JPH04206154A - 燃料電池用電極基板の炭素化方法 - Google Patents

燃料電池用電極基板の炭素化方法

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JPH04206154A
JPH04206154A JP2328175A JP32817590A JPH04206154A JP H04206154 A JPH04206154 A JP H04206154A JP 2328175 A JP2328175 A JP 2328175A JP 32817590 A JP32817590 A JP 32817590A JP H04206154 A JPH04206154 A JP H04206154A
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JP
Japan
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fuel cell
electrode substrate
cell electrode
case
carbonization
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Pending
Application number
JP2328175A
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English (en)
Inventor
Susumu Kinoshita
晋 木下
Susumu Kojima
晋 小嶋
Kyotaro Iyasu
巨太郎 居安
Hideyuki Nara
奈良 英幸
Shigeo Kato
加藤 茂男
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Coorstek KK
Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
Toshiba Ceramics Co Ltd
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Publication date
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Publication of JPH04206154A publication Critical patent/JPH04206154A/ja
Pending legal-status Critical Current

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    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
    • Y02E60/00Enabling technologies; Technologies with a potential or indirect contribution to GHG emissions mitigation
    • Y02E60/30Hydrogen technology
    • Y02E60/50Fuel cells

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  • Inert Electrodes (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [発明の目的コ (産業上の利用分野) 本発明は燃料電池用電極基板を炭化焼成する方法の改良
に関するものである。
(従来の技術) 一般に、燃料電池用電極基板は、フェノール系樹脂1炭
素繊維、および有機物を原料として、それらを適切な混
合比で混合した後、適切な予備成形方法により予備成形
し、さらに予備成形した後の材料を、フェノール系樹脂
が硬化するに適切な熱をかけながらプレス等で圧縮成形
した後に、炭化焼成(最高到達温度750℃〜1100
℃)を行ない、最終的に2000℃〜3000℃で黒鉛
化処理を行なって製造される。
ところで、炭化焼成を行なう方法としては、種々の形式
の焼成炉を用いて行なう方法が採られている。例えば、
炭化焼成中に燃料電池用電極基板に歪み、欠は等を起こ
さないように、黒鉛でてきた蓋付の黒鉛焼成ケースの内
部に、燃料電池用電極基板を複数枚積層して、酸素排出
および保温のためのコークスを充填する方式の炉の中に
埋めて焼成したり、または規定の温度まで昇温可能なオ
ーブンで焼成する。この場合、外部からの酸素力(入っ
て燃料電池用電極基板が酸化しないように、黒鉛焼成ケ
ースの周囲をコークスで充填したり、あるいは雰囲気を
窒素に置換したりするようにしている。
しかしながら、前者のコークスを充填する方式の炉では
、炭化焼成開始時に黒鉛焼成ケースに入っている酸素を
完全にはパージしきれない。このため、炭化焼成中にそ
の残存酸素によって、燃料電池用電極基板の一部が、昇
温中、一般的にはおよそ300℃から酸化し始め、手で
触れると崩れてしまうような表面脆化や表面の点状の酸
化痕かでき、表面の不均一性および特性の劣化が起こり
易い。一方、−度窒素で置換をしてから炭化焼成する方
法では、設備か複雑になり、値段か高価となってしまう
(発明が解決しようとする課題) 以上のように、従来の燃料電池用電極基板の炭素化方法
においては、黒鉛焼成ケースに入っている酸素を完全に
はパージしきれないことから、炭化焼成中に燃料電池用
電極基板の一部か酸化して、表面および内部の特性に劣
化が起こり易いという問題かあった。
本発明の目的は、黒鉛焼成ケース内に残存する酸素によ
って、炭化焼成中に燃料電池用電極基板か酸化するのを
確実に防止することか可能な燃料電池用電極基板の炭素
化方法を提供することにある。
[発明の構成] (課題を解決するための手段) 上記の目的を達成するために本発明では、フェノール系
樹脂、炭素繊維、および有機物を、混合し、予備成形し
、成形して得られる炭素質多孔質の燃料電池用電極基板
を炭化焼成するに際して黒鉛焼成ケースを用い、当該黒
鉛焼成ケースの周囲を七−クスで充填して行なう炭素化
方法において、黒鉛焼成ケースの内部に、燃料電池用電
極基板と共に当該燃料電池用電極基板か酸化し始めるよ
りも低温で酸化し易い物体を同時に収納して炭化焼成す
るようにしている。
(作用) 従って、本発明の燃料電池用電極基板の炭素化方法にお
いては、燃料電池用電極基板と共に当該燃料電池用電極
基板が酸化し始めるよりも低温で酸化し易い物体を、同
時に黒鉛焼成ケースの内部に収納して炭化焼成すること
により、黒鉛焼成ケース内に残存する酸素が燃料電池用
電極基板に直接触れることかないため、炭化焼成中の燃
料電池用電極基板の酸化を防止することかできる。
(実施例) 以下、本発明の一実施例について図面を参照して説明す
る。
第1図は、本発明による燃料電池用電極基板の炭素化方
法を適用した炭素化炉の構成例を示す概要図である。す
なわち、本実施例では、フェノール系樹脂、炭素繊維、
および有機物を原料として、それらを適切な混合比で混
合した後、適切な予備成形方法により予備成形し、さら
に予備成形した後の材料を、フェノール系樹脂が硬化す
るに適切な熱をかけながらプレス等で圧縮成形して得ら
れる炭素質多孔質の燃料電池用電極基板を炭化焼成する
に際して、まず第2図の斜視図を示すように、上記燃料
電池用電極基板を複数枚積層したものに、燃料電池用電
極基板か酸化し始める温度(300℃)よりも低温で酸
化する物体として、シート状の紙を巻き、さらにその上
からアルミ箔で包んで燃料電池用電極基板本体1とする
。この場合、燃料電池用電極基板の積層枚数は、炭化焼
成後に波打ち等の不具合が起こらないような枚数であれ
ば、何枚でもよい。
次に、第3図の斜視図を示すように、上記燃料電池用電
極基板本体lを、黒鉛焼成ケース2の本体2Aの内部に
収納する。しかる後に、第1図に示すように、燃料電池
用電極基板本体1か収納された黒鉛焼成ケース2の本体
2Aに黒鉛焼成ケースの蓋2Bをし、炭素化炉3の内部
に、周囲にコークス4を充填した状態で配設する。この
場合、実際には、燃料電池用電極基板本体1が、炭化焼
成中に波打つのを防止するために、燃料電池用電極基板
本体1の上に、黒鉛でできたスペーサ、およびその上に
適切な質量の錘を載せ、さらにその上から黒鉛焼成ケー
ス2の蓋2Bを載せる。従つて、黒鉛焼成ケース2の内
部には、やむを得ず酸素が入った状態で炭素化炉3に収
納することになる。
次に、この状態で最高到達温度750℃〜1100℃(
本例では900℃)で炭化焼成を行ない、最後に200
0℃〜3000℃で黒鉛化処理を行なう。
以上のような状態下で、最高到達温度900℃で炭化焼
成を行なったところ、燃料電池用電極基板には、酸素に
よる酸化痕および曲げ強さや圧縮強さの特性の劣化は見
られなかった。すなわち、燃料電池用電極基板を複数枚
積層したものを、燃料電池用電極基板か酸化し始める温
度(300℃)よりも低温で酸化するシート状の物体(
紙、その上からアルミ箔)で包んだ状態で炭化焼成した
場合には、この紙とアルミ箔が、黒鉛焼成ケース2内の
残存酸素と結合して酸化する。このため、黒鉛焼成ケー
ス2内の残存酸素か燃料電池用電極基板に直接触れるこ
とかなく、炭化焼成中の燃料電池用電極基板の酸化が防
止できる。
上述したように、本実施例では、フェノール系樹脂、炭
素繊維、および有機物を、混合し、予備成形し、成形し
て得られる炭素質多孔質の燃料電池用電極基板を炭化焼
成するに際して黒鉛焼成ケース2を用い、この黒鉛焼成
ケース2の周囲をコークス4で充填して行なう炭素化炉
3を用いた炭素化方法において、黒鉛焼成ケース2の内
部に、燃料電池用電極基板を複数枚積層したものに、燃
料電池用電極基板か酸化し始める温度(300℃)より
も低温で酸化するシート状の紙を巻き、さらにその上か
らアルミ箔で包んで燃料電池用電極基板本体1とし、こ
れを黒鉛焼成ケース2の本体2Aの内部に収納して炭化
焼成するようにしたものである。
従って、炭化焼成中に、複数枚積層した燃料電池用電極
基板を包んでいる紙とアルミ箔が、黒鉛焼成ケース2内
の残存酸素と結合して酸化するため、黒鉛焼成ケース2
内の残存酸素が燃料電池用電極基板に直接触れることが
なくなり、炭化焼成中の燃料電池用電極基板の酸化を確
実に防止することが可能となる。また、従来のように雰
囲気を窒素に置換したりする必要かないため、設備も簡
単であり、しかも紙とアルミ箔を用いるたけであるため
、値段的にも安いものとなる。
尚、本発明は上記実施例に限定されるものではなく、次
のようにしても同様に実施できるものである。
上記実施例では、燃料電池用電極基板か酸化し始める温
度(300℃)よりも低温で酸化する物体として、シー
ト状の紙、およびアルミ箔を用いた場合について説明;
−たが、これに限らず以下のようにしても、前述と同様
の効果が得られるものである。
(a)100メツシユをパスした鉄粉を、黒鉛焼成ケー
ス2の本体2Aの内部に適量収納して、最高到達温度1
100℃で炭化焼成を行なったところ、燃料電池用電極
基板には酸素痕が見られなかった。
(b)100メツシユをバスした銅粉を、黒鉛焼成ケー
ス2の本体2人の内部に適量収納して、最高到達温度8
50℃で炭化焼成を行なったところ、燃料電池用電極基
板には酸素痕が見られなかった。
また、上記実施例では、燃料電池用電極基板が酸化し始
める温度(300℃)よりも低温で酸化する物体として
、シート状の紙およびアルミ箔を併用した場合について
説明したが、これに限らずシート状の紙またはアルミ箔
を、それぞれ単独で用いるようにしてもよいものである
[発明の効果コ 以上説明したように本発明によれば、黒鉛焼成ケースの
内部に、燃料電池用電極基板と共に当該燃料電池用電極
基板が酸化し始めるよりも低温で酸化し易い物体を同時
に収納して炭化焼成するようにしたので、黒鉛焼成ケー
ス内に残存する酸素によって、炭化焼成中に燃料電池用
電極基板が酸化するのを確実に防止することが可能な燃
料電池′周電極基板の炭素化方法が提供できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明による燃料電池用電極基板の炭素化方法
を適用した炭素化炉の一実施例を示す概要図、 第2図は同実施例における燃料電池用電極基板本体の一
例を示す斜視図、 第3図は同実施例における黒鉛焼成ケースに燃料電池用
電極基板本体を収納した状態を示す斜視図である。 1・・・燃料電池用電極基板本体、2人・・・黒鉛焼成
ケース本体、2B・・・黒鉛焼成ケース蓋、3・・・炭
素化炉、4・・・コークス。 出願人代理人 弁理士 鈴江武彦 A 第1図 、1 第2図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 フェノール系樹脂、炭素繊維、および有機物を、混合し
    、予備成形し、成形して得られる炭素質多孔質の燃料電
    池用電極基板を炭化焼成するに際して黒鉛焼成ケースを
    用い、当該黒鉛焼成ケースの周囲をコークスで充填して
    行なう炭素化方法において、 前記黒鉛焼成ケースの内部に、前記燃料電池用電極基板
    と共に当該燃料電池用電極基板が酸化し始めるよりも低
    温で酸化し易い物体を同時に収納して炭化焼成するよう
    にしたことを特徴とする燃料電池用電極基板の炭素化方
    法。
JP2328175A 1990-11-28 1990-11-28 燃料電池用電極基板の炭素化方法 Pending JPH04206154A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010235365A (ja) * 2009-03-31 2010-10-21 Fuji Electric Systems Co Ltd 薄板状成形体の加熱処理方法
JP2016541096A (ja) * 2013-12-09 2016-12-28 アウディ アクチェンゲゼルシャフトAudi Ag 乾式燃料セル前駆基板および基板の製造方法

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