JPH0420426B2 - - Google Patents

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JPH0420426B2
JPH0420426B2 JP59113249A JP11324984A JPH0420426B2 JP H0420426 B2 JPH0420426 B2 JP H0420426B2 JP 59113249 A JP59113249 A JP 59113249A JP 11324984 A JP11324984 A JP 11324984A JP H0420426 B2 JPH0420426 B2 JP H0420426B2
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carboxylic acid
acid
hydrogen peroxide
carried out
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Dankofusukii Manfureeto
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DEGUTSUSA AG
HENKERU KG AUFU AKUCHEN
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DEGUTSUSA AG
HENKERU KG AUFU AKUCHEN
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    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07CACYCLIC OR CARBOCYCLIC COMPOUNDS
    • C07C407/00Preparation of peroxy compounds
    • C07C407/003Separation; Purification; Stabilisation; Use of additives
    • C07C407/006Stabilisation; Use of additives
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07CACYCLIC OR CARBOCYCLIC COMPOUNDS
    • C07C407/00Preparation of peroxy compounds
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07CACYCLIC OR CARBOCYCLIC COMPOUNDS
    • C07C409/00Peroxy compounds
    • C07C409/24Peroxy compounds the —O—O— group being bound between a >C=O group and hydrogen, i.e. peroxy acids

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  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)
  • Detergent Compositions (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、水、硫酸および添加物の存在で6〜
16のC原子を有する脂肪族カルボン酸ないしは7
〜9のC原子を有する芳香族カルボン酸と過酸化
水素とを反応させる事によつて6〜16のC原子、
有利に9〜13のC原子を有する水に不溶のペルオ
キシカルボン酸の製法に関する。
従来の技術 ペルオキシカルボン酸は有機合成において酸化
剤としてだけでなく、その作用が既に80℃より下
で生じるので織物の洗浄および/または漂白の際
にも使用する事が出来る(たとえばヨーロツパ特
許第0037146号明細書および米国特許第4370251号
明細書参照)。
しかし固形で水に不溶のペルオキシカルボン酸
は純粋または高濃度状態で熱および機械的力に対
して敏感であるので、これまでその不活性化ない
しは安定化が取上げられ、その場合第一にリン
酸、亜リン酸またはホスホン酸の種々の誘導体
(たとえばヨーロツパ特許出願公開第0037146号明
細書参照)、ならびに種々の鉱酸の種々の塩(た
とえばベルギー特許第560389号明細書:ヨーロツ
パ特許出願公開第0048290号明細書参照)が使用
