JPH0420568Y2 - - Google Patents

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JPH0420568Y2
JPH0420568Y2 JP2616685U JP2616685U JPH0420568Y2 JP H0420568 Y2 JPH0420568 Y2 JP H0420568Y2 JP 2616685 U JP2616685 U JP 2616685U JP 2616685 U JP2616685 U JP 2616685U JP H0420568 Y2 JPH0420568 Y2 JP H0420568Y2
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JP
Japan
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gears
gear
rack
rod
synchronous
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JP2616685U
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JPS61143803U (ja
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  • Manufacture Of Wood Veneers (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、ベニヤレースに於ける外周駆動ロー
ラの同期移動装置の分野に属する。
(従来の技術) 第5図に、本考案の従来の技術を表わす図が示
されている。
これは、各主軸台(図示せず)にそれぞれ基礎
歯車31を主軸32と同心にして回転自在に支承
し、各基礎歯車31の相対向する位置にそれぞれ
複数個の同期歯車33を噛合し、互いに対向する
同期歯車33の回転軸34に両端部を装着した各
旋回枠35にそれぞれ駆動ローラ36を装着し、
基端部が回動自在に支承されたシリンダ37のロ
ツド38の先端部と基礎歯車31の外周部とをピ
ン39で連結し、シリンダ37のロツド38を突
出させて基礎歯車31を回転させることにより複
数個の駆動ローラ36を主軸32に対して同期的
に移動させ、駆動ローラ36により原木の外周か
ら駆動力を供給して原木を切削するものである。
しかし、上記した従来の外周駆動ローラの同期
移動装置は、各主軸台にそれぞれ設けられた基礎
歯車31を別々のシリンダ37により独立して回
転させる構成であるので、各基礎歯車31が僅か
に不同回転することがあり、この結果互いに対向
する同期歯車33の回転軸34に両端部を装着し
た旋回枠35が僅かにねじられて駆動ローラ36
と原木との軸方向の接触状態が悪くなり、外周か
らの駆動力の伝達効率が低くなるという問題があ
る。また、シリンダ37のロツド38が突出する
にしたがつて、ロツド38の傾斜角度が徐々に大
きくなり、ロツド38の突出長さに対する基礎歯
車31の回転角度が小さくなる。この結果、基礎
歯車31を所定角度回転させるためのロツド38
の突出長さが長くなつてロツド38が座屈し易く
なるという問題がある。
(考案が解決しようとする問題点) 本考案は、シリンダのロツドの突出長さに対す
る基礎歯車の回転角度を最大にしてロツドの突出
長さを最小にし、これによりロツドの座屈を防止
すると共に、主軸台に設けた各基礎歯車の回転を
同期させて駆動ローラを装着した旋回枠のねじれ
を防止することを主たる目的としてなされたもの
である。
(問題点を解決するための手段) 本考案は、各主軸台にそれぞれ基礎歯車を主軸
と同心にして回転自在に支承し、各基礎歯車の相
対向する位置にそれぞれ複数個の同期歯車を噛合
し、互いに対向する同期歯車の回転軸に両端部を
装着した各旋回枠にそれぞれ駆動ローラを装着
し、駆動手段により前記基礎歯車を回転させて複
数個の駆動ローラを主軸に対して同期的に移動さ
せる形式のベニヤレースに於いて、前記各基礎歯
車にそれぞれラツクを噛合させると共に、各ラツ
クにそれぞれ同期ピニオンを噛合させ、各同期ピ
ニオンの回転軸を互いに連結し、各ラツクをそれ
ぞれシリンダにより往復動させて各基礎歯車を同
期的に回転させるようにしたことを特徴とするベ
ニヤレースに於ける外周駆動ローラの同期移動装
置である。
(作用) 各ラツクに連結したそれぞれのシリンダのロツ
ドを突出させると、このラツクと噛合している基
礎歯車と同期ピニオンとが共に回転するが、各ラ
ツクに噛合している各同期ピニオンの回転軸は互
いに連結されているので、主軸台に設けた各基礎
歯車は互いに同期して回転する。
一方、シリンダのロツドの突出によるラツクの
往復動によつて基礎歯車が回転されるので、ロツ
ドの方向が常時一定であると共に、ロツドの突出
長さに対する基礎歯車の回転角度が最大となつて
ロツドの突出長さが短くなり、この結果ロツドの
座屈が防止される。
(実施例) 第1図ないし第4図に本考案の実施例が示され
ている。
ベニヤレースLの各主軸台1にはそれぞれ基礎
歯車2が主軸3と同心にして回転自在に設けられ
ている。各基礎歯車2の相対向する位置にはそれ
ぞれ複数個(実施例では3個)の同期歯車4が噛
合されている。互いに対向する同期歯車4の回転
軸5に旋回枠6の両端部が固定され、この旋回枠
6に駆動ローラ7が装着されている。
基礎歯車2の直下において基礎歯車2とラツク
8とが噛合されていると共に、このラツク8と同
期ピニオン9とが噛合され、各同期ピニオン9の
回転軸10は互いに連結されている。
各ラツク8にはそれぞれシリンダ11のロツド
12が連結され、このロツド12の出入りにより
ラツク8が往復動するようになつている。
また、各同期歯車4の回転軸5と同心にそれぞ
れ同一ピツチ円径の鎖歯車14が取り付けられ、
駆動モータMの駆動軸15に取り付けた鎖歯車1
6と前記各鎖歯車14とに鎖17が掛けられ、駆
動モータMの回転が鎖歯車14並びに回転軸5お
