JP3994564B2 - バックライト輝度制御装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、透過型の液晶ディスプレイに対して面光源となるバックライトの輝度を制御するバックライト輝度制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
非発光素子である透過型液晶ディスプレイは、例えば、マトリックス状に配置されたTFT(Thin Film Transistor)アレイを夫々オンオフすることにより、2枚の偏光板の間に存在する液晶分子に対してドット毎に電圧を印加し、ディスプレイの背面側に配置された面光源(バックライト)の光の透過量を制御して画像を表示するものである。
【0003】
この面光源としては、全体を薄型に構成できることや輝度の均一性に優れていることなどから、現在、エッジライト(サイドライト)方式が最も多く採用されている。このようなエッジライト方式によるバックライト装置の従来構成例を図6に示す。透明なアクリルなどからなり矩形板状に形成されている導光板1の1組の対辺側には、蛍光ランプ2a,2bが平行に配置されている。蛍光ランプ2a,2bの一方の電極は、駆動回路3の出力端子の一方側に共通に接続されており、他方の電極は、コンデンサ4a,4bを介して駆動回路3の出力端子の他方側に夫々接続されている。
【0004】
ユーザが液晶ディスプレイの表示輝度を調整するために輝度調整キー5を操作すると、制御回路6に対して操作信号が与えられ、制御回路6は、駆動回路3に対して、液晶ディスプレイの表示輝度が前記操作信号に応じた度合いとなるように調光信号を出力するようになっている。駆動回路3は、与えられた調光信号に応じて蛍光ランプ2a,2bを点灯させる。
【0005】
導光板1の上には、アクリルやポリカーボネイトなどからなる複数枚の光学フィルム7が積層されるようになっている。そして、蛍光ランプ2a,2bより投光された光は導光板1の内部に入射され、更に、光学フィルム7により拡散されることで輝度が略均一な面光源となり、TFTアレイを介して液晶パネルに投光されるようになっている。
【0006】
液晶ディスプレイ8は、TFTアレイや液晶パネル,その他偏光板等を一体にして構成されており、表示データ出力装置(例えば、CD−ROM再生装置等)9によって出力される表示データに応じてTFTアレイを構成する各トランジスタを個別にオンオフすることで、液晶パネル上に表示データを画像として表示するようになっている。この場合、蛍光ランプ2a,2bの輝度は、面光源としての輝度を均一に維持するため常に同じになるように設定される。
尚、導光板1,蛍光ランプ2a及び2b,コンデンサ4a及び4b並びに光学フィルム7はバックライト装置10を構成している。
【0007】
以上のようなバックライト装置10を含んでなる液晶ディスプレイ装置は、時計や温度計,パーソナルコンピュータ,カーナビゲーション装置の表示部など様々な用途に用いられている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、最近のカーナビゲーション装置では、地図の表示を3次元的に行う(立体表示)ものが多くなりつつあり、その際には、表示に視覚的な奥行き感を持たせるため様々な工夫がなされている。例えば、地図データの表示意匠にグラデーションをつけて(即ち、ソフトウエア的に表示色のカラーパレットを段階的に変化させる)、表示画面の上部側を比較的暗く、下部側を比較的明るくすることで奥行き感を持たせるようにしたものがある。
【0009】
しかしながら、このようなグラデーションでは表示色をステップ的に変化させるため、ユーザにとってはその境界線部分が横縞として認識されてしまい、表示品位が高いとは言えず必ずしも好ましい方式ではなかった。
【0010】
本発明は上記事情に鑑みてなされたものであり、その目的は、液晶ディスプレイによる表示画面について、奥行き感のように次第に変化して行く視覚的効果を高い表示品位を以て容易に付加することができるバックライト輝度制御装置を提供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】
