JPH04201485A - 感熱転写記録方法 - Google Patents

感熱転写記録方法

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JPH04201485A
JPH04201485A JP2336783A JP33678390A JPH04201485A JP H04201485 A JPH04201485 A JP H04201485A JP 2336783 A JP2336783 A JP 2336783A JP 33678390 A JP33678390 A JP 33678390A JP H04201485 A JPH04201485 A JP H04201485A
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JP
Japan
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softening
heat
coloring material
material layer
thermal transfer
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JP2336783A
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English (en)
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Kunihiro Koshizuka
国博 腰塚
Toshihisa Takeyama
敏久 竹山
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Konica Minolta Inc
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Konica Minolta Inc
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B41PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
    • B41MPRINTING, DUPLICATING, MARKING, OR COPYING PROCESSES; COLOUR PRINTING
    • B41M5/00Duplicating or marking methods; Sheet materials for use therein
    • B41M5/26Thermography ; Marking by high energetic means, e.g. laser otherwise than by burning, and characterised by the material used
    • B41M5/40Thermography ; Marking by high energetic means, e.g. laser otherwise than by burning, and characterised by the material used characterised by the base backcoat, intermediate, or covering layers, e.g. for thermal transfer dye-donor or dye-receiver sheets; Heat, radiation filtering or absorbing means or layers; combined with other image registration layers or compositions; Special originals for reproduction by thermography
