JPH0420295A - ヒトインターロイキン―3の変異体 - Google Patents

ヒトインターロイキン―3の変異体

Info

Publication number
JPH0420295A
JPH0420295A JP2214883A JP21488390A JPH0420295A JP H0420295 A JPH0420295 A JP H0420295A JP 2214883 A JP2214883 A JP 2214883A JP 21488390 A JP21488390 A JP 21488390A JP H0420295 A JPH0420295 A JP H0420295A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
deletion
amino acids
biologically active
active polypeptide
human interleukin
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2214883A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3192416B2 (ja
Inventor
Lambertus C J Dorssers
ランベルテュス クリスチャーン ヨハネス ドルセルス
Leen Robert W Van
ロベルト ウィーレム ファン レーン
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Gist Brocades NV
Original Assignee
Gist Brocades NV
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Family has litigation
First worldwide family litigation filed litigation Critical https://patents.darts-ip.com/?family=26121243&utm_source=google_patent&utm_medium=platform_link&utm_campaign=public_patent_search&patent=JPH0420295(A) "Global patent litigation dataset” by Darts-ip is licensed under a Creative Commons Attribution 4.0 International License.
Application filed by Gist Brocades NV filed Critical Gist Brocades NV
Publication of JPH0420295A publication Critical patent/JPH0420295A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3192416B2 publication Critical patent/JP3192416B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07KPEPTIDES
    • C07K14/00Peptides having more than 20 amino acids; Gastrins; Somatostatins; Melanotropins; Derivatives thereof
    • C07K14/435Peptides having more than 20 amino acids; Gastrins; Somatostatins; Melanotropins; Derivatives thereof from animals; from humans
    • C07K14/52Cytokines; Lymphokines; Interferons
    • C07K14/54Interleukins [IL]
    • C07K14/5403IL-3
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61PSPECIFIC THERAPEUTIC ACTIVITY OF CHEMICAL COMPOUNDS OR MEDICINAL PREPARATIONS
    • A61P3/00Drugs for disorders of the metabolism
    • A61P3/02Nutrients, e.g. vitamins, minerals
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61PSPECIFIC THERAPEUTIC ACTIVITY OF CHEMICAL COMPOUNDS OR MEDICINAL PREPARATIONS
    • A61P35/00Antineoplastic agents
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61PSPECIFIC THERAPEUTIC ACTIVITY OF CHEMICAL COMPOUNDS OR MEDICINAL PREPARATIONS
    • A61P37/00Drugs for immunological or allergic disorders
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61PSPECIFIC THERAPEUTIC ACTIVITY OF CHEMICAL COMPOUNDS OR MEDICINAL PREPARATIONS
    • A61P43/00Drugs for specific purposes, not provided for in groups A61P1/00-A61P41/00
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61PSPECIFIC THERAPEUTIC ACTIVITY OF CHEMICAL COMPOUNDS OR MEDICINAL PREPARATIONS
    • A61P7/00Drugs for disorders of the blood or the extracellular fluid
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07KPEPTIDES
    • C07K16/00Immunoglobulins [IGs], e.g. monoclonal or polyclonal antibodies
    • C07K16/18Immunoglobulins [IGs], e.g. monoclonal or polyclonal antibodies against material from animals or humans
    • C07K16/24Immunoglobulins [IGs], e.g. monoclonal or polyclonal antibodies against material from animals or humans against cytokines, lymphokines or interferons
    • C07K16/244Interleukins [IL]
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07KPEPTIDES
    • C07K2317/00Immunoglobulins specific features
    • C07K2317/30Immunoglobulins specific features characterized by aspects of specificity or valency
    • C07K2317/34Identification of a linear epitope shorter than 20 amino acid residues or of a conformational epitope defined by amino acid residues