された。
さらに、水に不溶のカルボン酸と含水過酸化水
素とを酸の存在で、つまり懸濁液で反応させる際
に生じる難点も詳細に調べられたが、提案された
解決法は技術的に非常に費用がかかる(たとえば
米国特許第4172086号明細書;ヨーロツパ特許第
0045290号明細書参照)。
発明が解決しようとする問題点 水に不溶の高級ペルオキシカルボン酸(たとえ
ばC6以上)の製造の際、過酸化水素、水に不溶
のカルボン酸および酸から成る反応混合物がカル
ボン酸の分子量が増大するにつれて強い起泡を示
し、それによりこの反応混合物の取扱いが最も困
難になつた事が、非常に不利である事が判明し
た。
従つて本発明の課題は、C6以上の、高級ペル
オキシカルボン酸の製造を技術的に簡単な方法で
実施する事である。
問題点を解決するための手段 ところでこの課題は、6〜16のC原子を有する
水に不溶のペルオキシカルボン酸を、水、硫酸お
よび添加物の存在で6〜16のC原子を有する相応
する脂肪族カルボン酸ないしは7〜9のC原子を
有する相応する芳香族カルボン酸を過酸化水素と
反応させる事によつて製造する場合に、反応を一
般式: 〔式中R1,R2,R3は同じかまたは異なつていて
もよく、アルキル基、シクロアルキル基またはア
リール基を表わす〕のホスフアンオキシドの存在
で行なうときに解決できる事が判明した。
それ自体、上記式に入るすべてのホスフアンオ
キシドは本発明方法に使用する事ができるが、そ
の個々のアルキル基が6〜10の炭素原子を有する
トリアルキルホスフアンオキシド、たとえばトリ
−n−ヘキシル;トリ−n−ヘプチル−;トリ−
n−オクチル−;トリ−n−ノニル−;トリ−n
−デシル−ホスフアンオキシドによつて製法の著
しい改良が達成された。
特にトリ−n−オクチルホスフアンオキシドが
有利である。シクロアルキルホスフアンオキシド
としては、トリ−シクロペンチルまたはトリ−シ
クロヘキシルホスフアンオキシドが挙げられる。
トリフエニルホスフアンオキシドも、同様にトリ
ベンジルホスフアンオキシドも有効である事が立
証された。
ホスフアンオキシドは使用される活性酸素に対
して0.01〜10重量%、有利には0.1〜7重量%の
量で使用される。
反応は過酸化水素対カルボン酸のモル比1〜
10:1、有利には1.5〜3:1で実施する。
上述のモノーおよびジカルボン酸のうち、9〜
13の全C原子数を有する脂肪族モノーおよびジカ
ルボン酸、芳香族ペルオキシカルボン酸のうちフ
タル酸が特に適している。脂肪族カルボン酸では
アゼライン酸、ドデカン二酸およびブラシル酸が
特に有利である。
さらに、本発明による方法の実施の際、硫酸お
よびカルボン酸を1〜10:1、特に2〜4:1の
モル比で使用するのが有利であることが立証され
た。
さらに、ホスフアンオキシドを過酸化水素およ
び硫酸から成る混合物に加え、その後カルボン酸
をこの混合物中へ導入する場合、最良の結果が得
られる事が判明した。
反応は40〜70℃、特に45〜60℃の温度で実施す
る。
過酸化水素は、30〜99重量%、有利には40〜50
重量%の濃度で使用し;硫酸は20〜98重量%、有
利には90〜98重量%の濃度で使用する。
反応生成物は通常濾過または遠心分離により反
応混合物から分離および乾燥する。生成物が純粋
なペルオキシカルボン酸そのものである即ち付加
的な不活性化なしに不活性化塩を有する場合に
は、生成物を鉱酸がなくなるまで洗浄しなければ
ならない。
発明の効果 本発明による方法の工業的進歩は、ホスフアン
オキシドの使用により、過酸化水素、硫酸、水お
よびカルボン酸から成る反応混合物の粘度が驚異
的に強く低下する事である。それで、反応混合物
はホスフアンオキシドの添加なしに、酸化混合物
でのカルボン酸の湿潤ならびに溶解平衡の成立に
も反応に不利な影響を与える強い起泡を示した。
それに対して、粘度はトリオクチルホスフアンオ
キシドの添加で強く低下し、反応懸濁液の工業的
使用がこれにより初めて可能になつた。混合物は
良好にかくはん−、流動−およびポンプ輸送可能
となつた。また、ペルオキシカルボン酸から通常
除去するのが困難である残留湿分も著しく減少出
来る。
科学的な研究からはたんに、ペルオキシ酸によ
るエポキシ化がジメチルホルムアミド、アミドオ
キシド、ホスフアンオキシド、またはアルザンオ
キシドのような物質により阻止できる事が公知で
あるにすぎない(“Angew Chemie”,第94巻
(1982年)第750〜766ページ参照)。従つて、本発
明によるホスフアンオキシドの使用が問題の反応
混合物のコンシステンシーに決定的な影響を与え
る事は全く驚異的であつた。
