JPH04174386A - 移動体上アンテナの姿勢制御装置 - Google Patents
移動体上アンテナの姿勢制御装置Info
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- JPH04174386A JPH04174386A JP30054890A JP30054890A JPH04174386A JP H04174386 A JPH04174386 A JP H04174386A JP 30054890 A JP30054890 A JP 30054890A JP 30054890 A JP30054890 A JP 30054890A JP H04174386 A JPH04174386 A JP H04174386A
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Landscapes
- Variable-Direction Aerials And Aerial Arrays (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔発明の目的〕
(産業上の利用分野)
本発明は、車両等の移動体の電波源に対する姿勢変化に
対応して、該姿勢変化による電波源に対するアンテナ姿
勢のずれを補正し、および/又は、アンテナの受信レベ
ルを監視して受信レベルが高くなる方向にアンテナ姿勢
を調整する、移動体上アンテナの姿勢制御装置に関する
。
対応して、該姿勢変化による電波源に対するアンテナ姿
勢のずれを補正し、および/又は、アンテナの受信レベ
ルを監視して受信レベルが高くなる方向にアンテナ姿勢
を調整する、移動体上アンテナの姿勢制御装置に関する
。
(従来の技術)
ジャイロで移動体の姿勢変化を検出し、該姿勢変化によ
るアンテナの姿勢ずれ(電波源に対する)を演算し、そ
の分アンテナ姿勢を補正するアンテナ姿勢制御(ジャイ
ロ追尾)では、アンテナの指向方向が電波源からずれて
いると、いつまでも姿勢ずれは修正されない。
るアンテナの姿勢ずれ(電波源に対する)を演算し、そ
の分アンテナ姿勢を補正するアンテナ姿勢制御(ジャイ
ロ追尾)では、アンテナの指向方向が電波源からずれて
いると、いつまでも姿勢ずれは修正されない。
アンテナの小範囲走査を繰返して受信レベルが最高にな
る位置に走査中心をシフトするコニカルスキャン等の連
続ロービング方式で追尾(受信追尾)すると、移動体の
速い姿勢変化に対して十分な追尾性能が得られず、また
、トンネル2 ビル等の障害物で受信できない場合、追
尾することができなくなる。
る位置に走査中心をシフトするコニカルスキャン等の連
続ロービング方式で追尾(受信追尾)すると、移動体の
速い姿勢変化に対して十分な追尾性能が得られず、また
、トンネル2 ビル等の障害物で受信できない場合、追
尾することができなくなる。
そこで、ジャイロ追尾と受信追尾の両者を併用すること
もある。これによれば、トンネル、ビル等の電波障害物
があるときには、ジャイロ追尾がその間の追尾を補間す
る。ジャイロ追尾はフィードフォワード制御であるので
、ジャイロ追尾のみでは受信外れになりやすいが、コニ
カルスキャン等の受信追尾が、フィードバック制御によ
りジャイロ追尾のエラーを修正することになる。
もある。これによれば、トンネル、ビル等の電波障害物
があるときには、ジャイロ追尾がその間の追尾を補間す
る。ジャイロ追尾はフィードフォワード制御であるので
、ジャイロ追尾のみでは受信外れになりやすいが、コニ
カルスキャン等の受信追尾が、フィードバック制御によ
りジャイロ追尾のエラーを修正することになる。
この種の姿勢制御装置の1つが特開平64−13801
号公報に提示されている。これのジャイロ追尾では、ヨ
ー角検出器およびピッチ角検出器で移動体の姿勢を検出
し、移動体の姿勢の変化に対応してアンテナの姿勢(ア
ジマス方向およびエレベーション方向)を変更する。
号公報に提示されている。これのジャイロ追尾では、ヨ
ー角検出器およびピッチ角検出器で移動体の姿勢を検出
し、移動体の姿勢の変化に対応してアンテナの姿勢(ア
ジマス方向およびエレベーション方向)を変更する。
(発明が解決しようとする課題)
ジャイロ追尾、受信追尾および両者の併用、のいずれに
おいても、追尾開始に当たってアンテナが電波源を捉え
ていない場合、全方向サーチ(初期サーチ)を行い電波
源を捕捉する必要があった。
おいても、追尾開始に当たってアンテナが電波源を捉え
ていない場合、全方向サーチ(初期サーチ)を行い電波
源を捕捉する必要があった。
全方向サーチは、文字どうり、受信レベルが設定値以上
になるまでアンテナを可動範囲(姿勢原点〜姿勢終点)
のすべてに及んで走査する。これをアンテナの姿勢原点
から姿勢終点まで行なうと、適正受信レベルを得るまで
の走査に時間がかかる。
になるまでアンテナを可動範囲(姿勢原点〜姿勢終点)
のすべてに及んで走査する。これをアンテナの姿勢原点
から姿勢終点まで行なうと、適正受信レベルを得るまで
の走査に時間がかかる。
本発明は、適正受信レベルを得る姿勢を設定する初期サ
ーチに関する時間を可及的に低減することを目的とする
。
ーチに関する時間を可及的に低減することを目的とする
。
(課題を解決するための手段)
本願の第1番の発明の姿勢制御装置は、移動体上でアン
テナ(Ant)をニレベージコン方向およびアジマス方
向に回動自在に支持する支持機構(110−155)
;アンテナ(An t )をエレベーション方向とアジ
マス方向に回転駆動する駆動手段(141,151)
;電波源に対する移動体の姿勢変化を検出する姿勢変化
検出手段(30) ;アンテナ(Ant)に接続された
受信機(BSR) ;前記姿勢変化に対応して、電波源
に対する移動体の姿勢変化による電波源に対するアンテ
ナ(Anl)の姿勢ずれを解消する方向に、駆動手段(
141,151)を介してアンテナ(Ant)を駆動す
る第1制御手段(4);受信機(BSR)の受信信号レ
ベル(BSs)が第1設定値(THI)以上のときアン
テナ(Anl)のニレベージシン位置(ELデータ)を
メモリ手段(ELS)に記憶する第2制御手段(4);
および、第1制御手段(4)の上記アンテナ駆動に先立
って、受信機(BSR)の受信信号レベル(BSs)が
第2設定値(TH2)以上になるまで、メモリ手段(E
LS)のエレベーション位置を基準にその上下の、全サ
ーチ範囲より狭い領域を交互に、駆動手段(’141,
151)を介してアンテナ(Ant)を初期サーチ駆動
する初期サーチ制御手段(4);を備える。
テナ(Ant)をニレベージコン方向およびアジマス方
向に回動自在に支持する支持機構(110−155)
;アンテナ(An t )をエレベーション方向とアジ
マス方向に回転駆動する駆動手段(141,151)
;電波源に対する移動体の姿勢変化を検出する姿勢変化
検出手段(30) ;アンテナ(Ant)に接続された
受信機(BSR) ;前記姿勢変化に対応して、電波源
に対する移動体の姿勢変化による電波源に対するアンテ
ナ(Anl)の姿勢ずれを解消する方向に、駆動手段(
141,151)を介してアンテナ(Ant)を駆動す
る第1制御手段(4);受信機(BSR)の受信信号レ
ベル(BSs)が第1設定値(THI)以上のときアン
テナ(Anl)のニレベージシン位置(ELデータ)を
メモリ手段(ELS)に記憶する第2制御手段(4);
および、第1制御手段(4)の上記アンテナ駆動に先立
って、受信機(BSR)の受信信号レベル(BSs)が
第2設定値(TH2)以上になるまで、メモリ手段(E
LS)のエレベーション位置を基準にその上下の、全サ
ーチ範囲より狭い領域を交互に、駆動手段(’141,
151)を介してアンテナ(Ant)を初期サーチ駆動
する初期サーチ制御手段(4);を備える。
本願の第2番の発明の姿勢制御装置は、移動体上でアン
テナ(Al)をエレベーション方向およびアジマス方向
に回動自在に支持する支持機構(110−155) ;
77テナ(Ant)をエレベーション方向とアジマス
方向に回転駆動する駆動手段(141,151) ;ア
ンテナ(Ant)に接続された受信機(BSR) ;受
信機(BSR)の受信信号レベル(BSs)を参照しそ
れが高くなる方向に駆動手段(141,151)を介し
てアンテナ(Ant)の姿勢を変更する、第1制御手段
(4):受信機(BSR)の受信信号レベル(BSs)
が第1設定値(THI)以上のときアンテナ(Ant)
のエレベーション位置(ELデータ)をメモリ手段(E
LS)に記憶する第2制御手段(4);および、第1制
御手段(4)の上記アンテナの姿勢の変更に先立って、
受信機(BSR)の受信信号レベル(BSs)が第2設
定値(THE)以上になるまで、メモリ手段(ELS)
のエレベーション位置を基準にその上下の、全サーチ範
囲より狭い領域を交互に、駆動手段(141,151)
を介してアンテナ(^l)を初期サーチ駆動する初期サ
ーチ制御手段(4):を備える。
テナ(Al)をエレベーション方向およびアジマス方向
に回動自在に支持する支持機構(110−155) ;
77テナ(Ant)をエレベーション方向とアジマス
方向に回転駆動する駆動手段(141,151) ;ア
ンテナ(Ant)に接続された受信機(BSR) ;受
信機(BSR)の受信信号レベル(BSs)を参照しそ
れが高くなる方向に駆動手段(141,151)を介し
てアンテナ(Ant)の姿勢を変更する、第1制御手段
(4):受信機(BSR)の受信信号レベル(BSs)
が第1設定値(THI)以上のときアンテナ(Ant)
のエレベーション位置(ELデータ)をメモリ手段(E
LS)に記憶する第2制御手段(4);および、第1制
御手段(4)の上記アンテナの姿勢の変更に先立って、
受信機(BSR)の受信信号レベル(BSs)が第2設
定値(THE)以上になるまで、メモリ手段(ELS)
のエレベーション位置を基準にその上下の、全サーチ範
囲より狭い領域を交互に、駆動手段(141,151)
を介してアンテナ(^l)を初期サーチ駆動する初期サ
ーチ制御手段(4):を備える。
なお、カッコ内の記号は、図面に示し後述する実施例の
対応要素又は対応事項を示す。
対応要素又は対応事項を示す。
(作用)
本願の第1番の発明によれば、第1制御手段(4)が、
移動体の姿勢変化(Yas)に対応して、電波源に対す
る移動体の姿勢変化による電波源に対するアンテナ(A
nt)の姿勢ずれを解消する方向にアンテナ(Ant)
を駆動する(移動体の姿勢変化対応のアンテナ姿勢補正
)。
移動体の姿勢変化(Yas)に対応して、電波源に対す
る移動体の姿勢変化による電波源に対するアンテナ(A
nt)の姿勢ずれを解消する方向にアンテナ(Ant)
を駆動する(移動体の姿勢変化対応のアンテナ姿勢補正
)。
このアンテナ姿勢補正の開始に先立って、初期サーチ制
御手段(4)が、受信機(BSR)の受信信号レベル(
BSs)が第2設定値(TH2)以上になるまで、メ%
!J 手段(ELS)のエレベーション位置を基準に
その上下の、全サーチ範囲より狭い領域を交互に、駆動
手段(141,151)を介してアンテナ(And)を
初期サーチ駆動する。
御手段(4)が、受信機(BSR)の受信信号レベル(
BSs)が第2設定値(TH2)以上になるまで、メ%
!J 手段(ELS)のエレベーション位置を基準に
その上下の、全サーチ範囲より狭い領域を交互に、駆動
手段(141,151)を介してアンテナ(And)を
初期サーチ駆動する。
ところで第2制御手段(4)が、受信機(BSR)の受
信信号レベル(BSs)が第1設定値(THI)以上の
ときアンテナ(Ant)のエレベーション位置(ELデ
ータ)をメモリ手段(ELS)に記憶しているので、初
期サーチ制御手段(4)が初期サーチ駆動するときのメ
モリ手段(ELS)のエレベーション位置は、前回アン
テナ姿勢補正を行なっていたときの、受信しにルが適正
であったときのエレベーション位置であるので、初期サ
ーチ駆動は該ニレベル93フ位置を基準にその上下の狭
い領域から行なわれ、そこで受信レベル適(782以上
)となる確率が高く、初期サーチ時間が実質上短縮され
る。
信信号レベル(BSs)が第1設定値(THI)以上の
ときアンテナ(Ant)のエレベーション位置(ELデ
ータ)をメモリ手段(ELS)に記憶しているので、初
期サーチ制御手段(4)が初期サーチ駆動するときのメ
モリ手段(ELS)のエレベーション位置は、前回アン
テナ姿勢補正を行なっていたときの、受信しにルが適正
であったときのエレベーション位置であるので、初期サ
ーチ駆動は該ニレベル93フ位置を基準にその上下の狭
い領域から行なわれ、そこで受信レベル適(782以上
)となる確率が高く、初期サーチ時間が実質上短縮され
る。
本願の第2番の発明においても、同様に、初期サーチ制
御手段(4)が初期サーチ駆動するときのメモリ手段(
ELS)のエレベーション位置は、前回アンテナ姿勢補
正を行なっていたときの、受信レベルが適正であったと
きのエレベーション位置であるので、初期サーチ駆動は
該エレベーション位置を基準にその上下の狭い領域から
行なわれ、そこで受信レベル適(782以上)となる確
率が高く、初期サーチ時間が実質上短縮される。
御手段(4)が初期サーチ駆動するときのメモリ手段(
