JPH04199125A - 液晶表示装置 - Google Patents
液晶表示装置Info
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- JPH04199125A JPH04199125A JP2333760A JP33376090A JPH04199125A JP H04199125 A JPH04199125 A JP H04199125A JP 2333760 A JP2333760 A JP 2333760A JP 33376090 A JP33376090 A JP 33376090A JP H04199125 A JPH04199125 A JP H04199125A
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Landscapes
- Liquid Crystal (AREA)
- Mechanical Light Control Or Optical Switches (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
本発明は、主にTPTカラー液晶表示装置の調光機構に
関するもので、特に、周囲の明るさに応じて画面の明る
さを制御することが必要な、ナビゲーション・メータ等
の車載用表示装置に使用されるものである。
関するもので、特に、周囲の明るさに応じて画面の明る
さを制御することが必要な、ナビゲーション・メータ等
の車載用表示装置に使用されるものである。
従来の透過型液晶表示装置は、光源(バックライト)と
して一般に蛍光放電管を使用し、光源からの光を拡散板
により拡散して、液晶表示装置のパネル面に均一な光を
得ている。 従来、液晶表示装置を調光する場合は、バックライトの
明るさ自体を制御する方法がとられていた。即ち、バッ
クライトに用いられている蛍光管の電気特性を制御して
蛍光管の明るさを制御しバックライトの明るさを制御す
る方法である。 従来技術の例として、冷陰極蛍光管の調光方法を第4図
に示す。図示の如(、蛍光管1の駆動用インバータ回路
2の入力に加わる電圧を可変することにより、トランス
の出力電圧を変化させて管電流を制限し、調光を行う方
式(電圧調光方式)と、インバータ回路2人力をパルス
にて入力し、このパルス幅を可変させることにより、ト
ランス出力電流を制御し、調光を行う方式(Pulse
Width Modulation(以下PWM
という)調光方式)とがあり、いずれも蛍光管電流を調
整することにより、蛍光管の明るさを制御する方法であ
る。 なお、図中3は、インバータ回路2の入力電圧を可変す
る入力電圧可変回路またはインバータ回路2の入力パル
ス信号のパルス幅を可変するPWM可変回路を示してい
る。
して一般に蛍光放電管を使用し、光源からの光を拡散板
により拡散して、液晶表示装置のパネル面に均一な光を
得ている。 従来、液晶表示装置を調光する場合は、バックライトの
明るさ自体を制御する方法がとられていた。即ち、バッ
クライトに用いられている蛍光管の電気特性を制御して
蛍光管の明るさを制御しバックライトの明るさを制御す
る方法である。 従来技術の例として、冷陰極蛍光管の調光方法を第4図
に示す。図示の如(、蛍光管1の駆動用インバータ回路
2の入力に加わる電圧を可変することにより、トランス
の出力電圧を変化させて管電流を制限し、調光を行う方
式(電圧調光方式)と、インバータ回路2人力をパルス
にて入力し、このパルス幅を可変させることにより、ト
ランス出力電流を制御し、調光を行う方式(Pulse
Width Modulation(以下PWM
という)調光方式)とがあり、いずれも蛍光管電流を調
整することにより、蛍光管の明るさを制御する方法であ
る。 なお、図中3は、インバータ回路2の入力電圧を可変す
る入力電圧可変回路またはインバータ回路2の入力パル
ス信号のパルス幅を可変するPWM可変回路を示してい
る。
従来のような蛍光管1の電気特性を制御する場合は、調
光の可変範囲が50〜100%と非常に狭く、車載用デ
イスプレィに要求される調光範囲(10〜100%)を
実現するのは困難である。 特に、従来の電圧調光方式では、低温調光時にランプの
点灯が不安定になりやすく、複数のランプを駆動してい
る場合、輝度のバランスがくずれる等の問題点がある。 また、PWM調光方式では、パルスの周波数に依存した
ノイズが発生する等の問題点があった。 さらに、熱陰極調光管を調光する場合には、蛍光管の寿
