JPH04200406A - 移動家具 - Google Patents

移動家具

Info

Publication number
JPH04200406A
JPH04200406A JP33632990A JP33632990A JPH04200406A JP H04200406 A JPH04200406 A JP H04200406A JP 33632990 A JP33632990 A JP 33632990A JP 33632990 A JP33632990 A JP 33632990A JP H04200406 A JPH04200406 A JP H04200406A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
grounding body
movable
holding means
link member
movable component
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP33632990A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2721588B2 (ja
Inventor
Shinichi Kaneda
金田 信一
Masakazu Kobayashi
正和 小林
Sakuji Itou
作二 伊東
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Takano Corp
Kokuyo Co Ltd
Takano Co Ltd
Original Assignee
Takano Corp
Kokuyo Co Ltd
Takano Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Takano Corp, Kokuyo Co Ltd, Takano Co Ltd filed Critical Takano Corp
Priority to JP2336329A priority Critical patent/JP2721588B2/ja
Publication of JPH04200406A publication Critical patent/JPH04200406A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2721588B2 publication Critical patent/JP2721588B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Tables And Desks Characterized By Structural Shape (AREA)
  • Legs For Furniture In General (AREA)
  • Chairs For Special Purposes, Such As Reclining Chairs (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、キャスタを用いて所望の位置に適宜移動させ
ることが可能であり、しかも、フラップ天板や折り畳み
可能な背もたれ等のように、使用時と移動時とでそれぞ
れ異なった固有の位置にセットされる手動操作可能な可
動構成部材を備えていることを前提とする移動家具に関
するものである。
[従来の技術] 例えば、フラップ天板を備えたテーブルは、使用する際
には、その天板を水平位置にセットしておくか、収納す
るために移動させる際等には、その天板を略鉛直な位置
にまで回動させてロックしておくことができるようにな
っている。
ところで、この種の移動家具においても、使用時の不必
要な移動を防止するために、外部から人為的な操作を加
えてキャスタによる支持状態を解除し、脚の下端を床上
に当接させることかできるようにしたものが開発されて
いる。
[発明が解決しようとする課題] ところか、従来のものは、フラップ天板等の可動構成部
材を所望の位置にセットするための機構と、キャスタに
よる支持状態を解除したり再開させるための機構とは全
く関連がなく、相互に独立させて構成しである。
そのため、フラップ天板等を使用位置や移動位置にセッ
トする操作と、キャスタにより支持状態を切換える操作
とを各別に行う必要がある。そのため、操作が煩雑化す
るという問題がある。この種の家具は、講堂その他の広