ELS)のエレベーション位置は、前回アンテナ姿勢補
正を行なっていたときの、受信レベルが適正であったと
きのエレベーション位置であるので、初期サーチ駆動は
該エレベーション位置を基準にその上下の狭い領域から
行なわれ、そこで受信レベル適(782以上)となる確
率が高く、初期サーチ時間が実質上短縮される。
本発明の他の目的および特徴は、図面を参照した以下の
実施例の説明より明らかになろう。
実施例の説明より明らかになろう。
(実施例)
第1図に本発明の一実施例を示す。この実施例は第2e
図に示す自動車に搭載されているものであって、静止衛
星放送受信用のBSアンテナAntの姿勢を制御する。
図に示す自動車に搭載されているものであって、静止衛
星放送受信用のBSアンテナAntの姿勢を制御する。
自動車には、振動方式のジャイロであるヨー角速度検出
器30が装備されており、自動車のヨー角速度(進路変
更方向の回転角速度)を検出しこれを表わすアナログ信
号(ヨー角速度信号)をインターフェイス3に与える。
器30が装備されており、自動車のヨー角速度(進路変
更方向の回転角速度)を検出しこれを表わすアナログ信
号(ヨー角速度信号)をインターフェイス3に与える。
インターフェイス3は、ヨー角速度信号をノイズ除去、
増幅等の電気的処理を施こしてマイクロコンピュータ4
に与える。マイクロコンピュータ4は、CPU、RAM
、ROM、システムコントローラ等の電子回路素子を含
むコンピュータシステムであり、ヨー角速度信号をデジ
タル変換して読込む。
増幅等の電気的処理を施こしてマイクロコンピュータ4
に与える。マイクロコンピュータ4は、CPU、RAM
、ROM、システムコントローラ等の電子回路素子を含
むコンピュータシステムであり、ヨー角速度信号をデジ
タル変換して読込む。
マイクロコンピュータ4には、インターフェイス3およ
び5が接続されており、これらのインターフェイス3,
5に、操作ボード22.BS受信機BSR,アジマスモ
ータドライバAZDおよびエレベーションモータドライ
バELDが接続されている。
び5が接続されており、これらのインターフェイス3,
5に、操作ボード22.BS受信機BSR,アジマスモ
ータドライバAZDおよびエレベーションモータドライ
バELDが接続されている。
BSアンテナAntの電波受信信号はBS受信機に至り
、そこで衛星放送信号に復調されデイスプレイBSDに
与えられ、デイスプレィBSDが静止衛星テレビジョン
放送画像を映す。衛星放送信号はインターフェイス5に
も与えられ、インターフェイス5が電波受信信号を信号
レベルを表わすアナログ信号BSsに変換してマイクロ
コンピュータ4に与える。マイクロコンピュータ4は、
該アナログ信号BSsをデジタル変換して読込む。
、そこで衛星放送信号に復調されデイスプレイBSDに
与えられ、デイスプレィBSDが静止衛星テレビジョン
放送画像を映す。衛星放送信号はインターフェイス5に
も与えられ、インターフェイス5が電波受信信号を信号
レベルを表わすアナログ信号BSsに変換してマイクロ
コンピュータ4に与える。マイクロコンピュータ4は、
該アナログ信号BSsをデジタル変換して読込む。
アジマスモータドライバAZDおよびニレベージジンモ
ータドライバELDは共に、モータに正転付勢電流と逆
転付勢電流を選択的に流すための電気回路(モータドラ
イバ)とCPUを主体とするコンピュータ回路(コント
ローラ)で構成されており、それぞれマイクロコンピュ
ータ4からのステップ回転指示信号(方向十回転角度)
に応答して指示された方向に指示された角度分、各機構
のモータを回転付勢し、又は、マイクロコンピュータ4
からの連続回転指示信号(方向士速度)に応答して指示
された方向に指示された速度で、各機構のモータを回転
付勢し、しかも、アジマス機構のロータリエンコーダ1
48およびニレベージコン機構のロータリエンコーダ1
57が発生する電気パルスをカウントして、アンテナA
ntのアジマス姿勢(回転位置)データおよびエレベー
ション姿勢(回転位置)データを、アンテナ駆動による
姿勢変化分更新し、常時その時点のアンテナ姿勢を示す
データをアジマス位置レジスタAZPRおよびエレベー
ション位置レジスタELPRに保持する。
ータドライバELDは共に、モータに正転付勢電流と逆
転付勢電流を選択的に流すための電気回路(モータドラ
イバ)とCPUを主体とするコンピュータ回路(コント
ローラ)で構成されており、それぞれマイクロコンピュ
ータ4からのステップ回転指示信号(方向十回転角度)
に応答して指示された方向に指示された角度分、各機構
のモータを回転付勢し、又は、マイクロコンピュータ4
からの連続回転指示信号(方向士速度)に応答して指示
された方向に指示された速度で、各機構のモータを回転
付勢し、しかも、アジマス機構のロータリエンコーダ1
48およびニレベージコン機構のロータリエンコーダ1
57が発生する電気パルスをカウントして、アンテナA
ntのアジマス姿勢(回転位置)データおよびエレベー
ション姿勢(回転位置)データを、アンテナ駆動による
姿勢変化分更新し、常時その時点のアンテナ姿勢を示す
データをアジマス位置レジスタAZPRおよびエレベー
ション位置レジスタELPRに保持する。
第2 a 図に、BSアンテナAntを支持しその姿勢
を定める機構を示す。この機構は、BSアンテナAnt
を、アジマス方向(第1軸Yを中心とする)に回転駆動
し、かつエレベーション方向(第2軸Xを中心とする)
に回転駆動する、2軸回転駆動機構である。
を定める機構を示す。この機構は、BSアンテナAnt
を、アジマス方向(第1軸Yを中心とする)に回転駆動
し、かつエレベーション方向(第2軸Xを中心とする)
に回転駆動する、2軸回転駆動機構である。
アンテナAntは、平板状円形の、比較的に受信範囲が
広いビームアンテナであり、アンテナブラケット110
に固着されている。
広いビームアンテナであり、アンテナブラケット110
に固着されている。
第3図に、BSアンテナAntの指向特性を示す。縦軸
は受信レベル、横軸はアンテナの受光面(円形)の中心
を通る垂線と、該中心と電波源(静止衛星)とを結ぶ直
線とのなす角度である。
は受信レベル、横軸はアンテナの受光面(円形)の中心
を通る垂線と、該中心と電波源(静止衛星)とを結ぶ直
線とのなす角度である。
この角度が8°程度以下で、受信レベルは最高受信レベ
ル(15dB)の50%以上を示す。
ル(15dB)の50%以上を示す。
再度第2a図を参照すると、アンテナブラケット110
のアングル113aに、水平軸113b(その中心が第
2軸X)が固着されている。水平軸113bは図面と垂
直な方向に延びでおり、その一端部が、ベアリング(v
A示せず)を介して、支持アーム121aで、回転自在
に支持されている。支持アーム121aは回転台120
に固着されている。水平軸113bの他端部は、ベアリ
ングを介して、支持アーム121aと同様なもう1つの
図示しない支持アームで回転自在に支持されている。該
もう1つの図示しない支持アームも回転台120の、後
述する円筒シャフト116に関して支持アーム121a
と対称な位置に、固着されている。
のアングル113aに、水平軸113b(その中心が第
2軸X)が固着されている。水平軸113bは図面と垂
直な方向に延びでおり、その一端部が、ベアリング(v
A示せず)を介して、支持アーム121aで、回転自在
に支持されている。支持アーム121aは回転台120
に固着されている。水平軸113bの他端部は、ベアリ
ングを介して、支持アーム121aと同様なもう1つの
図示しない支持アームで回転自在に支持されている。該
もう1つの図示しない支持アームも回転台120の、後
述する円筒シャフト116に関して支持アーム121a
と対称な位置に、固着されている。
回転台120は大略で、円板状の平歯車であり、その中
心部に、ガイド穴120hを有し、側周面にギア120
aを有し、ベアリング122を介して固定台130に、
ギア120aの回転中心軸(第1軸)Yを中心に回転自
在に装着されている。
心部に、ガイド穴120hを有し、側周面にギア120
aを有し、ベアリング122を介して固定台130に、
ギア120aの回転中心軸(第1軸)Yを中心に回転自
在に装着されている。
回転台120のギア120aにはギア144が噛合って
おり、このギア144がギア軸145および減速機14
0を介してアジマス駆動モータ141で回転駆動される
。減速機140およびモータ141は、固定台130に
固着されている支持台146に固定されている。ギア軸
145にはロータリエンコーダ148が結合されており
、ギア軸145の所定小角度の回転につき1パルスの電
気パルスを発生する。この電気パルスはアジマスモータ
ドライバAZDに与えられる。
おり、このギア144がギア軸145および減速機14
0を介してアジマス駆動モータ141で回転駆動される
。減速機140およびモータ141は、固定台130に
固着されている支持台146に固定されている。ギア軸
145にはロータリエンコーダ148が結合されており
、ギア軸145の所定小角度の回転につき1パルスの電
気パルスを発生する。この電気パルスはアジマスモータ
ドライバAZDに与えられる。
回転台120の下面に対向してアジマスホームホジショ
ン検出用のスイッチ147が設置されており、回転台1
20の下面の、該スイッチ147の操作子が対向する位
置に、該操作子が落ち込むテーパ穴(−点)が刻まれて
いる。スイッチ147は、その操作子が回転台120の
下面で押されているときには開(オフ)であり、テーパ
穴が操作子に対向するとき操作子が該穴に進入し、スイ
ッチ147は閉(オン:ホームポジション検出)となる
。回転台120が1回転する間−回、スイッチ147の
操作子がテーバ穴に進入してオン(ホームポジション検
出)となる。スイッチ147の開閉信号はアジマスモー
タドライバAZDに与えられると共に、インターフェイ
ス5を介してマイクロコンピュータ4にも与えられる。
ン検出用のスイッチ147が設置されており、回転台1
20の下面の、該スイッチ147の操作子が対向する位
置に、該操作子が落ち込むテーパ穴(−点)が刻まれて
いる。スイッチ147は、その操作子が回転台120の
下面で押されているときには開(オフ)であり、テーパ
穴が操作子に対向するとき操作子が該穴に進入し、スイ
ッチ147は閉(オン:ホームポジション検出)となる
。回転台120が1回転する間−回、スイッチ147の
操作子がテーバ穴に進入してオン(ホームポジション検
出)となる。スイッチ147の開閉信号はアジマスモー
タドライバAZDに与えられると共に、インターフェイ
ス5を介してマイクロコンピュータ4にも与えられる。
第2a図のIIB−nB線線入大断面示す第2b図を参
照すると、減速機140の内部において、ギア軸145
にはウオームホイール143が固着されており、このウ
オームホイール143に噛合うウオーム142がモータ
141 (第2a図)の回転軸に結合されている。
照すると、減速機140の内部において、ギア軸145
にはウオームホイール143が固着されており、このウ
オームホイール143に噛合うウオーム142がモータ
141 (第2a図)の回転軸に結合されている。
モータ141が正回転するとギア144が一方の方向に
回転して回転台120が第1軸Yを中心に一方の方向に
回転する。すなわちアンテナAntが第1軸Yを中心に
正方向に回転する。モータ141が逆回転するとアンテ
ナAntが逆方向に回転する。
回転して回転台120が第1軸Yを中心に一方の方向に
回転する。すなわちアンテナAntが第1軸Yを中心に
正方向に回転する。モータ141が逆回転するとアンテ
ナAntが逆方向に回転する。
回転台120のガイド穴120hを円筒シャフト116
が貫通しており、回転台120に対して第1軸Yが延び
る方向に移動自在である。図示しないが、円筒シャフト
116の側周面には、第1軸Yと平行な溝が刻まれてお
り、回転台120のガイド穴120hには、第1軸Yと
平行でこの溝にはまったレール状の突状があり、この突
条により、円筒シャフト116は、回転台120に対し
て第1軸Yが延びる方向には移動し得るが、第1軸Yを
中心とする回転は不可である。したがって、回転台12
0が第1軸Yを中心に回転すると同じく円筒シャフト1
16も第1軸Yを中心に回転する。
が貫通しており、回転台120に対して第1軸Yが延び
る方向に移動自在である。図示しないが、円筒シャフト
116の側周面には、第1軸Yと平行な溝が刻まれてお
り、回転台120のガイド穴120hには、第1軸Yと
平行でこの溝にはまったレール状の突状があり、この突
条により、円筒シャフト116は、回転台120に対し
て第1軸Yが延びる方向には移動し得るが、第1軸Yを
中心とする回転は不可である。したがって、回転台12
0が第1軸Yを中心に回転すると同じく円筒シャフト1
16も第1軸Yを中心に回転する。
円筒シャフト116の上端にはビン117が固着されて
おり、このビン117に、回動自在にリンクアーム11
5の下端が結合されている。リンクアーム115の上端
はブラケット110のアングル111に固着されたビン
112に、回動自在に結合されている。
おり、このビン117に、回動自在にリンクアーム11
5の下端が結合されている。リンクアーム115の上端
はブラケット110のアングル111に固着されたビン
112に、回動自在に結合されている。
ブラケット110はアングル113aより、水平軸11
3bの延びる方向(第2a図の紙面に垂直な方向)と直
交する水平方向で離れているので、第2a図において円
筒シャフト116が上方向に移動するとアンテナAnt
が水平軸113bを中心に反時計方向に回転(上向き回
転)し、円筒シャフト116が下方向に移動するとアン
テナAntが時計方向に回転(下向き回転)する。
3bの延びる方向(第2a図の紙面に垂直な方向)と直
交する水平方向で離れているので、第2a図において円
筒シャフト116が上方向に移動するとアンテナAnt
が水平軸113bを中心に反時計方向に回転(上向き回
転)し、円筒シャフト116が下方向に移動するとアン
テナAntが時計方向に回転(下向き回転)する。
円筒シャフト116の下半分の外側局面には、螺施状で
はなくリング状の、ギア116aが刻まれている。リン
グ状のギア116aの(山および谷の)それぞれは、第
1軸Yと直交する方向に平行である。このリング状のギ
ア116aにギア154が噛合っている。
はなくリング状の、ギア116aが刻まれている。リン
グ状のギア116aの(山および谷の)それぞれは、第
1軸Yと直交する方向に平行である。このリング状のギ
ア116aにギア154が噛合っている。
第1図のmc−nc線拡大断面を示す第2c図をも参照
すると、ギア154のギア軸155には、減速機150
のウオームホイール153が固着されている。ウオーム
ホイール153に噛合うウオーム152は、エレベーシ
ョン駆動モータ151(第2a図)の回転軸に結合され
ている。減速機150およびモータ151は、固定台1
30に固着された支持台146に固定されている。
すると、ギア154のギア軸155には、減速機150
のウオームホイール153が固着されている。ウオーム
ホイール153に噛合うウオーム152は、エレベーシ
ョン駆動モータ151(第2a図)の回転軸に結合され
ている。減速機150およびモータ151は、固定台1
30に固着された支持台146に固定されている。
エレベーション駆動モータ151が正回転するとギア1
54が第2a図で時計方向に回転して円筒シャフト11
6が下移動してアンテナAntが時計方向に回転(上向
き回転)する。モータ151が逆回転するとアンテナA
ntが反時計方向に回転(下向き回転)する。
54が第2a図で時計方向に回転して円筒シャフト11
6が下移動してアンテナAntが時計方向に回転(上向
き回転)する。モータ151が逆回転するとアンテナA
ntが反時計方向に回転(下向き回転)する。
円筒シャフト116の上、下動によりリンクアーム11
5にはビン117を中心とする回転力が加わりリンクア
ーム115がビン117を中心に回動する。この回動の
ときリンクアーム115の回動が阻害されないように、
円筒シャフト116の上端には、第2d図に示すように
、割り溝118が刻まれている。
5にはビン117を中心とする回転力が加わりリンクア
ーム115がビン117を中心に回動する。この回動の
ときリンクアーム115の回動が阻害されないように、
円筒シャフト116の上端には、第2d図に示すように
、割り溝118が刻まれている。
上述のように、円筒シャフト116のギア116aにギ
ア154が噛合っているが、ギア116aの山および谷
のそれぞれが円筒シャフト116の側周面を周回するリ
ングをなし、しかもそれらが第1軸Yと平行であるので
、ギア154が静止しているときおよび回転していると
きのいずれでも、円筒シャフト116は、ギア154で
回転が拘止されることがなく、第1軸Yを中心に回転し
うるし、この回転自身で円筒シャフト116がギア15
4に対して上下することはない。
ア154が噛合っているが、ギア116aの山および谷
のそれぞれが円筒シャフト116の側周面を周回するリ
ングをなし、しかもそれらが第1軸Yと平行であるので
、ギア154が静止しているときおよび回転していると
きのいずれでも、円筒シャフト116は、ギア154で
回転が拘止されることがなく、第1軸Yを中心に回転し
うるし、この回転自身で円筒シャフト116がギア15
4に対して上下することはない。
第2c図を参照すると、ギア154のギア軸155には
カム板156が固着されている。このカム板は、外周縁
部に段差を有するものである。
カム板156が固着されている。このカム板は、外周縁
部に段差を有するものである。
このカム板156の外周面に上リミットスイッチ158
と下リミットスイッチ159が対向しており、アンテナ
Antのエレベーション回転角が所定範囲内にあるとき
には、スイッチ158および159の操作子がカム板1
56の小半径外周面に対向しているので、スイッチ15
8,159共に開(オフ)である。アンテナAntが時
計方向に回転し時計方向回転のリミット位置(上向きリ
ミット)に達するとカム板156の小半径外周面から大
半径外周面へ切換わるテーパ面がスイッチ158の操作
子を押し、これによりスイッチ158が閉(オン)に切
換わる。アンテナAntが半時針方向に回転し半時針方
向回転のリミット位置(下向きリミット)に達するとカ
ム板156の小半径外周面から大半径外周面へ切換わる
テーパ面がスイッチ159の操作子を押し、これにより
スイッチ159が閉(オン)に切換ねる。スイッチ15
8および159の開閉信号はエレベーションドライバE
LDに与えられ、また、インターフェイス5を介してマ
イクロコンピュータ4に与えられる。
と下リミットスイッチ159が対向しており、アンテナ
Antのエレベーション回転角が所定範囲内にあるとき
には、スイッチ158および159の操作子がカム板1
56の小半径外周面に対向しているので、スイッチ15
8,159共に開(オフ)である。アンテナAntが時
計方向に回転し時計方向回転のリミット位置(上向きリ
ミット)に達するとカム板156の小半径外周面から大
半径外周面へ切換わるテーパ面がスイッチ158の操作
子を押し、これによりスイッチ158が閉(オン)に切
換わる。アンテナAntが半時針方向に回転し半時針方
向回転のリミット位置(下向きリミット)に達するとカ
ム板156の小半径外周面から大半径外周面へ切換わる
テーパ面がスイッチ159の操作子を押し、これにより
スイッチ159が閉(オン)に切換ねる。スイッチ15
8および159の開閉信号はエレベーションドライバE
LDに与えられ、また、インターフェイス5を介してマ
イクロコンピュータ4に与えられる。
ウオーム152にはロータリエンコーダ157が結合さ
れており、ウオーム152の所定小角度の回転につき1
パルスの電気パルスを発生する。
れており、ウオーム152の所定小角度の回転につき1
パルスの電気パルスを発生する。
この電気パルスはエレベーションモータドライバELD
に与えられる。
に与えられる。
上述のように、アンテナAntを第1軸Yを中心に回転
駆動するための減速機140およびモータ141.なら
びに、アンテナAntを、第1軸Yと直角をなす水平軸
113b(第2軸X)を中心に回転駆動するための′減
速機150およびモータ151が、共に固定台130に
固着されているので、それらのモータ141.151へ
の給電には、摺動接続手段を要しない。
駆動するための減速機140およびモータ141.なら
びに、アンテナAntを、第1軸Yと直角をなす水平軸
113b(第2軸X)を中心に回転駆動するための′減
速機150およびモータ151が、共に固定台130に
固着されているので、それらのモータ141.151へ
の給電には、摺動接続手段を要しない。
第2a図を参照すると、コンバータConvは、アンテ
ナブラケット110に装着され、アンテナAntで受信
した12GHz帯の衛星放送電波をI G Hz帯のB
S−IFに変換する。変換された信号は、ケーブル16
1を介してロータリジヨイント160に送られ、そして
BS受信機BSR(第1図)に至る。
ナブラケット110に装着され、アンテナAntで受信
した12GHz帯の衛星放送電波をI G Hz帯のB
S−IFに変換する。変換された信号は、ケーブル16
1を介してロータリジヨイント160に送られ、そして
BS受信機BSR(第1図)に至る。
ところがブラケット110に固着されたコンバータCo
nvは、アンテナAntと共に、第1軸Yおよび水平軸
113bを中心に回転するので、コンバータConvの
信号線および受電線と、固定部にあるBS受信機BSR
の信号線および給電線とは、摺動接続手段を介して接続
する必要がある。
nvは、アンテナAntと共に、第1軸Yおよび水平軸
113bを中心に回転するので、コンバータConvの
信号線および受電線と、固定部にあるBS受信機BSR
の信号線および給電線とは、摺動接続手段を介して接続
する必要がある。
この実施例では、アンテナAntの、水平軸113bを
中心とするエレベーション回転範囲は360度以下であ
ればよいので、コンバータConvの信号線および受電
線でなる電気ケーブル161は、比較的に可撓性が高い
ものとして、更に長さに余裕をもたせて360度以上の
回転も可能とし、円筒シャフト116の内式を貫通して
ロータリジヨイント160まで配線してそれに接続して
いる。ロータリジヨイント160には、BS受信機BS
Rからの電気ケーブル162が接続されており、このロ
ータリジヨイント160により、ケーブル161と16
2の、互に電気接続すべきリードが、第1軸Yを中心と
する相対的な回転にもかかわらず、互に電気接続されて
いる。
中心とするエレベーション回転範囲は360度以下であ
ればよいので、コンバータConvの信号線および受電
線でなる電気ケーブル161は、比較的に可撓性が高い
ものとして、更に長さに余裕をもたせて360度以上の
回転も可能とし、円筒シャフト116の内式を貫通して
ロータリジヨイント160まで配線してそれに接続して
いる。ロータリジヨイント160には、BS受信機BS
Rからの電気ケーブル162が接続されており、このロ
ータリジヨイント160により、ケーブル161と16
2の、互に電気接続すべきリードが、第1軸Yを中心と
する相対的な回転にもかかわらず、互に電気接続されて
いる。
水平軸113bを中心とするアンテナAntの回転に対
しては、ケーブル161が、大略でビン117当りを中
心とする如きの首振りをする。
しては、ケーブル161が、大略でビン117当りを中
心とする如きの首振りをする。
このように、この実施例では、摺動接続手段は1組(ロ
ータリジヨイント160)のみ用いられている。
ータリジヨイント160)のみ用いられている。
エレベーション機構(150,151>のエレベーショ
ン駆動モータ151は駆動ギア154を回転駆動するが
、駆動ギア154によって往復駆動される円筒シャフト
116は回転台120に対して摺動するので、回転台1
20およびそれを回転駆動するアジマス機構(144,
140゜141)は、エレベーション機構(150゜1
51)によっては駆動されず、エレベーション機構(1
50,151)の負荷とはならない。エレベーション機
構(1−50,151)が支持する物体は、実質上BS
アンテナAnt、BSコンバータConv、 リンク
アーム115および円筒シャフト116であり、荷重が
小さいので慣性力が小さく、第2軸(X)を中心とする
BSアンテナActのアジマス駆動およびエレベーショ
ン駆動を比較的に高速で行なうことができ、しかも位置
決めを比較的に高精度で行ない得る。
ン駆動モータ151は駆動ギア154を回転駆動するが
、駆動ギア154によって往復駆動される円筒シャフト
116は回転台120に対して摺動するので、回転台1
20およびそれを回転駆動するアジマス機構(144,
140゜141)は、エレベーション機構(150゜1
51)によっては駆動されず、エレベーション機構(1
50,151)の負荷とはならない。エレベーション機
構(1−50,151)が支持する物体は、実質上BS
アンテナAnt、BSコンバータConv、 リンク
アーム115および円筒シャフト116であり、荷重が
小さいので慣性力が小さく、第2軸(X)を中心とする
BSアンテナActのアジマス駆動およびエレベーショ
ン駆動を比較的に高速で行なうことができ、しかも位置
決めを比較的に高精度で行ない得る。
第4図を参照すると、操作ボード22には、アンテナ3
0の方位角データ(以下アジマスデータ)、仰(俯)角
データ(以下エレベーションデータ)。
0の方位角データ(以下アジマスデータ)、仰(俯)角
データ(以下エレベーションデータ)。
受信レベルおよび各種メツセージを表示するためのLC
D (2次元液晶表示板)23.アンテナ30のオート
姿勢制御を指示するスタート(START)キー24.
アンテナ30のオート姿勢制御停止を指示するストップ
(STOP)キー25.マニュアル姿勢制御のためのア
ップキー(Uキー)26.ダウンキー(Dキー)27.
ライトキー(Rキー)28、およびレフトキー(Lキー
)29が備わっている。
D (2次元液晶表示板)23.アンテナ30のオート
姿勢制御を指示するスタート(START)キー24.
アンテナ30のオート姿勢制御停止を指示するストップ
(STOP)キー25.マニュアル姿勢制御のためのア
ップキー(Uキー)26.ダウンキー(Dキー)27.
ライトキー(Rキー)28、およびレフトキー(Lキー
)29が備わっている。
第5図に、マイクロコンピュータ4の制御動作の概要を
示す。図示しない電源回路が、車両のイグニションキー
がエンジン作動状態の位置(イグニションキースイッチ
オン)にあるときに、車両上バッテリに接続されて、
第1図に示す電気回路の各部に所定の電圧を印加する。
示す。図示しない電源回路が、車両のイグニションキー
がエンジン作動状態の位置(イグニションキースイッチ
オン)にあるときに、車両上バッテリに接続されて、
第1図に示す電気回路の各部に所定の電圧を印加する。
なお、モータドライバAZD、ELDには、モータ通電
用にバッテリ電圧も印加される。
用にバッテリ電圧も印加される。
マイクロコンピュータ4は、それ自身に所定電圧が印加
されると、「システムイニシャライズ」(サブルーチン
1:以下、カッコ内ではステップとかサブルーチンとい
う語を省略してそれに付した番号のみを記す)を実行し
て、内部レジスタ。
されると、「システムイニシャライズ」(サブルーチン
1:以下、カッコ内ではステップとかサブルーチンとい
う語を省略してそれに付した番号のみを記す)を実行し
て、内部レジスタ。
タイマ、カウンタ等を待機状態に定められている内容に
設定し、出力ボートには非作動(消勢)を指定する信号
を設定する。そして、「システムイニシャライズ」 (
1)の中で、「アンテナ姿勢の初期化」を実行する。こ
れにおいては、アンテナAntを、アジマス方向ではホ
ームポジション(スイッチ147オン)に、エレベーシ
ョン方向では半時針方向回転(下向き回転)のリミット
位置(下向きリミット位置°スイッチ159オン)に定
めて、すなわちアンテナ姿勢原点に定めて、姿勢レジス
タ(アジマス位置:レジスタAZPR/エレベーション
位置:レジスタ ELPR)をクリアする。
設定し、出力ボートには非作動(消勢)を指定する信号
を設定する。そして、「システムイニシャライズ」 (
1)の中で、「アンテナ姿勢の初期化」を実行する。こ
れにおいては、アンテナAntを、アジマス方向ではホ
ームポジション(スイッチ147オン)に、エレベーシ
ョン方向では半時針方向回転(下向き回転)のリミット
位置(下向きリミット位置°スイッチ159オン)に定
めて、すなわちアンテナ姿勢原点に定めて、姿勢レジス
タ(アジマス位置:レジスタAZPR/エレベーション
位置:レジスタ ELPR)をクリアする。
マイクロコンピュータ4は、モータドライバAZDおよ
びELDの両者からReadY信号を受信すると、5T
ARTキー24がオン操作されるまで、ステップ4(以
下ステップをSと表わす)のマニュアル操作処理を実行
するループを構成する。
びELDの両者からReadY信号を受信すると、5T
ARTキー24がオン操作されるまで、ステップ4(以
下ステップをSと表わす)のマニュアル操作処理を実行
するループを構成する。
マニュアル操作処理を第6図に示したフローチャートを
参照して説明する。Uキー26の操作があると、マイク
ロコンピュータ4はS30からS31に進み、ここでエ
レベーション上リミットスイッチ158のオン(閉)/
オフ(開)を調べる。
参照して説明する。Uキー26の操作があると、マイク
ロコンピュータ4はS30からS31に進み、ここでエ
レベーション上リミットスイッチ158のオン(閉)/
オフ(開)を調べる。
スイッチ158がオン(閉)になっていればアンテナ3
0のエレベーション方向の姿勢は仰角の上限界にあり、
それ以上の上向駆動は不可能であるが、そうでなければ
S32でエレベーションモータドライバELDに、1s
lep上シフト処理の実行を指示する。また、Dキー2
7の操作があると、S33から334に進み、ここでエ
レベーション上リミットスイッチ159のオン(閉)/
オフ(開〉を調べる。スイッチ159がオン(閉)にな
っていればアンテナ30のエレベーション方向の姿勢は
俯角の下限界にあり、それ以上の下向駆動は不可能であ
るが、そうでなければ335でエレベーションモータド
ライバELDに、1s+ep下シフト処理の実行を指示
する。
0のエレベーション方向の姿勢は仰角の上限界にあり、
それ以上の上向駆動は不可能であるが、そうでなければ
S32でエレベーションモータドライバELDに、1s
lep上シフト処理の実行を指示する。また、Dキー2
7の操作があると、S33から334に進み、ここでエ
レベーション上リミットスイッチ159のオン(閉)/
オフ(開〉を調べる。スイッチ159がオン(閉)にな
っていればアンテナ30のエレベーション方向の姿勢は
俯角の下限界にあり、それ以上の下向駆動は不可能であ
るが、そうでなければ335でエレベーションモータド
ライバELDに、1s+ep下シフト処理の実行を指示
する。
Rキー28の操作があった場合には、マイクロコンピュ
ータ4は、336から337に進み、ここでアジマスモ
ータドライバAZDに、15Iep右シフト(時計方向
回転:正回転)を指示し、Lキー29の操作があった場
合には、338から339に進み、ここでアジマスモー
タドライバAZDに、15tep左シフト(半時針方向
回転:逆回転)を指示する。
ータ4は、336から337に進み、ここでアジマスモ
ータドライバAZDに、15Iep右シフト(時計方向
回転:正回転)を指示し、Lキー29の操作があった場
合には、338から339に進み、ここでアジマスモー
タドライバAZDに、15tep左シフト(半時針方向
回転:逆回転)を指示する。
再度第6図を参照すると、マイクロコンピュータ4は、
540においてモータドライバAZD。
540においてモータドライバAZD。
ELDによる1 5lap右シフト、 15tep左シ
フト。
フト。
1slep上シフトあるいは15tep下シフトが実行
されるのを待ち、541においてモータドライバAZD
、ELDより転送されたAzデータおよびELデータを
読み取る。さらに、S42では、受信レベルBSsを読
み取ってレジスタL1に格納し、543において、Az
データ、ELデータおよびレジスタL1の受信レベルB
SsをLCD23に表示する。
されるのを待ち、541においてモータドライバAZD
、ELDより転送されたAzデータおよびELデータを
読み取る。さらに、S42では、受信レベルBSsを読
み取ってレジスタL1に格納し、543において、Az
データ、ELデータおよびレジスタL1の受信レベルB
SsをLCD23に表示する。
マイクロコンピュータ4は、S4およびS5(第5図)
において、5TARTキー24がオン操作されると、S
5で第7a図、第7b図および第7c図に示す「初期サ
ーチ」S5を実行する。
において、5TARTキー24がオン操作されると、S
5で第7a図、第7b図および第7c図に示す「初期サ
ーチ」S5を実行する。
第7a図、第7b図および第7c図を参照してr初期ナ
ーチJ35の内容を説明するが、まず第10図を参照し
て[初期サーチJS5の概念を説明する。これにおいて
は、受信レベルBSsを監視しながらアンテナAntの
エレベーション方向の姿勢を、レジスタELSのデータ
が示す位置から、最初は上向きに10° (10ステツ
プ)、次にレジスタELSのデータが示す位置から、下
向きに20° (20ステツプ)、次にレジスタELS
のデータが示す位置+11°から上リミット位置まで、
最後にレジスタELSのデータが示す位置−21°から
下リミット位置まで変更する。1ステツプ16で1ステ
ツプづつ変更し、lステップの変更の毎にアジマス方向
に1回転分走査する。
ーチJ35の内容を説明するが、まず第10図を参照し
て[初期サーチJS5の概念を説明する。これにおいて
は、受信レベルBSsを監視しながらアンテナAntの
エレベーション方向の姿勢を、レジスタELSのデータ
が示す位置から、最初は上向きに10° (10ステツ
プ)、次にレジスタELSのデータが示す位置から、下
向きに20° (20ステツプ)、次にレジスタELS
のデータが示す位置+11°から上リミット位置まで、
最後にレジスタELSのデータが示す位置−21°から
下リミット位置まで変更する。1ステツプ16で1ステ
ツプづつ変更し、lステップの変更の毎にアジマス方向
に1回転分走査する。
アジマス方向の1回転走査も1ステツプ1°で1ステツ
プづつ変更する。アジマス方向の1ステツプ駆動毎に、
また、エレベーション方向の1ステツプ駆動毎に、受信
機BSRの受信信号レベルBSsを読込んで、それが受
信可判定用のしきい値782以上であるかをチエツクし
、TH2以上になると、そこで「初期サーチJS5を終
了する。
プづつ変更する。アジマス方向の1ステツプ駆動毎に、
また、エレベーション方向の1ステツプ駆動毎に、受信
機BSRの受信信号レベルBSsを読込んで、それが受
信可判定用のしきい値782以上であるかをチエツクし
、TH2以上になると、そこで「初期サーチJS5を終
了する。
まず第7a図を参照してより具体的に説明すると、まず
レジスタELSのデータがエレベーション原点(0)を
示すものであるかをチエツクする(550a)。この実
施例では、レジスタELSはマイクロコンピュータ4内
のメモリの一領域に割り当てられているので、コンピュ
ータ4の電源が落ちると、次に電源が投入されたときに
はレジスタELSの内容は零を示すデータになっている
。
レジスタELSのデータがエレベーション原点(0)を
示すものであるかをチエツクする(550a)。この実
施例では、レジスタELSはマイクロコンピュータ4内
のメモリの一領域に割り当てられているので、コンピュ
ータ4の電源が落ちると、次に電源が投入されたときに
はレジスタELSの内容は零を示すデータになっている
。
この場合には、「システムイニシャライズJs1でアン
テナAntの姿勢は原点(アジマス位置口〇、ニレベー
ジ目ン位置:0)となっている。そこでこの場合には、
コンピュータ4は、ニレベージ3ンドライバELDに、
エレベーション中点(上下リミット間の中点)へのエレ
ベーション駆動を指示する。ドライバELDは、この指
示に応答してアンテナAntをエレベーション中点t、
: 駆動し、そしてエレベーション中点の位置データ(
ELデータ)をコンピュータ4に転送する。コンピュー
タ4はこの位置データ(中点)をレジスタELSに書込
む(S 50 b)。
テナAntの姿勢は原点(アジマス位置口〇、ニレベー
ジ目ン位置:0)となっている。そこでこの場合には、
コンピュータ4は、ニレベージ3ンドライバELDに、
エレベーション中点(上下リミット間の中点)へのエレ
ベーション駆動を指示する。ドライバELDは、この指
示に応答してアンテナAntをエレベーション中点t、
: 駆動し、そしてエレベーション中点の位置データ(
ELデータ)をコンピュータ4に転送する。コンピュー
タ4はこの位置データ(中点)をレジスタELSに書込
む(S 50 b)。
「初期サーチJ (S5)に進んだときにレジスタE
LSに原点以外のデータがあったときには、これは、第
1図に示すシステムに電源が投入されてからすでに一回
は「初期サーチJ (S5)以下のアンテナ駆動を実
行しており、例えば、後述する513aで受信レベルが
好適なときのエレベーション位置が書込まれている。こ
の場合には、レジスタELSのデータを更新しない。
LSに原点以外のデータがあったときには、これは、第
1図に示すシステムに電源が投入されてからすでに一回
は「初期サーチJ (S5)以下のアンテナ駆動を実
行しており、例えば、後述する513aで受信レベルが
好適なときのエレベーション位置が書込まれている。こ
の場合には、レジスタELSのデータを更新しない。
次に、S50において、そのときのAzデータをレジス
タA1およびA2に格納し、ELデータをレジスタE2
に、ELS+10をレジスタE1に格納する。
タA1およびA2に格納し、ELデータをレジスタE2
に、ELS+10をレジスタE1に格納する。
この後、S52で受信レベルを読み取る。そして、その
値が所定レベルTHI以上のときには、マイクロコンピ
ュータ4は、S53から直ちにメインルーチンにリター
ンする(初期サーチを終了する)が、所定レベルTHI
未満であれば、354以下に進んでアンテナAntの姿
勢変更を行う。この姿勢変更ではまず、エレベーション
上リミットスイッチ15Bがオンでなくしかもエレベー
ション位11E2が第1サーチ領域の上限E1に達して
いなければ、354→555a→356と進み、ここで
エレベーションモータドライバELDに1 st@p上
シフトを指示し、S57でレジスタE2の値を1インク
リメントする。モータドライバELDよりシフト終了の
信号を受信するとマイクロコンピュータ4は、[アジマ
ス走査JAZSを実行する。
値が所定レベルTHI以上のときには、マイクロコンピ
ュータ4は、S53から直ちにメインルーチンにリター
ンする(初期サーチを終了する)が、所定レベルTHI
未満であれば、354以下に進んでアンテナAntの姿
勢変更を行う。この姿勢変更ではまず、エレベーション
上リミットスイッチ15Bがオンでなくしかもエレベー
ション位11E2が第1サーチ領域の上限E1に達して
いなければ、354→555a→356と進み、ここで
エレベーションモータドライバELDに1 st@p上
シフトを指示し、S57でレジスタE2の値を1インク
リメントする。モータドライバELDよりシフト終了の
信号を受信するとマイクロコンピュータ4は、[アジマ
ス走査JAZSを実行する。
[アジマス走査JAZSにおいては、まず受信信号レベ
ルBSsを読込み(358)、それが782以上である
かをチエツクして(S59)、782以上であると[初
期サーチJを終了する。
ルBSsを読込み(358)、それが782以上である
かをチエツクして(S59)、782以上であると[初
期サーチJを終了する。
TH2未満であると、アジマスホームポジションスイッ
チ147がオン(ホームポジション)かをチエツクして
、オンでないとアジマス位置A2が初期位置(「初期サ
ーチJS5に進入したときのAzデータ)の1°左位置
にあるか(1回転した)をチエツクしく362)、そう
でないと15tep右シフトをドライバAZDに指示し
、そして現在のアジマス位置データA2を1インクレメ
ントする(S 64)。再度358に戻り、受信レベル
を監視しながら、上記を繰り返す。ホームポジションス
イッチ147がオンになると、そこでアンテナをアジマ
ス左方向に1回転させる(361)。これは2回転以上
の連続右方向回転を避けるためである。
チ147がオン(ホームポジション)かをチエツクして
、オンでないとアジマス位置A2が初期位置(「初期サ
ーチJS5に進入したときのAzデータ)の1°左位置
にあるか(1回転した)をチエツクしく362)、そう
でないと15tep右シフトをドライバAZDに指示し
、そして現在のアジマス位置データA2を1インクレメ
ントする(S 64)。再度358に戻り、受信レベル
を監視しながら、上記を繰り返す。ホームポジションス
イッチ147がオンになると、そこでアンテナをアジマ
ス左方向に1回転させる(361)。これは2回転以上
の連続右方向回転を避けるためである。
アジマス走査(AZS)が、右方向1回転(A1からA
1−1 正確にはA1からA1までの右回転で1回転に
なると、S52に戻り、エレベーション方向の15te
p上シフトを行なう。
1−1 正確にはA1からA1までの右回転で1回転に
なると、S52に戻り、エレベーション方向の15te
p上シフトを行なう。
次に第7b図を参照する。このようにして、レジスタE
LSのエレベーション位置から10°上の位置まで(そ
れまでに上リミットに達すると上リミットまで)、アジ
マス方向は全周の第1領域のサーチでも、受信レベルB
Ssが782以上にならないと、次に、レジスタELS
のエレベーション位置から20°下の位置までサーチす
るために、まずレジスタELSのエレベーション位置ま
での下シフトを指示しく365)、次に、550bにお
いて、そのときのAzデータをレジスタA1およびA2
に格納し、ELデータをレジスタE2に、ELS−20
をレジスタE1に格納する。そして今度は、エレベーシ
ョン方向で1step下駆動する毎に、アジマス方向の
サーチ(AZS)を行なう。この場合、アジマス方向に
1slep右シフトする毎に、またエレベーション方向
に1slep下シフトする毎に、受信レベルBSsを読
込んで、それが782以上であるとそこで初期サーチを
終了するが、レジスタELSのエレベーション位置から
一20°の第2小領域のサーチでも、受信レベルBSs
が782以上にならないと、第7c図の右半分(S66
〜AZS)に示す処理で、レジスタELSのエレベーシ
ョン位置+11″から上リミットまでの第3小領域のサ
ーチを行なう。そして、これでも782以上にならない
と、第7c図の左半分(S67〜AZS)に示す処理で
、レジスタELSのエレベーション位R−216から下
リミットまでの第4小領域のサーチを行なう。
LSのエレベーション位置から10°上の位置まで(そ
れまでに上リミットに達すると上リミットまで)、アジ
マス方向は全周の第1領域のサーチでも、受信レベルB
Ssが782以上にならないと、次に、レジスタELS
のエレベーション位置から20°下の位置までサーチす
るために、まずレジスタELSのエレベーション位置ま
での下シフトを指示しく365)、次に、550bにお
いて、そのときのAzデータをレジスタA1およびA2
に格納し、ELデータをレジスタE2に、ELS−20
をレジスタE1に格納する。そして今度は、エレベーシ
ョン方向で1step下駆動する毎に、アジマス方向の
サーチ(AZS)を行なう。この場合、アジマス方向に
1slep右シフトする毎に、またエレベーション方向
に1slep下シフトする毎に、受信レベルBSsを読
込んで、それが782以上であるとそこで初期サーチを
終了するが、レジスタELSのエレベーション位置から
一20°の第2小領域のサーチでも、受信レベルBSs
が782以上にならないと、第7c図の右半分(S66
〜AZS)に示す処理で、レジスタELSのエレベーシ
ョン位置+11″から上リミットまでの第3小領域のサ
ーチを行なう。そして、これでも782以上にならない
と、第7c図の左半分(S67〜AZS)に示す処理で
、レジスタELSのエレベーション位R−216から下
リミットまでの第4小領域のサーチを行なう。
この第4小領域のサーチを終えても受信レベルBSsが
782以上にならながったときには、アンテナ姿勢の全
範囲をサーチしたにもかかわらず、適正な受信レベルが
得られなかったことになる。
782以上にならながったときには、アンテナ姿勢の全
範囲をサーチしたにもかかわらず、適正な受信レベルが
得られなかったことになる。
そこでこの場合には、554dから555dに進み、L
CD23に「受信不能」を表示し、メインルーチン(第
5図)の53に戻る。
CD23に「受信不能」を表示し、メインルーチン(第
5図)の53に戻る。
「初期サーチJS5で、受信レベルBSsが所定値TH
2以上となるアンテナAntの姿勢を探索すると、第5
図の36aでヨー角速度検出器30が検出したヨー角速
度Yasを読込む。そしてヨー角速度Yasにドリフト
補正値レジスタAJTの内容AJTを加算し、これらの
和を速度レジスタYARに書込む(S6b)。そして、
速度レジスタMARのデータMAR(その符号がモータ
回転方向を指定し、数値の絶対値が速度を指定する)を
アジマスモータドライバAZDに転送する(6c)。
2以上となるアンテナAntの姿勢を探索すると、第5
図の36aでヨー角速度検出器30が検出したヨー角速
度Yasを読込む。そしてヨー角速度Yasにドリフト
補正値レジスタAJTの内容AJTを加算し、これらの
和を速度レジスタYARに書込む(S6b)。そして、
速度レジスタMARのデータMAR(その符号がモータ
回転方向を指定し、数値の絶対値が速度を指定する)を
アジマスモータドライバAZDに転送する(6c)。
アジマスモータドライバAZDは、データYARの符号
がマイナス(自動車が左回転)であると右方向に、プラ
スであると左方向にアンテナAntを回転付勢するよう
にアジマスモータ141を回転付勢し、ロータリエンコ
ーダ148が発生するパルスを監視してアンテナAnt
の回転速度を算出し、これがYARで指定された速度に
合致するように、アジマスモータ141の速度制御を行
なう。
がマイナス(自動車が左回転)であると右方向に、プラ
スであると左方向にアンテナAntを回転付勢するよう
にアジマスモータ141を回転付勢し、ロータリエンコ
ーダ148が発生するパルスを監視してアンテナAnt
の回転速度を算出し、これがYARで指定された速度に
合致するように、アジマスモータ141の速度制御を行
なう。
S6cでデータYARをアジマスモータドライバAZD
に転送すると、マイクロコンピュータ4は、図面には示
していないが、T1タイマ(内部タイマ)をスタートす
る。そして、S6c。
に転送すると、マイクロコンピュータ4は、図面には示
していないが、T1タイマ(内部タイマ)をスタートす
る。そして、S6c。
514.517等を、実質上周期T1で繰返し実行する
ために、313.S16又はS17からS6aに戻ると
きに、T1タイマのタイムオーバを待ち、タイムオーバ
するとS6aに進む。
ために、313.S16又はS17からS6aに戻ると
きに、T1タイマのタイムオーバを待ち、タイムオーバ
するとS6aに進む。
マイクロコンピュータ4は次の510で受信レベルBS
sを読み取ってレジスタL1に書込み、アンテナAnt
の姿勢を示すAzデータおよびELデータをモータドラ
イバAZD、ELDから読み取った後、これらのデータ
をLCD23に表示する。
sを読み取ってレジスタL1に書込み、アンテナAnt
の姿勢を示すAzデータおよびELデータをモータドラ
イバAZD、ELDから読み取った後、これらのデータ
をLCD23に表示する。
(1)313では、このときの受信レベルBSs。
すなわち、レジスタL1の値と所定レベルTHIとを比
較し、レジスタL1の値が所定レベル781以上である
限り、 36 a−=S 6 b−+S 6 c−*5
8−=S10=S13−=S13a−=S6a−” ・
・・なるループを繰り返して、ヨー角速度検出器30が
検出したヨー角速度Yasに基づいたアンテナAntの
姿勢制御処理(I)を実行する。
較し、レジスタL1の値が所定レベル781以上である
限り、 36 a−=S 6 b−+S 6 c−*5
8−=S10=S13−=S13a−=S6a−” ・
・・なるループを繰り返して、ヨー角速度検出器30が
検出したヨー角速度Yasに基づいたアンテナAntの
姿勢制御処理(I)を実行する。
つまり、受信レベルBSsが第1設定値THI以上であ
る間は、ヨー角速度Yasに変化があると、それに対応
する分、アンテナAntの姿勢を補正する。これを継続
しているときに、5TOPキー25がオン操作されると
、S8でこれを読取って、第5図に示すフローの33(
待機状1ll)に戻る。
る間は、ヨー角速度Yasに変化があると、それに対応
する分、アンテナAntの姿勢を補正する。これを継続
しているときに、5TOPキー25がオン操作されると
、S8でこれを読取って、第5図に示すフローの33(
待機状1ll)に戻る。
513aでは、そこに進んだときのエレベーション位置
データをレジスタELSに更新メモリする。したがって
5ストツプ指示キー25のオンに応答して追尾を中止し
、その後スタートキー24のもう一度のオンに応答して
「初期サーチJ (35)を実行するときには、先に
実行した追尾で受信レベルBSsがTHI以上であった
最後のエレベーション位置データが書込まれているので
、該THI以上であった最後のエレベーション位置を起
点に、それから上方向に第1小領域、第2小領域、第3
小領域および第4小領域と、TH2以上の受信レベルが
得られるまで、この順番に領域サーチが行なわれること
になる。
データをレジスタELSに更新メモリする。したがって
5ストツプ指示キー25のオンに応答して追尾を中止し
、その後スタートキー24のもう一度のオンに応答して
「初期サーチJ (35)を実行するときには、先に
実行した追尾で受信レベルBSsがTHI以上であった
最後のエレベーション位置データが書込まれているので
、該THI以上であった最後のエレベーション位置を起
点に、それから上方向に第1小領域、第2小領域、第3
小領域および第4小領域と、TH2以上の受信レベルが
得られるまで、この順番に領域サーチが行なわれること
になる。
上述の、受信レベルBSsが高く、ヨー角速度YaSに
基づいてそれの変化に連動してアンテナAntの姿勢を
変更する制御を実行するループ(S6a−456b−4
a6cms8−51o−4s13→513a−56a→
・・・)において、受信レベルBSs、すなわち、レジ
スタL1の値が所定レベルTHI未満になると、マイク
ロコンピュータ4はS13でこれを検知して、313か
ら314に進み、「受信追尾」S14を実行する。
基づいてそれの変化に連動してアンテナAntの姿勢を
変更する制御を実行するループ(S6a−456b−4
a6cms8−51o−4s13→513a−56a→
・・・)において、受信レベルBSs、すなわち、レジ
スタL1の値が所定レベルTHI未満になると、マイク
ロコンピュータ4はS13でこれを検知して、313か
ら314に進み、「受信追尾」S14を実行する。
これを終えると更に受信レベルBSsを読込んで(15
)、第ルベルTHIより低い受信下限レベルTH2と比
較する(16)。316で、受信レベルBSsが受信下
限レベルTH2未満の時は、マイクロコンピュータ4は
、317に進み「追尾サーチ」S17を実行する。
)、第ルベルTHIより低い受信下限レベルTH2と比
較する(16)。316で、受信レベルBSsが受信下
限レベルTH2未満の時は、マイクロコンピュータ4は
、317に進み「追尾サーチ」S17を実行する。
(II)第8a図、第8b図および第8c図を参照して
「受信追尾」S14の内容を説明する。
「受信追尾」S14の内容を説明する。
まず第11図を参照にしてその概念を説明する。
第11図は、アンテナを微小範囲のコニカル走査する時
の走査位置を平面に展開した概念図である。
の走査位置を平面に展開した概念図である。
この、微小範囲のコニカル走査は、アンテナAntの主
ビームを回転(l→2→3→4→5−6→7→8→1→
・・・・・)させ、目標電波源がアンテナビームの回転
中心にあると受信レベルはこの回転(走査)中実質上一
定になるが、目標電波源がビームの回転中心からずれて
ると受信レベルが走査中に変動し極大値が現われる現象
を利用するものである。第11図において、升目はエレ
ベーション方向(U/D)およびアジマス方向(R/L
)の1ステツプ(1°)を示し、各点1゜2.3,4,
5.6.7および8はアンテナAntの主ビーム(中心
)の投影点1点0はアンテナビームの回転中心(走査開
始直前の姿勢での指向方向)、矢印はアンテナAntの
姿勢のシフト方向を示す。また、点aにアイソトロピッ
クアンテナ(等方性点電波源)があるものとする。以下
2点0にアンテナAntが指向している状態からの「受
信追尾」S14を、第8a図〜第8C図および第11図
を参照して説明する。
ビームを回転(l→2→3→4→5−6→7→8→1→
・・・・・)させ、目標電波源がアンテナビームの回転
中心にあると受信レベルはこの回転(走査)中実質上一
定になるが、目標電波源がビームの回転中心からずれて
ると受信レベルが走査中に変動し極大値が現われる現象
を利用するものである。第11図において、升目はエレ
ベーション方向(U/D)およびアジマス方向(R/L
)の1ステツプ(1°)を示し、各点1゜2.3,4,
5.6.7および8はアンテナAntの主ビーム(中心
)の投影点1点0はアンテナビームの回転中心(走査開
始直前の姿勢での指向方向)、矢印はアンテナAntの
姿勢のシフト方向を示す。また、点aにアイソトロピッ
クアンテナ(等方性点電波源)があるものとする。以下
2点0にアンテナAntが指向している状態からの「受
信追尾」S14を、第8a図〜第8C図および第11図
を参照して説明する。
l)、アンテナAntを起点0から点1に駆動しく37
0〜573) 、点1において受信レベルを記憶した(
S84)後、アジマス方向布に2ステツプシフト、エレ
ベーション方向下に1ステツプシフトして点2に指向し
く374)点2の受信レベルBSsを記憶する(S84
)。
0〜573) 、点1において受信レベルを記憶した(
S84)後、アジマス方向布に2ステツプシフト、エレ
ベーション方向下に1ステツプシフトして点2に指向し
く374)点2の受信レベルBSsを記憶する(S84
)。
z)8次に、アジマス方向布に1ステツプシフト。
エレベーション方向下に2ステツプシフトして点3に指
向しく375)点3の受信レベルを記憶する(3114
)。
向しく375)点3の受信レベルを記憶する(3114
)。
3)3次に、アジマス方向左に1ステツプシフト。
エレベーション方向下に2ステツプシフトして点4に指
向しく376)点4の受信レベルを記憶する(S84)
。
向しく376)点4の受信レベルを記憶する(S84)
。
4)9次に、アジマス方向左に2ステツプシフト。
エレベーション方向下に1ステツプシフトして点5に指
向しく577)点5の受信レベルを記憶する(384)
。
向しく577)点5の受信レベルを記憶する(384)
。
5)1次に、アジマス方向左に2ステツプシフト。
エレベーション方向上に1ステンプシフトして点6に指
向しく578)点6の受信レベルを記憶する(384)
。
向しく578)点6の受信レベルを記憶する(384)
。
6)0次に、アジマス方向左に1ステツプシフト。
エレベーション方向上に2ステンプシフトして点7に指
向しく579)点7の受信レベルを記憶する(S84)
。
向しく579)点7の受信レベルを記憶する(S84)
。
7)1次に、アジマス方向布に1ステツプシフト。
エレベーション方向上に2ステツプシフトして点8に指
向しく5110)点8の受信レベルを記憶する(384
)。
向しく5110)点8の受信レベルを記憶する(384
)。
以上で、1回のコニカル走査が終了し、その全点(8点
)の受信レベルBSsが、レジスタFORl〜8に書込
まれている。
)の受信レベルBSsが、レジスタFORl〜8に書込
まれている。
8)1次に、点1から点8までの受信レベルを比較し受
信レベルの最高の点を求める(587〜91)。
信レベルの最高の点を求める(587〜91)。
9)、そして求めた最大点にアンテナビームの回転中心
点を合わすようにアンテナAntの姿勢を定める(39
2)。
点を合わすようにアンテナAntの姿勢を定める(39
2)。
10)、 rドリフト補正処理」S93を実行する。二
の内容は第8c図を参照して後述する。
の内容は第8c図を参照して後述する。
第11図に示すa点が、電波源の位置であったときには
、受信レベルの大きさは、点1〉点2〉点8〉点3〉点
7〉点4〉点6〉点5となるので受信レベルの最高の点
は点1となる。よって、点1にアンテナビームの指向セ
ンターを合わすようにアンテナAntの姿勢を設定する
。
、受信レベルの大きさは、点1〉点2〉点8〉点3〉点
7〉点4〉点6〉点5となるので受信レベルの最高の点
は点1となる。よって、点1にアンテナビームの指向セ
ンターを合わすようにアンテナAntの姿勢を設定する
。
以上のように、「受信追尾」S14においては、当初の
アンテナビームの中心軸(点0)を中心に、1サイクル
の微小範囲のコニカル走査をして、受信レベルの最高点
を検出し、そこにアンテナビームの中心軸を置くように
アンテナAntの姿勢を設定する。したがって、電波源
がアンテナAntに対して相対的に移動する場合には、
アンテナビームの中心軸(点0)の軌跡が電波源と共に
移動する態様で姿勢制御が行われてアンテナAntによ
る電波源の追尾が行われる。
アンテナビームの中心軸(点0)を中心に、1サイクル
の微小範囲のコニカル走査をして、受信レベルの最高点
を検出し、そこにアンテナビームの中心軸を置くように
アンテナAntの姿勢を設定する。したがって、電波源
がアンテナAntに対して相対的に移動する場合には、
アンテナビームの中心軸(点0)の軌跡が電波源と共に
移動する態様で姿勢制御が行われてアンテナAntによ
る電波源の追尾が行われる。
次に第8c図を参照して、「ドリフト補正処理」393
の内容を説明する。なお、受信レベルBSSが下限レベ
ルTH2未満になると後述の「追尾サーチ」S17が実
行されてアンテナが受信可のとき(電波の遮断がないと
き)にはT82以上の姿勢に修正されるので、「受信追
尾JS14(したがってそれに含まれる「ドリフト補正
処理」593)が、受信レベルBSsが第ルベルTH1
未満下限しベルTH2以上の間、実質上T1周期で繰返
される点に注意されたい。。
の内容を説明する。なお、受信レベルBSSが下限レベ
ルTH2未満になると後述の「追尾サーチ」S17が実
行されてアンテナが受信可のとき(電波の遮断がないと
き)にはT82以上の姿勢に修正されるので、「受信追
尾JS14(したがってそれに含まれる「ドリフト補正
処理」593)が、受信レベルBSsが第ルベルTH1
未満下限しベルTH2以上の間、実質上T1周期で繰返
される点に注意されたい。。
「ドリフト補正処理」S93では、その直前にコニカル
走査で更新した姿勢位置(i=392のMPRの内容)
を参照して(5131)、更新前の位置(第11図の0
点)から更新した位置(第11図のO〜8)を結ぶベク
トルの、アジマス方向成分の方向(右R回転方向が士、
左回転方向が−)と長さを示すデータAを算出しくS
132)、このデータAを、積算レジスタSUMの内容
より減算(補正は逆方向に行なう必要があるので符号を
反転して加算)し、得た値を積算レジスタSUMに更新
書込みする(S 133)。そして、コニカル走査実行
回数レジスタNの内容を1インクレメントして(513
4)、その内容Nが設定値CNTになったかをチエツク
する(5135)。
走査で更新した姿勢位置(i=392のMPRの内容)
を参照して(5131)、更新前の位置(第11図の0
点)から更新した位置(第11図のO〜8)を結ぶベク
トルの、アジマス方向成分の方向(右R回転方向が士、
左回転方向が−)と長さを示すデータAを算出しくS
132)、このデータAを、積算レジスタSUMの内容
より減算(補正は逆方向に行なう必要があるので符号を
反転して加算)し、得た値を積算レジスタSUMに更新
書込みする(S 133)。そして、コニカル走査実行
回数レジスタNの内容を1インクレメントして(513
4)、その内容Nが設定値CNTになったかをチエツク
する(5135)。
設定値CNTになっていると、積算レジスタSUMの内
容SUMの絶対値が、参照値ADT以上であるかをチエ
ツクしく5136)、ADT以上であると、データSU
Mの符号をチエツクする(3137)。
容SUMの絶対値が、参照値ADT以上であるかをチエ
ツクしく5136)、ADT以上であると、データSU
Mの符号をチエツクする(3137)。
データSUMの符号がプラス(左回転方向へのずれ)で
あると、補正値レジスタAJTの内容を1単位大きい値
に更新する(3138)。この補正値レジスタAJTの
内容が第・5図に示すS6bでアジマス駆動モータ14
1の駆動速度指示値に加算されるので、ヨー角速度Ya
s対応のアジマス駆動速度(−YAR)が、正転値(プ
ラス:右回転駆動ンであるときには1単位の速度アップ
となり、逆転値(マイナス:左回転駆動)では1単位の
速度ダウンとなる。
あると、補正値レジスタAJTの内容を1単位大きい値
に更新する(3138)。この補正値レジスタAJTの
内容が第・5図に示すS6bでアジマス駆動モータ14
1の駆動速度指示値に加算されるので、ヨー角速度Ya
s対応のアジマス駆動速度(−YAR)が、正転値(プ
ラス:右回転駆動ンであるときには1単位の速度アップ
となり、逆転値(マイナス:左回転駆動)では1単位の
速度ダウンとなる。
データSUMの符号がマイナス(右回転方向へのずれ)
であると、補正値レジスタAJTの内容を1単位小さい
値に更新する(3139)。この補正値レジスタAJT
の内容が第5図に示すS6bでアジマス駆動モータ14
1の駆動速度指示値に加算されるので、ヨー角速度Ya
s対応のアジマス駆動速度(−YAR)が、正転値(プ
ラス°右回転駆動)であるときには1単位の速度ダウン
となり、逆転値(マイナス:左回転駆動)では1単位の
速度アップとなる。
であると、補正値レジスタAJTの内容を1単位小さい
値に更新する(3139)。この補正値レジスタAJT
の内容が第5図に示すS6bでアジマス駆動モータ14
1の駆動速度指示値に加算されるので、ヨー角速度Ya
s対応のアジマス駆動速度(−YAR)が、正転値(プ
ラス°右回転駆動)であるときには1単位の速度ダウン
となり、逆転値(マイナス:左回転駆動)では1単位の
速度アップとなる。
上述の5136〜5139の処理を終えると、コニカル
走査実行回数レジスタNをクリアしく5140)、積算
レジスタSUMをクリアする。
走査実行回数レジスタNをクリアしく5140)、積算
レジスタSUMをクリアする。
以上に説明した「ドリフト補正処理」S93の内容を要
約すると次の通りである。すなわち、570〜380の
コニカル走査とそれに基づいたアンテナ姿勢の更新(5
87〜592)を−回実行する毎に、更新ベクトル(姿
勢変更方向と変更量)のアジマス成分が、レジスタSU
Mに累算される。そしてCNT回実行する毎に、レジス
タSUMの内容に基づいてアジマス方向の姿勢ずれ傾向
が判定され、この傾向に対応して、この傾向を矯正する
ように、アジマス駆動モータ速度指示値(−MAR)の
ドリフト補正値AJTが調整される。
約すると次の通りである。すなわち、570〜380の
コニカル走査とそれに基づいたアンテナ姿勢の更新(5
87〜592)を−回実行する毎に、更新ベクトル(姿
勢変更方向と変更量)のアジマス成分が、レジスタSU
Mに累算される。そしてCNT回実行する毎に、レジス
タSUMの内容に基づいてアジマス方向の姿勢ずれ傾向
が判定され、この傾向に対応して、この傾向を矯正する
ように、アジマス駆動モータ速度指示値(−MAR)の
ドリフト補正値AJTが調整される。
以上に説明した「受信追尾J 514により、仮に5例
えば自動車が停止しその姿勢変化がないにもかかわらず
、ヨー角速度検出器30の温度ドリフトによりアジマス
駆動モータ141が定常的に低速度で駆動される場合を
想定すると、まず、コニカル走査とそれに基づいたアン
テナ姿勢の更新により、該定常的な駆動によるアンテナ
姿勢のずれが矯正されるが、定常的な駆動が継続するの
で、コニカル走査とそれに基づいたアンテナ姿勢の更新
がある周期で繰返えされることになる。すると、そのC
NT回の繰返し毎に、アジマス駆動モータ速度が1単位
づつ下げられる(AJTの値が1161位づつ調整され
る)ので、アジマス駆動速度が次第に低速になり、コニ
カル走査とそれに基づいたアンテナ姿勢の更新の繰返し
周期が長くなり、アジマス駆動モータ141が遂には停
止する。すなわち、ヨー角速度検出器30の温度ドリフ
トによる誤差が自動的に修正される。
えば自動車が停止しその姿勢変化がないにもかかわらず
、ヨー角速度検出器30の温度ドリフトによりアジマス
駆動モータ141が定常的に低速度で駆動される場合を
想定すると、まず、コニカル走査とそれに基づいたアン
テナ姿勢の更新により、該定常的な駆動によるアンテナ
姿勢のずれが矯正されるが、定常的な駆動が継続するの
で、コニカル走査とそれに基づいたアンテナ姿勢の更新
がある周期で繰返えされることになる。すると、そのC
NT回の繰返し毎に、アジマス駆動モータ速度が1単位
づつ下げられる(AJTの値が1161位づつ調整され
る)ので、アジマス駆動速度が次第に低速になり、コニ
カル走査とそれに基づいたアンテナ姿勢の更新の繰返し
周期が長くなり、アジマス駆動モータ141が遂には停
止する。すなわち、ヨー角速度検出器30の温度ドリフ
トによる誤差が自動的に修正される。
例えば自動車が進行し転舵によりその進行方向が変わり
また直進に戻されるとき、あるいは更に、比較的に短時
間内に左右に転舵が行なわれるときなどに、アジマス方
向のアンテナ姿勢変更の開始や停止の遅れあるいは慣性
によるオーバシュートを生じて姿勢誤差が積算されてい
くような場合には、姿勢誤差の方向が自動判定されて、
誤差の累算を低減する方向に、アジマス駆動モータ14
1のアンテナ駆動速度が補正される。
また直進に戻されるとき、あるいは更に、比較的に短時
間内に左右に転舵が行なわれるときなどに、アジマス方
向のアンテナ姿勢変更の開始や停止の遅れあるいは慣性
によるオーバシュートを生じて姿勢誤差が積算されてい
くような場合には、姿勢誤差の方向が自動判定されて、
誤差の累算を低減する方向に、アジマス駆動モータ14
1のアンテナ駆動速度が補正される。
なお、上述の1回のコニカル走査と姿勢設定(II)の
直前にS6a、S6b、S6cを実行する(第5図参照
)ので、(n)を繰返し行なっている閏、上記姿勢制御
(1)も実行されていることになる。
直前にS6a、S6b、S6cを実行する(第5図参照
)ので、(n)を繰返し行なっている閏、上記姿勢制御
(1)も実行されていることになる。
上述の1回のコニカル走査と姿勢設定(II)を終了し
たとき、受信レベルはTHI以上であるとは限らない。
たとき、受信レベルはTHI以上であるとは限らない。
コニカル走査と姿勢設定(I[)で受信レベルがTH1
以上になったときには、上記の姿勢制御(1)のみが実
行されるが、コニカル走査と姿勢設定(n)によっても
受信レベルが782以上にならなかったときには、マイ
クロコンピュータ4は、「追尾サーチ」S17を実行す
る。
以上になったときには、上記の姿勢制御(1)のみが実
行されるが、コニカル走査と姿勢設定(n)によっても
受信レベルが782以上にならなかったときには、マイ
クロコンピュータ4は、「追尾サーチ」S17を実行す
る。
(III)第9a図および第9b図に「追尾サーチ」5
17の内容を、第12図に「追尾サーチ」S17の処理
概念を説明するための模式図を示す。
17の内容を、第12図に「追尾サーチ」S17の処理
概念を説明するための模式図を示す。
これらの図面を参照すると、3100は、初期設定であ
り、第12図に示す点すにアンテナAntが指向してい
る状態をTSC=0のときとする。
り、第12図に示す点すにアンテナAntが指向してい
る状態をTSC=0のときとする。
1)、 5101でTSCの値が4以下かをチエツクす
る。
る。
TSCの値が4以下である限り5102へ進み5102
でスイッチ158の状態を調べて、オンでなければ51
03でモータドライバELDにl5tep上シフトを指
示する。これが第12図の、点0〜5までの走査である
。5101でTSCの値が5以上のときは、5104へ
進む。
でスイッチ158の状態を調べて、オンでなければ51
03でモータドライバELDにl5tep上シフトを指
示する。これが第12図の、点0〜5までの走査である
。5101でTSCの値が5以上のときは、5104へ
進む。
2)、 3104でTSCの値が54以下かをチエツク
する。TSCの値が54以下である限り5105へ進み
モータドライバAZDに1step右シフトを指示する
。これが第12図の点5〜55までの走査である。51
04でTSCの値が55以上のときは、3106へ進む
。
する。TSCの値が54以下である限り5105へ進み
モータドライバAZDに1step右シフトを指示する
。これが第12図の点5〜55までの走査である。51
04でTSCの値が55以上のときは、3106へ進む
。
3)、 3106でTSCの値が64以下かをチエツク
する。TSCの値が65より小さい限り3107へ進み
5107でスイッチ159の状態を調べて、オンでなけ
れば51011でモータドライバELDに1step下
シフトを指示する。これが第12図の点55〜65まで
の走査である。3106でTSCの値が65以上のとき
は、5109へ進む。
する。TSCの値が65より小さい限り3107へ進み
5107でスイッチ159の状態を調べて、オンでなけ
れば51011でモータドライバELDに1step下
シフトを指示する。これが第12図の点55〜65まで
の走査である。3106でTSCの値が65以上のとき
は、5109へ進む。
4)、 5109でTSCの値が164以下かをチエツ
クする。TSCの値が164以下である限り3110へ
進みモータドライバAZDに1step左シフトを指示
する。これが第12図の点65〜165までの走査であ
る。5109でTSCの値が165以上のときは、5i
llへ進む。
クする。TSCの値が164以下である限り3110へ
進みモータドライバAZDに1step左シフトを指示
する。これが第12図の点65〜165までの走査であ
る。5109でTSCの値が165以上のときは、5i
llへ進む。
5)、 5illでTSCの値が174以下かをチエツ
クする。TSCの値が174以下である限り5112へ
進み5112でスイッチ158の状態を調べて、オンで
なければ3113でモータドライバELDに1step
上シフトを指示する。これが第12図の点165〜17
5までの走査である。3111でTSCの値が175以
上のときは、3114へ進む。
クする。TSCの値が174以下である限り5112へ
進み5112でスイッチ158の状態を調べて、オンで
なければ3113でモータドライバELDに1step
上シフトを指示する。これが第12図の点165〜17
5までの走査である。3111でTSCの値が175以
上のときは、3114へ進む。
6)、 5114でTSCの値が224以下かをチエツ
クする。TSCの値が224以下である限り5115へ
進みモータドライバAZDに1step右シフトを指示
する。これが第12図の点175〜225(先の点5)
の走査である。5114でTSCの値が225以上のと
きは、5116へ進む。
クする。TSCの値が224以下である限り5115へ
進みモータドライバAZDに1step右シフトを指示
する。これが第12図の点175〜225(先の点5)
の走査である。5114でTSCの値が225以上のと
きは、5116へ進む。
7)、 5116でTSCの値が229以下である限り
5117へ進み5II7でスイッチ159の状態を調べ
て、オンでなければ311gでモータドライバELDに
l5tep下シフトを指示する。これが第12図の点2
25(先の点5)〜点230(先の点0)までの走査で
ある。
5117へ進み5II7でスイッチ159の状態を調べ
て、オンでなければ311gでモータドライバELDに
l5tep下シフトを指示する。これが第12図の点2
25(先の点5)〜点230(先の点0)までの走査で
ある。
8)、 3116でTSCの値が230以上のとき、な
らびに、上述のようにシフトを指示して、シフトが終了
したときに、5120を実行して、受信レベルを読込み
、5121でそれが782以上であるかをチエツクして
、782以上ときには、メインルーチン(第5図)に戻
る。
らびに、上述のようにシフトを指示して、シフトが終了
したときに、5120を実行して、受信レベルを読込み
、5121でそれが782以上であるかをチエツクして
、782以上ときには、メインルーチン(第5図)に戻
る。
782未満のときには3123で受信レベルBSsを再
度読込み、3124でそれが第2設定値TH2以上であ
るかをチエツクして、782以上のときにはメインルー
チンに戻るが、782未満のときには、5125でTS
Cの値を1大きい数値に更新して、31旧に進む。
度読込み、3124でそれが第2設定値TH2以上であ
るかをチエツクして、782以上のときにはメインルー
チンに戻るが、782未満のときには、5125でTS
Cの値を1大きい数値に更新して、31旧に進む。
以上の3101−5125の処理により、受信レベルB
Ssが第2設定値TH2以上になるまでは、第12図に
示すように、点b(0)からスタートして、点1,2,
3. ・・・230(0)をこの順にたどる軌跡でサ
ーチ走査が行なわれ、各点で受信レベルが782以上に
なったかがチエツクされる。782未満のまま点230
(b=o)に達すると、すなわち元のスタート点に戻る
と、そこで3119でTSCが0にリャソトされて、ま
た点すから同じサーチ走査が行なわれる。
Ssが第2設定値TH2以上になるまでは、第12図に
示すように、点b(0)からスタートして、点1,2,
3. ・・・230(0)をこの順にたどる軌跡でサ
ーチ走査が行なわれ、各点で受信レベルが782以上に
なったかがチエツクされる。782未満のまま点230
(b=o)に達すると、すなわち元のスタート点に戻る
と、そこで3119でTSCが0にリャソトされて、ま
た点すから同じサーチ走査が行なわれる。
このようなサーチ走査の間にも、各点に到達する毎に、
5122でモータ付勢パラメータセット(S6a、S6
b、S6cの内容に同じ)が実行されて、ヨー角速度Y
asに対応する姿勢変更が実行されるので、車両の姿勢
変化が無い間は基点(b=0)の位置は変わらないが、
車両の姿勢変化があると、それに伴って基点が自動的に
シフトするが、基点に対するサーチ走査範囲(第12図
)は変わらない。
5122でモータ付勢パラメータセット(S6a、S6
b、S6cの内容に同じ)が実行されて、ヨー角速度Y
asに対応する姿勢変更が実行されるので、車両の姿勢
変化が無い間は基点(b=0)の位置は変わらないが、
車両の姿勢変化があると、それに伴って基点が自動的に
シフトするが、基点に対するサーチ走査範囲(第12図
)は変わらない。
障害物により電波が遮ぎられている間は、上述の「サー
チ走査」S17が繰返えされ、その闇に車両の姿勢が変
化するとそれに連動してサーチ走査の基点がシフトされ
る。したがりて、電波が遮ぎられるとその直前のアンテ
ナのビーム中心軸の位置を基点(b=o:第12図)に
して、電波を受信するまで、第12図に示す軌跡のサー
チ走査が繰返えされ、その間に車両の姿勢変化があると
それに連動して基点がシフトする。
チ走査」S17が繰返えされ、その闇に車両の姿勢が変
化するとそれに連動してサーチ走査の基点がシフトされ
る。したがりて、電波が遮ぎられるとその直前のアンテ
ナのビーム中心軸の位置を基点(b=o:第12図)に
して、電波を受信するまで、第12図に示す軌跡のサー
チ走査が繰返えされ、その間に車両の姿勢変化があると
それに連動して基点がシフトする。
ここで要約すると、(I)受信レベルBSsが第ルベル
THI以上の間は、自動車のヨー角速度Yasのみに連
動してすなわち姿勢変化にのみ対応して、アンテナAn
tの姿勢が変更される。
THI以上の間は、自動車のヨー角速度Yasのみに連
動してすなわち姿勢変化にのみ対応して、アンテナAn
tの姿勢が変更される。
(n)受信レベルBSsが、781未満かつ782以上
にあるときには、上記(I)と共に、コニカルスキャン
とそれによって得た最適指向方向へのアンテナ姿勢変更
が行なわれ、かつ、このコニカルスキャン+姿勢変更を
行なう度に、姿勢変更ベクルトルのアジマス成分が累算
され、CNT回の実行毎に、累算値(アジマス方向のず
れ傾向を示す)に対応して、ドリフト補正レジスタAJ
Tの補正データAJTが、アジマス方向のずれ傾向を零
とする方向に更新され、このAJTによりヨー角速度Y
asに対するアジマス駆動モータ141の速度の相対値
が調整される。(m)受信レベルBSsが第2レベルT
H2未満のときには、上記(1)に加えて、コニカルス
キャンよりも広い範囲の追尾サーチ(第12図)が行な
われる。
にあるときには、上記(I)と共に、コニカルスキャン
とそれによって得た最適指向方向へのアンテナ姿勢変更
が行なわれ、かつ、このコニカルスキャン+姿勢変更を
行なう度に、姿勢変更ベクルトルのアジマス成分が累算
され、CNT回の実行毎に、累算値(アジマス方向のず
れ傾向を示す)に対応して、ドリフト補正レジスタAJ
Tの補正データAJTが、アジマス方向のずれ傾向を零
とする方向に更新され、このAJTによりヨー角速度Y
asに対するアジマス駆動モータ141の速度の相対値
が調整される。(m)受信レベルBSsが第2レベルT
H2未満のときには、上記(1)に加えて、コニカルス
キャンよりも広い範囲の追尾サーチ(第12図)が行な
われる。
以上の実施例の説明より、本発明が自動車9列車等の路
上車両以外の移動体、すなわち、船舶。
上車両以外の移動体、すなわち、船舶。
航空機等にも適用できることは容易に理解し得よう。
以上に説明した実施例においては、受信レベルカ好適な
ときのエレベーション位置を、コンピュータ4の内部メ
モリの1領域(レジスタELS)に書込むようにしてい
るので、コンピュータ4の電源が落ちると、そこで該位
置情報が消失する。
ときのエレベーション位置を、コンピュータ4の内部メ
モリの1領域(レジスタELS)に書込むようにしてい
るので、コンピュータ4の電源が落ちると、そこで該位
置情報が消失する。
したがって、この場合には、アンテナのエレベーション
方向の全サーチ領域の中点をレジスタELSに書込んで
、該中点から小領域のサーチを交互に行なうようにして
いる。アンテナAntのサーチ領域(姿勢変化領域)は
、最も設定確率が高い点をエレベーション方向の中心に
しているので、前回の良好受信点データがレジスタEL
Sにないときには中点を起点にすることにより、アンテ
ナのサーチ効率が高い。なお、コンピュータ4に不揮発
メモリを備えてそこにレジスタELSのデータを書込む
ようにしてもよく、あるいは、コンピュータ4をエンジ
ンキースイッチがオフのときにも、車上バッテリ電源で
バックアップする電源回路を備えてもよい。
方向の全サーチ領域の中点をレジスタELSに書込んで
、該中点から小領域のサーチを交互に行なうようにして
いる。アンテナAntのサーチ領域(姿勢変化領域)は
、最も設定確率が高い点をエレベーション方向の中心に
しているので、前回の良好受信点データがレジスタEL
Sにないときには中点を起点にすることにより、アンテ
ナのサーチ効率が高い。なお、コンピュータ4に不揮発
メモリを備えてそこにレジスタELSのデータを書込む
ようにしてもよく、あるいは、コンピュータ4をエンジ
ンキースイッチがオフのときにも、車上バッテリ電源で
バックアップする電源回路を備えてもよい。
本願の発明によれば、第1制御手段(4)の、移動体の
姿勢変化対応のアンテナ姿勢補正あるいは受信レベル対
応の最適受信レベルを得る方向へのアンテナ姿勢の変更
、の開始に先立って、初期サーチ制御手段(4)が、受
信機(BSR)の受信信号レベル(BSs)が第2設定
値(T)+2)以上になるまで、メモリ手段(ELS)
のエレベーション位置を基準にその上下の、全サーチ範
囲より狭い領域を交互に、駆動手段(141,151)
を介してアンテナ(Ar+4)を初期サーチ駆動する。
姿勢変化対応のアンテナ姿勢補正あるいは受信レベル対
応の最適受信レベルを得る方向へのアンテナ姿勢の変更
、の開始に先立って、初期サーチ制御手段(4)が、受
信機(BSR)の受信信号レベル(BSs)が第2設定
値(T)+2)以上になるまで、メモリ手段(ELS)
のエレベーション位置を基準にその上下の、全サーチ範
囲より狭い領域を交互に、駆動手段(141,151)
を介してアンテナ(Ar+4)を初期サーチ駆動する。
ところで第2制御手段(4)が、受信機(BSR)の受
信信号レベル(BSs)が第1設定値(THI)以上の
ときアンテナ(Ant)のニレベージコン位置(ELデ
ータ)をメモリ手jl (ELS)に記憶しているので
、初期サーチ制御手段(4)が初期サーチ駆動するとき
のメモリ手段(ELS)のエレベーション位置は、前回
アンテナ姿勢補正を行なっていたときの、受信レベルが
適正であったときのエレベーション位置であるので、初
期サーチ駆動は該ニレベージ目ン位置を基準にその上下
の狭い領域から行なわれ、そこで受信レベル連(TH2
以上)となる確率が高く、初期サーチ時間が実質上短縮
される。
信信号レベル(BSs)が第1設定値(THI)以上の
ときアンテナ(Ant)のニレベージコン位置(ELデ
ータ)をメモリ手jl (ELS)に記憶しているので
、初期サーチ制御手段(4)が初期サーチ駆動するとき
のメモリ手段(ELS)のエレベーション位置は、前回
アンテナ姿勢補正を行なっていたときの、受信レベルが
適正であったときのエレベーション位置であるので、初
期サーチ駆動は該ニレベージ目ン位置を基準にその上下
の狭い領域から行なわれ、そこで受信レベル連(TH2
以上)となる確率が高く、初期サーチ時間が実質上短縮
される。
第1図は、本発明の一実施例の、主に電気回路部の構成
を示すブロック図である。 第2a図は、該実施例の、アンテナ支持機構の縦断面図
である。 第2b図は、第2a図のnB−nB線拡大断面図である
。 第2c図は、第2a図のnc−nc線拡大断面図である
。 第2d図は、第2a図に示す回転台120の上面を示す
拡大斜視図である。 第2e図は、第2a図に示すアンテナAntの、自動車
に搭載した状態を示す斜視図である。 第3図は、第2a図に示すアンテナAn、tの電波受信
特性を示すグラフである。 第4図は、第1図に示す操作ボード22の拡大平面図で
ある。゛ 第5図は、第1図に示すマイクロコンピュータ4の制御
動作の概要(メインルーチン)を示すフローチャートで
ある。 第6図は、第5図に示す「マニュアル操作」4の内容を
示すフローチャートである。 第7a図、第7b図および第7C図は、第5図に示す「
初期サーチ」5の内容を示すフローチャートである。 第8a図、第8b図および第8C図は、第5図に示す「
受信追尾」 14の内容を示すフローチャートである。 第9a図および第9b図は、第5図に示す「追尾サーチ
」 17の内容を示すフローチャートである。 第10図は、第7図に示す「初期サーチ」5によるアン
テナAntの指向方向の推移を示す模式第11図は、第
8a図および第8b図に示す「受信追尾」14によるア
ンテナAntの姿勢変更量を示すグラフであり、横軸は
アジマス方向、縦軸はエレベーション方向を示す。 第12図は、第9a図および第9b図に示す「追尾サー
チ」17によるアンテナAntの姿勢変更量を示すグラ
フであり、横軸はアジマス方向、縦軸はエレベーション
方向を示す。 3:インター7エイス 4゛マイクロコンピユータ(第1制御手段、第2制御手
段、ドリフト補正手段) 5゛インターフエイス Ant:アンテナ(アンテナ) Conv:BS:+ンバータ BSR: BS受信機(受信機) BAD : CRT AZD +アジマスモータドライバ ELD:エレベーションモータドライバ10:アジマス
回動駆動機構 20:エレベーション回動駆動機構 22:操作ボード 30:ヨー角速度検出器(姿勢変化検出手段)11O:
アンテナブラケット 111.113a、114a:アングル112°ビン
113b:第2軸(X)Y:第1軸 11
5:リンクアーム116゛円筒シャフト 116a :リングギア 120hニガイド穴 117.ビン 118:割り溝 120:回転台 120a:ギア 121a’:支持アーム122:
ベアリング 130:固定台 140゛減速機 141:アジマス駆動モータ(駆動手段)142:ウオ
ーム 143 ウオームホイール144:ギア
145 ギア軸り46′支持台 147:ア
ジマスホームポジションスイッチ 148:ロータリエンコーダ 150:減速機 151:エレベーション駆動モータ(駆動手段)152
:ウオーム 153:ウォームホイール154:ギア 155:ギア軸(110−155:支持機構〉157:
ロータリエンコーダ 158゛エレベーシヨン上リミツトスイツチ159:エ
レベーション下すミントスイッチ160:ロータリジョ
イント 161.162:ケーブル
を示すブロック図である。 第2a図は、該実施例の、アンテナ支持機構の縦断面図
である。 第2b図は、第2a図のnB−nB線拡大断面図である
。 第2c図は、第2a図のnc−nc線拡大断面図である
。 第2d図は、第2a図に示す回転台120の上面を示す
拡大斜視図である。 第2e図は、第2a図に示すアンテナAntの、自動車
に搭載した状態を示す斜視図である。 第3図は、第2a図に示すアンテナAn、tの電波受信
特性を示すグラフである。 第4図は、第1図に示す操作ボード22の拡大平面図で
ある。゛ 第5図は、第1図に示すマイクロコンピュータ4の制御
動作の概要(メインルーチン)を示すフローチャートで
ある。 第6図は、第5図に示す「マニュアル操作」4の内容を
示すフローチャートである。 第7a図、第7b図および第7C図は、第5図に示す「
初期サーチ」5の内容を示すフローチャートである。 第8a図、第8b図および第8C図は、第5図に示す「
受信追尾」 14の内容を示すフローチャートである。 第9a図および第9b図は、第5図に示す「追尾サーチ
」 17の内容を示すフローチャートである。 第10図は、第7図に示す「初期サーチ」5によるアン
テナAntの指向方向の推移を示す模式第11図は、第
8a図および第8b図に示す「受信追尾」14によるア
ンテナAntの姿勢変更量を示すグラフであり、横軸は
アジマス方向、縦軸はエレベーション方向を示す。 第12図は、第9a図および第9b図に示す「追尾サー
チ」17によるアンテナAntの姿勢変更量を示すグラ
フであり、横軸はアジマス方向、縦軸はエレベーション
方向を示す。 3:インター7エイス 4゛マイクロコンピユータ(第1制御手段、第2制御手
段、ドリフト補正手段) 5゛インターフエイス Ant:アンテナ(アンテナ) Conv:BS:+ンバータ BSR: BS受信機(受信機) BAD : CRT AZD +アジマスモータドライバ ELD:エレベーションモータドライバ10:アジマス
回動駆動機構 20:エレベーション回動駆動機構 22:操作ボード 30:ヨー角速度検出器(姿勢変化検出手段)11O:
アンテナブラケット 111.113a、114a:アングル112°ビン
113b:第2軸(X)Y:第1軸 11
5:リンクアーム116゛円筒シャフト 116a :リングギア 120hニガイド穴 117.ビン 118:割り溝 120:回転台 120a:ギア 121a’:支持アーム122:
ベアリング 130:固定台 140゛減速機 141:アジマス駆動モータ(駆動手段)142:ウオ
ーム 143 ウオームホイール144:ギア
145 ギア軸り46′支持台 147:ア
ジマスホームポジションスイッチ 148:ロータリエンコーダ 150:減速機 151:エレベーション駆動モータ(駆動手段)152
:ウオーム 153:ウォームホイール154:ギア 155:ギア軸(110−155:支持機構〉157:
ロータリエンコーダ 158゛エレベーシヨン上リミツトスイツチ159:エ
レベーション下すミントスイッチ160:ロータリジョ
イント 161.162:ケーブル
Claims (2)
- (1)移動体上でアンテナをエレベーシヨン方向および
アジマス方向に回動自在に支持する支持機構;前記アン
テナをエレベーション方向とアジマス方向に回転駆動す
る駆動手段; 電波源に対する移動体の姿勢変化を検出する姿勢変化検
出手段; 前記アンテナに接続された受信機; 前記姿勢変化に対応して、電波源に対する移動体の姿勢
変化による電波源に対する前記アンテナの姿勢ずれを解
消する方向に、前記駆動手段を介して前記アンテナを駆
動する第1制御手段;前記受信機の受信信号レベルが第
1設定値以上のときアンテナのエレベーション位置をメ
モリ手段に記憶する第2制御手段;および、 第1制御手段の上記アンテナ駆動に先立って、前記受信
機の受信信号レベルが第2設定値以上になるまで、前記
メモリ手段のエレベーション位置を基準にその上下の、
全サーチ範囲より狭い領域を交互に、前記駆動手段を介
してアンテナを初期サーチ駆動する初期サーチ制御手段
; を備える、移動体上アンテナの姿勢制御装置。 - (2)移動体上でアンテナをエレベーシヨン方向および
アジマス方向に回動自在に支持する支持機構;前記アン
テナをエレベーション方向とアジマス方向に回転駆動す
る駆動手段; 前記アンテナに接続された受信機; 前記受信機の受信信号レベルを参照しそれが高くなる方
向に前記駆動手段を介して前記アンテナの姿勢を変更す
る、第1制御手段; 前記受信機の受信信号レベルが第1設定値以上のときア
ンテナのエレベーション位置をメモリ手段に記憶する第
2制御手段;および、 第1制御手段の上記アンテナの姿勢の変更に先立って、
前記受信機の受信信号レベルが第2設定値以上になるま
で、前記メモリ手段のエレベーシヨン位置を基準にその
上下の、全サーチ範囲より狭い領域を交互に、前記駆動
手段を介してアンテナを初期サーチ駆動する初期サーチ
制御手段;を備える、移動体上アンテナの姿勢制御装置
。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP30054890A JPH04174386A (ja) | 1990-11-06 | 1990-11-06 | 移動体上アンテナの姿勢制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP30054890A JPH04174386A (ja) | 1990-11-06 | 1990-11-06 | 移動体上アンテナの姿勢制御装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04174386A true JPH04174386A (ja) | 1992-06-22 |
Family
ID=17886157
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP30054890A Pending JPH04174386A (ja) | 1990-11-06 | 1990-11-06 | 移動体上アンテナの姿勢制御装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH04174386A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2016017868A (ja) * | 2014-07-09 | 2016-02-01 | 日本無線株式会社 | アンテナ装置およびアンテナ制御方法 |
-
1990
- 1990-11-06 JP JP30054890A patent/JPH04174386A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2016017868A (ja) * | 2014-07-09 | 2016-02-01 | 日本無線株式会社 | アンテナ装置およびアンテナ制御方法 |
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