JPH04203452A - 内燃機関の燃料噴射量制御装置 - Google Patents

内燃機関の燃料噴射量制御装置

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JPH04203452A
JPH04203452A JP33362390A JP33362390A JPH04203452A JP H04203452 A JPH04203452 A JP H04203452A JP 33362390 A JP33362390 A JP 33362390A JP 33362390 A JP33362390 A JP 33362390A JP H04203452 A JPH04203452 A JP H04203452A
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pressure
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amount
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  • Electrical Control Of Air Or Fuel Supplied To Internal-Combustion Engine (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野J 本発明は内燃機関の燃料噴射量制御装置に関す〔従来の
技術] 燃料噴射弁の精度にばらつきがあるために燃料噴射圧お
よび燃料噴射時間が同一であっても燃料噴射弁毎に実際
の燃料噴射量が異なる。また、燃料噴射弁を長時間使用
しているうちに、燃料噴射圧および燃料噴射時間が同一
であっても実際の燃料噴射量が変化する。従って、実際
の燃料噴射量を、機関回転数および機関負荷に基づいて
計算された基本噴射量に一致せしめることが困難である
この問題点を解消するため特開昭62−186034号
公報には、燃料供給ポンプの燃料吐出口をリザーバタン
クを介して燃料噴射弁に連結し、機関回転数および機関
負荷から基本噴射量を計算し、リザーバタンク内の燃料
圧を検出するための燃料圧センサの出力信号に基づき燃
料噴射の前後の圧力変化を求めてこの圧力変化から実噴
射量を計算し、この実噴射量によって基本噴射量を補正
することにより燃料噴射弁の噴射量をM御するようにし
た内燃機関の燃料噴射量制御装置が開示されている。
〔発明が解決しようとする課題] しかしながらこの装置では、燃料噴射によって生じるリ
ザーバタンク内の燃料圧の低下量検出時においても、燃
料供給ポンプによってリザーバタンク内に加圧燃料を供
給しているために、燃料噴射によるリザーバタンク内の
燃料圧の低下量を精度良く検出することができないとい
う問題がある。
すなわち、燃料噴射によるリザーバタンク内の燃料圧の
低下量に対して、燃料供給ポンプによるリザーバタンク
内の燃料圧の変動量が相対的に大きいために、燃料噴射
によるリザーバタンク内の燃料圧の低下量を精度良く検
出することができないのである。このため実噴射量を正
確に計算することができず、斯くして実噴射量を基本噴
射量に精度良く一致せしめることができないという問題
を生ずる。
〔課題を解決するための手段〕 上記問題点を解決するため本発明によれば第1図の発明
の構成図に示すように、燃料供給ポンプ300の燃料吐
出口を燃料通路301を介して燃料噴射弁302に連結
した内燃機関において、機関回転数および機関負荷から
基本噴射量を設定する基本噴射量設定手段303と、燃
料通路301内の燃料圧を検出する燃料圧センサ304
と、燃料圧センサ304の出力信号に基づいて求められ
る制御値によって燃料通路301内の燃料圧が予め定め
られた目標圧力となるように燃料供給ポンプ300の吐
出量を制御する吐出量制御手段305と、制御値に基づ
いて実噴射量を計算する実噴射量計算手段306と、実
噴射量計算手段の計算結果から基本噴射量を補正するこ
とにより燃料噴射弁302の噴射量を定める噴射量設定
手段307とを具備している。
C作 用〕 燃料供給ポンプの吐出tは、燃料通路内の燃料圧が予め
定められた目標圧力、となるように、制御値によって制
