JPH0420385Y2 - - Google Patents

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JPH0420385Y2
JPH0420385Y2 JP1986032980U JP3298086U JPH0420385Y2 JP H0420385 Y2 JPH0420385 Y2 JP H0420385Y2 JP 1986032980 U JP1986032980 U JP 1986032980U JP 3298086 U JP3298086 U JP 3298086U JP H0420385 Y2 JPH0420385 Y2 JP H0420385Y2
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wall
side wall
saucer
case
mounting holes
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は、収納ケース、特に、柄付たわし等を
収納する為の収納ケースに関するものである。
[従来技術及びその問題点] 従来のこの種収納ケースとしては、例えば第5
図に示すようなものがある。
これは、柄付きたわしの頭部が完全に隠れる程
度の深さに設定された有底筒状のケース本体1の
背面部に垂直板2を一体的に起立連設したもの
で、該垂直板2の裏面には、ケース全体を壁面に
配設固定する為の吸盤20が設けられている。
そして、柄付きたわしAを収納する時は、同図
想像線で示すように、柄付きたわしAの頭部をケ
ース本体1にその上方から差し込むようにしてい
る。
ところが、上記従来のものでは、ケース本体1
内が洗浄しにくいと言う問題があつた。
これは、上記従来の収納ケースでは、ケース本
体1の周側壁が洗浄作業の障害になるからであ
る。
即ち、ケース本体1の深さは、柄付きたわしの
頭部が完全に隠れる程深く成つている。
従って、汚れたケース本体1内を洗浄する時
は、深く形成されたケース本体1の周側壁が洗浄
の邪魔になり、洗浄がやりにくくなるのである。
かかる不便を解消するものとして、特開昭58−
50912号公報に開示されたものがあり、この先行
技術では、ケース本体の底壁部を胴部に分離可能
に構成している。
この先行技術では、胴部を分離した状態で底壁
部を洗浄できるから、最も洗浄しにくい部分も奇
麗に洗浄できる利点がある。
ところが、この先行技術のものを壁掛用とした
場合には、胴部と底壁部とが分離されていること
から、両者の結合状態が不十分な場合には、たわ
しを収納するときの衝撃等によつて底壁部が脱落
してしまう。又、これを防止するために、胴部の
下端部に係着される底壁部のみを係止する構成と
した場合には、壁掛け状態が不安定となる。
[課題] 本考案は、このような、『柄付きたわしを収容
するケース本体1を、その胴部を構成する側壁部
と、この下端に係着される底壁部としての受皿と
から構成し、前記ケース本体1を壁面に係着でき
るようにした柄付きたわし用の収納ケース』にお
いて、壁掛状態において、収納ケースが安定的に
係止されるとともに、この壁掛け状態において、
収納ケース全体が壁面に確実に係着されるように
することをその課題とする。
[技術的手段] 上記課題を解決するために講じた本考案の技術
的手段は、『ケース本体1を、後部の起立壁45
以外の三方の側壁を低くした受皿4と、この受皿
4の側壁部に嵌合する側壁体5とから構成し、前
記起立壁45に壁面に係着するための、一対の取
付け孔42,43を一定の間隔を空けて形成し、
前記受皿4の前記起立壁45の下部及びこれに対
向する前方側壁を、これらに対向する側壁体5の
各側壁に各別に且取外し自在に係合させ、この係
合部の係合構造を一方に設けた係合凸部と他方に
設けた係合凹部との組合せとすると共に相互に水
平方向に嵌合する構成とし、受皿4及び側壁体5
の全体を弾性材料によつて構成し、受皿4の起立
壁45に対して前方から対面する側壁体5の側壁
の輪郭を前記起立壁45の輪郭に略一致させた背
面壁12とし、この背面壁12は、前記取付け孔
42,43と一致する取付け孔51,52を形成
した』ことである。
[作用] 上記技術的手段は次のように作用する。
柄付きたわしを収納するときには、受皿4と側
壁体5とを組立てたケース本体1の上方から記述
した従来の収納ケースと同様に、柄付きたわしの
頭部をこの収納ケースに差し込む。
収納ケースを壁面に係着するには、受皿4と側
壁体5とを組立てたケース本体1の相互に一致す
る取付け孔42,43と取付け孔51,52を壁
面に取付けた一対の係止具の突起に係着させる。
これにより、ケース本体1は、その受皿4が係
止具によつて係止され、これに側壁体5が嵌着さ
れた状態となる。つまり、ケース本体1に作用す
る全荷重は、受皿4側壁体5係止具の経路で
支持されるのではなく、受皿4と係合する係止具
によつて直接支持される。
又、この係止具による係止状態では、起立壁4
5と前記係止具とが2箇所で係止状態になるか
ら、この係止状態が安定する。
そして、このケース本体1を洗浄する際、受皿
4と側壁体5に分離すると、各別に洗浄でき、こ
のときには、受皿4は後部側壁となる起立壁45
のみが上方に延長した形態となつて、他の側壁部
分は、これに比べて十分に低いものとなる。
[効果] 本考案は上記構成であるあから、次に特有の効
果を有する。
ケース本体1を洗浄する際、受皿4と側壁体5
が格別に洗浄でき、このときには、受皿4は後部
側壁となる起立壁45のみが上方に延長した形態
となり、他の側壁部分はこれに比べて十分に低い
ものとなるから、受皿4の内部の洗浄も簡単であ
る。
又、ケース本体1を壁面に係止した状態では、
背面部が二点で係止されるから、この係止状態が
安定するとともに、係止具によつて、受皿4が直
接係止されるから、ケース本体1の全体に衝撃力
が加わつても、受皿4と側壁体5とに分離するよ
うな不都合がない。つまり、受皿4と側壁体5と
の結合部が不完全であつても、これの故に、ケー
ス本体1が壁面から脱落するようなことが無い。
更に、受皿4と側壁体5とは、水平方向に嵌合
する係合部によつて連結された構成であるから、
側壁体5を持つてケース本体1を持ちあげても、
受皿4と側壁体5とが分離するような不都合が解
消される。
[実施例] 次に上記した本考案の実施例を図面に従つて詳
述する。
本考案実施例の収納ケースは全体が弾性合成樹
脂で形成されており、第1図に示す如く、正面か
ら見た場合には下に向かつて広がつた台形形状に
形成されている。
ケース本体1の前後及び左右の構成壁11,1
2,13,14によつて包囲される内部が収容部
10となつており、該収容部10に柄付きたわし
Aの頭部を差し込むようにしてある。
正面壁11と背面壁12の高さは、共に側壁1
3,14より高くしてあり、正面壁11を上方へ
延長することによつて収容部10に入れたたわし
の汚れた頭部が見えにくくしている。
上記収納ケースは、二つの部品即ち、受皿4と
側壁体5とを組合わせて形成されており、これら
両構成部品は第2図及び第3図に示すように構成
されている。
先ず、受皿4は、第2図に示すように、皿状部
41と、その背面壁を上方に延長させた起立壁4
5から構成されており、該起立壁45には、上下
に間隔を於いて配設される取付け孔42,43が
穿設してある。
又、上記2つの取付け孔の内、下方の取付け孔
43の更に下方には第1嵌合孔44が隣接して穿
設されていると共に、その上方にも左右に間隔を
置いた第2嵌合孔46,46が配設されている。
更に、皿状部41の前面壁には第3嵌合孔47
が貫設されている。
そして、上記受皿4に形成した第1嵌合孔44
や第2嵌合孔46,46更に第3嵌合孔47等
が、既述した係合凹部に対応する。
そして、上記起立壁45に配設された上記第1
嵌合孔44等には、受皿4の前面を被蓋する後述
の側壁体5が嵌合固定されるようになつている。
上記側壁体5は、第3図に示すように、対向す
る二枚の平行な正面壁11、背面壁12と、これ
ら正面壁11、背面12の側辺下部を相互に連結
する側壁13,14から構成されている。
上記背面壁12には取付け孔51,52が穿設
されており、これら取付け孔51,52は、既述
した受皿4の起立壁45に設けた取付け孔42,
43に対応するように配設されている。
又、背面壁12には、その中央部に左右一対の
第1嵌合突起54,54が設けられていると共
に、該背面壁12の下端部にも第2嵌合突起53
が配設されている。そして、これら第1嵌合突起
54,54、第2嵌合突起53は、上記受皿4の
起立壁45に設けた第1嵌合孔44や第2嵌合孔
46に嵌合するように成つている。
又、該側壁体5の正面壁11下端部には上記受
皿4の前面壁に設けた第3嵌合孔47に嵌合する
第3嵌合突起19が内向きに突設されている。
そして、上記側壁体5に設けた第2嵌合突起5
3や第1嵌合突起54,54更に第3嵌合19が
既述した係合凸部に対応する。
次に、上記各部品によつて本考案実施例の収納
ケースを組立てるには、先ず、受皿4の前面開放
部に側壁体5を当てがい、側壁体5の背面壁12
に設けた第2嵌合突起53や第1嵌合突起54,
54、更に該側壁体5の正面壁11下端に突設さ
れた第3嵌合突起19等を、受皿4の起立壁45
や正面壁に設けた第1嵌合孔44や第2嵌合孔4
6,46更に第3嵌合孔47等に対応させて嵌入
する。そうすると、受皿4と側壁体5は、第4図
に示す如く結合され、本考案実施例の収納ケース
が完成する。
そして、本考案実施例の収納ケースを使用する
時は、第4図想像線で示す如く、壁面7に固定さ
れたフツク8を利用して、ケース全体を壁に配設
し、この状態で柄付きたわしAを収容部10の上
方開放部から出し入れする。
又、収納ケース全体を壁面のフツク8から取外
せば、床に置いて使用することもできる。
尚、第3図の二点鎖線で示すように、側壁体5
に於ける背面壁12の裏面上部に垂下片50を設
けた場合には、側壁体5と受皿4の結合が一層強
固になる。即ち、側壁体5と受皿4とを組合わせ
た時に、受皿4の背面壁45を、裏面側から上記
垂下片50で抑え付けるようにするのである。
又、上記垂下片50に代えて側壁体5に於ける背
面壁12の両側部に、内向きの一組の突片(図示
せず)を設けるようにしても良い。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案第1実施例の斜視図、第2図は
受皿4の斜視図、第3図は側壁体5の斜視図、第
4図は組立て状態の断面図、第5図従来例の説明
図であり、図中、 1……ケース本体、4……受皿、5……側壁
体。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 柄付きたわしを収容するケース本体1を、その
    胴部を構成する側壁部と、この下端に係着される
    底壁部としての受皿とから構成し、前記ケース本
    体1を壁面に係着できるようにした柄付きたわし
    用の収納ケースにおいて、ケース本体1を、後部
    の起立壁45以外の三方の側壁を低くした受皿4
    と、この受皿4の側壁部に嵌合する側壁体5とか
    ら構成し、前記起立壁45に壁面に係着するため
    の、一対の取付け孔42,43を一定の間隔を空
    けて形成し、前記受皿4の前記起立壁45の下部
    及びこれに対向する前方側壁を、これらに対向す
    る側壁体5の各側壁に各別に且つ取外し自在に係
    合させ、この係合部の係合構造を一方に設けた係
    合凸部と他方に設けた係合凹部との組合せとする
    と共に相互に水平方向に嵌合する構成とし、受皿
    4及び側壁体5の全体を弾性材料によつて構成
    し、受皿4の起立壁45に対して前方から対面す
    る側壁体5の側壁の輪郭を前記起立壁45の輪郭
    に略一致させた背面壁12とし、この背面壁12
    は、前記取付け孔42,43と一致する取付け孔
    51,52を形成した収納ケース。
JP1986032980U 1986-03-07 1986-03-07 Expired JPH0420385Y2 (ja)

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JP1986032980U JPH0420385Y2 (ja) 1986-03-07 1986-03-07

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JPS62146463U JPS62146463U (ja) 1987-09-16
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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5850912B2 (ja) * 1980-05-29 1983-11-12 マツダ株式会社 チルトハンドルの傾動操作装置

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JPS5850912U (ja) * 1981-10-05 1983-04-06 曽根 音重 縦ロ−ル巻単板

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JPS62146463U (ja) 1987-09-16

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