JPH042055A - 蓄電池用鉛合金 - Google Patents
蓄電池用鉛合金Info
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Classifications
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02E—REDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
- Y02E60/00—Enabling technologies; Technologies with a potential or indirect contribution to GHG emissions mitigation
- Y02E60/10—Energy storage using batteries
Landscapes
- Cell Electrode Carriers And Collectors (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
産業上の利用分野
本発明は蓄電池用船(Pb)合金の改良に関するもので
ある。
ある。
従来の技術とその課題
従来、鉛蓄電池の格子やブッシング等の鉛部品には、ア
ンチモン(Sb)3.5〜6重量%(以下、%は全て重
量%)を含むpb−sb系合金が用いられている。この
場合、9は、本来非常に柔らかくて鉛蓄電池用格子ある
いは鉛部品としては不適当な純鉛に、必要な機械的強度
を与えると共に、鋳造性を良好にするために添加されて
いる。しかし、別は高価であり、また9含有量が多くな
るほど鉛蓄電池の自己放電量や使用中の減液量が増える
。
ンチモン(Sb)3.5〜6重量%(以下、%は全て重
量%)を含むpb−sb系合金が用いられている。この
場合、9は、本来非常に柔らかくて鉛蓄電池用格子ある
いは鉛部品としては不適当な純鉛に、必要な機械的強度
を与えると共に、鋳造性を良好にするために添加されて
いる。しかし、別は高価であり、また9含有量が多くな
るほど鉛蓄電池の自己放電量や使用中の減液量が増える
。
鉛蓄電池は自動車用、産業用など種々な用途に使用され
ているが、近年、とくに保守の簡易化が要求されてきて
いる。保守を簡便にするためには9を含まない合金、例
えば円−カルシウム(Ca)系合金を使用するのが好ま
しい。しかし、その場合には深い充放電サイクル使用下
では寿命が短くなるという問題があり、pb−sb系合
金を使わざるを得ない場合がある。
ているが、近年、とくに保守の簡易化が要求されてきて
いる。保守を簡便にするためには9を含まない合金、例
えば円−カルシウム(Ca)系合金を使用するのが好ま
しい。しかし、その場合には深い充放電サイクル使用下
では寿命が短くなるという問題があり、pb−sb系合
金を使わざるを得ない場合がある。
そこで、鉛蓄電池用格子あるいは鉛部品中のS含有量を
できるだけ少なくすることが試みられているが、単に9
含有量を減少させるだけでは、鋳造時に割れが発生し、
良好な製品が得られなかった。
できるだけ少なくすることが試みられているが、単に9
含有量を減少させるだけでは、鋳造時に割れが発生し、
良好な製品が得られなかった。
課題を解決するための手段
われわれは、9含有量を減少させると共に、割れのない
良好な鋳造製品を得るため、鋭意研究を重ねた結果、実
用上はぼ問題のない製品を得ることができた。その要旨
とするところは、Sb1.6〜3.5%、ひ素(As)
0.2%未満、 #3 (Sn ) (1,06〜1.
0%、銅(α) 0.002〜0.08%、セレン(S
e)o、ooe〜0.1%、残部鉛から成る鉛合金を用
いることである。
良好な鋳造製品を得るため、鋭意研究を重ねた結果、実
用上はぼ問題のない製品を得ることができた。その要旨
とするところは、Sb1.6〜3.5%、ひ素(As)
0.2%未満、 #3 (Sn ) (1,06〜1.