御される。すなわち、燃料噴射による燃料通路内の燃料
圧の低下量を補うようGこ制御値が変化する。従って、
制?il (!に基づいて実噴射量を正確に計算するこ
とができる。
〔実施例〕
第2図は本発明の一実施例を採用した4気筒ガソリン機
関の全体図を示す。同図において、lは機関本体、2は
サージタンク、3はエアクリーナ、4はサージタンク2
とエアクリーナ3とを連結する吸気管、5は各気筒内に
燃料噴射する電歪式の燃料噴射弁、6は点火栓、7は高
圧用リザーバタンク、8は吐出圧制御可能な高圧燃料ポ
ンプ、9は高圧燃料ポンプ8からの高圧燃料をリザーバ
タンク7に導くための高圧導管、1oは燃料タンク、1
1は導管12を介して燃料タンクエ0がら高圧燃料ポン
プ8に燃料を供給する低圧燃料ポンプを夫々示ず。低圧
燃料ポンプ11の吐出側は、各燃料噴射弁5のピエゾ圧
電素子を冷却するための圧電素子冷却用導入管I3に接
続される。圧電素子冷却用返戻管14は燃料タンク1(
lに連結され、この返戻管14を介して圧電素子冷却用
導入管I3を流れる燃料を燃料タンク10に回収する。
各枝管15は、各高圧燃料噴射弁5を高圧用リザーバタ
ンク7に接続する。
電子制御ユニット20はディジタルコンピュータからな
り、双方向性ハス21によって相互に接続されたROM
 (リードオンリメモリ)22、RAM(ランダムアク
セスメモリ)23、CPU (マイクロプロセッサ)2
4、入力ボート25および出力ボート26を具備する。
高圧用リザーバタンク7に取り付けられた燃料圧センサ
27は高圧用リザーバタンク7内の圧力を検出し、その
検出信号はA/Dコンバータ28を介して入力ボート2
5に人力される。
機関回転数N、に比例した出力パルスを発生するクラン
ク角センサ29の出力パルスは入力ボート25に入力さ
れる。アクセルペダル(図示せず)の踏込み量(アクセ
ル開度θA)に応した出力電圧を発生するアクセル開度
センサ30の出力電圧はA/Dコンバータ31を介して
人力ボート25に人力される。一方、各燃料噴射弁5は
各駆動回路34を介して出力ポート26に接続される。
また高圧燃料ポンプ8は駆動回路36を介して出力ポー
ト26に接続される。
第3図は燃料噴射弁5の側面断面図を示す。第3図を参
照すると、40はノズル50内に挿入されたニードル、
41は加圧ロッド、42は可動プランジャ、43はばね
収容室44内に配置されかつニードル40を下方に向け
て押圧する圧縮ばね、45は加圧ピストン、46はピエ
ゾ圧電素子、47は可動プランジャ42の頂部とピスト
ン45間に形成されかつ燃料で満たされた加圧室、48
はニードル加圧室を夫々示す。
ニードル加圧室48は燃料通路49および枝管15を介
して高圧用リザーバタンク7(第2図)に連結され、従
って高圧用リザーバタンク7内の高圧燃料が枝管15お
よび燃料通路49を介してニードル加圧室48内に供給
される。ピエゾ圧電素子46に電荷がチャージされると
ピエゾ圧電素子46が伸長し、それによって加圧室47
内の燃料圧が高められる。その結果、可動プランジャ4
2が下方に押圧され、ノズル口53は、ニードル40に
よって閉弁状態に保持される。一方、ピエゾ圧電素子4
6にチャージされた電荷がディスチャージされるとピエ
ゾ圧電素子46が収縮し、加圧室47内の燃料圧が低下
する。その結果、可動プランジャ42が上昇するために
ニードル40が上昇し、ノズル口53から燃料が噴射さ
れる。
第4図は第2図に示す機関の縦断面図を示す。
第4図を参照すると、60はシ、リングブロック、61
はシリンダヘッド、62はピストン、63はピストン6
2の頂面に形成された略円筒状凹部、64はピストン6
2頂面とシリンダヘッド61内壁面間に形成されたシリ
ンダ室を夫々示す。点火栓6はシリンダ室64に臨んで
シリンダヘンドロ1のほぼ中央部に取り付けられる。図
面には示さないがシリンダヘッド61内には吸気ボート
および排気ボートが形成され、これら吸気ボートおよび
排気ボートのシリンダ室64内への開口部には夫々吸気
弁および排気弁が配置される。燃料噴射弁5はスワール
型の燃料噴射弁であり、広がり角が大きく貫徹力の弱い
噴霧状の燃料を噴射する。燃料噴射弁5は、斜め下方を
指向して、シリンダ室64の頂部に配置され、点火栓6
近傍に向かって燃料噴射するように配置される。また、
燃料噴射弁5の燃料噴射方向および燃料噴射時期は、噴
射燃料がピストン62頂部に形成された凹部63を指向
するように決められる。
第5図は高圧燃料ポンプ8全体の側面断面図を示す。こ
の高圧燃料ポンプ8は太き(別けるとポンプ部Aと、ポ
ンプ部Aの吐出量を制御する吐出量制御部Bとにより構
成される。第6図はポンプ部Aの断面図を示しており、
第7図は吐出量制御部Bの拡大側面断面図を示している
第5図および第6図を参照すると、70は一対のプラン
ジャ、71は各プランジャ70によって形成される加圧
室、72は各プランジャ70の下端部に取付けられたプ
レート、73はタペット、74はプレート72をタペッ
ト73に向けて押圧する圧縮ばね、75ばタペット73
により回転可能に支承されたローラ、76は機関によっ
て駆動されるカムシャフト、77はカムシャフト76上
に一体形成されたカムを夫々示し、ローラ75はカム7
7のカム面上を転動する。従ってカムシャフト76が回
転せしめられるとそれに伴なって各プランジャ70が上
下動する。
第5図を参照すると、ポンプ部Aの頂部には燃料供給ロ
ア8が形成され、この燃料供給ロア8は低圧燃料ポンプ
1.1(第2図)の吐出口に接続される。
この燃料供給ロア8は燃料供給通路79および逆止弁8
0を介して加圧室71に接続される。従ってプランジャ
70が下降したときに燃料供給通路79から加圧室71
内に燃料が供給される。81はプランジャ70周りから
の漏洩燃料を燃料供給通!79へ返戻するための燃料返
戻通路を示す。一方、第5図および第6図に示されるよ
うに各加圧室71は対応する逆止弁82を介して各加圧
室71に対し共通の加圧燃料通路83に接続される。こ
の加圧燃料通路83は逆止弁84を介して加圧燃料吐出
口85に接続され、この加圧燃料吐出口85はリザーバ
タンク7(第2図)に接続される。従ってプランジャ7
0が上昇して加圧室71内の燃料圧が上昇すると加圧室
71内の高圧の燃料は逆止弁82を介して加圧燃料通路
83内に吐出され、次いでこの燃料は逆止弁84および
燃料吐出口85を介してリザーバタンク7 (第2図)
内に送り込まれる。一対のカム77の位相は180度だ
けずれており、従って一方のプランジャ70が上昇行程
にあって加圧燃料を吐出しているときには他方のプラン
ジャ70は上陸行程にあって燃料を加圧室71内に吸入
している。従って加圧燃料通路83内には一方の加圧室
71から必ず高圧の燃料が供給されており、従って加圧
燃料通路83内には各プランジャ70によって常時高圧
の燃料が供給され続けている。
加圧燃料通路83からは第5図に示すように燃料溢流通
路90が分岐され、この燃料溢流通路90は吐出量制御
部Bに接続される。
第7図を参照すると吐出量制御部Bはそのハウジング内
に形成された燃料溢流室91と、燃料溢流通路90から
燃料溢流室91に向かう燃料流を制御する溢流11Ji
弁92とを具備する。溢流制御弁92は燃料溢流室91
内に配置された弁部93を有し、この弁部93によって
弁ボート94の開閉制御が行なわれる。
また、吐出量制御部Bのハウジング内には溢流制御弁9
2を駆動するためのアクチュエータ95が配置される。
このアクチュエータ95は吐出量制御部Bのハウジング
内に摺動可能に挿入された加圧ピストン96と、加圧ピ
ストン96を駆動するためのピエゾ圧電素子97と、加
圧ピストン96によって画定された加圧室98と、加圧
ピストン96をピエゾ圧電素子95に向けて押圧する皿
ばね99七、吐出量制御部Bのハウジング内に摺動可能
に挿入された加圧ビン100とにより構成される。加圧
ビン100の上端面は溢流制御弁92の弁部93に当接
しており、加圧ビン100の下端面は加圧室98内に露
呈している。
なお、燃料溢流室91内には加圧ビンlOOを常時上方
に向けて付勢する皿ばね101が配置される。溢流制御
弁92の上方にはばね室102が形成され、このばね室
102内には圧縮ばね103が挿入される。
溢流制御弁102はこの圧縮ばね103によって常時下
方に向けて押圧される。燃料溢流室91は燃料流出孔1
04を介してばね室102内に連通しており、このばね
室102は燃料流出孔105、逆止弁106および燃料
流出口107を介して燃料タンク10 (第2図)に接
続される。この逆止弁106は通常燃料流出孔105を
