JPH04196909A - 整合回路 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、トランジスタを用いた高周波増幅器の整合回
路に関するものである。

〔従来の技術〕

トランジスタを用いた高周波増幅器（以下、トランジス
タ高周波増幅器と称する）は効率的に利得を得るために
整合回路を介してフィルター等と共に多段接続しており
、前記整合回路はコンデンサ、コイル、抵抗より構成さ
れている。

〔発明が解決しようとする課題〕

従来、トランジスタ高周波増幅器では入力容量を変更す
る手段がなく、入力容量が固定されてしまうため、入力
容量を整合回路の構成要素であるコンデンサとしてコイ
ル、抵抗と共に整合回路を構成することは困難であると
いう問題点があった。

本発明の目的は、前記トランジスタ高周波増幅器の入力
容量を整合回路の構成要素とした整合回路を提供するこ
とにある。

〔課題を解決するための手段〕

このような目的を達成するために、本発明はトランジス
タ高周波増幅器のコレクタ・ベース容置及びコレクタ・
エミッタ容量をエミッタ電流の変化によらず一定となる
ようにコレクタ・ベースの電圧を十分大きな電圧とする
か又は定電圧とし、入力容量をエミッタ電流の大きさに
近似的に比例するベース・エミッタ容量により変更する
ことをトランジスタとしている。

〔作用〕

本発明では、トランジスタ高周波増幅器の入力容量をエ
ミッタ電流により制御可能にすることにより、コンデン
サを付加せずに整合回路を構成することが可能である。

〔実施例〕

次に、本発明の実施例を図面により説明する。

第１図は、本発明による整合回路の一実施例であり、入
力端子１はカップリングコンデンサ２及びコンデンサ３
、コイル４、抵抗５より成る整合回路を介してフィルタ
ー６の入力端子に、フィルタ６の出力端子は抵抗７、コ
イル８及びカップリングコンデンサ９を介して可変抵抗
１０及びトランジスタ１３のベース端子に、トランジス
タ１３のコレクタ端子は抵抗１２及びカップリングコン
デンサ１４を介して出力端子１５にそれぞれ接続されて
いる。また、前記コンデンサ３、抵抗５、抵抗７、トラ
ンジスタ１３のエミッタ電流はそれぞれ接地されており
、直流電源１１はトランジスタ１３のバイアス電圧を与
えている。

本発明では、抵抗７、コイル８及びトランジスタ１３０
入力容量により整合回路を構成している。

この構成においては、可変抵抗１０によりトランジスタ
１３のエミッタ電流を調節して前記入力容量を制御する
ことにより、前記整合回路の最適な整合状態を実現して
いる。

〔発明の効果〕

上述したように、本発明によれば、トランジスタ高周波
増幅器の入力容量をエミッタ電流により制御可能にして
いるので、コンデンサを付加することなくコイル及び抵
抗により整合回路を構成することができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明による整合回路の一例を示す構成図であ
る。 １・・・・入力端子 ２・・・・カンプリングコンデンサ ３・・・・コンデンサ ４・・・・コイル ５・・・・抵抗 ６・　・・　・フィルター ７・・・・抵抗 ８・・・・コイル ９・・・・カップリングコンデンサ １０・・・可変抵抗 １１・・・直流電圧源 １２・・・抵抗 １３・・・トランジスタ １４・・・カンブリングコンデンサ １５・・・出力端子 以上 出願人　セイコー電子工業株式会社 代理人　弁理士　林　　敬　之　助

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. トランジスタの入力容量とコイル及び抵抗より構成され
   、前記入力容量の値を変更することにより整合をとるこ
   とを特徴とする整合回路。