0%、銅(α) 0.002〜0.08%、セレン(S
e)o、ooe〜0.1%、残部鉛から成る鉛合金を用
いることである。
実施例
以下、本発明を実施例でもって詳細に説明する。
直径的30cmの鉄製釜に50Kgの溶湯を入れ、45
0℃に加熱し、縦10c11.横10ci、厚さ1,8
■の鉛蓄電池用格子を手m造した。その後、鋳造した格
子を外径10c11の棒に巻き付け、格子に発生した割
れの大きさおよび数によってその状態を次の3種類に分
類した。
0℃に加熱し、縦10c11.横10ci、厚さ1,8
■の鉛蓄電池用格子を手m造した。その後、鋳造した格
子を外径10c11の棒に巻き付け、格子に発生した割
れの大きさおよび数によってその状態を次の3種類に分
類した。
A:小さな割れもなく良好。
B:小さな割れが少しはあるが問題なし。
C:小さな割れが多くある、または大きな割れがあり不
良。
良。
結果を第1表に示す。
また、これらの格子を用い、容量的28Ahの自動車用
鉛蓄電池を常法にしたがって製作し適宜必要な試験を行
なった。
鉛蓄電池を常法にしたがって製作し適宜必要な試験を行
なった。
第1表
第1表つづき
第1表から明らかなように、本発明による合金(第1表
の備考欄に*印で示したもの)では鋳造格子を棒に巻き
付けても割れは見られないか、あるいは割れが見られて
も小さいものがわずかにあるだけで、鉛蓄電池に用いる
際には同等問題のない状態であった。NO,6の従来品
では9含有量が多いため、本発明のように9を添加しな
くても割れのない良好な格子が鋳造できた。ただ、この
ような格子を使用すると、最初に述べたように自己放電
が大きく、また電池使用中の電解液の減少も激しいため
、できるだけ保守を簡便にしようという目的にそぐわな
い。一方、N051の合金では9含有量が少なく、大き
な割れが発生した。
の備考欄に*印で示したもの)では鋳造格子を棒に巻き
付けても割れは見られないか、あるいは割れが見られて
も小さいものがわずかにあるだけで、鉛蓄電池に用いる
際には同等問題のない状態であった。NO,6の従来品
では9含有量が多いため、本発明のように9を添加しな
くても割れのない良好な格子が鋳造できた。ただ、この
ような格子を使用すると、最初に述べたように自己放電
が大きく、また電池使用中の電解液の減少も激しいため
、できるだけ保守を簡便にしようという目的にそぐわな
い。一方、N051の合金では9含有量が少なく、大き
な割れが発生した。
Asは機械的強度や正極に用いた場合の耐食性を改善す
るために添加するもので、正極の場合には一般に0.0
7%程度以上が好ましいが、0.2%以上添加しても耐
食性は、さらにはほとんど改善されず、コストが上昇す
るのみである。また、負極の場合には正極の場合のよう
な耐食性は必要でないので他の添加元素や格子の形状な
どによって電池組立時の取扱性に問題がなければ添加し
なくてもよく、とくに蓄電池設置場所との関連で充電時
のアルシン(ASH3)を発生させない必要がある場合
には添加しないほうがよい。
るために添加するもので、正極の場合には一般に0.0
7%程度以上が好ましいが、0.2%以上添加しても耐
食性は、さらにはほとんど改善されず、コストが上昇す
るのみである。また、負極の場合には正極の場合のよう
な耐食性は必要でないので他の添加元素や格子の形状な
どによって電池組立時の取扱性に問題がなければ添加し
なくてもよく、とくに蓄電池設置場所との関連で充電時
のアルシン(ASH3)を発生させない必要がある場合
には添加しないほうがよい。
NO19の合金では割れは少ししか観察されなかったが
、鉛蓄電池の正極に用いると、長期放置後の定電圧充電
時、充電しにくいという問題があった。
、鉛蓄電池の正極に用いると、長期放置後の定電圧充電
時、充電しにくいという問題があった。
NO,12の合金の場合には本発明品と同様に割れも少
なく、電池性能上の問題もなかった。しかし、高価な3
をNO,3,10,11などの本発明品以上に添加して
も電池性能上のより一層の改善もとくに見られずコスト
の上昇を招くのみである。
なく、電池性能上の問題もなかった。しかし、高価な3
をNO,3,10,11などの本発明品以上に添加して
も電池性能上のより一層の改善もとくに見られずコスト
の上昇を招くのみである。
!40.13の合金ではα含有量が少ないため、割れが
多数発生した。しかし、0.002%とNO,14の合
金に含有されている程度でも割れは少ししか発生しなか
った。ただし、?40.17のようにα含有量が少し多
くなると、鉛蓄電池に使用した際、自己放電や減液量が
大きく、9含有量を多くした場合と同様な状態となった
。
多数発生した。しかし、0.002%とNO,14の合
金に含有されている程度でも割れは少ししか発生しなか
った。ただし、?40.17のようにα含有量が少し多
くなると、鉛蓄電池に使用した際、自己放電や減液量が
大きく、9含有量を多くした場合と同様な状態となった
。
NO,18の合金ではく含有量が少なく、9の結晶微細
化剤としての効果が発揮されず、大きな割れが発生した
。Se含有量としてはNO,3,19,20の合金に含
まれている程度でよく、これらの合金ではほとんど割れ
は発生しなかった。NO,21の合金でも割れはほとん
ど発生せず、非常に良好な格子が鋳造できたが、汝を0
.2%添加するためには溶湯温度を約550℃以上にす
る必要があり、燃料費の上昇や溶湯の急速な酸化による
鋳造作業性の低下だけでなく、他の添加物、とくに汝の
酸化損失によって合金組成が不安定になった。
化剤としての効果が発揮されず、大きな割れが発生した
。Se含有量としてはNO,3,19,20の合金に含
まれている程度でよく、これらの合金ではほとんど割れ
は発生しなかった。NO,21の合金でも割れはほとん
ど発生せず、非常に良好な格子が鋳造できたが、汝を0
.2%添加するためには溶湯温度を約550℃以上にす
る必要があり、燃料費の上昇や溶湯の急速な酸化による
鋳造作業性の低下だけでなく、他の添加物、とくに汝の
酸化損失によって合金組成が不安定になった。
発明の効果
上述の実施例から明らかなように、本発明による蓄電池
