JPH04202529A - 熱硬化性樹脂組成物 - Google Patents

熱硬化性樹脂組成物

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JPH04202529A
JPH04202529A JP33868490A JP33868490A JPH04202529A JP H04202529 A JPH04202529 A JP H04202529A JP 33868490 A JP33868490 A JP 33868490A JP 33868490 A JP33868490 A JP 33868490A JP H04202529 A JPH04202529 A JP H04202529A
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general formula
aromatic
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condensation product
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JP33868490A
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Inventor
Yasuo Kihara
木原 康夫
Mitsuyoshi Shirai
光義 白井
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Nitto Denko Corp
Original Assignee
Nitto Denko Corp
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Publication date
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  • Polymers With Sulfur, Phosphorus Or Metals In The Main Chain (AREA)
  • Phenolic Resins Or Amino Resins (AREA)
  • Macromolecular Compounds Obtained By Forming Nitrogen-Containing Linkages In General (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (、)産業上の利用分野 本発明は熱硬化性樹脂組成物に関し、さらに詳しくは芳
香族ノ7ミンとノフルデヒドとの縮合生成物とポリマレ
イミド類とを加熱硬化させてなる、1熱特性、電気特性
及び成形加工性に優れた熱硬化性樹脂組成物に関する。
(b)従来の技術 近年、電子・電気機器、輸送機などの小型軽量化、高性
能化が進み、これに伴い耐熱性;5優れた材料が望まれ
ており、特に多層積層用樹脂、導電性ペースト、電子素
子保護膜、接着剤、塗料、封止材料及び成形材料の分野
では高耐熱性、高耐水性で且つ低誘電率の樹脂の早急な
開発が望まれている。
現在、これらに対処する素材として、芳香族マンイミド
系樹脂が使用されるようになってきたにの芳香族マレイ
ミド系樹脂としては種々のものが開発され、マレイミド
単独或いはポリアミン等それ以外の熱硬化性樹脂との変
性によって成形性、耐湿性、強度、耐熱性等が改良され
実用化されている。
しかしながら、このものは高温高温状態での動作信頼性
が悪く、最近のlfl器の高密度化、^多層化、高機能
化の要綱には応えることができないのが実状である。
そこで最近では、下記一般式(D) (式中Arは4価の芳香族残基であり、Qは水素又はア
ルキル基、アシル基、アルキル炭酸エステル基などから
選ばれた何れかの基であり、−〇Qは−NH2基に対し
てオルト位又はベリ位に位置する。、)で示されるノオ
キシンアミンとジアルデヒドとを有機溶媒中、又は固相
中で反応させた後、加熱反応させてポリベンツオキサゾ
ールを得る方法が提案されている(特公昭47−122
3号公劃。
(側)発明が解決しようとする課題 しかしながら、この方法で得られたポリベンツオキサゾ