    • B41M5/46Thermography ; Marking by high energetic means, e.g. laser otherwise than by burning, and characterised by the material used characterised by the base backcoat, intermediate, or covering layers, e.g. for thermal transfer dye-donor or dye-receiver sheets; Heat, radiation filtering or absorbing means or layers; combined with other image registration layers or compositions; Special originals for reproduction by thermography characterised by the light-to-heat converting means; characterised by the heat or radiation filtering or absorbing means or layers
    • B41M5/465Infrared radiation-absorbing materials, e.g. dyes, metals, silicates, C black

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  • Thermal Transfer Or Thermal Recording In General (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は感熱転写記録方法に関し、さらに詳しくは、低
エネルギーて高速印字を行なうことができる感熱転写記
録方法に関する。
[従来の技術と発明が解決しようとする課題]従来の感
熱記録蝶体、たとえばインクリボンは、支持体上に溶融
性インク層を積層してなる。
そして、紙などの被転写体にインクリボンを接触させ加
熱することにより、インク層全体を溶融・軟化させ、こ
れを被転写体に転写したのちインクリボンを引き離すこ
とにより、被転写体に印字画像を形成している。
上記の加熱する手段としては一般に感熱ヘット等か用い
られるか、消費する熱エネルギー量か多いこと、高速印
字が実現困難である等という難点がある。
これらの点を改良するため、本発明者らは、感熱転写記
録媒体による印字のメカニズムについて検討を重ねた結
果、インク層全体(厚み方向)を溶融・軟化させなくて
も、インク層の表層を溶融・軟化させるたけて、印字画
像を何ら支障なく転写することかてきることを見出した
本発明はこの知見に基いてなされたものである。
本発明の目的は、半導体レーザー光を用いて低エネルギ
ーて高速印字か可能な感熱転写記録方法を提供すること
にある。
[前記課題を解決するための手段] 前記目的を達成するための本発明の感熱転写記録方法は
、支持体上に形成された赤外線吸収性の熱軟化性色材層
に半導体レーザー光を照射し、熱軟化性色材層の表面部
を溶融し、その後に、熱軟・  化性色材層と被転写体
とを密着させることを特徴とする。
また、本発明の他の感熱転写記録方法は、支持体上の熱
軟化性色材層の表面に形成された無色の赤外線吸収性の
粘着層に半導体レーザー光を照射し、粘着層の表面層を
溶融し、その後に、粘着層と被転写体とを密着させるこ
とを特徴とする感熱転写記録方法である。
以下、本発明の詳細な説明する。
[1,]感熱転写記録用インクシート 前述した如く、半導体レーザー光てインク層を溶融・軟
化させる際は、インク層全体く厚み方向)を溶融・軟化
させる必要はなく、インク層の一部(表層部)を溶融・
軟化させても、印字画像の形成に何ら支障が起こらない
このような技術的観点に立って1本発明における感熱転
写記録用インクシートとして、次の二態様を挙げること
かてきる。
たとえば第1図に示すように、支持体l上に、赤外線吸
収性の熱軟化性色材層2を積層してなる感熱転写記録用
インクシートを挙げることがてきる。
また、他の態様としての感熱転写記録用インクシートは
、第2図に示すように、支持体1上に赤外線非吸収性の
熱軟化性色材層2aと赤外線吸収性の粘着層3とをこの
順に積層してなる。
−熱軟化性色材層(その−)− 請求項1に記載の方法て用いる感熱転写記録用インクシ
ートの熱軟化性色材層は、必須成分として結合剤と色材
と赤外線吸収剤とを含む。
1、結合剤 上記結合剤としては、熱溶融性物質および熱可塑性樹脂
を挙げることかてきる。
熱溶融性物質の具体例としては、カルナバロウ、木ロウ
、オウリキュリーロウおよびニスパルロウ等の植物ロウ
