JPH04205852A - デイスク装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［産業上の利用分野コ 本発明は、キャッシュメモリをもつディスク装置に関す
る。

［従来の技術］ 従来、アルプス電気製ハードディスクＤＲＰＯ４０Ｃ製
品仕様書に記載のように磁気ディスク装置の低消費電力
化についてはこの公知例に記載のように、磁気ディスク
を低消費電力状態にするコマントを、ホストコンピュー
タが発効することで行っていた。あるいは、磁気ディス
クに、ある期間コマンドが発効されない場合に、磁気デ
ィスク自体が自動的に低消費電力状態に移行していた。

［発明が解決しようとする課題］ 上記従来技術は、ディスクキャッシュをもつ磁気ディス
クの消費電力について考慮がされておらず、磁気ディス
クの低消費電力化に寄与するものではなかった。ディス
クキャッシュをもつ磁気ディスクの場合は、ホストコン
ピュータからディスクへのアクセス要求があっても、そ
のデータがキャッシュメモリ上に存在する（ヒツト）と
きは、ディスクにアクセスする必要はなく、その間に消
費するディスクの電力は無駄なものである。従って、ホ
ストからアクセス要求があっても、要求されたデータが
ヒツトしている場合は、ディスクは低消費電力状態に移
行していることが望ましい。

しかし、ホストコンピュータ側からは要求したデータが
、ヒツトしたのかミスヒツトしたのかわからないため、
ホストコンピュータは、要求したデータがヒラＩ−して
いる間にディスクを低消費電力状態にすることはできず
、無駄な電力を消費していた。

本発明の目的は、ディスクキャッシュをもつ磁気ディス
ク装置の低消費電力化にある。

［課題を解決するための手段］ 上記目的を達成するために、本発明はホストから要求さ
れたデータがキャッシュメモリに存在せず（ミスヒツト
）、磁気ディスクにアクセスにいくときだけ、磁気ディ
スクを動作させ、それ以外の時は、磁気ディスクを低消
費電力状態にするようにした。すなわち、磁気ディスク
の動作の状態の移行は、ホストコンピュータとは関係な
く、磁気ディスクのコントローラが行うようにするもの
である。

なお、磁気ディスクの低消費電力状態とは、ＥＮＤＥＣ
やＲ／Ｗ回路等の信号処理回路への電源が切断され、か
つ、ディスクのスピンドルモータが停止しているか、あ
るいは、信号処理回路への電源が切断されているが、ス
ピンドルモータは動作している状態をいう。

［作用］ 磁気ディスクのコントローラは、キャッシュメモリの管
理を行っているため、ホストから要求のあったデータが
ヒツトしたかミスヒツトしたのかが、わかる。磁気ディ
スクのコントローラが、磁気ディスクの動作状態と低消
費電力状態の切りかえを行うようにすると、データがヒ
ツトしている間は、磁気ディスクを低消費電力状態にす
ることができる。

［実施例］ 以下、本発明の一実施例を図面を用いて説明する。

第２図は本発明の一実施例のハードウェアのブロック図
である。

第２図において、２０１はホストコンピュータ。

２０２はホストインタフェースコントローラ、２０３は
ディスク・キャッシュメモリコントローラ、２０４はキ
ャッシュメモリである。

２０５のエンコーダ・デユーダ・データセパレータと２
０６の波型整形回路と２０７のＲ／Ｗ回路は信号処理回
路で、パワーセーブコントロール２によって、ディスク
・キャッシュメモリコントローラ２０３が電源のＯＮ、
ＯＦＦを制御できる。

２１０はスピンドルモータトライバで、ディスク・キャ
ッシュメモリコントローラ２０３は、パワーセーブコン
トロール１によって、スピンドルモータドライバ２１０
を介して、スピンドルモータ２１１のＯＮ・ＯＦＦを制
御できる。

第１図を用いて、本発明の詳細な説明する。ステップ１
１で処理を開始する。ステップ１２で、ディスク・キャ
ッシュメモリコントローラ２０３はスピンドルモータ２
１１をパワーセーブコントロール２を使ってＯＦＦにす
る。これと合わせて。

パワーセーブコントロール１を使って、信号処理回路の
電源もＯＦＦにする。

次に、ステップ１３で、ホストから要求が来るまで、デ
ィスク・キャッシュメモリコントローラ２０３は低消費
電力状態で待機する。この低消費電力状態とは、例えば
、ディスク・キャッシュメモリコントローラへ入力され
ているクロックを止めて、電力の浪費をおさえることで
ある。

