JPH04199654A - 半導体製造装置及び半導体装置の製造方法 - Google Patents

半導体製造装置及び半導体装置の製造方法

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JPH04199654A
JPH04199654A JP2331221A JP33122190A JPH04199654A JP H04199654 A JPH04199654 A JP H04199654A JP 2331221 A JP2331221 A JP 2331221A JP 33122190 A JP33122190 A JP 33122190A JP H04199654 A JPH04199654 A JP H04199654A
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wafer processing
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義雄 渡辺
Yoshinobu Ono
小野 義暢
Masahiko Susa
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  • Exposure Of Semiconductors, Excluding Electron Or Ion Beam Exposure (AREA)
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔目次] ・概要 ・産業上の利用分野 ・従来の技術(第5図) ・発明が解決しようとする課題 ・課題を解決するための手段 ・作用 ・実施例 ■第1の実施例(第1図、第2図、第4図)■第2の実
施例(第3図) ■第3の実施例 ・発明の効果 〔概要] 半導体製造装置及び半導体装置の製造方法に関し、更に
詳しく言えば、防振手段を有する露光装置などの処理装
置内ヘウエハ搬送アームなどにより直接ウェハの搬入/
搬出を行うウェハ搬送手段を存する半導体製造装置及び
半導体装置の製造方法に関し、 ウェハを傷つけることなく確実に処理装置内へのウェハ
の搬送/取り出しを行い、又はウェハを傷つけることな
く確実に処理室内に設置されたウェハホルダへのウェハ
の載置/取り外しを行うことができる半導体製造装置及
び半導体装置の製造方法を提供することを目的とし、 半導体製造装置は、第1のウェハ処理装置と、該第1の
ウェハ処理装置と一体的に形成された該第1のウェハ処
理装置の振動の被検出手段と、ウェハを該第1のウェハ
処理装置に搬送する、該第1のウェハ処理装置とは離隔
された第2のウェハ処理装置に設置されたウェハ搬送手
段と、前記第2のウェハ処理装置に備えられ、前記被検
出手段を介して前記第1のウェハ処理装置の振動の横方
向又は縦方向の振幅を検出することが可能な振動検出手
段と、前記第1のウェハ処理装置の振動の振幅に応じて
ウェハを該第1のウェハ処理装置内に搬送するようにす
るか、或いは前記第1のウェハ処理装置へのウェハの搬
送を停止するとともに、前記ウェハを退避するようする
かについてウェハ搬送手段を制御する制御手段とを含み
構成し、半導体装置の製造方法は、ウェハホルダーが設
置された第1のウェハ処理装置の振動を検出するととも
に、該第1のウェハ処理装置とは離隔された第2のウェ
ハ処理装置に設置されたウェハ搬送アームの位置を前記
第1のウェハ処理装置の振動に合わせて調整しつつ、該
ウェハ搬送アームにより前記第1のウェハ処理装置内の
ウェハホルダーに前記ウェハを載置し、又は前記ウェハ
搬送アームにより前記第1のウェハ処理装置内のウェハ
ホルダーから前記ウェハを取り外すことを含み構成する
〔産業上の利用分野〕
本発明は、半導体製造装置及び半導体装置の製造方法に
関し、更に詳しく言えば、防振手段を有する露光装置な
どの処理装置内ヘウエハ搬送アームなどにより直接ウェ
ハの搬入/搬出を行うウェハ搬送手段を有する半導体製
造装置及び半導体装置の製造方法に関する。
近年、半導体装置の微細化に伴い、パターン形成には電
子ビーム露光装置が用いられ、また、露光精度向上のた
め、装置は防振台の上に設置される場合が多い。一方、
製造の自動化に伴い、ウェハ搬送アーム等により機械的
にウエノ1の搬送/取り出しが行われている。
〔従来の技術] 第5図(a)、(b)は、防振手段を有する電子ビーム
露光装置などのサブチャンバ内ヘウェハ搬送アームなど
によりウエノλの搬入/搬出を行う従来例の半導体製造
装置の概略構成図である。
同図において、1は減圧雰囲気中で露光を行うメインチ
ャンバで、ウェハをウェハホルダ8に載置したままメイ
ンチャンバ1内に搬送するホルダ搬送アーム9bがメイ
ンチャンバ1の人口に設けられている。2はメインチャ
ンバ1に連接されたサブチャンバ、3は露光装置の振動
を防止する防振台、4a、4bはそれぞれメインチャン
ツマ1゜サブチャンバ2内を排気する真空ポンプ、5は
サブチャンバ2内に設置されたウェハホルダ交換用エレ
ヘータ、6はメインチャンバ1.サブチャンバ2とは離
隔して設けられたウニA搬送部である。
ウェハ搬送部6は、台座7の上にウェハホルダ8に載置
されたままウェハ20をサブチャンバ\2に搬送するホ
ルダ搬送アーム9aと、ウェハ20をウェハホルダ8に
着脱する着脱部lOと、ウェハ20を一時保管するウェ
ハキャリアlla、 llbと、未露光のウェハの載置
されたウェハキャリア11aから回転位置合わせ具12
に未露光のウェハ20を移し、回転位置合わせ具12か
ら取り外してこのウェハ20をウェハ着脱部10のウニ
/”tホルダ8に装着し、更に露光後のウェハ20をウ
ェハ着脱部10のウェハホルダー8から取り外してウェ
ハキャリアllbに収納するウェハ搬送アーム13とを
有する。
上記の半導体製造装置においては、メインチャンバ1内
の露光位置にウェハ20を正確に設置するため、回転位
置合わせ具12に備えられたレーザ光などを用いたウェ
ハ位置検出器I4により位置を確認しながら回転により
位置合わせを行った後、ウェハ搬送アーム13により予
めウニA着脱部IOでウェハホルダ8にウェハ20を載
置する。
その後、ホルダ搬送アーム9aによりウェハホルダ8ご
とサブチャンバ2内に搬送し、更にメインチャンバ1内
の別のホルダ搬送アーム9bによりメインチャンバ1内
に搬送している。なお、ウェハ20を取り出す場合には
この逆の操作を行っている。
〔発明が解決しようとする課題〕
しかし、大口径のウェハ20を用いる場合、ウェハホル
ダ8が大きくなるため、ウェハホルダ8を出し入れする
ための時間がかかり、ホルダ搬送アーム9aのストロー
クも大きくなる。また、ウェハ着脱部10を始めとして
装置が大型化するという問題がある。
この問題を解決するため、サブチャンバ2内にウェハホ
ルダ8を設置したままにしておき、ウェハ搬送アームに
よりウェハ20のみの搬入/搬出を行うようにしようと
すると、防振台3上のサブチャンバ2が振動するため、
位置合わせが難しく、無理にウェハ搬送アームによりウ
ェハホルダ8へのウェハ20の載置/取り外しを行おう
とすると、ウェハ20を傷つけたりするという問題があ
る。
本発明は、かかる従来の問題点に鑑みてなされたもので
、ウェハを傷つけることなく確実に処理装置内へのウェ
ハの搬入/搬出を行い、又はウェハを傷つけることなく
確実に処理装置内に設置されたうエバホルダへのウェハ
の載置/取り外しを行うことができる半導体製造装置及
び半導体装置の製造方法を提供することを目的とするも
のである。
〔課題を解決するための手段〕
上記課題は、第1に、第1のウェハ処理装置と、該第1
のウェハ処理装置と一体的に形成された該第1のウェハ
処理装置の振動の被検出手段と、該第1のウェハ処理装
置へのウェハの搬入/搬出を行う、該第1のウェハ処理
装置とは離隔された第2のウェハ処理装置に設置された
ウェハ搬送手段と、前記第2のウェハ処理装置に備えら
れ、前記被検出手段を介して前記第1のウェハ処理装置
の横方向又は縦方向の揺れの大きさ及び方向を検出する
ことが可能な位置検出手段と、前記第1のウェハ処理装
置のtgれの大きさ及び方向に応じて該第1のウェハ処
理装置内へのウェハの搬入/搬出を行うように、或いは
前記第1のウェハ処理装置へのウェハの搬入/搬出を停
止するとともに、前記ウェハを退避するように前記ウェ
ハ搬送手段を制御する制御手段とを有する半導体製造装
置によって達成され、 第2に、前記被検出手段が光反射板からなり、前記位置
検出手段が、前記光反射板に光を照射する光発生手段と
、前記光反射板からの反射光により横方向又は縦方向の
揺れの大きさ及び方向を検出する、前記光発生手段に対
応する光検出手段とからなることを特徴とする第1の発
明に記載の半導体製造装置によって達成され、 第3に、前記ウェハ搬送手段が、前記第1のウェハ処理
装置へのウェハの搬入/搬出を行う或いはウェハ退避部
にウェハを退避させるウェハ搬送アームと、該ウェハ搬
送アームに取り付けられ、かつ前記ウェハ搬送アームを
一定方向に移動させるアクチュエータとを有し、前記制
御手段が前記位置検出手段により検出された前記第1の
ウェハ処理装置の揺れの大きさ及び方向に合わせて前記
アクチュエータの移動を制御するものであることを特徴
とする第1の発明に記載の半導体製造装置によって達成
され、 第4に、第1のウェハ処理装置の揺れの大きさ及び方向
を検出するとともに、該第1のウェハ処理装置とは離隔
された第2のウェハ処理装置に設置されたウェハ搬送ア
ームの位置を該第1のウェハ処理装置の揺れの大きさ及
び方向に合わせて調整しつつ、該ウェハ搬送アームによ
り前記第1のウェハ処理装置内へのウェハの搬入/搬出
を行うことを特徴とする半導体装1の製造方法によって
達成され、 第5に、ウェハホルダーが設置された第1のウェハ処理
装置の揺れの大きさ及び方向を検出するとともに、該第
1のウェハ処理装置とは#隔された第2のウェハ処理装
置に設置されたウェハ搬送アームの位置を前記第1のウ
ェハ処理装置の揺れの大きさ及び方向に合わせて調整し
つつ、該ウェハ搬送アームにより前記第1のウェハ処理
装置内のウェハホルダーへの前記ウェハの載置/取り外
しを行うことを特徴とする半導体装置の製造方法によっ
て達成され、 第6に、第1のウェハ処理装置の揺れの大きさ及び方向
を検出し、該検出された揺れの大きさ及び方向に応じて
前記第1のウェハ処理装置へのウェハの搬送を停止する
とともに、ウェハ搬送アームにより前記ウェハをウェハ
退避部に退避させることを特徴とする半導体装置の製造
方法によって達成される。
〔作用〕
本発明の半導体製造装置によれば、第1のウェハ処理装
置の揺れの大きさ及び方向の被検出手段と、ウェハ搬送
アームの設置された第2のウェハ処理装置と、第2のウ
ェハ処理装置に設置された位置検出手段とを有し、更に
、検出された第1のウェハ処理装置の揺れの大きさ及び
方向に応してウェハ搬送アームが動くようになされてい
るので、例えば揺れが小さい場合には揺れに追随してウ
ェハ搬送アームが動くことにより、第1のウェハ処理装
置内への搬入/v1出や、第1のウェハ処理装置内のウ
ェハホルダ上へのウェハの載置/取り出しを、ウェハの
まま直接、かつ確実に行うことができる。一方、揺れが
大きい場合には、ウェハを第1のウェハ処理装置内に搬
送するのではなくウェハ退避部に退避させることができ
る。
また、本発明の半導体装置の製造方法によれば、第1の
ウェハ処理装置内へのウェハの搬入/Wi出や、第1の
ウェハ処理装置内のウェハホルダ上へのうエバの載置/
取り外しをウェハのまま直接行っているので、従来のよ
うなウェハホルダへのウェハの着脱部を第1のウェハ処
理装置外に設ける必要はなくなり、またウェハ搬送アー
ムのストロークを小さくできる。従って、装置の小型化
を図ることができる。
更に、第1のウェハ処理装置の揺れに応して、第1のウ
ェハ処理装置内へのウェハの搬入/搬出や、第1のウェ
ハ処理装置内のウェハホルダ上へのウェハの載置/取り
外しを行ったり、或いはウェハを第1の処理装置内へ搬
送せずにウェハ退避部に退避させたりしているので、第
1のウェハ処理装置の揺れが大きい場合でも、搬送され
るウェハが第1のウェハ処理装置等に接触することによ
り損傷を受けるのを防止することができる。
また、大口径のウェハを用いる場合でも従来の場合と異
なり、第1のウェハ処理装置内への搬入/*出等をウェ
ハのまま直接行っているので、第1のウェハ処理装置内
へのウェハの出し入れの時間を短縮することができる。
〔実施例〕
以下、図面を参照しながら本発明の実施例について説明
する。
■第1の実施例 第1図(a)、  (b)は、本発明の第1の実施例の
電子ビーム露光装置の概略構成図で、露光を行うメイン
チャンバに隣接するサブチャンバとサブチャンバへのウ
ェハの出し入れ部とについて主として説明する図である
。なお、第1図(a)は電子ビーム露光装置の上面図、
同図(b)は同図(a)の側面図である。
同図(a)、(b)において、21は電子ビーム露光装
置が設置され、減圧雰囲気中で露光を行うメインチャン
バで、設置場所の振動の影響を露光装置に及ぼさないた
め防振台22の上に設置されている。また、メインチャ
ンバ21には内部を排気するための不図示の真空ポンプ
が備えられ、更に、メインチャンバ21内部にはウェハ
ホルダ24a、24bを搬送するためのホルダ搬送アー
ム25がサブチャンバ26との連接部分の付近に設けら
れている。
また、26はウェハ出し入れ部(第2の処理装置)33
の圧力やメインチャンバ21内の圧力に調整するため、
メインチャンバ21と開閉ノ\ルブ23bを介して連接
されているサブチャンバで、サブチャンバ26には内部
を排気するだめの真空ポンプ29が備えられている。更
に、サブチャンノ\26内部には、2段のホルダ載置部
を有するホルダ交換用エレベータ30が設置され、搬入
された未露光のウェハ39を載置するための空のウェハ
ホルダ24a又は24bや、メインチャンバ21から搬
出された、露光済のウェハが載置されたウェハホルダ2
4a又は24bが2段のホルダ載置部に載置される。そ
して、必要なウェハホルダ24a又は24bのメインチ
ャンバ21内への搬入/!11出の際、或いはサブチャ
ンバ26から外部へのウエノ1の搬出/搬入の際に搬送
アームの高さに合わせるために上下するようになってい
る。また、ウェハ出し入れ部33に面して外部との間を
遮断し、サブチャンバ26内部を密閉するための開閉バ
ルブ23aが設けられている。
更に、上記のウェハホルダ24a又は24bは、第4図
の詳細図のような構成になっている。即ち、15はホル
ダフレーム、16はホルダフレーム15上の静電的にウ
ェハ20を固定するウェハ載置部、17a〜17cは載
置されるウェハ39を固定する固定ピン、18はウェハ
39を着脱する際移動する可動ピン、19a〜19dは
ホルダフレーム15の裏面の角部4箇所に設けられた位
置決め用凹部である。但し、19dの位置決め用凹部は
可動ピン18の下にあり、上面図には描かれていない。
以上のメインチャンバ21とサブチャンバ26と付属物
とが第1の処理装置を構成する。
また、サブチャンバ26の外部であってウェハ出し入れ
部33の側に、サブチャンバ26の揺れの大きさ及び方
向の被検出手段としてのテフロンからなる光反射板32
がサブチャンバ26と一体的に設けられ、サブチャンバ
26の振動に追随して動くようになっている。
更に、33はウェハ出し入れ部(第2の処理装置)で、
台座34の上に未露光のウェハを収納するウェハキャリ
ア35aと、露光済のウェハ39を収納するウェハキャ
リア35bとが載置され、またウェハホルダ24aに正
確に載置するため、回転によりウェハ39を所定の向き
に調整する回転位置合わせ具36と、サブチャンバ26
へのウェハ39の搬入/搬出を行うためのウェハ搬送手
段38と、サブチャンバ26の揺れの大きさ及び方向を
検出する位置検出手段41と、検出された揺れの大きさ
及び方向に応じてウェハ搬送手段38の移動を制御する
、台座34に内蔵された制御手段とが設置されている。
また、回転位1合わせ具36上には発光部と受光部が対
向して設けられたウェハ位置検出器40が設置され、ウ
ェハ39のオリエンテーションフラットからの光を検出
できる位置にウェハ39をモータにより回転しながら位
置合わせできるようになっている。なお、サブチャンバ
26の揺れが大きくてウェハ39をサブチャンバ26に
搬入するのが不可能な場合にはウェハキャリア35a又
は35bは一時的なウェハ39の退避部としても用いら
れる。
次に、第2図(a)〜(c)を参照しながらサブチャン
バ26の揺れを検出する位置検出手段41、ウェハ搬送
手段38及びその制御手段の詳細について説明する。
同図(a)及び(b)は、サブチャンバ26に一体的に
取りつけられた、サブチャンバ26の揺れを検出する被
検出手段32と、台座34に一体的に取りつけられた位
置検出手段41と、台座34に設置されたウェハ搬送手
段38とを示す上面図及び側面図で、主にサブチャンバ
26の縮方向の揺れに対してウェハ搬送手段38が追随
できるようになっている。なお、上面図においてはウェ
ハ搬送アーム44は省略しである。
同図(a)、  (b)において、32はサブチャンバ
26の揺れの被検出手段としてのテフロンからなる光反
射板、41a〜41cは先端にレーザ光の発射部と光反
射板38からの反射光を検出する検出部とを有する位置
検出器A、B、Cで、同一平面上で、検出部が3角形の
頂点に位置するように設けられている。42はウェハ搬
送アーム44の載置されている縦方向の移動板で、移動
板42の下部にはアクチュエータ43a〜43cが位置
検出器A、B、Cの3角形の配置にそれぞれ対応して配
置されて移動板42を支持している。このアクチュエー
タ43a〜43cは位置検出器A、B、Cに接続され、
台座34に内蔵された制御手段からの信号により上下す
るようになっている。
また、同図(C)は、アクチャエータ43a〜43Cを
制御する制御手段の構成図である。同図(c)において
、設定電圧VQと、位置検出器Aに検出された光反射板
38迄の距離に対応する位置検出電圧VAとが比較器C
Aに入力され、その出力を増幅器GAにより増幅してア
クチュエータ43aに印加すると、アクチュエータ43
aは電圧に対応して広がったり狭くなったりする。これ
により、ウェハ搬送アーム44が上下するようになって
いる。
なお、位置検出器A、B、Cについて全て同様な回路構
成となっているため位置検出器Aについてのみ説明して
いるが、ウェハ搬送アーム44は位置検出器A、B、C
から光反射板32迄の距離に応じるアクチュエータ43
a〜43c全体の動きによりサブチャンバ26の)ヱれ
に追随して動くようになっている。なお、移動手反42
とアクチュエータ43a〜43cとウェハ搬送アーム4
4とがウェハ搬送手段38を構成する。
次に、第2図(b)を参照しながらサブチャンバ26の
揺れを検出する位置検出手段41.  ウェハ搬送手段
38及びその制御手段の動作について説明する。
同図(b)に示すように、サブチャンバ26が振動して
いないときは3つの位置検出器A、B。
Cと光反射板32との距離はすべてioに等しい。
しかし、サブチャンバ26が振動しているときは、3つ
の位置検出器A、B、Cと光反射板32との距離は振動
に従って変化する。例えば、サブチャンバ26が揺れて
位置検出器A、B、Cと光反射板32との距離がそれぞ
れ11.12.12になったとする。この距離に対応す
る電圧が位置検出器A、B、Cにより検出され、比較器
CA、CB。
CCに入力されると、11−10.12−1.0゜12
−Noに対応する電圧がそれぞれのアクチュエータ43
a〜43cに印加される。その結果、アクチュエータ4
3a〜43cがN1−10.12−No。
12−1oだけ下がる。これにより、光反射板32に追
随してウェハ搬送アーム44が位置を変化することにな
るので、サブチャンバ26等に接触することなくウェハ
をサブチャンバ27内に搬送することができる。
また、揺れの大きさが大きい場合には、アクチュエータ
43a〜43cの変位限界以上になるので、この場合に
はウェハ39の搬送を停止して、ウェハ39をウェハキ
ャリア35a又は35bに再び収納して揺れが小さくな
るまで待機する。
以上のように、本発明の第1の実施例の半導体製造装置
によれば、サブチャンバ26の揺れの被検出手段として
の光反射板32と、ウェハ搬送アーム44の設置された
台座34と、台座34に設置された位置検出手段41と
を有し、更に、検出されたサブチャンバ26の揺れに応
じてウェハ搬送アーム44が動くようになされているの
で、例えば揺れが小さい場合には揺れに追随してウェハ
搬送アーム44が動くことができ、サブチャンバ27内
、或いはサブチャンバ27内のウェハホルダ24a又は
24b上にウェハ39を確実に載置することができる。
一方、揺れが大きい場合にはサブチャンバ26内に搬送
するのではなくウェハ39を安全な場所に退避させるこ
とができる。
■第2の実施例 第3図(a)、(b)は、本発明の第2の実施例につい
て説明する半導体装置の構成図で、サブチャンバ26に
一体的に取りつけられたサブチャンバ26の揺れが検出
される被検出手段と、台座34に一体的に取りつけられ
た、サブチャンバ26の揺れを検出する位置検出手段と
、位置検出手段からのサブチャンバ26の位置情報によ
り適正にウェハを搬送する、台座34に設置されたウェ
ハ搬送手段とを示す上面図及び側面図である。なお、同
図(a)の上面図において、ウェハ搬送アームは省略し
である。
第3図(a)、(b)において、第2図(a)。
(b)と異なるところは、次の点である。即ち、サブチ
ャンバ26の縦方向の揺れの検出の他に、横方向であっ
て互いに直角をなす二方向(それぞれX方向、Y方向と
する)の揺れの検出が可能な位置検出器り、  E及び
位置検出器F、  Gが設けられている。また、これら
の位置検出器り、 E及びF、Gに検出されたX方向及
びY方向の揺れに対応してウェハ搬送アーム44を移動
させるための2組のアクチュエータD、E及びF、Gと
、これらの各アクチュエータD、E及びF、Gと一体的
に形成された2枚の移動板51.52と、2枚の移動板
51.52を移動させるためのベアリングとが付加され
ている。そして、縦方向の移動板42/ベアリング/X
方向の移動板51/ベアリング/Y方向の移動板52/
ウエハ搬送アーム44と、縦方向の移動板42を支持す
るアクチュエータA−Cと、X方向及びY方向の移動板
51.52に一体形成されたアクチュエータD、E/F
Gとがウェハ搬送手段を構成する。なお、移動板51は
移動板42との間で、移動板52は移動板51との間で
それぞれ静電チャック又は真空チャック等により固定し
うるようになっている。
このようなウェハ搬送手段は、次のように動作する。即
ち、まず縦方向の揺れに応じて最も下の移動板42が上
下する。このとき、上部の2枚の移動板51.52は移
動板42に固定されており、移動板42の動きに従って
変位する。次いで、X方向の揺れに応して真ん中の移動
板51が移動する。このとき、最も上の移動板52は移
動板42に固定されており、移動板51の動きに従って
移動する。次に、最も上の移動板52がY方向の揺れに
応して移動する。これにより、紺方向及び二方向の横方
向の揺れに追随してウェハ搬送アーム44を移動できる
ので、ウェハホルダ24a又は24bなどへのウェハ3
9の載置/取り外しを更に正確に行うことができる。
■第3の実施例 次に、第1図(a)、(b)及び第2図(a)〜(c)
の半導体製造装置を用いて行う本発明の第3の実施例の
半導体装置の製造方法について説明する。
まず、未露光ウェハの25枚収納されたウェハキャリア
35aを台座34に載せるとともに、反対の側に露光済
のウェハを収納する空のウェハキャリア35bを載せる
次いで、ウェハ搬送アーム44によりウェハ39を1枚
取り出して回転位置合わせ具36に載置する。そして、
ウェハ39を回転させながら位置合わせを行う。
次に、位1合わせが完了した後、サブチャンバ26内を
大気圧にして開閉バルブ23aを開ける。
次いで、ウェハ搬送アーム44によりウェハ39を保持
したまま、ウェハ搬送アーム44を回転させてサブチャ
ンバ26の前に移動する。次に、サブチャンバ26の前
で暫く待機してサブチャンバ26の揺れが適当に小さい
かどうか調べた後、適当であればサブチャンバ26内に
ウェハ39を搬入する。そして、位置検出器A−C及び
制御手段によりウェハ39の位置をサブチャンバ26の
揺れに追随させながら、ホルダ交換用エレヘータ30の
上段のウェハホルダ24a上に載置した後、開閉バルブ
23bを閉める。次いで、サブチャンバ26内を減圧す
るとともに、ホルダ交換用エレヘータ30を上の方に移
動する。なお、サブチャンバ26の揺れが大きい場合に
は、ウェハ39がサブチャンバ26に接触する可能性が
あるので、ウェハ搬送アーム44に保持されたウェハ3
9を、例えばウェハキャリア(退避部)35aに収納し
、−時的に退避させる。そして、揺れが小さくなったと
きに再び回転位置合わせ具36にウェハ39を移動して
搬送を始める。
次いで、開閉バルブ23bを開けてメインチャンバ21
内の既に露光が完了しているウェハ39をウェハホルダ
24bとともにホルダ搬送アーム25によりサブチャン
バ26内に搬出し、ホルダ交換用ニレへ・−夕30の下
段に載置する。
次に、ホルダ交換用エレヘータ30を下げてメインチャ
ンバ21内のホルダ搬送アーム25によりホルダ交換用
エレヘータ30上段のウェハホルダ24aをメインチャ
ンバ21内に搬入した後、開閉バルブ23bを閉めてか
ら露光を行う。
次いで、サブチャンバ26内を大気圧にした後、開閉バ
ルブ23aを開ける。続いて、ホルダ交換用エレヘータ
30の下段のウェハホルダ24b上のウェハ39のみを
ウェハ搬送アーム44によりサブチャンバ26の揺れに
追随させながら搬出する。
次に、露光が完了したウェハ39をウェハキャリア35
bに収納する。
以上のように、本発明の第3の実施例の半導体装置の製
造方法によれば、サブチャンバ26内へのウェハ39の
搬入/搬出や、サブチャンバ26内のウェハホルダ24
a、24b上へのウェハ39の載置/取り外しをウェハ
39のまま直接行っているので、従来のようなウェハホ
ルダへのウェハの着脱部をサブチャンバ26外に設ける
必要はなくなり、かつウェハ搬送アーム44のストロー
クを小さくできる。従って、装置の小型化を図ることが
できる。
更に、サブチャンバ26の揺れに応してサブチャンバ2
6内へのウェハ39の搬入/搬出や、サブチャンバ26
内のウェハホルダ24a、24b上へのウェハ39の載
置/取り外しを行ったり、或いはウェハをウェハ退避部
に退避させたりしているので、サブチャンバ26の揺れ
が大きい場合でも、搬送されるウェハ39がサブチャン
バ26等に接触することにより損傷を受けるのを防止す
ることができる。
また、大口径のウェハを用いる場合でも従来の場合と異
なり、サブチャンバ26内へのウェハ39の搬入/搬出
等をウェハ39のまま直接行っているので、ウェハ39
の出し入れの時間を短縮することができる。
更に、サブチャンバ26外ヘウエハホルダ24a。
24bを出さないため、従来のようにウェハホルダ24
a、24bの表面に付着した外気の水分等をサブチャン
バ26内を減圧して除去するために要する排気時間が長
くなることが避けられる。このため、スルーブツトが向
上する。
〔発明の効果] 以上のように、本発明の半導体製造装置によれば、第1
のウェハ処理装置の揺れの大きさ及び方向の被検出手段
と、ウェハ搬送アームの設置された第2のウェハ処理装
置と、第2のウェハ処理装置に設置された位置検出手段
とを有し、更に、検出された第1のウェハ処理装置の揺
れの大きさ及び方向に応してウェハ搬送アームが動くよ
うになされているので、第1のウェハ処理装置内への搬
入/搬出や、第1のウェハ処理装置内のウェハホルダ上
へのウェハの載置/取り出しを、ウェハのまま直接、か
つ確実に行うことができる。また、揺れが大きい場合に
はウェハをウェハ退避部に退避させて安全を確保するこ
とができる。
また、本発明の半導体装置の製造方法によれば、第1の
ウェハ処理装置内へのウェハの搬入/Iti出等をウェ
ハのまま直接行っているので、従来のようなウェハホル
ダへのウェハの着脱部は不要になり、またウェハ搬送ア
ームのストロークを小さくできる。これにより、装置の
小型化を図ることができる。
更に、大口径のウェハを用いる場合でも従来の場合と異
なり、ウェハの搬入/搬出等をウェハのまま直接行って
いるので、第1のウェハ処理装置内へのウェハの出し入
れの時間を短縮することができる。
また、第1のウェハ処理装置の揺れの大きさ及び方向に
応してウェハ搬送を行ったり、ウェハをウェハ退避部に
退避させたりしているので、搬送されるウェハが第1の
ウェハ処理装置等に接触することにより損傷を受けるの
を防止することができる。
更に、第1のウェハ処理装置の外ヘウエハホルダを出さ
ないため、従来のようにウェハホルダの表面に付着した
外気の水分等を第1のウェハ処理装置内を減圧して除去
するために要する排気時間が長くなることが避けられる
。これにより、スルーブツトが向上する。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明の第1の実施例の電子ビーム露光装置
の概略構成図、 第2図は、本発明の第1の実施例の電子ビーム露光装置
の位置検出手段、ウニ/”を搬送手段及びその制御手段
について説明する図、 第3図は、本発明の第2の実施例に係る位置検出手段及
びウェハ搬送手段について説明する図、第4図は、ウェ
ハホルダについて説明する回、第5図は、従来例の電子
ビーム露光装置について説明する概略構成図である。 〔符号の説明] 1.21・・・メインチャンバ、 2.26・・・サブチャンバ、 3.22・・・防振台、 4 a、  4 b、  29−・・真空ポンプ、5.
30・・・ウェハホルダ交換用エレベータ、6・・・ウ
ェハ出し入れ部、 7.34・・・台座、 8.24a、24b−・・ウェハホルダ、9a、9b、
25・・・ホルダ搬送アーム、lO・・・ウェハ着脱部
、 11a、llb、35a、35b−・・ウェハキャリア
、12.36・・・回転位置合わせ具、 13.44・・・ウェハ搬送アーム、 14.40・・・ウェハ位置検出器、 15・・・ホルダフレーム、 16・・・ウェハ載置部、 17a〜17c・・・固定ビン、 18・・・可動ビン、 19a〜19d・・・位置決め用凹部、20.39・・
・ウェハ、 23a、23b、53a、53b−=開閉バルブ、32
・・・光反射板(被検出手段)、 33・・・ウェハ出し入れ部(第2の処理装置)、38
・・・ウェハ搬送手段、 41・・・位置検出手段、 41a・・・位置検出器A、 41b・・・位置検出器B、 41c・・・位置検出器C1 42,51,52・・・移動板、 43a・・・アクチュエータA、 43b・・・アクチュエータB、 43c・・・アクチュエータC1 45・・・増幅器、 46・・・比較器、 47a・・・位置検出器D1 、i7b・・・位置検出器E、 48a・・・位置検出器F、 48b・・・位置検出器G、 49a・・・アクチュエータD、 49b・・・アクチュエータE、 50a・・・アクチュエータF、 50b・・・アクチュエータG。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 (1)第1のウェハ処理装置と、該第1のウェハ処理装
    置と一体的に形成された該第1のウェハ処理装置の振動
    の被検出手段と、該第1のウェハ処理装置へのウェハの
    搬入/搬出を行う、該第1のウェハ処理装置とは離隔さ
    れた第2のウェハ処理装置に設置されたウェハ搬送手段
    と、前記第2のウェハ処理装置に備えられ、前記被検出
    手段を介して前記第1のウェハ処理装置の横方向又は縦
    方向の揺れの大きさ及び方向を検出することが可能な位
    置検出手段と、前記第1のウェハ処理装置の揺れの大き
    さ及び方向に応じて該第1のウェハ処理装置内へのウェ
    ハの搬入/搬出を行うように、或いは前記第1のウェハ
    処理装置へのウェハの搬入/搬出を停止するとともに、
    前記ウェハを退避するように前記ウェハ搬送手段を制御
    する制御手段とを有する半導体製造装置。 (2)前記被検出手段が光反射板からなり、前記位置検
    出手段が、前記光反射板に光を照射する光発生手段と、
    前記光反射板からの反射光により横方向又は縦方向の揺
    れの大きさ及び方向を検出する、前記光発生手段に対応
    する光検出手段とからなることを特徴とする請求項1記
    載の半導体製造装置。(3)前記ウェハ搬送手段が、前
    記第1のウェハ処理装置へのウェハの搬入/搬出を行う
    或いはウェハ退避部にウェハを退避させるウェハ搬送ア
    ームと、該ウェハ搬送アームに取り付けられ、かつ前記
    ウェハ搬送アームを一定方向に移動させるアクチュエー
    タとを有し、前記制御手段が前記位置検出手段により検
    出された前記第1のウェハ処理装置の揺れの大きさ及び
    方向に合わせて前記アクチュエータの移動を制御するも
    のであることを特徴とする請求項1記載の半導体製造装
    置。 (4)第1のウェハ処理装置の揺れの大きさ及び方向を
    検出するとともに、該第1のウェハ処理装置とは離隔さ
    れた第2のウェハ処理装置に設置されたウェハ搬送アー
    ムの位置を該第1のウェハ処理装置の揺れの大きさ及び
    方向に合わせて調整しつつ、該ウェハ搬送アームにより
    前記第1のウェハ処理装置内へのウェハの搬入/搬出を
    行うことを特徴とする半導体装置の製造方法。 (5)ウェハホルダーが設置された第1のウェハ処理装
    置の揺れの大きさ及び方向を検出するとともに、該第1
    のウェハ処理装置とは離隔された第2のウェハ処理装置
    に設置されたウェハ搬送アームの位置を前記第1のウェ
    ハ処理装置の揺れの大きさ及び方向に合わせて調整しつ
    つ、該ウェハ搬送アームにより前記第1のウェハ処理装
    置内のウェハホルダーへの前記ウェハの載置/取り外し
    を行うことを特徴とする半導体装置の製造方法。 (6)第1のウェハ処理装置の揺れの大きさ及び方向を
    検出し、該検出された揺れの大きさ及び方向に応じて前
    記第1のウェハ処理装置へのウェハの搬送を停止すると
    ともに、ウェハ搬送アームにより前記ウェハをウェハ退
    避部に退避させることを特徴とする半導体装置の製造方
    法。
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