、蜜ロウ、昆虫ロウ、セラックロウおよび鯨ロウ等の動
物ロウ;パラフィンックス、マイクロクリスタルワック
ス、ポリエチレンワックス、エステルワックスおよび酸
ワツクス等の石油ロウ;ならびに、モンタンロウ、オシ
ケライトおよびモンタン等の鉱物ロウ等のワックス類を
挙げることかてき、さらにこれらのワックス類などの他
に、バルミチン酸、ステアリン酸、マルガリン酸および
ベヘン酸等の高級脂肪酸、パルミチルアルコール、ステ
アリルアルコール、ベヘニルアルコール、マルガニルア
ルコール、ミリシルアルコールおよびエイコサノール等
の高級アルコール;バルミチン酸セチル、バルミチン酸
ミリシル、ステアリン酸セチルおよびステアリン酸ミリ
シル等の高級脂肪酸エステル:アセトアミド、プロピオ
ン酸アミド、バルミチン酸アミド、ステアリン酸アミド
およびアミドワックス等のアミド類:ならびにステアリ
ルアミン、へヘニルアミンおよびパルミチルアミン等の
高級アミン類などが挙げられる。
前記熱可塑性樹脂としては、エチレン系共重合体、ポリ
アミド系樹脂、ポリエステル系樹脂、ポリウレタン系樹
脂、ポリオレフィン系樹脂、アクリル系樹脂、塩化ビニ
ル系樹脂、セルロース系樹脂、ロジン系樹脂、ポリビニ
ルアルコール系樹脂、ポリビニルアセタール系樹脂、ア
イオノマー樹脂および石油系樹脂等の樹脂類;天然ゴム
、スチレンフタジエンゴム、イソプレンゴム、クロロブ
レンゴムおよびジエン系コポリマーなどのエラストマー
類:エステルガム、ロジンマレイン酸樹脂、ロジンフェ
ノール樹脂および水添ロジン等のロジン誘導体;ならび
にフェノール樹脂、テルペン樹脂、シクロペンタジェン
樹脂および芳香族系炭化水素樹脂等の軟化点50〜15
0°Cの高分子化合物などを挙げることがてきる。
前記熱溶融性物質および熱可塑性物質を適宜に選択する
ことにより所望の熱軟化点あるいは熱溶融点を有する熱
軟化性色材層を形成することかてきる。
2、色材 前記色材としては、たとえば無機顔料および有機顔料な
どの顔料ならびに染料を挙げることかで−きる。
無機顔料としては、二酸化チタン、カーボンブラック、
酸化亜鉛、プルシアンブルー、硫化カドミウム、酸化鉄
ならびに鉛、亜鉛、バリウムおよびカルシウムのクロム
酸塩などが挙げられる。
有機顔料としては、アゾ系、チオインジゴ系、アントラ
キノン系、アントアンスロン系、トリフエンジオキサジ
ン系の顔料、バット染料顔料、フタロシアニン顔料、た
とえば銅フタロシアニンおよびその誘導体ならびにキナ
クリドン顔料などが挙げられる。
染料としては、酸性染料、直接染料、分散染料、油溶性
染料、含金属油溶性染料などが挙げられる。
熱軟化性色材層における前記色材の含有率は、通常、5
〜40重量%の範囲内であり、好ましくは10〜30重
量%の範囲内である。
なお、熱軟化性色材層には前記の成分の他にワックス類
、界面活性剤、高級脂肪酸誘導体−1高級脂肪族アルコ
ール、高級脂肪族エーテルおよびリン酸エステル、有機
質充填剤、無機質充填剤などの添加物か含まれていても
よい。
3、赤外線吸収剤 前記赤外線吸収剤としては、従来から公知のものはいず
れも使用できるか、本発明では、半導体レーザー光照射
により発熱させるため、750〜890nsの波長帯に
吸収極大を示す近赤外線吸収剤り好ましい。
近赤外線吸収剤(物質)としては、カーボンブラックや
、ポリメチン系、アズレニウム系、スクワリリウム系、
チオピリリウム系等の有機化合物、フタロシアニン系、
アゾ系、チオアミド系等の有機金属錯体などを挙げるこ
とかてきる。
これらは一種単独て用いることも二種以上を組み合わせ
て用いることもてきる。
この赤外線吸収剤は、熱軟化性色材層(その−)に、通
常、0.01〜20重量%、好ましくは0.05〜lO
重量%添加される。
なお、熱軟化性色材層の厚みは、通常、0.5〜10J
Lmの範囲内であり、好ましくは1〜5gmの範囲内で
ある。
4、過冷却物質 本発明においては、熱軟化性色材層に、過冷却性物質か
含まれていることが好ましい。
この過冷却性物質は、融点と凝固点との温度差(差動走
査熱量計[DSC]て10℃/分の昇温速度および降温
速度で当該物質の吸熱および発熱の挙動を測定したとき
に観察される吸熱ピークおよび発熱ピークの温度差)が
10’C以上、好ましくは10〜100℃であることに
よって特長付けられる。
前記過冷却性物質は、その融点か、通常40〜150℃
であり、好ましくは50〜130℃である。