い床面に多数配列させて使用することが多く、操作の煩
雑化は、配列作業や片付は作業に多大な悪影響を及ぼす
また、キャスタは、脚の下端部に設けであるため、キャ
スタによる支持状態の切換えは、足で操作するものがほ
とんどであり、操作が難しいものが少なくない。
さらに、キャスタが例えば突没可能に設けられたもので
は、その突没動作を支える軸等が長期間の使用によって
摩耗した場合に、キャスタを使用位置にセットしても旋
回支軸が傾くことがあり、このような状態になると、キ
ャスタはその傾いた方向に対して優位に走行しようとし
始める。この結果、移動家具の移動時における円滑な操
作が困難となる問題を生じる。また、このようにキャス
タを突没させるため、突没機構との位置関係上キャスタ
間の支持幅を十分に確保することが設計上難しくなり、
移動時における安定性にも支障が出易くなる。
本発明は、以上のような課題をことごとく解消すること
を目的としている。
[課題を解決するための手段] 本発明は、このような目的を達成するために、次のよう
な手段を講じたものである。
すなわち、本発明に係る移動家具は、手動操作可能な可
動構成部材を具備してなり、脚に設けた接地体を、接地
体保持手段により、脚にその旋回支軸を軸着したキャス
タの下端よりも下方に突出する位置と、下端よりも上方
へ没入する位置との間で突没動作させ得るようにしたも
のである。可動操作部材は、使用時と移動時とでそれぞ
れ異なった固有の位置にセットされるようになっている
接地体保持手段は、所定の入力端が外力により可動操作
された場合に、その力を利用して接地体を突没させ得る
ように構成されている。そして、その入力端と前記可動
構成部材とを連動機構により接続することによって、可
動構成部材が移動位置にセットされた場合には接地体を
没入させ、使用位置にセットされた場合には接地体を突
出させ得るようにしたことを特徴とする。
本発明を、例えばフラップテーブルに適用する場合には
、水平な使用位置から略鉛直な移動位置までの間でフラ
ップ操作し得るようにした天板が可動構成部材に相当す
ることになり、椅子に適用する場合には、起立した使用
位置から座面上に重合する移動位置との間で折り畳み操
作し得るようにした背もたれが可動構成部材に相当する
ことになる。
接地体保持手段の好適な実施態様としては、内゛  万
端部を固定フレームに軸支させ外方端部で接地体を保持
する対をなす回動アームと、これら両回動アーム間に配
置されその中間部分を固定フレームに軸着した中央リン
クメンバと、一端を中央リンクメンバの回動端に枢着し
他端を対応する回動アームの内方端部における軸支部か
ら偏心した位置に枢着した対をなす自由端リンクメンバ
とを具備してなり、一方の自由端リンクメンバと中央リ
ンクメンバとの枢着点またはその枢着点の近傍部分を入
力端としたものが挙げられる。
また、接地体保持手段の他の態様としては、内方端部を
固定フレームに軸支させ外方端部で接地体を保持する対
をなす回動アームと、一端を相互に枢着し他端を対応す
る各回動アームの内方端部における軸支部から偏心した
位置に枢着してなる対をなす自由端リンクメンバとを具
備してなり、それら両自由端リンクメンバの相互枢着点
またはその相互枢着点の近傍部分を入力端としたものが
挙げられる。
移動家具の移動操作を安定して行うためには、キャスタ
を脚の両端近傍部に設けておくのがよい。
[作用] このような構成によれば、天板等の可動構成部材を、移
動時固有の位置にセットしている際には、接地体がキャ
スタの下端よりも上方へ没入し、そのキャスタが床上に
当接している。そのため、移動時には、この移動家具は
接地体に妨害されることなく、外力を加えることによっ
て移動させることができる。この状態から、前記可動構
成部材を使用時固有の位置にまで手動操作してその新た
な位置にセットする際には、この可動構成部材の動きが
連動機構により接地体保持手段の入力端に伝達され、こ
の接地体保持手段が接地体をキャスタの下端よりも下方
へ突出させる。その結果、使用時には移動家具が接地体
により支持されることになり、キャスタを通じて不必要
に遊動することが禁止される。さらに、前記可動構成部
材を移動時固有の位置にまで復帰させると、その復帰操
作力が再び連動機構を介して接地体保持手段の入力端に
伝達され、接地体が没入して再度キャスタの下端を床上
に当接させ、移動可能な状態とすることができる。
しかして、このようなものであれば、従来も当然行う必