Landscapes

  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • Medicinal Chemistry (AREA)
  • General Health & Medical Sciences (AREA)
  • Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
  • General Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Nuclear Medicine, Radiotherapy & Molecular Imaging (AREA)
  • Veterinary Medicine (AREA)
  • Pharmacology & Pharmacy (AREA)
  • Animal Behavior & Ethology (AREA)
  • Public Health (AREA)
  • Bioinformatics & Cheminformatics (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Diabetes (AREA)
  • Proteomics, Peptides & Aminoacids (AREA)
  • Hematology (AREA)
  • Immunology (AREA)
  • Molecular Biology (AREA)
  • Biochemistry (AREA)
  • Biophysics (AREA)
  • Genetics & Genomics (AREA)
  • Obesity (AREA)
  • Nutrition Science (AREA)
  • Toxicology (AREA)
  • Zoology (AREA)
  • Gastroenterology & Hepatology (AREA)
  • Preparation Of Compounds By Using Micro-Organisms (AREA)
  • Peptides Or Proteins (AREA)
  • Medicines That Contain Protein Lipid Enzymes And Other Medicines (AREA)
  • Medicines Containing Antibodies Or Antigens For Use As Internal Diagnostic Agents (AREA)
  • Micro-Organisms Or Cultivation Processes Thereof (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明はx1■換えDNA技術によって得られるコロニ
ー刺激因子変異体に関する。特に本発明はインターロイ
キン−3変異体に関する。さらに該変異体は1つ以上の
欠失および、または1つ以上の置換を含む。これらの変
異体の医薬的応用はそれらの特異的レセプター結合性お
よびシグナル誘導性に依存している。
歴史的に造血細胞に影啓する因子は軟寒天培地における
骨髄細胞の増殖および、または分化を測定する検定法で
検出された。この活性を示す因子は集約的にコロニー刺
激因子(CSF、エリスロポイエチン)と呼ばれてきた
。最近、部分的には刺激を受ける造血系で分類し得る多
種多様なCSF、エリスロポイエチンが存在することが
分った。
ヒトおよびマウスの系のこれらのたんばく質にはG−C
SF、エリスロポイエチンおよびM−CSF、エリスロ
ポイエチンが含まれる。これらのたんばく質は各々中好
性顆粒球およびマクロファージのコロニーのインビトロ
での生成を刺激する。インターロイキン−2(uIL−
2″)は活性T細胞および活性B細胞の両方の増殖を刺
激するがコロニー刺激因子とは考えられていない。
GM−CSF、エリスロポイエチンおよびインターロイ
キン−3(“IL−3”、また“マルチCSF、エリス
ロポイエチン”としても知られている)はマクロファー
ジおよび酸好性顆粒球の両コロニーの形成を刺激する。
さらにI L3はマスト、巨核球、および純粋および混
合赤芽球のコロニーの形成を刺激する(D、メカルフ(
Metcalf)、“造血性コロニー刺激因子” 19
84、エルセピア版、アムステルダム、およびり、メカ
ルフ(Metcalf)、5cience 299 (
1985)16−22)。
増殖因子誘導の細胞増殖は複雑な過程である。
増殖因子による細胞表面のレセプターへの非常に特異的
な結合につづいて、その複合体はエンドザイ]・−シス
により内部に入り、しばしばそのレセプターのリン酸化
により先行される細胞内応答を誘導するくシブリー(S
ibley) 、等、Ce1l 48(1987)9]
1−922)。これらの細胞内シグナルは特異的遺伝子
転写を起こし、最終的にDNA合成および細胞増殖を引
き起こす。
CSF、エリスロポイエチンは造血性およびリンパ性幹
細胞由来の細胞レヘルの抑制を回復する治療能力を有す
ることからたいへん興味がもたれている。
ヒトIL−,3(hIL−3”)はそのような性質を有
するCSF、エリスロポイエチンである。成熟hlL−
3は133個のアミノ酸からなる。このたんばく質は1
個のジスルフィド結合と2個の潜在的グリコジル化部位
を有している(ヤン(Yang)等、Ce1147  
(1986)  3−10)。それはとりわけ次のよう
な活性を有している。
1、形成する細胞が赤芽球、顆粒球、巨核球、顆粒性マ
クロファージおよびこれらの混合物を含むヒト造血性前
駆細胞によるコロニー形成の刺激、 2、 ヒト急性骨髄性白血病(AML)幼若化によるD
NA合成の刺激。
たんばく質の有用なアゴニスI・およびアンタゴニスト
はその分子の構造−機能関係が理解されれば作り得る。
一般にこの関係はアミノ酸の修飾、置換または欠失によ
り研究される。この方法では該たんばく質の活性に対す
る各アミノ酸の重要性に関する情報が得られる。たんば
く質の重要なドメインは活性部位、金属および共因子結
合部位、レセプター結合部位、ザブユニットの相互作用
に関するアミノ酸および抗原決定基である可能性がある
たんばく質の一次配列が決定されれば上述の特性を調べ
る種々の操作が応用できる。たとえば他の種に由来する
相同たんばく質の一次構造が入手できればこれらの配列
を整列させてみることが可能である。保存されている配
列は特定のアミノ酸の重要性の指標となることがよくあ
る。
既知のアルゴリズムを用いて二次構造を予測することも
できる。たとえば゛ポツプ(tlopp)およびウソズ
(Woods)、prOc、 Natl、Δcad、 
Sci、 USA78 (1981)3824−382
8、ガーニア(Garhier)等、J、 Mol、 
Biol、120 (1978) 97120、ビオラ
(Biou)等、Prot、 Eng、 2  (19
88)185−191、カーメンス(Carmenes
)等、Biochem、 Biopbys、 Res、
 Common、±59 (+989)687−693
゜ もし相同たんばく質問で種間相同性が高くかつ、それら
のうちの1つのiD構造が分っていればごの構造から重
要なアミノ酸が誘導し得る。
−次および、または空間的構造データを用いて突然変異
誘発実験の推測が可能となる。変異たんばく質の発現お
よび生物学的検定におけるこれら変異たんばく質のテス
1〜は特定のアミノ酸の相対的重要性に関する情報を提
供する。
本発明の目的は、好ましくは上述の操作を用いて、天然
のr r、−,3と同程度か、もしくはそれ以上の医薬
的性質を有するI L −3変異体を提供することであ
る。
(関連文献) (ヒトインターロイキン−3) 1984年マウスII−〜3をコードするc DNAク
ローンが単離された(フアツジ(Fung)等、Nat
ure307 (1984)233−237およびヨコ
タ(Yokoja)等、Proc、 Natl、八ca
d、 Sci。
USA 8 ]、  (19B 4.) 1070−1
074)。このcDNAはヒl−D N Aもしくはc
DNAクローンとはハイブリダイズしなかった。したが
ってマウスIL−3(mJJ、−3)ば対するヒI・の
対応部分は存在しないことが推察される。このことはヒ
1−GM−CSF、エリスロポイエチンO巾広い活性に
よっても支持された。1986年テナガザルのcDNA
発現ライブラリーはテナガザ月、IL−3配列を提供し
た。ひきつづきこの配列はヒトゲノムライブラリーに対
するプローブとして使用された。このことはヒトにおけ
るT L −3の存在に関する証拠を提供した(ヤン(
Yang)等、Ce1l  ↓7 (1986)310
)。
一方、ドーザーズ(Dorssers)等(Gene5
5(1,987)1.15−124)は驚くべきことに
m I L−3にハイブダイズするヒ1cDNAライブ
ラリー由来のクローンを発見した。このハイブリダイゼ
ーションはmTL−3とhIT−−−3の3′側非コー
ド領域の高いホモロジーによるものであった。
(修正CSF、エリスロポイエチン(IL−3以外))
ムーネン(Moonen)等(Proc、 Na11.
八cad、 Sci。
U SΔ84  (1987) 4428−4431)
は大腸菌、イースI・および動物の細胞を含むいくつか
の組換え源によるヒトGM−CSF、エリスロポイエチ
ンの生産について述べている。イースI・および動物細
胞由来の部分精製発現産物を脱グリコジル化の効果につ
いて検定した。N結合オリゴ糖の除去でその免疫活性は
4〜8倍増加した。この特異的生物学的活性は慢性骨髄
性白血病(CML)およびヒト骨髄検定において20侑
の増加をみせた。
カラシャンスキー(Kanshansky)等(Pro
c。
Natl、八cad、  Sci、   USA  8
 6  (]  9 8 9)  1213]、217
)は生物学的活性に必要なGM−CSF、エリスロポイ
エチンポリペプチドの領域の決定を試みた。ヒトおよび
マウスのCM−CSF、エリスロポイエチンが各々のコ
ロニー形成検定で交叉反応しないのでその方法は種々の
長さのh−およびmGM−CSF、エリスロポイエチン
のコード領域を含むハイブリッドDNA分子の使用に基
づくものであった。
GM−CSF、エリスロポイエチンの2つの領域が造血
機能に重要であるこ七が分った。これらの領域は構造的
に両親媒性ヘリックスおよびジスルフィド結合ループと
い・う特徴を有している。
ゴー(にough)等、(Eur、 J、 Bioch
em、 169(1987)353−358)はマ、ウ
スGM−CSF、エリスロポイエチンの内部欠失変異体
について述べた。これらの変異体のいずれも生物学的活
性を示さないことが報告された。
クガ(Kuga)等(Biochem、 Biophy
s、 Res。
Commun、159 (1,989) 103 11
1)はヒI−G −CS Fの突然変異誘発について報
告した。
その結果は内部またはC末端領域に変異をもつほとんど
の発現産物はhG−CSF、エリスロポイエチン活性を
有さないことを示した。一方、全部で174個のアミノ
酸のうち、4.5.7、または11個のアミノ酸を欠く
N末端欠失変異体は活性を保持していた。N末端アミノ
酸変異体のうちのいくつかは活性の増加を示した。
ヒトインターロイキン−1(TL−1)の欠失変異体は
使用可能なエンドヌクレアーゼ制限部位および真核細胞
中ての発現を用いて作られる。このポリペプチドのカル
ボキシル末端3分の1は(63個のアミノ酸)活性部位
を含んでいる(−ン4−) (Makino) 等、P
roc、、 Natl、八cad、 Sci。
USA84.(1987)784i7845)。
I L−1αおよび+ 1.−1βに関する最近の研究
は各々140個および147個のアミノ酸が(計153
個のアミノ酸の・うち)完全な生物学的活性に必要であ
ることを示した(モスレー(Mosl、ey)等、Pr
oc、 Natl、Δcad、 Sci、 U S A
 84  (1987)4572 4576)。両末端
における単一のアミノ酸変化は有意な生物学的活性の減
少を引き起こす。しかしl 1.、、−1のレセプター
結合ドメインに関する詳細な情報はこれらの研究から得
られていない。
ヒトインターロイキン−2の活性は両CysS[lおよ
びCys105の除去により著しく聞書されることが示
されたが、3番目のCys残基の欠失はなんの影をも示
さなかった(ワン(Wag)等、5ciencelユ4
 (1984,)]、4.31−1433;コーエン(
にohen)等、5cience 234  (] 9
86)3.1.9−352)、このたんばく質のへリソ
クス構造を乱す全ての置換はその生物学的活性に有意に
減少することが分った。I L−2の潜在的レセプター
結合部位はアミノ酸7残基長のペプチドに割りふられた
。この領域の各アミノ酸置換は著しい影響を与えた(コ
ーエン(Coben)等、」−述;ズラウスギー(Zu
rawski)およびズラウスキー(Zurawski
) 、EMBOJ、 7  (1988)106+−1
069)。さらに変異分析はI L2の種々のドメイン
がIL−2レセプタ一複合体の高および低アフィニティ
ー結合に関係しているごとを明らかにした(ロブ(Ro
bh)等、Proc。
Natl、  八cad、  Sci、USA8 5 
  (198B)  5 6 54、−5658.コリ
ンズ(Collins)等、Proc。
Natl、^cad、 Sci、USA 85  (1