過冷却性物質の融点が前記範囲内にあると、印字画像形
成の際に地汚れの発生がなく、十分な印字感度か得られ
る。
そして、このような過冷却性物質か熱軟化性色材層中に
、分散質もしくは分散媒として存在することによって、
感熱転写記録用インクシートにおける熱軟化性色材層の
剥離時間や印字環境温度の変化かあっても、剥離時の熱
軟化性色材層の凝集力を一定に保つことが可能になる。
その結果、本発明の感熱転写記録用インクシートは被転
写体に対し広い印字条件て印字か可能になり、例えばワ
ープロにもファクシミリにも適用可能になる。しかも多
数回印字を行うときには、高印字品質て印字を行うこと
かてきるようになる。
分散質もしくは分散媒として存在する過冷却性物質とし
ては、前記条件を満足する限り、あるいは本発明の目的
を阻害しない限り、各種の物質を例示することができる
すなわち、本発明に好適に用いられる過冷却性物質とし
ては、ベンゾトリアゾール、ペンシル、トリベンジルア
ミン、バニリン1ポリエチレンクリコール(分子量、 
6,000 ) 、ポリエチレンモノステアレート(ポ
リエチレングリコール部分の分子量、 6,00口)、
ε−ポリカプロラクトン(分子量; 4,000 )、
ε−ポリカプロラクトン(分子量、 10,000)等
を挙けることかてきる。
また、この外に、ヒンダードフェノール類、フタル酸エ
ステル類、低分子量ポリエステル類等を゛  挙げるこ
とかてきる。
これらの過冷却性物質は、それぞれ一種を単独に用いる
ことも、二種以上を組み合わせて用いることも可能であ
る。
本発明における過冷却性物質の熱軟化性色材層中の含有
量は、通常5〜90重量%、好ましくは10〜60重量
%である。
過冷却性物質の含有量か前記範囲内にあると、印字条件
の拡張が達成される。
過冷却性物質の含有量が5重量%未満であると、剥離時
の熱軟化性色材層の凝集力を十分に低下させることかて
きないことかあり、良好な繰り返し印字を達成すること
かてきないことかある。
また、90重量%を超えると、地汚れの発生、印字後に
熱転写記録媒体を巻き取ったときにブロッキングが発生
し易くなるのて好ましくない。
なお、熱軟化性色材層の厚みは、通常、0.5〜10g
mの範囲内てあり、好ましくは1〜5μmの範囲内であ
る。
一熱軟化性色材層(その二)− 請求項2の方法で用いる感熱転写記録用インクシートの
熱軟化性色材層は、必須成分として結合剤と色材と、さ
らに好ましくは過冷却物質とを含有する。
この熱軟化性色材層は、赤外線吸収剤か含まれていない
のて、赤外線非吸収性である。
1、結合剤 上記結合剤およびその配合量としては、前述した熱軟化
性色材層(その−)に用いられるものと同しである。
2、色材 上記色材およびその配合量としては、前述した熱軟化性
色材層(その−)に用いられるものと同しである。
3、過冷却物質 上記過冷却物質については、前述した熱軟化性色材層(
その−)に用いられるものと同しである。
一粘着層一 熱軟化性色材層(その二)に積層される粘着層は、加熱
によって粘着性を示す粘着剤と赤外線吸収剤とを含有す
る。
まず、上記粘着剤の具体例としては、例えば天然ゴム、
クロロプレンゴム系、フチルゴム系、ポリアクリル酸エ
ステル系、ニトリルゴム系、ポリサルファイド系、シリ
コンゴム系、再生ゴム系、SBR系、ポリイソプレン系
、ポリビニルエーテル系、フナN系等があり、これらは
一種単独で用いることも二種以上を組み合わせて用いる
こともてきる。
また、赤外線吸収剤については、熱軟化性色材層(その
−)に用いられるものと回しである。
粘着層における赤外線吸収剤の添加量は、通支持体の形
状については特に制限かなく、たとえば広幅のシートや
フィルム、細幅のテープやカートなど任意の形状かある
支持体の厚さは1通常、2〜10μmの範囲か好ましい
支持体の形状については特に制限がなく、例えば広幅の
シートやフィルム、細幅のテープやカートなど任意の形
状かある。
支持体の厚さは、通常、2〜10μmの範囲が好ましい
−その他の層− 前記熱軟化性色材層(その−およびその二)と支持体と
の間には、接着性等を高めるために、下引き層を設ける
ことかてきる。
また、支持体の裏面(熱軟化性色材層とは反対側)には
、走行安定性、耐熱性、帯電防止を目的てバッキング層
を有していてもよい。
このバッキング層の厚みは0.1〜1μmの範囲にする
のか好ましい。
さらに感熱転写記録用インクシートにバーフォ常、0.
