JPH04204938A - ハロゲン化銀写真感光材料 - Google Patents

ハロゲン化銀写真感光材料

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JPH04204938A
JPH04204938A JP2339416A JP33941690A JPH04204938A JP H04204938 A JPH04204938 A JP H04204938A JP 2339416 A JP2339416 A JP 2339416A JP 33941690 A JP33941690 A JP 33941690A JP H04204938 A JPH04204938 A JP H04204938A
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JP
Japan
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silver halide
dye
substituent
groups
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JP2339416A
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English (en)
Inventor
Shoji Nishio
昌二 西尾
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Konica Minolta Inc
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Konica Minolta Inc
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕 本発明は、ハロゲン化銀写真感光材料に関し、詳しくは
セーフライト耐性に優れ、硬調で網点品質の良好なハロ
ゲン化銀写真感光材料に関する。 〔発明の背景〕 写真感光材料の露光法の1′つに原図を走査し、その画
像信号に基づいてハロゲン化銀写真感光材料上に露光を
行い、原図の画像に対応するL菰゛画像もしくはポジ画
像を形成するいわゆるスキャナ一方式による画像形成方
法が知られている。 スキャナ一方式による画像形成方法を用いた記録装置は
種々あり、これらのスキャナ一方式記録装置の記録光源
として、従来からグローランプ、キセノンランプ、水銀
ランプ、タングステンランプ、発光ダイオードなどが知
られてきた。しかしこれらの光源はいずれも出力が弱く
寿命が短いという実際上の問題がある。これらの問題を
解決するものとして、ヘリウム−ネオンレーザ−、アル
ゴンレーザー、ヘリウム−カドミウムレーザーなどのコ
ヒーレントなレーザーをスキャナ一方式の記録用光源と
してもちいる記録装置がある。これらは高出力が得られ
るが、可視光を用いるため感光材料に対して使用できる
セーフライトが制限されてしまい、取り扱い性に劣るな
どの問題がある。 セーフライト耐性を向上させるためには、−数的にはセ
ーフライトの光の波長を吸収するような染料を感光材料
に含有させる方法がとられているか、軟調化をきたし、
そのため網点品質の劣化や減感を引き起こしたり、保存
安定性が劣化してしまうなどの問題が生していた。 一方、印刷物の高品質化に伴い、版下、撮影、直しなど
の各工程で要求される品質、特に網点品質向上の要求が
大きくなっている。 〔発明の目的〕 上記のような問題に対して、本発明の目的は、セーフラ
イト耐性があり、かつ硬調で優れた網点品質と高感度を
有するハロゲン化銀写真感光材料を提供することである
。 〔発明の構成〕 本発明の上記目的は、支持体上に染料を含む2つの層と
、ガンマが10未満のハロゲン化銀乳剤層の少なくとも
1層を含む層からなり、かつ染料を含む層がハロゲン化
銀乳剤層を挟んで構成されていることを特徴とするハロ
ゲン化銀写真感光材料ことを特徴とするハロゲン化銀写
真感光材料により達成される。 尚、上記染料は固体分散体、特に下記−数式(1)で示
される化合物であることが好ましい。 −数式CI) A=L+fLz=L→)B 式中、Aは2−ピラゾリン−5−オン酸性母核を、Bは
4−アミノアリール基を、L、−L3はメチン基を、m
は0または1を表し、かつ−数式(1)の化合物は、下
記条件1〜4の少なくとも1つを満足する。 1、B中にカルボキシル基、スルホンアミド基、アミノ
スルホニルアミノ基まI;はスルファモイル基を少なく
とも1つ有する。 2、A中にスルファモイル基を少なくとも1つ有する。 3、A中にカルボキシル基、スルホンアミド基またはア
ミノスルホニルアミノ基を少なくとも1つ有する脂肪族
基、ヘテロ環基またはす7チル基を少なくとも1つ有す
る。 4.2−ピラゾリン−5−オン酸性母核に結合したカル
ボキシル基、スルホンアミド基、またはアミノスルホニ
ルアミノ基を少なくとも1つ有する。 以下、本発明について詳細に説明する。 まず、−数式CI)について説明する。 Bで表される4−アミノアリール基におけるアミ7部分
は、置換基を有するもの及び環状のものを包含し、該置
換基きしては、例えばアルキル基、シクロアルキル基、
アリール基、アルケニル基、ヘテロ基が挙げられる。 アルキル基としては例えばメチル基、エチル基、n−プ
ロピル基、1sO−プロピル基、t−ブチル基、n−ペ
ンチル基、n−ヘキシル基、n−オクチル基、2−エチ
ルヘキシル基、n−ドデシル基、n−ペンタデシル基、
エイコシル基等が挙げられる。該アルキル基は置換基を
有するものを含み、該置換基としては、例えばハロゲン
原子(例えば塩素、臭素、ヨウ素、フッ素等の各原子)
、アリール基(例えばフェニル基、ナフチル基等)、シ
クロアルキル基(例えばシクロペンチル基、シクロヘキ
シル基)、ヘテロ環基(例えばピロリジル基、ピリジル
基等)、スルフィン酸基、カルボキシル基、ニトロ基、
水酸基、メルカプト基、アミノ基(例えばアミノ基、ジ
j−デルアミノ基等)、アリールオキノ基(例えはメチ
ルチオ基、エヂルオキン基、n−ブチルオキン基、n−
オクチルオキシ基、イソブロビルオギシ基等)、アリー
ルチオ基(フェニルオキン基、−j7チルオキ7基等)
、カルバモイル基(例えf、tアミノカルボニル基、メ
タルカルバモイル基、 n−ベンチJレブJルバモイル