ールはその前駆体であるプレポリマーの溶解性が悪く、
均一な溶液が得難いので皮膜形成性が悪く、しかも得ら
れた成形品の強度が小さいだけでなく、極めて脆いなど
の課題があり、その硬化物において、耐熱性、低吸湿性
、低誘電性、可視性、接着性の総てにわたって優れてい
るというわけではなく、この為、電子・電気産業の要請
に充分に対応できないのが実状である。
本発明は、上記技術的課題を解決するために完成された
ものであって、特定の芳香族ジアミンとジアルデヒドと
の縮合生成物とポリマレイミドとからなる熱硬化性樹脂
組成物を提供することを目的とする。
(d)課題を解決するための手段 上記の目的を達成する為に、本発明の熱硬化性樹脂組成
物は、以下の技術的構成を採用したものである。
即ち、本発明の熱硬化性d3脂組成物は、下記一般式(
A)で示される芳香族ノ7ミンと下記一般式(B)で示
されるジアルデヒドとの縮合生成物成分と、 下記一般式(C)で示されるガラマレイミド類成分を必
須成分とする事を特徴とするものである。
記 一般式(A) 蝦蟇であり、Xlは水素又は炭素数が1〜3の低級フル
キル基であり、Xlはアミ7基に対してオルト位、又は
ペリ位に結合している。(RE)@はフッ素又は7ツ化
アルキル基であり、且っ−≧Oの数である。) 一般式(B) (但し、Ar2は単結合、又は芳香族或いは芳香環含有
の有機基であり、(Rf)nはフッ素又は7ツ化アルキ
ル基であり、且っn≧0の数である。
又、上記一般式(A>における閣と上記一般式(B)に
おけるnとの和、つまり−十〇はO又は1以上の整数で
ある。) 一般式(C) (但し、Rは0価の有機基、X2とX、は水素、ハロゲ
ン原子又は有機基から選ばれたものであり、同一のもの
でも異なるものでもよく、又、pは2以上の整数である
。) を衰す。
以下、本発明の詳細な説明する。
上記一般式(A)で示される芳香族ジアミンの例として
は例えば以下のものが挙げられる。
上記一般式(A)において、Ar、とじては例えば−〇
〇−1−CH2−1−C(CHl)2−1−c(CF、
h−11)などであり、上記一般式(A)において、X
lは水素又は炭素数が1〜3の低級アルキル基であり、
Xlはアミ7基に討してオルト位、又はべり位に結合し
ている。(Rf)鴫は77素又は7ノ化アルキル基であ
り、且つ醜≧0の数である。更に芳香環の水素原子は他
の原子又は原子団、例えばアルキル基、アリル基、ハロ
ゲン原子、パー70ロアルキ基で置換されていても良い
上記一般式(A)で示される芳香族ジアミンの具体例と
しては以下のものが挙げられる。
上記一般式(B)で示されるジアルデヒドにおいて、A
r2としては ÷T÷T÷ (但し、Tは前記と同一であり、しがも各々のTは同じ
でも異なっていても良い。又、芳香環の水素原子は前記
と同様に他の原子又は原子団と置換されていても良い。
) 上記一般式(B)で示されるジアルデヒドの具体例とし
ては以下のものが挙げられる。
例えば、 0HC−C)10 、 quc+C(CF、)2づ:c
oo、 OHCづンCH2−◎−CH0゜などを挙げる
ことができる。
また、本発明で用いられるジアルデヒドはその誘導体、
例えばケトン、アセタールや亜硫酸水素塩付加体なども
用いることができる。例えばテレ7タルアルデヒドの誘
導体としては、 cH,co−てσ−cocH:  、  (cH,o)
、uc−4Q、’−CH(OCHコ)コ。
1  、’7:”、  1 NaOlSCII−一)−CHSO)Naなどである。
一般式(A)で示される芳香族シアミンと一般式(B)
で示されるジアルデヒドを、以下に述べる方法で反応さ
せることにより、本発明に用いられる縮合生成物が得ら
れる。この場合、この縮合生成物の特定部位に77素或
いは7ツ化アルキル基を含有させて、この組合生成物の
溶解性を向上させるのが好ましく、これには予め一般式
(A)で示されるシアミン成分と一般式(B)で示され
るジアルデヒド成分において、(Rf)論及び(Rf)
nは7ツ素又は7ツ化アルキル基であり、−≧0.n≧
Oの数で、且つ−と口の和、つまり一部〇が0又は1以
上の整数であるとの条件を満たすものが望ましい。
上記一般式(A)で示される芳香族シアミンと上記一般
式(B)で示されるジアルデヒドの縮合反応は芳香族シ
アミン成分(一種又は二種以上)とジアルデヒド111