請求項1記載のバックライト輝度制御装置によれば、輝度制御手段は、導光板の周辺部に配置されて当該導光板に入射光を供給する複数の発光手段夫々の輝度を駆動手段を介して個別に制御することで、導光板が液晶ディスプレイに対して形成する面光源に所定の輝度勾配を設定する。
【0012】
即ち、複数の発光手段の内、例えば導光板の周辺部における一方の側に配置されているものの輝度を比較的低く設定し、他方の側に配置されているものの輝度を比較的高く設定することで、導光板を介して液晶ディスプレイに対し面光源となるように形成されるバックライトの輝度に所定の勾配が付与される。すると、液晶ディスプレイに表示されている画面には、バックライトの輝度勾配に応じた度合いの明暗が反映されることになる。従って、例えば立体表示を行う場合の奥行き感のように、次第に変化して行く視覚的効果を液晶ディスプレイの表示画面に容易に加えることができる。
【0013】
請求項2記載のバックライト輝度制御装置によれば、駆動手段は、PWM信号に基づいて複数の発光手段を夫々駆動するように構成されるので、輝度制御手段は、各発光手段に対する輝度をPWM信号のデューティ比に応じて設定することで、面光源に対する輝度勾配の設定をも容易に行うことができる。
【0014】
請求項3記載のバックライト輝度制御装置によれば、輝度制御手段は、例えば、ユーザがモード設定手段によって液晶ディスプレイの表示モードを設定すると、その表示モードに応じて所定の輝度勾配を設定する。従って、例えば、液晶ディスプレイの表示モードが平面表示,立体表示のように切換え可能である場合に、平面表示が設定されると面光源の輝度を均一にするようにし、立体表示が設定されると面光源の輝度に所定の勾配を付与するようにして、ユーザが所望する表示態様に応じて輝度勾配を設定することができる。
【0015】
請求項4記載のバックライト輝度制御装置によれば、例えば、液晶ディスプレイに対して表示データを出力する表示データ出力装置側が表示モードを平面表示,立体表示に切換える手段を備えており、当該手段によって立体表示に切換えられると輝度勾配設定信号を外部に出力したり、或いは、所定の輝度勾配を付与すべき表示データについては、輝度勾配設定信号を外部に出力するように構成されている場合に、輝度制御手段は、前記設定信号が与えられると面光源の輝度に所定の勾配を自動的に付与するように設定を行うことができる。従って、ユーザ側の操作負担が軽減されて利便性が向上する。
【0016】
【発明の実施の形態】
(第1実施例)
以下、本発明をカーナビゲーション装置に適用した場合の第1実施例について図1乃至図4を参照して説明する。尚、図6と同一部分については同一符号を付して説明を省略し、以下異なる部分についてのみ説明する。本実施例では、駆動回路3に代えて、蛍光ランプ(発光手段)2a,2bを夫々個別に駆動点灯させるための駆動回路(駆動手段)11a,11bが設けられている。そして、制御回路6に代わる制御回路(輝度制御手段)12は、駆動回路11a,11bに対して夫々調光信号を出力するようになっている。
【0017】
また、操作系回路13は、輝度調整キー5に加えてモード切換えキー(モード設定手段)14をも備えている。モード切換えキー14は、液晶ディスプレイの表示を『平面表示モード』,『立体表示モード』の各モードに切換えるために使用するキーであり、操作系回路13は、各キーの操作に応じた操作信号を制御回路12に出力するようになっている。
【0018】
制御回路12は、マイクロコンピュータを中心として構成されており、操作系回路13より与えられる操作信号に応じて、各駆動回路11a,11bに対して夫々出力する調光信号を正パルスのデューティ比が変化するPWM信号として生成するようになっている。その際、制御回路12は、内蔵されているROM(図示せず)に記憶されているテーブルを参照することで、操作信号に応じた正パルスのデューティ比を決定するようになっている。尚、調光信号パルスの周波数は100〜200Hz程度である。
【0019】
駆動回路11a,11bは、例えばインバータなどで構成されており、図2に示すように、制御回路12より与えられる調光信号の各周期において正パルスの出力期間のみ蛍光ランプ2a,2bを夫々点灯させるようになっている。即ち、図2(a)に示すように、蛍光ランプ2a,2bの輝度は、正パルスデューティ比が大であれば大きく(明るく)なり、正パルスデューティ比が小であれば輝度は小さく(暗く)なる。ここで、蛍光ランプ2aは、水平面に対して垂直に近い状態で立設される液晶ディスプレイ8の画面に対して上側に配置されているものとし、蛍光ランプ2bは、下側に配置されているものとする。
【0020】
尚、以上において、駆動回路11a及び11b,制御回路12及び操作系回路13はバックライト輝度制御装置15を構成している。また、液晶ディスプレイ8,バックライト装置10及びバックライト輝度制御装置15は、液晶ディスプレイ装置(表示装置)を構成している。
【0021】
次に、本実施例の作用について図3及び図4をも参照して説明する。図3は、制御回路12による制御内容を示すフローチャートである。この図3において、例えば、表示データ出力装置9が平面表示の地図データを表示するためのCD−ROMを再生する場合に、ユーザは、操作系回路13のモード切換えキー14によって表示モードを『平面表示モード』に設定する。すると、制御回路12は、ステップS1で「YES」と判断してステップS2に移行する。
【0022】
判断ステップS2において、制御回路12は、輝度勾配設定信号が外部より出力されているか否かを判断するが、この場合、表示データ出力装置9は前記設定信号を出力する使用ではないので「NO」と判断してステップS3に移行する。そして、制御回路12は、輝度調整キー5によって設定されている輝度に応じて蛍光ランプ2a,2bを同一の輝度にするように調光信号を出力する(ステップS3)。例えば、図2(a)に示すように、駆動回路11a,11bに与える調光信号のデューティ比を何れも60%程度に設定し、導光板1及び光学フィルム7を介すことで面光源として形成されるバックライトの輝度が均一となるようにする。
【0023】
また、表示データ出力装置9が地図データを立体表示するためのCD−ROMを再生する場合に、ユーザがモード切換えキー14を操作して表示モードを『立体表示モード』に切換えた場合、制御回路12は、ステップS1において「NO」と判断してステップS4に移行し、蛍光ランプ2a,2bの輝度を異なるものに設定する。即ち、『立体表示モード』においては、通常、液晶ディスプレイに表示されている地図データの画面下側が自動車の乗員に対して進行方向の近傍側(手前側)となり、画面上側が自動車の乗員に対して進行方向の遠方側(奥行き側)として表示される。
【0024】
従って、『立体表示モード』に切換えられた場合、制御回路12は、輝度調整キー5により設定されている現在の輝度(デューティ比60%)について、画面下側の蛍光ランプ2bの輝度はそのまま維持するようにする。そして、画面上側の蛍光ランプ2aの輝度は、例えば図2(b)に示すように、調光信号のデューティ比を1/3程度(20%)とすることによって低下させる。
【0025】
すると、図4に示すように、バックライトの面光源としての輝度には所定の勾配が付与されることになり、液晶ディスプレイ8の画面の下側は比較的明るくなり、前記画面の上側は比較的暗くなるので、液晶ディスプレイ8に表示されている画面にはバックライトの輝度勾配に応じた度合いの明暗が反映される。従って、自動車の乗員が画面を見た場合に、立体表示される地図データについて自然な奥行き感が得られるように視覚的な効果を付与することができる。
【0026】
一例として、液晶ディスプレイ8の画面サイズが3〜8インチの比較的小型のものである場合に、調光信号のデューティ比を3〜100%程度に変化させることで十分な奥行き感を付与することができる。
【0027】
以上のように本実施例によれば、ユーザがモード切換えキー14を操作して表示モードを『平面表示モード』から『立体表示モード』に切換えた場合、制御回路12は、画面下側の蛍光ランプ2bの輝度はそのまま維持して、駆動回路11aに出力する調光信号のデューティ比を駆動回路11bに出力している調光信号の1/3程度に低下させることにより画面上側の蛍光ランプ2aの輝度を低下させ、バックライト装置10が液晶ディスプレイ8に対して形成する面光源の輝度に一定の勾配を付与するようにした。
【0028】
従って、液晶ディスプレイ8に地図データを立体表示する際に、画面の手前側から奥行き側にかけて輝度が漸次変化して行くことで、画面を見る者が自然な遠近感を得られるようになり、従来のようにカラーパレットを変化させるグラデーションとは異なり、高品位な視覚的効果を容易に付与することができる。また、、表示データにおいては、グラデーションを施すための設定が不要となるので、データの容量を削減することもできる。
【0029】
加えて、駆動回路11a,11bは、制御回路12より個別に出力されるPWM信号に基づいて蛍光ランプ2a,2bを夫々駆動するので、制御回路12は、夫々の輝度をPWM信号のデューティ比に応じて設定することがき、面光源に対する輝度勾配の設定を容易に行うことができる。
【0030】
(第2実施例)
図5は、本発明の第2実施例を示すものであり、第1実施例と同一部分には同一符号を付して説明を省略し、以下異なる部分のみ説明する。第2実施例では、表示データ出力装置9に代わって表示データ出力装置16が配置されている。この表示データ出力装置16は、CD−ROMが立体表示の地図データを再生する場合にのみ、輝度勾配設定信号を制御回路12に対して出力するように構成されているものである。
【0031】
次に、第2実施例の作用について説明する。第2実施例では、前述のように、表示データ出力装置16が立体表示の地図データを表示データとして液晶ディスプレイ8に出力する場合は、輝度勾配設定信号を制御回路12に出力する。従って、当該輝度勾配設定信号が出力されている場合、制御回路12は、図3に示すフローチャートにおいて、ステップS2で「YES」と判断してステップS4に移行し、バックライトに所定の輝度勾配を付与するように自動的に調整を行うようになる。
【0032】
即ち、第2実施例によれば、ユーザは、実質的に操作系回路13のモード切換えキー14を操作する必要がなく、表示モードを常に『平面表示モード』のままにしていても、表示データが立体表示用のデータとして作成されている場合にはバックライトの輝度勾配が自動的に設定されることになる。従って、ユーザの操作負担が軽減されて利便性が向上する。尚、この場合には、ステップS1を削除しても良い。
【0033】
本発明は上記し且つ図面に記載した実施例にのみ限定されるものではなく、次のような変形または拡張が可能である。
第2実施例において、表示データ出力装置16側に『平面表示モード』と『立体表示モード』とを切換えるためのモード切換えキーを設けても良い。そして、そのモード切換えキーによる設定に応じて、同一エリアの地図データを平面表示と立体表示とに切換えて液晶ディスプレイ8に出力するような構成である場合には、モード切換えキーによって『立体表示モード』が設定されると制御回路12に輝度勾配設定信号を出力するようにしても良い。
『平面表示モード』で駆動回路11a,11bに出力する調光信号のデューティ比が60%,60%である場合に輝度勾配を付与する際には、上記実施例のように駆動回路11a側のデューティ比のみを20%に低下させるものだけでなく、同時に駆動回路11b側のデューティ比を例えば80%に上昇させても良い。尚、これらの各数値はあくまでも一例であり、適宜変更して実施することが可能である。
【0034】
また、例えば、地図データを立体表示させる際に、表示データ出力装置16が俯瞰的な視点の高さを切換えることが可能に構成されている場合には、輝度制御手段をその視点の高さに応じて輝度勾配を設定するように構成しても良い。例えば、視点位置が比較的高く、画面の奥行きが比較的小さい場合には輝度勾配も比較的小さくなるように設定し、逆に、視点位置が比較的低く、画面の奥行きが比較的大きい場合には輝度勾配も比較的大きくなるように設定する。斯様に構成することで立体表示の状態に応じて輝度勾配を変化させ、表示品位をより高めることができる。
PWM信号は、ROMテーブル値を参照してソフトウエア的に生成するものに限らない。例えば100〜200Hz程度の周波数の三角波などをキャリア信号として発生させ、操作系回路13より与えられる操作信号に基いて輝度勾配の値に応じて設定したレベル信号及び前記キャリア信号のレベルをコンパレータにより比較するように構成し、両者のレベル差に応じてデューティ比が変化するPWM信号をハードウエア的に生成するように構成しても良い。
【0035】
また、調光信号はPWM信号に限ることなく、例えば、輝度に応じて電圧レベルを変化させる信号であっても良い。また、その場合、駆動手段は、駆動回路11a,11bのように発光手段の数に応じて独立に設ける必要はない。例えば、常に同一レベルの駆動信号を発光手段の数に応じて個別の出力端子に出力すると共に、輝度制御手段により与えられる制御信号に応じて前記各出力端子の電圧レベルを個別に変化させる(増幅または減衰させる)ように構成しても良い。
発光手段は、蛍光ランプ2a,2bに限ることなく、LEDや白熱電球などでも良い。
また、発光手段は、液晶ディスプレイの上下一対辺(2辺)に配置するものに限らず、3辺或いは4辺全てに配置するものであっても良い。そのような場合には、3辺或いは4辺に配置された発光手段の輝度を夫々変化させることで、面光源の輝度勾配をより複雑に変化させることが可能である。
カーナビゲーション装置に限ることなく、時計,温度計などのモノカラー或いはフルカラー液晶ディスプレイなど、バックライトに輝度勾配を付与することにより表示画面に視覚的効果を付与して表示品位を高めることができるものに適用が可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明をカーナビゲーション装置に適用した場合の第1実施例を示すものであり、液晶ディスプレイ装置の概略的な分解斜視図及び電気的構成を示す機能ブロック図
【図2】調光信号の波形図であり、(a)は輝度を比較的明るめに設定する場合、(b)は輝度を比較的暗めに設定する場合
【図3】制御回路の制御内容を示すフローチャート
【図4】バックライトに輝度勾配を付与する場合の一例を示す図
【図5】本発明の第2実施例を示す図1相当図
【図6】従来技術を示す図1相当図
【符号の説明】
1は導光板、8は液晶ディスプレイ、9は表示データ出力装置、10はバックライト装置、2a,2bは蛍光ランプ(発光手段)、11a,11bは駆動回路(駆動手段)、12は制御回路(輝度制御手段)、14はモード切換えキー(モード設定手段)、15はバックライト輝度制御装置、16は表示データ出力装置を示す。
Claims (4)
- 透過型の液晶ディスプレイの背面側に配置され、当該液晶ディスプレイに対して面光源となるバックライトを形成するための導光板と、この導光板の周辺部に配置され、当該導光板に入射光を供給する複数の発光手段とを備えてなるバックライト装置の輝度を制御するものであり、
前記複数の発光手段を個別に駆動する駆動手段と、
この駆動手段を介して前記複数の発光手段の輝度を夫々制御することで、前記導光板を介して形成される面光源に所定の輝度勾配を設定する輝度制御手段とを備えてなることを特徴とするバックライト輝度制御装置。 - 前記駆動手段は、前記複数の発光手段に対応して複数設けられていると共に、前記輝度制御手段により個別に出力されるPWM信号に基づいて前記複数の発光手段を夫々駆動するように構成されていることを特徴とする請求項1記載のバックライト輝度制御装置。
- 液晶ディスプレイの表示モードを設定するモード設定手段を備え、
前記輝度制御手段は、前記モード設定手段によって設定された表示モードに応じて所定の輝度勾配を設定することを特徴とする請求項1または2記載のバックライト輝度制御装置。 - 前記輝度制御手段は、外部より与えらえれる輝度勾配設定信号に応じて輝度勾配を設定することを特徴とする請求項1乃至3の何れかに記載のバックライト輝度制御装置。
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