JPH04205712A - 磁気テープ - Google Patents

磁気テープ

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JPH04205712A
JPH04205712A JP33228490A JP33228490A JPH04205712A JP H04205712 A JPH04205712 A JP H04205712A JP 33228490 A JP33228490 A JP 33228490A JP 33228490 A JP33228490 A JP 33228490A JP H04205712 A JPH04205712 A JP H04205712A
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JP
Japan
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magnetic
recording layer
lubricant
substrate
layer
Prior art date
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Application number
JP33228490A
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English (en)
Inventor
Minoru Ichijo
稔 一條
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Maxell Ltd
Original Assignee
Hitachi Maxell Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業−11の利用分野] 本発明は磁気テープに関する。更に詳細には、本発明は
走行安定性に優れた磁気テープに関する。
[従来の技術] 磁気記録技術は書き換え+’iJ能な記録法として、広
い分野でその応用が行われている。この方式の記録原理
からもわかるように、有効な記録+Jr生を行うには磁
気ヘッド−記録媒体間の距離を極力状める必蟹がある。
この結果、磁気ヘッド−記録媒体間で頻繁に衝突、摺動
が起こり、したかって磁気ヘッド−記録媒体間の摩擦摩
耗が極めて大きな問題となる。特に最近では、高密度記
録の需要増加に伴い、磁気ヘッド−記録媒体間の狭スペ
ーシング化及び−船釣に摩擦摩耗に弱いとされる薄膜型
記録媒体の開発が必四となってきている。特に薄膜型記
録媒体は磁気記録層の表面に金属か露出しているのでヘ
ッドの摺動により削れ易(、・層商い潤滑性か求められ
ている。
このため、先の摩擦摩耗の問題をどれたけ解決できるか
が実用化へのキーポイントとなっている。
また、現在数に実用化されている塗布型磁気記録媒体に
ついても、その耐久性は実用化1・4支障はないにして
も、より高い耐久面での信頼性を得ることは、偶発的な
製品故障の発生率を低トさせる彦味からも極めて+”I
’j 安である。
[発明が解決しようとする課題] この点を改善するため、磁気記録層の表面に種々の潤滑
剤を塗布することなとが提案されている。
しかし、例えば、パーフルオロアルキルポリエーテルは
貼付きを起こし易く、また、脂肪酸系潤滑剤は磁性層の
腐食を促進するなとの欠点があり、潤滑層に要求される
全ての特性を改善するには至っていない。
また、潤滑剤を塗布すると、摩擦係数が低減され、スチ
ル寿命が向Lされるが、走行時の“鳴き′やヘッドL1
詰まりなとは殆と改汚されない。
従って、本発明の目的は、従来の磁気テープにおける走
11時の鳴きやヘッド11詰まりし易いという欠点を解
決し、以て走行安定性に優れた磁気テープを提供するこ
と−Cある。
[課題を解決するための手段] 前記目的を達成するために、本発明では、非磁性基体の
表面Lに磁気記録層を有する磁気テープにおいて、前記
非磁性基体裏面および前記磁気記録層上、に、少なくと
も2種類の潤滑物質AおよびBからなる混合潤滑層が設
けられており、磁気記録層Lにおける存在重量比(A/
B)tと非磁性基体裏面ににおける存在市(i(比(A
/B)bがド記の関係、 を満たずことを特徴とする磁気テープを提供する。
前記潤滑物質のうち、潤滑物質Aは極性官能基を何する
潤滑剤であり、潤滑物質Bは35℃における動粘度が3
0cSt以ドの潤滑剤であることが好ましい。
また、本発明の磁気テープにおける記録磁性層は強磁性
金属薄膜からなるこ七か好ましい。
[作用] VTRテープについて考えると、磁気ヘッドなととの高
速摺動と固定ピンなどとの低速摺動の両方に耐えなけれ
ばならないため、境界潤滑効果に優れた極性官能基を有
し、吸着性の高い潤滑剤(極↑11潤滑剤)と、流体潤
滑効果に優れた低粘度潤滑剤の組み合わせによる潤滑層
が望ましく、この潤滑層を磁気記録層Lと非磁性基体裏
面(すなわち、磁気記録層の形成されていない而)上に
形成することにより走行特性を向11することができた