よび旋回枠6に設けられ駆動力伝達手段(図示せ
ず)を介して各駆動ローラ7に伝達されるように
構成されている。尚、図中18は刃物、19は切
削されたベニヤ単板、Cはチヤツク、Wは原木を
示す。
そして、外周から駆動力を供給して原木Wを切
削するには、駆動モータMを起動させて各駆動ロ
ーラ7を回転させた状態で、各主軸台1に設けら
れたそれぞれのシリンダ11を作動させてそのロ
ツド12を徐々に突出させると、各同期ピニオン
9の回転軸10が互いに連結されているので、各
基礎歯車2が同期して矢印P方向に回転する。各
基礎歯車2が矢印P方向に回転すると、この基礎
歯車2に噛合している複数個の同期歯車4はそれ
ぞれ逆方向に互いに同期して同一角度回転する。
各同期歯車4に同期回転により各旋回枠6が主軸
3の軸心に向かつて同期して移動する。これによ
り、切削の進行に伴つて各駆動ローラ7が主軸3
の軸心に向かつて同期的に移動し、原木Wの外周
から駆動力が供給されつつ、原木Wが切削され
る。
このように、各主軸台1に設けたそれぞれの基
礎歯車2が互いに同期して回転するので、従来の
外周駆動ローラの同期移動装置のように旋回枠6
がねじられることがなく、駆動ローラ7の軸方向
に沿つての原木Wと駆動ローラ7との接触状態が
良好となつて駆動力の伝達効率が高くなる。
一方、シリンダ11のロツド12の突出による
ラツク8の往復動によつて基礎歯車2が回転され
るので、ロツド12の方向が常時一定であると共
に、ロツド12の突出長さに対する基礎歯車2の
回転角度が最大となり、ロツド12の突出長さが
短くなる。この結果ロツド12の座屈が防止され
る。尚、上記実施例では、ラツク8と噛合する同
期ピニオン9をラツク8の下方に配置してある
が、基礎歯車2と同一側に同期ピニオン9を設け
ることも可能である。
(効果) (1) シリンダのロツドの突出によるラツクの往復
動によつて基礎歯車を回転させる構成であるの
で、ロツドの方向が常時一定であると共に、ロ
ツドの突出長さに対する基礎歯車の回転角度が
最大となり、基礎歯車を所定角度回転させるの
に要するロツドの突出長さが短くなる。従つ
て、シリンダのロツドが座屈しにくくなる。
(2) 各ラツクと噛合している各同期ピニオンの回
転軸が互いに連結されているので、各主軸台に
設けたそれぞれの基礎歯車は互いに同期して回
転する。このため、各基礎歯車の回転の不同に
よつて駆動ローラを装着した旋回枠がねじられ
ることがなく、駆動ローラの軸方向に沿つての
原木と駆動ローラとの接触状態が良好となつて
駆動力の伝達効率が高くなる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本考案に係わる外周駆動ローラの同
期移動装置を装着したベニヤレースの側面図、第
2図は、本考案に係わる外周駆動ローラの同期移
動装置の側面図、第3図は、同じく正面図、第4
図は、各主軸台1に設けられたラツク8、同期ピ
ニオン9及びシリンダ11との位置関係を示す平
面図、第5図は、従来の外周駆動ローラの同期移
動装置の側面図である。 主要部分の符号の説明、1……主軸台、2……
基礎歯車、3……主軸、4……同期歯車、5……
同期歯車の回転軸、6……旋回枠、7……駆動ロ
ーラ、8……ラツク、9……同期ピニオン、10
……同期ピニオンの回転軸、11……シリンダ、
12……シリンダのロツド。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 各主軸台にそれぞれ基礎歯車を主軸と同心にし
    て回転自在に支承し、各基礎歯車の相対向する位
    置にそれぞれ複数個の同期歯車を噛合し、互いに
    対向する同期歯車の回転軸に両端部を装着した各
    旋回枠にそれぞれ駆動ローラを装着し、駆動手段
    により前記各基礎歯車を回転させて複数個の駆動
    ローラを主軸に対して同期的に移動させる形式の
    ベニヤレースに於いて、 前記各基礎歯車にそれぞれラツクを噛合させる
    と共に、各ラツクにそれぞれ同期ピニオンを噛合
    させ、各同期ピニオンの回転軸を互いに連結し、
    各ラツクをそれぞれシリンダにより往復動させて
    各基礎歯車を同期的に回転させるようにしたこと
    を特徴とするベニヤレースに於ける外周駆動ロー
    ラの同期移動装置。
JP2616685U 1985-02-25 1985-02-25 Expired JPH0420568Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2616685U JPH0420568Y2 (ja) 1985-02-25 1985-02-25

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2616685U JPH0420568Y2 (ja) 1985-02-25 1985-02-25

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS61143803U JPS61143803U (ja) 1986-09-05
JPH0420568Y2 true JPH0420568Y2 (ja) 1992-05-12

Family

ID=30521922

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2616685U Expired JPH0420568Y2 (ja) 1985-02-25 1985-02-25

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JP (1) JPH0420568Y2 (ja)

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Publication number Publication date
JPS61143803U (ja) 1986-09-05

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