ホストから要求が来たときステップ１４で、ディスク・
キャッシュメモリコントローラ２０３は低消費電力状態
を解除する。

次に、ステップ１５で、ディスク・キャッシュメモリコ
ントローラ２０３は、ホストから要求のあったデータが
ヒツトしたかミスヒントしたかを判定する。ヒツトした
ときには、ステップ１６でキャッシュメモリとホスト間
のデータ転送を行う。

ステップ１５でミスヒツトしたときには、ステップ１７
で、磁気ディスクのスピンドルモータ２１１をＯＮし、
あわせて、磁気ディスク中の信号処理回路の電源をＯＮ
する。そして、ステップ１８で、キャッシュメモリ２０
４を介して磁気ディスクとホスト間のデータ転送を行い
、ステップ１９で、再び、磁気ディスクのスピンドルモ
ータ２１１をＯＦＦにし、あわせて磁気ディスク中の信
号処理回路の電源をＯＦＦにする。

第３図を用いて、他の一実施例を説明する。

本実施例は、ヒツト率が低い間、スピンドルモータのＯ
Ｎ、ＯＦＦを頻繁に行わないようにするものである。

ステップ３０１〜ステツプ３０９までは、第１図のステ
ップ１１〜ステツプ１９までと同しである。本実施例で
は、ステップ３０５でホストからの要求がミスヒツトし
たときディスク・キャッシュメモリコントローラ２０３
はステップ３１０で。

現在までのヒツト率が高いか低いかを判定する。

高いか低いかの基準となる値は別に決めておき、この数
値と現在のヒツト率とを比べればよい。

ヒツト率が高いときは、前に述べた実施例と同じ処理を
行う。ヒツト率が低いときは、ステップ３１１でディス
クのスピンドルモータ２１１がＯＦＦのときはＯＮにす
る。次に、ステップ３１２でキャッシュメモリ２０４を
介してディスクとホスト間のデータ転送を行う。

［発明の効果コ 本発明によれば、ミスヒツト時のみ磁気ディスクのスピ
ンドルモータを動作させるので、電力の浪費が少なくな
り、低消費電力化できる。

また、ヒツト率が低い間は、スピンドルモータを常に動
作させておくことができるので、スピンドルモータのＯ
Ｎ・ＯＦＦによる時間の遅れを軽減することができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例の処理を示すフローチャート
、第２図は第１図のハードのブロック図、第３図は本発
明の他の一実施例の処理を示すフローチャートである。 符号の説明 ２０３・・・ディスク・キャッシュメモリコントローラ
、２０４・・・キャッシュメモリ、２０５・・・エンコ
ーダ・デコーダデータセパレータ、２０６・・・波型整
形回路、２０７・・・Ｒ／ＷＩＣ１２１１・・スピンド
ルモータ。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １、磁気ディスクと、キャッシュメモリと、前記磁気デ
   ィスクおよび前記キャッシュメモリを制御するコントロ
   ーラとを備えたディスクキャッシュ装置において、 前記コントローラは、ホストコンピュータからアクセス
   要求があったデータが前記キャッシュメモリに存在する
   か否かを判別し、前記キャッシュメモリに存在しない場
   合のみ、前記磁気ディスクのスピンドルモータを動作さ
   せ、前記磁気ディスクへのアクセス終了後に、再び、前
   記スピンドルモータを停止させることを特徴とするディ
   スクキャッシュ装置。２、請求項１において、前記コン
   トローラは、前記ホストコンピュータからアクセス要求
   があったデータが前記キャッシュメモリに存在する場合
   は、前記磁気ディスクのスピンドルモータの動作を止め
   ることを特徴とするディスクキャッシュ装置。 ３、請求項１または２において、ヒット率が別途定めた
   値よりも低い場合は、前記磁気ディスクの前記スピンド
   ルモータの動作、停止の切り換えをしないディスクキャ
   ッシュ装置。 ４、請求項２において、前記コントローラは、前記ホス
   トコンピュータからアクセス要求があったデータが前記
   キャッシュメモリに存在しない場合に、前記磁気ディス
   クの前記スピンドルモータを動作させるディスクキャッ
   シュ装置。