1〜30重量%、好ましくは0.1〜3uLmである。
なお、粘着層の厚みについては、通常、0.05〜5)
Lm、好ましくは0.1〜3μmである。
この粘着層には色材か含有されていてもよい。
この色材としては前記熱軟化性色材層の説明において述
べたのと同様のものを使用することかてきる。
一支持体一 前述したいずれの態様の感熱転写記録用インクシートに
おいても、その支持体としては、寸法安定性かよく、画
像記録の際、半導体レーザー光の熱に耐えるものならば
何てもよいか、−船釣にはコンデンサー紙、グラシン紙
のような薄葉紙、ポリエチレンテレフタレート、ポリエ
チレンナフタレート、ポリアミド、ボうイミドポリカー
ボネート、ポリサルフォン、ポリビニルアルコールセロ
ファン、ポリスチレンのような耐熱性のプラスチックフ
ィルムを用いることかてきる。
支持体の厚さは、2〜10gmか好ましい。
レーションを形成したり、あるいは色相の異なる区域の
位置を検出するための検知マークなどを設けることによ
って、使用時の便を図ることもてきる。
[2,1感熱転写記録用インクシートの製造請求項1に
おける感熱転写記録用インクシートを製造するには、前
記熱軟化性色材層(その−)を形成する成分を溶媒に溶
解もしくは分散して熱軟化性色材層形成用塗工液を調製
し、これを支持体上に塗布・乾燥することにより、熱軟
化性色材層を形成すればよい。
また、請求項2における感熱転写記録用インクシートを
製造するには、まず、前記熱軟化性色材層(その二)を
形成する成分および前記粘着層を形成する成分をそれぞ
れ溶媒に溶解もしくは分散して熱軟化性色材層形成用塗
工液および粘着層形成用塗工液を調製する。
次に、この熱軟化性色材層形成用塗工液を支持体上に塗
布・乾燥することにより、熱軟化性色材層を形成したの
ち、この熱軟化性色材層の上に前記粘着層形成用塗工液
を塗布・乾燥することにより粘着層を形成すればよい。
いずれの熱軟化性色材層も粘着層も、公知の塗布技術、
たとえばリバースロールコータ−法、押出コーター法、
グラビアコーター法、ワイヤバー塗布法、エアナイフコ
ーター法、フレートコーター法等によって形成すること
かてきる。
前記溶媒としては、たとえば水、アセトン、メチルエチ
ルケトン(MEK)、メチルイソブチルケトン(MIB
K) 、シクロヘキサノン等のケトン系:メタノール、
エタノール、プロパツール等のアルコール系、酢酸メチ
ル、酢酸エチル、酢酸ブチル、酢酸プロピル、乳酸エチ
ル、エチレングリコールモノアセテート等のエステル系
ニジエチレンクリコールジメチルエーテル、2−エトキ
シエタノール、テトラヒドロフラン、ジオキサン等のエ
ーテル系 ベンゼン、トルエン、キシレン等の芳香族炭
化水素二メチレンクロライド、エチレンクロライド、四
塩化炭素、クロロホルム、エチレンクロルヒドリン、ジ
クロルベンゼン等のハロゲン化炭化水素などを用いるこ
とかてきる。
[3,]被転写体 被転写体は、良好な耐熱強度を有するとともに寸法安定
性の高いことが望ましい。
その材料としては、たとえば、普通紙、コンデンサー紙
、グラシン紙、ラミネート紙、合成紙およびコート紙等
の紙類:ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリエチレン
テレフタレート、ポリスチレン、ポリ塩化ビニルおよび
ポリイミド等の樹脂フィルム類1紙と樹脂フィルムとの
複合体、アルミ箔などの金属シートなどを挙げることか
てきる。
これらの被転写体の厚みは、通常lILm以上てあり、
さらには3〜5000μmの範囲か好ましい。
その厚みかI#Lm未満であると、自己支持性か失われ
ることかある。
被転写体の形状は、感熱記録の用途に応して適宜に決定
されるものてあり、たとえばテープ状やシート状などを
採用することかてきる。
[4,1印字画像の形成 本発明の感熱転写記録方法においては、感熱転写記録用
