JPH04205021A - 磁気ディスク装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［産業上の利用分野］ 本発明は、不良トラックの管理を行う磁気ディスク装置
に関する。

［従来の技術］ 従来の磁気ディスク装置では、不良トラック情報の管理
をホストコンピュータ側のＯＳ　（Ｏｐｅｒａｔ−ｉｎ
ｇ　Ｓｙｓｔｅｍ）で行っていたために、ＯＳの負担が
大きくなるという不具合があった。

そこで、従来は例えば特開平１−２６３９７４号公報に
見られるように磁気ディスク装置内に不揮発性メモリを
設け、これに第４図に示すような不良トラックのシリン
ダ番号及びヘッド番号からなる不良トラック情報及びこ
の不良トラックの代替として使用する代替トラックのシ
リンダ番号及びヘッド番号からなる代替トラック情報を
記憶する代替情報テーブルを記憶させている。

そして、ホストコンピュータから磁気ディスク装置にデ
ータの書き込み又は読み取りというアクセス要求があっ
た場合、磁気ディスク装置はその要求に従って磁気ディ
スクの指定されたトラックにアクセスする際、まず同図
に示す代替情報テーブルを参照し、アクセス要求された
トラックが不良トラックとして記録されているかどうか
を判別する。

そして、アクセス要求されたトラックが不良トラックで
あると判別した場合は、代替情報テーブルの代替トラッ
ク情報に従って不良トラックへのアクセスを自動的に代
替トラックへのアクセスに変更する。

二のように不良トラックを管理する二とにより、ホスト
コンピュータ側のＯ８の負担の軽減を図っている、 ［発明か解決しようとする課題］ しかし、この磁気ディスク装置においてはアクセス要求
があったトラックの良否を代替情報テーブルにより判別
し、その後代替トラック情報に従って磁気ディスクの代
替トラックのシークを行うため、アクセスタイムが長く
なるという問題点があった。

本発明はこのような問題点を解決し、不良トラックへの
アクセス要求がされた場合でも、アクセスタイムを短縮
することができる磁気ディスク装置を提供することを目
的とする。

［課題を解決するための手段］ 本発明は、書き替え可能な不揮発性の記憶手段と、二の
記憶手段に不良トラック情報を記憶する手段とを有する
磁気ディスク装置において、外部からの不良トラックへ
のアクセスを自動的に上記不揮発性の記憶手段へのアク
セスに変更する手段を備えたものである。

［作用］ これにより、不良トラック情報と代替トラック情報とを
不揮発性の記憶手段に記憶させ、この不良トラックへの
アクセスを自動的に不揮発性の記憶手段に記憶されてい
る代替トラックへのアクセスに変更することができ、シ
ークに要する時間を削除しアクセスタイムを短縮するこ
とができる。

［実施例］ 以下、添付図面を参照しながら本発明の実施例を詳細に
説明する。

第１図は本発明の一実施例による磁気ディスク装置のブ
ロック構成図を示している。

図において、１は磁気ディスク装置とホストコンピュー
タ間の外部インタフェース、２はホストコンピュータか
らアクセス要求を制御する制御部、３は内部バス、４磁
気デイスクである、５は書き替え可能な不揮発性メモリ
で、この不揮発性メモリ５には代替トラックが設けられ
ていると共に、代替情報テーブルが記憶されている。

ここで、代替トラックは、不良となった磁気ディスク４
のトラックの代替として同じ磁気ディスク４内の他のト
ラックを指定する代わりに、不揮発性メモリ５に設けら
れたデータの記憶領域である。

また、代替情報テーブルは、第２図に示すように磁気デ
ィスク４上の不良トラックのシリンダ番号及びヘッド番
号を記録した不良トラック情報と、この不良トラックの
代わりに使用されるに不揮発性メモリ５の代替トラック
の先頭アドレスとを記憶するものである。

次に、このように構成された本発明の磁気ディスク装置
の不良トラック管理動作について第３図に示すフローチ
ャートを用いて説明する。

通常、ホストコンピュータから磁気ディスク４へのデー
タの書き込み又は読み込みというアクセス要求があると
（判断１０のＹ）、そのアクセス要求は外部インタフェ
ース１を通じて制御部２へ通達される。制御部２はその
アクセス要求に従い書き込み又は読み込みの制御を行う
が、その前にアクセスするトラックか不良トラックで・
あるかどうかを判別するため、不揮発性メモリ５に記憶
されている第２図に示す代替情報テーブルを参照する（
処理１１）。

参照の結果、アクセス要求のあったトラックが不良トラ
ックであると判別された場合は（判断１２のＹ）、制御
部２は代替情報テーブルの内容に従い、不良トラックの
代替としてデータを記憶するために不揮発性メモリ５に
設けられている代替トラックの先頭アドレスを読み込む
（処理１３）。

制御部２はこの代替情報テーブルから読み込んだ先頭ア
ドレスから不揮発性メモリ５の代替トラックを探す（処
理１４）。

そして、代替トラックを見つけたならば、アクセス要求
に従ってホストコンピュータとこの代替トラック間のデ
ータ転送の制御を行う（処理１５）。この動作をＥ　Ｏ
Ｆ　（Ｅｎｄ　Ｏｆ　Ｆａｌｅ）が記されたアドレスに
なるまで（判断１６のＮ）、アドレスを順次加算しなが
ら繰り返す（処理１７）。

次に、アクセス要求があったトラックが代替情報テーブ
ルからは不良トラックではないと判別されたが、磁気デ
ィスク４にアクセスができない場合の不良トラックの管
理方法について説明する。

ホストコンピュータからのアクセス要求があり（判断１
０のＹ）、それに従って制御部２は不揮発性メモリ５の
代替情報テーブルを参照（処理１１）する。その結果、
指定されたトラックが不良トラックではないと判別する
と（判断１２のＮ）、制御部２はアクセス要求に従って
ホストコンピュータと磁気ディスク４間のデータ転送の
制御を行う（処理１８）。

ここで、指定されたトラックの異常により、アクセスが
成功しない場合がある。この場合には、制御部２は指定
されたトラックに異常があることを検知したならば（判
断１９ＯＮ）、このトラックの異常を外部インタフェー
ス１を通じてホストコンピュータへ通達する。

また、制御部２は不揮発性メモリ５の最新の代替トラッ
クのＥＯＦが記されているアドレスの後に、所定の間隔
を置いてこの不良トラックの代替として代替トラックを
新たに設定する。さらに、代替情報テーブルにはアクセ
スした不良トラックのシリンダ番号、ヘラ１り゛番号及
び新たに設定された代替トラックの不揮発性メモリ５の
先頭アトしスを書き込む（処理２０）。

これにより、今後は当該異常が発見されたトラックに対
しアクセス要求がされた場合は、自動的に新たに設定さ
れた代替トラックへアクセスされるようになる。

このようにして、不揮発性メモリ５に代替情報テーブル
及び代替トラックを記憶させる二とにより、不良トラッ
クに対するアクセス要求がされた場合でも、直ちに不揮
発性メモリ５の代替ト°ラックにアクセスすることがで
き、アクセスタイムを短縮することができる。

［発明の効果］ 以上説明したように本発明によれば、代替情報テーブル
及び代替トラックを不揮発性メモリに記憶させ、この代
替情報テーブルに記憶された代替トラック情報に従い、
二の不良トラックへのアクセスを自動的に不揮発性メモ
リに記憶されている代替トラックへのアクセスに変更す
ることができる。これにより、シークに要する時間を削
除しアクセスタイムを短縮することができると共に、ホ
ストコンピュータ側のＯ８の負担を軽減することができ
る。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例による磁気ディスク装置のブ
ロック構成図、第２図は代替情報テーブルの一例を示す
図、第３図は本発明の磁気ディスク装置による不良トラ
ック管理動作を示すフローチャート、第４図は従来の代
替情報テーブルの一例を示す図である。 １・・・外部インタフェース、２・・・制御部、３・・
内部バス、４・・・磁気ディスク、５・・・不揮発性メ
モリ。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 書き替え可能な不揮発性の記憶手段と、この記憶手段に
   不良トラック情報を記憶する手段とを有する磁気ディス
   ク装置において、外部からの不良トラックへのアクセス
   を自動的に上記不揮発性の記憶手段へのアクセスに変更
   する手段を備えていることを特徴とする磁気ディスク装
   置。