基、)−丁二ルプノルバモイル基等)、アミド基(例え
はメチルアミド基、ベンズアミド基、n−オクチルアミ
ド基等)、アミノスルホニルアミノ基(例えばアミノス
ルホニルアミノ基、メグルアミノスルホニルアミノ基、
アニリノスルホニルアミノ基等)、スルファモイル基(
例エバスルファモイル基、メチルスルファモイル基、ツ
ボニルスルファモイル基、n−ブチルスルファモイル基
等)、スルホンアミド基(例えはメタンスルホンアミド
基、n−ヘプタンスルホンアミド基、ベンゼンスルボン
アミド基等)、スルフィニル基(例えばメチルスルフィ
ニル基、エチルスルフィニル基、フェニルスルフィニル
基、オクチルスルフィニルMeのアルキルスルフィニル
X、 −フェニルスルフィニル基等のアリールスルフ1
−九基等)、アルキルオキノ力ルボニル基(例えばメタ
ルAキンカルボニル 2−ヒドロギンエチルオキシカルボニルM.n−オフザ
ルオキ/カルボニル基等)、アリールオキ、カルボニル
基11えはフエー7.ルオギソカルボニル基、ノーフプ
ルオキ/カルネニル基等)、!ルキルチA基(例えばメ
チルチオ基、]チルチオ基、nへギンルチオ基等)、ア
リールチオ基(例スはフェニルチオ基、ノフブルチオ基
等)、アルキルカルボニル基(例えはアセチル基、j−
壬ルカルボニル基、+1−ブチルカルボニル基、n−オ
クチルカルボニル基等)、アリールカルボニル基、(例
えはベンソイル11.p−メタンスルホンアミドベンゾ
イル基、pーカルポキシベンゾイル基、ナフトイル基等
)、シアノ基、ウレイド基(例えばメチルウレイド基、
フェニルウレイド基等)、ヂオウレイド基(例えはメチ
ルブ埼つ1−イI・基、)lニルチオウレイド基)等か
挙げられる。 アミン部の置換基としてのンク「1アルキル基としては
、例えばンクロプロピル基、シクロブチル基、シクロペ
ンデル基、シクロ・\キシル基等が挙げられ、該ンクロ
アルギル基は置換基を有するものを含み、該置換基とし
ては前記のアルキル基及びアルXル基の置換基として例
示したものが挙げられる。 アミノ部の置換基とじてのアリール基としては例えばフ
Lニル基、ナフチル基が挙げられる。該アリール基は置
換基を有するものを含み、該置換基としては、例えば前
記のアルキル基、又はアルキル基の置換基として挙げた
前述の基が挙げられる。 アミノ部の置換基としてのアルケニル基としては、ビニ
ル基、アリル基、■ープロペニル基、■,3ーブタシェ
ニール基、2−ペンテニル基等が挙げられ、該アルケニ
ル基は置換基を有するものを含み、該置換基としては前
記のアルキル基の置換基として挙げたものが挙げられる
。 アミ7部の置換基としてのへテロ環基としては例えばピ
リジル基(2−ピリジル基、3−ピリジル基、4−ピリ
ジル基、5−カルボキン−2−ピリジル基、3.5−ジ
クロロ−2−ピリジル基、4.6 ジメチル−2−ビI
Jジル基、6−ヒドロギ/−2−ピリジル基、2.3.
5.6−チトラフルオロー4ーピリソ゛ル基、3−ニト
ロ−2−ピリジル基等)、オキサシリル基(5−カルボ
キ/ル2〜ベンズ刈ギザゾリル基、2−ペンズオギサゾ
リル基、2−オキサシリル基等)、デアゾリル基(5−
スルファモイル−2−ベンズグアゾリル基、2−ベンズ
グアゾリル基、2−チアゾリル基等)、イミダゾリル基
(1−メチル−2−イミダゾリル基、1−メチル−5−
カルボキン−2−ベンズイミダゾリル基等)、フリル基
(3−フリル基等)、ピロリル基(3−ピロリル基等)
、チエニル基(2−チエニル基等)、ピラジニル基(2
−ピラジニル基等)、ピリミジニル基(2−ピリミジニ
ル基、4−クロロ 2−ピリミジニル基等)、ピリダジ
ニル基(2−ピリダジニル基等)、プリニル基(訃プリ
ニル基等)、イソオキサシリル基(3−イソオキサシリ
ル基等)、セレナゾリル基(5−カルボキシ−2−セレ
ナゾリル基等)、スルホラE−ル基(3−スルホラニル
基等)、ピペリジニル基(1−メチル−3−ピペリジニ
ル基等)、ピラゾリル基(3−ピラゾリル基等)、テト
ラゾリル基(1−メチル−5−テトラゾリル基等)等が
挙げられ、該ヘテロ環基は置換基を有するものを含み、
該置換基としては、前記のアルキル基及びアルキル基の
置換基として例示したものか挙げられる。 アミノ部として環状のものとしては、例えはピペリジン
、ピペラジン、モルホリンの窒素原子に結合した水素原
子を除いたものが挙げられ、環状アミノ基は置換基を有
するものを含み、核置換基としては前記のアルキル基及
びアルキル基の置換基として例示したものが挙げられる
。 Bで表される4−アミノアリール基のアリール部として
はフェニルが好ましいものとして挙げられる。該アリー
ル部は4−アミノ基の他、置換基を有するものを含み、
該置換基としては、前記のアルキル基及びアルキル基の
置換基として例示したものが挙げられる。 又、4−アミノアリール基としてはアミノ部の置換基が
アリール部の炭素原子と結合し、環(例えはピペリジン
環、ジュロリジル環)を形成したものも含まれる。 Lll L2.L!で表されるメチン基は置換基を有す
るものを含み、置換基としてはアルキル基(例えばメチ
ル、エチル、3−ヒドロキシプロピル、ベンジル等)、
ハロゲ〉・原子(例えば、弗素、塩素、臭素原子等)、
アリール基(例えばフェニル基)、アルコンキ基(例え
ばメトキシ、エトキシ等)なとが挙げられ、これら各基
は更に前述のアミン部の置換基として示したアルキル基
の置換基として例示したものを置換基として有するもの
を含む。 Aで表される2−ピラゾリン−5−オン酸性母核は置換
基を有するものを含み、1位の置換基としては、例えば
アルキル、アルケニル、シクロアルキル、アリール、ヘ
テロ環の各基が、3位の置換基としては、例えばアルキ
ル、アルケニル、シクロアルキル、アリール、ヘテロ環
、カルポキンル、カルバモイル、オキ/カルボニル、ア
ミン、アミド、ウレイド、スルホンアミド、アミノスル
ホニルアミノ、ヒドロキシ、アルキルオキシ、アリール
オキシ、アシル、シアノ、スルファモイル、スルホニル
、スルフィニル、メルカプト、アルキルチオ、アリール
チオの各基が挙げられる。1位及び3位の置換基として
のアルキル、アルケニル、ンクロアルキル、アリール、
ヘテロ環の各基としては、前述の4−アミノアリール基
の4−アミノ部の置換基として例示したものが挙げられ
、それぞれ、更に置換基を有するものを含む。該置換基
としては前述の4−アミノ部の置換基としてのアリール
基の置換基として例示したものが挙げられる。 3位の置換基のアミン基としては例えばアルキルアミノ
基、ジアルキルアミノ基、アリールアミノ基等が挙げら
れる。該アルキル、アリールとしては例えば前記の4−
アミノ部の置換基としてのアルキル基、アリール基とし
て例示したものか挙げられ、それぞれ置換基を有するも
のを含み、該置換基としては、例えば前記の4−アミノ
部の置換基としてのアリール基の置換基として例示した
ものが挙げられる。 3位の置換基のオキシカルボニル基としては、例えばア
ルキルオキン力ルポニル基、アリールオキシカルボニル
基、ヘテロ環オキシカルボニル基等か、アシル基として
は、例えばアルキルカルボニル基、アリールカルボニル
甚、ヘテロカルボニル基等が、カルバモイル基としては
、例えばカルバモイル基、アルキルカルバモイル基、ア
リールカルバモイル基、ヘテロ環カルバモイル基、l−
ピペリジノカルボニル基、4−モルホリノカルボニル基
の如き含窒素へテロ環カルボニル基等が、ウレイド基と
しては、例えばアルキルウレイド基、アリールウレイド
基、ヘテロ環ウレイド基が、アミド基としては、例えば
アルキルカルボニルアミノ基、アリールカルボニルアミ
ノ基、ヘテロ環カルボニルアミノ基等が、スルホンアミ
ド基としては、例えばアルキルスルホニルアミノ基、ア
リールスルホニルアミノ基、ヘテロ環スルホニルアミノ
基等が、アミノスルホニルアミノ基としては、例えばア
ルキルアミノスルホニルアミノ基、ジアルキルアミノス
ルホニルアミノ基、アリールアミノスルホニルアミノ基
、ヘテロ環アミノスルホニルアミノ基か、スルファモイ
ル基としては、例えはスルファモイル基、アルキルスル
ファモイル基、アリールスルファモイル基、ヘテロ環ス
ルファモイル基等か、スルホニル基としては、例えばア
ルキルスルホニル基、アリールスルボニル基、ヘテロ環
スルホニル基等か、スルフィニル基としては、例えばア
ルキルスルフィ、−ル基、アリールスルフィニル基、ヘ
テロ環スルフィニル基等が挙げられ、これらの基に含ま
れるアルキル、アリール、ヘテロ環及びアルキルオキシ
基、アリールチオ基、アルキルチオ基又はアリールチオ
基のアルキル、アリールとしては、例えば前記の4−ア
ミノ部の置換基としてのアルキル基、アリール基、ヘテ
ロ環基として例示したものが挙げられ、それぞれ置換基
を有するものも含み、該置換基としては、例えば前記の
4−アミノ部の置換基としてのアリール基の置換基とし
て例示したものが挙げられる。 −数式CI)で示される化合物は、前記の条件(1,)
〜(4)の少なくとも1つを満足するものであるが、条
件(1)〜(4)におけるスルホンアミド、アミノスル
ボニルアミノ及びスルファモイル基としては2−ピラゾ
リン−5−オン酸性母核の3位の置換基として示した多
基が例示され、カルポキンル基、アミノスルホニルアミ
ノ基又はスルホンアミド基を有する脂肪族基及びヘテロ
環基としては、例えば前述の4−アミ7部の置換基とし
て例示しl−アルキル基、アルケニル基、ヘテロ環基が
挙げられる。 以下に本発明の化合物の具体例を挙げるが、本発明はこ
れらに限定されるものではない。 具体的化合物 ”<−lノ l−11 I−+5 Ntl:11す2しn3 ■ −20 ■ −24 ■ −25 bU2N+12 ■ −26 ■ −27 ■ −28 ■ −29 ■ −30 CH。 ■ −31 rHl ■ −32 ■ −33 ■ −34 「 L ■ −35 LIL;113 ■ −36 ■ −39 CH2NH5O2CH3 ■ −42 ■ −45 ■ −46 ■ CH。 ■ −47 ■ −48 ■ −49 ■ 0−CHCOOH 曙 2H5 I  −50 ■ −51 ■ −52 C,H。 ■ −53 ■ −54 ■ −57 ■ −58 (C)lx)+COOH ■ −60 ■ −63 ■ −66 ■ −67 CH。 ■ −68 ■ −69 ■ −72 ■ −75 エ −76 ■ −78 しIi3 ■ −79 ■ −80 コU2Ni2 ■ −82 ■ −84 ■ −87 ■ −88 ■ −89 しt121.UIJil ■ −90 ■ −93 ■ −94 ■ −95 しIJuI′I I −96 I −97 ■ −98 ■ −99 以下、本発明の化合物の具体的合成例を示すが、他の化
合物も同様の方法で容易に合成することができる。 合成例1 例示化合物(1)の合成 1−(4−カルボキシメチルフェニル)−3−メチル−
2−ピラゾリン−5−オン23.2g、 4−ジメチル
アミノベンズアルデヒド14.9g及びエタノール30
0m lの混合物を還流下に3時間加熱撹拌した。反応
混合物を放冷後、生成物を濾取した。生成物をエタノー
ル中で還流下にスラリーとし、これを濾過して染料をと
り出すことにより精製した。この処理を繰り返して、化
合物(1) 19.2gを得た。 化合物の構造をNMR,IR及びMASSスペクトルに
より確認した。 合成例2 例示化合物(55)の合成 1−(4−カルボキシメチルフェニル)−3−メチル−
2−ピラゾリン−5−オン 2.5g、 4−ジメチル
アミノベンズアルデヒド 1.8g及び氷酢酸10m1
の混合物を還流下に10分間加熱撹拌した。反応混合物
を放冷後、エタノールを加え、再度、還流下に加熱撹拌
を行い冷却した。生成物を濾過によりとり出し、まずエ
タノール中で還流下にスラリーとし濾過し、更にメタノ
ール中で還流下にスラリーとし濾過して精製を行った。 化合物(55)  1.8gを得た。 化合物の構造をNMR,!R及びMASSスペクトルに
より確認しt:。 本発明の化合物はハロゲン化銀写真感光材料中に目的に
応じて光学濃度が0.05〜5.0の範囲になるように
使用される。 本発明の化合物の固体微粒子分散体を感光材料中に添加
させる方法としては、特に制限されるものではなく、例
えば米国特許第4,857.446号に記載されている
方法が挙げられる。 γは、例えばジェームス著rThe Theory o
f thePhotographic  proces
sJ4th  Ed、  502  MacMilla
nPublishing Co、、1977に述へられ
た方法で測定しIこ 。 本発明の感光材料に用いるハロゲン化銀乳剤には、ハロ
ゲン化銀として、臭化銀、塩化銀、沃臭化銀、塩臭化銀
、塩沃臭化銀等の通常のハロゲン化銀乳剤に使用される
任意のものを用いる事ができるが、塩化銀を50モル%
以上含むことが好ましく、粒径は0.2μm以上、0.