分(一種又は二種以上)を通常、等モル、目的よっては
芳香族シアミン成分1モルに対し、上記ジアルデヒド成
分が0.5〜2モル、望ましくは0.5〜1.2モル、
更に好ましくは0.5〜1.0モルの範囲であり、この
縮合反応は一般に有機溶媒中にて行うことができる。
0.5モル未満になると、縮合生成物と、後述するポリ
マレイミドとの反応生成物が可撓性がなくなって脆くな
るからであり、逆に2モルを超えると同様に脆くなると
共に耐湿性、電気特性、通電特性が低下するからである
ところで本発明においては、上記一般式(A)で示され
る芳香族シアミンと、上記一般式(B)で示されるジア
ルデヒドを等モルにしてもよいが、等モルにするとポリ
マー化し、高粘度となるため、後述するガラスクロスに
含浸する場合など不利なばあいがある。このため高濃度
、低粘度にする必要があるような場合、モル比をずらす
と低粘度となり好都合である。
ところで、上記組合反応は有機溶媒中で行なわれるが、
この有機溶媒は上記モノマー成分の総てを溶解する必要
はないし、又、縮合生成物を溶解する必要もないが、上
記一般式(A)・(B)で示されるモア7−及1縮合生
成物としては可溶性のものが、得られる生成物の重合度
が比較的高く、均一溶液であるので製造管理も容易にな
るので望ましい。
そして、この縮合生成物のIRスペクトルによると、1
620cm−’付近の−HC=N−1工370cm−’
付近の一0H(○X1がOHの場合)、106106O
’付近の一〇−が認められる。
この縮合生成物は保存、洗浄などのとき、決して200
℃以上に上げてはならない、又、好ましくは空気、特に
酸素に触れないようにする事が好ましい、このような条
件に暴露されるとゲル化して不溶化し、成形加工が困難
になることが多いからである。この縮合生成物の保存に
はN2ffスなと不活性ガス雰囲気下で行なわれるのが
望ましい。
そうすれば非常に安定で保存による変化もなく、長期保
存性が良好になるのである。
又、上記組合生成物の長期保存性を確保するために、当
該縮合生成物が安定構造を有することが望ましい、即ち
、縮合生成物の端に一0H1−NH2、−CI(Oなと
の官能基が存在すると、保存の際にデル化したり安定性
が低下するのであり、又、縮合生成物の加熱加工処理工
程において、ボスの発生や変質が起きる場合がある。
上記欠、嶽を完服するために、末端の官能基(例えば、
−0H1−NH2、−CHo等)をプa−)りする二′
ともできる。この為には上記縮合反応において、その成
分の一部をオキシアミ7ベンゼン、ベンズアルデヒド又
はこれらの誘導体にitきかえて使用することによって
達成される。その使用量は通常、一般式(A)で示され
るシアミンと一般式(B)で示されるジアルデヒドに対
して、一般に0゜1〜3.0モル%の範囲である。具体
例には、(但し、pは0〜4の整数、qは0〜5の整数
であワ、WlとW2はハロゲン基、低級アルキル基又は
7ツ化アルキル基である。) で表わされる。
この具体的な代表例としては、 などが挙げられる。
上記縮合生成物は溶液として、又は固形粉末として、又
後述するポリマレイミド類と混合され、更に所望により
添加剤と共に成形加工することができる。
本発明の熱硬化性樹脂組成物はいずれも耐湿、耐熱、誘
電特性に優れたものであるが、ジアミン成分又はジアル
デヒド成分の少なくとも一方が77素又は7ツ化アルキ
ル基を含有している方が好ましく、このように構成する
ことにより、縮合生成物の溶解性が向上し、電気特性、
耐熱性が更に良くなると共に成形性、加工性も良くなる
のである。
上記有機溶媒の好ましい具体例としては例えばN−メチ
ル−2−ピロリドン、N、N−ツメチル7セトアミド、
N、N−ツメチルホルムアミド、ツメチルスルホキシド
、ヘキサメチルホスホルアミドなどの極性溶媒が畢げら
れるが、これらに限定されるものではない。また、これ
らの有機溶媒は二種以上混合しても差し支えない。更に
、これらの有mswに、キシレン、トルエン、ベンゼン
、メチルエチルケトン、メチルイソブチルケトン又はア
セトンやこれらの混合物を添加することは自由である。
この場合、その添加割合は上記モノマー及び縮合生成物
の溶解性を考lして決定する必要がある。
上記一般式(A)で示される芳香族ジアミンと上記一般
式(B)で示されるジアルデヒVの縮合反応は通常、溶
