JPH04195857A - ディスクローディング装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、コンパクトディスクプレーヤ等に利用するデ
ィスクローディング装置に関する。

従来の技術 第５図、第６図は従来のディスクローディング機構を示
している。第５図、第６図において、５０゜５１は平行
に配置されたゴムローラであり、このゴムローラ５０．
５１をモータの回転駆動力で回転させることにより、デ
ィスク５２を矢印方向に移送するものであった。

発明が解決しようとする課題 しかしながら、上記従来例では、ゴムローラ５０．５１
をディスク５２の表面に接触させてローディングするた
め、ディスクローディング中にディスク表面に傷を付け
てしまう問題があった。

本発明は、上記従来の問題点を解決するものであり、デ
ィスクの表面に傷を付けることがないディスクローディ
ング装置を提供するものである。

課題を解決するための手段 本発明は上記目的を達成するために、ローラを回転させ
るローラ回転駆動機構と、ディスクの移送方向に対して
上記ローラを接近、離反させるローラ移動機構と、ディ
スク移送方向に沿って上記ディスクを案内するディスク
ガイド機構と、上記ローラ回転駆動機構に結合可能なイ
ジェクト機構とを具備することを特徴とするものである
。

作用 本発明は上記のような構成であり、供給されたディスク
に、ローラ移動機構によってローラがディスクに接近し
、ディスクの外周面にローラが接触する。ローラは回転
しているためローラの回転駆動力によりディスクは所定
の方向に移送される。また、ディスクの再生が終了する
と、ローラ回転駆動機構に結合されたイジェクト機構に
よりディスクの外周面が押されディスクがイジェクトさ
れる。

実施例 第１図、第２図は本発明の一実施例におけるディスクロ
ーディング装置を示している。第１図、第２図において
、１は基板であり、この基板１には円弧状のガイド孔２
．３が形成されている。４は基板１の裏面に取付けられ
た逆転可能なモータ、５はモータ４の回転軸４ａに固定
されたウオーム歯車、６は基板１に回転可能に支持され
上記ウオーム歯車５に歯合するヘリカル歯車、７は基板
１に回転自在に支持された歯車であり、この歯車７は上
記ヘリカル歯車６の小歯車部６ａに歯合している。８ａ
、８ｂは基板１に回転自在に支持された歯車であり、歯
車８ｂはスプリング９の付勢力により歯車８ａにフェル
ト１０を介して押圧されている。上記歯車８ａ、８ｂ、
スプリング９．フェルト１０でクラッチ機構が構成され
る。１］、ａ、１１ｂは基板１に回転自在に支持された
歯車であり、歯車１１ａは上記歯車８ａに歯合し、歯車
１１ｂ、は歯車８ｂに歯合している。

１２は軸１３に回転自在に支持されたアーム、１４ａは
軸１３に回転自在に支持された歯車であり、この歯車１
４ａは上記歯１に１１ｇに歯合している。１４ｂは上記
歯車１４ａと同一の歯車であり、この歯車１４ｂはアー
ム１２に固定されている。１５，１６．１７はアーム１
２に回転自在に支持された歯車であり、歯車１５は上記
歯車１４ａ１歯車１６に歯合し、歯車１６は歯車１７に
歯合する。１８はアーム１２に回転自在に支持されたゴ
ムローラであり、このゴムローラ１８には上記歯車１７
に歯合する歯車１９が一体に形成されている。２０ａ、
２０ｂ及び２１ａ、２２ｂは基板１に回転自在に支持さ
れた歯車であり、歯車２０ａは歯車８ａと歯車２１ａに
歯合し、歯車２０ｂは歯車８ｂと歯車２１ｂに歯合して
いる。２２は軸２３により基板１に回転自在に支持され
たアーム、２４ａは軸２３に回転自在に支持された歯車
であり、この歯車２４ａは上記歯車２１ａに歯合してい
る。２４ｂはアーム２２に固定された歯車であり、歯車
２４ａ、２４ｂは歯車１４ａ、１４ｂと同様にクラッチ
機構を構成している。

２５．２６．２７はアーム２２に回転自在に支持された
歯車であり、歯車２５は歯車２４ａと歯車２６に歯合し
、歯車２７は歯車２６に歯合している。２８はアーム２
２に回転自在に支持されたローラであり、このローラ２
８には上記歯車２７に歯合する歯車２９が一体に形成さ
れている。３０．３１は基板１に回転自在に支持された
歯車であり、各歯車３０．３１はアーム１２．２２に回
転自在に支持された歯車１６．２６に歯合可能である。

３２．３３は軸３４．３５に回転自在に支持されたイジ
ェクト用アーム、３６．３７は軸３４．３５に回転自在
に支持されたクラッチ歯車であり、このクラッチ歯車３
６．３７はスプリング等の弾性体で上記イジェクト用ア
ーム３２．３３に押圧されてクラッチ機構を構成してい
る。３８．３９はイジェクト用アーム３２．３３の先端
に設けられたビンである。

第１図、第２図において、モータ４の回転駆動力は、ウ
オーム歯車５−ヘリカル歯車６−歯車７−歯車８ａ−歯
車１１ａ→歯車１４ａ＝歯車１５−歯車１６→歯車１７
を介してゴムローラ１８が具備された歯車１９に伝達さ
れ、ゴムローラ１８を時計方向又は反時計方向に回転さ
せるとともに、モータ４の回転駆動力は、ウオーム歯車
５−ヘリカル歯車６→歯車７→歯車８ａ→歯車１１ａ→
歯車１４ａ→歯車１５→歯車１６→歯車３０を介してク
ラッチ歯車３６に伝達される。また、モータ４の回転駆
動力はウオーム歯車５→ヘリカル歯車６→歯車７−歯車
８ｂ→歯車１１ｂ−歯車１４ｂを介してアーム１２に伝
達されアーム１２を軸１３を中心に時計方向又は反時計
方向に回転させる。またモータ４の回転駆動力は、ウオ
ーム歯車５−ヘリカル歯車６−歯車７−歯車８ａ→歯車
２０ａ−歯車２１ａ−歯車２４ａ−歯車２５−歯車２６
−歯車２７を介してゴムローラ２８が具備された歯車２
９に伝達され、ゴムローラ２８を時計方向又は反時計方
向に回転させるとともに、モータ４の回転駆動力は、ウ
オーム歯車５−ヘリカル歯車６→歯車７−歯車８ａ→歯
車２０ａ−歯車２１ａ→歯車２４ａ→歯車２５→歯車２
６→歯車３１を介してクラッチ歯車３７に伝達される。

また、モータ４の回転駆動力はウオーム歯車５→ヘリカ
ル歯車６→歯車７→歯車８ｂ→歯車２０ｂ→歯車２１ｂ
→歯車２４ｂを介してアーム２２に伝達されアーム２２
を軸２３を中心に時計方向又は反時計方向に回転させる
。４１はディスクの挿入を検出する光センサであり、こ
の光センサ４１の出力は制御回路３１に送られる。光セ
ンサ４１によってディスクの挿入が検出されると、＃１
ｒＩｌｌＩＴ回路４２によってモータ４が回転される。

次に上記実施例の動作について説明する。第３図は径大
のディスク（１２ｃｍＣＤ）３２をディスク挿入孔より
挿入した状態を示している。ディスク４０の挿入が光セ
ンサ４１で検出されると、制御回路４２によりモータ４
が第１の回転方向に回転を開始する。このモータ４の回
転駆動力は、ウオーム歯車５−ヘリカル歯車６−歯車７
−歯車８ａ−歯車１１ａ＝歯車１４ａ−歯車１５−歯車
１６→歯車１７を介してゴムローラ１８が具備された歯
車１９に伝達され、ゴムローラ１８を時計方向に回転さ
せるとともに、モータ４の回転駆動力は、ウオーム歯車
５→ヘリカル歯車６−歯車７−歯車８ｂ−歯車１１ｂ−
歯車１４ｂを介してアーム１２に伝達され、このアーム
１２を時計方向に回転させる。またモータ４の回転駆動
力は、ウオーム歯車５→ヘリカル歯車６→歯車７−歯車
８ａ→歯車２０ａ→歯車２１ａ→歯車２４ａ→歯車２５
−歯車２６→歯車２７を介してゴムローラ２８が具備さ
れた歯車２９に伝達され、ゴムローラ２８を反時計方向
に回転させるとともに、モータ４の回転駆動力は、ウオ
ーム歯車５−ヘリカル歯車６→歯車７→歯車８ｂ→歯車
２０ｂ→歯車２１ｂ−歯車２４ｂを介してアーム２２に
伝達されアーム２２を軸２３を中心に反時計方向に回転
させる。

このようにモータ４が第１の回転方向に回転すると、ア
ーム１２．２２が互いに接近する方向に回動するととも
に、ゴムローラ１８，２８はそれぞれ逆方向に回転する
。アーム１２．２２の回動により、回転するゴムローラ
１８．２８が、挿入されたディスク４０の外周面に接触
し、ディスク４０を矢印（Ｙ）方向に移動させる。第４
図は矢印（Ｙ）方向のローディングが終了する直前の状
態を示している。上記ローディング機構によりディスク
４０が所定の位置まで移送されると、モータ４への通電
が遮断され、アーム１２．２２の回動が停止するととも
に、ゴムローラ１８．２８の回転も停止する。なお、デ
ィスク４０が所定位置まで移送されると、ディスク４０
はクランプ機構によりターンテーブルにクランプされ、
ディスク４０が回転駆動され、再生動作が開始される。

第４図に示すディスク再生状態においてイジェクトスイ
ッチが操作されると、モータ４は逆方向憾回転し始める
。このため、アーム１２．２２は軸１３．２３を中心に
してお互いに離反する方向に回動する。アーム１２．２
２がガイド孔２，３の端部に到達すると、歯車１６．２
６は歯車３０．３１に歯合する。このため、モータ４の
回転駆動力が歯車１６．２６を介して歯車３０．３１に
伝達され、さらにクラッチ歯車３６．３７に伝達され、
クラッチ歯車３６は反時計方向に回転し、クラッチ歯車
３７は時計方向に回転する。クラッチ歯車３６．３７の
回転に伴ってイジェクト用アーム３２は軸３４を中心に
して反時計方向に回動するとともに、イジェクト用アー
ム３３は軸３５を中心にして時計方向に回動する。この
ため、イジェクト用アーム３２．３３の先端に設けられ
たビン３８．３９がディスク４０を押し、ディスク４０
をディスク挿入口方向にイジェクトするものである。

なお上記動作は、径大のディスクの場合であるが、径小
のディスク（８ｃｍ　ＣＤ　）のローディング及びイジ
ェクト動作も径大のディスクの場合と同様である。

なお、上記実施例において、径大なディスク又は径小な
ディスクがディスク挿入口の中心に挿入されず、ディス
ク挿入口の左側又は右側寄りに挿入された場合でも、ア
ームの回動及びゴムローラの回転によりディスクを中心
線方向に移動させることができるものである。

以上のように、本実施例では、ディスク４０の表面にロ
ーラ等を接触させることな（、ディスクの外周面を駆動
してディスクローディングを行うとともに、ビン３８．
３９でディスクの外周面を押してイジェクトを行うため
、ディスクの表面に傷が付くのを防止できるものである
。また上記実施例では、歯車８ａ、８ｂからなる１つの
クラッチ機構を介してモータの回転駆動力を両アーム１
２．２２に伝達して、アーム１２．２２を回動させる構
造であるため、両アーム１２．２２の回動動作が中心線
に対して対称となり、ディスクを中心線に沿って移送で
きるもめである。

発明の効果 本発明は上記のような構成であり、本発明によれば、デ
ィスクの外周面のみを利用してローディング及び／又は
イジェクトを行うため、ディスクローディング中及び／
又はイジェクト動作中にディスクの表面に傷を付けるこ
とが無くなる利点を有するものである。また本発明はモ
ータの駆動力を１つのクラッチ機構を介して２つのアー
ムに伝達してこの２つのアームを回動させる構造であり
、２つのアームの動作が中心線に対して対称となり、デ
ィスクを中心線上を移送できる利点を有する。また本発
明では、ローディング機構の一部を利用してイジェクト
動作を行うため、特憾イジェクト機構を簡単にすること
ができるものである。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例におけるディスクローディン
グ装置の上面図、第２図は同装置の側面図、第３図、第
４図は同装置の動作説明図である。 ｌ・・・基板、２，３・・・ガイド孔、４・・・モータ
、５・・・ウオーム歯車、６・・・ヘリカル歯車、７．
８ａ、８ｂ・・・歯車、９・・・スプリング、１０・・
・フェルト、ｌｌａ、ｌｌｂ・・・歯車、１２・・・ア
ーム、１３・・・軸、１４ａ、１４ｂ、１５．１６．１
７・・・歯車、１８・・・ゴムローラ、１９−−４ｆＬ
、２０ａ、２０ｂ、２１ａ、２１ｂ−−−歯車、２２−
−−アーム、２３・・・軸、２４ａ、２４ｂ、２５，２
６，２７・　・　・歯車、２８・・・ゴムローラ、２９
・・・歯車、３０．３１・・・歯車、３２．３３・・・
イジェクト用アーム、３４．３５・・・軸、３６．３７
・・・クラッチ歯車、３８．３９・・・ビン、４０・・
・ディスク、４１・・・光センサ、４２・・・制御回路
。

Claims (5)

【特許請求の範囲】
1. （１）、モータの回転駆動力により回転する１つのクラ
   ッチ機構と、上記モータの回転駆動力により一対のロー
   ラを回転させるローラ回転駆動機構と、ディスクの移送
   方向に対して上記一対のローラを接近、離反させる一対
   のローラ移動機構とを具備し、上記モータの回転駆動力
   を上記１つのクラッチ機構を介して上記一対のローラ移
   動機構に伝達し、上記ローラをディスクの外周面に接触
   させ上記ローラの回転駆動力で上記ディスクを移送する
   ことを特徴とするディスクローディング装置。
2. （２）、モータの回転駆動力を１つのクラッチ機構を介
   して一対のローラ回転駆動機構に伝達することを特徴と
   する請求項１記載のディスクローディング装置。
3. （３）、ローラ回転駆動機構に結合して回動するイジェ
   クト用アームを具備し、このイジェクト用アームにより
   ディスクをイジェクトすることを特徴とする請求項第１
   項記載のディスクローディング装置。
4. （４）、回動自在に軸支されたアームと、上記アームに
   回転自在に支持されたローラと、上記アームを軸支する
   軸に回転自在に支持された歯車と、この歯車の回転駆動
   力を上記ローラに伝達する歯車列とでローラ回転駆動機
   構を構成してなる請求項１記載のディスクローディング
   装置。
5. （５）、アームが軸支された軸と同軸上で上記アームに
   固定された歯車を具備し、モータの回転駆動力を上記歯
   車を介して伝達し上記アームを回動させることを特徴と
   する請求項４記載のディスクローディング装置。