JPH0723519Y2 - 天井はしごの取付構造 - Google Patents

天井はしごの取付構造

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JPH0723519Y2
JPH0723519Y2 JP1988127808U JP12780888U JPH0723519Y2 JP H0723519 Y2 JPH0723519 Y2 JP H0723519Y2 JP 1988127808 U JP1988127808 U JP 1988127808U JP 12780888 U JP12780888 U JP 12780888U JP H0723519 Y2 JPH0723519 Y2 JP H0723519Y2
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JP
Japan
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ladder
ceiling
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ladder member
pin insertion
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JP1988127808U
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JPH0247398U (ja
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芳男 津村
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Panasonic Electric Works Co Ltd
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Matsushita Electric Works Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は、天井裏に出入れ自在に設けた天井はしごの
取付構造に関するものである。
〔従来の技術〕
従来、天井はしご装置において、第5図に示すように、
開口枠22に上段はしご部材21を回動自在に連結する連結
装置がある。そして、開口枠22には断面溝形の連結具24
が固定してあり、上段はしご部材21には略平板状の被連
結具23が固定してある。被連結具23の下端面には被連結
片23aが延出形成されており、この被連結片23aにはピン
挿入孔23bが形成してある。そして、このピン挿孔23bを
連結具24に形成したピン挿通孔24bと連通させた状態で
ピン27を挿通させ、ピン27の先端をスナップピン28で固
定することにより、上段はしご部材21を開口枠22に連結
していた。ピン挿通孔23b、24bにピン27を挿通させる場
合には、被連結具23の被連結片23aの両側面に座金25,26
を設けていた。
〔考案が解決しようとする課題〕 しかし、従来の天井はしごの取付構造によると、被連結
具23は略平板状であって、上段はしご部材21の外側面に
押当てて固着具にて固定されており、上段はしご部材21
の外側面の所定の取付位置に正確に位置決めすることは
困難である。このため、被連結具23の取付位置にずれが
生じ易く、その結果、上段はしご部材21を回動して天井
裏に出入れする際に、上段はしご部材21の端部が開口枠
22に当る等して、円滑な出入れができなくなるという問
題があった。また、はしごの使用に際して天井裏から引
出したときに、はしご装置の下端が正確に床と接しない
場合が生じる。そのため、はしご装置が正規の傾斜角と
はならず、あるいはぐらついたりして、安全に昇り降り
ができないという問題があった。
したがって、この考案の目的は、はしご部材の出入れが
円滑に行え、かつ安全に昇り降りできる天井はしごの取
付構造を提供することである。
〔課題を解決するための手段〕
この考案の天井はしごの取付構造は、天井に設けた開口
の内周に沿って立設した開口枠と、天井内に収納される
収納姿勢と開口から下方に引き出した引出姿勢との間で
回動自在に設けたはしご部材と、開口枠の内周面に固定
されピン挿通孔を形成した連結具と、はしご部材の外側
面に固定されはしご部材の裏面ならびに上端面に接する
位置決め部材を有しかつピン挿通孔を形成した被連結具
と、被連結具と連結具を対接させ各ピン挿通孔を連通さ
せた状態において挿通されるピンとを備えたものであ
る。
〔作用〕
この考案の構成によれば、被連結具にはしご部材の裏面
ならびに上端面に接する位置決め部材を形成したので、
被連結具がはしご部材の外周面の正確な位置に取付けら
れ、その結果、はしご部材の収納姿勢ならびに引出姿勢
の各姿勢も正確になる。
〔実施例〕
この考案の一実施例を第1図ないし第4図に基づいて説
明する。この実施例は、第4図に示すような天井はしご
装置に関するものである。
上段はしご部材1は、一対の側板1aに複数の踏板(図示
せず)を設けて形成したもので、上部が開口枠3に被連
結具2を介して回動自在に連結されている。上段はしご
部材1の下部は、第4図に示すように、天井はしご装置
に開閉自在に設けた蓋板8にリンク11を介して連結され
ている。この上段はしご部材1には、下段はしご部材10
がスライド自在に設けてある。
被連結具2は、下端面に被連結片2aが延出形成してあ
り、この被連結片2aは開口枠3に固定された連結具4と
連結されている。被連結片2aの連結具4との対接面に
は、第3図に示すように、円形に形成した突起2cがピン
挿通孔2bの回りに複数形成してある。この突起2cは、突
起2cと反対側の面から棒状部材等を押し当てた状態で加
圧することにより突出形成される。被連結具2の下端面
および上端面には、第3図に示すように、位置決め部材
2d、2eが形成してある。また、被連結具2の上部の内面
