JPH04201613A - 車両用サスペンション装置 - Google Patents

車両用サスペンション装置

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JPH04201613A
JPH04201613A JP33408990A JP33408990A JPH04201613A JP H04201613 A JPH04201613 A JP H04201613A JP 33408990 A JP33408990 A JP 33408990A JP 33408990 A JP33408990 A JP 33408990A JP H04201613 A JPH04201613 A JP H04201613A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 本発明は、車体車軸間に油圧シリンダを備えた車両用す
。スベン/ヨン装置に係わり、特に通常の路面走行にお
いては路面変化を吸収し車体の姿勢を安定的に保つこと
かでき、しかも大きな凹凸のある路面走行においては前
記油圧シリンダがフルストローク動作することによるフ
ルリバウンドあるいはフルバンブが起こり難い車両用サ
スペンション装置に関す−る。
「従来の技術」 従来、車体車軸間に油圧シリンダを備え、車体の上下速
度を検知してこれに負の定数を乗算した値に応じて前記
油圧シリンダの発生力を制御して車体の振動を防止する
アクティブ制御方式の車両、用サスペンション装置か知
られている。
ところが、このサスペンション装置は、各車輪毎に設け
られた加速度センサの出力値を積分することにより各車
輪位置における車体の上下速度を算出しなければならず
、この車輪毎の積分計算に時間がかかり応答性が悪いと
いう短所を有するとともに、前記加速度センサの誤差が
拡大されるので加速度センサに僅かでも誤差かあると良
好な制振特性が得られないという問題を有していた。、
そこで、出願人は特願平1−100590により上記問
題点が解消されたサスペンション装置を提案した。
すなわち、車体車軸間の距離の変動に応じて変位して作
動室の容積が増減する油圧/リンダと、該油圧シリンダ
の作動室に接続され内部に気体及び出入り可能な油を含
むアキュームレータと、該アキュームレータ及び前記シ
リンダに対して給排′油を行う流量制御弁と、前記車体
車軸間の距離を検出する車高センサと、車体の上下加速
度を検出する加速度センサとを備え、前記車高センサの
検出信号に第一の増幅率を乗算して得られる第一の流量
制御信号と、前記加速度センサの検出信号に第二の増幅
率を乗算して得られる第二の流量制御信号とに基づいて
前記流量制御弁を制御する制御部が設けられたものであ
る。
「発明が解決しようとする課題J このサスペンション装置は、良好な制振特性を有すると
ともに、前述のような積分演算を必要としないため応答
性も高いという優れたものであるが、緩やかな路面変化
をも吸収し車体の姿勢を安定させるためには前記第一の
増幅率を小さく設定せざるを得ないので、油圧シリンダ
がストロークエンド付近にあっても制御量が小さくフル
リバウンドあるいはフルバンブし易いという問題を有し
ていた。
なおここで、フルリバウンドとは前記油圧シリンダかス
トロークエンドまで伸ひて衝撃的に車体が跳ね返る現象
であり、フルバンブとは前記油圧シリンダかストローク
エンドまで縮んでピストンがシリンダエンドに衝撃的に
突き当たる現象である。
本発明は上記従来の問題点に鑑みなされたものであって
、通常の路面走行においては路面変化を吸収し車体の姿
勢を安定的に保つことができ、しかも大きな凹凸のある
路面走行においては前記油圧シリンダがフルストローク
動作することによるフルリバウンドあるいはフルバンブ
が起こり難い車両用サスペンション装置を提供すること
を目的としている。
「課題を解決するための手段」 ′ 請求項1記載のサスペンション装置は、車体車軸間