要のあった操作、すなわち、可動構成部材を移動時固有
の位置から使用時固有の位置まで動作させる操作あるい
はその逆の操作を行うだけで、接地体が、没入位置から
突出位置へ、あるいは、突出位置から没入位置へ自動的
に動作することになる。そのため、従来のように、可動
構成部材の姿勢切換操作と、キャスタの突没切換操作と
を各別に行う場合に比べて、移動家具の設置作業や片付
作業をはるかに簡単かつ迅速に行うことが可能となる。
しかも、キャスタはその旋回支軸を脚に軸着しておくこ
とができるので、長期間の使用によってもその軸が傾く
ことがなく、円滑な首振り動作を行うために必要な無方
向性を適正に維持し続けることができる。その上、キャ
スタを接地体の突没動作に対する妨げとならない位置、
すなわち脚の両端近傍部に配設すれば、自ずとキャスタ
の支持幅が広げられることになる。このため、移動家具
に対する移動時の支持状態を安定化できる。ところで、
このような構成は逆に接地体の支持幅を狭め、移動家具
に対する使用時の支持能力を低下させるようにも一見思
われるが、このものは脚が傾けば直ちに床上に当接する
位置にキャスタを配設するため、使用時における有効支
持幅は脚の両端近傍部に接地体を設けた場合と略等しく
なる。
[実施例コ 以下、本発明をフラップテーブルに適用した場合の一実
施例につき、第1図〜第5図を参照して説明する。
このフラップテーブルは、第1図〜第3図に示すように
、左右の脚1上に、可動構成部材たる天板2を配設して
なるもので、その脚1に設けた接地体11を、接地体保
持手段4により、脚1を支持するキャスタ3の下端3a
よりも下方に突出する位置a(第2図参照)と、下端3
aよりも上方へ没入する位置b(第1図参照)との間で
突没動作させ得るようにしたものである。
脚1は、第1図1=示すように、パイプ状をなす脚支柱
12の下端に前後に伸びる脚羽根13を固設してなる側
面祖述丁字形のもので、それら両脚支柱12の上端近傍
部間を横架材14により剛結し、脚羽根13にはその両
端近傍部にキャスタ3の旋回支軸3mが軸着しである。
各脚支柱12の上端には、ブラケット15がそれぞれ固
設してあり、これら両ブラケット15の上端に天板2を
支軸21を介して軸着している。
天板2は、第1図〜第4図に示すように、左右方向に細
長い長方形の天板本体22を備えてなるもので、この天
板本体22の下面に前枠材23、後枠材24および左右
の側枠材25を固着してあり、左右の側枠材25を脚1
のブラケット15に軸着して、水平な使用位置Cから略
鉛直な移動位置dまでの間でフラップ操作し得るように
なっている。そして、この天板2を、ロック機構5によ
り前記使用位置Cおよび移動位置dのいずれかに選択的
にロックすることができるようにしている。
ロック機構5は、前記横架材14の上方に位置させて左
右の脚支柱12に貫通させた回転軸51と、この回転軸
51の外方端にそれぞれ固設した操作レバー52と、各
脚支柱12の内側に位置させて前記回転軸51に固設さ
れ対をなす係合爪53.54を有してなるロック板55
と、支軸21の両側に位置させて天板2の側枠材25の
内面に突設した対をなす係合ピン56.57と、前記ロ
ック板55を第1図中反時計回り方向に回動付勢するス
プリング58とを具備してなる。しかして、このロック
機構5によれば、一方の係合爪53を一方の係合ピン5
6に係合させることによって、天板2を水平な使用位置
Cにロックすることができ、他方の係合爪54を他方の
係合ピン57に係合させることによってミ天板2を鉛直
な移動位置dにロックする二″とができる。各係合爪5
3.54の各係合ピン56.57.に対する係脱は、左
右いずれかの操作レバー52を二時的に回動操作して、
係合爪53、−54を係合ピン56.57から離脱さ・
せることにより行う。
一接地体保持手段4は、所定の入力端eが外力により可
・動操作された場合に、その力を利用して接地体11を
突没させ得るように構成されている・。
具体的には、この接地体保持手段4は、第1図および第
2図に示すように、内方端部41aを支軸45を介して
固定フレーム、たる脚羽根13に軸支させ外方端部41
E)で接地体11を保持する対をなす回動アーム41と
、これら両回動アーム41間に配置されその中間部分を
支軸46を介して脚羽根13に軸着した中央リンクメン
バ42二と、・−端を連結ビン47を介して中央リンク
メンバ42の回動端に枢着し他端を連結ピン48を介し
て対応する回動アーム41の内方端部41aにおける支
軸45から偏心し・た位置に枢着した対をなす自由端リ
ンク、メンバ43とを具備してなり、一方の自由端リン
クメンバ43と中央リンクメンバ42との枢着点を′入
力端eとしている。なお、入力端eば1、枢着点でばな
く、そ、の近傍における中央リンクメンバ42あるいは
自由端リンクメンバ43上に設定してもよい。
しかして、この接地体保持手段4において入力端eを最
上昇させた状態では、第1図に示すように、中央リンク
メンバ42が水平に対して傾斜しており、自由端リンク
メンバ43を介して回動アーム41を接地体11が没入
する位置にまで牽引している。この状態゛から入力端e
を降下させてゆくと、中央リンクメンバ42が水平姿勢
に接近し、接地体11が下方へ突出する方向に回動アー
ム41を付勢することになる。中央リンクメンバ42が
水平゛位置にま、で回動し支、軸、46と連結ビン47
、48が一直線上に並ぶ位置(思案点)に達した段階で
、接地体11が最も突出することになるが、この実施例
では、この思案点を越えてさらに若干寸法だけ入力端e
を降下させることができるようになっており、思案点を
越えた位置で中央リンクメンバ42がストッパ49に当
接して係止されるようになっている。そのため、接地体
11に没入方向の荷重が作用すると、その荷重により中
央リンクメンバ42はより強くストッパ49に押し付け
られることになり、キャスタ保持手段4は自己ロック状
態となる。この自己ロック状態は、前記入力端eを一定
以上の力で上方に引き上げることによって、解除するこ
とができる。
このようにしてなる接地体保持手段4の入力端eと前記
天板2とを連動機構6により接続しており、それによっ
て天板2が移動位置dにセットされた場合には接地体1
1を没入させ、使用位置Cにセットされた場合には接地
体11を突出させ得るようにしている。連動機構6は、
第1図〜第4図に示すように、天板3の側枠材25の下
面に突設したブラケット61と、上端をこのブラヶッ)
・61に枢着し下端を前記入力端eに枢着してなる昇降
ロッド62とを具備してなるもので、天板2の回動に伴
う前記ブラケット61の昇降動作を前記昇降ロッド62
を介してキャスタ保持手段4の入力端eに伝達するよう
にしたものである。なお、前記昇降ロッド62の途中に
は、誤差吸収用の伸縮許容機構63を介在させである。
伸縮許容機構63は、第5図に示すように、昇降ロッド
62を上ロツド部62aと下ウッド部62bとに分断す
るとともに、例えば、下ロツド部62bの上端にガイド
バイブロ3aを固設し、このガイドバイブロ3a内に前
記上ロツド部62aの下端部を摺動可能に挿入しである
。ガイドバイブロ3aには、上下に伸びる長孔63bが
穿設してあり、上口・アト部62aに固設した可動ピン
63cをこの長孔63bにより案内して、前記昇降ロッ
ド62が一定の範囲内で伸縮し得るようにしている。そ
して、前記可動ピン63cと前記ガイドバイブロ3aに
固設した固定ピン63dとの間に引張スプリンタ63e
を張設して、該昇降ロッド62が縮小する方向に弾性付
勢している。62cは回転軸51との干渉を避けるため
に昇降ロッド62に設けられた逃げ孔である。
次いで、この実施例の作動を説明する。
天板2を、移動時固有の位置dにセットしている際には
、第1図に示すように、接地体11がキャスタ3の下端
3aよりも高い位置すにまで没入し、そのキャスタ3の
下端3aが床F上に当接している。そのため、移動時に
はこの移動家具は接地体11に妨害されることなく、外
力を加えることによって移動させることができる。この
状態から、前記天板2を使用時固有の位置Cにまで手動
操作してその新たな位置Cにセットする際には、この天
板2の動きが連動機構6の昇降ロッド62により接地体
保持手段4の入力端eに伝達され、この接地体保持手段
4の中央り′ツクメンバ42が図中反時計回り方向に回
動させられて接地体11をキャスタ3の下端3aよりも
下方へ突出させる。
その結果、使用時には移動家具が接地体11により支持
されることになり、キャスタ3を通じて不必要に遊動す
ることが禁止される。さらに、前記天板2を移動時固有
の位置dにまで復帰させると、その復帰操作力が再び連
動機構6の昇降ロッド62を介して接地体保持手段4の
入力端eに上方へ牽引する力として伝達され、中央リン
クメンバ42が図中時計回り方向に回動して接地体11
が没入し、再度キャスタ3の下端3aを床F上に当接さ
せて、移動可能な状態とすることができる。
しかして、このようなものであれば、従来も当然行う必
要のあった操作、すなわち、天板2を移動時固有の鉛直
な位置dから使用時固有の水平な位置Cにまで動作させ
る操作あるいはその逆の操作を行うだけで、接地体11
が、没入位置すがら突出位置aへ、あるいは、突出位置
aがら没入位置すへ自動的に動作することになる。その
ため、従来のように、天板の姿勢切換操作と、キャスタ
の突没切換操作とを各別に行う場合に比べて、移動家具
の設置作業や片付作業をはるかに簡単かつ迅速に行うこ
とか可能となる。 2 しかも、キャスタ3はその旋回支軸3mを脚羽根13に
軸着しておくことができるので、長期間の使用によって
もその支軸3mが傾くことがなく、外力を加えた方向へ
走行するために必要な無方向性を適正に維持し続けるこ
とができる。その上、キャスタ3を接地体11の突没動
作に対する妨げとならない位置、すなわち脚羽根13の
両端部に配設した状態では、自ずとキャスタ3の支持幅
が広げられることになる。このため、移動家具の移動時
に安定した支持状態を得ることができる。さらに、移動
家具の接地体11を床F上に当接させている使用時に、
万一接地体11の支持能力を越える外力が作用したとし
ても、脚1が傾けば直ちに床F上に当接する位置にキャ
スタ3が取り付けであるため、移動家具の使用時に安定
性が損なわれるようなことも防止しておくことができる
なお、接地体保持手段は、以上説明したものに限られな
いのは勿論であり、例えば、第6図および第7図に示す
ようなものであってもよい。すなわち、この接地体保持
手段104は、内方端部を支軸145を介して固定フレ
ームたる脚羽根113に軸支させ外方端部で接地体11
1を保持する対をなす回動アーム141と、これら両回
動アーム141間に配置されその中間部分を支軸146
を介して脚羽根113に軸着した中央リンクメンバ14
2と、一端を連結ピン147を介して中央リンクメンバ
142の回動端に枢着し他端を連結ピン148を介して
対応する回動アーム141の内方端部における支軸14
5から偏心した位置に枢着した対をなす自由端リンクメ
ンバ143とを具備してなり、一方の自由端リンクメン
バ143と中央リンクメンバ142の枢着点148のう
ち、前記実施例と逆の関係をなす側の枢着点あるはその
近傍を入力端eとしている。すなわち、この接地体保持
手段104において入力端eを最降下させた状態では、
第6図に示すように、自由端リンクメンバ143を介し
て回動アーム141を接地体111が没入する位置にま
で牽引している。この状態から入力FJ eを上昇させ
てゆくと、中央リンクメンバ142が水平姿勢に接近し
、接地体111が下方へ突出する方向に回動アーム14
1を付勢することになる。中央リンクメンバ142が水
平位置にまで回動し支軸146と連結ピン147.14
8が一直線上に並ぶ位置(思案点)に達した段階で、接
地体111が最も突出することになるが、この実施例で
は、この思案点を越えてさらに若干寸法だけ入力端eを
上昇させることができるようになっており、思案点を越
えた位置で中央シンクメンバ142がストッパ149に
当接して係止される。この実施例では、天板102を移
動位置dから使用位置Cに回動させた場合に上昇するこ
とになる部位にブラケット161を設けておき、このブ
ラケット161と前記入力端eとを昇降ロッド162に
よって連結しである。
また、接地体保持手段は、第8図および第9図に示すよ
うなものであってもよい。すなわち、この接地体保持手
段204は、内方端部を支軸245を介して固定フレー
ムたる脚羽根213に軸支させ外方端部で接地体211
を保持する対をなす回動アーム241と、一端を連結ピ
ン247を介して相互に枢着し他端を対応する各回動ア
ーム241の内方端部における支軸245から偏心した
位置に枢着してなる対をなす自由端リンクメンバ243
とを具備してなり、それら両自由端リンクメンバ243
の相互枢着点である連結ピン247またはその近傍部分
を入力端eとしている。なお、前記連結ピン247は上
下方向に昇降するように案内しておく。この実施例では
、天板202を移動位置dから使用位置Cに回動させた
場合に降下することになる部位にブラケット261を設
けておき、このブラケット261と前記入力端eとを昇
降ロッド262によって連結する。この実施例において
も、両自由端リンクメンバ243が思案点を若干越えた
位置で、該自由端リンクメンバ243をストッパ249
により係止するのが好ましい。
さらに、以上説明した実施例は、作動原理を明確にする
ために単純化したものであり、実用化に当たっては本発
明の趣旨を逸脱しない範囲でさらに変形が可能である。
例えば、脚支柱の下端に格別な固定フレームを固設し、
図示実施例の脚羽根に相当する部材は、この固定フレー
ムを覆い隠すためのカバーとして機能させることもでき
る。この場合には、この格別な固定フレームに接地体保
持手段の回動アームやリンクメンバ等を軸着し、キャス
タはこの固定フレームに設ければよい。また、脚にはロ
ック機構や連動機構が目立たないようにするためのカバ
ー類を設けてもよいのは勿論である。
さらにまた、以上説明した実施例は、本発明をフラップ
テーブルに適用した場合について説明したが、本発明は
、例えば、第10図に示すように、背もたれ302を座
面305上に折り畳んで片付けるようにした椅子等にも
同様に適用が可能である。すなわち、この椅子は、使用
時には、可動構成部材たる背もたれ302を第10図に
実線で示すように起立させ、移動させる際には同図に想
像線で示すように前方に倒すようになっている。しかし
て、椅子においても、前記実施例に準じた接地体保持手
段を脚301内に設けておき、前記背もたれ302の動
きを利用して、図示しない接地体を突没させるように構
成すればよい。
[発明の効果コ 本発明は、以上のような構成であるから、従来も当然行
う必要のあった操作、すなわち、可動構成部材を移動時
固有の位置から使用時固有の位置まで動作させる操作あ
るいはその逆の操作を行うだけで、接地体を、没入位置
から突出位置へ、あるいは、突出位置から没入位置へ自
動的に動作させることができる。そのため、従来のよう
に、可動構成部材の姿勢切換操作と、キャスタの突没切
換操作とを各別に行うといった必要がなく、移動家具の
設置作業や片付作業を従来のものに比べてはるかに簡単
かつ迅速に行うことかできる。特に、広いスペースに多
数配列させて使用するような場合に、その作業効率の向
上が著しく有効に働くこととなり、比較的少ない人数で
、その配列作業や片付作業を短時間に終わらせることか
できるという格別な効果を奏する。
しかも、キャスタはその旋回支軸を脚に軸着しておくこ
とができるので、長期間使用してもその軸が傾くことが
なく、キャスタの無方向性が常に有効に働いて、外力が
加えられた方向へ円滑な首振り動作を行って走行できる
ものとなる。このため、キャスタを突没させるものに比
べて、移動家具の移動をスムーズに行わせることができ
る。その上、キャスタを脚の両端近傍部に配設すること
が容易となるため、十分な支持幅が確保され、移動家具
の移動時における安定性も無理なく向上させることがで
きる。さらに、移動家具の接地体を床上に当接させてい
る使用時に、万一接地体の支持能力を越える外力が作用
したとしても、脚が傾けば直ちに床上に当接する位置に
キャスタが配設されるため、使用時における安定性も確
保されたものとなる。
【図面の簡単な説明】
第1図〜第5図は本発明の一実施例を示し、第1図は可
動構成部材を移動時固有の位置にセットした状態を示す
側断面図、第2図は可動構成部材を使用時固有の位置に
セットした状態を示す側断面図、第3図は正面図、第4
図は第3図におけるA部を破断し拡大して示す正断面図
、第5図は第1図におけるV−■線に対応する断面図で
ある。 第6図、第7図並びに第8図、第9図はそれぞれ本発明
の他の実施例を示す原理説明図である。第10図は本発
明のさらに他の実施例を示す斜視図である。 1・・・脚      2・・・可動構成部材(天板)
3・・・キャスタ   3a・・・下端3m・・・旋回
支軸  4・・・接地体保持手段6・・・連動機構  
 11・・・接地体13・・・固定フレーム(脚羽根) 41・・・回動アーム 42・・・中央リンクメンバ4
3・・自由端リンクメンバ 102・・・可動構成部材(天板) 104・・・接地体保持手段 111・・・接地体 113・・・固定フレーム(脚羽根) 141・・・回動アーム 142・・・中央リンクメンバ 143・・・自由端リンクメンバ 202・・・可動構成部材(天板) 204・・・接地体保持手段 211・・・接地体 213・・・固定フレーム(脚羽根) 241・・・回動アーム 243・・・自由端リンクメンバ 302・・・可動構成部材(背もたれ)a・・・突出位
置    b・・・没入位置C・・・使用位置    
d・・・移動位置e・・・入力端

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、手動操作可能な可動構成部材を具備してなり、脚に
    設けた接地体を、接地体保持手段により、脚にその旋回
    支軸を軸着したキャスタの下端よりも下方に突出する位
    置と、下端よりも上方へ没入する位置との間で突没動作
    させ得るようにした移動家具であって、 可動構成部材は、使用時と移動時とでそれぞれ異なった
    固有の位置にセットされ得るように構成されており、 接地体保持手段は、所定の入力端が外力により可動操作
    された場合に、その力を利用して接地体を突没させ得る
    ように構成されており、 その入力端と前記可動構成部材とを連動機構により接続
    することによって、可動構成部材が移動位置にセットさ
    れた場合には接地体を没入させ、使用位置にセットされ
    た場合には接地体を突出させ得るようにしたことを特徴
    とする移動家具。 2、可動構成部材が、天板であり、水平な使用位置から
    略鉛直な移動位置までの間でフラップ操作し得るように
    なっていることを特徴とする請求項1記載の移動家具。 3、可動構成部材が、背もたれであり、起立した使用位
    置から座面上に重合する移動位置との間で折り畳み操作
    し得るようになっていることを特徴とする請求項1記載
    の移動家具。 4、接地体保持手段が、内方端部を固定フレームに軸支
    させ外方端部で接地体を保持する対をなす回動アームと
    、これら両回動アーム間に配置されその中間部分を固定
    フレームに軸着した中央リンクメンバと、一端を中央リ
    ンクメンバの回動端に枢着し他端を対応する回動アーム
    の内方端部における軸支部から偏心した位置に枢着した
    対をなす自由端リンクメンバとを具備してなり、一方の
    自由端リンクメンバと中央リンクメンバとの枢着点また
    はその枢着点の近傍部分を入力端としていることを特徴
    とする請求項1記載の移動家具。 5、接地体保持手段が、内方端部を固定フレームに軸支
    させ外方端部で接地体を保持する対をなす回動アームと
    、一端を相互に枢着し他端を対応する各回動アームの内
    方端部における軸支部から偏心した位置に枢着してなる
    対をなす自由端リンクメンバとを具備してなり、それら
    両自由端リンクメンバの相互枢着点またはその相互枢着
    点の近傍部分を入力端としていることを特徴とする請求
    項1記載の移動家具。 6、キャスタが、脚の両端近傍部に設けられていること
    を特徴とする請求項1、2、3、4又は5記載の移動家
    具。
JP2336329A 1990-11-29 1990-11-29 移動家具 Expired - Fee Related JP2721588B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2336329A JP2721588B2 (ja) 1990-11-29 1990-11-29 移動家具

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2336329A JP2721588B2 (ja) 1990-11-29 1990-11-29 移動家具

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH04200406A true JPH04200406A (ja) 1992-07-21
JP2721588B2 JP2721588B2 (ja) 1998-03-04

Family

ID=18297994

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2336329A Expired - Fee Related JP2721588B2 (ja) 1990-11-29 1990-11-29 移動家具

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2721588B2 (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006095025A (ja) * 2004-09-29 2006-04-13 Yamada Kogyo Kk テーブルの制動装置
ES2726528A1 (es) * 2018-04-04 2019-10-07 Figueras Seating Solutions S L Soporte movil de butacas
US11291303B2 (en) 2018-02-22 2022-04-05 Figueras Seating Solutions, S.L. Foldable chair

Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4856117U (ja) * 1971-10-30 1973-07-18
JPS61165655U (ja) * 1985-04-01 1986-10-14
JPS6224751U (ja) * 1985-07-30 1987-02-14
JPS63194650U (ja) * 1987-05-30 1988-12-14
JPH0462139U (ja) * 1990-10-05 1992-05-28

Patent Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4856117U (ja) * 1971-10-30 1973-07-18
JPS61165655U (ja) * 1985-04-01 1986-10-14
JPS6224751U (ja) * 1985-07-30 1987-02-14
JPS63194650U (ja) * 1987-05-30 1988-12-14
JPH0462139U (ja) * 1990-10-05 1992-05-28

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006095025A (ja) * 2004-09-29 2006-04-13 Yamada Kogyo Kk テーブルの制動装置
US11291303B2 (en) 2018-02-22 2022-04-05 Figueras Seating Solutions, S.L. Foldable chair
ES2726528A1 (es) * 2018-04-04 2019-10-07 Figueras Seating Solutions S L Soporte movil de butacas

Also Published As

Publication number Publication date
JP2721588B2 (ja) 1998-03-04

Similar Documents

Publication Publication Date Title
RU2643610C2 (ru) Рама с телескопической толкающей рукояткой для прогулочной или легкой детской коляски и коляска с такой рамой
KR100852410B1 (ko) 절첩식 유모차
US7246813B2 (en) Baby carriage folding mechanism for a folding baby carriage
US4067266A (en) Folding table
US4506907A (en) Baby carriage
US7334836B2 (en) Foldable chair
US6964083B2 (en) Caster for baby carriage
US7393050B2 (en) Foldable structure of highchair
JP2004249109A (ja) 折り畳みシートおよびこのようなシートを含む乗物
KR19990036542A (ko) 유모차 장치
CN110192743B (zh) 游戏床
US5769448A (en) Foldable frame assembly for a two-seat stroller
JPH04200406A (ja) 移動家具
CA1093952A (en) Folding chair
KR20230016669A (ko) 캐리어 프레임
TWI721920B (zh) 折合桌
JPH04187104A (ja) 移動家具
JP2638675B2 (ja) 移動家具
JPH09294633A (ja) 折り畳み式テーブルにおける天板のロック装置
JPH0710989Y2 (ja) ショッピングカート
US5228744A (en) Apparatus for locking operative position of each furniture on furniture raising/lowering type floor equipment
CN213849259U (zh) 一种两用折叠桌
JP2001095638A (ja) 前倒れシートのインターロック装置
JP4169328B2 (ja) 入浴介助用車椅子
JP2539989Y2 (ja) 背ずり転換椅子の転換装置

Legal Events

Date Code Title Description
FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20071121

Year of fee payment: 10

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20081121

Year of fee payment: 11

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20091121

Year of fee payment: 12

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees