JPH04205833A - 磁気記録再生装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、予約記録できる機能とテープ残量時間を検出
する機能とを具備したＶ　Ｔ　Ｒ等の磁気記録再生装置
に関する。

〔従来の技術〕

特開昭６１−　’２９４７６号公報に記載された磁気記
録再生装置においては、テープ残量時間がタイマー予約
された記録時間よりも短い場合には、この旨を表示器に
点滅等で表示させ、また、テープ残量検出のため走行−
た分だけテープを巻き戻すようにした技術が開示されて
いる。この先願においては、装着されたテープの残量時
間が予約記録時間より短いかどうかが事前に自動判別で
きるので、この点では利便性がよい。

〔発明が解決しようとする課題〕

しかしながら、上記した従来技術においては、予約記録
時間に対してテープの残量時間が足りない時にこの旨の
表示を行なうのみで、足りない分の時ｍ）か明確に判り
ないという問題かあった。また、予約記録時間に対して
テープの残輩時間力・足りない場合に、タイマー予約さ
れた番組が完全に録画できるように、足りない時間に相
当するだけテープを自動巻き戻しするという点について
は何等の配慮もなされておらす、使い勝手の点て末だ間
顯のあるものであった。

本発明は上記の点に鑑みなされたもので、その目的とす
るところは、予約記録時間に対してテープの残量時間が
足りない場合には、この足りない分量の時間を明確に確
認可能とするところにある。

また、本発明の他の目的とするところは、予約記録時間
に対してテープの残量時間が足りない場合でも、テープ
の不足によって番組が完全記録できないという事態が発
生するのを防止することにある。また、本発明のさらに
他の目的とするところは、予約記録するためのテープの
記録済部分を確認することにより、誤消去を防止するこ
とにある。

〔課題を解決するための手段〕

本発明は上記した目的を達成するため、Ｐ約記録できる
機能とテープ残量時間を検出する機能とを具備した磁気
記録再生装置において、記録予約された番組の記録時間
データとテープ残量時間検出手段からのテープ残量時間
データとを対比する時間比較手段と、該時間比較手段の
演算結果を表示可能な表示手段とを具備し、記録予約さ
れた番組の記録時間がテープ残量時間より短い場合には
、足りない時間を前記表示手段に数値表示させるように
、構成される。

また、本発明は前記した目的を達成するため、予約記録
できる機能とテープ残量時間を検出する機能とを具備し
た磁気記録再生装置において、記録予約された番組の記
録時間データとテープ残量時間検出手段からのテープ残
量時間データとを対比する時間比較手段を具備し、記録
予約された番組の記録時間がテープ残量時間より短い場
合には。

テープの残量時間が予約記録時間以上となるまでテープ
を自動巻き戻しするように、構成される。

また、本発明においては好ましくは、記録予約された番
組の記録時間がテープ残量時間より短い場合には、テー
プの残量時間か予約記録時間以上となるまでテープを自
動巻き戻しした後、自動的に一定時間再生状態となるよ
うに、構成される。

〔作用〕

操作者によって番組のタイマー予約が行なわれた後テー
プか装着されると、もしくは、テープが装着された状態
で番組のタイマー予約が行なわれると、テープの無記録
部分の頭出しが行なわれると共に、テープ残量時間検出
手段によって無記録部分の残量時間が算出される。そし
て、時間比較手段は、記録予約された番組の記録時間デ
ータとテープ残量時間検出手段からのテープ残量時間デ
ータとを対比して、記録予約された番組の記録時間がテ
ープ残量時間より短い場合には、足りない時間を算出し
てこれを表示手段によって数値表示させる。従って、操
作者はこの足りない分量の時間を明確に視認することが
できる。また、記録予約された番組の記録時間がテープ
残量時間より短い場合には、自動的もしくは操作者の指
示により、テープの残量時間が予約記録時間以上となる
までテープは自動巻き戻しされる。これによって、テー
プの残量時間は予約記録に必要な分量か確保されて、テ
ープの残量不足によって番組が完全記録できないという
事態が発生することがなくなる。

さらにはまた、テープの残量時間が予約記録時間以上と
なるまでテープを自動巻き戻しした後、自動的に一定時
間再生状態におかれるようにされ、これによって記録済
の内容を確認できるので、保存を所望する記録内容か誤
消去されることが防止できる。

〔実施例〕

以下、本発明を図示した実施例によって説明する。

第１図は本発明の第１実施例に係るＶＴＲの要部ブロッ
ク図である。

第１図において、符号１で総括的に示すＶＴＲは、予約
記録時間検出器２、テープ残量検出器３゜時間比較器４
、表示器５、テープ走行制御装置６゜再生信号出力制御
装置う等々を具備している。操作者が、図示せぬリモー
トコントロール装置あるいはＶＴＲＩに付設されたキー
人力装置等の人力手段によって、番組のタイマー予約を
行なうと、例えば、記録予約された番組の開始時刻と終
了時刻等が図示せぬメモリ手段に格納されると共に。

予約記録時間算出のための設定入力信号が上記予約記録
時間検出器２の入力端８に入力され、これに基つき予約
記録時間検出器２は予約記録時間を算出して、これを前
記時間比較器４に送出する。

また、番組のタイマー予約が行なわれた後テープが装着
されると、もしくは、テープが装着された状態で番組の
タイマー予約が行なわれると、ＶＴＲＩは自動的に残量
検出モードに入って、テープの無記録部分の頭出しが行
なわれると共に、テープ残量時間を算出するために必要
な検知信号が、前記テープ残量検出器３の入力端９に入
力され、これに基づきテープ残量検出は３は公知の手法
で無記録部分の残量時間を算出し、算出結果を前記時間
比較器４に送出する。

前記時間比較器４は、予約記録時間検出器２からの記録
予約された番組の記録時間データとテープ残量検出器３
からのテープ残量時間データとを対比して、記録予約さ
れた番組の記録時間がテープ残量時間より長いか短いか
を判別すると共に、その差分の時間を算出する。そして
、記録予約された番組の記録時間がテープ残量時間より
短い場合には、例えば液晶表示装置等よりなる前記表示
器５に、足りない時間を、例えば「テープ残量がＯＯ分
不足しています。」の如く数値表示させる。

従って、操作者はこの足りない分量の時間を明確に視認
することが可能となる。

また１本実施例においては、記録予約された番組の記録
時間がテープ残量時間より短い場合には。

前記時間比較器４は、前記テープ走行制御装置６を駆動
制御してテープの巻き戻しを行なわせると共に、前記テ
ープ残量検出器３から刻々算出して送出される現在のテ
ープ残量時間データを参照して、テープの残量時間が予
約記録時間以上となるまでテープを自動巻き戻して一端
停止させる。然る後、時間比較器４は、前記テープ走行
制御装置６並びに前記再生信号出力制御装置７を駆動制
御し、一定時間たけ再生モートとしてテープに記録済の
内容を再生し、再生信号を再生信号出力端１０からテレ
ビジョン受像機に送出して、テープの残量時間が予約記
録時間を若干上回る位置でテープを停止させる。

従って、操作者は再生画像によってテープに記録済の内
容が保存すべきものであるか、あるいは消去してもよい
ものであるかを確実に認識することか可能となり、記録
済内容が保存すべきものである場合には、テープの取替
えを行なうことになる。また、記録済内容が消去を許容
するものである場合には、テープは上記した停止位置で
タイマー予約された時刻まで待機されることとなる。斯
様にすることにより、記録予約された番組の記録時間が
テープ残量時間（無記録残量時間）より短い場合でも、
テープの不足によって番組が完全記録できなくなるとい
う事態が発生するのを確実に回避できると共に、誤消去
が行なわれることも防止できる。

なお、上記した実施例では、記録予約された番組の記録
時間がテープ残量時間より短い場合には、テープの残量
時間が予約記録時間以上となるまでテープを自動巻き戻
しした後、自動的に一定時間再生状態となるようにして
いるか、自動巻き戻しした後、再生モートとするかどう
かは操作者の入力指示によって選択するようになすこと
も可能である。