988)  7709−7713>。
一般にCSF、エリスロポイエチンの修正はこれらの分
子の生物学的活性に著しい変化を起こずと結論づげられ
る。たとえばヒl−G −CS Fは内部またはC末端
変異の導入後その活性を失う。ヒ) G −CS Fの
N末端における11個までのアミノ酸の欠失(174個
のアミノ酸中)はその活性に著しい影響を与えない。こ
のことば完全な活性を維持するのに153個のアミノ酸
中少なくとも140個のアミノ酸を必要とするI L 
−1と同しレヘルである。明らかにこれらの分子のうら
の10%以下ならそのアミノ酸を失い得る。
(修正■L−3) クラークルイス(C1ark−Lewis)等(Sci
ence231  (198(i)13m−139)は
合成マウスl L−3類似体の機能分析を行った。彼等
は完全な分子の安定な三次構造が完全な生物学的活性に
必要であると結論した。ジスルフィド結合の役割りに関
する研究は4個のCys残基のうちの2個の八1aによ
る置換(Cys79、Cys”’−Ala79Δ1a1
4Q)は活性の増加を起こすことを示した(クラークル
イス(C1,11(−Lewis)等、Proc、 N
atlAcad、Sci USA85 (1988)7
8977901)。
hlL−3の修正について提唱された文献は少ない。h
 I L−3について実際に行った修正の文献はさらに
少ない。国際特許出願(PCT)W2O810059B
は“天然の゛5er27−r’ro27置換を公開した
。(wo  88100598におけるアミノ酸の番号
は19個のアミノ酸からなる単一ペプチドを含むことに
注意せよ〕。さらにジスルフィド結合を切断するCys
のSerによる置換およびグルコシル化部位、Asn”
Cys35Ser”およびAsn”Ala9°Ser”
 における1個以上のアミノ酸の置換への示唆が与えら
れている。
EP−A−0275598(Wo  8810469]
、)はAla’が欠失しても生物学的活性が保持される
ことを示している。いくつかの変異h I 1.、−3
配列が提供されている。たとえば2個の2重変異体Al
a’−十へsp’、、 Trp+3−”Arg”’  
 (p  GB/  I  +−−302)および八l
a’−^s p +、Met3−Thr3(p G B
 / I LaO2)および1個の3重変異体八Ia’
−=Asp’、Leu 9− Pro 9、Trp13
=Arg13(p G B / I T−303)〔成
Wまたんばく質の第1アミノ酸から始まる番号何番用。
W O88/ 05469は先に述べた脱グリコジル化
変異体がどのようにして得られ、かつA r g 54
Arg”およびArgIORA、gI09Lys110
の変異体がどのようにして得られたか3aCべている(
EP=A0275598と同じ番号付けに変換しである
)。後者はザヮカロミセスセレビシアエ(Saccho
romycescerevisiae)における発現の
際のKEXプロテアゼによるたんばく質分解の回避が示
唆される。
変Wしたたんばく質は公開されていない。前後関係から
イース[・における発現にはグリコジル化およびKEX
2プロテアーゼ活性のみが重要である。
最後にE P−A−0282185は構造的かつ抗原的
に中立な種々の変異体について述べている。これを行う
ため、一連の同意語的アミノ酸置換が示唆された。提案
されたアミノ酸置換ばI L−3分子の構造および荷電
分布を変化させないことを目的とした。実際に行った変
異ばMet2−+I]e2および11cll+−1,e
u131のみである。企まれた中立性が得られたかどう
かは公開されていない。
h I 1.、−3に関するさらに広範な突然変異誘発
実験は今日まで公開されていない。
本発明は2つの新しいクラスの医薬的に興味ある化合物
すなわちhII、−3の欠失変異体および置換変異体を
提供しており、これらばhTL−3と同等の生物学的活
性を有し、またある場合にはアンタゴニスト的性質を有
する。
本発明の1つの特徴は少なくとも2個のアミノ酸欠失を
有するインターロイキン−3の生物学的に活性なポリペ
ブチI” Jfi似体(以後“h I L −3変異体
”または“変異体゛とも呼ぶ)を提供することである。
好ましい変異体はN末端(アミノ酸1〜14)および、
またはC末端(アミノ酸120〜130および、または
130〜133)に1つ以上の欠失を有するものである
本発明のもう1つの特徴は以下の置換のうちの少なくと
も1つを有するh T L −3の置換変異体を公開す
ることである。
八sp”  Glu22 八5p36 Glu”  Asp” Ar g S 4  八r g5 S へs p 46 Glu5゜ Glu”9 G I 1159 Ar、63  八1a64 1u75 1、、ys79 Ar、、94 11;s’In  1.y、、IQQAsplolGl
u”6 へrglO8ArIX+091.ys目0Phe ” 
’Tyr にysI 6 Cy s fl 4 Cys”  Cys” H,ys21  八r g 22 Arg:+6 I、ys41 八rg44 Glu” ^s p S 5 Lys46 or   Arg” lys”  or   ArI!” Lys59 or   Arg59 Gly” or  Pro59 (α−ヘリックス プレーカー) Pro”  Gay” Arg75 or   Gay75 Glu” Pro” Glu98 八5p100Gln H,Vs106 Glu”’へsp”9Glu A] aI + 37 hr I + ’へIa16 Alg” A l a ’ ”  八1a94 また本発明の別の特徴はDNA合成の刺激においてアン
タゴニストにより示されるものより強力なレセプター結
合能を示ずhll、−3の置換変異体を公開することで
ある。より特定するとこれらは単一または二重Cys変
異体である。CysはAhaと置換するのが好ましい(
Cys” =AIa”Cy s I 6 Cy s 8
 ’ →A I a I bへ1a114 )。アンタ
ボニス1−効果を示す別の変異体はGlu50−+Ly
s5°およびLys79−=G]u79である。
上述のポリペプチドは適当に修正したDNA配列の発現
により得られる。これを行うために本発明は適当な発現
ヘクターおよびこれに適合する宿主細胞も提供している
また本発明の別の特徴には医薬的に許容し得るキャリヤ
ーとともに上述のhTL−3の生物学的に活性なペプチ
ド類似体を含む医薬組成物が含まれる。
最後に本発明はアミノ酸29および54の間に存在する
エピトープを指向するモノクローナル抗体を公開してい
る。
これらの特徴は以下の詳細な説明でより明確となろう。
本明細書で使用しているヒl−I l−−3は第1図に
示すアミノ酸(1,−133)に対応している。
天然の変異体も含まれている。さらに翻訳後に修正され
た(たとえばグリコジル化)hlL−3分子もl 1.
、−3で表わされる。化学的または酵素的Qこ修正を受
け、それによってもなおその生物学的活性の少なくとも
一部を保持するI L−3分子は+1、−3誘導体と呼
ばれる。
本明細書で取り扱われているヒl−I L −3の類似
体は1つ以上の欠失または置換により成熟T I−3と
は異なる配列を有する分子を示している。
さらにヒトI L−3はヒト造血前駆体細胞によるコロ
ニー形成を刺激する生物学的活性を特徴とする。形成し
たコロニーには赤芽球、顆粒球、巨核球、顆粒球性マク
ロファージおよびこれらの混合物が含まれる。hIL−
3の生物学的活性(本発明の目的である)しよさらにシ
グナル誘導とレセプター結合の2つに分けることができ
る。
より良い性質を示すhrL−3[似体を用いて我々はこ
の類似体が優れたシグナル誘導/レセプター結合比を有
することを示した。どこが優れているかは目的とする性
質に依存している。たとえばアンタゴニストとじてのよ
り高い結合係数もしくは欠失変異体としての等価または
より大きい生物学的活性などである。またより優れてい
るということはそのポリペプチド類似体が凝集し難くい
ことも意味する。
本目的のためのヒl−I L −3類似体の(生物学的
)活性はヒト急性骨髄幼若化細胞によるDNA合成によ
り測定される。さらに、レセブクー結合アッセイは提供
者の白血球、患者のA M L細胞またはMV4.−1
.1細胞を用いて行なう。
I L −3はレセプター結合およびシグナル誘導の両
方で活性を示す。もしごれらの活性を特定のアミノ酸配
列(連続または不連続を問わず)に帰着させることがで
きるならこれらの結合およびシグナル誘導活性を分離し
得るであろう。したがって特異的I L−3レセプター
アンタゴニストを生産し得る。
これらの目的を達成する第1ステツプとして、hIL−
3の構造−機能関係のしっかりした理解が必要である。
天然の、もしくは天然に変異した+ L−3の性質をこ
のたんばく質に多くの変異を導入することにより修正し
得る。このような修正は本明細書で述べている突然変異
誘発技術を用いてうまく導入され、かつその変異した分
子(hTL−3ミユーテイン)はここで述べられている
発現ヘクターを用いてうまく合成される。構造−機能関
係を決定するため、とりわけ次に示す突然変異誘発技術
が考えられた。
a) あるアミノ酸の異なる機能を有する等立体的残基
による置換、たとえばAsnによるAspの置換。これ
は水素結合性は維持されるが荷電が除去される。
b) あるアミノ酸の機能は等しいが構造が異なる別の
アミノ酸による置換、たとえばAspによるGluの置
換(これによるカルボキシル基の移動は約1人となる)
C) あるアミノ酸の機能の異なる別のアミノ酸による
置換。
d) ジスルフィド結合の感大または除去。
e 欠失変異体の構築。
f ヘリックスブレーカ−の導入(たとえばPro)。
g 挿入変異体の構築。
h グリコジル化変異体の生成。
本発明の]つの特徴、は好ましくはレセプターに高結合
定数で結合してこれをブロックし、そうすることにより
シグナル誘導を阻害する特異的アンタゴニストの開発で
ある。
アンタゴニストとはレセプターに結合し、そうするごと
によりアゴニストの結合を阻害する化学物質である。特
に本発明はこのような阻害効果を有するたんばく質を目
標とする。その特徴の1つとして本発明は少なくとも部
分的なアンタゴニスト効果を有するhlL−3ミユーテ
インを提供している。より特定するとこれらは単一また
は二重Cys変異体である。CysはAlaで置換され
るのが好ましい(Cysl′′−八1a16 Cys” Cys” →Ale”八1aIll )。ア
ンタコ゛ニスト効果を有する別の変異体にはG I u
 50−・1yS5(lおよびL yS ” −G l
 u 79がある。上述の変異体を有効量投与すると生
理的に使用可能なI L−3の結合を阻害し、それによ
りアンタゴニスト活性が示される。
本発明のもう1つの特徴は、天然のh I L−3分子
よりも好ましくは約3〜約25%小さいh l 1.、
−3またはh I L −3様活性を有するたんばく質
を提供することである。さらに実施例で説明されている
ように、特定の欠失を導入するごとに上り分子のどの部
分がレセプター結合およびシグナル誘導に関係している
か決定することができる。
また本発明の別の特徴にはアミノ酸を置換することによ
っても、レセプター結合および、またはシグナル誘導に
重要なアミノ酸を決定し得ることがある。
特に2種類の変異体が作られた。
a) 欠失変異体およびh)置換変異体。これらの変異
体の絹合せは従来法により容易乙こ入手し得ることが理
解されよう。
事実−I−完全なコード領域を含む欠失変異体を作った
。ここで使用している欠失とは最小2つの連続(または
分離している)アミノ酸の欠失を示している。4個以と
のアミノ酸が欠失するごとが望ましい。この欠失は分子
上のどのアミノ酸でも開始し得る(C末端付近を除いて
)。また分子中離れた2個の欠失も可能である(たとえ
ば1個のアミノ酸欠失が2カ所、2個の欠失が2カ所な
ど)。
もっとも好ましい態様の1つではこのたんばく質のN末
端で14個、C末端で18個、計32個のアミノ酸が欠
失している。驚くべきことに発現した欠失変異体たんば
く質全ては特異的I L −3の生物学的活性を示した
がその活性は非常に減少していた。したがってレセプタ
ーに結合するたんばく買上の単一の連続するペプチドド
メインは存在しないと結論できる。
変異体のうちの4個、アミノ酸1〜14を欠くN末端欠
失変異体、アミノ酸120−130を欠くC末端欠失変
異体、それらの二重変異体およびC末端変異体130−
133は天然IL−3分子と同等の生物学的および結合
活性を示した。25個までのアミノ酸(全h l T、
、 −3の約20%)を失ったhfL−3がなおその全
活性を維持していることは驚くべきことである。ジスル
フィド結合の形成乙こ関係するCySI6から考えて、
−15N末端欠失変異体がその全活性を維持しているこ
とが期待される。14.N−末端および18以下C末端
アミノ酸を欠いた二重欠失変異体(第4表、XおよびZ
)はなお全活性を保持している。32個のアミノ酸を欠
いている変異体は天然分子のおよそ25%を失っている
。この二重変異体は全活性を保持し2ていることから一
18C末端変異体も全活性を維持していることが期待さ
れる。
内部欠失のみを有する変異体も作成した。完全に活性を
維持する内部欠失変異体が本発明で示されている。この
変異体はアミノ酸120−130を欠いている(第4表
、939)。もっとそのような変異体を作り得るようだ
。処理の都合上成熟I L −3たんばく質の最初のい
くつかのアミノ酸を保持しておいた方がよい。−14N
末端欠失変異体は完全な活性を保持していることがらN
