JPH04200427A - 電気掃除機 - Google Patents
電気掃除機Info
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- JPH04200427A JPH04200427A JP32907390A JP32907390A JPH04200427A JP H04200427 A JPH04200427 A JP H04200427A JP 32907390 A JP32907390 A JP 32907390A JP 32907390 A JP32907390 A JP 32907390A JP H04200427 A JPH04200427 A JP H04200427A
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Landscapes
- Electric Vacuum Cleaner (AREA)
- Electric Suction Cleaners (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
[産業上の利用分野]
本発明(よ電気掃除機に係り、さらに詳細には、電動送
風機、特にインバー々駆動によるブーラジしスミ動送風
機の電源部及び制御回路の冷却及びバラヱ・ス良い実装
に関するも、のである。 [従来の技術] 電気掃除機の電動送風機には、一般(こたとえば実開昭
58−98057号公報(1示されでいるように、カー
ボ;ブラう・祭もする電動送風機が用いられている。 イしで、カーボンブラシを有する電動送風機の場合、そ
の入力制御用自己発熱素子の冷却は、電動送風機の排気
流で可能であり、また制例回路はサイリスタなどの自己
発熱素子以外(ま、弱電回路であるので、特に冷却に気
を使−゛)必要が無く、掃除機本体内・\実装する場合
でも、特に気づか−゛ノことなぐ、空いているスペース
へ配置す才tばよいものであった。 (発明が解決しようとする課題1 しかしながら、最近、電動送風機として、回転数制御を
自在に行なうことのできる、インバー々制御によるブラ
〉しスミ動送虱機の採用が検8・すされでいるか、この
インバー々制御によるブ:′Jししスミセリ送風機を電
気掃除機、S実装にた場合、イニバータのスイ・Iラン
グ素子である・りr7−エレ゛ニール、杢らニーは整流
ダイオ−ドなどの半導体素子は自己q2が140へ15
0 ’Cど相当に高い、ニーどから、電動送風機内を通
過して成る程度昇温さ才lた排気流、すなわち電動送風
機内を通過(ること番−7よ一〕で当該送風機からの発
熱分を含Aだ排気流(−よる冷却では不]−分である。 一ブJ、力率を改善するL C回路を構成するりアクド
ルや電解コンデシサなどの比較的重量のある電気部品で
14つ電動送風機からの111気風で冷却可能なものの
、板搬物である掃除機への実装はあま\ す例がなく、取付強度、冷却効果をp3−虜−4ると状
+=、重心の位置、すなわち実装後の掃除機本体のバラ
ンスをも考廖して配置を決める必要がある。 また、制(社)回路に電源部の接続のための内部配線は
多数必要となる。なぜならば、限り11だ掃除機本体内
のスペースで実装するため;二は、−枚のプリント基板
りに実装すると、掃除機本体の大形化を紹くことになる
ため、ある程19″、回路を分離した形での実装となる
のが一般的である。従って複雑となる内部配線にχ・1
して、結線状聾の確認等が容易であることが、サービス
性向士、生産性向」につながるものであり、この点を鑑
みる必要がある。 本発明は、以上の点を考慮してなされたものであって、
そのL1的とするところは、@気部品の効果的な冷だノ
とバラニスよい配置を成す実装を実現し、サービスメシ
テナンス性、作業性に優れる電気掃除機を提供すること
である。
風機、特にインバー々駆動によるブーラジしスミ動送風
機の電源部及び制御回路の冷却及びバラヱ・ス良い実装
に関するも、のである。 [従来の技術] 電気掃除機の電動送風機には、一般(こたとえば実開昭
58−98057号公報(1示されでいるように、カー
ボ;ブラう・祭もする電動送風機が用いられている。 イしで、カーボンブラシを有する電動送風機の場合、そ
の入力制御用自己発熱素子の冷却は、電動送風機の排気
流で可能であり、また制例回路はサイリスタなどの自己
発熱素子以外(ま、弱電回路であるので、特に冷却に気
を使−゛)必要が無く、掃除機本体内・\実装する場合
でも、特に気づか−゛ノことなぐ、空いているスペース
へ配置す才tばよいものであった。 (発明が解決しようとする課題1 しかしながら、最近、電動送風機として、回転数制御を
自在に行なうことのできる、インバー々制御によるブラ
〉しスミ動送虱機の採用が検8・すされでいるか、この
インバー々制御によるブ:′Jししスミセリ送風機を電
気掃除機、S実装にた場合、イニバータのスイ・Iラン
グ素子である・りr7−エレ゛ニール、杢らニーは整流
ダイオ−ドなどの半導体素子は自己q2が140へ15
0 ’Cど相当に高い、ニーどから、電動送風機内を通
過して成る程度昇温さ才lた排気流、すなわち電動送風
機内を通過(ること番−7よ一〕で当該送風機からの発
熱分を含Aだ排気流(−よる冷却では不]−分である。 一ブJ、力率を改善するL C回路を構成するりアクド
ルや電解コンデシサなどの比較的重量のある電気部品で
14つ電動送風機からの111気風で冷却可能なものの
、板搬物である掃除機への実装はあま\ す例がなく、取付強度、冷却効果をp3−虜−4ると状
+=、重心の位置、すなわち実装後の掃除機本体のバラ
ンスをも考廖して配置を決める必要がある。 また、制(社)回路に電源部の接続のための内部配線は
多数必要となる。なぜならば、限り11だ掃除機本体内
のスペースで実装するため;二は、−枚のプリント基板
りに実装すると、掃除機本体の大形化を紹くことになる
ため、ある程19″、回路を分離した形での実装となる
のが一般的である。従って複雑となる内部配線にχ・1
して、結線状聾の確認等が容易であることが、サービス
性向士、生産性向」につながるものであり、この点を鑑
みる必要がある。 本発明は、以上の点を考慮してなされたものであって、
そのL1的とするところは、@気部品の効果的な冷だノ
とバラニスよい配置を成す実装を実現し、サービスメシ
テナンス性、作業性に優れる電気掃除機を提供すること
である。
【lll!題を解決するための手段]
上記[]的を達成するために、掃除機本体内に塵埃を捕
集する集空室と、電動送風機とを備える電気掃除機にお
いて、電動送風機を駆動するための制御回路を構成する
自己間−1素子を、集塵室を形成する集塵ケース−I−
面に格子状tノブ体によ−って41−切られたスリー・
1・軟量[]部に気密用バ・ソキニ・を介して@*’r
−ス側に固定される放熱材に感電防1F用絶縁も(をさ
らに介して取着したものである。 [作用] しかして、前記構成の本発明にj、れば、冷却が心数な
自己発熱素r−を集塵ケ゛−スの開11部に取付けた放
熱Hに取着したことによって発蛇素了は、集塵室内を通
過する冷たい吸気流により冷却される。また、開11部
は格子状のリブ体によっでイ1−切られたスリ/l・状
になっているため熱をも−51だ放熱材に誤って触れる
ことがない。また、fi!!!!素了IJ、感電防ik
用絶縁材に4−って電気的lこ放熱材と絶縁されている
。また格子状のリブ体は土に集塵室を流れる風の向きと
平行に設けられ、リブ体を補強するための横リブは流れ
をみださないように低くなっている。 さらに、発熱素子は集塵ケースの上面に位置し、外部ケ
ースを取はずしたり状態で目視できる位置にあり内部配
線の状況が容易に確認できるので、サービス性、作業性
に優れた電気掃除機を提供できる。 さらに、放熱材は、集塵ケースの外側(正圧側)に気密
パツキンを介して固定されているため、吸込力が働いた
時でも、集塵ケースの内外の圧力差によって放熱板は集
塵ケースの外面に押圧されるためリークする恐れがない
。 【実施例】 以下、本発明の一実施例を、図面を用いて説明する。 第1図は、本発明の一実施例を示す電気掃除機の縦断面
図、第2図は、第1図においてP方向から見た横断面図
、第3図は、第1図においてQ方向から見た断面図、第
4図は集塵ケース斜視図、第5図は本体の斜視図である
。 掃除機本体1は、上ケース2、下ケース3により構成し
、下方に二に一ス3と回動自在に取付はグ た車輪台4を、前方に集塵フィルター5の交換のための
開閉自在の集塵蓋6を有している。65は、集塵蓋6を
係止するクランプである。上ケース2の上面には持ち運
ぶためのハンドル70がある。 内部には、電気掃除機の駆動源とし工、機械的なブラシ
を持たず、それ故長寿命で、また制御応答性の良いイン
バータ駆動のブラシレス電動送風機7を内蔵する電動送
風機室8、集塵フィルター5を収納する集塵室9、電源
を供給する電源コード10を巻き取るコードリール11
、およびコードリールの巻き取11操作をするベゲル9
1がある。 電動送風室8は、ブラシレス電動送風機7の反ファン側
部14を略球状に、側面部15を略円筒状に構成するこ
とにより、剛性を高めた電動送風機ケース16.17に
より構成しており、内側に吸音材18を貼り付けている
。二こで、電動送風機ケース16.17の反ファン側部
14を略球状に、側面部15を略円筒状に構成すること
によりケース自体の、剛性の強化によって、電動送風機
ケースで問題となる1000)Lz以下の低周波数域の
透過音低減に効果がある。この電動送風機室8は、第2
図で示す如く滑らかにしたケース3内にリング状に構成
した排気ダクト室19に接続しており、電動送風機室8
と同様に、内側に吸音材(底面)20を貼り付けている
。また、電動送風機室8の排気部には、排気風量を最適
に調節して排気音を低減するための、絞り部21を電動
送風機ケース16と一体に構成している。排気ダクト室
19は、下側を下ケース3で、上側を排気ダクトカバー
22で構成し、終端を滑らかに下ケース3と下方に下ケ
ース3と回動軸23を中心に回動自在に取付けた車輪台
4に中間排気口24をもって開放している。車輪台4に
は、4ケ所のキャスター取付部25があり、キャスター
軸26を回動中心としてキャスター27を回動自在に設
けており、外周に家具等への傷付きを防ぐためのバンパ
ー28を取付けている。下ケース3の下方には、複数個
(通常3〜4個)の車輪29があり、車輪台4の内面上
をギャップをもって下ケース3が回動できるように構成
している。また、この下ケース3と車輪台4とのギャッ
プ空間を、中間排気口24がら排出された排気流の分散
排気室30として活用している。集塵室9は、第2図で
示す如く平面と曲面で構成した箱状の集塵ケース31と
集塵蓋6の内側にある集塵蓋カバー32により構成し、
内側に高性能フィルター、すなわち03μm程度の塵埃
を99%以上まで捕集可能なミクロフィルター33を取
付けている。また、箱状のフィルターケース58を有し
、この内側に集塵フィILター5を収納している。フィ
ルターケース58の吸込側外周には気密パツキン34を
嵌着させて、集塵蓋カバー32と集塵ケース31の気密
をとっている。 ブラシレス電動送風機7は、両側を防振ゴム36、防振
ゴム37を介して電動送風機室8内で防振支持し回転振
動音が電動送風機ケース17に1育接伝わらないように
し、防振ゴム68によって集塵ケース31との気密をと
って集塵室9の空気洩れを防ぐようにしている。ここで
68は、¥B振ゴムにを確実にとっている。ブラシレス
電動送風機7の端部には、回転子(図示せず)の回転数
を検知するため位置検出部(図示せず)があるが、この
部分に細塵が侵入すると位置検出の信頼性が低下するた
め、細塵の鏝大防止が必要である。本実施例の場合には
、ブラシレス電動送風機7の吸気側にミクロフィルタ3
3を配置しているため、位置検出部へ微細塵が浸入する
心配はない。集塵蓋6の前部には、ホース(図示せず)
を回動自在に取付支持するホース差込口41があり、気
密パツキン(吸込口)42を介して集塵蓋カバー32と
気密をとっている。また、集塵蓋カバー32に取付けた
気密パツキン(図示せず)で集塵蓋カバー32に取付け
た気密パツキン(図示せず)で集塵蓋カバー32と紙袋
フィルター5の当板部44の気密をとっている。次に、
電気部品関係について説明する。第6図に本実施例の全
体回路図を示す。図において、交流100V電源44を
、コンデンサ45とリアクトル46で構成する力率改善
部47、ノイズフィルター48を通したのち、整流回路
49で整流し、平滑用コンデンサ50により平滑にして
インバータ回路51に直流電圧200Vを供給するもの
である。ブラシレス電動送風機7は、2極の永久磁石か
ら成る回転子と、三相の固定子巻線を有している。ブラ
ンレス電動送風機7の速度制御は、回転子の磁極位置を
検知する位置検出部、インバータ回路51内のトランジ
スタを駆動するペースドライバー52および、位置検出
部より得られた検出信号に基づいてペースドライバー5
2を駆動するマイクロコンピュータ−(図示せず)とか
ら主要構成している。マイクロコンピュータ−は制御部
54に収納し、この制御部541\実際の使用者が操作
する起動スイッチ、吸口(図示せず)に設けた回転ブラ
シ(図示せず)の起動を操作するスイッチ等を含む手元
操作回路55がつながっている。ブラシレス電動送風機
7は、固定子巻線に流れる電流が電動機の出力トルクに
対流するので逆に印加電流を変えれば出力トルクを可変
にできる。すなわち、印加電流を調整することにより、
電動機の出力l・ルクを連続的に任意に変えることがで
きる。又、インバータの駆動周波数を変えることにより
回転速度を自由に変えることができる。次に、各電気部
品の掃除機本体1への実装について説明する。力率改善
用のコンデンサ45は、円筒形のものを用い、第2図に
示す如く端子側を上向きにして、難燃材からなる基板ケ
ース57内に収納する。ここで端子側を上向きにするの
は、端子側に防爆弁があるためで、万一、コンデンサが
劣化した場合に内部の電解液が流出するという最悪の事
態を想定して、最も被害の少ないように電解液が流出す
る防爆弁を上側に位置させて、直接垂れ流れないように
するものである。 一方、平滑用コンデンサ50は、電源基板59に6個に
分割して実装している。6個に分割するのはそれぞれに
流れる電流を減らすことにより、発熱量を低減するため
である。また、基板ケース57に収納するものは、不慮
の欠陥が生じコンデンサ45あるいは平滑用コンデンサ
50が爆発あるいは洩れ出た電解液による短絡などによ
る発煙、a ノk t、−冊小阻にとFめる−すなわち
一基板ケース57外への類焼を防止するためである。 インバータ回路51は、モジュール化し、集塵ケース3
1の上面にスポンジゴム製の気密用パツキン92を介し
て取付けられる金属製の放熱材95に感電防止用絶縁材
94を介してネジ93によって固定される。これにより
インバータ回路51は常に吸気によって冷却されるので
冷却効果が高く、発熱量の多いインバータ回路51は十
分冷却される。 また、放熱材を電気的に絶縁するのは、フイ刀ターケー
ス58をミクロフィルター33のメンテナンス等のため
に集塵ケース31と着脱自在に構成しているためで、イ
ンバータ回路5Iと集塵ケース31とは一次的に電気絶
縁しているものの、万一に備え、これを二重に絶縁する
ためである。 また、放熱材95の近接する集塵ケース31の上面開口
部96はスリット・状に仕切られており、集塵室9の内
側を流れる空気流の方向と同一方向のリブ体97と、空
気流と直角方向の横リブ98によって格子状に成形され
ている。これにより、熱くなった放熱材に誤って触れる
ことがない。また開口部96は集塵ケース31上面に位
置しているため、重いゴミが、集塵フィルター5にたま
った場合でも、上方での空気流は確保され冷却効果は失
われることがない。 力率改善用のりアクドル46は、単品での重量が重いた
め、下ケース3の回動軸23上で、平面方向から見て掃
除機本体1の略中央部の最も安定して強固に支持できる
個所に配置している。ノイズフィルター48及び整流回
路49は、平滑用コンデンサ50と共に一つの基板にま
とめ電源基板59とし、ペースドライバー52(基板化
している)とを、第2図に示す如く、実装状態で基板が
略垂直になるように 基板ケース57内に収納している
。ここで、基板ケース57内に収納するのは、不慮の場
合の発煙、発火に対する類焼防止と、電波障害となるノ
イズ発生を制御するためである。 マイクロコンピュータ−を含む制御部54は、電動送風
機室8の上方に配置している。尚、コードリールIIは
集塵ケース31をはさんで基板ケースと反対側に位置さ
せ、制御部54は、電動送風機の支持板63に搭載して
いる。集塵ケース31上には、吸込力の程度を表示する
LED点灯式のパワーインジケータ67がある。電動送
風機ケース16.17は、それぞれ防振ゴム68.69
を介して排気ダクトカバー22と支持板63で挟持し、
電動送風機7から見ると二重に防振されている構成であ
り、電動送風機7の回転振動音を効果的低減できるもの
である。 以上説明してきた電動送風機内の風の流れについて説明
する。各図に白抜きの矢印で示したのが風の流れである
。吸込気流は、塵埃と共にホース差込口より集塵室8に
流人し、集塵フィルター5で塵埃を濾過したあと、フィ
ルターケース58のミクロフィルター33を通過し、ブ
ラシレス電動送風機7内に入る。ミクロフィルター33
を通過することによって、0.3μm程度の微細塵が9
9%以上取り除かれた状態で、ブラシレス電動送風機室
7内に入る。ブラシし・スミ動送風機7から排出された
気流は、通気性で且つ難燃性をもつ吸音カバー77を通
過して電動送風機室8内に入り、内貼した吸音材18に
より減音された後、排気ダクト室19へ滑らかに導かれ
る。ここで、第2図に示すように、ブラシレス電動送風
機室8の排気圧ロア2の近傍からは一部の排気が排気ダ
クト室19へ直接導かれるが、その他の排気は電動送風
機室8内を時計回りに流れる形で吸音材18によって効
果的に吸音される。ここで、排気圧ロア2の近傍から一
部の排気を排気ダクト室19へ直接導く風量は、ブラシ
レス電動送風機7の性能と電動送風機室8の容積によっ
て決まる。すなわち、ブラシレス電動送風機7の性能が
高(、排気風量が多い場合に、排気全体を時計回りに流
すと、排気風速が上がってしまい、吸音材18による吸
音効果が減ってしまう場合がある。この場合は、−部の
排気を直接排気ダクト室19へ導く方が全体の排気風速
が下がり、吸音材18による吸音効果が高まって全体の
騒音レベルを下げることができる。また、ブラシレス電
動送風機7の性能が高く、排気風速が高い場合でも、電
動送風機室8の容積を大きくできれば、排気風速を適当
なものとできるので、排気全体を時計回りに流して吸音
材18により効果的に消音できるが、電動送風機室8の
容積を大きくする程、掃除機本体1の寸法が大きくなる
ため取扱性が低下すること(二なる。従って、ブラシレ
ス電動送風機7の性能はブラシしスミ動送風機室18の
容積のパラ〉スを考慮して一部の排気を直接排気ダクト
室19へ導く風量を決めることになる。次に排気圧ロア
2には、電動送風機ケース16と一体に形成した絞り部
21があるが、この高さを適当なものに設定することに
より、排気ダクト室19へ導かれる排気風の風速を最適
に調節することができる。排気ダクト室19は下ケース
3と排気ダクトカバー22で構成しているが、ここに流
れ込んだ排気流は、円環状の案内リブ61に沿って下ケ
ース3上を回り、吸音材(底面)20によって充分吸音
された後、中間排気口24より車輪台4の分散排気室3
0へ流入する。ここで、中間排気口24へは、排気ダク
トカバー22った案内部により滑らかに排出される。ま
た中間排気口には、金網などの素材の整流ネットを設け
ており、これによってスムーズに排気流を分散排気室3
0へ導(ことができる。分散排気室30からは下ケース
3と車輪台4との空間に添って掃除機本体1の全周に設
けた排気ロアロより低風速にて排出される。従って、排
気風によって床面の塵埃をまき上げることは最小に抑え
ることができる。 一方、電動送風機室8から排気ダクト室19へ導かれた
排気風の一部は、リアクトル46の収納室64に導かれ
、リアクトル46を十分冷却した後、再び排気ダクト室
19の出口近傍へ流出し、中間排気口24より排出され
る。また一部の排気風は、基板ケース57内へ導かれ、
平滑用コンデンサ50、力率改善用コンデンサ45、及
びノイズフィルタ48などを冷却した後、本体内に排出
し、最終的に@源コード10の出口となるコード出口1
2より掃除機本体外へ排出される。さらに排気ダクト室
19内で十分に吸音された排気風の原コードIQを十分
冷却した後、そのほとんどが再び排気ダクト室19の出
口近傍へ流出し、中間排気口24より排出され、一部は
コード出口12より排出される。 以上述べてきたように、本実施例によれば、電気部品を
電源部、制御回路、表示部に分離し、さらに電源部を電
源基板59、整流ダイオード38、インバータ回路51
、リアクトル46等に分離し。 ているので、各々が必要且つ十分な冷却方法もって冷却
され、また重量的にもバランスが取れ、掃除機本体内の
スペースを有効に活用でき、掃除機本体の小形化が図れ
るという大きな効果がある。 さらに、上ケース2を取りはずせば、表示部、制御回路
、li電源部露出し、それぞれの結線状態が目視できる
ので、サービス性、作業性のよい電気掃除機を提供でき
るという効果がある。 [発明の効果] 本発明によれば、発熱量の多いインバータ回路や整流ダ
イオードは、集塵ケースに取付けた放熱材によって冷た
い吸気流によって、十分冷却されまた。集塵ケースの開
口部は格子状リブ体が設けてあり、熱くなった放熱材に
誤って触れることがない。 また、発熱素子は、感電防止用絶縁材によって放熱材と
電気的に絶縁されているため安全である。 また格子状リブの高さの高いリブは集塵室を流れる空気
流と同一方向に、空気流と直角方向となる補強用の横リ
ブは低(設けてあり風の流れをさまたげない。 さらに、集塵ケースの上面に開口部を設けているため、
重い砂ゴミを吸って集塵フィルターがいっばいになって
きた場合でも集塵ケースの上方での風の流れは失われず
、素子の冷却効果は変化しない。 また、放熱材は、集塵ケースの外側(正圧側)に気密パ
ツキンを介して固定されているので、吸込力が働いた時
には、放熱材は集塵ケースに密着する方向で、リークす
る恐れがない。 さらにまた、放熱板と集塵ケースはシールされているた
め、発熱素子を放熱材の上面に多数配設した場合でも、
特にシール構造に変わりなく、組立作業性も失われるこ
とがない、
集する集空室と、電動送風機とを備える電気掃除機にお
いて、電動送風機を駆動するための制御回路を構成する
自己間−1素子を、集塵室を形成する集塵ケース−I−
面に格子状tノブ体によ−って41−切られたスリー・
1・軟量[]部に気密用バ・ソキニ・を介して@*’r
−ス側に固定される放熱材に感電防1F用絶縁も(をさ
らに介して取着したものである。 [作用] しかして、前記構成の本発明にj、れば、冷却が心数な
自己発熱素r−を集塵ケ゛−スの開11部に取付けた放
熱Hに取着したことによって発蛇素了は、集塵室内を通
過する冷たい吸気流により冷却される。また、開11部
は格子状のリブ体によっでイ1−切られたスリ/l・状
になっているため熱をも−51だ放熱材に誤って触れる
ことがない。また、fi!!!!素了IJ、感電防ik
用絶縁材に4−って電気的lこ放熱材と絶縁されている
。また格子状のリブ体は土に集塵室を流れる風の向きと
平行に設けられ、リブ体を補強するための横リブは流れ
をみださないように低くなっている。 さらに、発熱素子は集塵ケースの上面に位置し、外部ケ
ースを取はずしたり状態で目視できる位置にあり内部配
線の状況が容易に確認できるので、サービス性、作業性
に優れた電気掃除機を提供できる。 さらに、放熱材は、集塵ケースの外側(正圧側)に気密
パツキンを介して固定されているため、吸込力が働いた
時でも、集塵ケースの内外の圧力差によって放熱板は集
塵ケースの外面に押圧されるためリークする恐れがない
。 【実施例】 以下、本発明の一実施例を、図面を用いて説明する。 第1図は、本発明の一実施例を示す電気掃除機の縦断面
図、第2図は、第1図においてP方向から見た横断面図
、第3図は、第1図においてQ方向から見た断面図、第
4図は集塵ケース斜視図、第5図は本体の斜視図である
。 掃除機本体1は、上ケース2、下ケース3により構成し
、下方に二に一ス3と回動自在に取付はグ た車輪台4を、前方に集塵フィルター5の交換のための
開閉自在の集塵蓋6を有している。65は、集塵蓋6を
係止するクランプである。上ケース2の上面には持ち運
ぶためのハンドル70がある。 内部には、電気掃除機の駆動源とし工、機械的なブラシ
を持たず、それ故長寿命で、また制御応答性の良いイン
バータ駆動のブラシレス電動送風機7を内蔵する電動送
風機室8、集塵フィルター5を収納する集塵室9、電源
を供給する電源コード10を巻き取るコードリール11
、およびコードリールの巻き取11操作をするベゲル9
1がある。 電動送風室8は、ブラシレス電動送風機7の反ファン側
部14を略球状に、側面部15を略円筒状に構成するこ
とにより、剛性を高めた電動送風機ケース16.17に
より構成しており、内側に吸音材18を貼り付けている
。二こで、電動送風機ケース16.17の反ファン側部
14を略球状に、側面部15を略円筒状に構成すること
によりケース自体の、剛性の強化によって、電動送風機
ケースで問題となる1000)Lz以下の低周波数域の
透過音低減に効果がある。この電動送風機室8は、第2
図で示す如く滑らかにしたケース3内にリング状に構成
した排気ダクト室19に接続しており、電動送風機室8
と同様に、内側に吸音材(底面)20を貼り付けている
。また、電動送風機室8の排気部には、排気風量を最適
に調節して排気音を低減するための、絞り部21を電動
送風機ケース16と一体に構成している。排気ダクト室
19は、下側を下ケース3で、上側を排気ダクトカバー
22で構成し、終端を滑らかに下ケース3と下方に下ケ
ース3と回動軸23を中心に回動自在に取付けた車輪台
4に中間排気口24をもって開放している。車輪台4に
は、4ケ所のキャスター取付部25があり、キャスター
軸26を回動中心としてキャスター27を回動自在に設
けており、外周に家具等への傷付きを防ぐためのバンパ
ー28を取付けている。下ケース3の下方には、複数個
(通常3〜4個)の車輪29があり、車輪台4の内面上
をギャップをもって下ケース3が回動できるように構成
している。また、この下ケース3と車輪台4とのギャッ
プ空間を、中間排気口24がら排出された排気流の分散
排気室30として活用している。集塵室9は、第2図で
示す如く平面と曲面で構成した箱状の集塵ケース31と
集塵蓋6の内側にある集塵蓋カバー32により構成し、
内側に高性能フィルター、すなわち03μm程度の塵埃
を99%以上まで捕集可能なミクロフィルター33を取
付けている。また、箱状のフィルターケース58を有し
、この内側に集塵フィILター5を収納している。フィ
ルターケース58の吸込側外周には気密パツキン34を
嵌着させて、集塵蓋カバー32と集塵ケース31の気密
をとっている。 ブラシレス電動送風機7は、両側を防振ゴム36、防振
ゴム37を介して電動送風機室8内で防振支持し回転振
動音が電動送風機ケース17に1育接伝わらないように
し、防振ゴム68によって集塵ケース31との気密をと
って集塵室9の空気洩れを防ぐようにしている。ここで
68は、¥B振ゴムにを確実にとっている。ブラシレス
電動送風機7の端部には、回転子(図示せず)の回転数
を検知するため位置検出部(図示せず)があるが、この
部分に細塵が侵入すると位置検出の信頼性が低下するた
め、細塵の鏝大防止が必要である。本実施例の場合には
、ブラシレス電動送風機7の吸気側にミクロフィルタ3
3を配置しているため、位置検出部へ微細塵が浸入する
心配はない。集塵蓋6の前部には、ホース(図示せず)
を回動自在に取付支持するホース差込口41があり、気
密パツキン(吸込口)42を介して集塵蓋カバー32と
気密をとっている。また、集塵蓋カバー32に取付けた
気密パツキン(図示せず)で集塵蓋カバー32に取付け
た気密パツキン(図示せず)で集塵蓋カバー32と紙袋
フィルター5の当板部44の気密をとっている。次に、
電気部品関係について説明する。第6図に本実施例の全
体回路図を示す。図において、交流100V電源44を
、コンデンサ45とリアクトル46で構成する力率改善
部47、ノイズフィルター48を通したのち、整流回路
49で整流し、平滑用コンデンサ50により平滑にして
インバータ回路51に直流電圧200Vを供給するもの
である。ブラシレス電動送風機7は、2極の永久磁石か
ら成る回転子と、三相の固定子巻線を有している。ブラ
ンレス電動送風機7の速度制御は、回転子の磁極位置を
検知する位置検出部、インバータ回路51内のトランジ
スタを駆動するペースドライバー52および、位置検出
部より得られた検出信号に基づいてペースドライバー5
2を駆動するマイクロコンピュータ−(図示せず)とか
ら主要構成している。マイクロコンピュータ−は制御部
54に収納し、この制御部541\実際の使用者が操作
する起動スイッチ、吸口(図示せず)に設けた回転ブラ
シ(図示せず)の起動を操作するスイッチ等を含む手元
操作回路55がつながっている。ブラシレス電動送風機
7は、固定子巻線に流れる電流が電動機の出力トルクに
対流するので逆に印加電流を変えれば出力トルクを可変
にできる。すなわち、印加電流を調整することにより、
電動機の出力l・ルクを連続的に任意に変えることがで
きる。又、インバータの駆動周波数を変えることにより
回転速度を自由に変えることができる。次に、各電気部
品の掃除機本体1への実装について説明する。力率改善
用のコンデンサ45は、円筒形のものを用い、第2図に
示す如く端子側を上向きにして、難燃材からなる基板ケ
ース57内に収納する。ここで端子側を上向きにするの
は、端子側に防爆弁があるためで、万一、コンデンサが
劣化した場合に内部の電解液が流出するという最悪の事
態を想定して、最も被害の少ないように電解液が流出す
る防爆弁を上側に位置させて、直接垂れ流れないように
するものである。 一方、平滑用コンデンサ50は、電源基板59に6個に
分割して実装している。6個に分割するのはそれぞれに
流れる電流を減らすことにより、発熱量を低減するため
である。また、基板ケース57に収納するものは、不慮
の欠陥が生じコンデンサ45あるいは平滑用コンデンサ
50が爆発あるいは洩れ出た電解液による短絡などによ
る発煙、a ノk t、−冊小阻にとFめる−すなわち
一基板ケース57外への類焼を防止するためである。 インバータ回路51は、モジュール化し、集塵ケース3
1の上面にスポンジゴム製の気密用パツキン92を介し
て取付けられる金属製の放熱材95に感電防止用絶縁材
94を介してネジ93によって固定される。これにより
インバータ回路51は常に吸気によって冷却されるので
冷却効果が高く、発熱量の多いインバータ回路51は十
分冷却される。 また、放熱材を電気的に絶縁するのは、フイ刀ターケー
ス58をミクロフィルター33のメンテナンス等のため
に集塵ケース31と着脱自在に構成しているためで、イ
ンバータ回路5Iと集塵ケース31とは一次的に電気絶
縁しているものの、万一に備え、これを二重に絶縁する
ためである。 また、放熱材95の近接する集塵ケース31の上面開口
部96はスリット・状に仕切られており、集塵室9の内
側を流れる空気流の方向と同一方向のリブ体97と、空
気流と直角方向の横リブ98によって格子状に成形され
ている。これにより、熱くなった放熱材に誤って触れる
ことがない。また開口部96は集塵ケース31上面に位
置しているため、重いゴミが、集塵フィルター5にたま
った場合でも、上方での空気流は確保され冷却効果は失
われることがない。 力率改善用のりアクドル46は、単品での重量が重いた
め、下ケース3の回動軸23上で、平面方向から見て掃
除機本体1の略中央部の最も安定して強固に支持できる
個所に配置している。ノイズフィルター48及び整流回
路49は、平滑用コンデンサ50と共に一つの基板にま
とめ電源基板59とし、ペースドライバー52(基板化
している)とを、第2図に示す如く、実装状態で基板が
略垂直になるように 基板ケース57内に収納している
。ここで、基板ケース57内に収納するのは、不慮の場
合の発煙、発火に対する類焼防止と、電波障害となるノ
イズ発生を制御するためである。 マイクロコンピュータ−を含む制御部54は、電動送風
機室8の上方に配置している。尚、コードリールIIは
集塵ケース31をはさんで基板ケースと反対側に位置さ
せ、制御部54は、電動送風機の支持板63に搭載して
いる。集塵ケース31上には、吸込力の程度を表示する
LED点灯式のパワーインジケータ67がある。電動送
風機ケース16.17は、それぞれ防振ゴム68.69
を介して排気ダクトカバー22と支持板63で挟持し、
電動送風機7から見ると二重に防振されている構成であ
り、電動送風機7の回転振動音を効果的低減できるもの
である。 以上説明してきた電動送風機内の風の流れについて説明
する。各図に白抜きの矢印で示したのが風の流れである
。吸込気流は、塵埃と共にホース差込口より集塵室8に
流人し、集塵フィルター5で塵埃を濾過したあと、フィ
ルターケース58のミクロフィルター33を通過し、ブ
ラシレス電動送風機7内に入る。ミクロフィルター33
を通過することによって、0.3μm程度の微細塵が9
9%以上取り除かれた状態で、ブラシレス電動送風機室
7内に入る。ブラシし・スミ動送風機7から排出された
気流は、通気性で且つ難燃性をもつ吸音カバー77を通
過して電動送風機室8内に入り、内貼した吸音材18に
より減音された後、排気ダクト室19へ滑らかに導かれ
る。ここで、第2図に示すように、ブラシレス電動送風
機室8の排気圧ロア2の近傍からは一部の排気が排気ダ
クト室19へ直接導かれるが、その他の排気は電動送風
機室8内を時計回りに流れる形で吸音材18によって効
果的に吸音される。ここで、排気圧ロア2の近傍から一
部の排気を排気ダクト室19へ直接導く風量は、ブラシ
レス電動送風機7の性能と電動送風機室8の容積によっ
て決まる。すなわち、ブラシレス電動送風機7の性能が
高(、排気風量が多い場合に、排気全体を時計回りに流
すと、排気風速が上がってしまい、吸音材18による吸
音効果が減ってしまう場合がある。この場合は、−部の
排気を直接排気ダクト室19へ導く方が全体の排気風速
が下がり、吸音材18による吸音効果が高まって全体の
騒音レベルを下げることができる。また、ブラシレス電
動送風機7の性能が高く、排気風速が高い場合でも、電
動送風機室8の容積を大きくできれば、排気風速を適当
なものとできるので、排気全体を時計回りに流して吸音
材18により効果的に消音できるが、電動送風機室8の
容積を大きくする程、掃除機本体1の寸法が大きくなる
ため取扱性が低下すること(二なる。従って、ブラシレ
ス電動送風機7の性能はブラシしスミ動送風機室18の
容積のパラ〉スを考慮して一部の排気を直接排気ダクト
室19へ導く風量を決めることになる。次に排気圧ロア
2には、電動送風機ケース16と一体に形成した絞り部
21があるが、この高さを適当なものに設定することに
より、排気ダクト室19へ導かれる排気風の風速を最適
に調節することができる。排気ダクト室19は下ケース
3と排気ダクトカバー22で構成しているが、ここに流
れ込んだ排気流は、円環状の案内リブ61に沿って下ケ
ース3上を回り、吸音材(底面)20によって充分吸音
された後、中間排気口24より車輪台4の分散排気室3
0へ流入する。ここで、中間排気口24へは、排気ダク
トカバー22った案内部により滑らかに排出される。ま
た中間排気口には、金網などの素材の整流ネットを設け
ており、これによってスムーズに排気流を分散排気室3
0へ導(ことができる。分散排気室30からは下ケース
3と車輪台4との空間に添って掃除機本体1の全周に設
けた排気ロアロより低風速にて排出される。従って、排
気風によって床面の塵埃をまき上げることは最小に抑え
ることができる。 一方、電動送風機室8から排気ダクト室19へ導かれた
排気風の一部は、リアクトル46の収納室64に導かれ
、リアクトル46を十分冷却した後、再び排気ダクト室
19の出口近傍へ流出し、中間排気口24より排出され
る。また一部の排気風は、基板ケース57内へ導かれ、
平滑用コンデンサ50、力率改善用コンデンサ45、及
びノイズフィルタ48などを冷却した後、本体内に排出
し、最終的に@源コード10の出口となるコード出口1
2より掃除機本体外へ排出される。さらに排気ダクト室
19内で十分に吸音された排気風の原コードIQを十分
冷却した後、そのほとんどが再び排気ダクト室19の出
口近傍へ流出し、中間排気口24より排出され、一部は
コード出口12より排出される。 以上述べてきたように、本実施例によれば、電気部品を
電源部、制御回路、表示部に分離し、さらに電源部を電
源基板59、整流ダイオード38、インバータ回路51
、リアクトル46等に分離し。 ているので、各々が必要且つ十分な冷却方法もって冷却
され、また重量的にもバランスが取れ、掃除機本体内の
スペースを有効に活用でき、掃除機本体の小形化が図れ
るという大きな効果がある。 さらに、上ケース2を取りはずせば、表示部、制御回路
、li電源部露出し、それぞれの結線状態が目視できる
ので、サービス性、作業性のよい電気掃除機を提供でき
るという効果がある。 [発明の効果] 本発明によれば、発熱量の多いインバータ回路や整流ダ
イオードは、集塵ケースに取付けた放熱材によって冷た
い吸気流によって、十分冷却されまた。集塵ケースの開
口部は格子状リブ体が設けてあり、熱くなった放熱材に
誤って触れることがない。 また、発熱素子は、感電防止用絶縁材によって放熱材と
電気的に絶縁されているため安全である。 また格子状リブの高さの高いリブは集塵室を流れる空気
流と同一方向に、空気流と直角方向となる補強用の横リ
ブは低(設けてあり風の流れをさまたげない。 さらに、集塵ケースの上面に開口部を設けているため、
重い砂ゴミを吸って集塵フィルターがいっばいになって
きた場合でも集塵ケースの上方での風の流れは失われず
、素子の冷却効果は変化しない。 また、放熱材は、集塵ケースの外側(正圧側)に気密パ
ツキンを介して固定されているので、吸込力が働いた時
には、放熱材は集塵ケースに密着する方向で、リークす
る恐れがない。 さらにまた、放熱板と集塵ケースはシールされているた
め、発熱素子を放熱材の上面に多数配設した場合でも、
特にシール構造に変わりなく、組立作業性も失われるこ
とがない、
図面は、本発明の一実施例を示し、第1図は電気掃除機
の縦断面図、第2図は、第1図においてP方向から見た
横断面図、第3図は、第1図においてQ方向から見た断
面図、第4図は集塵ケースの斜視図、第5図は本体の斜
視図、第6図は本実施例で使用しているブランレス電動
送風機を用いた場合の駆動及び制御回路図である。 1・・・掃除機本体、 2・・・上ケース、 7・・
・ブラシレス電動送風機、 8・・・電動送風機室。 9・・・集塵室、 10・・・電源コード、11・
・・コードリール、15・・・側面部、 16.17
・・・電動送風機ケース、 18・・・吸音材119
・・・排気ダクト室。 20・・・吸音材(底面)、21・・・絞り部922・
・・排気ダクトカバー124・・・中間排気口、30・
・・分散排気室、31・・・集塵ケース、46・・・リ
アクトル、51・・・インバータ回路、54・・・制御
部。 59・・・電源基板、 61・・・案内リブ、67・・
・パワーインジケータ、72・・・排気出口、73・・
・排気流路接続部、74・・・案内部、76・・・排気
口。 9・・・集塵室、 1・・・掃除機本体、54・・・
制御部、 11・・・コードリール、67・・・パワ
ーインジェクタ、10・・・電源コード、57・・・基
板ケース。 51・・・インバータ回路、 31・・・集塵ケース
。 46・・・リアク)・ル、59・・・電源基板。 第1図 竿2(2) イ 3 霞 第40
の縦断面図、第2図は、第1図においてP方向から見た
横断面図、第3図は、第1図においてQ方向から見た断
面図、第4図は集塵ケースの斜視図、第5図は本体の斜
視図、第6図は本実施例で使用しているブランレス電動
送風機を用いた場合の駆動及び制御回路図である。 1・・・掃除機本体、 2・・・上ケース、 7・・
・ブラシレス電動送風機、 8・・・電動送風機室。 9・・・集塵室、 10・・・電源コード、11・
・・コードリール、15・・・側面部、 16.17
・・・電動送風機ケース、 18・・・吸音材119
・・・排気ダクト室。 20・・・吸音材(底面)、21・・・絞り部922・
・・排気ダクトカバー124・・・中間排気口、30・
・・分散排気室、31・・・集塵ケース、46・・・リ
アクトル、51・・・インバータ回路、54・・・制御
部。 59・・・電源基板、 61・・・案内リブ、67・・
・パワーインジケータ、72・・・排気出口、73・・
・排気流路接続部、74・・・案内部、76・・・排気
口。 9・・・集塵室、 1・・・掃除機本体、54・・・
制御部、 11・・・コードリール、67・・・パワ
ーインジェクタ、10・・・電源コード、57・・・基
板ケース。 51・・・インバータ回路、 31・・・集塵ケース
。 46・・・リアク)・ル、59・・・電源基板。 第1図 竿2(2) イ 3 霞 第40
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1、電動送風機と、塵埃を捕集する集塵室とを掃除機本
体内に備える電気掃除機において、前記電動送風機を駆
動する制御回路を構成する自己発熱素子を、集塵部に設
けた放熱材に取着したことを特徴とする電気掃除機。 2、請求項1において、前記集塵部に開口部を設け、前
記発熱素子を取着した放熱材の前記発熱素子の取着して
いない側の面を前記集塵室に向けて配置したことを特徴
とする電気掃除機。 3、請求項2において、前記開口部に格子状のリブ体を
設けたことを特徴とする電気掃除機。 4、請求項3において、前記リブ体の間にスリット状に
開口した開口部の向きを前記集塵室内の風の流れる方向
と平行にしたことを特徴とする電気掃除機。 5、請求項4において、前記集塵室内を流れる風の方向
と平行に立てた前記リブ体をつなぐ横リブを前記リブ体
よりも低くしたことを特徴とする電気掃除機。 6、請求項2において、前記発熱素子を前記放熱材をは
さんで前記開口部の裏側となる位置に配置したことを特
徴とする電気掃除機。 7、請求項2において、前記開口部を前記集塵室の上面
となる位置に配置したことを特徴とする電気掃除機。 8、請求項1において、前記放熱材を金属材によつて構
成すると共に前記放熱材と前記発熱素子との間に感電防
止用絶縁材を施したことを特徴とする電気掃除機。 9、請求項2において、前記放熱材を前記集塵部の外側
(正圧側)に配置したことを特徴とする電気掃除機。 10、請求項9において、前記放熱材と前記集塵部の間
に気密用パッハンを配置すると共に、前記放熱材と前記
発熱素子を同一のネジによつて前記集塵部に固定したこ
とを特徴とする電気掃除機。 11、請求項10において、前記放熱材に複数の発熱素
子を配置したことを特徴とする電気掃除機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2329073A JP3047995B2 (ja) | 1990-11-30 | 1990-11-30 | 電気掃除機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2329073A JP3047995B2 (ja) | 1990-11-30 | 1990-11-30 | 電気掃除機 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04200427A true JPH04200427A (ja) | 1992-07-21 |
JP3047995B2 JP3047995B2 (ja) | 2000-06-05 |
Family
ID=18217319
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2329073A Expired - Fee Related JP3047995B2 (ja) | 1990-11-30 | 1990-11-30 | 電気掃除機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3047995B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2000217751A (ja) * | 1999-02-02 | 2000-08-08 | Sharp Corp | 電気掃除機 |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP6893056B2 (ja) * | 2018-11-28 | 2021-06-23 | アイリスオーヤマ株式会社 | 電気掃除機 |
-
1990
- 1990-11-30 JP JP2329073A patent/JP3047995B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2000217751A (ja) * | 1999-02-02 | 2000-08-08 | Sharp Corp | 電気掃除機 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP3047995B2 (ja) | 2000-06-05 |
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