第２図は本発明の第２実施例に係るＶＴＲの要部ブロッ
ク図であり、同図において前記第１実施例と均等な部材
には同一符号を付しである。

本実施例においては、記録予約された番組の記録時間で
テープ残量時間より短い場合には、テープの残量時間が
予約記録時間以上となるまでテープを自動巻き戻しする
か否かを操作者に選択させるようにしである。すなわち
、記録予約された番組の記録時間がテープ残量時間より
短い場合には、前記表示器５によって、前記実施例と同
様に足りないテープ分量に相当する時間が表示されると
共に１例えば、「必要量テープを巻き戻したい場合には
、Ｏ釦を押して下さい。」という如き表示をさせ、操作
者か自動巻き戻しを指示した場合には、スイッチ手段↓
１を０人させて前記実施例と同様の動作を行なわせるよ
うになっている。

このように構成することにより、操作者がテープ残量時
間（無記録残量時間）か予約記録時間を満たす場合のみ
当該テープの使用を意図している場合には、テープを直
ちに交換することか可能となり、時間短縮が図れる。

〔発明の効果〕

以上のように本発明によれは、予約記録時間に対してテ
ープの残量時間か足りない場合には、この足りない分量
の時間を明確に認識可能となる。

また、予約記録時間に対してテープの残量時間が足りな
い場合でも、テープの不足によって番組か完全記録でき
ないという事態が発生するのを確実シこ防止できる。さ
らにはまた、予約記録するためのテープの記録済部分を
確認することにより、誤消去が確実に防止可能となる。

総して、タイマー予約する際の使い勝手が大いに向上し
、その価値は多大である。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の第１実施例に係るＶＴＲの要部ブロッ
ク図、第２図は本発明の第２実施例に係るＶ　Ｔ　Ｒの
要部ブロック図である。 １・・・ＶＴＲ１２・・・予約記録時間検出器、３・・
・テープ残量検出器、４・・時間比較器、５・表示器、
６・・・テープ走行制御装置、７・・・再生信号比力制
御装置、１１・・スイッチ手段。 纂　１　図　　　ＶＴＲ 集　２　図

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １、予約記録できる機能とテープ残量時間を検出する機
   能とを具備した磁気記録再生装置において、 記録予約された番組の記録時間データとデープ残量時間
   検出手段からのテープ残量時間データとを対比する時間
   比較手段と、該時間比較手段の演算結果を表示可能な表
   示手段とを具備し、記録予約された番組の記録時間がテ
   ープ残量時間より短い場合には、足りない時間を前記表
   示手段に数値表示させるようにしたことを特徴とする磁
   気記録再生装置。 ２、請求項１記載において、記録予約された番組の記録
   時間がテープ残量時間より短い場合には、テープの残量
   時間が予約記録時間以上となるまでテープを自動巻き戻
   しするか否かを操作者に選択させるようにしたことを特
   徴とする磁気記録再生装置。 ３、請求項１記載において、記録予約された番組の記録
   時間がテープ残量時間より短い場合には、自動的にテー
   プの残量時間が予約記録時間以上となるまでテープを巻
   き戻しするようにしたことを特徴とする磁気記録再生装
   置。 ４、予約記録できる機能とテープ残量時間を検出する機
   能とを具備した磁気記録再生装置において、 記録予約された番組の記録時間データとテープ残量時間
   検出手段からのテープ残量時間データとを対比する時間
   比較手段を具備し、記録予約された番組の記録時間がテ
   ープ残量時間より短い場合には、テープの残量時間が予
   約記録時間以上となるまでテープを自動巻き戻しするよ
   うにしたことを特徴とする磁気記録再生装置。 ５、請求項２、３又は４記載において、テープの残量時
   間が予約記録時間以上となるまでテープを自動巻き戻し
   した後に自動的に一定時間再生状態となるようにしたこ
   とを特徴とする磁気記録再生装置。