JPH04200607A - オイルストレーナ及びその組立方法 - Google Patents

オイルストレーナ及びその組立方法

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JPH04200607A
JPH04200607A JP2329671A JP32967190A JPH04200607A JP H04200607 A JPH04200607 A JP H04200607A JP 2329671 A JP2329671 A JP 2329671A JP 32967190 A JP32967190 A JP 32967190A JP H04200607 A JPH04200607 A JP H04200607A
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JP
Japan
Prior art keywords
screen
oil strainer
holder
subassembly
fixed
Prior art date
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Pending
Application number
JP2329671A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoshinori Kawajiri
川尻 良憲
Kazuyuki Kako
加古 和之
Hirobumi Nakada
博文 中田
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Toyota Motor Corp
Aisin Corp
Original Assignee
Aisin Seiki Co Ltd
Toyota Motor Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、オイルストレーナ及びその組立方法に関し、
更に詳しくは、少くとも一部が油中に浸漬して配される
形式のオイルストレーナ及びその組立方法に関する。
[従来の技術] 車両等にあってエンジン潤滑油のために使用されるオイ
ルポンプでは、異物等から保護する必要があり、この保
護のためにオイルストレーナが用いられている。オイル
ストレーナの一つの形式として1図5に示すように、油
中に吸引口31が配される導入管32に連通ずる第一の
ケーシング33と。
オイルポンプ34に連通ずる吸引管35に連通ずる第二
のケーシング36と、これらケーシング33.3Bと共
にその接合面37においてかしめ支持されてケーシング
空間内に配される網状のスクリーンとを有するものが知
られている。
[発明が解決しようとする課題〕 上記の如き一枚のスクリーンのみが配される形式の従来
のオイルストレーナでは、使用により容易に異物が付着
してひんばんに目づまりを生ずるという問題がある。こ
の欠点を改善するために網目サイズの異なる二枚のスク
リーンを配するオイルストレーナも採用されているが、
二枚のスクリーンを有する従来のオイルストレーナでは
、構造が複雑で製作工数が多くなるばかりか、大型化す
ることで取付場所・方法等についての制約が増すという
間層があった。
更に1図5にも示されているように、スクリーンの枚数
の如何に拘わらず導入管32及び吸引管35を含むオイ
ルストレーナ全体をオイルポンプ及びオイルパンによっ
て支持するためにブラケット38が相当数必要であり、
オイルストレーナ全体の構造が複雑であると共に取付の
工数が多いという問題もあった。
本発明は、上記従来のオイルストレーナの欠点を改良し
、二枚のスクリーンを備えながら構造的に簡単であり製
作及び取付が容易で且つ取付場所・方法等に制約が生じ
難いオイルストレーナ及びその組立方法を提供すること
を目的とする。
[課題を達成するための手段] 本発明の前記目的は、一方の面が開放面であり、該開放
面に隣接して接合縁部が形成されるカバー部材と、一端
が該カバー部材の内面に固着され該一端を含む大径部と
他端側の小径部との間に段差が形成された棒状のホルダ
部材とから構成される第一のサブアッセンブリと。
第一スクリーン部材と、該第一スクリーン部材と中央部
が対向し周縁部が隣接して配されて該第一スクリーン部
材と共に煙体を形成する第二スクリーン部材と2両端が
前記第一及び第二スクリーン部材に夫々固着されて前記
籠体内に配されるスリーブ部材とから構成される第二の
サブアッセンブリと、を備え。
前記第一スクリーン部材か前記開放面に隣接すると共に
前記ホルダ部材の前記段部に当接して配され、前記スリ
ーブ部材が前記ホルダ部材の小径部に嵌合し、前記第一
及び第二スクリーン部材の周縁部が前記カバー部材の接
合縁部と固定されていることを特徴とするオイルストレ
ーナによって達成される。
また前記目的を達成するため1本発明のオイルストレー
ナの組立方法では、夫々前記第一及び第二サブアッセン
ブリが形成され2組立時にホルダ部材とスリーブ部材と
のスライド嵌合により組合わされた後、第一及び第二ス
クリーン部材の周縁部とカバー部材の接合縁部との固定
によって組立てられるように構成する。
第一及び第二スクリーン部材の周縁部とカバー部材の接
合縁部との固定を接合縁部におけるかしめ固定によって
行うこととすれば、好適である。
また、ホルダ部材が第二スクリーン部材より突出し該突
出端に開口する内周面にねじ面が形成されていることと
すれば、特にオイルストレーナの取付に好適となる。
[作用] カバー部材とホルダ部材とが固着された第一サブアッセ
ンブリと、第一及び第二スクリーン部材とスリーブ部材
とが固着された第二サブアッセンブリとは、夫々別々に
製作することができ2組立時にホルダ部材とスリーブ部
材とのスライド嵌合により組合わされた後、第一及び第
二スクリーン部材の周縁部とカバー部材の接合縁部との
固定によって組み立てられてオイルストレーナとなる。
[実施例コ 図面を参照して本発明を更に説明する。図1は本発明の
一実施例のオイルストレーナをオイルパン底部に固定し
た状態を示しており、オイルストレーナのホルダ部材の
中心軸線を通る平面での断面図として示した。
図1において、このオイルストレーナアッセンブリでは
、まずストレーナカバー1と、このストレーナカバー1
の内面の中心部に大径部側の一端がろう付されたホルダ
部材を成すセンタホルダ2とで第一のサブアッセンブリ
10を構成する。カバー部材を成すストレーナカバー1
は、側部においてオイルポンプの吸引管7に連通してい
る。図2に示したこのオイルストレーナの平面図に見る
如く、オイルストレーナアッセンブリは全体として略正
方形状の平面を有している。
夫々が網状構造を成す第一スクリーン部材5と第二スク
リーン部材6とは、スリーブ部材を成すホルダリング4
の両端に夫々固着されて内部空間にホルダリング4を収
容した籠体を形成し、この籠体が全体として第二のサブ
アッセンブリ15を構成する。籠体中心部はホルダリン
グ4の中空部において外部空間に直接連通している。
オイルストレーナアッセンブリは1図工に示したように
、オイルパン8底部に支持されたボルト3によって、オ
イルパン8底部の油中に浸漬支持される。小径部22の
下部22aは第2スクリーン部材6から突出しており、
第2スクリーン部材6をオイルパン8底部から所定距離
に保持する。ボルト3は、オイルパン8底部を貫通し1
頭部がガスケット9を介してオイルパン底面と密封状態
をなして接し、ねじ部においてホルダリング2の中心孔
と螺合する。
図3に1図1のオイルストレーナを第一及び第二サブア
ッセンブリに分解して示した。センタホルダ2には、ス
トレーナカバー1の開放面側が小径部22となる段部2
3が形成されており、ホルダリング2は、大径部21の
一端でカバー1にろう付固着されており、小径部22に
おいてホルダリング4に挿入されてスライド嵌合する構
造を有する。
カバー1には、下部の開放面14に隣接して接合縁部を
構成するかしめ部11が形成され、該接合縁部は、第一
及び第二スクリーン部材5,6の双方の周縁部を一体に
かしめてこれを水密状態に固定支持する。
カバー1は、センタホルダ2とはろう何部12において
、吸引管7とはろう何部13において、夫々固着されて
いる。センタホルダ2は、全体として円筒形状を有して
おり、大径部2Iと小径部22との間に第一スクリーン
部材5と当接する段部23を有し、開口25に連通する
内周面には取付のためのネジ面24が形成されている。
第二のサブアッセンブリ15を構成する第一及び第二の
スクリーン部材5.6とホルダリング4の両端とは、夫
々ろう何部1B及び17において固着される。ホルダリ
ング4の内面端部には、ろう付部のセンタホルダ2との
嵌合を容易にするためテーバ面41が形成されている。
第一スクリーン部材5は略正方形状の細かい網目の網状
部材であり、中心部にセンタホルダ2の貫通のための中
心孔51が形成される。第二スクリーン部材は、全体と
して皿形状で第二スクリーン部材よりもやや粗い網目の
網状部材を成しており、第一スクリーン部材同様中心孔
61を有する。
双方のスクリーン部材5.6は9周縁部16において重
ね合わせられて双方の間にストレーナ空間を形成する。
周縁部1Bは、カバー1の接合縁部11でかしめられる
ので、特にろう付を必要としない。
上記実施例では、オイルストレーナアッセンブリを第一
サブアッセンブリと第二サブアッセンブリとに分けて構
成し、第二サブアッセンブリを構成する補体がスリーブ
部材を構成するホルダリング4を介して第一サブアッセ
ンブリに組合わされるという構造を有するため1種々の
利点を有している。このような構成を採用しない図4の
比較例と対照して利点を説明する。
比較例のオイルストレーナでは1図4に断面図として示
したように、センタホルダ2に、第一及び第二のスクリ
ーン部材5,6を夫々ロウ付は固着するための二つの段
差26.27を必要とする。このため一つの段差23の
みで足りる実施例に比してセンタホルダ2の構造が複雑
となる。更に、比較例ではろう付けをするにあたっては
、まずカバー部材1とセンタホルダ2とを1次にセンタ
ホルダ2と第一のスクリーン部材5更に第二のスクリー
ン部材6とをろう付けするというように順次にろう付け
する必要がある。このように順次にろう付けを行う場合
には、先のろう付は個所のろう材が融は出さないように
、ろう付は作業が行われる順に融点の低いろう材の使用
を余儀なくされる。しかし、上記実施例ではこのような
比較例の欠点を除いて、二枚のスクリーン部材5,6を
ホルダリング4に同時にろう付けすることができ、形成
された第二のサブアッセンブリと、同様にろう付けの完
了した第一のサブアッセンブリとを嵌合により組合せた
後接合縁部11においてかしめ固定を行′うことで全体
の組立が完了するため、融点の異なるろう材使用の必要
がない。
図3に戻り1本実施例のオイルストレーナでは、センタ
ホルダ2に内ねじ面24を形成し、この内ねじ面24で
オイルパン8にボルトを介して固定可能としたことによ
り、取付けのための部材を他に要しないという利点をも
有する。また、第二サブアッセンブリ全体を油中に浸漬
して配する構造のため、オイルストレーナへの油導入管
を必要とすることもなく、更に小型化されたために取付
場所の制約も小さいという利点がある。
なお、上記実施例ではカバー1の接合縁部11をかしめ
構造とした本発明の好適な例を示したが。
接合縁部の形状自体はこのような構造に限定されるもの
ではなく1種々の固定構造が採用できる。
[発明の効果] 以上説明したように本発明のオイルストレーナ及びその
組立方法によると、オイルストレーナを、第一及び第二
サブアッセンブリにより構成し、これらをホルダ部材と
スリーブ部材との嵌合により組み立てた上でカバー部材
と第一及び第二スクリーン部材との固定を行うことによ
り、製品として組み立てることができるので、構造が簡
単で製作・取付が容易であると共に取付場所の制約が生
じ難いオイルストレーナ及びその組立方法を提供できた
前記第一及び第二サブアッセンブリの固定をかしめ固定
によって行うとすれば、既に行われたろう付は個所にお
けるろう材の融は出しが生じ難いオイルストレーナを提
供できる。
また、ホルダ部材の内周面にねじ面を形成することとす
れば、このねじ面においてオイルパン底部にボルトを介
して簡単に支持することができ。
特に取付けが容易なオイルストレーナを提供できる。
【図面の簡単な説明】
図1は本発明の一実施例のオイルストレーナをオイルパ
ン底部に支持状態で示す断面図(図2の1−I矢視図)
2図2は図1の実施例のオイルストレーナの平面図2図
3は図1のオイルストレーナを各サブアッセンブリ毎に
分解して示す分解図1図4は比較例のオイルストレーナ
の断面図。 図5はオイルポンプの断面図と共に示す従来のオイルス
トレーナの一部破断側面図、である。 l・・・カバー部材 2・・・ホルダ部材(センタホルダ) 4・・・スリーブ部材(ホルダリング)5.6・・・ス
クリーン部材 7・・・吸引管     8・・・オイルパン底部10
・・・第一サブアッセンブリ 15・・・第二サブアッセンブリ 出願人  アイシン精機株式会社 (外1名) 代理人   弁理士  加 藤 朝 道図3 図4

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1)一方の面が開放面であり、該開放面に隣接して接合
    縁部が形成されるカバー部材と、一端が該カバー部材の
    内面に固着され該一端を含む大径部と他端側の小径部と
    の間に段差が形成された棒状のホルダ部材とから構成さ
    れる第一のサブアッセンブリと、 第一スクリーン部材と、該第一スクリーン部材と中央部
    が対向し周縁部が隣接して配されて該第一スクリーン部
    材と共に籠体を形成する第二スクリーン部材と、両端が
    前記第一及び第二スクリーン部材に夫々固着されて前記
    籠体内に配されるスリーブ部材とから構成される第二の
    サブアッセンブリと、を備え、 前記第一スクリーン部材が前記開放面に隣接すると共に
    前記ホルダ部材の前記段部に当接して配され、前記スリ
    ーブ部材が前記ホルダ部材の小径部に嵌合し、前記第一
    及び第二スクリーン部材の周縁部が前記カバー部材の接
    合縁部と固定されていることを特徴とするオイルストレ
    ーナ。 2)前記カバー部材の接合縁部が第一及び第二スクリー
    ン部材の周縁部をかしめ固定していることを特徴とする
    請求項1記載のオイルストレーナ。 3)前記ホルダ部材は、小径部が前記スリーブ部材を貫
    通して突出しており、該突出端に開口する内周面にねじ
    面が形成されていることを特徴とする請求項1又は2記
    載のオイルストレーナ。 (4)一方の面が開放面であり、該開放面に隣接して接
    合縁部が形成されるカバー部材と、一端が該カバー部材
    の内面に固着され該一端を含む大径部と他端側の小径部
    との間に段差が形成された棒状のホルダ部材とから構成
    される第一のサブアッセンブリと、 第一スクリーン部材と、該第一スクリーン部材と中央部
    が対向し周縁部が隣接して配されて該第一スクリーン部
    材と共に籠体を形成する第二スクリーン部材と、両端が
    前記第一及び第二スクリーン部材に夫々固着されて前記
    籠体内に配されるスリーブ部材とから構成される第二の
    サブアッセンブリと、を備え、 組立時にホルダ部材とスリーブ部材とのスライド嵌合に
    より組合わされた後、第一及び第二スクリーン部材の周
    縁部とカバー部材の接合縁部との固定によって組立てら
    れることを特徴とするオイルストレーナの組立方法。
JP2329671A 1990-11-30 1990-11-30 オイルストレーナ及びその組立方法 Pending JPH04200607A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6793761B2 (en) * 1999-01-25 2004-09-21 G P Daikyo Corporation Method of manufacturing oil strainer
CN100450687C (zh) * 2007-09-04 2009-01-14 重庆圣马田机械制造有限责任公司 机油集滤器钎焊装配方法

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