5μm以下が好ましい。また乳剤層側のゼラチン量は2
.8g/m 2以下、好ましくは2.5g/m ”以下
である。 ハロゲン化銀粒子は、酸性法、中性法及びアンモニア法
のいずれで得られたものでもよい。 ハロゲン化銀粒子は、粒子内において均一なハロゲン化
銀組成分布を有するものでも、粒子の内部と表面層とで
ハロゲン化銀組成か異なるコア/7工ル粒子であっても
よく、潜像か主として表面に形成されるような粒子であ
っても、また主として粒子内部に形成されるような粒子
でもよい。 本発明に係るハロゲン化銀粒子の形状は任意のものを用
いることができる。 本発明に係るハロゲン化銀粒子は、単一の形状からなる
粒子を用いてもよいし、種々の形状の粒子が混合された
ものでもよい。 又、いかなる粒子サイス分布を持つものを用し・てもよ
く、粒子サイズ分布の広い乳剤(多分散乳剤と称する)
を用いてもよいし、粒子サイズ分布の狭い乳剤(単分散
乳剤と称する。)を単独又は数種類混合してもよい。又
、多分散乳剤と単分散乳剤を混合して用いてもよい。 ハロゲン化銀乳剤は、別々に形成した2種以上のハロケ
ン化銀乳剤を混合して用いてもよい。 本発明において、単分散乳剤か好ましい。単分散乳剤中
の単分散の7・ロゲン化銀粒子としては、平均粒径rを
中心に±20%の粒径範囲内に含まれるハロゲン化銀重
量か、全ノ\ロゲン化銀粒子重量の60%以上であるも
のか好ましく、特に好ましくは70%以上、更に好まし
くは80%以上である。 ここに平均粒径丁は、粒径riを有する粒子の頻度旧と
「i3との積旧x ri3が最大となるときの粒径ri
を定義する。 (有効数字3桁、最小桁数字は四捨五入する。)ここで
言う粒径とは、球状のノ・ロゲン化銀粒子の場合は、そ
の直径、又球状以外の形状の粒子の場合は、その投影像
を周面積の円像に換算した時の直径である。 粒径は例えば該粒子を電子顕微鏡で1万倍から5万倍に
拡大して撮影し、そのプリント上の粒子直径又は投影時
の面積を実測することによって得られることができる。 (測定粒子個数は無差別に1000個以上ある事とする
。) 本発明の特に好ましい高度の単分散乳剤はによって定義
した単分散度が20以下のものであり、更に好ましくは
15以下のものである。 ここに平均粒径及び粒径標準偏差は前記定義のriから
求めるものとする。単分散乳剤は特開昭54−4852
1号、同58−49938号及び同60−122935
号公報等を参考にして得ることができる。 感光性ハロゲン化銀乳剤は、化学増感を行わないで、い
わゆる末後熱(Pr1m1tive)乳剤のまま用いる
こともできるが、通常は化学増感される。 化学増感のためには、前記Glafkides又は、Z
elikmanらの著書、或いはH,Frleser編
デ・グルンドラーケン・デル・フォトグラフィジエン・
プロツエセ・ミド・ジルベルハロゲニーデン(Die 
Grundlagen der Photograph
ischen Prozesse mit Silbe
rhalogeniden、Akademicche 
Verlagsgesellschaft。 1968)に記載の方法を用いることができる。 即ち、銀イオンと反応し得る硫黄を含む化合物や活性ゼ
ラチンを用いる硫黄増感法、還元性物質を用いる還元増
感法、金その他の貴金属化合物を用いることができる。 又、化学増感時のpHSpAg、温度等の条件は特に制
限はないが、pH値としては4〜9、特に5〜8が好ま
しく、pAg値としては5〜11、特に7〜9に保つの
が好ましい。又温度としては、40〜90℃、特に45
〜75°Cが好ましい。 本発明で用いる写真乳剤は、前述した硫黄増感、金・硫
黄増感の他、還元性物質を用いる還元増感法、貴金属化
合物を用いる貴金属増感法なとを併用することもできる
。 感光性乳剤としては、前記乳剤を単独で用いてもよく、
二種以上の乳剤を混合してもよい。 本発明の実施に際しては、上記のような化学増感の終了
後に、例えば、4−ヒドロキシ−6−メチル−1,3,
3a、7−チトラザインデン、5−メルカプト−1−フ
ェニルテトラゾール、2−メルカプトベンゾチアゾール
等を始め、種々の安定剤も使用できる。 更に必要であればチオエーテル等のハロゲン(lJij
溶剤、又はメルカプト基含有化合物や増感色素のような
晶癖コントロール剤を用いてもよい。 本発明の乳剤に用いられるハロゲン化銀粒子は、粒子を
形成する過程及び/又は成長させる過程で、カドミウム
塩、亜鉛塩、鉛塩、タリウム塩、イリジウム塩ヌは錯塩
、ロジウム塩又は錯塩、鉄塩又は錯塩を用いて金属イオ
ンを添加し、粒子内部に及び/又は粒子表面に包含させ
る事かできる。 本発明の乳剤は、ハロゲン化銀乳剤の成長の終了後に不
要な可溶性塩類を除去]7ても良いし、あるいは含有さ
せにままでもよい。該塩類を除去する場合には、リサー
チ・ディスクロジャー17643号記載の方法に基づい
て行うことかできる。 本発明に係るハロゲン化銀写真感光材料においては、更
に増感色素を添加して併用してもよい。 用いられる色素には、シアニン色素、メロシアニン色i
、m合ンアニン色素、複合メロシアニン色素、ホロポー
ラ−シアニン色素、ヘミシアニン色素、スチリル色素及
びヘミオキサノール色素等が包含される。 本発明で用いる増感色素は、通常のネガ型ハロゲン化銀
に用いられると同等の濃度で用いられる。 特に、ハロゲン化銀乳剤の固有感度を実質的jコ落とさ
ない程度の色素濃度で用いるのが有利である。 ハロゲン化銀1モル当り増感色素の約1.OX 10−
5〜約5 X 10−’モルが好ましく、特にハロゲン
化銀1モル当り増感色素の約4 X to−’〜2 X
 to−’モルの濃度で用いることが好ましい。 本発明の増感色素を1種又は2種以上組合せて用いるこ
とができる。増感色素は単独で用いてもよく、又これら
を組合せて用いてもよい。増感色素の組合せは特に強色
増感の目的でしはしば用いられる。 本発明に係るハロゲン化銀写真感光材料には、親水性コ
ロイド層にフィルター染料として、あるいはイラジエー
シジン防止、ハレーション防止その他種々の目的で水溶
性染料を含有してよい。このような染料には、オキソノ
ール染料、ヘミオキソノール染料、スチリル染料、メロ
シアニン染料、シアニン染料及びアゾ染料等が包含され
る。中でもオキサノール染料;へミオキザノール染料及
びメロシアニン染料が有用である。 本発明に係るハロゲン化銀写真感光材料において、親水
性コロイド層に染料や紫外線吸収剤等が包含される場合
に、それらはカチオン性ポリマー等によって媒染されて
もよい。 上記の写真乳剤には、ハロゲン化銀写真感光材料の製造
工程、保存中或いは処理中の感度低下やカブリの発生を
防ぐために種々の化合物を添加することができる。 又、本発明のハロゲン化銀写真感光材料は、写真構成層
中に米国特許3.411,911号、同3,411.9
12号、特公昭45−5331号等に記載のアルキルア
クリレート系ラテックスを含むことかできる。 本発明の感光材料には、更に目的に応じて種々の添加剤
を用いることかできる。これらの添加剤は、より詳しく
は、リサーチディスクロージャー第176巻1 tem
17643 (1978年12月)及び同187巻It
emL8716(1979年11月)4二記載されてお
り、その該添加剤種類   RD 17643   R
D 187161.化学増感剤         23
頁    648頁右欄2、感度上昇剤       
        同上4、増白剤          
24頁7、スティン防止剤     25頁右欄   
650頁左〜右欄8、色素画像安定剤      25
頁9、硬 膜 剤        26頁    65
1頁左欄10、バインダー        26頁  
   同上11、可塑剤・潤滑剤      27頁 
   650右欄12、塗布助剤・表面活性剤  26
〜27頁    同上13、スタチック防止剤    
 27頁     同上本発明のハロゲン化銀写真感光
材料の実施において、例えは乳剤層その他の層は写真感
光材料に通常用いられている可撓性支持体の片面又は両
面に塗布して構成することができる。可撓性支持体とし
て有用なものは、硝醇セルロース、酢酸セルロース、酢
酪酪酸セルロース、ポリスチレン、ポリ塩化ビニル、ポ
リエチレンテレフタレート、ポリカーホイート等の半合
成又は合成高分子からなるフィルム、バライタ層又はa
−オレフィンポリマー(例えばポリエチレン、ポリプロ
ピレン、エチレン/ブテン共重合体)等を塗布又はラミ
ネートした紙などである。支持体は、染料や顔料を用い
て着色されてもよい。遮光の目的で黒色にしてもよい。 これらの支持体の表面は一般に、乳剤層等との接着をよ
くするために下塗処理される。下塗処理は、特開昭52
−104913号、同59−18949号、同59−1
9940号、同59−18949号各公報に記載されて
いる処理が好ましい。 支持体表面は、下塗処理の前又は後にコロナ放電、紫外
線照射、火焔処理等を施してもよい。 本発明に係るハロゲン化銀写真感光材料において、写真
乳剤層その他の親水性コロイド層は種々の塗布法により
支持体上又は他の層の上に塗布できる。塗布には、デイ
・ノブ塗布法、ローラー塗布法、カーテン塗布法、押出
し塗布法等を用いることができる。 本発明に用いる現像液のpHは9〜13までの範囲のも
のが好ましい。更に好ましくはpH1oから12までの
範囲である。 pHの設定のために用いるアルカリ剤には水酸化ナトリ
ウム、水酸化カリウム、炭酸ナトリウム、炭酸カリウム
、第三リン酸ナトリウム、第三リン酸カリウムの如きp
H調節剤を含む。 特開昭61−28708号(ホウ酸塩)、特開昭60−
93439号(例えば、サッカロース、アセトオキシム
、5−スルホサルチル酸)、リン酸塩、炭酸塩などの緩
衝剤を用いてもよい。 本発明において「現像時間」、「定着時間」とは各々、
処理する感光材料が自現機の現像タンク液に浸漬してか
ら次の定着液に浸漬するまでの時間、定着タンク液に浸
漬してから次の水洗タンク液(安定液)に浸漬するまで
め時間を言う。 また「水洗時間Jとは、水洗タンク液に浸漬している時
間をいう。 また「乾燥時間」とは通常35°C〜100°Cで好ま
しくは40℃〜80℃の熱風が吹きつけられる乾燥ゾー
ンが、自現機には設置されているが、その乾燥ゾーンに
入っている時間をいう。 現像温度及び時間は約25°C〜50℃で15秒以下で
あるが好ましくは30°C〜40°Cで6秒〜15秒で
ある。 定着液はチオ硫酸塩を含む水溶液であり、pH3,8以
上、好ましくは4.2〜5.5を有する。 定着剤としてはチオ硫酸ナトリウム、チオ硫酸アンモニ
ウムがあるが、チオ硫酸イオンとアンモニウ゛ムイオン
とを必須成分とするものであり、定着速度の点からチオ
硫酸アンモニウムが特に好ましい。定着剤の使用量は適
宜変えることができ、一般に−は約0.1〜約6モル/
lである。 定着液には硬膜剤として作用する水溶性アルミニウム塩
を含−んでも良く、それらには、例えば塩化アルミニウ
ム、硫酸アンモニウム、カリ明ばんなどがある。“ 定着液には、酒石酪、クエ′ン酸あるいはそれらの導体
を単一独で、あるいは2種以上、併用するこど−かでき
る。これらの化合物に定着液11につき0.005モル
以上含むものが有効で、特に0,01モル/l〜0.0
3モル/lか特に有効である。 具体的には、酒石酸、酒石酸カリウノ4、酒石酸すトリ
ウム、酒石酸カリウムナI・リウム、クユン酸、クエン
酸ナトリウL2、クエン酸リチム、クエン酸リチウム、
クゴン酸アンモニウムなとがある。 定着液には所望により保恒剤(例えば、亜硫酸塩、重亜
硫酸塩) 、pH緩衡剤(例えば、酢酸、硝酸) 、 
pH調整剤(例えは硫酸)、硬水軟化能のあるキレート
剤や特願昭6f)−213562号記載の化合物を含む
ことができる。 定着温度及び時間は約20°C〜約50°Cで6秒−i
分か好ましいが30’C〜40℃で6秒〜・30秒かよ
り好ましく、更に好ましくは30°C〜40°Cで6秒
〜45秒である。 定着液濃縮液か本発明の方法で自動現像機に、感光材料
が処理されるに従って、それを希釈する水ど共に補充さ
れる場そ、定着液濃縮液はl剤で構成されることか最も
好ましいことは現像液の場合と同しである。 l剤と[、て定着液親液か安定lこ存在しうるのはpH
4,5以上であり、より好ましくはpH4,65以上で
ある。pH4,5末胸では、特に定着液か実際に使われ
るまでの期間長年放置された場合にチオ硫酸塩か分解し
て最終的には硫化してしまうためである。 従・ってpH4,5以上の範罪ては亜硫酸ガスの発生も
少なく、作業環境上も良くなる。pHの上限はそれ程厳
しくないが余り高poで定着されると、以後水洗されて
も膜pHか高くなって膜膨潤が大きくなり従って乾燥負
荷か大きくなるのでpH7まで位か限度である。アルミ
ニウム塩を使って硬膜する定着液ではアルミニウム塩の
析出沈澱防止pH5,5までが限界である。 本発明は現像液まj−は定着液のいずれかか上記のよう
な希釈水を必要としない(すなわち原液のままで補充す
る)いわゆる使用液であっても構わない。 各濃縮液の処理タンク液への供給量及び希釈水との配合
割合はそれぞれ濃縮液の組成に依存して種々変化させる
ことができるが、一般に濃縮液対希釈水は1対O〜8の
割合で、これらの現像液、定着液各々の全量は感光材料
1 m 2に対して50m lから1500mlである
ことが好ましい。 本発明においては感光材料は親液、定着し、た後、水洗
又は安定化処理に施される。 水洗又は安定化処理は本分野で公知のあらゆる方法を適
用することができ、本分野で公知の種々の添加剤を含有
する水を水洗水又は安定化液と17で用いることもでき
る。防黴手段を施
【、た水を水洗水又は安定化液に使用
することにより、感光材料1m2当たり31以下の補充
量という節水処理も可能となるのみならず、自現機設置
の配管が不要となり更にストック槽の削減が可能となる
。即ち現像液及び定着液用の調液希釈水及び水洗水又は
安定化液を共通の一層のストック槽から供給、でき、自
動現像機の一層のコ〉バクI・化が可能となる。 防黴手段を施した水を水洗水又は安定化液に併用すると
、水垢の発生等が有効に防止し、得るため、感光材料1
 m2当たりO〜31、好ましくは0〜11、の節水処
理を行うことかできる。 ここで、補充量が0の場合とは、水洗槽中の水洗水が自
然蒸発等により減少した分だけ適宜補充する以外は全く
補充を行なわない、即ち実質的に無補充のいわゆる「た
め水」処理方法を行なう場合をいう。 補充量を少なくJる方法どして、古くより多段向流方式
(例えば2段、3段など)が知られている。この多段向
流方式を本発明に適用すれば定着液の感光材料はだんだ
んと清浄な方向、つまり定着液で汚れていない処理液の
方に順次接触して処理されて行くので、更に効率の良い
水洗がなされる。これによれば、不安定なチオ硫酸塩等
が適度に除去され、変退色の可能性が一層小さくなって
、更に著しい安定化効果か得られる。水洗水も従来に比
べ津、非常に少ない量ですむ。 少量の水洗水で水洗するときには特願昭60−1729
68号に記載のスクイズローラー洗浄槽を設けることか
より好ましい。 □更に水洗又は安定化浴に防黴手段を施した水を処理に
応じて補充することによって生ずる水洗又は安定化浴か
らのオーバーフロー液の一部又ハ全部は特開昭60−2
35133号に記載されているようにその前の処理工程
である定着能を有する処理液に利用することもできる。 こうすることによって上記ストック水の節水ができ、し
かも廃液がより少なくなるためより好ましい。 防黴手段としては、特開昭60−263939号に記さ
れた紫外線照射法、同60−263940号に記された
磁場を用いる方法、同61−131632号に記された
イオン交換樹脂を用いて純水にする方法、特願昭60−
253807号、同60−295894号、同61−6
3030号、同61−51396号に記載の防菌剤を用
いる方法を用いることができる。 更には、L、E、West  Water Quali
ty Cr1teria”Photo Sci & E
ng、 Vol、9No、 6 (1965)、M、W
、Be−ach″Microbiological G
rowths in Motion−Pic−ture
 Processing” SMPTE Journa
l Vol、85.(1976)。 R,O,Deegan、  ”Photo Proce
ssing Wash WaterBiocides”
 J、Imaging Tech、Vol  10.N
o、6(1984)及び特開昭57−8542号、同5
7−58143号、同58105145号、同57−1
32146号、同58−18631号、同57−975
30号、同57−157244号などに記載されている
防菌剤、防パイ剤、界面活性剤なとを併用することもで
きる。 更に水洗浴には、R,T、Kreiman著J、Ima
ge、Techlo、(6) 242 (1984)に
記載されたインチアゾリン系化合物、RESEARC)
I DISCLO5LIRE第205巻、Item20
526 (1981年、5月号)に記載されたイソチア
ゾリン系化合物、同第228巻、Item 22845
 (1983年、4月号)に記載されたインチアゾリン
系化合物特願昭61−51396号に記載された化合物
、などを防菌剤(Microbiocide)として併
用することもできる。 更に坊バイ剤の具体例としては、フェノール、4−クロ
ロフェノール、ペンタクロロフェノール、クレゾール、
0−フェニルフェノール、タロロフエン、ジクロロ7エ
ン、ホルムアルデヒド、クルタールアルデヒド、クロル
アセトアミド、p−ヒドロキシ安息香酸エステル、2−
(4−チアゾリン)−ベンゾイミダゾール、ベンゾイン
チアゾリン−3−オン、ドデシル−ベンジル−ジメチル
アンモニウム−クロライド、N−(フルオロジクロロメ
チルチオ)−7タルイミド、2.4.4’−1−リクロ
ロー2′−ハイドロオキシジフェニルエーテルなどであ
る。 防黴手段を施して水ストック槽に保存された水は前記現
像液定着液などの処理液原液の希釈水とその添加量は好
ましくは0.01= IC1g/ I、より好ましくは
0.1〜5g/lである。 更に水洗水中には銀画像安定化剤の他に水滴むらを防止
する目的で、各種の界面活性剤を添加することができる
。界面活性剤としては、陰イオン型、陰イオン型、非イ
オン型および両イオン型のいずれを用いてもよい。界面
活性剤の具体例としてはたとえば工学図書(株)発行の
「界面活性剤ハンドブック」に記載されている化合物な
どがある。 上記安定化浴中には画像を安定化する目的で各種化合物
が添加される。例えば膜pHを調整する(例えばp)1
3〜8)ための各種の緩衝剤(例えばホウ酸塩、メタホ
ウ酸塩、ホウ砂、リン酸塩、炭酸塩、水酸化カリ、水酸
化ナトリウム、アンモニア水、モノカルボン酸、ジカル
ボン酸、ポリカルボン酸などを組み合わせて使用)やホ
ルマリンなどのアルデヒドを代表例として挙げることが
できる。そノ他、キレート剤、殺閑剤(チアゾール系、
インチアゾール系、ハロゲン化フェノール、スルファニ
ルアミド、ベンゾトリアゾールなど)、界面活性剤、蛍
光増白剤、硬膜剤などの各種添加剤を使用してもよく、
同一もしくは異種の目的の化合物を2種以上併用しても
良い。 また、処理液の膜pt+調整剤として塩化アンモニウム
、硝酸アンモニウム、硫酸アンモニウム、リン酸アンモ
ニウム、亜硫酸アンモニウム、チオ硫酸アンモニウム等
の各種アンモニウム塩を添加するのが画像保存性を良化
するために好ましい。 〔実施例〕 以下、実施例により本発明を具体的に説明するが、本発
明はこれによって限定されるものではない。 実施例1 下記に示1層構成の試ネ4を作成した。 く染料の固体微粒子分数体の調製〉 染料の固体微粒子分散は以下の手順に従ってd;−ルミ
ルを用い行った。 ボールミル容器に水と1面活性剤アノしカノールXC(
アル卑ルナフタレシースルホ不−1・、デュポン社製)
を入れそれぞれの染料に加え、酸化ジルコニウムのビー
ズを入J1て容器を密閉し4日間ボールミル分散しI−
0 その後、ゼラチン水溶液を加えて10分間混ぜ、前記ビ
ーズを取り除き、塗布液を得た。 〈染料含有層(A)用塗布液の調製〉 (蛍光増白剤乳化分散物の調製) 油溶性蛍光増白剤(a ) 0.8gをタレ・ンルジフ
ァニルフォスフエ−)95mlと1−フタノーノL 1
2mNこ溶解したものをトリイソプロピルナフタレンス
ルホン酸すトリウム塩を0.5g含む5%ゼラチン水溶
液260m1と混合し、超音波分数により乳化分散物を
調製した。 (a) ゼラチン水溶液中に、前記例示染料(表1記載)及び前
記蛍光増白剤乳化分散物を表1に示1付量となるように
添加し2、更に塗布助剤として2−スJ15ホ不−トコ
ハク酸ビス(2−エチルヘキシル) jl:、ステルナ
トリウム塩、増粘剤としてスチレン−無水マレイン酸共
重合体を添加し2てノ・レーション防止層塗布液を調製
した。 〈ハロゲン化銀乳剤層用塗布液の調製〉■ハロケン化銀
粒子の形成過程 溶液1 オセインゼラチン         20g水    
                       40
0  ml溶液2 AgNOl               60g水 
                         
 250  ml溶液3 AgCl                18gKB
r                21g水    
                      150
  ni1溶液4 KBr                 22gKI
                 O,6g水   
                        2
00  mlアンモニア水(28%)        
40 ml溶液5 1%に3RhBra             l m
125% KBr液             199
9 ml溶液6 05%に2 (lr (IV )C1a:l液   0
.75g水                    
    36.75  inlnl溶液中へ、溶液5か
ら2m1(oジウム塩添加量はハロゲン化銀1モル当た
り4.2X 10−”モル)を採取して添加し、2分後
に溶液2と3を同時に5分間かけて注入し、10分間熟
成した後、溶液4を1分間かけて注入し、溶液4の注入
終了後に溶液6から0.25m1 (イリジウム塩添加
量は/飄ロゲン化銀1モル当たり2.9X 10−7モ
ル)を採取して添加しj;。 溶液6の添加後20分間熟成した後に、酢酸(20%)
を加え、pH5,7に調整した。 ■脱塩工程 次にこの調整溶液に下記溶液7を加え、5分間撹拌した
。 溶液7 凝集ゼラチン剤 水                        
    100m1その後、酢酸でpHを4.4にし、
ゼラチンを凝集、沈降さゼ上澄液を排水した。 次に純粋31を加え、更にNaOHを添加してpH4,
90にし、撹拌分散させた。その後再び酢酸にてpHを
4.60にし、ゼラチンを凝集、沈降させ、上澄液を排
水した。 この操作を繰返し、計3回脱塩を行い、次いで防パイ剤
としてフェノール100mg及び下記化合物[b] を
4mg添加し、最終的にpHを5.90に調整し、乳剤
Aを得た。 化合物[b] r HOCH2−C−CH,OH O2 ■ハロゲン化銀乳剤層用塗布液の調製工程このようにし
て得られた乳剤Aを59°Cに保ち、塩化カルシウム2
70mg1モルAg添加し、更にKBr270mg1モ
ルAg1 チオシアン酸アンモニウム240mg1モル
Ag、塩化金酸10mg1モルAg、チオ硫酸ナトリウ
ム6Il1g7モルAgとによって最適の化学増感を行
った。 更に KBr                 280mg
1モルAg安定剤:6−メチル−4−ヒドロキシ−1,
3,3a、7−チトラザインデン     1.7g1
モルAg増感色素:(c)        70mg1
モルAgカブリ防止剤:l−フェニル−5−メルカプト
テトラゾール    60mg1モルAg 塗布助剤ニトリイソプロピルナ7タレンスルホン酸ナト
リウム   I  g1モルAg皮膜物性改良剤:ポリ
エチルアクリレートラテンクス     60g1モル
Ag ジエチレングリコール     20g1モルAgを添
加し、更に前記により調製された蛍光増白剤乳化物を表
1のように添加し、増粘剤としてスチレン−無水マレイ
ン際共重合体、硬膜剤としてテトラキス(ビニルスルホ
ニルメチル)メタンとタウリンカリウム塩の1 、0.