しかし、磁気記録層と非磁性基体裏面では摺動状況およ
び素材が異なるために同・組成の潤滑層では必ずしも特
性をL分に発揮しきれない場合がある。そこで、磁気記
録層とノ1磁性基体裏面Lに形成する潤滑層(極性潤滑
剤と低粘度潤滑剤の組み合わせ)の組成比を検討した結
果、前記の関係式が得られた。これは、磁気記録層の方
が磁気ヘッドと接触するなと摺動圧が高いために、−層
多くの極↑11潤滑剤を必要とするためと思われる。
本発明で使用する極性官能基を有する潤滑剤(極性潤滑
剤)の極性官能基とは、水酸基、カルボキシル基、アミ
ツノ、ξ、ニトロ基、酸素や窒素原rなどを有するヘテ
ロ環な七の極性か強く、金属と吸首しやすい官能基一般
を指す。本発明で使用できる極性潤滑剤の異体例は、F
omb 1 i n−Z−DOLlFomb l i 
n−Z−AM2001 (モンテジソン社の製品) 、
KrYtox (デュポン社の製品)などのパーフルオ
ロポリエーテル、VB2(ヘキスト社の製品)なとのフ
ッ素ワックス、ステアリン酸、ベヘン酸、モンタン酸な
どの脂肪酸、オクタデンルアミン、ヘプタデンルアミン
なとのアミン化合物などである。極性潤滑剤の粘度や性
状(液体または固体)などは本発明の必須要件ではない
。しかし、−船釣に、L分な油膜用を得るためには35
°Cでの動粘度が30cSt超であることが好ましい。
また、本発明て使用てきる、35°Cにおける動粘度か
30cSt以ドの潤滑剤(低粘度潤滑剤)としては、F
omb I i n−Z−1)EALlF。
mb l i n−Z−03なとの低粘度のフッ素オイ
〜6− ルやパーフルオロオレイン酸ブチルなとのフッ化エステ
ル、低分子用の油脂類なとか挙げられる。
磁気チープートに+)ij記δj滑層を形成する方法と
しては、グラビア塗布、スピン塗布、真空1rfなとの
通常の有機物層形成力法が全て好適に使用できる。
潤滑層の厚さ自体は本発明の必須波性ではない。
また、磁気記録層l二の潤滑層の厚さと非磁性基体裏面
トの潤滑層の厚さは同一であっても、あるいは、′/シ
なっていCもよい。−船釣な指標として、潤滑層の厚さ
は5〜50nmの範囲内であることか好ましい。
非磁性基体Lに形成される磁気記録層としては、Co1
Fe5 Niz Co−Ni合金、Co−Cr合金、C
o−P合金、Co−NLP合金なとの強磁性金属や合金
を真空蒸着、イオンブレーティング、スパッタリング、
メンキなとの方法で非磁性基体Lに被着することにより
薄膜型磁気記録層を形成することができる。また、別法
として、γ−Fe203粉末、Fe3O4粉末、COr
4自r−Fe203粉末、Co含有Fe3O4扮末、F
e粉末、Co粉末、Fe−Ni粉末なとの磁性粉末を結
合剤成分および何機溶剤などと共に非磁P1基体l−に
塗布、乾燥するなとの方法でも形成できる。
本発明の磁気記録媒体に使用される非磁性基板としては
、ポリイミド、ポリエステル、ポリエチレンテレフタレ
ート等の高分子フィルムなとがlIr適である。
[実施例] 以ド、実施例により本発明を史にliY細に説明する。
実遁J([ 厚さ10μmのポリエステルフィルムを1(空蒸着装置
にセットし、l O−6Torrの真空ドでC。
−Ni (80−20)合金を加熱蒸発させ、ポリエス
テルフィルムト、に厚さ2000人のCoN i強磁性
金属薄膜からなる磁気記録層を形成した。
次いて、磁気記録層を形成しないポリエステルフィルム
面に、カーボンブランクと合成樹脂からなる厚さ0.8
f1mのバックコート層を形成した。
その後、磁気記録層1・、にド記組成(1)の潤滑塗料
を塗布し、バックコート層上にド記組成(2)の潤滑塗
料を塗布し、その後、乾燥させて磁気記録層Lに厚さ1
50人の潤滑層を、バックコート層1°、に厚さ400
人の潤滑層を形成した。その後、所定の幅に裁断し、W
i/Aテープを作製した。
潤滑塗料組成(1) 極性潤i’lt剤 :Fomblin−Z−AM20(
If   o、  1wt%低粘度潤滑剤: Fomb
lin−Z−DEAL    0 、 1 wt%溶 
   剤  : 2890        θ9.8w
t%潤i’f’J塗料組成(2) 極性潤滑剤 :Fomblin−Z−AM200I  
 O,1wt%低粘度潤滑剤: Fombljn−Z−
DEAL    O、4wt%溶    剤  :ZS
90       99. 5wt%光紅舛Z 実施例1において、Fomblin−Z−AM20旧を
使用する代わりに、ステアリン酸を使用し、磁気記録層
1゛にステアリン酸の0.1wt%イソプロピルアルコ
ール溶液とFombl 1n−Z−DEALの0.1w
t%ZS9−9= 0溶液とを順次塗布し、バックコート層上にステアリン
酸の0.1wt%イソプロピルアルコール溶液とFom
bl 1n−Z−DEALの0.4wt%ZS90溶液
とを順次塗布した他は、実施例1と同様にして磁気テー
プを作製した。
実1舛刀− 実施例1において、Fomb l 1n−Z−DEAL
を使用する代わりに、パーフルオロオレイン酸ブチルを
使用した他は、実施例1と同様にして磁気テープを作製
した。
比1虻例」一 実施例1における潤滑塗料として下記組成の塗料を使用
した他は、実施例1と同様にして磁気テープを作製した
潤滑塗料組成(1) 極性潤滑剤 :Fomblin−Z−AM2001  
0. 1wt%低粘度潤滑剤: Fombl 1n−Z
−DEAL    O、l wt%溶    剤  :
ZS90       99.8wt%潤滑す料組成(
2) 極性潤滑剤 : Fomblin−Z−AM2001 
0.25wt%低粘度潤滑剤: Fombljn−Z−
DEAL   O、25wt%溶    剤  :ZS
90     .99.5  wt%比)旧舛2一 実施例1における潤滑塗料としてド記組成の塗料を使用
した他は、実施例1と同様にして磁気テープを作製した
潤滑塗料組成(1) 極性潤滑剤 :Fomblin−Z−AM200+  
 0.2wt%溶    剤  :ZS90     
  99.8wt%潤滑塗料組成(2) 極性潤滑剤 : Fomb目n−Z−AM2001  
0.5wt%溶    剤  :ZS90      
 99. 5wt%L改計1 実流計1において、潤滑層の形成を省いた他は、実施例
1と同様にして磁気テープを作製した。
前記のようにして作製された磁気テープを90分仕様と
して8m+llVTRカセットハーフに組み込んで実機
にて走行試験を行った。評価はカラーパーを人力して出
力が6dB低ドした延べ走行時間(出力劣化時間)と、
第1回trG生時間(90分間)の瞬間目詰まりの回数
、およびテープ鳴きの程度により行った。なお、テープ
鳴きの評価基準は、○:鳴かない、△:時々鳴く、×:
鳴くの3段階によった。結果をド記の表1に要約して示
す。
1)II記の表に小汚れた結果から明らかなように、比
較例1のテープは11詰まりと鳴きは無いが、出力劣化
時間か短い。比較例2は「1詰まりと鳴きが多い。比較
例3は全ての項L1で劣る。 一方、実施例1〜3は出
力劣化時間が長く、耐久性に優れ、かつ、目詰まり、鳴
きが少なく良好な記録再生特性を有する。従って、本発
明によれば、走行安定性に優れた磁気記録媒体を得るこ
とができる。
[発明の効果] 以−L説明したように、非磁性基体の表面上に磁気記録
層を有する磁気テープにおいて、前記非磁性基体裏面お
よび前記磁気記録層−にに、少なくとも2種類の潤滑物
質AおよびBからなる混合潤滑層を設ける際に、磁気記
録層Lにおける存在重量比(A/B)tと非磁性基体裏
面トにおける存在重量比(A/B)bが下記の関係、 を満たすようにすることにより、走行安定性に倫れた磁
気テープが得られる。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)非磁性基体の表面Lに磁気記録層を有する磁気テ
    ープにおいて、前記非磁性基体裏面および前記磁気記録
    層Lに、少なくとも2種類の潤滑物質AおよびBからな
    る混合潤滑層が設けられており、磁気記録層上における
    存在重量比(A/B)tと非磁性基体裏面上における存
    在重量比(A/B)bが下記の関係、 (A/B)t/((A/B)b)≧1.5 を満たすことを特徴とする磁気テープ。
  2. (2)潤滑物質Aが極性官能基を有する潤滑剤であり、
    潤滑物質Bが35℃における動粘度が30cSt以下の
    潤滑剤であることを特徴とする請求項1記載の磁気テー
    プ。
  3. (3)磁気記録層は強磁性金属薄膜であることを特徴と
    する請求項1記載の磁気テープ。
JP33228490A 1990-11-29 1990-11-29 磁気テープ Pending JPH04205712A (ja)

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JP33228490A JPH04205712A (ja) 1990-11-29 1990-11-29 磁気テープ

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5556707A (en) * 1994-03-11 1996-09-17 Fuji Photo Film Co., Ltd. Magnetic recording medium having a lubricant comprising a phosphoric acid monoester and a fluorocarboxylic acid ester

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5556707A (en) * 1994-03-11 1996-09-17 Fuji Photo Film Co., Ltd. Magnetic recording medium having a lubricant comprising a phosphoric acid monoester and a fluorocarboxylic acid ester

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