JPH04204180A - 移動体上アンテナの姿勢制御装置 - Google Patents

移動体上アンテナの姿勢制御装置

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Publication number
JPH04204180A
JPH04204180A JP33513790A JP33513790A JPH04204180A JP H04204180 A JPH04204180 A JP H04204180A JP 33513790 A JP33513790 A JP 33513790A JP 33513790 A JP33513790 A JP 33513790A JP H04204180 A JPH04204180 A JP H04204180A
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JP
Japan
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attitude
antenna
azimuth
elevation
register
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Pending
Application number
JP33513790A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoshihiro Arakawa
佳大 荒川
Sadami Mizuno
水野 貞視
Kazuhiko Sekino
関野 和彦
Naoji Nakahara
中原 直司
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Aisin Corp
Original Assignee
Aisin Seiki Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の目的〕 (産業上の利用分野) 本発明は、車両等の移動体の電波源に対する姿勢変化に
対応して、該姿勢変化による電波源に対するアンテナ姿
勢のずれを補正する、移動体上アンテナの姿勢制御装置
に関する。
(従来の技術) 移動体上のアンテナを常に電波源方向に向ける場合、コ
ニカルスキャン等の連続ロービング方式のみで追尾(受
信追尾)させると、移動体の速い姿勢変化に対して十分
な追尾性能が得られず、また、トンネル、ビル等の障害
物で受信できない場合、追尾することができなくなる。
そこで、ジャイロで移動体の姿勢変化を検出し、該姿勢
変化によるアンテナの姿勢ずれ(電波源に対する)を予
測演算し、その分アンテナ姿勢を補正する技Wr(ジャ
イロ追尾)が併用されている。
これによれば、トンネル、ビル録の電波障害物があると
きには、ジャイロ追尾がその間の追尾を補間する。ジャ
イロ追尾はフィードフォワード制御であるので、ジャイ
ロ追尾のみでは受信外れになりやすいが、コニカルスキ
ャン等の受信追尾が、フィービバック制御によりジャイ
ロ追尾のエラーを修正することになる。
この種の姿勢制御装置の1つが特開平64−13801
号公報に提示されている。これのジャイロ追尾では、ヨ
ー角検出器およびピッチ角検出器で移動体の姿勢を検出
し、移動体の姿勢の変化に対応してアンテナの姿勢(ア
ジマス方向およびエレベーション方向)を変更する。
(発明が解決しようとする課題) これは2軸以上のジャイロを必要とし、ジャイロ機構が
複雑で高価となる。
本発明は、比較的に簡単な機構で実用的なアンテナ姿勢
補正をすること、特に、ヨー角方向の姿勢変化検出機構
のみを用いて、移動体のヨー角方向のみならずロール角
方向の姿勢変化に対しても。
アンテナ姿勢補正をすることを目的とする。
〔発明の構成〕
(課題を解決するための手段) 本発明の姿勢制御装置は、移動体上でアンテナ(Ant
)をアジマス方向およびニレベージフン方向に回動自在
に支持する支持機構(110〜+55) ;アンテナ(
Ant)をアジマス方向およびエレベーション方向に回
転駆動する駆動手段(141,151) ;移動体のヨ
ー角方向の姿勢変化(Yis)を検出するための、ヨー
角姿勢変化検出手段(30) ;ヨー角変化検出手段(
30)が検出した姿勢変化(Yas)より移動体のロー
ル角方向の姿勢変化(Ros)を演算する演算手段(4
)。
および、ヨー角姿勢変化検出手段(30)が検出した姿
勢変化(Yis)および演算手段(4)が演算したロー
ル角方向の姿勢変化(Ros)に対応して、それらによ
る電波源に対するアンテナ(Ant)の姿勢ずれを解消
する方向に駆動手段(141,151)を介してアンテ
ナ姿勢を補正する制御手段(4);を備える。
なお、カッコ内の記号は、図面に示し後述する実施例の
対応要素又は対応事項を示す。
(作用) 例えば移動体が道路上を走行する自動車の場合、自動車
のヨー角方向(旋回方向)の角速度をYaSとすると、
自動車の旋回半径r(m)は、車速Vs(m/5ec)
 より、 r=Vs ・180/ (π・Ya s)で求まる。自
動車の重量をMとすると、遠心力Fは、 F=M−vs2/r で求まる。
自動車のロール角Roaは、遠心力Fと車速■Sに依存
し、理論的又は実験的に、遠心力Fおよび車速Vsに対
応する値を算出し又は予め対応値を定めておくことがで
きるので、遠心力Fおよび車速Vsをパラメータとする
ロール角Roa算出式を定めておくことにより、又は、
遠心力Fおよび車速Vsに対応するロール角Roaをメ
モリに格納しておくことにより、FおよびVsに対応す
る値を得ることができる。ロール角Roaを微分するこ
とにより、ロール角速度Rosが得られる。
本発明では、演算手段(4)が、例えば上述の如き演算
により、ヨー角変化検出手段(30)が検出した姿勢変
化(Yas)より移動体のロール角方向の姿勢変化(R
os)を演算する。
しかして、制御手段(4)が、ヨー角姿勢変化検出手段
(30)が検出した姿勢変化(Yas)および演算手段
(4)が演算したロール角方向の姿勢変化(Ros)に
対応して、それらによる電波源に対するアンテナ(An
t)の姿勢ずれを解消する方向に駆動手段(141゜1
51)を介してアンテナ姿勢を補正する。
これにより、ヨー角変化検出手段(30)の機構(l軸
上ンサ機構)のみで、ヨー角方向およびロール角方向の
姿勢変化情報(Yas、Ros:2軸の角速度)が自動
的に得られ、これに対応してアンテナ(Ant)がアジ
マス方向およびエレベーション方向(2軸方向)に姿勢
補正される。
本発明ではこのように、l軸のセンサ機構のみを用いて
、移動体の2軸方向の姿勢変化(Yas、Ros)に対
応して、アンテナ(A(II)のアジマス方向およびエ
レベーション方向の姿勢を補正する、実用的なアンテナ
姿勢制御装置が提供きれる。
本発明の他の目的および特徴は、図面を参照した以下の
実施例の説明より明らかになろう。
(実施例) 第1図に本発明の一実施例を示す。この実施例は第2e
図に示す自動単に搭載されているものであって、静止衛
星放送受信用のBSアンテナAntの姿勢を制御する。
自動車には、振動方式のジャイロであるヨー角速度検出
器30が装備されており、自動車のヨー角速度(進路変
更方向の回転角速度)を検出しこれを表わすアナログ信
号(ヨー角速度信号)をインターフェイス3に与える。
インターフェイス3は、ヨー角速度信号をノイズ除去、
増幅等の電気的処理を施こしてマイクロコンピュータ4
に与える。マイクロコンピュータ4は、CPU、RAM
、ROM、システムコントローラ等の電子回路素子を含
むコンピュータシステムであり、ヨー角速度信号をデジ
タル変換して読込む。
マイクロコンピュータ4には、インターフェイス3およ
び5が接続されており、これらのインターフェイス3.
5に、操作ボード22.BS受信機BSR,アジマスモ
ータドライバAZDおよびエレベーションモータドライ
バELDが接続されている。
BSアンテナAntの電波受信信号はBS受信機に至り
、そこで衛星放送信号に復調されダイスプレイBSDに
与えられ、デイスプレィBSDが静止衛星テレビジョン
放送画像を映す。衛星放送信号はインターフェイス5に
も与えられ、インターフェイス5が電波受信信号を信号
レベルを表わすアナログ信号BSsに変換してマイクロ
コンピュータ4に与える。マイクロコンピュータ4は、
該アナログ信号BSsをデジタル変換して読込む。
アジマスモータドライバAZDおよびエレベーションモ
ータドライバELDは共に、モータに正転付勢電流と逆
転付勢電流を選択的に流すための電気回路(モータドラ
イバ)とCPUを主体とするコンピュータ回路(コント
ローラ)で構成されており、それぞれマイクロコンピュ
ータ4からのステップ回転指示信号(方向十回転角度)
に応答して指示された方向に指示された角度分、各機構
のモータを回転付勢し、又は、マイクロコンピュータ4
からの連続回転指示信号(方向十速度)に応答して指示
された方向に指示された速度で、各機構のモータを回転
付勢し、しかも、アジマス機構のロータリエンコーダ1
48およびエレベーション機構のロータリエンコーダ1
57が発生する電気パルスをカウントして、アンテナA
ntのアジマス姿勢(回転位置)データおよびエレベー
ション姿勢(回転位置)データを、アンテナ駆動による
姿勢変化分更新し、常時その時点のアンテナ姿勢を示す
データをアジマス位置レジスタAZPRおよびエレベー
シッン位置レジスタELPRに保持する。
インターフェイス3にはまた、自動車のトランスミッシ
ョンの出力軸の回転速度に比例する速度で回転するスピ
ードメータケーブルに結合されたマグネットギアと、こ
のマグネットギアの回転に応答して該ギアの所定小角度
の回転につき1パルスの電気パルスを発生するパルス発
生回路でなる車速上ンサ40の電気パルス出力線が接続
されている。インターフェイス3は、この電気パルスを
波形整形および増幅してマイクロコンピュータ4の外部
割込み入力端に与える。
第2a図に、BSアンテナAntを支持しその姿勢を定
める機構を示す。この機構は、BSアンテナAntを、
アジマス方向(第1軸Yを中心とする)に回転駆動し、
かつエレベーション方向く第2軸Xを中心とする)に回
転駆動する、2軸回転駆動機構である。
アンテナAntは、平板状円形の、比較的に受信範囲が
広いビームアンテナであり、アンテナブラケット110
に固着されている。
第3図に、BSアンテナAntの指向特性を示す。縦軸
はCN比、横軸はアンテナの受光面(円形)の中心を通
る垂線と、該中心と電波源(静止衛星)とを結ぶ直線と
のなす角度である。この角度が8″程度以下で、CN比
は最高CN比(15dB>の50%以上を示す。
再度第2a図を参照すると、アンテナブラケット11O
のアングル113aに、水平軸113b(その中心が第
2軸X)が固着されている。水平軸113bは図面と垂
直な方向に延びており、その一端部が、ベアリング(図
示せず)を介して、支持アーム121aで、回転自在に
支持されている。支持アーム121aは回転台120に
固着されている。水平軸113bの他端部は、ベアリン
グを介して、支持アーム121aと同様なもう1つの図
示しない支持アームで回転自在に支持されている。該も
う1つの図示しない支持アームも回転台120の、後述
する円筒シャフト116に関して支持アーム121aと
対称な位置に、固着されている。
回転台120は大略で、円板状の平歯車であり、その中
心部に、ガイド穴120hを有し、側周面にギア120
aを有し、ベアリング122を介して固定台130に、
ギア120aの回転中心軸(第1軸)Yを中心に回転自
在に装着されている。
回転台120のギア120aにはギア144が噛合って
おり、このギア144がギア軸145および減速機14
0を介してアジマス駆動モータ141で回転駆動される
。減速機140およびモータ141は、固定台130に
固着されている支持台146に固定されている。ギア軸
145にはロータリエンコーダ148が結合されており
、ギア軸145の所定小角度の回転につき1パルスの電
気パルスを発生する。この電気パルスはアジマスモータ
ドライバAZDに与えられる。
回転台120の下面に対向してアジマスホームポジショ
ン検出用のスイッチ147が設置されており、回転台1
20の下面の、該スイッチ147の操作子が対向する位
置に、該操作子が落ち込むテーバ穴(−点)が刻まれて
いる。スイッチ147は、その操作子が回転台120の
下面で押されているときには開(オフ)であり、テーバ
穴が操作子に対向するとき操作子が該穴に進入し、スイ
ッチ147は閉(オン:ホームポジション検出)となる
。回転台120が1回転する間−同、スイッチ147の
操作子がテーバ穴に進入してオン(ホームポジション検
出)となる。スイッチ147の開閉信号はアジマスモー
タドライバAZDに与えられると共に、インターフェイ
ス5を介してマイクロコンピュータ4にも与えられる。
第2a図のnB−IIB線拡線断大断面す第2b図を参
照すると、減速機140の内部において、ギア軸145
にはウオームホイール143が固着されており、このウ
オームホイール143に噛合うウオーム142がモータ
141 (第2a図)の回転軸に結合されている。
モータ141が正回転するとギア144が一方の方向に
回転して回転台120が第1軸Yを中心に一方の方向に
回転する。すなわちアンテナAntが第1軸Yを中心に
正方向に回転する。そ−夕141が逆回転するとアンテ
ナAntが逆方向に回転する。
回転台120のガイド穴120hを円筒シャフト116
が貫通しており、回転台120に対して第1軸Yが延び
る方向に移動自在である。図示しないが、円筒シャフト
116の側周面には、第1軸Yと平行な溝が刻まれてお
り、回転台120のガイド穴120hには、第1軸Yと
平行でこの溝にはまったレール状の突条があり、この突
条によす、円筒シャフト116は、回転台120に対し
て第1軸Yが延びる方向には移動し得るが、第1軸Yを
中心とする回転は不可である。したがって、回転台12
0が第1軸Yを中心に回転すると同じく円筒シャフト1
16も第1軸Yを中心に回転する。
円筒シャフト116の上端にはビン117が固着されて
おり、このビン117に、回動自在にリンクアーム11
5の下端が結合されている。リンクアーム115の上端
はブラケット110のアングル111゛に固着されたビ
ン112に、回動自在に結合されている。
ブラケット110はアングル113aより、水平軸11
3bの屡びる方向(第2a図の紙面に垂直な方向)と直
交する水平方向で離れているので、第2a図において円
筒シャフト116が上方向に移動するとアンテナAnt
が水平軸113bを中心に反時計方向に回転(上向き回
転)し、円筒シャフト116が下方向に移動するとアン
テナAntが時計方向に回転(下向き回転)する。
円筒シ讐フト116の下半分の外側局面には、螺施状で
はなくリング状の、ギア116aが刻まれている。リン
グ状のギア116aの(山および谷の)それぞれは、第
1軸Yと直交する方向に平行である。このリング状のギ
ア116aにギア154が噛合っている。
第1図のmc−nc線線入大断面示す第2C図をも参照
すると、ギア154のギア軸155には、減速機150
のウオームホイール153が固着されている。ウオーム
ホイール153に噛合うウオーム152は、エレベーシ
ョン駆動モータ151(第2a図)の回転軸に結合され
ている。減速機150およびモータ151は、固定台1
30に固着された支持台146に固定されている。
エレベーション駆動モータ151が正回転するとギア1
54が第2a図で時計方向に回転して円筒シャフト11
6が上移動してアンテナAntが時計方向に回転(上向
き回転)する。モータ151が逆回転するとアンテナA
ntが反時計方向に回転(下向き回転)する。
円筒シャフト116の上、下動によりリンクアーム11
5にはビン117を中心とする回転力が加わりリンクア
ーム115がピン117を中心に回動する。この回動の
ときリンクアーム115の回動が阻害されないように、
円筒シャフト116の上端には、第2d図に示すように
、割り溝118が刻まれている。
上述のように、円筒シャフト116のギア116aにギ
ア154が噛合っているが、ギア116aの山および谷
のそれぞれが円筒シャフト116の側周面を周回するリ
ングをなし、しかもそれらが第1軸Yと平行であるので
、ギア154が静止しているときおよび回転していると
きのいずれでも、円筒シャフト116は、ギア154で
回転が拘止されることがなく、第1軸Yを中心に回転し
うるし、この回転自責で円筒シャフト116がギア15
4に対して上下することはない。
第2c図を参照すると、ギア154のギア軸155には
カム板156が固着されている。このカム板は、外周縁
部に段差を有するものである。
このカム板156の外周面に上リミットスイッチ158
と下リミットスイッチ159が対向しており、アンテナ
Antのエレベーション回転角が所定範囲内にあるとき
には、スイッチ158および159の操作子がカム板1
56の小半径外周面に対向しているので、スイッチ15
8,159共に開(オフ)である。アンテナAntが時
計方向に回転し時計方向回転のリミット位置(上向きシ
ミツト)に達するとカム板156の小半径外周面から大
半径外周面へ切換わるテーバ面がスイッチ158の操作
子を押し、これによりスイッチ158が閉(オン)に切
換わる。アンテナAntが半時針方向に回転し半時針方
向回転のリミット位置(下向きリミット)に達するとカ
ム板156の小半径外周面から大半径外周面へ切換わる
テーバ面がスイッチ159の操作子を押し、これにより
スイッチ159が閉(オン)に切換わる。スイッチ15
8および159の開閉信号はエレベーションドライバE
LDに与えられ、また、インターフェイス5を介してマ
イクロコンピュータ4に与えられる。
ウオーム152にはロータリエンコーダ157が結合さ
れており、ウオーム152の所定小角度の回転につき1
パルスの電気パルスを発生する。
この電気パルスはエレベーションモータドライバELD
に与えられる。
上述のように、アンテナAntを第1軸Yを中心に回転
駆動するための減速機140およびモータ141、なら
びに、アンテナAntを、第1軸Yと直角をなす水平軸
113b (第2軸X)を中心に回転駆動するための減
速機150およびモータ151が、共に固定台130に
固着されているので、それらのモータ141,151へ
の給電には、摺動接続手段を要しない。
第2a図を参照すると、=ンバータConvは、アンテ
ナブラケット110に装着され、アンテナAntで受信
した12GHz帯の衛星放送電波をIGHz帯のBS−
IFに変換する。変換された信号は、ケーブル161を
介してロータリジヨイント160に送られ、そしてBS
受信機BSR(第1図)゛に至る。
ところがブラケット110に固着されたコンバータCo
nvは、アンテナAntと共に、第1軸Yおよび水平軸
113bを中心に回転するので、コンバータConvの
信号線および受電線と、固定部にあるBS受信機BSH
の信号線および給電線とは、摺動接続手段を介して接続
する必要がある。
この実施例では、アンテナAntの、水平軸113bを
中心とするエレベーション回転範囲は360度以下であ
ればよいので、コンバータConvの信号線および受電
線でなる電気ケーブル161は、比較的に可撓性が高い
ものとして、更に長さに余裕をもたせて360度以上の
回転も可能とし、円筒シャフト116の内式を貫通して
ロータリジヨイント160まで配線してそれに接続して
いる。ロータリジヨイント160には、BS受信機BS
Rからの電気ケーブル162が接続されており、このロ
ータリジヨイント160により、ケーブル161と16
2の、互に電気接続すべきリードが、第1軸Yを中心と
する相対的な回転にもかかわらず、互に電気接続されて
いる。
水平軸113bを中心とするアンテナAntの回転に対
しては、ケーブル161が、大略でビン117当りを中
心とする如きの首振りをする。
このように、この実施例では、摺動接続手段は1組(0
−タリジョイント160)のみ用いられている。
エレベーション機構(150,151)のエレベーショ
ン駆動モータ151は駆動ギア154を回転駆動するが
、駆動ギア154によって往復駆動される円筒シャフト
116は回転台120に対して摺動するので、回転台1
20およびそれを回転駆動するアジマス機構(144,
140゜141)は、エレベーション機構(150゜1
51)によっては駆動されず、エレベーション機構(1
50,151)の負荷とはならない。エレベーション機
構(150,151)が支持する物体は、実質上BSア
ンテナAnt、BSコンバータConv、 リンクアー
ム115および円筒シャフト116であり、荷重が小さ
いので慣性力が小さく、第2軸(X)を中心とするBS
アンテナAntのアジマス駆動およびエレベーション駆
動を比較的に高速で行なうことができ、しかも位置決め
を比較的に高精度で行ない得る。
第4図を参照すると、操作ボード22には、アンテナA
ntの方位角データ(以下アジマスデータ)、仰(俯)
角データ(以下エレベーションデータ)。
受信レベルおよび各種メツセージを表示するためのLC
D (2次元液晶表示板)23.アンテナ30のオート
姿勢制御を指示するスタート(START)キー24.
アンテナA旧のオート姿勢制御停止を指示するストップ
(STOP)キー25.マニニアル姿勢制御のためのア
ップキー(Uキー)26.ダウンキー(Dキー)27.
ライトキー(Rキー)28、およびレフトキー(Lキー
)29が備わっている。
第5a図に、マイクロコンピュータ4の制御動作の概要
を示す0図示しない電源回路が、車両のイグニションキ
ーがエンジン作動状態の位置(イグニシ璽ンキースイッ
チ オン)にあるときに、車両上バッテリに接続されて
、第1図に示す電気回路の各部に所定の電圧を印加する
。なお、モータドライバAZD、ELDには、モータ通
電用にバッテリ電圧も印加される。
マイクロコンピュータ4は、それ自身に所定電圧が印加
されると、[システムイニシャライズ」(サブルーチン
1:以下、カッコ内ではステップとかサブルーチンとい
う語を省略してそれに付した番号のみを記す)を実行し
て、内部レジスタ。
タイマ、カウンタ等を待機状態に定められている内容に
設定し、出力ボートには非作動(消勢)を指定する信号
を設定する。そして、車速を計算する周期Tを定める、
T時限の内部タイマをスタートし、内部タイマ割込みを
許可すると共に、車速センサ40が発生する電気パルス
に応答する外部割込みも許可する。更には、「システム
イニシャライズ」 (1)の中で、「アンテナ姿勢の初
期化」を実行する。これにおいては、アンテナAntを
、アジマス方向ではホームポジション(スイッチ147
オン)に、エレベーション方向では半時計方向回転(下
向き回転)のりミント位置(下向きリミット位置゛スイ
ッチ159オン)に定めて、すなわちアンテナ姿勢原点
に定めて、姿勢レジスタ(アジマス位置 レジスタAZ
PR/エレベーション位置゛レジスタELPR)をクリ
アする。
上記のように外部割込みを許可したので、車速センサ4
0の出力信号が高レベル「H」から低レベル「L」に立
下る毎に、すなわち車速センサ40が1パルスを発生す
る毎に、マイクロコンピュータ4は外部割込処理を実行
し、これにおいて、車速カウントレジスタVCの内容を
1インクレメントする。T時限の内部タイマがタイムオ
ーバすると内部タイマ割込処理を実行し、これにおいて
再度T時限の内部タイマを再スタートしかり車速カウン
トレジスタVCの値(時間Tの間のセンサ40の電気パ
ルス到来数)と時間Tより車速VSを演算し、これを車
速レジスタVsに書込む。このような外部割込処理と内
部タイマ割込処理が繰返えされるので、車速レジスタV
sには、常時最新の車速VSを示すデータがあることに
なる。
マイクロコンピュータ4は、モータドライバAZDおよ
びELDの両者からReady信号を受信すると、5T
ARTキー24がオン操作されるまで、ステップ4(以
下ステップをSと表わす)のマニュアル操作処理を実行
するループを構成する。
マニュアル操作処理を第6図に示したフローチャートを
参照して説明する。Uキー26の操作があると、マイク
ロコンピュータ4はS30から531に進み、ここでエ
レベーション上リミットスイッチ158のオン(閉)/
オフ(開)を調べる。スイッチ158がオン(閉)にな
っていればアンテナA+jのエレベーション方向の姿勢
は仰角の上限界にあり、それ以上の上向駆動は不可能で
あるが、そうでなければS32でエレベーションモータ
ドライバELDに、15tep上シフト処理の実行を指
示する。また、Dキー27の操作があると、333から
334に進み、ここでエレベーション上リミットスイッ
チ159のオン(閉)/オフ(開)を調べる。スイッチ
159がオン(閉)になっていればアンテナAntのエ
レベーション方向の姿勢は俯角の下限界にあり、それ以
上の下向駆動は不可能であるが、そうでなければ335
でエレベーションモータドライバELDに、15tep
下シフト処理の実行を指示する。
Rキー28の操作があった場合には、マイクロコンピュ
ータ4は、336からS37に進み、ここでアジマスモ
ータドライバAZDに、1slep右シフト(時計方向
回転:正回転)を指示し、Lキー29の操作があった場
合には、338から339に進み、ここでアジマスモー
タドライバAZDに、I Nep左シフト(半時針方向
回転:逆回転)を指示する。
再度第6図を参照すると、マイクロコンピュータ4は、
S40においてモータドライバAZD。
ELDによる1 5tep右シフト、1step左シフ
ト。
15tep上シフトあるいは1step下シフトが実行
されるのを待ち、341においてモータドライバAZD
、ELDより転送されたAzデータおよびELデータを
読み取る。さらに、342では、受信レベルBSsを読
み取ってレジスタL1に格納し、S43において、Az
データ、ELデータおよびレジスタL1の受信レベルB
SsをLCD23に表示する。
マイクロコンピュータ4は、S4およびS5(第5a図
)において、5TARTキー24がオン操作されると、
S5で第7a図、第7b図および第7c図に示す「初期
サーチJS5を実行する。
第7a図、第7b図および第7c図を参照して「初期サ
ーチJS5の内容を説明するが、まず第10図を参照し
て[初期サーチJS5の概念を説明する。これにおいて
は、受信レベルBSsを監視しながらアンテナAntの
エレベーション方向の姿勢を、レジスタELSのデータ
が示す位置から、最初は上向きに10”  (10ステ
ツプ)、次にレジスタELSのデータが示す位置から、
下向きに20@ (20ステツプ)、次にレジスタEL
Sのデータが示す位置+11@から上リミット位置まで
、最後にレジスタELSあデータが示す位置−21″か
ら下リミット位置まで変更する。1ステツプ1″で1ス
テツプづつ変更し、1ステップの変更の一侮にアジマス
方向に1回転分走査する。
アジマス方向の1回転走査も1ステツプ16で1ステツ
プづつ変更する。アジマス方向の1ステツプ駆動毎に、
また、エレベーション方向の1ステツプ駆動毎に、受信
機BSHの受信信号レベルBSsを読込んで、それが受
信可判定用のしきい値782以上であるかをチエツクし
、782以上になると、そこで「初期サーチ」S5を終
了する。
まず第7a図を参照してより具体的に説明すると、まず
レジスタELSのデータがエレベーション原点(0)お
よびアジマス原点(0)を示すものであるかをチエツク
する(550a)。
この実施例では、レジスタELSはマイクロコンビエー
タ4内のメモリの一領域に割り当てられているので、コ
ンピュータ4の電源が落ちると、次に電源が投入された
ときにはレジスタELS。
AZSの内容は零を示すデータになっている。そこで[
システムイニシャライズ」Slで、不揮発性メモリより
これらのデータ(前回のIGSオン中の受信適姿勢デー
タ)を読出してレジスタELS、AZSに書込むが、車
上バッテリBATが外されていたとかIGSが長期に閉
じられなかったとかで、バンクアンプ回路41がバック
アップできなくなっていた状態、又は、もともと適姿勢
データがレジスタELS、AZSになかったときには、
これらのデータがO(原点)となっている。
そこでこの場合には、コンピュータ4は、エレベーショ
ンドライバELDおよびアジマスドライバAZDに、エ
レベーション中点(上下リミット間の中点)およびアジ
マス中点(180’)への駆動を指示する。ドライバE
LDおよびAZDは、この指示に応答してアンテナAn
tをエレベーション中点およびアジマス中点に駆動し、
そしてエレベーション中点の位置データ(ELデータ)
をコンピュータ4に転送する。コンピュータ4はこの位
置データ(中点)をレジスタELSに書込む(S50b
)。
「初期サーチj  (35)に進んだときにレジスタE
LSとAZSのいずれかに原点以外のデータがあったと
きには、これは、−回は「初期サーチ」(S5)以下の
アンテナ駆動を実行しており、例えば、後述する313
mで受信レベルが好適なときのエレベーション位置が書
込まれている。この場合には、レジスタELS、AZS
のデータを更新しない。
次に、S50において、そのときのAzデータをレジス
タA1およびA2に格納し、ELデータをレジスタE2
に、ELS+10をレジスタElに格納する。
この後、S52で受信レベルを読み取る。そして、その
値が所定レベルTH1以上のときには、マイクロコンビ
ニ−タ4は、S53から直ちにメインルーチンにリター
ンする(初期サーチを終了する)が、所定レベルTH1
未満であれば、854以下に進んでアンテナAntの姿
勢変更を行う。この姿勢変更ではまず、エレベーション
上リミットスイッチ158がオンでなくしかもエレベー
ション位置E2が第1サーチ領域の上限E1に達してい
なければ、354→555a−=S56と進み、ここで
エレベーションモータドライバELDに15lep上シ
フトを指示し、S57でレジスタE2の値を1インクリ
メントする。モータドライバELDよりシフト終了の信
号を受信するとマイクロコンピュータ4は、「アジマス
走査」AZSを実行する。
「アジマス走査」AZSにおいては、まず受信信号レベ
ルBSsを読込み(358)、それが782以上である
かをチエツクして(359)、782以上であると「初
期サーチ」を終了する。
782未満であると、アジマスホームポジションスイッ
チ147がオン(ホームポジシラン)かをチエツクして
、オンでないとアジマス位置A2が初期位置(「初期サ
ーチJS5に進入したときのAzデータ)の1@左位置
にあるか(1回転した)をチエツクしく562)、そう
でないと15leP右シフトをドライバAZDに指示し
、そして現在のアジマス位置データA2を1インクレメ
ントする(364)。再度358に戻り、゛受信レベル
を監視しながら、上記を繰り返す。ホームポジションス
イッチ147がオンになると、そこでアンテナをアジマ
ス左方向に1回転させる(S61)。これは2回転以上
の連続右方向回転を避けるためである。
アジマス走査(AZS)が、右方向1回転(A1からA
l−1:正確にはA1からA1までの右回転で1回転に
なると、S52に戻り、エレベーション方向のI Ne
p上シフトを行なう。
次に第7b図を参照する。このようにして、レジスタE
LSのエレベーション位置から10″上の位置まで(そ
れまでに上リミットに達すると上リミットまで)、アジ
マス方向は全周の第1領域のサーチでも、受信レベルB
Ssが782以上にならないと、次に、レジスタELS
のエレベーション位置から20″下の位置までサーチす
るために、まずレジスタELSのエレベーション位置ま
での下シフトを指示しく365)、次に、550bにお
いて、そのときのAzデータをレジスタA1およびA2
に格納し、ELデータをレジスタE2に、ELS−20
をレジスタE1に格納する。そして今度は、エレベーシ
ョン方向で1step下駆動する毎に、アジマス方向の
サーチ(AZS)を行なう。この場合、アジマス方向に
1sLeP右シフトする毎に、またエレベーション方向
に1Nep下シフトする毎に、受信レベルBSsを読込
んで、それが782以上であるとそこで初期サーチを終
了するが、レジスタELSのエレベーション位置から一
20″の第2小領域のサーチでも、受信レベルBSsが
782以上にならないと、第7C図の右半分(S66〜
AZS)に示す処理で、レジスタELSのエレベーショ
ン位置+11°から上リミットまでの第3小領域のサー
チを行なう。そして、これでも782以上にならないと
、第7c図の左半分(S67〜AZS)に示す処理で、
レジスタELSのニレベージ3ン位置−21°から下リ
ミットまでの第4小領域のサーチを行なう。
この第4小領域のサーチを終えても受信レベルBSsが
782以上にならなかったときには、アンテナ姿勢の全
範囲をサーチしたにもかかわらず、適正な受信レベルが
得られなかったことになる。
そこでこの場合には、554dから355dに進み、L
CD23に「受信不能」を表示し、メインルーチン(第
5a図)の53に戻る。
「初期サーチ」S5で、受信レベルBSsが所定値78
1以上となるアンテナAntの姿勢を探索すると、36
a”S6cの「アジマス追尾」を実行する。これにおい
てはまず第5a図のS6aでヨー角速度検出器30が検
出したヨー角速度YaSを読込む。そしてヨー角速度Y
asにドリフト補正値レジスタAJTの内容AJTを加
算し、これらの和を速度レジスタYARに書込む(36
b)。そして、速度レジスタYARのデータMAR(そ
の符号がモータ回転方向を指定し、数値の絶対値が速度
を指定する)をアジマスモータドライバAZDに転送す
る(6c)。
アジマスモータドライバAZDは、データMARの符号
がマイナス(自動車が左回転)であると右方向に、プラ
スであると左方向にアンテナAntを回転付勢するよう
にアジマスモータ141を回転付勢し、ロータリエンコ
ーダ148が発生するパルスを監視してアンテナAnt
の回転速度を算出し、これがYARで指定された速度に
合致するように、アジマスモータ141の速度制御を行
なう。
S6cでデータYARをアジマスモータドライバAZD
に転送すると、マイクロコンピュータ4は次に、「エレ
ベーション追尾JS7を実行する。
第5 b図に、「エレベーション追尾JS7の内容を示
す。これに進むとマイクロコンピュータ4はまず計時カ
ウンタtmのカウント値tmをレジスタΔtに書込み(
87a)、計時カウンタtmをクリアして(S 7 b
)計時カウントを再スタートする(S7c)、この計時
スタートにより、この時点からクロックパルスの発生に
応答した内部割込処理による、計時カウンタのカウント
アツプが再開され、計時カウンタtmには、カウントス
タートからの経過時間を示すデータが存在することにな
る。37aでレジスタ八−に書込まれるデータtmは、
前回「エレベーション追尾J  (S7)に進入してか
ら今回進入するまでの経過時間を示すものである。
このように経過時間の読込みおよび時間計測のための処
理を終えると次に、自動車の回転半径rを次のように算
出する(S7d)。
r =V s−180/ (K ・YAR)これにおい
て、VSは車速レジスタVsのデータが示す車速、YA
RはレジスタYARのデータが示す値(第5a図のS6
bで算出した、ドリフト補正処理をしたヨー角速度)で
ある。次に、遠心力Fを次のように算出する(S7e)
FwM−Vs”/r これにおいて、VSは車速レジスタVSのデータが示す
車速、rは上述のように算出した回転半径である。次に
、遠心力Fおよび車速VSに対応するロール角度Roa
を、ロール角度テーブル(関数発生用のROM)より読
み出す(S7f)。
マイクロコンピュータ4は次に、今回読み出したロール
角度Roa−(マイナス)前回読み出したロール角度R
oo (レジスタRooのデータ)算出し、算出した値
をレジスタΔtのデータが示す経過時間Δtで割って、
ロール角速度Rosを得て、これをレジスタRosに書
込む(37g)。
次に、今回算出したロール角度Roaを前回値レジスタ
Rooに書込む(S7h)。
マイクロコンピュータ4は次に、アジマス位置レジスタ
AZPHのデータが示すアンテナのアジマス角度AZP
Rが、45@〜135″の範囲又は225@〜315@
の範囲にあるかをチエツクする(S7i)。アジマス角
度が上記範囲内にあるときには、エレベーション回転速
度レジスタRORにロール角速度Rosを書込み(S7
i)、上記範囲を外れているときにはレジスタRORに
速度0を示すデータを書込む(37k)、そして、レジ
スタRORのデータROR(その符号の士は右下リロー
ル二一は左下リロール)を、アジマス角度AZPRが、
45″〜135@の範囲のときにはそのまま、AZPR
が225″〜315°の範囲のときには符号を反転して
、エレベーションモータドライバELDに転送する(7
L)。
アジマスモータドライバAZDは、データRORの符号
がプラスであると上向き方向に、マイナスであると下向
き方向に、アンテナAntを回転付勢するようにアジマ
スそ一夕141をRORの絶対値が示す速度で回転付勢
し、ロータリエンコーダ157が発生するパルスを監視
してアンテナAntの回転速度を算出し、これがROR
で指定された速度に合致するように、ニレベージジンモ
ータ151の速度制御を行なう。
この実施例では、アジマス方向のホームポジション(N
点)を、第13Ii1に示すように、自動車の進行方向
上のフロント側に定めている。この場合、アンテナがフ
ロント側又はリア側を向いているときく例えばAZPR
=0@又は180”)には、自動車のロールによるアン
テナのエレベーション方向の姿勢変化は極く小さく、ア
ンテナが右、サイド又は左サイドを向いているとき(例
えばAZPR=90”又は270@)には、自動車のロ
ールによるアンテナのエレベーション方向の姿勢変化が
大きいので、比較的に簡略化して、アジマス角度AZP
Rが、45@〜135@の範囲又は225°〜315@
の範囲にあるときには上述のようにロール角速度に対応
する速度でアンテナAntをエレベーション方向に回転
駆動するが、アジマス角度が上記範囲を外れているとき
には、ロール角速度Rooが0でなくても、エレベーシ
ョン方向の回転を停止する。
[エレベーション追尾」S7.を抜けるとマイクロコン
ピュータ4は、図面には示していないが、T1タイマ(
内部タイマンをスタートする。そして、「アジマス追尾
J S6a〜S6c、rエレベーション追尾JS7.r
受信追尾JS14.r追尾サーチ」S17等を、実質上
周期T1で繰返し実行するために、513.S16又は
317から「アジマス追尾JS6a−36cのS6aに
戻るときに、T1タイマのタイムオーバを待ち、タイム
オーバすると「アジマス追尾J S6a〜S6cに進む
マイクロコンピュータ4は次の310で受信レベルBS
sを読み取ってレジスタL1に書込み、アンテナAnt
の姿勢を示すAzデータおよびELデー“夕をモータド
ライバAZD、ELDから読み取った後、これらのデー
タをLCD23に表示する。− (1)313では、このときの受信レベルBSs、すな
わち、レジスタL1の値と所定レベルTHIとを比較し
、レジスタL1の値が所定レベルTH1以上である限り
、S6a−es6b−1S6cm*S7 →38−=S
10→S13−=S6a−” ・・・なるループを繰り
返して、ヨー角速度検出器3゜が検出したヨー角速度Y
asに基づいたアンテナAntの姿勢制御処理(I: 
「アジマス追尾」+「ニレベージジン追尾」)を実行す
る。
つまり、受信レベルBSsが第1設定値THI以上であ
る間は、ヨー角速度Yasに対応した「アジマス追尾J
 S6a〜S6cおよび「エレベーション追尾JS7を
行なう。これを継続しているときに、5TOPキー25
がオン操作されると、S8でこれを読取って、第5a図
に示すフローの33(待機状態)に戻る。
上述の、受信レベルBSsが高く、ヨー角速度Yasに
基づいてアジマスおよびエレベーション追尾を実行する
ループ(S6a−=S6b−IS6c→57−=S8−
=S10−=S13→56a−” ・1において、受信
レベルBSs、すなわち、レジスタL1の値が所定レベ
ルTH1未満になると、マイクロコンピュータ4は51
3でこれを検知して、313から314に進み、「受信
追尾」S14を実行する。これを終えると更に受信レベ
ルBSsを読込んで(15)、第ルベルTHIより低い
受信下限レベルTH2と比較する(16)。S16で、
受信レベルBSsが受信下限レベル782未満の時は、
マイクロコンピュータ4は、317に進み「追尾サーチ
」S17を実行する。
(II)第8a図、第8b図および第8c図を参照して
「受信追尾」S14の内容を説明する。
まず第11図を参照にしてその概念を説明する。
第11図は、アンテナを微小範囲のコニカル走査する時
の走査位置を平面に展開した概念図である。
この、微小範囲のコニカル走査は、アンテナAntO主
ビームを回転(1−2→3−4 →5−6→7→8→1
→・・・・・)させ、目標電波源がアンテナビームの回
転中心にあると受信レベルはこの回転(走査)中実買上
一定になるが、目標電波源がビームの回転中心からずれ
てると受信レベルが走査中に変動し極大値が現われる現
象を利用するものである。第11図において、升目はエ
レベーション方向(U/]))およびアジマス方向(、
R/ L ’)の1ステツプ(1°)を示し、各点1゜
2.3,4,5,6.7および8はアンテナAntO主
ビーム(中心)の投影点2点0はアンテナビームの回転
中心(走査開始直前の姿勢での指向方向)、矢印はアン
テナAntの姿勢のシフト方向を示す。また1点aにア
イソトロピックアンテナ(等方性点電波源)があるもの
とする。以下、点0にアンテナAntが指向している状
態からの「受信追尾」S14を、第8a図〜第8c図お
よび第11図を参照して説明する。
l)、アンテナAntを起点0から点1に駆動しく37
0〜573)、点1において受信レベルを記憶した(3
84)後、アジマス方向布に2ステツプシフト、エレベ
ーション方向下に1ステツプシフトして点2に指向しく
374)点2の受信レベルBSsを記憶する(584)
2)1次に、アジマス方向布に1ステツプシフト。
エレベーション方向下に2ステツプシフトして点3に指
向しく375)点3の受信レベルを記憶する(384)
3)1次に、アジマス方向左に1ステツプシフト。
エレベーション方向下に2ステツプシフトして点4に指
向しく576)点4の受信レベルを記憶する(384)
4)1次に、アジマス方向左に2ステツプシフト。
エレベーション方向下に1ステツプシフトして点5に指
向しく577)点5の受信レベルを記憶する(3114
)。
5)0次に、アジマス方向左に2ステツプシフト。
エレベーション方向上に1ステツプシフトして点6に指
向しく37g)点6の受信しλルを記憶する(S84)
6)0次に、アジマス方向左に1ステツプシフト。
エレベーシ−ヨン方向上に2ステツプシフトして点7に
指向しく579)点7の受信レベルを記憶する(S84
)。。
7)0次に、アジマス方向右に1ステツプシフト。
エレベーション方向上に2ステツプシフトして点8に指
向しく380)点8の受信レベルを記憶する(S84)
以上で、1回のコニカル走査が終了し、その全点(8点
)の受信レベルBSsが、レジスタFOR1〜8に書込
まれている。
8)0次に、点1から点8までの受信レベルを比較し受
信レベルの最高の点を求める(587〜91)。
9)、そして求めた最大点にアンテナビームの回転中心
点を合わすようにアンテナAntの姿勢を定める(39
2)。
10)、 rドリフト補正処理」S93を実行する。こ
の内容は第8c図を参照して後述する。
第11図に示すa点が、電波源の位置であったときには
、受信レベルの大きさは、点1〉点2〉点8〉点3〉点
7〉点4〉点6〉点5となるので受信レベルの最高の点
は点1となる。よって、点1にアンテナビームの指向セ
ンターを合わすようにアンテナAntの姿勢を設定する
以上のように、「受信追尾」S14においては、当初の
アンテナビームの中心軸(点0)を中心に、1サイクル
の微小範囲のコニカル走査をして、受信レベルの最高点
を検出し、そこにアンテナビームの中心軸を置くように
アンテナAntの姿勢を設定する。したがって、電波源
がアンテナAntに対して相対的に移動する場合には、
アンテナビームの中心軸(点0)の軌跡が電波源と共に
移動する態様で姿勢制御が行われてアンテナAntによ
る電波源の追尾が行われる。
次に第8c図を参照して、[ドリフト補正処理]S93
の内容を説明する。なお、受信レベルBSSが下限レベ
ルTH2未満になると後述の「追尾サーチ」S17が実
行されてアンテナが受信可のとき(電波の遮断がないと
き)にはTH2以上の姿勢に修正されるので、「受信追
尾JS14 (したがってそれに含まれる「ドリフト補
正処理」S93〉が、受信レベルBSsが第ルベルTH
1未満下限レベルT82以上の間、実質上T1周期で繰
返される点に注意されたい。。
「ドリフト補正処理」S93では、その直前にコニカル
走査で更新した姿勢位置(i=392のMPHの内容)
を参照して(3131)、更新前の位置(第11図の0
点)から更新した位置(第11図の0〜8)を結ぶベク
トルの、アジマス方向成分の方向(右R回転方向が+、
左回転方向が−)と長さを示すデータAを算出しくS 
132)、このデータAを、積算レジスタSUMの内容
より減算(補正は逆方向に行なう必要があるので符号を
反転して加算)し、得た値を積算レジスタSUMに更新
書込みする(S 133)。そして、コニカル走査実行
回数レジスタNの内容を1インクレメントして(313
4)、その内容Nが設定値CNTになったかをチエツク
する(S 135)。
設定値CNTになっていると、積算レジスタSUMの内
容SUMの絶対値が、参照値ADT以上であるかをチエ
ツクしく3136)、ADT以上であると、データSU
Mの符号をチエツクする(S 137)。
データSUMの符号がプラス(左回転方向へのずれ)で
あると、補正値レジスタAJTの内容を1111位大き
い値に更新する(3138)。この補正値レジスタAJ
Tの内容が第5a図に示すS6bでアジマス駆動モータ
141の駆動速度指示値に加算されるので、ヨー角速度
Yas対応のアジマス駆動速度(−YAR)が、正転値
(プラス:右回転駆動)であるときには1単位の速度ア
ップとなり、逆転値(マイナス:左回転駆動)では1単
位の速度ダウンとなる。
データSUMの符号がマイナス(右回転方向へのずれ)
であると、補正値レジスタAJTの内容を1単位小さい
値に更新する(S139)。この補正値レジスタAJT
の内容が第5a図に示すS6bでアジマス駆動モータ1
41の駆動速度指示値に加算されるので、ヨー角速度Y
as対応のアジマス駆動速度(−MAR)が、正転値(
プラス:右回転駆動)であるときには1単位の速度ダラ
ンとなり、逆転値(マイナス゛左回転駆動)では1単位
の速度アップとなる。
上述QS136〜5139の処理を終えると、コニカル
走査実行回数レジスタNをクリアしく5140)、積算
レジスタSUMをクリアする。
以上に説明した「ドリフト補正処理」S93の内容を要
約すると次の通りである。すなわち、370〜S80の
コニカル走査とそれに基づいたアンテナ姿勢の更新(3
87〜592)を−回実行する毎に、更新ベクトル(姿
勢変更方向と変更量〉のアジマス成分が、レジスタSU
Mに累算される。そしてCNT回実行する毎に、レジス
タSUMの内容に基づいてアジマス方向の姿勢ずれ傾向
が判定され、この傾向に対応して、この傾向を矯正する
ように、アジマス駆動モータ速度指示値(−YAR)の
ドリフト補正値AJTが調整される。
以上に説明した「受信追尾」S14により、仮に、例え
ば自動車が停止しその姿勢変化がないにもかかわらず、
ヨー角速度検出器30の温度ドリフトによりアジマス駆
動モータ141 (および条件によってはニレベージコ
ン駆動モータ151)が定常的に低速度で駆動される場
合を想定すると、まず、コニカル走査とそれに基づいた
アンテナ姿勢の更新により、該定常的な駆動によるアン
テナ姿勢のずれが矯正されるが、定常的な駆動が継続す
るので、コニカル走査とそれに基づいたアンテナ姿勢の
更新がある周期で繰返えされることになる。すると、そ
のCNT回の繰返し毎に、アジマス駆動モータ速度が1
単位づつ下げられる(AJTO値が1単位づつ調整され
る)ので、アジマス駆動速度が次第に低速になり、コニ
カル走査とそれに基づいたアンテナ姿勢の更新の繰返し
周期が長くなり、アジマス駆動モータ141が遂には停
止する。すなわち、ヨー角速度検出器30の温度ドリフ
トによる誤差が自動的に修正される。
例えば自動車が進行し転舵によりその進行方向が変わり
また直進に戻されるとき、あるいは更に、比較的に短時
間内に左右に転舵が行なわれるときなどに、アジマス方
向のアンテナ姿勢変更の開始や停止の遅れあるいは慣性
によるオーバシュートを生じて姿勢誤差が積算されてい
くような場合には、姿勢誤差の方向が自動判定されて、
誤差の累算を低減する方向に、アジマス駆動モータ14
1のアンテナ駆動速度が補正される。
なお、上述の1回のコニカル走査と姿勢設定(n)の直
前に「アジマス追尾JS6a−36bおよび「エレベー
シヲン追尾JS7を実行する(第5a図参照)ので、(
II)を繰返し行なっている間、上記姿勢制御(I)も
実行されていることになる。
上述の1回のコニカル走査と姿勢設定(II)を終了し
たとき、受信レベルは781以上であるとは限らない。
コニカル走査と姿勢設定(n)で受信レベルが781以
上になったときには、上記の姿勢制御(1)のみが実行
されるが、コニカル走査と姿勢設定(II)によっても
受信レベルが782以上にならなかったときには、マイ
クロコンピュータ4は、「追尾サーチ」S17を実行す
る。
(m)第9a図および第9b図に「追尾サーチ」317
の内容を、第12図に「追尾サーチ」317の処理概念
を説明するための模式図を示す。
これらの図面を参照すると、5100は、初期設定であ
り、第12図に示す点すにアンテナAntが指向してい
る状態をTSC=Oのときとする。
1)、 5IOIでTSCの値が4以下かをチエツクす
る。
TSCの値が4以下である限り3102へ進み5102
でスイッチ158の状態を調べて、オンでなければ31
03でモータドライバELDに1step上シフトを指
示する。これが第12図の、点O〜5までの走査である
。5lotでTSCの値が5以上のときは、3104へ
進む。
2)、 3104でTSCの値が54以下かをチエツク
する。TSCの値が54以下である隈り3105へ進み
モータドライバAZDに1step右シフトを指示する
。これが第12図の点5〜55までの走査である。31
04でTSCの値が55以上のときは、3106へ進む
3)、 3106でTSCの値が64以下かをチエツク
する。TSCの値が65より小さい限り5107へ進み
5I07でスイッチ159の状態を調べて、オンでなけ
れば3108でモータドライバELDに1step下シ
フトを指示する。これが第12図の点55〜65までの
走査である。5106でTSCの値が65以上のときは
、5109へ進む。
4)、 5109でTSCの値が164以下かをチエツ
クする。TSCの値が164以下である限り5110へ
進みモータドライバAZDに1step左シフトを指示
する。これが第12図の点65〜165までの走査であ
る。5109でTSCの値が165以上のときは、5i
llへ進む。
5)、 5illでTSCの値が174以下かをチエツ
クする。TSCの値が174以下である限り3112へ
進み5112でスイッチ158の状態を調べて、オンで
なければ5113でモータドライバELDに1step
上シフトを指示する。これが第12図の点165〜17
5までの走査である。5illでTSCの値が175以
上のときは、3114へ進む。
6)、 5114でTSCの値が224以下かをチエツ
クする。TSCの値が224以下である限り5115へ
進みモータドライバAZDに1step右シフトを指示
する。これが第12図の点175〜225(先の点5)
の走査である。5114でTSCの値が225以上のと
きは、5116へ進む。
?)、 3116−1?Tsc(7)値が229以下で
ある限り3117へ進み5117でスイッチ159の状
態を調べて、オンでなければ3118でモータドライバ
ELDに1step下シフトを指示する。これが第12
図の点225(先の点5)〜点230(先の点0)まで
の走査である。
8)、 3116でTSCの値が230以上のとき、な
らびに、上述のようにシフトを指示して、シフトが終了
したときに、312Gを実行して、受信レベルを読込み
、3121でそれがTH2以上であるかをチエツクして
、TH2以上ときには、メインルーチン(第5a図)に
戻る。
782未満のときには3123で受信レベルBSsを再
度読込み、5124でそれが第2設定値TH2以上であ
るかをチエツクして、782以上のときにはメインルー
チンに戻るが、782未満のときには、5125でTS
Cの値を1大きい数値に更新して、5101に進む。
以上の5IO1〜5125の処理により、受信レベルB
Ssが第2設定値TH2以上になるまでは、第12図に
示すように、点b(0)からスタートして、点1,2.
3.  ・・・230(0)をこの順にたどる軌跡でサ
ーチ走査が行なわれ、各点で受信レベルが782以上に
なったかがチエツクされる。TH2未満のまま点23G
(b=0)に達すると、すなわち元のスタート点に戻る
と、そこで5119でTSCが0にリセットされて、ま
た点すから同じサーチ走査が行なわれる。
このようなサーチ走査の間にも、各点に到達する毎に、
3122でモータ付勢パラメータセット(S6a、S6
b、S6cの内容に同じ)が実行されて、ヨー角速度Y
asに対応する姿勢変更が実行されるので、車両の姿勢
変化が無い間は基点(b=0)の位置は変わらないが、
車両の姿勢変化があると、それに伴って基点が自動的に
シフトするが、基点に対するサーチ走査範囲(第12図
)は変わらない。
障害物により電波が遮ぎられている間は、上述の[サー
チ走査J 317が繰返えされ、その間に車両の姿勢が
変化するとそれに連動してサーチ走査の基点がシフトさ
れる。したがって、電波が遮ぎられるとその直前のアン
テナのビーム中心軸の位置を基点(b=o:第12図)
にして、電波を受信するまで、第12図に示す軌跡のサ
ーチ走査が繰返えされ、その間に車両の姿勢変化がある
とそれに連動して基点がシフトする。
ここで要約すると、(1)受信レベルBSsが第ルベル
THI以上の間は、自動車のヨー角速度Yasのみに連
動してすなわち姿勢変化にのみ対応して、アンテナAn
tの姿勢が変更される。
(II)受信レベルBSsが、781未満かツTH2以
上にあるときには、上記(1)と共に、コニカルスキャ
ンとそれによって得た最適指向方向へのアンテナ姿勢変
更が行なわれ、かつ、自動車が停止しているときには、
このコニカルスキャン士姿勢変更を行なう度に、姿勢変
更ベクルトルのアジマス成分が累算され、CNT回の実
行毎に、累算値(アジマス方向のずれ傾向を示す)に対
応して、ドリフト補正レジスタAJTの補正データAJ
Tが、−アジマス方向のずれ傾向を零とする方向に更新
され、このAJTによりヨー角速度Yasに対するアジ
マス駆動モータ141の速度の相対値が調整される。(
m)受信レベルBSsが第2レベルTH2未満のときに
は、上記(I)に加えて、コニカルスキャンよりも広い
範囲の追尾サーチ(第12図)が行なわれる。
以上の実施例の説明より、本発明が自動車1列車等の路
上単画以外の移動体、すなわち、船舶。
航空機等にも適用できることは容易に理解し得よう。
〔発明の効果〕
以上の通り本発明によれば、l軸のセンサ機構のみを用
いて、移動体の2軸方向の姿勢変化(Yas。
Ros)に対応して、アンテナ(Ant)のアジマス方
向およびエレベーション方向の姿勢を補正する、実用的
なアンテナ姿勢制御装置が提供される。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明の一実施例の、主に電気回路部の構成
を示すブロック図である。 第2a図は、該実施例の、アンテナ支持機構の縦断面図
である。 第2b図は、第2a図のnB−nB線拡大断面図である
。 第2c図は、第2a図のnc−ync線拡線断大断面図
る。 第2d図は、第2a図に示す回転台120の上面を示す
拡大斜視図である。 第2e図は、第2a図に示すアンテナAntの、自動車
に搭載した状態を示す斜視図である。 第3図は、第2a図に示すアンテナAntの電波受信特
性を示すグラフである。 第4図は、第1図に示す操作ボード22の拡大平面図で
ある。 第5a図は、第1図に示すマイクロニンピユータ4の制
御動作の概要(メインルーチン)を示すフローチャート
である。 第5b図は、第5a図に示す「エレベーション追尾」 
7の内容を示すフローチャートである。 第6図は、第5a図に示す「マニュアル操作」4の内容
を示すフローチャートである。 第7a図、第7b図および第7C図は、第5a図に示す
「初期サーチ」5の内容を示すフローチャートである。 第8a図、第8b図および第8C図は、第5a図に示す
「受信追尾」14の内容を示すフローチャートである。 第9a図および第9b図は、第5a図に示す「追尾サー
チ」17の内容を示すフローチャートである。 第10図は、第7図に示す「初期サーチ」5によるアン
テナAntの指向方向の推移を示す模式第11図は、第
8a図および第8b図に示す「受信追尾」 14による
アンテナAntの姿勢変更量を示すグラフであり、横軸
はアジマス方向、縦軸はニレベージジン方向を示す。 第12図は、第9a図および第9b図に示す「追尾サー
チ」 17によるアンテナAntの姿勢変更量を示すグ
ラフであり、横軸はアジマス方向、縦軸はエレベーショ
ン方向を示す。 第13図は、第5a図に示す「エレベーション追尾」7
において、ロール角変化に対応してアンテナAntのエ
レベーション姿勢を制御する、アジマス角度領域(斜線
)を示すグラフである。 3:インターフェイス 4:マイクロコンピュータ(演算手段、制御手段)5:
インターフェイス Ant:アンテナ(アンテナ) Conv:BS=+ンバータ BSR: BS受信機 BSD : CRT AZD :アジマスモータドライバ ELD:エレベーションモータドライバ10:アジマス
回転駆動機構 20°工レベーシヨン回転駆動機構 22、操作ボード 30:ヨー角速度検出器(姿勢変化検出手段)40:車
速センサ 110ニアンテナブラケツト ltl、113a、  114a:アーングル112:
ビン   113b :第2軸(X)Y:第1軸   
  115:リンクアーム116:円筒シャフト 116a:リングギア 120hニガイド穴 117:ピン 118:割り溝   120:回転台 120a:ギア   121a :支持アーム122:
ベアリング 130:固定台 140:減速機 141:アジマス駆動モータ(駆動手段)142:ウオ
ーム  143:ウォームホイール144:ギア   
 145:ギア軸 146:支持台   147:アジマスホームポジショ
ンスイッチ 148:ロータリエンコーダ 150:減速機 151:エレベーション駆動モータ(駆動手段)152
°ウオーム  153:ウォームホイール154:ギア 155:ギア軸(110〜155°支持機構)157:
ロータリエンコーダ  − 158:エレベーション上リミットスイッチ159:エ
レベーション上リミットスイッチ160:ロータリジヨ
イント 161.162:ケーブル 特許出願人 アイシン精機株式会社 他1名代理人 弁
理士 杉 信  興−□ 〜じ′ 第2b図 第20図 第2d図 第20図 第3図 7       + 第4図 第5a図 第5b図 第6図 第7b図 第8C図 第9b図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 移動体上でアンテナをアジマス方向およびエレベーショ
    ン方向に回動自在に支持する支持機構;前記アンテナを
    アジマス方向およびエレベーション方向に回転駆動する
    駆動手段; 移動体のヨー角方向の姿勢変化を検出するための、ヨー
    角姿勢変化検出手段; ヨー角姿勢変化検出手段が検出した姿勢変化より移動体
    のロール角方向の姿勢変化を演算する演算手段;および
    、 ヨー角姿勢変化検出手段が検出した姿勢変化および演算
    手段が演算したロール角方向の姿勢変化に対応して、そ
    れらによる電波源に対するアンテナの姿勢ずれを解消す
    る方向に前記駆動手段を介してアンテナ姿勢を補正する
    制御手段; を備える、移動体上アンテナの姿勢制御装置。
JP33513790A 1990-11-30 1990-11-30 移動体上アンテナの姿勢制御装置 Pending JPH04204180A (ja)

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