用鉛合金は、9含有量が少なくても鋳造割れが発生せず
、電池に用いた際にも良好な性能が得られ、その工業的
価値は非常に大きい。
用鉛合金は、9含有量が少なくても鋳造割れが発生せず
、電池に用いた際にも良好な性能が得られ、その工業的
価値は非常に大きい。
Claims (1)
- 1、アンチモン1.6〜3.5重量%、ひ素0.2重量
%未満、錫0.06〜1.0重量%、銅0.002〜0
.08重量%、セレン0.006〜0.1重量%、残部
鉛から成ることを特徴とする蓄電池用鉛合金。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP02103306A JP3113895B2 (ja) | 1990-04-18 | 1990-04-18 | 蓄電池用鉛合金 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP02103306A JP3113895B2 (ja) | 1990-04-18 | 1990-04-18 | 蓄電池用鉛合金 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH042055A true JPH042055A (ja) | 1992-01-07 |
JP3113895B2 JP3113895B2 (ja) | 2000-12-04 |
Family
ID=14350544
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP02103306A Expired - Fee Related JP3113895B2 (ja) | 1990-04-18 | 1990-04-18 | 蓄電池用鉛合金 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3113895B2 (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5508125A (en) * | 1994-03-21 | 1996-04-16 | Globe-Union Inc. | Battery straps made of a lead-based alloy containing antimony, arsenic, tin and selenium |
WO2000026424A1 (en) * | 1998-10-30 | 2000-05-11 | Johnson Controls Technology Company | Lead alloy for lead-acid battery terminals |
EP1589598A1 (en) * | 2004-04-22 | 2005-10-26 | RSR Technologies, Inc. | High tin containing alloy for battery components |
CN100452496C (zh) * | 2007-05-21 | 2009-01-14 | 赵恒祥 | 铅酸蓄电池板栅合金材料及其制备方法 |
CN113540701A (zh) * | 2021-06-28 | 2021-10-22 | 天能电池集团股份有限公司 | 一种铅蓄电池接线端子及其制备方法 |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN101792873A (zh) * | 2010-03-26 | 2010-08-04 | 如皋市天鹏冶金有限公司 | 一种低锑多元铅合金及其生产工艺和应用 |
CN109402528A (zh) * | 2018-11-06 | 2019-03-01 | 浙江炊大王炊具有限公司 | 一种富硒铁锅及其制造方法 |
-
1990
- 1990-04-18 JP JP02103306A patent/JP3113895B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5508125A (en) * | 1994-03-21 | 1996-04-16 | Globe-Union Inc. | Battery straps made of a lead-based alloy containing antimony, arsenic, tin and selenium |
WO2000026424A1 (en) * | 1998-10-30 | 2000-05-11 | Johnson Controls Technology Company | Lead alloy for lead-acid battery terminals |
US6300007B1 (en) | 1998-10-30 | 2001-10-09 | Johnson Controls Technology Company | Lead alloy for lead-acid battery terminals |
EP1589598A1 (en) * | 2004-04-22 | 2005-10-26 | RSR Technologies, Inc. | High tin containing alloy for battery components |
CN100452496C (zh) * | 2007-05-21 | 2009-01-14 | 赵恒祥 | 铅酸蓄电池板栅合金材料及其制备方法 |
CN113540701A (zh) * | 2021-06-28 | 2021-10-22 | 天能电池集团股份有限公司 | 一种铅蓄电池接线端子及其制备方法 |
CN113540701B (zh) * | 2021-06-28 | 2023-08-04 | 天能电池集团股份有限公司 | 一种铅蓄电池接线端子及其制备方法 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP3113895B2 (ja) | 2000-12-04 |
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