インクシートの赤外線吸収性の熱軟化性色材層または感
熱転写記録用インクシートの粘着層に半導体レーザー光
を照射して加熱する。
この赤外線吸収性の熱軟化性色材層も粘着層も赤外線吸
収剤が含まれているのて、低エネルギーである半導体レ
ーザー光の照射によっても速やかに加熱することができ
る。
こうして加熱されると、赤外線吸収性の熱軟化性色材層
の表層部か溶融し、その下層部は溶融しない。
一方、粘着層は溶融して速やかに粘着性を帯びる。
その後、直ちに赤外線吸収性の熱軟化性色材層または粘
着層と被転写体とを密着させ、しかるのち被転写体を感
熱転写記録用インクシートから引き離す。
このようにすると、感熱転写記録用インクシートでは、
一部表面か溶融した熱軟化性色材層と溶融しない熱軟化
性色材層の下部とか一体になって感熱転写記録用インク
シートの支持体より分離し、被転写体の表面に付着する
また、感熱転写記録用インクシートでは、溶融した粘着
層と熱軟化性色材層全体とか一体となって感熱転写記録
用インクシートの支持体より分離し、被転写体の表面に
付着する。
このようにして、被転写体に印字画像か形成される。
以上で明らかなように、半導体レーザー光による加熱時
の感熱転写記録用インクシートは、熱軟化性色材層全体
が溶融する必要はない。
つまり、熱軟化性色材層の表層部のみは溶融するか、熱
軟化性色材層の下層部はさほど溶融しないかあるいは全
熱溶融しなくて良い。
したかって1本発明の感熱転写記録方法によると、低エ
ネルギーで高速印字か可能になる。
[実施例] 次に、実施例に基いて本発明をさらに具体的に説明する
なお、以下において「部」は「重量部」を表わす。
(実施例1) 一感熱転写記録用インクシートの製造−下記の組成物を
サントミルで混合分散して、色材を含有する熱軟化性色
材層形成用塗工液を調製した。
熱軟化性色材層形成用塗工液: パラフィンワックス・・・・・・・・・ 4部[日木精
蝋(株)製、HN P −11]カルナバワツクス・・
・・・・・・・・ 2部エチレン−酢酸ビニル共重合体
・・・・ 1部[三井・デュポン ポリケミカル(株)
製、エバフレックスEV210] 有機顔料・・・・・・・・・・・・・・ 2部[日本化
薬(株)製、カヤセットブルーFBI過冷却物質・・・
・・・・・・・・・・ 1部[ダイセル化学工業(株)
製、プラクセルIPI メチルエチルケトン・・・・・・・・・ 90部シクロ
ヘキサノン・・・・・・・・・・ lD部次に、前記熱
軟化性色材層形成用塗工液を、厚さ6gmのポリエチレ
ンテレフタレートフィルム(支持体)上に、ワイヤーバ
ーを用いて塗布・乾燥し、厚み4μmの熱軟化性色材層
を形成した。
なお、ポリエチレンテレフタレートフィルムの裏面には
、ハラキンク層としてシリコン変性ウレタン樹脂(SP
−2105、大日精化製)を含むニトロセルロース層を
設けた。
続いて、下記の粘着層用組成物をサントミルて混合分散
して粘着層形成用塗工液を調製し、これを上記熱軟化性
色材層の上に塗布・乾燥し、厚さ3終■の粘着層を形成
した。
粘着層用組成物。
パラフィンワックス・・・・・・・・・ 3部[日木精
蝋(株)製、HN P −11]エチレン−酢酸ビニル
共重合体・・・・ 3部[三井・デュポン ポリケミカ
ル(株)製。
エバフレックスEV210コ フェノール樹脂・・・・・・・・・・・ 3部[荒用化
学(株)製、ツマノル100s]赤外吸収材・・・・・
・・・・・・・・ 1部[三井東圧染料(株)製、 S
 I R−103]分散剤・・・・・・・・・・・・・
・・ 0.5部メチルエチルケトン・・・・・・・・・
 45部トルエン・・・・・・・・・・・・・・ 45
部シクロヘキサノン・・・・・・・・・・ 10部−被
転写体− 被転写体として普通紙を用いた。
一画像形成一 まず、前記感熱転写記録用インクシートの粘着層表面に
、半導体レーザLTO90にD/MF (波長830口
量最高光出力10(1mW、シャープ(株)製)のレー
ザ光を集光して約801L−径のビームを作り、記録速
100KHzて走査した。走査直後に、この粘着層に上
記普通紙を密着させた。
次いて、感熱転写記録用インクシートと普通紙を引き剥
かし1画像を普通紙上に転写した。
(実施例2) 接着層を設けず、下記の組成物をサントミルて混合分散
して、色材を含有する熱軟化性色材層形成用塗工液を調
製した以外は、実施例1と同様に行った。
熱軟化性色材層形成用塗工液: パラフィンワックス・・・・・・・・・ 4部[日木精
蝋(株)製、HN P −11]カルナバワツクス・・
・・・・・・・・ 2部エチレン−酢酸ビニル共重合体
・・・・ 1部[三井・デュポン ポリケミカル(株)
製。
エバフレックスEV40Y] 有機顔料・・・・・・・・・・・・・・ 2部[日本化
薬(株)製、カヤセットツルーFR]過冷却物質・・・
・・・・・・・・・・ 1部[ダイセル化学工業(株)
製、プラクセルHIP] 赤外線吸収剤・・・・・・・・・・・・ 1部[三井東
圧染料(株)製、5IR−128]分散剤・・・・・・
・・・・・・・・・ 0.5部メチルエチルケトン・・
・・・・・・・ 45部トルエン・・・・・−・・・・
・・・・ 45部シクロヘキサノン・・・・・・・・・
・ IO部実施例1及び2において、普通紙に低エネル
ギーて鮮明な高速印字を行なうことかてきた。
(比較例1) 赤外線吸収剤の変わりにパラフィンワックスを用いた以
外は、実施例1と同様に行った。
(比較例2) 赤外線吸収剤の変わりにパラフィンワックスを用いた以
外は、実施例2と同様に行った。
比較例1及び2において、半導体レーザ照射直後に、接
着層あるいはインク層表面か十分に溶融しないため、普
通紙に低エネルギーて鮮明な高速印字を行なうことかて
きなかった。
[発明の効果] 本発明の廃$d’Jri/1.lI$411X/lj#
、’1,1’掟lσ感熱転写記録方法によると、低エネ
ルギーて高速印字を行なうことが可能になった。
の模式的な断面図である。
l・・・支持体、2.2a・・・熱軟化性色材層、3・
・・粘着性層。
第1図 手続補正書 平成3年 3月29日 1、事件の表示 平成2年特許願第336783号 2、発明の名称 感熱転写記録方法 3、補正をする者 事件との関係  特許出願人 氏名    弁理士(8759)福村直樹  −:、:
、z。
畿62′ 54補正命令の日付 発送口;平成3年3月12日6、
補正の対象   明細書の「図面の簡単な説明」の欄7
、補正の内容 (1)明細占の第26頁第10行と第11行のWに以下
の記載を挿入する。
記 「第2図は本発明の他の感熱転写記録用インづシートの
模式的な断面図である。」 以上

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)支持体上に形成された赤外線吸収性の熱軟化性色
    材層に半導体レーザー光を照射し、熱軟化性色材層の表
    面層を溶融し、その後に、熱軟化性色材層と被転写体と
    を密着させることを特徴とする感熱転写記録方法。
  2. (2)支持体上の熱軟化性色材層の表面に形成された無
    色の赤外線吸収性の粘着層に半導体レーザー光を照射し
    、粘着層の表面層を溶融し、その後に、粘着層と被転写
    体とを密着させることを特徴とする感熱転写記録方法。
JP2336783A 1990-11-30 1990-11-30 感熱転写記録方法 Pending JPH04201485A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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