明の効果)
本発明によればイオン加速電極を設けることにより、散
乱粒子をイオンと中性粒子とに分けて夫々を検出できる
ため、従来両方を合せた平均的情報しか得られなかった
のに比し、分析情報が増大し、tcIssの機能が向上
し、更に加速電極をアインツェル型レンズとすることに
より、上の機能に加えて、試料照射イオンビームを試料
面に収束させて微小領域の分析が可能となり、また試料
から散乱されたイオンのうち検出されるイオンの取込み
立体角が増加することによって検出感度が上がると共に
、散乱イオンの散乱角分布をも測定することが可能とな
って、ICl5Sの機能が更に向上する。
乱粒子をイオンと中性粒子とに分けて夫々を検出できる
ため、従来両方を合せた平均的情報しか得られなかった
のに比し、分析情報が増大し、tcIssの機能が向上
し、更に加速電極をアインツェル型レンズとすることに
より、上の機能に加えて、試料照射イオンビームを試料
面に収束させて微小領域の分析が可能となり、また試料
から散乱されたイオンのうち検出されるイオンの取込み
立体角が増加することによって検出感度が上がると共に
、散乱イオンの散乱角分布をも測定することが可能とな
って、ICl5Sの機能が更に向上する。
第1図は本発明の一実施例の縦断面図、第2図は同実施
例におけるイオン軌道の図である。 1・・・筺体、2・・・イオン源、3・・・チョッピン
グ電極、4・・・粒子検出器、5・・・加速電極、S・
・・試料、6・・・パルス発生器、7・・・計時用カウ
ンタ、8・・・プリアンプ、9・・・コンピュータ、1
0・・・定電圧電源。 代理人 弁理士 縣 浩 介 箪11II 手続補正書く自発) 平成 3年 5月31日 特許庁長官 植 松 敏 殿 1 事件の表示 平成 2年特許願第338661号
2 発明の名称 イオン散乱分析装置 (ら1ニニ: 3、補正する者 事件との関係 特許出願人 住 所 埼玉県和光市広沢2番1号 名 称 理化学研究所 代表者 理事長 小 1)稔 fl!!1名4、代 理
人 住 所 大阪市中央区久太部町4丁目2番5号中甚ビ
ル内 氏 名 (7045)弁理士 縣 浩 介j””
”’−’ −5補正により増加する発明の数 O゛
6.補正の対象 °°−−〜゛9
、その他の補正する者 事件との関係 特許出願人 住 所 京都市中京区西ノ京桑原町1番地名称(199
)株式会社島津製作所 代表者西八條 實 特願平2−338661号補正の内容別紙1 明細書の
第6頁第10行目〜12行目「イオンビーム・・・・・
・・・・・に限定されている。」を削除しtす。 2、明細書の第6頁第18行目F変換用のカウンタ」を
、「変換器」と訂正します。 3 明細書の第7頁第2行目〜3行目「増幅してカウン
タに印加するものである。」を、「増幅するプリアンプ
である。」と訂正します。 4、明細書の第7頁第4行目「カウンタ7」を、「時間
デジタル変換器7」と訂正します。 5、明細書の第9頁第10行目「カウンタ7」を、「時
間デジタル変換器7」と訂正します。 6、明細書の第9頁第12行目「分布をも」を、「違い
を」と訂正します。 7、明細書の第10頁第12行目「7・・・時計用カウ
ンタ」を、「7・・・時間デジタル変換器」と訂正しま
す。
例におけるイオン軌道の図である。 1・・・筺体、2・・・イオン源、3・・・チョッピン
グ電極、4・・・粒子検出器、5・・・加速電極、S・
・・試料、6・・・パルス発生器、7・・・計時用カウ
ンタ、8・・・プリアンプ、9・・・コンピュータ、1
0・・・定電圧電源。 代理人 弁理士 縣 浩 介 箪11II 手続補正書く自発) 平成 3年 5月31日 特許庁長官 植 松 敏 殿 1 事件の表示 平成 2年特許願第338661号
2 発明の名称 イオン散乱分析装置 (ら1ニニ: 3、補正する者 事件との関係 特許出願人 住 所 埼玉県和光市広沢2番1号 名 称 理化学研究所 代表者 理事長 小 1)稔 fl!!1名4、代 理
人 住 所 大阪市中央区久太部町4丁目2番5号中甚ビ
ル内 氏 名 (7045)弁理士 縣 浩 介j””
”’−’ −5補正により増加する発明の数 O゛
6.補正の対象 °°−−〜゛9
、その他の補正する者 事件との関係 特許出願人 住 所 京都市中京区西ノ京桑原町1番地名称(199
)株式会社島津製作所 代表者西八條 實 特願平2−338661号補正の内容別紙1 明細書の
第6頁第10行目〜12行目「イオンビーム・・・・・
・・・・・に限定されている。」を削除しtす。 2、明細書の第6頁第18行目F変換用のカウンタ」を
、「変換器」と訂正します。 3 明細書の第7頁第2行目〜3行目「増幅してカウン
タに印加するものである。」を、「増幅するプリアンプ
である。」と訂正します。 4、明細書の第7頁第4行目「カウンタ7」を、「時間
デジタル変換器7」と訂正します。 5、明細書の第9頁第10行目「カウンタ7」を、「時
間デジタル変換器7」と訂正します。 6、明細書の第9頁第12行目「分布をも」を、「違い
を」と訂正します。 7、明細書の第10頁第12行目「7・・・時計用カウ
ンタ」を、「7・・・時間デジタル変換器」と訂正しま
す。
Claims (2)
- (1)イオン源と試料との間にイオン源と同軸的にかつ
試料からの距離を粒子の飛行時間による選別が可能な距
離にとって、粒子検出器を配置し、この粒子検出器と試
料との間にイオン源と同軸的に試料から散乱されるイオ
ンを加速するイオン加速電極を配置したことを特徴とす
るイオン散乱分析装置。 - (2)イオン加速電極を、中央電極と、その前後の電極
とよりなるアインツェル型レンズとし、中央電極に試料
から散乱されたイオンを加速する電圧を印加するように
したことを特徴とする特許請求の範囲第1項記載のイオ
ン散乱分析装置。
Priority Applications (4)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2338661A JP2567736B2 (ja) | 1990-11-30 | 1990-11-30 | イオン散乱分析装置 |
US07/795,144 US5166521A (en) | 1990-11-30 | 1991-11-20 | Ion-scattering spectrometer |
DE69127957T DE69127957T2 (de) | 1990-11-30 | 1991-11-22 | Ionenstreuungsspektrometer |
EP91119921A EP0488067B1 (en) | 1990-11-30 | 1991-11-22 | Ion-scattering spectrometer |
Applications Claiming Priority (1)
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