25モル反応生成物をゼラチン1g当たり30mg添加
し、クエン酸でpHを5.5に調整し、ハロゲン化銀乳
剤層用塗布液を調製した。 く染料含有層(B)用塗布液の調製〉 ゼラチンバインダー中にマット化剤として、平均粒径3
.5μmのポリメチルメタクリレートを70mg/m’
s 塗布助剤として2〜スルホネートコハク酸ヒス(2
−エチルヘキシル)エステルナトリウム塩を6mg /
rrr 2、含フツ素界面活性剤として下記化合物(d
)を14mg/m’、前記例示染料を表1記載の量とな
るように添加し、硬膜剤としてホルマリンをゼラチン1
g当たり25+ag添加し、さらにカブリ防止剤として
l−フェニル−5−メルカプトテトラゾール1mg/m
2を添加し、クエン酸でp)Iを5.5に調整し、保護
層用塗布液を調製した。 化合物(d) CJ−COOCHz + CFz + sHNa0sS
 −CI −COOCR,+CF、 )−、H(塗布) このようにして調整されたハロゲン化銀乳剤層用塗布液
及び保護層用塗布液を親水性コロイドバッキング層とゼ
ラチン下塗層(ゼラチン下塗層0.2g/m”)を有す
る厚さ110.u mのポリエチレンコート紙上に重層
塗布した。また、塗布直前(10秒以内)に1−フェニ
ル−3−ピラゾリドン(銀1モル当たり0.7g)と下
記化合物(i)で示される化合物(銀1モル当たり5g
)との混合液をハロゲン化銀乳剤層用塗布液に添加した
。 化合物(i) HOCH2So 、 Na 塗布銀量は1.5g/m2、ゼラチン塗布量は染料含有
層(A)が0.5g/m2、乳剤層が0.9g/m2、
染料含有層(B)が1.1g/m2であった。 (N光) このようにして作成した試料に、光学ウェッジを通して
LEDレーザー光源から10−’秒間露光を与え Iこ
 。 (処理) 上記露光後、下記組成の現像液で現像処理し、続いて定
着、水洗、乾燥を行った。現像には自動現像機GR−2
6(フニカ株式会社製)を使用した(現像温度は38℃
、現像時間は20秒)。 〈現像液処方〉 純水(イオン交換水)       約800m l亜
硫酸カリウム            60gエチレン
ジアミン四酢酸二すトリウム塩 2g水酸化カリウム 
          lO,5g5−メチルベンゾトリ
アゾール     300m lジエチレングリコール
         25g1−フェニル−4,4−ジメ
チル −3−ピラゾリドン          300m 1
1−フェニル−5−メルカプトテトラゾール60m l
臭化カリウム            3.5gハイド
ロキノン           20g炭酸カリウム 
           15g純水(イオン交換水)を
加えて、10100Oに仕上げる。現像液のpHは約1
0.8であった。 く定着液処方〉 (組成A) チオ硫酸アンモニウム (72,5% W/V水溶液)       240m
1亜硫酸ナトリウh           17g酢酸
ナトリウム・3水塩       65g硼酸    
             6gクエン酸ナトリウム・
2水塩      2g酢酸(90% W 、/ W水
溶液)       13.6m1(組成り) 純水(イオン交換水)          17m1硫
酸(50% W/W水溶液)       4.7g硫
酸”Tルミニウム(AI、03換算含量が8.1%W/
W水溶液)        26 、5g定着液の使用
時に、水500m1中に上記組成A、組成りの順に溶か
し、11に仕−トげて用いた。 この定着液のpHは約43であった。 処理後の試料の反射濃度をザタラデ・】タル濃度計P 
D A−65型(コニカ株式会社製)で測定し、写真特
性を評価した。 感度は、黒化濃度1.0を得るに必要な露光量の逆数を
もちい、相対感度で示した。 また、表1に示す未露光試料を20W電球光源にコニカ
社製No、5らセーフライトフィルターヲ通シ、1m下
で照射し、0分の場合及び5分放置した場合それぞれに
ついて、カブリ濃度を常法により測定した。網点品質の
評価は、目視によるlO段階で評価しlOが最良で、5
以上が使用可能なレベルと\、ジ゛ 表−1から明らかなように、本発明の試料は相対感度、
網点品質及びカブリの評価すへてに対して満足のいく値
が得られた。特に網点品質に関してはすはらしく優れて
いることかわかる。 〔発明の効果〕 本発明により、セーフライト耐性があり、かつ硬調で優
れた網点品質と高感度を有するハロゲン化銀写真感光材
料を提供することができた。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)支持体上に染料を含む2つの層と、ガンマが10
    未満のハロゲン化銀乳剤層の少なくとも1層を含む層か
    らなり、かつ染料を含む層がハロゲン化銀乳剤層を挟ん
    で構成されていることを特徴とするハロゲン化銀写真感
    光材料。
  2. (2)染料が固体分散体であることを特徴とする請求項
    1記載のハロゲン化銀写真感光材料。
  3. (3)染料が下記一般式〔 I 〕で示される化合物であ
    ることを特徴とする請求項1または2記載のハロゲン化
    銀写真感光材料。 一般式〔 I 〕 ▲数式、化学式、表等があります▼ 〔式中、Aは2−ピラゾリン−5−オン酸性母核を、B
    は4−アミノアリール基を、L_1〜L_3はメチン基
    を、mは0または1を表し、かつ一般式〔 I 〕の化合
    物は、下記条件1〜4の少なくとも1つを満足する。 1、B中にカルボキシル基、スルホンアミド基、アミノ
    スルホニルアミノ基またはスルファモイル基を少なくと
    も1つ有する。 2、A中にスルファモイル基を少なくとも1つ有する。 3、A中にカルボキシル基、スルホンアミド基またはア
    ミノスルホニルアミノ基を少なくとも1つ有する脂肪族
    基、ヘテロ環基またはナフチル基を少なくとも1つ有す
    る。 4、2−ピラゾリン−5−オン酸性母核に結合したカル
    ボキシル基、スルホンアミド基、またはアミノスルホニ
    ルアミノ基を少なくとも1つ有する。〕
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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