閉鎖するチエツクボール108と、このチエツクボール
108を燃料流出孔105に向けて押圧する圧縮ばね1
09とにより構成される。更に燃料溢流室91は燃料流
出孔110、逆止弁111、ピエゾ圧電素子97の周囲
に形成された燃料流出通路112および燃料流出口11
3を介して燃料タンク10 (第2図)に接続される。
この逆止弁111は通常燃料流出孔110を閉鎖するチ
エツクボール114と、このチエツクボール114を燃
料流出孔110に向けて押圧する圧縮ばね115とによ
り構成される。また燃料溢流室91は絞り通路116お
よび逆止弁117を介して加圧室98内に接続される。
この逆止弁117は通常絞り通路116を閉鎖するチエ
ツクボール118と、このチエツクボール11Bを絞り
通路116に向けて押圧する圧縮ばね119とにより構
成される。
ピエゾ圧電素子97はリード線120゛を介して電子制
御ユニット20(第2図)に接続されており、従ってピ
エゾ圧電素子97は電子制御ユニ;=ト20の出力信号
によって制御される。ビニ・、゛圧電素子97は多数の
薄板状圧電素子を積層し、た積層構造をなしており、ピ
エゾ圧電素子97に電荷をチャージするとピエゾ圧電素
子97は軸方向に伸長し、ピエゾ圧電素子97にチャー
ジされた電荷をディスチャージするとピエゾ圧電素子9
7は軸方向に収縮する。燃料溢流室91および加圧室9
8は燃料で満たされており、従ってピエゾ圧電素子97
に電圧が印加されてピエゾ圧電素子97が軸方向に伸長
すると加圧室98内の燃料圧が上昇する。加圧室98内
の燃料圧が上昇すると加圧ビン100が上昇せしめられ
、それに伴なって溢流制御弁92も上昇せしめられる。
その結果、溢流制御弁92の弁部93が弁ポート94を
閉鎖し、その結果燃料溢流通路90から燃料溢流室91
内への燃料の溢流が停止せしめられる。従ってこのとき
プランジャ70の加圧室71からの加圧燃料通路83(
第6図)内に吐出された全ての加圧燃料はリザーバタン
ク7(第2図)内に送り込まれる。
一方、ピエゾ圧電素子97への電圧の印加が停止せしめ
られてピエゾ圧電素子97が収縮すると加圧ピストン9
6が下降するために加圧室98の容積が増大する。その
結果、加圧室98内の燃料圧が低下するために溢流制御
弁92および加圧ピン100は圧縮ばね103のばね力
により下降し、斯くして溢流制御弁92の弁体93が弁
ポート94を開弁する。このときプランジャ70の加圧
室71から加圧燃料通路83(第6図)内に吐出された
全ての加圧燃料は燃料溢流通路90および弁ポート94
を介して燃料溢流室91内に送り込まれる。従ってこの
ときにはリザーバタンク7 (第2図)内に加圧燃料は
供給されない。
燃料溢流通路90から燃料溢流室91内に溢流した燃料
は各燃料流出孔104.105.110および逆止弁1
05、111を介して燃料タンク10(第2図)に返戻
される。
リザーバタンク7内の燃料圧を目標燃料圧に維持するた
めに、一定クランク角毎に溢流制御弁92が閉弁せしめ
られてプランジャ70の加圧室71から吐出された加圧
燃料がリザーバタンク7内に補給され、次いで再び溢流
制御弁92が閉弁せしめられるまで溢流側?I弁92は
開弁状態に保持される。この場合、一定クランク角の間
で溢流制御弁92が閉弁しているクランク角の割合が大
きくなればリザーバタンク7内に補給される加圧燃料の
量が増大する。ここで第8図に示されるように一定のク
ランク角θ。の間で溢流制御弁92が閉弁しているクラ
ンク角θの割合、即ち一定のクランク角θ。の間でピエ
ゾ圧電素子97が伸長せしめられているクランク角θの
割合をデユーティ比DT(=θ/θ。)と称すると、デ
ユーティ比DTが大きくなるほどリザーバタンク7内に
補給される加圧燃料の量が増大することになる。
第9図にはリザーバタンク7内の燃料圧を一定の目標燃
料圧に制御するためのルーチンを示す。
このルーチンは180クランク角毎の割込みによって実
行される。
第9図を参照すると、まずステップ150においてリザ
ーバタンク7内の平均圧力丁が読込まれる。
この平均圧カーP−は、一定時間毎に検出されるリザー
バタンク7内の圧力P1を複数回検出してその平均をと
ったものである。ステップ151ではリザーバタンク7
内の平均圧力■が予め定められた一定の目標燃料圧2.
4以上か否か判定される。■≧P、の場合ステップ15
2に進みデユーティ比DTがαだけ滅しられる。これに
よってリザーバタンク7内に補給される加圧燃料の量が
減少することになる。一方、1’<P、4の場合、ステ
ップ153に進みデユーティ比DTがαだけ増大せしめ
られる。
これによってリザーバタンク7内に補給される加圧燃料
の量が増大することになる。
高圧燃料ポンプ8はこのようにして計算されるデユーテ
ィ比を有するデユーティ信号によって制御される。
このように、リザーバタンク7内の燃料圧が予め定めら
れた一定の目標燃料圧P、となるように、高圧燃料ポン
プ8の吐出量(リザーバタンク7への燃料供給量)を@
御しているために、実際の燃料噴射量は高圧燃料ポンプ
8の吐出量と等しくなる。一方、高圧燃料ポンプ8の吐
出量はデユーティ信号によって制御され、従ってデユー
ティ信号のデユーティ比DTは高圧燃料ポンプ8の吐出
量を間接的に示している。従って、デユーティ比DTに
基づいて実際の燃料噴射量を計算することができる。
なお目標燃料圧P1.lは必ずしも一定である必要はな
く、目標燃料圧PMが変化する場合には、実際の燃料噴
射量は高圧燃料ポンプ8の吐出量に圧力補正をして求め
られる。
第10図には燃料噴射弁5の燃料噴射時間τを計算する
ためのルーチンを示す。このルーチンは一定クランク角
毎の割込みによって実行される。
まずステップ160において機関回転数N、およびアク
セル開度θAが読込まれる0次いでステラ7” 161
において機関回転数N、およびアクセル開度θAに基づ
いて基本噴射量Q、が計算される。
N、、θAとQ、との関係はマツプの形で予めROM 
22内に記憶されており、このマツプから基本噴射量Q
1が計算される。ステップ162では基本噴射量Q、に
補正係数Kpを乗じて補正噴射量Qを計算し、この補正
噴射IQに基づいて燃料噴射弁5の開弁時間τが比例計
算される。
第11図には補正係数に1を更新するためのメインルー
チンを示す。このルーチンは一定時間毎に実行される。
エンジンキーオン時には、更新フラグF1は1にセット
され、計算フラグFa2はOにリセットされ、カウンタ
C,は予め定められた値にセットされ、累積燃料供給量
Q、および累積噴射量Q、は0にクリアされる。まず、
ステップ170において機関冷却水温TWが80℃以上
か否か判定される。TW≧80℃の場合にはステップ1
71に進み更新フラグF1が1にセットされているか否
か判定される。今、更新フラグF1は1にセントされて
いるためステップ172に進み、計算フラグFatが1
にセットされる。ステップ170および171のうちい
ずれか一方でも否定判定されると、何も実行せずに本ル
ーチンを終了する。ステップ173ではカウンタCII
が0になったか否か判定される。
カウンタC1がOであればステップ174以下に進んで
補正係数に、が更新され、カウンタC1がOでなければ
本ルーチンを終了する。
第12図には累積噴射量Q、および累積燃料供給量Q、
を計算するためのルーチンを示す。このルーチンは18
0クランク角毎の割込みによって実行される。ステップ
180では計算フラグF、力月にセントされているか否
か判定される。計算フラグFs2がOにリセットされて
いる場合何も実行せず本ルーチンを終了する。計算フラ
グFezが1ムこセットされている場合、ステップ18
1に進みカウンタC1がOか否か判定される。カウンタ
C1がOでない場合には、ステップ182に進みカウン
タC。
がlだけデクリメントされる。4気筒機関の場合180
クランク毎に燃料噴射が実行されるため、1回の燃料噴
射毎にカウンタC1がlずつデクリメントされることに
なる。一方、カウンタC1が0の場合には本ルーチンを
終了する。次いで、燃料噴射が実行される毎にステップ
183では基本噴射量Q、(第10図参照)が累積噴射
量QCに累積されていく。ステップ184ではデユーテ
ィ比DTと機関回転数N6に基づくマツブから、180
クランク角における高圧燃料ポンプ8の吐出量、すなわ
ちリザーバタンク7への燃料供給!qが計算される。マ
ツブが機関回転数に基づくのは、回転数によって高圧燃
料ポンプ8の吐出効率が変化するからである。ステン1
185では燃料供給量9が累積燃料供給IQ、に累積さ
れていく。この累積燃料供給IQ工は燃料噴射弁5から
噴射される実際の総噴射量を示している。
再び第11図を参照すると、ステップ173でカウンタ
C1が0と判定された場合、すなわちC1回の燃料噴射
が完了した場合、ステップ174に進んで仮補正係数に
7が次式により計算される。
K P−= K P・Q −/ Q 。
ここで、例えば計算された累積噴射量(噴射されるべき
総燃料噴射量)Qcを100とし、このときの累積燃料
供給量Q0、すなわち実際の総燃料噴射量を95とする
と、KP−=KP・100/95となって仮補正係数に
7は大きくなる。このため、燃料噴射時間τ (第1O
図参照)は増大すまために、実際の燃料噴射量は増大し
、QoをQcに等しくすることができる。ステップ17
5では次式に基づいて補正係数に、が更新せしめられる
KP +(KP−KP) / N この式を変形すると次式のように書ける。
この式かられかるように、K、にN−1の重み付けをし
、K1に1の重み付けをすることによってに、を更新し
ているのである。次いでステップ176では更新フラグ
F□および計算フラグF、□が更新せしめられる。
以上のように本実施例では、高圧燃料ポンプの吐出量を
制御するためのデユーティ比に基づいて実噴射量を求め
ているために、正確な実噴射量を求めることができる。
従って、実噴射量を基本噴射量に精度良く一致せしめる
ことができる。
なお、カウンタC1の設定値を1としてもよいが、1以
上の整数とした場合には複数回の燃料噴射の実噴射量を
求めることになり、実噴射量をより高い精度で計算する
ことができる。
〔発明の効果〕
実噴射量を正確に計算することができるために、燃料噴
射量の精度を向上せしめることができる。
すなわち、実噴射量を基本噴射量に精度良(一致せしめ
ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は発明の構成図、第2図は4気筒ガソリン機関の
全体図、第3図は燃料噴射弁の縦断面図、第4図は第2
図に示す機関の縦断面図、第5図は高圧燃料ポンプの縦
断面図、第6図は第5図の■−■線に沿ってみた高圧燃
料ポンプの断面図、第7図は第5図の吐出量制御部の拡
大側面断面図、第8図はピエゾ圧電素子および溢流制御
弁の作動を示すタイムチャート、第9図はデユーティ比
DTを制御するためのフローチャート、第10図は燃料
噴射時間τを計算するためのフローチャート、第1I図
は補正係数に、を更新するためのフローチャート、第1
2図は累積噴射量Qcおよび累積燃料供給量Q。を計算
するためのフローチャートである。 5・・・燃料噴射弁、    7・・・リザーバタンク
、8・・・高圧燃料ポンプ、 27・−・燃料圧センサ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 燃料供給ポンプの燃料吐出口を燃料通路を介して燃料噴
    射弁に連結した内燃機関において、機関回転数および機
    関負荷から基本噴射量を設定する基本噴射量設定手段と
    、前記燃料通路内の燃料圧を検出する燃料圧センサと、
    該燃料圧センサの出力信号に基づいて求められる制御値
    によって前記燃料通路内の燃料圧が予め定められた目標
    圧力となるように前記燃料供給ポンプの吐出量を制御す
    る吐出量制御手段と、前記制御値に基づいて実噴射量を
    計算する実噴射量計算手段と、該実噴射量計算手段の計
    算結果から前記基本噴射量を補正することにより燃料噴
    射弁の噴射量を定める噴射量設定手段とを具備した内燃
    機関の燃料噴射量制御装置。
JP33362390A 1990-11-30 1990-11-30 内燃機関の燃料噴射量制御装置 Expired - Lifetime JP2833211B2 (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6349702B1 (en) 1999-09-20 2002-02-26 Isuzu Motors Limited Common-rail fuel-injection system

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US6349702B1 (en) 1999-09-20 2002-02-26 Isuzu Motors Limited Common-rail fuel-injection system

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