媒中で混合するだけでもある程度進行するが、N2など
の不活性ガス雰囲気下加温反応するのが望ましい。この
際、ベンゼン、トルエンなどの共沸溶媒と共に加熱し、
共沸脱水するのが望ましいのであり、又、これに代えて
、減圧下、生成水、アルコール等を取り除いて反応を促
進しても良いのである。
反応温度は通常200℃以下、好ましくは50〜170
℃である0反応圧力は特に限定されず、常圧で充分実施
できる。
反応時開は溶媒の種類、反応温度などにより異なるが、
通常1〜24時間で充分である6本発明の熱硬化性樹脂
組成物は上述の縮合生成物と一般式(C)で示されるポ
リマレイミド成分からなるものである。
一般式(C) デン原子又は有機基から選ばれたものであり、同一のも
のでも異なるものでもよ(、又、pは2以上の整数であ
る。) を衰す。
このポリマレイミドの具体例として以下のものが挙げら
れる。
例えば、N、N’−ビスマレイミド化合物としては、N
、N’−ジフェニルブタンビスマレイミド、N、N’−
フェニレンビスマレイミド、N、N’−ノフェニルエー
テルビスマレイミド、N、N’−ノフェニルスルホンビ
スマレイミド、N、N’−ジシクロヘキシルメタンビス
マレイミド、N、N’−キシレンビスマレイミド、N、
N’−)リレンビスマレイミド、N、N’−キシレンビ
スマレイミド、N。
N゛−ノフェニルシクロヘキサンビスマレイミド、N、
N’−ノシクロノフェニルメタンビスマレイミ)’、N
、N’−ノフェニルシクロヘキサンビスマレイミド、N
、N’−ノフェニルメタンビスメチルマレイミド、N、
N’−ジフェニルエーテルビスメチルマレイミド、N、
N’−7フエニルスルホンビスメチルマレイミド(各々
異性体を含む6)、N、N’−エチレンビスマレイミド
、N、N”〜ヘキサメチレンビスマレイミド、N、N’
−へキサメチレンビスメチルマレイミド等が挙げられる
のであり、又、含フツ素マレイミドとしては、N、N’
−ジフェニールヘキサ70ロプロパンビスマレイミ!’
、N。
N ’ −7二/キシフエニルへキサ70ロプロパンビ
スマレイミド、N rN ’  (7x /キシ)フェ
ニルヘキサ70ロブロバンビスマレイミド、N、N’−
ノ[(4−メチル)フェニルヘキサ70ロブロバンビス
マレイミドなどが挙げられるのであり、更にアニリン、
トリフ0ロメチルアニリンなどとホルマリン類との重縮
合物のマレイミド化合物が例示できる。本発明において
は、特に含フツ素ポリマレイミド類が好ましく用いられ
る。
本発明において、縮合生成物とポリマレイミド類との各
成分の量的割合は用途、所望の耐熱性等に応じて適宜選
択できる。−数的には、上記縮合生成物とポリマレイミ
ドの重量比は1:9〜9:1である。好ましくは2:8
〜8:2である。ポリマレイミドが、多すぎると接着性
が劣り、誘電特性が低下するからであり、逆に少なすぎ
ると脆くなる傾向があるからである。
上記の縮合生成物とポリマレイミド類との反応において
、その硬化促進剤として、過酸化ベンゾイル、ツクミル
パーオキシド、7ゾビスイソプチロニトリル、ジアザビ
シクロウンデセン及びその7エ/−ル塩、2−メチレイ
ミグゾール又はトリフェニル7オスフインなどをポリマ
レイミド@100重量部に対し0.5〜20重量部用い
ることもできる。又、必要に応じて溶融シリカ、結晶シ
リカ、アルミナ、炭酸カルシウムなどの粉末状無機充填
材なども全体の30〜90重1%用いることもできる。
上記の縮合生成物とポリマレイミド類の混合物成分の加
熱硬化方法としては、予めポリマレイミド類成分と縮合
生成物を100〜150℃で5〜30分間予備混練りし
、又はこの混合物を溶媒と共に攪拌し、その後他のIl
!分と混合成形やキャスト成形することができる。又、
単に混合物を成形したり、キャスト成形しても良いので
ある。
ところで、成形加工した後のアフターキュアーは硬化物
中の未硬化ポリマレイミド類などの硬化反応を完結させ
る為に行うことが好ましい。この・条件は、通常150
℃以上400℃以下、好ましくは200℃以上300℃
以下の条件下数十分から数十時間行われる。
このように、本発明の熱硬化性樹脂組成物は、上記の一
般式(A)で示される芳香族ジアミンと一般式(B)で
示されるノフルデヒドの縮合生成物と、上記一般式(C
)で示されるポリマレイミド類とを必須成分とするもの
であり、この硬化物は耐熱性、耐湿性、電気特性及び成
形加工性が優れるのであり、しかも接着性が良好である
上、品質の安定した成形品が得られるのである。
(e)作用 本発明の熱硬化性樹脂組成物は、上記構成を有し、ポリ
マレイミドを入れることにより、三次元構造が形成され
、Tgが高くなるので9、又、熱分解温度は多少低くな
る傾向があるが、分子間反応が生じる為成形性が良くな
ってフィルムの可視性や強靭性更に接着性が向上するの
であり、しかも低応力での凝集破壊が生じない作用を有
するのである。
又、本発明の熱硬化性樹脂組成物は、ポリマレイミドを
導入することにより、電気的特性が良好になるが、この
理由については、ポリマーに−OH基や−NH基のよう
な極性末端基が少量存在するため、誘電率(ε)、特に
tanδが大きいが、ポリマレイミドを入れることによ
り極性末端基がマレイミドとの付加反応により無くなっ
て電気特性が良くなるものと解される。
(f)実施例 以下、本発明を実施例に基づき詳細に説明するが、本発
明はこれに限定されるものではない。
尚、下記略号の構造式を以下に示す。
■縮合生成物(第1表のNo、1)の合成FBAP18
.3g、FPAI 8.OgeDMAC(ツメチルアセ
トアミド)200.に溶解し、室温下1日攪拌した。こ
の反応溶液に、ベンゼン50moZを加え、105℃に
て理論量の水が留出するまで(1、8g)約3’tWf
fl共沸[水L、冷却後、水中ニ再沈させ、濾過した後
、メタノールにて洗浄し、減圧乾燥した。
この縮合生成物のGPCによる数平均分子量は2600
0(ポリスチレン換算)であった(重合度約8.3)。
■縮合生成物(第1衰のNo、2〜No、8)の合成上
記■と同様にして、第1表に示す種々の縮合生成物を合
成した。
(以下余白) 第1表 実施例1〜10 溶媒D M A cに上記縮合生成物(No、1−No
8)と第2表に示すポリマレイミドを、それぞれ第1表
に示す割合で混合して過当な粘度(温度30℃で0.5
〜100ボイズ)となるように溶解し、これを、ガラス
クロス(日東紡WE−09−F104)に含浸させて、
予備乾燥しく120℃で10分と170℃で10分の計
20分)プリプレグを得た。これを4枚重ね上下にi#
!f[(18μm)を重ね’ Okg/ cm’の圧力
下、260’C12時間加圧加熱後、更に300℃で1
時間アフターキュ7−を行った。
この積層板において、銅箔とクロスとの接着力をテンシ
ロン測定槻による90度ビールで評価した。その結果を
12表に示す。
又、上記の組合生成物とポリマレイミドの溶液を、ガラ
ス板上にキャスティングし、温度120℃、150℃、
200℃で各々1時間乾燥した後、更に温度260℃で
一夜乾燥してフィルムを形成した後、このフィルムをガ
ラス板から剥がした。
得られたフィルムの誘電率(IMHz)、線膨張係数(
αXl0−’)、熱減量温度(5%Td  5%熱分解
温度、 TGA  in air)、ガラス転移温度(
Tg、吸湿率(18℃、24時間水浸漬)を求めた。そ
の結果を第2表に示す。
(以下余白) 第2表において、各特性は以下の方法で測定した。
誘電率(ε、IMHz):安藤電気社製誘電体測定fi
TR−1100で測定し た。
線膨張係数(axio −勺: TMA法により昇温速
度10℃/分で測定 した。
熱減量温度(5%Td 5%熱分解温度、TGAina
ir) : TGA法による昇温速度10℃/分で測定
した。
ガラス転移温度(Tg): TMA法による線膨張係数
の変曲、嶽で測定した。
吸湿率(18℃、24時間水浸漬):吸湿前後の重量増
加率を評価することにより測定した。
比較例 3・3゛−ジオキシベンチノン1論論01を200gの
N−N’−ツメチルアセトアミド中に溶解し、100℃
で攪拌下、イン7タルアルデヒド1論鴫Olを徐々に添
加した。この反応液は赤橙色から不透明になり沈殿が析
出した。つまりこの縮合生成物は溶解性が悪いことが認
められた。
この反応を2時間継続した後、反応溶液を多量のエタノ
ール中に注ぎ、貢色の粉末を得た。この粉末のジメチル
7セトアミドに対する溶解性は悪く、均一な溶液は得ら
れなかった。
この溶液を用い、縮合生成物が25重量%となるように
ジメチル7セトアミドに溶解し、ガラス板上に流墓し、
100℃、150℃、200℃、250℃で各々2時間
乾燥した後300℃で1時間加熱してフィルム(最終成
形物)を得た。
このフィルムの特性結果を第3表に示す。
(以下余白) 第2表に示す各特性は上記と同様に測定した。
第2表及び第3表に示す結果より、各実施例のものは、
比較例のものと比べて、接着力が高く、成形加工性が者
しく良好であり、しかも得られた成形品の強度が高く、
耐熱性及び耐湿性が着しく優れる上、電気特性が改善さ
れでいることが認められる。
(g)発明の効果 本発明の熱硬化性樹脂組成物は、下記一般式(A)で示
される芳香族ジアミンと下記一般式(B)で示されるジ
アルデヒドの縮合生成物と、下記一般式(C)で示され
るポリマレイミド類とを必fl!成分とする熱硬化性樹
脂組成物。
記 一般式(A) 蝦蟇であり、Xlは水素又は炭素数が1〜 の低級アル
キル基であり、X、は7ミ7基に対してオルト位、又は
ペリ位に結合している。(Rf)鴎は7ツ素又は7ツ化
アルキル基であり、且っ一≧0の敗である。) 一般式(B) OCH−Ar、−CHo    (B)含有の有機基で
あり、(Rf)nは7ツ素又は7ツ化アルキル基であり
、且つn≧Oの数である。
又、上記一般式(A>における−と上記一般式(B)に
おけるnとの和、つまり一部〇は0又は1以上の整数で
ある。) 一般式(C) デン原子又は有機基から選ばれたものであり、同一のも
のでも異なるものでもよく、又、pは2以上の整数であ
る。) を表す。
との構成を有し、これは成形加工性及び接着性が智しく
優れるだけでなく、これを加熱、硬化してなる硬化物は
強度が高く、耐熱性及び耐湿性が著しく優れる上、電電
特性が良好になるのであり、この結果、多層積層用樹脂
、導電性ペースト、電子素子保護膜、接着剤、塗料、封
止材料及び成形材料として有用である。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)下記一般式(A)で示される芳香族ジアミンと下
    記一般式(B)で示されるジアルデヒドの縮合生成物と
    下記一般式(C)で示されるポリマレイミド類とを必須
    成分とする熱硬化性樹脂組成物 記 一般式(A) ▲数式、化学式、表等があります▼・・・(A) (但し、Ar_1は芳香族又は芳香環含有の4価の有機
    基であり、X_1は水素又は炭素数が1〜の低級アルキ
    ル基であり、X_1はアミノ基に対してオルト位、又は
    ペリ位に結合している。(Rf)mはフッ素又はフッ化
    アルキル基であり、且つm≧0の数である。) 一般式(B) ▲数式、化学式、表等があります▼・・・(B) (但し、Ar_2は単結合、又は芳香族或いは芳香環含
    有の有機基であり、(Rf)nはフッ素又はフッ化アル
    キル基であり、且つn≧0の数である。 又、上記一般式(A)におけるmと上記一般式(B)に
    おけるnとの和、つまりm+nは0又は1以上の整数で
    ある。) 一般式(C) ▲数式、化学式、表等があります▼・・・(C) (但し、Rはp価の有機基、X_2とX_3は水素、ハ
    ロゲン原子又は有機基から選ばれたものであり、同一の
    ものでも異なるものでもよく、又、pは2以上の整数で
    ある。) を表す。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008081680A (ja) * 2006-09-28 2008-04-10 Jsr Corp 皮膜形成用樹脂組成物
JP2012167234A (ja) * 2011-02-16 2012-09-06 Hitachi Chemical Co Ltd 熱硬化性樹脂組成物、プリプレグ及び積層板
JP2014129521A (ja) * 2012-11-28 2014-07-10 Hitachi Chemical Co Ltd 変性シロキサン化合物、熱硬化性樹脂組成物、プリプレグ、樹脂付きフィルム、積層板、多層プリント配線板及び半導体パッケージ
JP2015086253A (ja) * 2013-10-29 2015-05-07 日立化成株式会社 熱硬化性樹脂組成物、これを用いたプリプレグ、樹脂付フィルム、積層板、プリント配線板及び半導体パッケージ

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