側にはぜんまい式バランサ7(第1図)が設けてある。
このぜんまい式バランサ7には、下段はしご部材10に一
端が固定されたワイヤ(図示せず)の他端が繋着されて
おり、下段はしご部材10を上段はしご部材1に対してス
ライドできるようにしてある。
連結具4は、第2図に示すように、断面溝形に形成され
ており、ウェブ4eを開口枠3の内面に接触させた状態で
垂直方向に一対固定されている。上段はしご部材1側の
フランジ4aにはピン6が挿通するピン挿通孔4bが形成さ
れており、上段はしご部材1と反対側のフランジ4cの上
端には係止部4dが形成されている。係止部4dには、第4
図に示すように、引張りばね9の一端が係止され、引張
ばね9の他端は上段はしご部材1と蓋板8とを連結する
リンク11に係止されている。
この実施例による上段はしご部材1と開口枠3との連結
手順を説明する。被連結具2にはあらかじめ突起2cを形
成しておくとともに、この被連結具2は位置決め部材2
d、2eを上段はしご部材1の裏面および上端面に接し、
上段はしご部材1の外側面に固着具5で固定しておく。
開口枠3の内面側に連結具4を一対固定する。上段はし
ご部材1を開口枠3の近傍に吊り上げ、被連結具2およ
び連結具4のピン挿通孔2b、4bを合わせる。これらピン
挿通孔2b、4bに連結具4側からピン6を挿通する。挿通
されたピン6の先端に座金12を挿通するとともに、ピン
6の先端に形成したピン孔にスナップピン13を挿通して
ピン6を固定する(第2図参照)。以上で上段はしご部
材1と開口枠3とが回動自在に連結される。
この実施例の構成によれば、被連結具2に上段はしご部
材1の裏面ならびに上端面に接する位置決め部材2d、2e
を形成したので、被連結具2が上段はしご部材1の外側
面の正確な位置に取付けられ、その結果、はしご部材
1、10の収納姿勢ならびに引出姿勢の各姿勢も正確にな
る。よって、はしご部材1、10が開口枠3等に当たるこ
となく円滑に天井裏に出入れでき、また使用時に下方に
引出した際、はしご部材10の下端が床に正しく接し、は
しご部材1、10が正規の傾斜角となりかつぐらつくこと
もなく、安全に昇り降りができます。
また、被連結具2の連結具4との対接面のピン挿通孔2b
の周囲に突起2cを形成したので、この突起2cが座金の役
目を果たし、被連結具2を連結具4との間に隙間を形成
することができる。したがって、回動部材1を固定部材
3に連結する際には、被連結具2と連結具4の間に座金
を介装させる必要がなく、ピン挿通孔2b、4bの位置合わ
せを行うだけでよい。そのため、連結作業を容易に行う
ことができ、施工性を向上させることができる。
なお、前記実施例では、円形に形成した突起2cを複数設
けていたが、ピン挿通孔2bの周囲にリング状突起を連続
形成してもよい。また、鋼材からなる小片を被連結具2
の表面に溶接により固着して形成してもよい。
また、前記実施例では、突起2cを被連結具2に設けてい
たが、連結具4に設けてもよい。
〔考案の効果〕
この考案の天井はしごの取付構造によれば、被連結具に
はしご部材の裏面ならびに上端面に接する位置決め部材
を形成したので、被連結具がはしご部材の外側面の正確
な位置に取付けられ、その結果、はしご部材の収納姿勢
ならびに引出姿勢の各姿勢も正確になる。よって、はし
ご部材が開口枠等に当たることなく円滑に天井裏に出入
れでき、また使用時に下方に引き出した際、はしご部材
の下端が床に正しく接し、安全に昇り降りできるという
効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の一実施例の部分側断面図、第2図は
その部分分解斜視図、第3図(A),(B),(C)は
それぞれ被連結具の上面図、正面図、下面図、第4図は
天井はしご装置の側面図、第5図は従来例の部分斜視図
である。 1,10……はしご部材、2……被連結具、2b……ピン挿通
孔、2d,2e……位置決め部材、3……開口枠、4……連
結具、4b……ピン挿通孔、6……ピン

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】天井に設けた開口の内周に沿って立設した
    開口枠と、天井内に収納される収納姿勢と前記開口から
    下方に引き出した引出姿勢との間で回動自在に設けたは
    しご部材と、前記開口枠の内周面に固定されピン挿通孔
    を形成した連結具と、前記はしご部材の外側面に固定さ
    れ前記はしご部材の裏面ならびに上端面に接する位置決
    め部材を有しかつピン挿通孔を形成した被連結具と、前
    記被連結具と前記連結具を対接させ各ピン挿通孔を連通
    させた状態において挿通されるピンとを備えた天井はし
    ごの取付構造。
JP1988127808U 1988-09-27 1988-09-27 天井はしごの取付構造 Expired - Lifetime JPH0723519Y2 (ja)

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JP1988127808U JPH0723519Y2 (ja) 1988-09-27 1988-09-27 天井はしごの取付構造

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Publication Number Publication Date
JPH0247398U JPH0247398U (ja) 1990-03-30
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0672510B2 (ja) * 1987-03-12 1994-09-14 株式会社ナカ技術研究所 避難装置

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JPH0247398U (ja) 1990-03-30

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