JPH0419838Y2 - - Google Patents

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JPH0419838Y2
JPH0419838Y2 JP4989086U JP4989086U JPH0419838Y2 JP H0419838 Y2 JPH0419838 Y2 JP H0419838Y2 JP 4989086 U JP4989086 U JP 4989086U JP 4989086 U JP4989086 U JP 4989086U JP H0419838 Y2 JPH0419838 Y2 JP H0419838Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 (イ) 産業上の利用分野 本考案は放熱部材に取り付けられる電気部品の
放熱部材への取付装置に関する。
(ロ) 従来の技術 放熱板を有する機器にあつて、特に電磁調理器
を取りあげて以下説明する。従来此種調理器は、
実公昭57−18709号公報等に開示されるように、
作動に伴なう発熱の顕著なスイツチング素子を放
熱部材例えばヒートシンクに取り付け冷却装置に
より送風を行なわせ冷却する構造としている。更
に別の例として調理器の使用に際し、電源電圧に
突発的に異常電圧が発生したり、無負荷時におい
ての加熱や冷却装置の故障時における加熱が続け
られてスイツチング素子の温度が異常に上昇した
りして破壊されることを防止するため、過熱保護
装置として例えばバイメタルサーモが放熱部材に
取り付けられ、放熱部材の温度を検知させ、検知
温度が所定の温度以上になつたことを確認したら
インバータ回路の発振を停止させてスイツチング
素子を破壊から保護するようにしている。
(ハ) 考案が解決しようとする問題点 前記従来の技術にあつては、スイツチング素子
の熱的破壊保護のためから過熱保護装置を放熱部
材に取り付けこの温度を検知するようにしている
が、前記装置の保持部材をビスで固定したり、前
記装置を直接接着剤にて固定したりするのが一般
的であつた。しかし、ビスで固定する場合には使
用するビスの種類により放熱部材の固定孔に加工
が必要であつたり、固定孔部分に切り粉が出て絶
縁不良を生じることがあつた。また何度もの取り
外しでビスが空回りして、固定が不完全になるこ
とがあつた。他方、接着剤にて固定する場合に
は、硬化するのに時間を要するだけでなく、接着
剤を均一に塗布することは難しく硬化する前に過
熱保護装置が動いてしまうことがある。また接着
剤を介して放熱部材に取り付けられることから、
温度抵抗が大きくなる。更に簡単な取り外しがで
きないのでサービス性が悪いというような問題が
あつた。
このため本考案は、簡便に取り付け・取り外し
ができ、保持部材と保持部品とが互いに面で接触
し、放熱部材に対して適当な接触面を保持するよ
うな保持部材を提供することを目的とする。
(ニ) 問題点を解決するための手段 本考案は前記問題点を解決するものであつて以
下第1図に基づいて説明する。熱伝導性の良好な
材料にて形成される放熱部材7を略均一な厚さの
基板9と、この基板9の上下面より突設せる複数
のフイン10,10…とで構成する。そしてこの
フイン10,10…の中で1組の隣り合うフイン
11,11の対向する側面に夫々対向させて凹溝
12,12を形成しておく。また過熱保護装置1
3を放熱部材7に当接すべく、夫々の凹溝12,
12にて支持される支持部15と、保護装置13
を基板9に押圧する可撓性を有した押圧片16
と、フイン11,11の側面と平行な方向への保
護装置13の挿入限界を規定すべく支持部15の
一端を折曲形成した第1の規定片17と、フイン
11,11にて前記方向への動きの限界が規定さ
れるべく支持部15の他端を折曲形成した第2の
規定片18とを備えた保持部材14を設ける。
(ホ) 作用 凹溝12,12に、保持部材14を第1の規定
片17が先になるようにして支持部15を当接さ
せながら移動すると、第2の規定片18がフイン
11,11にて作動規制される。また先の状態に
おいて、電気部品としての保護装置13をフイン
11,11間に挿入すれば、保護装置13は押圧
片16の復元力で基板9に押圧され、第1の規定
片17にて挿入の限界が規定される。
(ヘ) 実施例 以下本考案の一実施例について電磁調理器を例
にあげて第1図〜第6図を参照して説明する。
1はプラスチツク等の合成樹脂あるいは非磁性
の金属にて箱体形状に形成される調理器本体であ
り、その上面に非磁性耐熱絶縁部材例えばセラミ
ツクガラスで構成せる天板2を配設している。3
は本体1前側面あるいは上面前部に設けられる操
作部であり、電源スイツチ4や操作スイツチ5を
備えている。
6は天板2下面に近接して設けられ高周波交番
磁界を発生して天板2上に載置される金属製の被
加熱物を誘導加熱する加熱コイル、7はアルミニ
ウム等熱伝導性の良好な材料で形成する放熱部材
であり、加熱コイル6に高周波交番磁界を発生さ
せるためのスイツチング素子としてのスイツチン
グトランジスタ8や整流素子としてのダイオード
等の発熱性の顕著な要冷却部品を当接させて、要
冷却部品の放熱を促進する働きをする。またこの
放熱部材7は過熱保護装置13を当接させられる
よう以下のように構成する。略均一な厚さの基板
9とこの基板9の上下面より突設せる複数のフイ
ン10,10…を備えており、1組の隣り合うフ
イン11,11の対向する側面に夫々対向せる凹
溝12,12を形成しておく。例えば凹溝12,
12を形成すべくフイン11の下端を相対向する
フイン11側に夫々折曲しておく。この概略を第
1図に示してある。
13は過熱保護装置であつて、前記フイン1
1,11間に挿入され、放熱部材7の基板9に当
接して放熱部材7の温度を検知し、所定温度以上
を検知したら制御部(図示せず)によつてインバ
ータ回路の発振を停止させ、その後設定温度以下
を検知したら再び発振を開始させるようにするも
のであり、バイメタルサーモやサーミスタ等が使
用される。
14は過熱保護装置13を基板9に当接保持さ
せる可撓性を有した保持部材であつて、フイン1
1,11に形成した凹溝12,12にて支持され
る支持部15,15と、過熱保護装置13を基板
9に押圧する可撓性を有した押圧片16と、フイ
ン11,11の側面と平行な方向への過熱保護装
置13の挿入限界を規定する第1の規定片17
と、フイン11,11により保持部材14の前記
方向への動きの限界が規定される第2の規定片1
8とを有するように形成する。例えば第4図に示
すように押圧片16が断面円弧状を成すように
し、この押圧片16の一端を上方へ折曲して第1
の規定片17とし、他端を下方へ折曲して第2の
規定片18となし、両折曲部分を支持部15,1
5としている。また別の実施例の支持部材19と
して第5図にその平面図を、第6図に断面図を示
すが、20は凹溝12,12に一面側を支持され
る支持部、21は支持部20より他面側に切り起
こされ可撓性をもたせるため折曲された部分を有
する押圧片、22は支持部20の一端すなわち押
圧片21の端部側を他面側に折曲した第1の規定
片、23は他端を一面側に折曲した第2の規定片
である。ただし保持部材は上述の実施例に限定さ
れるものではなく、第1・第2の規定片を有し、
押圧片の可撓性を利用して保護装置13を押圧す
るような形状であればよい。また、凹溝12,1
2を形成すべくフイン11,11の下端を夫々対
向して折曲した場合について述べたが、これに限
定されるものではなく、フイン11,11の対向
する側面において夫々の凹溝12,12が保持部
材14の支持部15を支持できるように夫々対向
して設けられればよいものである。
本考案の構成は以上の如くであつて、第4図に
基づいて保護装置13の保持・固定について説明
する。まず、放熱部材7のフイン11,11に設
けた凹溝12,12に、第1の規定片17を先に
して、支持部15,15を凹溝12,12に当接
させながら、移動させ、第2の規定片18がフイ
ン11,11の側面に当たるまで保持部材14を
挿入する。この状態において、過熱保護装置13
の温度検知面を放熱部材7の基板9に当接させる
べく、保持部材14と基板9との間に挿入する。
このとき、保護装置13の挿入に伴ない保護装置
13は押圧片16を押し下げることとなり、押圧
片16の復元力によつて温度検知面が基板9に押
しつけられる。そして保護装置13を第1の規定
片17に当たるまで挿入すれば保持・固定が完了
する。他の実施例についても同様の操作で保持・
固定は行なえるものである。ここで、保護装置1
3の温度検知面は、押圧片16によつて基板9に
押しつけられつつ挿入され基板9に対して適当な
接触面積を有して固定することができるととも
に、保護装置13の挿入に伴ない保持部材14に
対して挿入方向への力が加わるが第2の規定片1
8にてその力の影響は吸収できる。ただし、本実
施例にあつては保持部材14は過熱保護装置13
を当接保持するようにしたが、保護装置13に限
らず放熱部材7に取り付けられる他の要冷却部品
等の電気部品に対しても適用できるものである。
(ト) 考案の効果 本考案は以上の如くであつて、保持部材の一端
に第1の規定片を設けたことで、保護装置の放熱
部材への固定に関する位置決めが容易に行なえ
る。また保持部材の他端に第2の規定片を設けた
ので、保持部材自身の位置決めを行なえるととも
に、保護装置の固定に際し挿入方向への力による
影響を吸収することができる。そして、保持部材
の押圧片の復元力によつて保護装置を確実に放熱
部材の基板に当接保持させることができ、構造が
簡単にして作業も手軽に行なえるものである。ま
た保持部材は、過熱保護装置の当接保持に限ら
ず、放熱部材に当接させるべき電気部品に対して
適用できるものである。
【図面の簡単な説明】
各図は本考案の一実施例を示すものであり、第
1図は放熱部材と保持部材並びに保護装置の分解
斜視図、第2図は調理器の外観斜視図、第3図は
第2図のA−A断面図、第4図a,bはそれぞれ
固定の状態を表わすための断面図、第5図は保持
部材の他の例を示す平面図、第6図は第5図のB
−B断面図である。 7……放熱部材、9……基板、10……フイ
ン、11,11……1組の隣り合うフイン、1
2,12……凹溝、13……過熱保護装置、1
4,19……保持部材、15,20……支持部、
16,21……押圧片、17,22……第1の規
定片、18,23……第2の規定片。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 基板と該基板に突設せる複数のフインと1組の
    隣り合うフインの対向する側面に夫々対向して形
    成される凹溝とを備え熱伝導性の良好な材料にて
    形成せる放熱部材と、前記凹溝の夫々にて支持さ
    れる支持部と前記隣り合うフイン間に挿入される
    電気部品を前記基板に押圧する可撓性を有した押
    圧片と前記電気部品が前記隣り合うフインの側面
    と平行な方向に挿入される限界を規定する第1の
    規定片と前記隣り合うフインにて前記方向への動
    きの限界が規定される第2の規定片とを備えた保
    持部材とから成ることを特徴とする放熱部材への
    部品取付装置。
JP4989086U 1986-04-03 1986-04-03 Expired JPH0419838Y2 (ja)

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JPS62162882U JPS62162882U (ja) 1987-10-16
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