の距離の変動に応じて変位して作動室の容積が増減する
油圧シリンダと、該油圧シリンダの作動室に接続され内
部に気体及び出入り可能な油を含むアキュームレータと
、該アキュームレータ及び前記シリンダに対して給排油
を行う流量制御弁と、前記距離の変動を検出する車高セ
ンサとを備え、前記車高センサの検出信号に増幅率を乗
算して得られる流量制御信号に基づいて前記流量制御弁
を制御して前記距離を中立状態に戻す制御部であって、
前記検出信号に基づく前記油圧シリンダの変位の大きさ
がフルストロークに近い場合に前記増幅率を高める制御
部か設けられていることを特徴としている。
請求項2記載のサスペンション装置は、前記制御部が、
前記検出信号に基づく前記油圧シリンダの変位の大きさ
がフルストロークに近く、かつ、前記変位の向きがフル
ストロークに向かっている場合に、前記増幅率を高める
ものであることを特徴としている。
請求項3記載のサスペンション装置は、前記制御部が、
前記検出信号に基づく前記油圧シリンダの変位の大きさ
がフルストロークに近く、かつ、前記変位の向きがフル
ストロークに向かっている場合に、前記検出信号に基づ
く前記油圧シリンダの動作速度に応じて前記増幅率を高
めるものであることを特徴としている。
「作用」 請求項1記載のサスペンション装置によれば、油圧シリ
ンダがフルストローク近く作動するような大きな車高変
化か発生した場合には、増幅率か゛  制御部において
増加し、車高をもとに戻す油圧シリンダ5の力か急増す
るので、油圧シリンダ5がフルストローク作動すること
によるフルリバウンドやフルバンブの発生が非常に高い
確立で防止される。
しかも、この増幅率は油圧シリンダがフルストロークに
近い範囲でのみ増加させられるので、通常の路面を走行
する際の車高変化に対しては、車高を戻す動作が緩やか
に行われて路面の変化がそのまま車体に伝達されて車体
の姿勢が不安定になることがない。
さらに、請求項2記載のサスペンション装置は、車高の
変化か油圧シリンダのフルストロークに向かっていない
場合(すなわち、この場合油圧シリンダがフルストロー
ク動作する可能性はない)には車高が前記フルストロー
クに近い範囲にあっても増幅率を増加させない。したが
って、前記請求項1記載のサスペンション装置と同様に
フルリ1<ランド等を防止できるのであって、しかも車
体の姿勢をさらに広い範囲で安定的に維持することがで
きる。
さらに、請求項3記載のサスペンション装置は、油圧シ
リンダのストロークエンドに向かう車高変化に対しては
、その速度に比例した制御量で車高を元に戻そうとする
このため、車体速度が大きくてもフルリ/<ランド等を
防ぐことができるとともに、大きな路面変化かあった場
合に車体速度の符号の反転によって制御量が変動するこ
とがなく、滑らかにフルリバウンド等が防止される。し
たがって、この請求項3記載のサスペンション装置はさ
らに確実にフルリバウンド等を防止することができるの
であって、しかも、この防止動作により車体が不安定に
なる恐れがない。
「実施例」 以下、本発明の第一の実施例を第1図〜第3図及び第1
2図により説明する。
第1図は、本発明の車両用サスペンション装置の構成を
示すブロック図である。第1図において、符号1で示す
ものは車体(質量M)、符号2は車軸、符号3はタイヤ
、符号4は一端を車体lに他端を車軸2に各々軸支され
たアームであり、これらは車両の一部である。
第1図の車両に搭載されるサスペンション装置の構成は
次のとおりである。まず、符号5で示すものは車軸2に
設けられた油圧シリンダ(受圧面積A)であって、車体
1を支持している。油圧シリンダ5は、車体1及び車軸
2間の上下方向の相対変位(以下、車高という)(X、
−X、)に応じて伸び−みし、それに応じて、配管し3
を通じて油が出入りするようになっている。
ここでX、は車軸2の、X、は車体lの各々高さ方向の
基準点からの変位を表している。また、油圧シリンダ5
は、そのピストン5aの両側に油室か形成されピストン
5aには両側の油室を連通させる貫通孔か形成されたも
ので、その受圧面積はロッド5bの断面積に等しいもの
である。
また、符号6で示すものはエンジンEを駆動源とする油
圧ポンプ、符号7は内部に気体を含んでガスばねの働き
をするアキニームレータ、符号8は油を貯蔵するリザー
バタンクである。これら、油圧ポンプ6、アキュームレ
ータ7及びリザーバタンク8から油圧装置(油圧源)が
構成されている。
また、符号9で示すものは油圧シリンダ5に対する給排
油量を調節する制御弁である。この流量制御弁9は配管
し1を介して油圧ポンプ6に接続され、配管し2を介し
てリザーバタンク8に接続され、配管し3を介して油圧
′シリンダ5に接続されている。
また、油圧シリンダ5と流量制御弁9とを接続する配管
L3の中点には、内部に気体を有するアキニームレータ
(ばね定数Ka)13が設けられている。さらに、配管
L3の中点とアキュームレータ13との間には、減衰係
数Cの絞りか設けられている。この絞り14は、流量制
御弁9か作動しなくなった場合に、自由振動を抑制する
配管抵抗として機能するものである。符号10は車高(
X。
−Xl)を検出する車高センサ、符号11は車体lの上
下方向の加速度α、を検出する加速度センサ、符号12
は車高センサ10からの車高信号(X、−X、)、及び
加速度センサ11からの加速度信号α、の供給を受け、
これらの信号に基づいて、後述する流量制御弁9の給油
側ソレノイド9P及び排油側ソレノイド9Rの移動量(
したがって、給排油量)を制御する制御回路である。
つぎに、流量制御弁9について詳述する。流量制御弁9
は、2つのソレノイド(給油側ソレノイド9P、排油側
ソレノイド9R)と、出入力ポート9−aと、これらの
ソレノイド9P、9Rによって、出入カポ−)9aに各
々切換接続される3つのポート、すなわち給油ポート9
b1保持ポート9c、排油ポート9dとからなっている
。出入カポ−)9aは配管L3に接続されている。
ここで、制御回路12から給油側ソレノイド9Pに電流
1.か通電されれば、給油ポート9bと出入力ポート9
aとか開弁状態になるとともに、油圧ポンプ6か作動し
て、リザーバタンク8から油圧シリンダ5及びアキュー
ムレータ13へ給油が行われ、これにより油田シリンダ
5に加圧力か発生するようになっている。一方、制御回
路12から排油側ソレノイド9Rに電流■□が通電され
れば、排油ポート9dを出入カポ−)9aとが開弁状態
となり、これにより油圧シリンダ5及びアキュームレー
タ13からリザーバタンク8へ排油され減圧されるよう
になっている。なお、制御回路12が、給油側ソレノイ
ド9P及び排油ソレノイド9Rのいずれにも通電しない
場合には、保持ポー)9cと出入カポ−haとが接続さ
れ、これにより、給排油側を停止状態にして、油圧シリ
ンダ5内の油を保持するようにしている。この流量制御
弁9は、電流値Ip、Inに応して流出入量Qが、一定
の関数的条件に従って単調に増加するようになっている
つぎに、第2図を参照して、制御回路12の構成及び機
能について説明する。
第2図は制御回路12の構成及び機能を示すブロック図
である。この図において、車高センサ10は、車高信号
(X、−X、)を検出すると、この車高信号(X、+X
、)を制御回路12へ供給する。
同様に、加速度センサ11は、加速度信号α、を検出す
ると、この加速度信号α、を制御回路12へ供給する。
この制御回路12は、供給された車高信号(X。
−Xl)及び加速度信号α、の供給を受けると、増幅要
素B7において車高信号(X t−X 1)により変化
する増幅率にで車高信号(X、−X、)を増幅し、また
増幅要素B8において一定の増幅率−に、で加速度信号
α、を増幅し、これら増幅された信号を加合わせ点J4
において加え合わせる。そして、加え合わせにより得ら
れた流量信号Q(Q=q−に、・α、=K・(Xt  
X、)  K!・α、)を伝達要素B9に入力し、流量
制御弁9の流量が流量信号Qの値となるように流量制御
弁特性の逆変換を行い、給油側ソレノイド9P又は排油
側ソレノイド9Rに通電する。すなわち、制御回路12
は、流量信号Qか正の場合には給油側ソレノイド9Pに
流量Qに対応する電流1pを流し、流量信号Qか負の場
合には排油側ソレノイド9Rに流量Qに対応する電流I
8を流す。
ここで、前記増幅率には、第3図に示すように、各範囲
で下記の如く設定されている。
(i)h BST< X x−X +< h BSTの
場合(ただし、X、−X、ζ0を除く) これは、車両が通常の路面を走行している場合であって
、車高(X 、+ X 、)が、油圧シリンダ5か伸び
側にフルストローク動作する少し手前にある状態の車高
である常用最大車高h BSTと、油圧シリンダ5か縮
み側にフルストローク動作する少し手前にある状態の車
高である常用最小車高h SSTとの間にある場合であ
る。そして、この場合には、サスペンション装置の車高
を中立位置(X、−X。
ζOとなる位置)に戻す機能に支障をきたさない限り極
力小さな一定値−に1に設定されている。
(ii)X e  X + ≧h BSTの場合これは
、油圧シリンダ5が常用最大車高h BSTに対応する
位置を超えて伸びた状態にある場合で、この場合、例え
ばK −k 、・(X !−X 、)/ h l1sr
と設定されることにより、車高(X、+X、)の増加に
対して流量信号q(制御量)が高次関数的に低下するよ
うになっている。
(ii)X t  X 1≦h BSTの場合これは、
油圧シリンダ5が常用最小車高h BSTに対応する位
置を超えて縮んだ状態にある場合で、この場合、例えば
K = k + ・(X t−X 、)/ h ssr
と設定されることにより、車高(X t−X +)の減
少に対して流量信号qが高次関数的に上昇するようにな
っている。
以上のように構成された、サスペンション装置によれば
、車軸の変位X1を入力とし車体の変位X、を出力とす
る系の動作時の信号伝達は第12図のブロック線図のよ
うになる。
すなわち、第12図において、車軸の変位X1と車体の
変位X、との差が車高の変位となって出力されることが
加合わせ点J5によって表され、この変位(X、−X、
)はそのまま油圧シリンダ5のピストン5aの移動量で
あって、この移動量に対応して油圧シリンダ5とアキュ
ームレータ13間を出入りする油の流量が生じることか
要素B10により表されている。
また、アキュームレータ13内に出入りする油の流量は
、前記油圧シリンダ5の作動によるものと、制御回路1
2により指令を受けて動作する流量制御弁を介して供給
又は排出されるものとの合計であることが加合わせ点J
6により表されている。
また、アキュームレータ13内に出入りする油の流量に
応じた圧力がアキュームレータ13内に生じるのであっ
て、この圧力により油圧シリンダ5において発生する力
を車体の質量で除算したものが車体の加速度に等しいこ
とが要素B1により表されており、この加速度によって
車体の変位X。
か生じていることを要素B2が表している。
そして、制御回路12の要素B7には車高信号が入力さ
れることか、加え合わせ点J5の出力から要素B7に向
かう矢印で表され、また、制御回路12の要素B8には
加速度センサからの信号か人力されることが、要素B1
の出力から要素B8に向かう矢印で表されている。
この第12図のブロック線図かられかるように、上記第
一の実施例のサスペンション装置によれば、制御回路1
2が加速度信号を増幅してアキュームレータ13への流
量に加え、この流量はアキュームレータ13の油量とし
て積分され油圧シリンダ5が発生する力となるので、結
果的に車体の変位を微分して得られる速度を車体に加わ
る力としてフィードバックしたのと同様の結果になる。
したがって、従来のアクティブサスペンション装置と同
様に良好な制振特性が得られ、しかも、加速度信号を積
分する演算が必要でないため応答性にも優れるものとな
る。
そして、また制御回路12は車高信号を前述のような増
幅率Kによって増幅し反転した値もアキュームレータ1
3の流量に加えるので、油圧シリンダ5には常に車高の
変化をもとに戻すような力カ発生するのであって、この
サスペンション装置は車高調整機能を有することになる
しかも、この増幅率には前述のように通常の路面を走行
する際の車高変化においては極力小さな値になっている
ので、車高の変化はこのサスペンション装置により緩和
され路面の変化がそのまま車体に伝達されて車体の姿勢
か不安定になることがない。一方、大きなうねりのよう
な凹凸が路面にあって大きな車高変化が発生した場合に
は、増幅率には前述のように急激に増加し、車高をもと
に戻す油圧シリンダ5の力が急増するので、油圧シリン
ダ5がフルストローク作動することによるフルリバウン
ドやフルバンブの発生が非常に高い確立で防止される。
つぎに、第4図〜第6図により第二の実施例を説明する
この第二の実施例のサスペンション装置は、上記第一の
実施例のサスペンション装置に対して制御回路12の一
部が異なるものである。
すなわち、このサスペンション装置の制御回路12の増
幅要素B7は、車高センサ10の検出信号とこの検出信
号を微分要素BIOによって微分して得られる速度信号
”?+とを入力とし、出力を流量信号qとして加え合わ
せ点J1に入力するもので、この増幅要素B7は、第5
図、第6図に示、 すように、車高信号(1−X、)と
速度信号Vt+とにより増幅率Kを変化させて、車高信
号(X。
−x r )を増幅するものである。
詳述すれば、増幅率Kが、各範囲で下記の如く設定され
ているものである。
(i) h ast< X !  X l< h Is
Tの場合(だだし、XtX1ζ0を除く) 前記第一の実施例と同様に、増幅率には極力小さな一定
値−に1に設定されている。
(ii)X、  Xt≧h BSTの場合速度信号vt
t≦0の場合には、K=−に、とされ、速度信号V t
 、> Oの場合には、例えばに=−に1・(X 、−
X 、)/ h□1と設定されることにより、車高(X
、+X、)の増加に対して流量信号qが高次関数的に低
下するようになっている。
(j)X 、 =X 、≦h BSTの場合速度信号V
H≧0の場合には、K−−に、とされ、速度信号V□く
Oの場合には、例えばに=に、 −(X !−X 、)
/ h ashと設定されることにより、車高(Xt−
X、)の減少に対して流量信号qか高次関数的に上昇す
るようになっている。
この、第二の実施例のサスペンション装置は、その信号
伝達を表すブロック線図が第12図のブロック線図に微
分要素BIOを加えたものとなるのであって、前記第一
の実施例のサスペンション装置と略同様の動作をするが
、大きな車高変化に対する車高調整機能において動作を
異にする。
すなわち、通常の車高変化を越えた場合(前記(ii)
(i)の場合)でも、その時点の車高変化の向きが油圧
シリンダ5がフルストローク動作する向きでなければ、
増幅率には極力小さな一定値一に1とされ、中立位置へ
の戻りは緩やかに行われる。
このため、車高が通常の値を超え油圧シリンダ5がスト
ロークエンドに近い状態にあるか車体が中立点に向かっ
て戻ろうとしている場合(すなわち、この場合フルリバ
ウンド等の可能性はない)には、増幅率Kを高めること
による車体が不安定になり易いという不具合が避けられ
る。
したがって、この第二の実施例のサスペンション装Wは
、前記第一の実施例のサスペンション装置と同様フルリ
バウンド等の可能性が少なく、かつ前記第一の実施例よ
りも広い範囲で車体の姿勢を安定的に保つことができる
という特長を有する。
つぎに、第7図〜第10図により第三の実施例を説明す
る。− この第三の実施例のサスペンション装置もやはり、前記
第一の実施例のサスペンション装置に対して制御回路1
2の要素B7が異なるものである。
すなわち、このサスペンション装置の制御1[112の
要素B7は、第7図のフローチャートに示すように動作
して流量信号qを加合わせ点J4に入力するものである
。以下このフローチャートをステップ毎に説明する。
「ステップA、ステップB] 車高信号(x t  x 1= x 21)から車体の
速度V、1を求め、ステップCに進む。
[ステップC] ステップCでは、現在フルストローク(フルリバウンド
1 フルバンプ)しやすい状態にあるか否かを判定して
いる。すなわち、IX、置≧X5Esかつ x、1・V
 、、> 0であれば、車高X2□かストロークエンド
に近くかつ油圧シリング5がストロークエンドに向かっ
て変位しているので、フルストロークしやすいと判断し
、ステップDに進み、そうでなければステップEに進む
ここで、x sesは前述の常用最大車高h□1と常用
最小車高h ll5Tの絶対値を等しく設定した場合の
その絶対値であり、この場合h R9T=X SES+
 h BST−−X SESである。
[ステップDJ 下式演算を行いステップFに進む。
Q =(X tIX 5Es)・V t、・K SES
  X 5Es−K +上式のうち−(X x  X 
5zs) ・V 2+”K sEsの値はフルストロー
クのしやすさを求めるもので、この値に基づき流量信号
qを算出するか、このとき、通常の相対変位フィートバ
ックきしての連続感を持たせるため、−X sEs・K
1を加えている。
また、K SESは、第8図に示すようにX 2+に対
して増加する増幅率であって、前述の実施例同様例えば
下式のように設定されている。
K 5ES= k I−X t 1/ X SES[ス
テップEコ 下式演算を行いステップFに進む。
Q”’−X!l・K。
[ステップFコ ステップDあるいはステップEで演算して得られた流量
信号qを加え合わせ点J4に出力する。
この第三の実施例のサスペンション装置は、前記第一の
実施例あるいは第二の実施例のサスペンション装置と略
同様の動作をするが、大きな車高変化に対する車高調整
機能において動作を異にする。 すなわち、上記フロー
チャート特にそのステップDから明らかなように、油圧
シリンダ5のストロークエンドに向かう車高変化に対し
ては、その速度V2+に比例した制御量で車高を元に戻
そうとする。
このため、大きな速度で車高か変化するときにはフルリ
バウンド等を防ききれない前記第一の実施例あるいは第
二の実施例と異なり、車体速度か大きくてもフルリバウ
ンド等を防くことかできる。
また、例えば第10図(3月こ示すような路面変化があ
った場合に、前記第二の実施例のサスペンション装置に
よると、速度Vf+の符号の反転により第10図(b)
に示すように流量信号qか変動していた。しかし、この
第三の実施例のサスペンション装置によれば、車体速度
の大きさによって増幅率が調整されるので、第10図(
C)に示すように流量信号qは滑らかに変化してフルリ
バウンド等が防止される。
したがって、この第三の実施例のサスペンション装置は
さらに確実にフルリバウンド等を防止することができる
のであって、しかも、この防止動作により車体が不安定
になる恐れかないという優れた特長を有する。
なお、上記三つの実施例は、フルリバウンド等を防止す
るために車高(X、−X、)の所定の値(すなわち、常
用最大車高h R5T等)を境にして増幅率Kを増加さ
せたか、例えば第1I図に示すように一つの高次関数式
で表せるような曲線になるように増加させてもよい。
また、本発明は、上記実施例のように車体の加速度α、
をフィードバックするタイプのサスペンション装置に限
られるものでなく、車高信号に基づいて車高をもとに戻
す必要があるものならば、いかなるサスペンション装置
であっても同様の効果を奏する。
「発明の効果」 請求項1記載のサスペンション装置によれば、フルリバ
ウンドやフルバンブの発生が非常に高い確立で防止され
、しかも、通常の路面を走行する際の車高変化に対して
は、車高を戻す動作か緩やかに行われて路面の変化がそ
のまま車体に伝達されて車体の姿勢が不安定になること
がないという効果を奏する。
また、請求項2記載のサスペンション装置は、前記請求
項1記載のサスペン/コン装置と同様にフルリバウンド
等を防止できるのであって、大きな車高変化かあっても
車体かもとの位置に向かって変位している場合には車体
の姿勢を安定的に維持することができるという効果を奏
する。
また、請求項3記載のサスペンション装置は、車体速度
が大きくても確実にフルリバウンド等を防止することが
できるのであって、かつ請求項2記載のサスペンション
装置と同様に大きな車高変化があっても車体かもとの位
置に向かって変位している場合には車体の姿勢を安定的
に維持することができ、しかも、前記フルリバウンド等
の防止動作は非常に滑らかに行われるという効果を奏す
る。
【図面の簡単な説明】
第1図〜第12図は本発明の詳細な説明するための図で
ある。 第1図〜第3図及び第12図は第一の実施例を説明する
ための図であって、第1図はサスペンション装置の全体
構成を示すブロック図、第2図は制御部の構成及び機能
を示すブロック線図、第3図は車高と制御量との関係を
示すグラフ、第12図はサスペンション装置全体の信号
の流れを示すブロック線図である。 また、第4図〜第6図は第二の実施例を説明す゛  る
ための図であって、第4図は制御部の構成及び機能を示
すブロック線図、第5図は車高と増幅率の関係を示すグ
ラフ、第6図は車高と制御量との関係を示すグラフであ
る。 また、第7図〜第10図は第三の実施例を説明するため
の図であって、第7図は制御部の動作を示すフローチャ
ート図、第8図は車高と増幅率の関係を示すグラフ、第
9図は車高と油圧シリンダのストロークとの関係を示す
図、第10図(a)は路面変化を示す図、第10図(b
)及び第10図(C)はそれぞれ路面変化に対する車高
信号と制御量の変化を示す図である。 また、第11図は本発明を補足説明するための図であっ
て、車高と増幅率の関係を示すグラフである。 1・・・・・・車体、2・・・・・・車軸、9・・・・
・・流量制御弁、10・・・・・・車高センサ、12・
・・・・・制御部、13・・・・アームレータ、X、、
(X、−X、)・・・・・・車体車軸間の距離の変動、
q・・・・・・流量信号(制御量) K・・・・・・増幅率。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)車体車軸間の距離の変動に応じて変位して作動室
    の容積が増減する油圧シリンダと、該油圧シリンダの作
    動室に接続され内部に気体及び出入り可能な油を含むア
    キュームレータと、該アキュームレータ及び前記シリン
    ダに対して給排油を行う流量制御弁と、前記距離の変動
    を検出する車高センサとを備え、 前記車高センサの検出信号に増幅率を乗算して得られる
    流量信号に基づいて前記流量制御弁を制御して前記距離
    を中立状態に戻す制御部であって、前記検出信号に基づ
    く前記油圧シリンダの変位の大きさがフルストロークに
    近い場合に前記増幅率を高める制御部が設けられている
    ことを特徴とする車両用サスペンション装置。
  2. (2)前記制御部は、前記検出信号に基づく前記油圧シ
    リンダの変位の大きさがフルストロークに近く、かつ、
    前記変位の向きがフルストロークに向かっている場合に
    、前記増幅率を高めるものであることを特徴とする請求
    項1記載の車両用サスペンション装置。
  3. (3)前記制御部は、前記検出信号に基づく前記油圧シ
    リンダの変位の大きさがフルストロークに近く、かつ、
    前記変位の向きがフルストロークに向かっている場合に
    、前記検出信号に基づく前記油圧シリンダの動作速度に
    応じて前記増幅率を高めるものであることを特徴とする
    請求項1記載の車両用サスペンション装置。
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