末端領域の内部欠失変異体もそのような活性を保持して
いることが期待される。欠失を導入する別の領域でばG
1n29−Leu35領域がうまくいっているようだ。
おそら、CLy328→Pro”置換とともに1〜7個
のアミノ酸の欠失が別の内部欠失変異体を提供する。
hIL−3活性が公開された二重変異体またはたんばく
質の一部分(たとえばおよそ25バーセン1へ)を欠く
別の変異体で保持されているという発見は別の潜在的利
点を有している。hIL−3を含む医薬組成物は腹腔内
、静脈または皮下注射で投与し得る。該ポリペプチドを
包み、徐々に該ポリペプチドを放出する生分解ポリマー
からなるハイドロゲルの使用は包み込むペプチド量によ
り制限される。より高い比活性を有するポリペプチドの
欠失変異体を使用することはモル濃度でより多くの活性
物質を一定容積中に包み込め、それにより投与間陥を増
大し、または反復投与を回避できることを意味している
置換変異体はDNAレヘルで特定の変異を導入し、その
コードするたんばく質にアミノ酸置換を導入することで
作られる。これらの置換は該たんばく質の構造または活
性に重要な領域に導入される。このような変異の例にば
Cy、、、+6およびCys84間に存在するジスルフ
ィド結合に影口する変異がある。これらの各システィン
残基(または両残基)をアラニンで置換することにより
この結合は形成されず活性は大きく減少する。3種全て
の可能な変異体が作られ、それらはレセプター結合アッ
セイにおいて比較的高い結合活性(生物学的活性と比較
して)を示す。相対的生物学的活性に対する相対的結合
活性の比が分ったので(第4表)、公開されたI L 
−3類似体を組合せて使用するのが望ましい。さらに1
つ以上の欠失および1つ以上の置換の両方を有するポリ
ペプチドを使用するのが望ましい。
ジスルフィド結合の切断は該たんばく質の3D構造の実
質的変化を起こし、他のアミノ酸置換もこの構造すなわ
ち活性に影響する。
二次構造測定(円二色性)はh I I−−3分子が高
いパーセンテージでα−ヘリックス(20°Cで70%
)を含んでいることを示している。二次構造予測プログ
ラム(たとえばホップ(Hoprl)およびウソズ(W
oods)、Proc、 Natl+ 八cad、 S
ci+ [l5A78 (1,981)3824−38
28、ガーニア(Garnier)等1.鳳Mol+ 
Biol、 ]じ20  (1978)97120、ビ
オラ(Biou)等、Prot、 l’ing、 2 
(1988)1、85− ] 9 ]、カーメンス(C
armenes)等、R4ochem、 Riophy
s、 Res、 Commun+ 159  (198
9)687−693)はα−ヘリックスが以下のアミノ
酸Met” −旧s26 、に 1y 42−八r g
 S 5Leu58−Ghi”  、八Ia”  −L
euoLe[l8711is95.、 tits98−
Leu”’およびH,eu115−Ala”’間に存在
することを示唆している。
α−ヘリックス内の荷電分布およびこれらの荷電がレセ
プターとの相互作用に重要な役割を果たすことが考えら
れることから以下の“ヂャージリバー・す′ル゛置換も
本発明の範囲に入る。
八5p21  に1u22         −)  
   Lys21  Arg22八sp″′°    
           →    八r g 26G 
l 11 ”  八5pas           →
    Lys”’  八r g 44八r r 54
  A r g S 5→G I U S 4  八s
 p 55Asp46→Lys46or  Arg46
Glu”        →Lys5oor  Arg
”Glu50→Lys59or  Arg59Glu5
9→Gly59or  Pro”9(α−ヘリックス 
プレーカー) Δr g 63  八1aIt 4        −
    p ro63  に ) y 64Glu” 
               −)     Arg
75 or   Gly75H,ys79      
         −4     Gly79Δrg”
                 →    Pro
”11is9[+ Lys”’Asp”’   −) 
    Glu”  Asp’80GIn’。
G l u ” 6−→I、 y s + 06八rg
IOfIArgI09Lys110   →    G
lu””八5p109に4u110pheIIQyr+
14         、     へ1alI3Th
r■4欠失および置換側変異体はグリコジル化部位の修
正に使用し得る。従って思いどおりに真核宿主細胞中で
グリコジル化または非グリコジル化ポリペプチドを生産
し得る。
エピトープマツピング実験において、レセプター結合に
関するその分子の露出セグメントがどこに存在するかを
決定するために上述の変異体を使用した。これを行うた
め成熟hlL−3に対するモノクローナル抗体を調製し
た。つづいてこれらの抗体を変異体たんばく質に対する
ウェスタンブロッティング実験で用いた。最後に1つの
抗原フラグメントが検出し得た。
本発明の新しいhIL−3変異体は部位指定突然変異誘
発により簡便に調製されるが、当分野で知られている他
の多くの技術もたんばく質を修正するのに用いられる。
微生物をトランスボームし得、目的とするhrl、、−
3変異体をコードする変異DNA配列を発現し得る適当
なヘクターには発現調節領域およびターミネータ−領域
に結合する成μ1hTL−3コード配列由来の前記変異
配列を含む発現へクタが含まれる。これらの領域は宿主
細胞として使用される原核性または真核性細胞に依存し
て選ばれる。宿主株としてδコ大腸菌またはバチルス(
Baci ] Ius)を使用することが好ましい。し
かし、菌類、イースト細胞および組織培養細胞も使用さ
れる(EP〜A −0275598参照)。
大腸菌用の発現ベクターに03各々1、ac Zブロモ
−ターを含むpGB/TL−336およびpGB/ I
 L、 −339が含まれ、バチルス用にはα−アミラ
ーゼプロモーターおよびシグナルペプチドを含むpGB
/■T−−322およびその誘導体が含まれる。バチル
スにおける発現用のその他の適当なベクターには、たと
えばHpa Hブロモ−クー含有ベクターおよびその誘
導体がある。これらのベクターおよびその他のベクター
は全てEP−A0275598およびEP A9020
0624.6 (以下の優先権、1989年3月15日
登録のE P A 89200660.2および198
9年7月25日登録のIEP八Bへ201.967.0
に基づき1990年3月15日登録された)。
宿主細胞からたんばく質を分泌し得る発現構築物を使用
するのが便利である。これはたとえばバチルス構築物で
行なわれろ。大腸菌で例示される内容物からの単離も可
能である。
発現後前られるポリペプチドの精製は使用される宿主細
胞および発現構築に依存する。一般にh I I−−3
ミユーテインの精製は天然のh I T−3の精製と同
し方法で行ない得る。高精製hlL3ミューティンを得
るために以下のヌテ・ノブが用いられる;疎水性相互作
用クロマトグラフィそれにつづくアニオン交換クロマト
グラフィーおよび場合によってはそれにつづくゲル濾過
。またこれらの精製ステップのうちのわずか1つか2つ
を用いるだけで十分である(hIL−3、発明の詳細な
説明は以下の優先権; 1989年3月15日登録のE
 P A39200660.2および1989年7月2
5日登録のEP A39201967.0に基づく、1
990年3月15日登録のE P A 9020062
4.6に公開されている)。
簡単に云うと、第1ステツプとして大腸菌中での発現後
該たんばく質を含む内容物を単離する。
8M尿素中での超音波処理後このたんばく質をさらにア
ニオン交換クロマトグラフィーで精製する。
尿素の除去後、濾過除菌によりたんばく質を入手し、ひ
きつづき生物学的および生化学的特性を調べた。
ポリペプチドの分泌を伴う宿主株としてバチルスを使用
すると疎水相互作用およびアニオン交換クロマトグラフ
ィー後に非常に純粋なポリペプチドが得られる。さらに
荷電が変化した変異体が異なる物理的性質を示し、特に
実施例で使用したものとは異なる溶出条件やカラム物質
を必要とすることは明らかである。
精製したミューティンは医薬的に許容し得る無毒キャリ
ヤーと合せて医薬組成物に成型することができる。先に
述べたようにこのような組成物は特に溶液またはサスペ
ンションの形で非経口(皮下、筋肉または静脈)投与用
に調製される。この組成物は単一投与型で投与するのが
便利であり、たとえば1970年、Pa、イースト細胞
、マソク出版社“レミントン医薬科学パに述べられてい
る医薬技術分野知られている方法で調製することができ
る。非経口投与用の成型には一般的賦型剤、無菌水また
は生理食塩水、ポリエチレングリコールなどのポリアル
キレングリコール、植物油、ハロゲン化ナフタレン類な
どが使用される。
本発明の物質は医薬中唯−の活性成分として用いられる
ことも、他の活性成分と合せて使われることもある。別
の活性成分はたとえば適当なヘマI・ボイエチン、CS
F、エリスロポイエチンおよびインターロイキンから選
択し得る。これらにはGM−CSF、エリスロポイエチ
ン、、CSF、エリスロポイエチン1、G−CSF、エ
リスロポイエチン、M−CSF、エリスロポイエチン、
エリスロボイエチン、TI、−1α、T I−−1β、
T L −2、I L4〜I L −8および腫瘍壊死
因子が含まれる。
本発明のh I L −3類似体の生物学的活性および
能力を検定するには多くのテストが使用可能である。た
とえばたんばく質がヒト造血前駆細胞によるコロニー形
成を刺激するかどうかを見るための当分野でよく知られ
ている技術を用いこの’R4Q1体をテストし得る。形
成したコロニーには赤芽球、顆粒球および顆粒球性マク
ロファージが含まれる。
それとは別にヒト急性骨髄性白血病(AML)幼若化に
よるDNA合成を刺激する本類似体の能力は標識化デミ
ジン取込みなどで示されるように活性の指標として用い
られる。
本発明で提供されるヒl−I L−3の生物学的に活性
なポリペプチド類似体は治療と診断の両方に使用し得る
。治療的使用には悪性および非悪性の病気の治療および
予防が含まれる。提供される変異体の特性によりその応
用が改善された。
その用途には、 感染による血球減少症および、または免疫抑制化学療法
および、または照射による血球減少症、骨折および骨多
孔症などの骨の障害 −静的麻酔操作による免疫不全、 骨髄移植後の回復 感染の予防や(j随する治療の補助 本発明を以下の非制限的実施例で説明する。
実施例 1 (発現ヘクターの構築) (pGB/IL−336の構築) 成熟ヒl−T L −3に非常に似たポリペプチドを生
成するため、5′側非翻訳配列およびシグナルペプチド
コード配列を欠く構築物を作った。
p L H1のrL−3cDNA挿入物(EP−A02
75598参照)をll1nclTおよびl1indn
[で切断し、成熟IL−3のN末端14アミノ酸を含む
合成オリゴヌクレオチド(Sai  I−突出/平滑、
419/420、第1表)にライゲーションし、Sal
  111indlI[消化pTZ18R(ファルマシ
ア社)に挿入した。配列の確認役完全な挿入物をたんば
く質生産用のpUC8に移行しプラスミドpGB/T 
L −335を作った。直接的シーケンシングおよび突
然変異誘発を行なうため、f1複製オリジンをもつプラ
スミドrlTZ18RのPvu  IフラグメンI・を
pucsの相当するPvu  Iフラグメントとの置換
に用いた。この細菌用発現プラスミドp G B / 
I L −336ば分子量16.384ダルトンと計算
される145個のアミノ酸からなる融合たんばく質を生
ずる(第1図)。
(r+GB/+L−339の構築) 潜在的に興味ある変異体をハヂルス(Bacillus
)発現ヘクターに効率的に移行させるために別の発現プ
ラスミドを構築したく以下参照)。この目的のためp 
GB/  I L −336をHpa  Tおよびl1
indlllで消化し■L−30DNAの3′末端部分
のほとんどを除去した。突出末端を平滑化し、つづいて
対応するI L−3配列(ntl 37−497)およ
びプラスミドp G B / I L−337由来のB
、リチェニホルミス(I icheniformis)
アルファアミラーゼターミネーターを含む平滑末端フラ
グメントをそれにライゲーションし、プラスミドpGB
/IL−338を作った。pGB/IL337は合成オ
リゴヌクレオチドを用い、cDNA中のI L−3停止
コドンとアルファーアミラーゼターミネータ−との間の
アルファ−アミラーセ構造配列と3′非コードIL−3
cDNAのループアウトによりpG13/■L−324
(参考として本明細書で引用しているヨーロッパ特許出
願m 892019670に公開されている)から構築
した(第1表、944参照)。またこのオリゴヌクレオ
チドはIL−3停止コドンの直く下流にXh。
■部位を導入する。プラスミドpGB/IL338をB
am HIおよびHinc IIで消化し、ポリリンカ
ーの一部および5′末端I L −3配列をリン酸化合
成オリゴヌクレオチド1055/1056 (第1表)
で置換しプラスミドpGB/+ L−339を生成した
。したがってわずかに修正した異質シグナルペプチドコ
ード配列をもつI L −3遺伝子が再構築された。こ
こで分子量16541ダルトンと計算される148aa
からなる融合たんばく質が合成された(第2図)。pG
B/IL、−339のDNA配列を確認しこれが正しい
ことが分った。発現した融合たんばく質の生物学的活性
は変化していないことが分った。
別の大腸菌発現ヘクターpGB/l1−−340を構築
した。そのffacZプロモーターは下流にアミラーゼ
ターミネータ−をもつ成熟IL−3と精密に融合するバ
チルス(Bacillus)アルファーアミラーゼシグ
ナルペプチドをコードする配列の直前に位置している。
またバチルス(Bacillus)発現ヘクターの構築
用の中間体としても使用されるこのプラスミドは先に述
べた全ての配列を含むp C; +3 / l L −
337由来のNdeI−KpnIフラグメントをNde
I−Kpn■切断大腸菌ヘクターpTZ18RNに導入
することにより構築した。
pTZI8RNは1facZATZ開始コドンの直く上
流をオリゴヌクレオチド731 (第1表参照)を用い
Nde  T部位が導入されたpTZ18R(ファルマ
シア)である。pGB/T L−340は大腸菌におい
てl L −3を非常に大量に生産する。
(実施例 2) (欠失および置換変異体の構築) キュンケル(Kunkel)等(1987) 、Met
hEnzymol、 154 367−382 )によ
り開発された操作に従かい合成オリゴヌクレオチド(第
1表および第2表)を用いてインビトロ突然変異誘発を
行った。大腸菌CJ236 (バイオラド社)へのpG
B/IL−336またはp G B / T L〜33
9DNAのトランスホーメーションおよびM13KO7
(ファルマシア)へルバーファージヲ用いたスーパーイ
ンフェクションにより一本鎖テンブレー) D N A
を調製した。標準法に従かいファージDNAを調製し、
0.6%低融点アガロースによる分画でヘルパーファー
ジ5sDNAを除去した。切り出したバンドを融解しフ
ェノールで抽出した。ブタノール?農縮およびエタノー
ル沈殿によりpGB/ll−−336またはpGB/I
L339ssDNAを回収し、シーケンシング反応にお
けるブライマー依存DNA合成をテストした。
精製したpGB/IL−336またはpGB/I L 
−339ssDNA (±10100nを65℃でリン
酸化したプライマー20ngとアニールし、ゆっくり室
温まで冷却した。相補鎖の合成は1〜2μgの遺伝子3
またんばく質、4ユニ、7 )のT4DNAポリメラー
ゼおよび2.5ユニツトのT0n N A Uガーゼを
用いて行った。反応は0°C15分間、20°C210
分間および37℃、90分間で行った。完結後、反応混
合物の3分の1を融解したコンピテント(ハナハン(H
anahan)、D。
(1,985)  “DNAクローニング”  (D、
 M。
グローバー (Glover) 編) 、第1巻、T 
RI−プレス版、ワシントン)JMl、09細胞と混合
し、ブレーティングした。個々にピンクアンプしたコロ
ニーを液体培地への接種に用い、その細胞にMl 3K
O7ヘルバーフアージをスーパーインフェクトシて5s
DNAを生成させた。このクローンの配列をM13リバ
ースシーケンシングプライマと2個のT L−3配列特
異的プライマー(第1表、823;nt118〜137
および824;nt26m−280)を用いて確めた。
重システィン変異体(9045)を変異体I L −3
遺伝子904および905を持つプラスミドの対応する
Bst B I−BamHTフラグメントのライゲーシ
ョンにより構築した。同様に組合せ変異体XおよびZは
5′欠失を含むフラグメンI〜と3′欠失を含むフラグ
メントのライゲーションにより構築した。生成したり1
コーンは制限酵素分析および配列分析でチエツクした。
変異体9329はHpa  IおよびBam HI消化
およびオリゴヌクレオチド]、 424. / 142
5とのライゲーションにより939から誘導した。クロ
ンをまず1lpa  1部位の消失で確認し、ついで正
しいDNA配列を確認した。
全てのl・ランスポーマントからプラスミドDNAを単
離し、親IL〜3構築物の潜在的混入を排除するためJ
MI09細胞へ2回のトランスホーメーションを行った
。配列の確認後これらのクローンをたんばく質生産に使
用した。
ここで述べているいくつかの変異体(a11,933お
よび9329)をpGB/IL−34,0に導入した。
これはpGB/Tl−−339由来の変異体のPst 
 T −Xho  TフラグメンI・をPst  I 
−Xho  1切断pGB/IL−340にライゲーシ
ョンすることによって行った。これによりプラスミドp
GB/TL−340/811、p G B / T T
−340/933およびp G B / I T−−3
40/9329ができた。I L −3ミユーテイン用
のハチルス(Baci l 1us)発現ヘククーはp
 G B / T T−。
322I’st  I−tlindIIlフラグメント
(アルファアミラーゼシグナルペプチドの一部、完全な
成!2!!IL−3cDNA配列およびアミラーゼター
ミネータ−を含む)をpGB/IL−340変異体誘導
体のPst  T−11indlIIフラグメン1〜(
アルファアミラーゼシグナルペプチ1ξ、変異体IL−
3c l) N A配列およびアルファアミラーゼクー
ミネーターを含む)と交換することにより構築した。
ミューティン811.933および9329用のバチル
ス(Racillus)発現ヘクターを各々pGB/I
L−322/811、pGB/II−−−322/93
3およびp G B / I 1.−−−322 / 
9329と命名した。
他の変異体(アミノ酸130〜133を欠く1455)
はオリゴヌクレオチド1455  (第1表)を用いた
ループアウト突然変異誘発によりpGB/IL−340
で直接構築し、プラスミドp G B / I I−−
340/ 1455と命名した。つづいて、この変異体
配列を変異体811.933および9329について述
べた方法と同様にp G B / I L −322に
移行し、プラスミドpGB/II−−−341を作った
第 ] 表 突然変異誘発オリゴヌクレオチド CCTTGMGACAAGCTGGGTTAACCCA
GCTTGTCTTCM              
  TGGGAGCGCAGGAAACACATATG
ACCATGATTTGAGCCTCGCGATCTT
TTGACTCGAGTAGAAGAGCAGAGAG
GACGGGATCCTCTGCAGCAGCGGCG
GCTCCCATGACCCAGACAACGCCCT
TGMG−1424GATCCTCTGCAGCAGC
GGCG1425   CGCCGCTGCTGCAG
AG1455   CTCAACAGACGACTTT
GAGCTGACTCGAGTAGAAGAGCAGA
GはIL 3Ifi伝子にちける欠失に隣り合うヌクレメチドを示
している。
第 表 置換突然変異誘発用のオリゴヌクレオチド(実施例 3
) (大腸菌またはバチルスからのIL−3ミユーテインの
精製) 大腸菌JM109培養物(100)に(変異体)IL−
3クローンの新鮮な一晩培養物0,5を接種し55[]
nmにおけるOD値が0.4〜0.6に到達するまで3
7°Cで増殖した。プラスミド指定たんばく質の合成は
1mMのIPTG(ファルマシア社)の添加で誘導した
。さらに3〜16時間培養したのち、遠心によって細胞
を収集し、凍結保存した。
10 のTB(10mM)リス−HCA、pH8:1m
M  EDTA)に細菌を懸濁し、さらにリゾチーl、
(0,025%−5001!g/)を加えた。
室’/FAで30分間インキュベーションした後、Mg
(12とDNaseを各々最終濃度10mMおよび20
μg/ となるように添加した。37°Cで15分間イ
ンキュベーションした後、トライーン20 (0,2%
) 、DTT (2mM)およびPMSF(0,1mM
)を添加した。このサスペンションを氷上で冷却してか
ら激しく超音波処理した(35秒2回)。このホモジネ
ートを4℃の遠心(ヘンクマンJ S 13.10−タ
ー、]、0000 rpm 、15000Xg、30分
間)により清澄化し、上清を廃棄した。
超音波を用いてこのペレットをバッファTPD(50m
Ml−リス−HCβ、pH8; 0.1 mMPMSF
および2 m M  D T T )中55%スクロー
ス溶液4Gご再懸濁し、生物学的活性の直接検定用にベ
レット化し尿素中で可溶化するか、またはWo  88
100598で述べられているように不連続スクロース
勾配(TPDバッファ中7中筋5%び60%スクロース
各2 )上に重層した。
25°c、 200,000 x g (ツルパルTH
6411:l−ターで3500Orpm) 、2時間の
遠心後、IL−3たんばく質を含む内容物を75%スク
ロース層から回収した。
少なくとも4倍希釈後、25000X g (ヘソクマ
ン、J S 1.3.1. +コーター1300Orp
m 、30分間)でベレット化し、50mMトリス−H
Cff 、 pl+8.’9、および2mM  DTT
を含む8M尿素溶液5 中で超音波処理し、−晩4°C
で放置した。つづいてそのfq澄化溶液を8M尿素、5
 m M t・リスH(1!pl+8.9および1mM
 DTTハソファで平衡化した3 のDBAE−セファ
ロースファーストフローカラム(ファルマシア社)に通
した。
l L −3たん白質はごのカラムに結合するので同バ
ッファ中75mM  NaC6で段階的に溶出した。
溶出たんばく質を数部の10mMトリス−HCβpH8
,0および1mM  DTTバッファに対して透析し、
1%ウシ血清アルブミンを含む10倍濃度のRPM+細
胞培養培地を添加して等張化した。
このフィルター除菌溶液を生化学的、および生物学的特
性を調べるのに用いた。
バチルス(Bac i l I us)から生産された
変異体たんぽ(質811.933.1455.9329
、XおよびZは培養培地中に放出されたが住物学的活性
をテストするのにこのような精製操作は必要としなかっ
た。それゆえ、清澄化上清(1リツトル)(5mM  
EDTA、1mM  PMSFおよび1M硫酸アンモニ
ウムに調整)を10mM)リス−HC7! (pH7,
0)ハソファ中1M硫酸アンモニウムで平衡化した15
〜20 のフラクトゲル”I” SKブチル650(C
)カラム(メルク社製)に通した。結合したI L −
3たんばく質を10mMトリス−H(12ハソフアで?
岩田し、つづいて]、00mM1リス−HCE  (p
H8,0> バッファで平衡化した1、5 のDEAE
−セファロースファーストフローカラムに通した。流出
物を集め、70%硫酸アンモニウムとなるように調整し
てIL3たんばく質を濃縮した。沈殴を10000 r
pm(JS−130−ター)での遠心により集め、溶解
21t 1.0 m M )リス−HCn  (pH8
,0) 、1mMDTTバッファに対して透析した。
元の細菌培養物25〜100μβに相当するサンプルを
0.75X75X100mm(バイオラド、ミニプロテ
ーンn)]、33.5%5DS−ポリアクリルアミドゲ
ルアクリル/ビスアクリル−29/1)で分析した。た
んばく質はコマージブリリアントブルG250染色また
は免疫学的方法により観測した。第4図は大腸菌で発現
した精製ミューティンの例である。
変異体pGB/IL−339由来のIL−3たんぽ(質
の大腸菌における発現は一般にpGB/IL−316発
現ベクター由来の同変異体よりも多い。使用した精製操
作は完全に純粋なrL−3たんばく質を調製するよう考
えられてはいない。
一般にSDSゲルで若干高分子側の混入物が観察された
。染色したSDSゲルのデンシトメータースキャンニン
グを用いIL−3たんぽ(質の量を測定した。場合によ
っては透析後相当のたんばく質の損失があるが、一般に
全回収量は“精製”IL−3たんば←質0.1〜1■で
あった。例外は変異体811および933であり、これ
らはいずれの大腸菌発現ヘクターでも融合たんばく質の
生産は起こらなかった。ノーザン分析はI L −3特
異的RNAが大腸菌において大きく減少していることを
示した一方、プラスミドDNA含量に有意の差は観察さ
れなかった。この結果はおそらく真核性IL−3cDN
A配列中に導入された欠失によりrr+RIAの安定性
が減少したことを示している。
ミューティン811および933合成の簡便な方法はバ
チルスリチェニホルミス(Bacillusliche
niformis)における発現である。生産されるた
んばく質量は9329や1455など他のミューティン
を合成するバチルス(Racillus) 株により生
産されるたんばく質量と比較して非常乙こ少ないがここ
で述べている生物学的アッセイを行なうのに十分な量の
ミューティン811および933を部分的に精製するに
は十分である。
(実施例 4) (I L −3ミユーテインの免疫学的特徴)ポリクロ
ーナルおよびモノクローナル抗血清の調製法はwo  
88104691に説明されている。
I+、−3ミ1−ティンの免疫学的検出のためゲル分画
化たんばく質(実施例3参照)は連続的バッファシステ
ム(39mMグリシン、48mMトリス、0.0375
%5DSand20%メクノル)を用いたセミトライブ
ロッティングシステム(ツバプロット、ファルマシア/
LKB)  (1,2mA/cIA、 90m1n )
によりニトロセルロース(0,2μrn、シュレイチャ
ーアンドシュニル社B△83)に(多行させた。つづい
てこのニトロセルロースフィルターを空気乾燥し、3%
ウシ血清アルブミン(BSA、シグマ社)溶液<10m
Mトリス−HCl、pH7,6; 350 rn’vI
  NaC11!;0.1%PMSFおよびO,1%ア
ジ化す1〜リウム)中で前処理した後、RIAバッファ
(10mMt−リス/HCI、pl+7.6 ; 15