命を損なうなどの問題点があった。 本発明は、これらの欠点に鑑みなされたものであり、安
定した輝度状態を保ちながら、非常に広い調光範囲を容
易に実現し得る液晶表示装置の提供を目的とする。
光の可変範囲が50〜100%と非常に狭く、車載用デ
イスプレィに要求される調光範囲(10〜100%)を
実現するのは困難である。 特に、従来の電圧調光方式では、低温調光時にランプの
点灯が不安定になりやすく、複数のランプを駆動してい
る場合、輝度のバランスがくずれる等の問題点がある。 また、PWM調光方式では、パルスの周波数に依存した
ノイズが発生する等の問題点があった。 さらに、熱陰極調光管を調光する場合には、蛍光管の寿
命を損なうなどの問題点があった。 本発明は、これらの欠点に鑑みなされたものであり、安
定した輝度状態を保ちながら、非常に広い調光範囲を容
易に実現し得る液晶表示装置の提供を目的とする。
【v1題を解決するための手段】
本発明による課題解決手段は、第1〜3図の如く、液晶
表示装置本体11と、該液晶表示装置本体11にて支持
された液晶表示板12と、該液晶表示板12の輝度を調
整するための異なった透光率を有する複数個のフィルタ
14 a、 14 b、 14Cとを備え、該各フィル
タ14a、1.4b、14cは前記液晶表示板12とほ
ぼ同じ大きさに設定され、前記液晶表示装置本体11に
、前記各フィルタ14a、14b、14cを夫々に液晶
表示板12に挿抜自在に重ね合わせて使用可能とする設
置部15が設けられたものである。
表示装置本体11と、該液晶表示装置本体11にて支持
された液晶表示板12と、該液晶表示板12の輝度を調
整するための異なった透光率を有する複数個のフィルタ
14 a、 14 b、 14Cとを備え、該各フィル
タ14a、1.4b、14cは前記液晶表示板12とほ
ぼ同じ大きさに設定され、前記液晶表示装置本体11に
、前記各フィルタ14a、14b、14cを夫々に液晶
表示板12に挿抜自在に重ね合わせて使用可能とする設
置部15が設けられたものである。
上記課題解決手段において、照明装置にて液晶表示板1
2を後方から照射する場合、液晶表示板12にフィルタ
14 a、 14 b、 14 cを重ね合わせないと
きは、照明装置13により照射された液晶表示板12の
明るさをそのまま液晶表示装置として得、明るい画面の
ままである。 一方、夜間等の周囲が暗いとき等に、輝度を下げてまぶ
しくない状態で見たいときには、フィルタ14 a、
14 b、 14 cのいずれかを液晶表示板12に重
ね合わせて使用することにより、輝度を下げることがで
きる。このとき、複数(n個)のフィルタ14 a、
14 b、 14 c・・・を組み合わせて挿入するこ
とにより、輝度を幾通り(2つにも調整することが可能
である。 したがって、非常に広い範囲において液晶表示装置上の
明るさを自由に制御することができる。
2を後方から照射する場合、液晶表示板12にフィルタ
14 a、 14 b、 14 cを重ね合わせないと
きは、照明装置13により照射された液晶表示板12の
明るさをそのまま液晶表示装置として得、明るい画面の
ままである。 一方、夜間等の周囲が暗いとき等に、輝度を下げてまぶ
しくない状態で見たいときには、フィルタ14 a、
14 b、 14 cのいずれかを液晶表示板12に重
ね合わせて使用することにより、輝度を下げることがで
きる。このとき、複数(n個)のフィルタ14 a、
14 b、 14 c・・・を組み合わせて挿入するこ
とにより、輝度を幾通り(2つにも調整することが可能
である。 したがって、非常に広い範囲において液晶表示装置上の
明るさを自由に制御することができる。
【実施例]
以下、本発明の一実施例を第1〜3図に基づいて説明す
る。 第1図は本発明の一実施例を示す液晶表示装置の断面図
、第2図は同じくその斜視図、第3図(a)は第2図の
X−X断面図、同図(b)は同じ(その平面図である。 図示の如く、本実施例の液晶表示装置は、例えば、ナビ
ゲーション・メータ等の車載用表示装置へ適用されるも
ので、液晶表示装置本体11と、該液晶表示装置本体1
1にて支持された液晶表示板12と、該液晶表示板12
を後方から照する照明装置13と、前記液晶表示板12
の輝度を調整するための異なった透光率を有する三個の
フィルタ14a、14.b、14cとを備え、該各フィ
ルタ14 a、 14 b、 14 cは、前記液晶表
示板12とほぼ同じ大きさに設定され、前記液晶表示装
置本体11に、前記各フィルタ14 a、 14 b、
14 cを夫々に液晶表示板12に挿抜自在に重ね合
わせて使用可能とする設置部15が設けられたものであ
る。 前記液晶表示装置本体11は、第1.2図の如く、前記
液晶表示板12および照明装置13を収納するよう箱形
に形成されている。 前記液晶表示板12は、薄形フィルムトランジスタ(T
P T)を用いた、長方形に形成されたもので、前記
照明装置13の前側に配されている。なお、図中、16
a、16bは液晶表示板12を通過する光の偏光角を調
整する偏光板である。 前記照明装置13は、第1図の如(、前記液晶表示装置
本体11の後部に配され液晶表示板12を後方から照射
する光源21(冷陰極蛍光管)と、該光源21の前方に
配され光源21からの光を液晶表示板12に拡散する拡
散板22と、光源21の周囲に配され光源21の後方お
よび側方への光を拡散板22に反射させる反射板23と
からなるバックライトユニットである。 前記フィルタ14a、14b、14cは、第1゜2図の
如く、光の波長に対してほぼ等しい分光透過率を有する
NDフィルタ(Neutral−Density F
ilter)が使用され、その透過率は、第一フィルタ
14aが80%、第二フィルタ14bが50%、第三フ
ィルタ14cが10%に、夫々設定されている。該各フ
ィルタ14a、1,4b、14cの上端の一部には把手
24が突出形成されている。 前記設置部15は、第1〜3図の如(、前記液晶表示装
置本体11の前部に一体成形され、前後面開放の薄形の
箱状に形成された枠体である。該設置部15の下壁内面
には各フィルタ14 a、 14、b、14Cを夫々に
左右に摺動させるための摺動溝(下レール)27が全長
に渡って独立形成されている。該設置部15は、前記液
晶表示板12の前方で各フィルタ14.a、14b、1
4cを装着して支持するための装着室25と、該装着室
25の側方に延設され各フィルタ14 a、 14 b
、 14 cを液晶表示板12に離隔させて収納するた
めの収納室26とが連続して形成されてなる。 前記装着室25の前部には、長方形の表示窓25aが形
成され、該表示窓25aにはガラス板が装着されている
。また、前記収納室26の前部には、フィルタ14 a
、 14 b、 14 cを選択する際に視認するため
の視認窓26aが形成されている。 そして、装着室25および収納室26の土壁には、収納
室26の側端部から、装着室25のフィルタ14 a、
14 b、 14 cが完全に液晶表示板12に重な
り合う位置まで、フィルタ14 a、 14 b、 1
4cの把手24を左右に移動するための三本のスリット
28 a、 28 b、 28 cが形成されている。 該スリット28a、28b、28cは、製造時ニフィル
タ14a、14b、14cを夫々設置部に挿入するため
の開口としての機能をも有している。 なお、第3図(b)中、29a、29b、29cは、装
着室25の土壁内面に形成されたフィルタ摺動用の摺動
溝(上レール)である。 上記構成において、光源21からの光のうち、前方への
光は直接拡散板22に照射され、一方、光源21の後方
および側方への光は反射板23にて反射され、夫々拡散
板22により均一に拡散されて、液晶表示板12および
偏光板16a、16bを後方から照射する。 このとき、夜間等の周囲が暗いとき等に、輝度を下げま
ぶしくない状態で見たい場合には、フィルタ14 a、
14 b、 14 cを各摺動溝27a〜27Cの上
でスライドさせ液晶表示板12の前方の装着室25に装
着することにより、輝度を下げることができる。このと
き、複数のフィルタ14a。 14b、14cを組み合わせて挿入することにより、輝
度を幾通りにも調整することが可能である。 例えば、透光率80%の第一フィルタ14aと、透光率
50%の第二フィルタ14bとを組合わせれば、0.8
X0.5=0.4となり、40%の透光率を設定できる
。このように、上述の如く、80%、50%、10%の
3枚のフィルタ14a。 14b、14cを組合わせて用いれば、フィルタ14
a、 14 b、 14 cを挿入していないときの液
晶表示装置の明るさを100%とすると、次のような8
通りの透光率を設定し得る。 (1)全てのフィルタ14 a、 14 b、 14
cを収納室26に収納するとき ・・・100%(第1
図中A)(2)フィルタ14 a、 14 b、 14
cのいずれか一個を装着室25に装着するとき ・・・80%(B)、50%、10%(C)(3)フィ
ルタ14 a、 14 b、 14 cノうち二個を組
み合わせて装着室25に装着するとき・・・40%(D
)、8%、5%(E)(4)全7(7)7’l’ルタ1
4 a、 14 b、 14 cを装着室25に装着す
るとき ・・・4%(F)このように、液晶
表示装置を透過する光を、ある透過率をもったフィルタ
14.a、14b、14cに透過させると、その透過率
倍に低減した光が透過したことになる。すなわち、1枚
のNDフィルタを用いれば液晶表示装置として2種類の
明るさが得られ、2枚のNDフィルタであればそれを組
み合わせることにより4種類の明るさが得られる。 結局n枚のNDフィルタを用いれば2′″通りの明るさ
を得ることができる。 したがって、非常に広い範囲において液晶表示装置上の
明るさを自由に制御することができる。 特に、昼夜を問わず最も調光が必要なナビゲーションメ
ータ等の車載用液晶表示装置として使用する場合にその
効果は大となる。 また、フィルタ14a、14b、14cを液晶表示板1
2とほぼ同じ大きさとしているので、液晶表示板12の
全面に渡って均一に輝度を調節でき、安定した輝度状態
を保ちながら調光することができる。 なお、本発明は、上記実施例に限定されるものではなく
、本発明の範囲内で上記実施例に多くの修正および変更
を加え得ることは勿論である。 例えば、上記実施例では、フィルタ14a、14b、1
4cを表示装置の横側からスライドさせていたが、液晶
表示装置を組み込む場所により、表示装置の上下側から
スライドさせてもよい。また、フィルタ14a、14b
、14cを拡散板22と、液晶表示板12や偏光板16
a、16bとの間に設けることも可能である。 さらに、上記実施例は、フィルタ14a、14b、14
cを手作業によりスライドさせるものであるが、ボビン
やモータ等を使用し、フィルタ14a、14.b、14
cを設置部15内で機械的に移動させるものであっても
よい。 【発明の効果】 以上の説明から明らかな通り、本発明によると、異なっ
た透光率を有する複数個のフィルタを夫々に液晶表示板
に挿抜自在に重ね合わせて使用可能とする設置部とを設
けているので、フィルタを組合わせて使用すると、昼間
には高輝度で液晶が見え、夜間暗いところでは輝度を低
くしてまぶしくない状態で見るなど、照明装置の輝度を
使用環境に応じて多段階に調整でき、従来の蛍光管の明
るさ自体を変えるのに比べて広範囲かつきめ細かい調光
が可能となるといった優れた効果がある。
る。 第1図は本発明の一実施例を示す液晶表示装置の断面図
、第2図は同じくその斜視図、第3図(a)は第2図の
X−X断面図、同図(b)は同じ(その平面図である。 図示の如く、本実施例の液晶表示装置は、例えば、ナビ
ゲーション・メータ等の車載用表示装置へ適用されるも
ので、液晶表示装置本体11と、該液晶表示装置本体1
1にて支持された液晶表示板12と、該液晶表示板12
を後方から照する照明装置13と、前記液晶表示板12
の輝度を調整するための異なった透光率を有する三個の
フィルタ14a、14.b、14cとを備え、該各フィ
ルタ14 a、 14 b、 14 cは、前記液晶表
示板12とほぼ同じ大きさに設定され、前記液晶表示装
置本体11に、前記各フィルタ14 a、 14 b、
14 cを夫々に液晶表示板12に挿抜自在に重ね合
わせて使用可能とする設置部15が設けられたものであ
る。 前記液晶表示装置本体11は、第1.2図の如く、前記
液晶表示板12および照明装置13を収納するよう箱形
に形成されている。 前記液晶表示板12は、薄形フィルムトランジスタ(T
P T)を用いた、長方形に形成されたもので、前記
照明装置13の前側に配されている。なお、図中、16
a、16bは液晶表示板12を通過する光の偏光角を調
整する偏光板である。 前記照明装置13は、第1図の如(、前記液晶表示装置
本体11の後部に配され液晶表示板12を後方から照射
する光源21(冷陰極蛍光管)と、該光源21の前方に
配され光源21からの光を液晶表示板12に拡散する拡
散板22と、光源21の周囲に配され光源21の後方お
よび側方への光を拡散板22に反射させる反射板23と
からなるバックライトユニットである。 前記フィルタ14a、14b、14cは、第1゜2図の
如く、光の波長に対してほぼ等しい分光透過率を有する
NDフィルタ(Neutral−Density F
ilter)が使用され、その透過率は、第一フィルタ
14aが80%、第二フィルタ14bが50%、第三フ
ィルタ14cが10%に、夫々設定されている。該各フ
ィルタ14a、1,4b、14cの上端の一部には把手
24が突出形成されている。 前記設置部15は、第1〜3図の如(、前記液晶表示装
置本体11の前部に一体成形され、前後面開放の薄形の
箱状に形成された枠体である。該設置部15の下壁内面
には各フィルタ14 a、 14、b、14Cを夫々に
左右に摺動させるための摺動溝(下レール)27が全長
に渡って独立形成されている。該設置部15は、前記液
晶表示板12の前方で各フィルタ14.a、14b、1
4cを装着して支持するための装着室25と、該装着室
25の側方に延設され各フィルタ14 a、 14 b
、 14 cを液晶表示板12に離隔させて収納するた
めの収納室26とが連続して形成されてなる。 前記装着室25の前部には、長方形の表示窓25aが形
成され、該表示窓25aにはガラス板が装着されている
。また、前記収納室26の前部には、フィルタ14 a
、 14 b、 14 cを選択する際に視認するため
の視認窓26aが形成されている。 そして、装着室25および収納室26の土壁には、収納
室26の側端部から、装着室25のフィルタ14 a、
14 b、 14 cが完全に液晶表示板12に重な
り合う位置まで、フィルタ14 a、 14 b、 1
4cの把手24を左右に移動するための三本のスリット
28 a、 28 b、 28 cが形成されている。 該スリット28a、28b、28cは、製造時ニフィル
タ14a、14b、14cを夫々設置部に挿入するため
の開口としての機能をも有している。 なお、第3図(b)中、29a、29b、29cは、装
着室25の土壁内面に形成されたフィルタ摺動用の摺動
溝(上レール)である。 上記構成において、光源21からの光のうち、前方への
光は直接拡散板22に照射され、一方、光源21の後方
および側方への光は反射板23にて反射され、夫々拡散
板22により均一に拡散されて、液晶表示板12および
偏光板16a、16bを後方から照射する。 このとき、夜間等の周囲が暗いとき等に、輝度を下げま
ぶしくない状態で見たい場合には、フィルタ14 a、
14 b、 14 cを各摺動溝27a〜27Cの上
でスライドさせ液晶表示板12の前方の装着室25に装
着することにより、輝度を下げることができる。このと
き、複数のフィルタ14a。 14b、14cを組み合わせて挿入することにより、輝
度を幾通りにも調整することが可能である。 例えば、透光率80%の第一フィルタ14aと、透光率
50%の第二フィルタ14bとを組合わせれば、0.8
X0.5=0.4となり、40%の透光率を設定できる
。このように、上述の如く、80%、50%、10%の
3枚のフィルタ14a。 14b、14cを組合わせて用いれば、フィルタ14
a、 14 b、 14 cを挿入していないときの液
晶表示装置の明るさを100%とすると、次のような8
通りの透光率を設定し得る。 (1)全てのフィルタ14 a、 14 b、 14
cを収納室26に収納するとき ・・・100%(第1
図中A)(2)フィルタ14 a、 14 b、 14
cのいずれか一個を装着室25に装着するとき ・・・80%(B)、50%、10%(C)(3)フィ
ルタ14 a、 14 b、 14 cノうち二個を組
み合わせて装着室25に装着するとき・・・40%(D
)、8%、5%(E)(4)全7(7)7’l’ルタ1
4 a、 14 b、 14 cを装着室25に装着す
るとき ・・・4%(F)このように、液晶
表示装置を透過する光を、ある透過率をもったフィルタ
14.a、14b、14cに透過させると、その透過率
倍に低減した光が透過したことになる。すなわち、1枚
のNDフィルタを用いれば液晶表示装置として2種類の
明るさが得られ、2枚のNDフィルタであればそれを組
み合わせることにより4種類の明るさが得られる。 結局n枚のNDフィルタを用いれば2′″通りの明るさ
を得ることができる。 したがって、非常に広い範囲において液晶表示装置上の
明るさを自由に制御することができる。 特に、昼夜を問わず最も調光が必要なナビゲーションメ
ータ等の車載用液晶表示装置として使用する場合にその
効果は大となる。 また、フィルタ14a、14b、14cを液晶表示板1
2とほぼ同じ大きさとしているので、液晶表示板12の
全面に渡って均一に輝度を調節でき、安定した輝度状態
を保ちながら調光することができる。 なお、本発明は、上記実施例に限定されるものではなく
、本発明の範囲内で上記実施例に多くの修正および変更
を加え得ることは勿論である。 例えば、上記実施例では、フィルタ14a、14b、1
4cを表示装置の横側からスライドさせていたが、液晶
表示装置を組み込む場所により、表示装置の上下側から
スライドさせてもよい。また、フィルタ14a、14b
、14cを拡散板22と、液晶表示板12や偏光板16
a、16bとの間に設けることも可能である。 さらに、上記実施例は、フィルタ14a、14b、14
cを手作業によりスライドさせるものであるが、ボビン
やモータ等を使用し、フィルタ14a、14.b、14
cを設置部15内で機械的に移動させるものであっても
よい。 【発明の効果】 以上の説明から明らかな通り、本発明によると、異なっ
た透光率を有する複数個のフィルタを夫々に液晶表示板
に挿抜自在に重ね合わせて使用可能とする設置部とを設
けているので、フィルタを組合わせて使用すると、昼間
には高輝度で液晶が見え、夜間暗いところでは輝度を低
くしてまぶしくない状態で見るなど、照明装置の輝度を
使用環境に応じて多段階に調整でき、従来の蛍光管の明
るさ自体を変えるのに比べて広範囲かつきめ細かい調光
が可能となるといった優れた効果がある。
第1図は本発明の一実施例を示す液晶表示装置の断面図
である。 第2図は同じくその斜視図である。 第3図(a)は同じく第2図のX−X断面図である。 同図(b)は同じく液晶表示装置の平面図である。 第4図は従来の液晶表示装置のバックライト調光方式を
用いた回路説明図である。 11:液晶表示装置本体 12・液晶表示板 13:照明装置 14a、14b、14c :フィルタ 15:設置部 第451
である。 第2図は同じくその斜視図である。 第3図(a)は同じく第2図のX−X断面図である。 同図(b)は同じく液晶表示装置の平面図である。 第4図は従来の液晶表示装置のバックライト調光方式を
用いた回路説明図である。 11:液晶表示装置本体 12・液晶表示板 13:照明装置 14a、14b、14c :フィルタ 15:設置部 第451
Claims (1)
- 液晶表示装置本体と、該液晶表示装置本体にて支持され
た液晶表示板と、該液晶表示板の輝度を調整するための
異なつた透光率を有する複数個のフィルタとを備え、該
各フィルタは前記液晶表示板とほぼ同じ大きさに設定さ
れ、前記液晶表示装置本体に、前記各フィルタを夫々に
液晶表示板に挿抜自在に重ね合わせて使用可能とする設
置部が設けられたことを特徴とする液晶表示装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2333760A JPH04199125A (ja) | 1990-11-29 | 1990-11-29 | 液晶表示装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2333760A JPH04199125A (ja) | 1990-11-29 | 1990-11-29 | 液晶表示装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04199125A true JPH04199125A (ja) | 1992-07-20 |
Family
ID=18269654
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2333760A Pending JPH04199125A (ja) | 1990-11-29 | 1990-11-29 | 液晶表示装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH04199125A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7030943B2 (en) * | 2003-04-18 | 2006-04-18 | Hannstar Display Corp. | Liquid crystal display and back light module thereof |
-
1990
- 1990-11-29 JP JP2333760A patent/JPH04199125A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7030943B2 (en) * | 2003-04-18 | 2006-04-18 | Hannstar Display Corp. | Liquid crystal display and back light module thereof |
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