さらに、反応の前、間または後に混合物に付加
的な不活性化剤を添加する場合、生じるペルオキ
シカルボン酸が際立つて安定化出来る事が見出さ
れた。このような不活性化剤としては、硫酸また
はホウ酸のアルカリ金属塩、マグネシウム塩、ア
ルカリ土類金属塩または土類金属塩が挙げられ
る。これらの物質は、固形でもまたは水溶液ない
しは懸濁液でも添加出来る。これらを反応の前ま
たは間または/および沈殿した生成物上に、それ
を反応溶液から分離する前にその場でつくる事も
可能である。
このために、水に不溶のカルボン酸と含水過酸
化水素との反応をホスフアンオキシドの存在で45
〜60℃で実施し、その後反応混合物を45〜5℃、
特に40〜32℃に冷却し、アルカリ硫酸塩水溶液を
添加し、混合物のPH−価をカ性アルカリ溶液また
は炭酸アルカリ溶液を用いて2〜6に調節し、そ
の後反応生成物を自体公知の方法で後処理する方
法が特に適当である。
水酸化アルカリまたは炭酸アルカリとしては、
水酸化アルカリ5〜50重量%、有利には30〜40重
量%を有する水溶液を使用する。3つの水酸化ア
ルカリないしは炭酸アルカリのうちナトリウム誘
導体が特に有利である。
2〜6の上述のPH価は同様に、ペルオキシカル
ボン酸の製造反応の終了後相応する量の水酸化マ
グネシウム、または酸化マグネシウム、またはア
ルカリ土類金属の水酸化物ならびにまたはその炭
酸塩、または土類金属の水酸化物ならびにその炭
酸塩、さらにアルミン酸アルカリまたはメタホウ
酸アルカリの添加により調節する事ができる。こ
れらの物質も、溶解または懸濁した形(即ち水性
媒体中)で添加する事ができる。
付加的な不活性化剤は、有利にできあがつた生
成物に対して0〜80重量%の量で存在すべきであ
る。
貯蔵安定性は、ホスフアンオキシドおよび不活
性化剤が同時に存在する事により、驚異的に強く
高められる。おそらく、ここでは双方の添加物の
相乗効果が存在するものと思われる(実施例2参
照)。
硫酸ナトリウムを使用する場合(固形または水
溶液で添加するか、その場でつくられる−3つの
全ての可能性を同時に使用する事もできる)、ペ
ルオキシカルボン酸の残湿分は遠心分離した後約
50%までに減少する。
反応混合物中に存在する硫酸および添加された
カ性ソーダ溶液からの硫酸ナトリウムのその場形
成は、硫酸ナトリウム10水和物から無水の硫酸ナ
トリウムへの転移温度より上の温度、即ち32.3〜
32.4℃より上の温度で行なう場合、この効果が特
に強く生じる。
実施例 本発明を次の実施例につき詳述する。例1は付
加的な安定剤なしに、たんにトリオクチルホスフ
アンオキシドの存在で実施する;例2〜5は付加
的な安定剤硫酸ナトリウムの存在で実施する。
例において符号は次のものを表わす: DPDA=ジペルオキシドデカン二酸 AO=活性酸素含量 %=重量% ドデカン二酸を70重量%の過酸化水素および96
重量%の硫酸と(たとえば)1:3:4のモル比
で反応させる実験においては、丈夫で安定な泡
(おそらく過酸化水素の部分的分解による)が生
じた。この泡はかくはんによつても崩壊できない
ので、所望の反応の申し分のない実施は、なかん
ずくより大規模の実験においては不可能であつ
た。
それに対して、下記の実施例1〜9により実施
すると、たいしたことなく、従つて問題なしに大
規模に作業できるような起泡が生じるだけでな
く、反応に続く残存硫酸の中和も中和剤の良好な
分配により、アルカリが局所的に集まる事により
過酸化水素が分解する危険なしに実施できた。さ
らに、最後に得られる懸濁液は流動性で、容易に
遠心分離できた。
例 1 過酸化水素(50重量%)255g、硫酸(96重量
%)510gおよび硫酸ナトリウム溶液(13重量%)
64gならびにトリ−n−オクチルホスフアンオキ
シド0.4gから成る酸化混合物中へドデカン二酸
287.5gを配量し、8時間かくはん下に60℃に加
熱する。20℃に冷却した後、蒸留水1を加え、
吸引濾過する。残渣を冷蒸留水で洗浄し、乾燥す
る。
過酸の収量:295g∧=理論値の90.1% 全AO含量:11.56% ドデカン二酸収支:96.7% DPDA含量:94.3%。
例 2 過酸化水素(50重量%)170gおよび硫酸(96
重量%)204gならびにトリ−n−オクチルホス
フアンオキシド1.3gから成る酸化混合物中にド
デカン二酸115gを配量し、8時間かくはん下に
50℃に加熱する。8℃に冷却した後、バツチにこ
の温度で硫酸ナトリウム溶液(13重量%)300g
を加え、引続き水酸化ナトリウム溶液(30重量
%)507gで3.5のPH価に達するまで中和する。引
続き、遠心分離し、乾燥する。乾燥は40℃で行な
う。
過酸の収量:103.5g∧=理論値の79.0% 全AO含量:3.86% ドデカン二酸収支:88.5% 含量および貯蔵安定性: 0週間 4週間 8週間 12週間 DPDA 30.9 30.5 30.5 30.1 AO 3.86 3.85 3.85 3.73 例 3 過酸化水素(50重量%)102g、硫酸(96重量
%)204gおよび硫酸ナトリウム溶液(13重量%)
25gならびにトリ−n−オクチルホスフアンオキ
シド0.16gから成る酸化混合物中にドデカン二酸
115gを配量し、8時間かくはん下に60℃に加熱
する。40℃に冷却した後、この温度でバツチに硫
酸ナトリウム溶液(30重量%)526gを加え、引
続き水酸化ナトリウム溶液(30重量%)523gで
3.5のPH価に達するまで中和し、固形硫酸ナトリ
ウム160gで調製する。引続き、遠心分離し、乾
燥する。乾燥は40℃で行なう。
過酸の収量:110.4g∧=理論値の84.3% 全AO含量:4.25% ドデカン二酸収支:91.8% DPDAの含量:34.3%。
例 4 過酸化水素(50重量%)102g、硫酸(96重量
%)204gおよび硫酸ナトリウム溶液(13重量%)
25gならびにトリ−n−オクチルホスフアノオキ
シド0.16gから成る酸化混合物中に、ドデカン二
酸115gを配量し、8時間かくはん下に60℃に加
熱する。40℃に冷却した後、バツチにこの温度で
硫酸ナトリウム溶液(30重量%)394gを加え、
引続き水酸化ナトリウム溶液(30重量%)523g
で3.5のPH価に達するまで中和し、固形硫酸ナト
リウム160gで調整する。引続き、遠心分離し、
乾燥する。
過酸の収量:112.8g∧=理論値の86.1% 全AO含量:4.27% ドデカン二酸収支:95.5% DPDAの含量:34.4%。
例 5 過酸化水素(40重量%)127gおよび硫酸(96
重量%)204gならびにトリ−n−オクチルホス
フアンオキシド0.16gから成る酸化混合物中にド
デカン二酸115gを配置し、8時間かくはん下に
60℃に加熱する。40℃に冷却した後、バツチにこ
の温度で硫酸ナトリウム溶液(30重量%)394g
を加え、引続き水酸化ナトリウム溶液(30重量
%)521gで3.5のPH価に達するまで中和し、固形
硫酸ナトリウム160gで調整する。引続き、遠心
分離し、乾燥する。乾燥は40℃で行なう。
過酸の収量:11.0g∧=理論値の84.3% 全AO含量:4.27% ドデカン二酸収支:91.8% DPDAの含量:34.4%。
例 6 過酸化水素(50重量%)102g、硫酸(96重量
%)204gおよび硫酸ナトリウム溶液(13重量%)
25gならびにトリ−n−オクチルホスフアンオキ
シド1.6gから成る酸化混合物中にドデカン二酸
115gを配量し、8時間かくはん下に60℃に加熱
する。40℃に冷却した後、バツチにこの温度で硫
酸ナトリウム溶液(30重量%)263gを加え、引
続き水酸化ナトリウム溶液(30重量%)526gで
3.5のPH価に達するまで中和し、固形硫酸ナトリ
ウム160gで調整する。引続き、遠心分離し、乾
燥する。
過酸の収量:118.3g∧=理論値の90.3% 全AO含量:4.25% ドデカン二酸収支:97.5% DPDAの含量:34.4%。
例 7 過酸化水素(50重量%)102g、硫酸(96重量
%)204gおよび硫酸ナトリウム溶液(13重量%)
25gならびにトリ−n−オクチルホスフアンオキ
シド0.16gから成る酸化混合物中にドデカン二酸
115gを配量し6時間かくはん下に60℃に加熱す
る。40℃に冷却した後、バツチにこの温度で硫酸
ナトリウム溶液(30重量%)526gを加え、引続
き水酸化ナトリウム溶液(30重量%)521gで3.5
のPH価に達するまで中和し、硫酸ナトリウム120
gで調整する。引続き、分離および乾燥する。
過酸の収量:122.8g∧=理論値の93.7% 全AO含量:4.76% ドデカン二酸収支:97.7% DPDAの含量:40.0%。
例 8 過酸化水素(50重量%)102g、硫酸204g(96
重量%)および硫化ナトリウム溶液(13重量%)
ならびにトリ−n−オクチルホスフアンオキシド
0.16gから成る酸化混合物中にドデカン二酸115
gを配量し、6時間かくはん下に60℃に加熱す
る。40℃に冷却した後、バツチにこの温度で硫酸
ナトリウム溶液(30重量%)526gを加え、引続
き水酸化ナトリウム溶液(30重量%)521gで3.5
のPH価に達するまで中和し、硫酸ナトリウム80g
で調整する。引続き、分離および乾燥する。
過酸の収量:118.1g∧=理論値の90.1% 全AO含量:5.30% ドデカン二酸収支:96.5% DPDAの含量:43.4%。
例 9 過酸化水素(50重量%)102g、硫酸(96重量
%)204gおよび硫酸ナトリウム溶液(13重量%)
25gならびにトリ−n−オクチルホスフアンオキ
シド0.16gから成る酸化混合物中にドデカン二酸
115gを配量し、6時間かくはん下に60℃に加熱
する。40℃に冷却した後、バツチにこの温度で硫
酸ナトリウム溶液(30重量%)526gを加え、引
続き水酸化ナトリウム(30重量%)521gで3.5の
PH価に達するまで中和し、硫酸ナトリウム40gで
調整する。引続き、分離および乾燥する。
過酸の収量:116.7g∧=理論値の89.1% 全AO含量:7.02% ドデカン二酸収支:94.5% DPDAの含量:57.5%。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 6〜16のC原子を有する水に不溶のペルオキ
    シカルボン酸を、水、硫酸および添加物の存在で
    6〜16のC原子を有する相応する脂肪族カルボン
    酸ないしは7〜9のC原子を有する芳香族カルボ
    ン酸を過酸化水素と反応させる事によつて製造す
    る方法において、反応を一般式: 〔式中R1、R2またはR3は同じかまたは異なつて
    いてもよく、アルキル基、シクロアルキル基また
    はアリール基を表わす〕で示されるホスフアンオ
    キシドの存在で実施する事を特徴とする、水に不
    溶のペルオキシカルボン酸の製法。 2 反応を、そのアルキル基がそれぞれ4〜18の
    C原子を有するトリアルキルホスフアンオキシド
    の存在で実施する、特許請求の範囲第1項記載の
    方法。 3 反応を、そのアルキル基がそれぞれ6〜10の
    C原子を有する、トリアルキルホスフアンオキシ
    ドの存在で実施する、特許請求の範囲第1項また
    は第2項記載の方法。 4 ホスフアンオキシドを、使用される活性酸素
    に対して0.01〜10重量%の量で使用する、特許請
    求の範囲第1項から第3項までのいずれか1項記
    載の方法。 5 反応を、過酸化水素対カルボン酸のモル比1
    〜10:1で実施する、特許請求の範囲第1項から
    第4項までのいずれか1項記載の方法。 6 ホスフアンオキシドを、過酸化水素および硫
    酸から成る混合物に添加し、その後カルボン酸と
    の反応を実施する、特許請求の範囲第1項から第
    5項までのいずれか1項記載の方法。 7 硫酸およびカルボン酸を1〜10:1のモル比
    で使用する、特許請求の範囲第1項から第6項ま
    でのいずれか1項記載の方法。 8 付加的な不活性化剤としてアルカリ、マグネ
    シウム、アルカリ土類金属または土類金属の硫酸
    塩水溶液を、反応の前、間または後に添加する、
    特許請求の範囲第1項から第7項までのいずれか
    1項記載の方法。 9 付加的な不活性化剤としてアルミン酸アルカ
    リを水溶液の形で、反応の前、間または後に添加
    する、特許請求の範囲第1項から第7項までのい
    ずれか1項記載の方法。 10 付加的な不活性化剤としてメタホウ酸ナト
    リウムの水溶液を反応の間または後に添加する、
    特許請求の範囲第1項から第7項までのいずれか
    1項記載の方法。 11 カルボン酸、過酸化水素、硫酸、水および
    ホスフアンオキシドの間の反応を、40〜70℃の温
    度で実施し、40〜5℃に冷却した後付加的な不活
    性化剤を添加する、特許請求の範囲第1項から第
    10項までのいずれか1項記載の方法。 12 水に不溶のカルボン酸と含水過酸化水素と
    の反応を、硫酸およびホスフアンオキシドの存在
    で、45〜60℃の温度で実施し、その後反応混合物
    を45〜5℃に冷却し、および硫酸アルカリ水溶液
    を加え、その後反応混合物のPH価をアルカリ溶液
    または炭酸アルカリ溶液で2〜6に調節し、反応
    生成物を自体公知の方法で後処理する、特許請求
    の範囲第1項から第11項までのいずれか1項記
    載の方法。 13 カルボン酸として脂肪族モノーまたはジカ
    ルボン酸を使用する、特許請求の範囲第1項から
    第12項までのいずれか1項記載の方法。
JP59113249A 1983-06-07 1984-06-04 水に不溶のペルオキシカルボン酸の製法 Granted JPS608258A (ja)

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