0mM  NaCe ; 1%トリト:/X−+00;
0.1%SDS;0.5%デオキシコール酸すI・リウ
ム;0.1 rnM  PMS Fおよび0.3%BS
A)中ヒl−T I−−3(MCAAl、A4、A5、
A8、A18の10−4希釈物)を指向するポリクロー
ナル(10−3希釈)またはモノクローナル(実験の目
的に依存)抗体と4〜16時間インキュベートシた。免
疫学的複合体は業者の説明書に従いビオチン化抗ウサギ
または抗マウスIg、ストレプトアビジン−ビオチン化
ホースラデイツシュパーオキシダーゼ(アマ−シャムイ
ンターナショナル、アマ−ジャム、UK)−Aよび4−
クロロ−1−ナフトール(ギブコーBl?Lを用いて観
察した。別に抗血清インキュベーションを0.05%ト
ウィーン20を含むトリス緩衝沼中で行った。アルカリ
ホスファターゼ結合抗マウスIg複合体は標準的方法(
プロメガ社)で観呻した。
ウェスタンブロッティング実験における特異がモノクロ
ーナル抗体とhlL−3ミユーテインの相互作用を示す
データを第3表に示しまた。
第 表 IL〜3/MCAデータの言平価 八18 一一二反応観測されず。
第3表に示した結果の解析から、ゲル精製した変性たん
ばく質に対する大部分のモノクローナル抗体は成:!7
q I L −3ポリペプチドの残基30と50との間
に存在するエピトープを指向する。これらのエピトープ
はほとんどが線型ポリペプチド鎖であり、不連続エピト
−プの唯一の例(13)が同定された。最も大きいグル
ープは933変異体を同定し得るが811変異体とは反
応しない。
したがって、このエピト−プば残基37と50の間に存
在するはずである。この領域は、β−ターンとα−ヘリ
ックスを含むと推定される(DNΔS■Sソフトウェア
)非常に親水的領域であることが分っており、ホップ(
l(opp)およびウッド(Wood)のアルゴリズム
を用いて抗原決定基であると提唱されている。第2グル
ープの抗体は変異体933(9個のアミノ酸を欠く)と
は反応しないという特徴をもつ。この疎水的なプロリン
リッチコイル領域は主要な抗原部位ではないと予習、さ
れている。
ごれらのエピトープのより詳細な位置は腹水モツクロー
ナルと以下の置換変異体;^sp″6−Arg、GIL
143八sp →L y s 43へrgおよびAsp
” →Argとの反応により決められる。
一重ザンドイソチE L I S Aによる腹水モノク
ローナルの特徴としてA1およびA5またはA8、およ
びA5,1−?よびA18間には干渉がないことが明ら
かになった。競合ELISAは、A1およびA18、A
5およびA8、およびA8およびA18の間の交差競合
が存在することを示した。
A4とは交差競合は観察されなかった。これらのデータ
はイムノブロッティング実験と一致している。さらに腹
水抗体は哺乳類、細菌類、イース)・培養物由来のh 
I L、 −3とグリコジル化状態とは無関係反応する
ことが分った。
これらの免疫学的テストの情報を合せるとエピトープは
以下のように特定し得る。
A1およびA 1.8はアミノ酸2つと37の間に存在
するエピトープを指向する。さらに36D−R変異体か
らA18エビL−プはAIエピトープよりもいくぶんC
末端側に位置すると結論し得る。
A5はアミノ酸45と54の間に存在するエピトープを
指向する。
A8はアミノ酸36と47の間に存在するエピトープを
指向する。
(実施例 5) (I+、、−3ミユーテインの生物学的特徴)A M 
1.−  D N A合成はヒトAML 193細胞で
テストした。ヒトAML 193細胞(A’FCC:C
RL−9589)を0.1%BSA (ベーリンガ−Δ
G、マーハーグ)、10μg/ インシュリン(オルガ
ノン)およびトランスフェリン、Q、 1mM  β−
メルカプトエタノールおよび10〜20ユニツトのヒト
■L−3を含む無血清培地(SFM)Cアイコブ修正ダ
ルヘソコ培地(キブコ13RL))中に維持した。
IL、−3(変異体)調製物を96穴丸底プレト内でS
FMで希釈した(50μ+り。洗浄細胞(50pi  
SFM中1〜2X10’個)を加え、6日間培養した。
20μII!  SFM中の3H−チミジン(0,1μ
Ci 、2μCi /mmo6)を加えた後16時間後
に細胞を収穫した。I L−3活性の1ユニツトは、こ
のアッセイ中最高のDNA合成量の50%を与えるのに
必要な量と定義される。
レファレンスl L、 −3調製物の場合、たんばん質
■当り2X106〜2X107ユニツトの比活性を示す
。一般にミューティンの生物学的活性はこのレファレン
ス調製物と比較される。
第4図はミューティン812をバチルス(Bacill
us)において発現したレファレンスIL−3と比較す
るA M L増殖アッセイの例を示している。
このグラフはミューティン812が未修正IL−3に比
べ4桁も低い活性を有していることを示している。しか
し、このミューティンでもなおA M L細胞を刺激で
き、最高活性にまで刺激するのにわずかに多いたんばん
質量が必要なだけである。
精製した組換えhlL−3を用いてIL−3レセプク一
結合アッセイを行った(El”−A0275598およ
びE P −A−90200624,6参照)。
+ 1.−3はポルトン−ハンター試薬で放射能ラベル
した(ハデル(Budel)等、旧ood 、 74 
(1989)565−571)、その比活性はIL−3
B当り80000cpmと見積もられた。標的としては
提供者の白血球、患者のAML細胞、またはMV4−1
1(ATCC; CRL−9591>細胞を用いた。
細胞をハンクス平衡塩溶液で洗い、1%BSAを含むア
ルファーMEMに懸濁した。通常3〜l0X10’個の
細胞を200−300pMの放射能ラヘル化I L、 
−3および種々の濃度の非ラベル化変異体たんばん質と
計200μ!−溶液中37゛Cで1時間インキュベート
した。細胞結合ラベル化I L −3をエソベンドルフ
チューフ中ウシ血清0.5  のクツションを通し、4
℃、1000×g、10分間で遠心した(へチル(Bu
del)等、1989)。このチューブを液体窒素中で
凍らせ、バ・7カードガンマカウンター中での計数のた
め先端を切り落した。競合結合はレファレンス調製物に
対して測定した。第5図はI L −3レセプタ一結合
実験の例を示している。患者A M L幼若化細胞に対
する放射能ラヘル化I L −3結合は非ラベル化I 
L3たんぱん質(レファレンス調製物)と競合させた。
標的細胞上には少数のレセプターしかないため(200
以下)競合データはほとんど一部の変化をみせた。
特定の欠失および置換変異体に関する上述のアッセイの
結果を第4表に示す。この結果の一部は第6図にグラフ
で示した。
これから分るように両発現プラスミl” p G B 
/IL−336およびpGB/IL−339由来のI 
L−3融合たんばん質は生物学的活性は同一であるがp
GB/IL−322中の全IL−3cDNAの発現に由
来するB、リチェニホルミス(licheniform
is)レファレンス調製物とは有意に違わなかった( 
E P A39201967、O参照)。大腸菌融合た
んばん質における異種のリーダーペプチドにより生物学
的活性にネガティブな効果が引き起こさハ、ないことは
明白である。はとんどのI l−3欠失変異体は生物学
的活性が有意乙こ減少している。アミノ酸50と105
の間の欠失は比活性の[000倍以上の減少をもたらず
。しかし、全ての場合に生物学的活性の残存が検出され
た。このことはハイオアソセイの感度およびたんばくv
調製物における毒性成分の不在を示している。生物学的
活性の完全な回収は欠失変異体932(114)および
939 (12(1−130)について観察され、これ
らに相当する二重変異体9329およびC末端変異体に
ついても観察された。欠失したNおよびC末端配列は明
らかにレセプターへの結合またはこの分子の適正な折り
たたみ構造には関係しない。一方、システィン残基の単
一置換(変異体904および905)は生物学的活性が
5000倍も減少する。同様の効果は二重システィン変
異体(9045)でも見られ、このことはS−8結合が
天然のrL−3分子における安定化に重要な役割を果し
ていることを示している。
上のセクションで述べた大腸菌中で発現したミューティ
ンは全て融合たんばん質である。余分なN末端アミノ酸
が欠失したI L −3特異的アミノ酸の損失の補償に
必要ないという証拠を得るため、pGB/IL−322
/9329を構築し、Bリチェニホルミス(Iiche
niformis)で発現させた。
この構築物はN末端に余分なアミノ酸を含まない1−1
4/120−1301L−3ミユーテインを生した。こ
のミューティンの活性は野生型の分子と同等であり、こ
のことは残存する108個のアミノ酸のみがT L〜3
活性に効いていることを示している。
はとんどの変異体IL3たんぱん質のレセプター活性を
測定した。この結合実験では標的細胞上のレセプター数
が少ないことから詳細なレセプター結合活性の比較はで
きない。しかし、一般に生物学的活性とレセプター結合
にはよい相関関係が成り立つ(第4表)。はとんどの変
異体■L3たんばん質に関し、相対的結合と生物学的活
性の比はほぼ1である。ミューティン1483.148
8.904および9045ばかなり高い比を示した(第
4表および第6図)。このことは潜在的アンタゴニスト
活性を示している。このことはこれらの分子がI L、
 −3の部分的アンタボニストと見なし得ることを意味
している。さらに実験していくと、これらのミューティ
ンは天然のI L3と同じ結合能を有しているが、その
活性は104倍も低いことが分った。これらの分子はI
L−3の真のアンタゴニストと云える。本発明で述べて
いる方法はこのような分子を得る方法を提供する。
第 表 !L−3変異体の生物学的活性 8月社 3]−49 4,8XIO−$ 1.6(υ、5 3.2) 】)成熟ヒトJ L −3のアミノ酸番号間の欠失を示
している。アミノ酸の置換は一文字コードで示と7であ
る。
2)中間の比生物活性はレファレンスI l−−3調製
物七の比較で表わさ力、でいる。
3)アンクゴニスト能は相対的レセプター結合実験を相
対的生物学的活性で割った値で表わされる。その範囲は
カッコに示した。
水 内容物はスクロース溶液からベレット化し尿素で可
溶化した。ミューティンを培地で希釈し、その生物学的
活性を測定した。レセプター結合実験は1度行った。
# 変異体たんばん質をバチルス(Bacillus)
中で発現させた。これはリーダーポリペプチド配列を欠
いている。
3 −、i−ティンのたんばん質濃度はデンシトメータ
ースキャンニングには低くずぎるのでゲルおよびウェス
タンプロットから見積った。
N、C特定のミューティン調製物に関して競合は観察さ
れない。
本明細書にjzNべた全ての出版物(特許および出顎を
含む)は本発明が属する分野の専門家のレベルで示しで
ある。全ての出版物は各々の出版物が個々に参考として
引用されているのと同じ程度に参考として引用されてい
る。
本発明についてその理解のため説明あるいは実施例によ
り詳細に説明してきたが、当業者にとって請求の範囲を
逸脱することなしに多くの変化および修正が可能である
ことは明白であろう。
【図面の簡単な説明】
第1図はpGB/IL−336の融合たんばん質挿入物
のヌクレオチド配列および翻訳されたアミノ酸配列を示
している。下段の文字で示したアミノ酸は非I L −
3アミノ酸であり、I L3たんぱん質の配ダ1襲;1
AIa Iから開始している。 第2図はpGB/IL−339を得るために導入された
5′側および3′側の配列変化を示している。第1図と
同様に下段文字のアミノ酸は非IL−3のアミノ酸を示
しており、成熟IL3たんぱん質の配列はAla  l
から開始している。 第3図は以下の19個の変異体(各々レーン1〜19)
pcB/I L−336、p G B / I l−3
39,932,810,934,812,935,81
3,936,820,937,821,938,822
,939,9329,904,905,9045および
ファルマシア変異は第4表に示しである。 第4図はIL、−3(*)およびIL−3変異体821
 (・)に関するA M I−増殖アソセイを示してい
る。 第5図はI L、 −3−レセプター結合実験を示して
いる。放射能ラベル化I L −3の患者AML幼若化
紺胞への結合を非ラベル化I L 3たんぱん質(レフ
ァレンス調製物)と競合させた。本実験tこおける非特
異的(下捧)および総結合最大値(上控)のレベルを示
しである(実施例5参照)。 第6囲は相対的生物学的活性(内棒)と相対的結合活性
(黒捧)に関して選択した変異体113たんぱん質を比
較している。 レファレンスIL 3調製物に対する活性の割合いが示されている(第4表
) Figuユ ACC TT AG T CGG AG GC’1 A :e ^ CCT CGG CGG ACT TT 八AA CT( ACA ATG ACA ACA AAA 八AA lJ TT ACC CGG GAT TA 八AC T l −15met thr met  ile thr  
asn  5ell  ATG ACCATG ATT
 ACG  AAT  TC(ATG CGG ATG TT ACA ATG AG CCT TG CGG TT ATG ACC ACA AG ;  GTT  CCT  AGG  GAT  GT
G  TGA  GAA  TAA  ACT  52
8〜 AAA AAAAA AAA AAA AAAAA AAG ACA igure =  arg :  CGG

