JPH0420512Y2 - - Google Patents

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JPH0420512Y2
JPH0420512Y2 JP19102086U JP19102086U JPH0420512Y2 JP H0420512 Y2 JPH0420512 Y2 JP H0420512Y2 JP 19102086 U JP19102086 U JP 19102086U JP 19102086 U JP19102086 U JP 19102086U JP H0420512 Y2 JPH0420512 Y2 JP H0420512Y2
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water
cavity
sand
nozzle body
circumferential surface
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JP19102086U
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は地下水、海水等を路面等に散水して雪
を消すための消雪用散水ノズルに関する。
[従来の技術] 従来のこの種の散水ノズルとして、送水管から
の水が空洞部に注入し、その後4個の散水口から
路面に散水されるものが実開昭50−13209号公報
で知られている。これは送水管からの水が直接空
洞に注入し、その後空洞の内周面と逆方向に傾斜
する4個の散水口から散水されるものである。
[考案が解決しようとする問題点] 上記従来技術においては、空洞に砂などが溜り
やすく、これが散水を妨げると共に、空洞内に溜
つた砂などを除去するにはノズルを分解して掃除
する必要があり、大変な労力を要した。
そこで本考案は空洞内の砂などを水流によつて
自然に排出できる消雪用散水ノズルを提供するこ
とを目的とする。
[問題点を解決するための手段] 本考案は送水孔と、散水口と同方向に向う内周
面を有する空洞とを縦および横の方向に傾斜する
制水孔により連通して構成される。
[作用] 本考案は傾斜状制水孔を介し水流が空洞内で旋
回流となつて砂などと共に旋回し、空洞の内周面
に沿つて砂などと共に散水される。
[実施例] 以下、本考案の一実施例を添付図面を参照して
説明する。
第1図〜第4図において、1はパツキン2を介
し送水管3に連結された内ノズル体であり、上部
にほぼ逆円錐状部4が形成されている。5は内ノ
ズル体1のネジ部6により固定された外ノズル体
であり、前記ほぼ逆円錐状部4のテーパ状周面7
と外ノズル体5の垂直な周面8とにより空洞9を
形成している。10は内ノズル体1の中央に縦設
された送水孔であり、逆円錐状部4の下部に形成
された3個の制水孔11により空洞9と連通され
ている。その制水孔11は第1図のように外方に
進むにしたがい下方に傾斜していると共に、第3
図のように平面からみて外方に進むにしたがい左
回り方向に傾斜している。12は送水孔10の上
部に螺着され、ドライバー等で調節される水量調
節用摘みである。13は空洞9の底面に当接する
ようにして内ノズル体1に突設されたフランジで
ある。14は空洞9の上端に前記テーパ状周面7
に連続して同傾斜状態で形成された散水口であ
り、平面からみて円環状に連続形成されている。
この場合散水口14は内ノズル体1のテーパ状周
面7とこれに対向する外ノズル体5の周面8上端
に形成されたテーパ状周面8Aとにより形成され
ている。15は内ノズル体1の上面に形成された
着脱工具用溝である。そして送水管3を通して送
られた水は送水孔10から水量調節用摘み12で
調圧された後制水孔11を経て空洞9に注入し、
散水口14から散水される。この場合水流は送水
孔10から下方および側方に傾斜した制水孔11
によつて空洞9の底部側に向つて流入すると共
に、空洞9内において旋回流となつて空洞9内の
砂などが水流と一緒に旋回し、さらに逆円錐状部
4のテーパ状周面7に沿つて絞られながら砂など
と共に360°全周囲に水膜状となつて十分な飛距離
で広範囲に散水される。
このように上記実施例においては送水孔10
と、散水口14と同方向に向うテーパ状周面7を
有する空洞9とを縦および横の方向に傾斜する制
水孔11により連通してなるため、水流は送水孔
10から制水孔11によつて空洞9内で旋回流と
なり、空洞9内の砂などが水流と一緒に旋回しな
がらテーパ状周面7に沿つて絞られ砂などと共に
散水され、これによつて空洞9内に砂などが溜つ
て散水を妨げることがなく、分解掃除により砂な
どを除去する作業が不要となる。
なお本考案は上記実施例に限定されるものでは
なく、本考案の要旨の範囲内において種々の変形
実施が可能である。例えば第4図に示すように外
ノズル体5Aの凹所内に内ノズル体1Aをネジ部
6Aにより固定してもよいと共に、内、外ノズル
体の形状、構造は適宜変形してもよく、ネジ部の
他嵌着等により固定してもよい。また散水口14
Aは外方に進むにしたがい径小にして水流が散水
口14Aでさらに絞られて飛距離が大きくなるよ
うにしてもよい。また制水孔の数、傾斜角度およ
び左右傾斜方向等は適宜選定すればよい。また空
洞の内周面7Aの傾斜角度と散水口14の傾斜角
度は第5図のように異なるようにしてもよく、散
水口と内周面とが同方向に傾斜していればよい。
また外ノズル体5の周面8Bは傾斜させてもよ
い。
[考案の効果] 本考案は送水孔と、散水口と同方向に向う内周
面を有する空洞とを縦および横の方向に傾斜する
制水孔により連通してなるものであり、空洞部内
において旋回流となつて、砂などと共に旋回し、
さらに空洞の内周面に沿つて空洞内の砂などと共
に散水される。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を示す縦断面図、第
2図は全体斜視図、第3図は第1図のA−A線断
面図、第4図および第5図は他の実施例を示す縦
断面図である。 7,7B……周面、9……空洞、10……送水
孔、11……制水孔、14,14A……散水口。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 送水口と、散水口と同方向に向う内周面を有す
    る空洞とを縦および横の方向に傾斜する制水孔に
    より連通してなることを特徴とする消雪用散水ノ
    ズル。
JP19102086U 1986-12-11 1986-12-11 Expired JPH0420512Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP19102086U JPH0420512Y2 (ja) 1986-12-11 1986-12-11

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP19102086U JPH0420512Y2 (ja) 1986-12-11 1986-12-11

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6394545U JPS6394545U (ja) 1988-06-18
JPH0420512Y2 true JPH0420512Y2 (ja) 1992-05-11

Family

ID=31144775

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JP19102086U Expired JPH0420512Y2 (ja) 1986-12-11 1986-12-11

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JPS6394545U (ja) 1988-06-18

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