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、成熟ヒトインターロイキン−3分子と比較して少な
    くとも2個のアミノ酸の欠失を含み、かつその性質が改
    良されたヒトインターロイキン−3の生物学的に活性な
    ポリペプチド類似体。 2、少なくとも4個のアミノ酸の欠失を含む請求項1記
    載のヒトインターロイキン−3の生物学的に活性なポリ
    ペプチド類似体。 3、C末端における4個のアミノ酸の欠失を含む請求項
    1または2記載のヒトインターロイキン−3の生物学的
    に活性なポリペプチド類似体。 4、N末端における14個までのアミノ酸の欠失および
    、またはC末端における18個までのアミノ酸の欠失を
    含む請求項1または2記載のヒトインターロイキン−3
    の生物学的に活性なポリペプチド類似体。 5、内部欠失を含む請求項1または2記載のヒトインタ
    ーロイキン−3の生物学的に活性なポリペプチド類似体
    。 6、ヒトインターロイキン−3の生物学的に活性なポリ
    ペプチド類似体で、以下の置換、 Asp^2^1Glu^2^2→Lys^2^1Arg
    ^2^2asp^3^6→Arg^3^6 Glu^4^3Asp^4^4→Lys^4^3Arg
    ^4^4Arg^5^4Arg^5^5→Glu^5^
    4Asp^5^5Asp^4^6→Lys^4^6or
    Arg^4^6Glu^5^0→Lys^5^0orA
    rg^5^0Glu^5^9→Lys^5^9orAr
    g^5^9Glu^5^9→Gly^5^9orPro
    ^5^9(α−ヘリックスブレーカー) Arg^6^3Ala^6^4→Pro^6^3Gly
    ^6^4Glu^7^5→Arg^7^5orGly^
    7^5Lys^7^9→Glu^7^9 Arg^9^4→Pro^9^4 His^9^8Lys^1^0^0Asp^1^0^1
    →Glu^9^8Asp^1^0^0Gln^1^0^
    1Glu^1^0^6→Lys^1^0^6 Arg^1^0^8Arg^1^0^9Lys^1^1
    ^0→Glu^1^0^8Asp^1^0^9Glu^
    1^1^0Phe^1^1^3Tyr^1^1^4→A
    la^1^1^3Thr^1^1^4Cys^1^6→
    Ala^1^6 Cys^8^4→Ala^8^4 Cys^1^6Cys^8^4→Ala^1^6Ala
    ^8^4のうち少なくとも1つを有する類似体。 7、アンタゴニスト活性を有するhIL−3の生物学的
    に活性なポリペプチド類似体。 8、請求項7記載のhIL−3の生物学的に活性なポリ
    ペプチド類似体で以下の変異体、 Cys^1^6→Ala^1^6、Cys^1^6Cy
    s^8^4→Ala^1^6Ala^8^4、Glu^
    5^0→Lys^5^0、Lys^7^9→Glu^7
    ^9、からなる群から選ばれる類似体。 9、欠失および置換の両方を有するヒトIL−3の生物
    学的に活性なポリペプチド類似体。 10、医薬的に許容し得るキャリヤーとともに活性成分
    として請求項1乃至9のいずれか1項記載のヒトインタ
    ーロイキン−3の生物学的に活性なポリペプチド類似体
    またはその誘導体を含む医薬組成物。 11、請求項10記載の医薬組成物でさらにGM−CS
    F、CSF−1、G−CSF、 M−CSF、エリスロポイエチン、IL−1α、IL−
    1β、IL−2、IL−4乃至IL−8および腫瘍壊死
    因子からなる群から選ばれる医薬的効果量の物質を含む
    医薬組成物。 12、請求項1乃至9のいずれか1項記載のポリペプチ
    ドをコードするDNA配列を含むDNAフラグメント。 13、適当な宿主細胞内で請求項1乃至9記載のポリペ
    プチドのいずれか1つを発現し得る転写および翻訳調節
    配列とともに該ポリペプチドをコードするDNA配列を
    含むクローニングベヒクル。 14、請求項13記載のクローニングベヒクルでトラン
    スホームした宿主細胞。 15、請求項1乃至9記載のヒトインターロイキン−3
    の生物学的に活性なポリペプチド類似体をコードするD
    NA配列を得る方法で、以下のステップ; (a)成熟hIL−3たんぱん質をコードするDNA配
    列の単離、 (b)イソヒドロ突然変異誘発による目的とするヌクレ
    オチドの欠失または置換、 を含む方法。 16、請求項1乃至9のいずれか1項記載のヒトインタ
    ーロイキン−3の生物学的に活性なポリペプチド類似体
    を得る方法で、以下のステップ;(a)前記ポリペプチ
    ドをコードするDNA配列を発現ベクターに導入し適当
    な発現調節配列の制御下におく、 (b)該発現ベクターを適当な宿主細胞に導入する、 (c)該宿主細胞を培養する、 (d)該宿主細胞が産生するたんぱく質を回収する、 を含む方法。 17、成熟ヒトIL−3のアミノ酸29および54の間
    に存在するエピトープに対するモノクローナル抗体。 18、成熟ヒトIL−3のアミノ酸29および54の間
    に存在するエピトープに対するモノクローナル抗体の製
    造法。
JP21488390A 1989-08-14 1990-08-14 ヒトインターロイキン―3の変異体 Expired - Fee Related JP3192416B2 (ja)

Applications Claiming Priority (4)

Application Number Priority Date Filing Date Title
EP89202082.7 1989-08-14
EP89202082 1989-08-14
EP89202331.8 1989-09-14
EP89202331 1989-09-14

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0420295A true JPH0420295A (ja) 1992-01-23
JP3192416B2 JP3192416B2 (ja) 2001-07-30

Family

ID=26121243

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP21488390A Expired - Fee Related JP3192416B2 (ja) 1989-08-14 1990-08-14 ヒトインターロイキン―3の変異体

Country Status (17)

Country Link
EP (2) EP0810285A3 (ja)
JP (1) JP3192416B2 (ja)
AT (1) ATE154638T1 (ja)
AU (1) AU636641B2 (ja)
CA (1) CA2023246C (ja)
DD (1) DD301724A9 (ja)
DE (1) DE69030937T2 (ja)
DK (1) DK0413383T3 (ja)
ES (1) ES2106017T3 (ja)
FI (1) FI105192B (ja)
GR (1) GR3024679T3 (ja)
HU (1) HUT54411A (ja)
IE (2) IE902921A1 (ja)
IL (1) IL95350A0 (ja)
NO (1) NO301481B1 (ja)
NZ (1) NZ234869A (ja)
PT (1) PT94992B (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009302190A (ja) * 2008-06-11 2009-12-24 Fuji Xerox Co Ltd プリント基板および画像処理装置

Families Citing this family (15)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
AU668364B2 (en) * 1991-10-07 1996-05-02 Medvet Science Pty. Ltd. Human IL-3 variants
US6361977B1 (en) * 1992-11-24 2002-03-26 S. Christopher Bauer Methods of using multivariant IL-3 hematopoiesis fusion protein
US6403076B1 (en) 1992-11-24 2002-06-11 S. Christopher Bauer Compositions for increasing hematopoiesis with interleukin-3 mutants
JPH08503706A (ja) 1992-11-24 1996-04-23 ジー.ディー.サール アンド カンパニー インターロイキン−3(il−3)多重変異ポリペプチド
US6361976B1 (en) 1992-11-24 2002-03-26 S. Christopher Bauer Co-administration of interleukin-3 mutant polypeptides with CSF'S for multi-lineage hematopoietic cell production
US6413509B1 (en) 1992-11-24 2002-07-02 S. Christopher Bauer Methods of ex-vivo expansion of hematopoietic cells using interleukin-3 mutant polypeptides with other hematopoietic growth factors
US6057133A (en) * 1992-11-24 2000-05-02 G. D. Searle Multivariant human IL-3 fusion proteins and their recombinant production
US6153183A (en) * 1992-11-24 2000-11-28 G. D. Searle & Company Co-administration of interleukin-3 mutant polypeptides with CSF's or cytokines for multi-lineage hematopoietic cell production
US5772992A (en) * 1992-11-24 1998-06-30 G.D. Searle & Co. Compositions for co-administration of interleukin-3 mutants and other cytokines and hematopoietic factors
US5738849A (en) * 1992-11-24 1998-04-14 G. D. Searle & Co. Interleukin-3 (IL-3) variant fusion proteins, their recombinant production, and therapeutic compositions comprising them
US5501962A (en) * 1993-06-21 1996-03-26 G. D. Searle & Co. Interleuken-3 (IL-3) human/murine hybrid polypeptides and recombinant production of the same
EP0715633A4 (en) * 1993-07-28 1997-11-19 Medvet Science Pty Ltd ANTAGONISTS OF THE HEMOPOIETIC GROWTH FACTOR
US6465616B1 (en) 1994-04-08 2002-10-15 Bresagen Limited Interleukin-5 antagonist
US6017523A (en) * 1995-06-06 2000-01-25 G.D. Searle & Co. Therapeutic methods employing mutant human interleukin-3 (IL-3) polypeptides
US6270758B1 (en) 1998-10-08 2001-08-07 Duke University Substantially non-toxic biologically active mucosal adjuvants in vertebrate subjects

Family Cites Families (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
GR871029B (en) * 1986-07-14 1987-11-02 Genetics Inst Novel osteoinductive factors
EP0275598B1 (en) * 1986-12-16 1998-01-07 Gist-Brocades N.V. Molecular cloning and expression of human IL-3
PT86381B (pt) 1986-12-16 1990-11-20 Gist Brocades Nv Processo de clonagem molecular e de expressao de interleuquina-3 (il-3) humana
EP0342206A4 (en) * 1987-01-20 1990-09-19 Immunex Corporation Human interleukin-3 proteins
US4743264A (en) * 1987-02-05 1988-05-10 Sherva Parker Carole J External prothesis with magnetic field
OA09736A (en) * 1987-02-18 1993-11-30 Schering Biotech Corp "Human interleukin-3 and muteins thereof".

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009302190A (ja) * 2008-06-11 2009-12-24 Fuji Xerox Co Ltd プリント基板および画像処理装置

Also Published As

Publication number Publication date
EP0413383B1 (en) 1997-06-18
HUT54411A (en) 1991-02-28
AU636641B2 (en) 1993-05-06
EP0810285A3 (en) 1998-07-08
ATE154638T1 (de) 1997-07-15
DE69030937T2 (de) 1997-10-09
PT94992B (pt) 1997-09-30
CA2023246C (en) 2002-02-19
IE902921A1 (en) 1991-02-27
NZ234869A (en) 1991-12-23
GR3024679T3 (en) 1997-12-31
EP0810285A2 (en) 1997-12-03
PT94992A (pt) 1991-04-18
CA2023246A1 (en) 1991-02-15
IE980055A1 (en) 2000-02-23
ES2106017T3 (es) 1997-11-01
NO903544D0 (no) 1990-08-13
DK0413383T3 (da) 1997-07-07
DD301724A9 (de) 1993-08-12
DE69030937D1 (de) 1997-07-24
NO903544L (no) 1991-02-15
AU6096090A (en) 1991-02-14
JP3192416B2 (ja) 2001-07-30
FI903996A0 (fi) 1990-08-13
EP0413383A1 (en) 1991-02-20
NO301481B1 (no) 1997-11-03
FI105192B (fi) 2000-06-30
IL95350A0 (en) 1991-06-30

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP0409472B1 (en) Bone morphogenetic protein
JP3115318B2 (ja) Gm―csf及びil―3を含む融合タンパク質
US7361738B2 (en) Megakaryocyte stimulating factors
JPH0420295A (ja) ヒトインターロイキン―3の変異体
JP2541761B2 (ja) ミュレル管抑制物質様ポリペプチドおよびその製造方法
US5516512A (en) N- and C-terminal truncation and deletion mutants of human interleukin-3
KR100393508B1 (ko) 인간 인터루킨 4의 안타고니스트 또는 부분적 아고니스트로서의 신규hIL-4 변이단백질
US5714581A (en) Polypeptide derivatives of human granulocyte colony stimulating factor
JP2001520510A (ja) Dna配列およびそれによりコードされる分泌蛋白
US5856140A (en) γ-chain humaninterleukin-2 receptor polypeptide and method of making
HU196462B (en) Process for producing immune interferon
CA2006964A1 (en) Human derived monocyte attracting purified protein product useful in a method of treating infection and neoplasms in a human body, and the cloning of full cdna thereof
US5185431A (en) Recombinant natural killer cell activator
JPH01502157A (ja) ヒトil―3の分子クローン化および発現
JPH02255699A (ja) 新規血液抗凝固物質及びその製法
JPH0272877A (ja) Dnaおよびその用途
JPH1192499A (ja) ヒト成長ホルモン変異体
US5635374A (en) Bone calcification factor and recombinant production of the factor nucleic acid encoding

Legal Events

Date Code Title Description
R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees