JPH041948B2 - - Google Patents
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- JPH041948B2 JPH041948B2 JP58198737A JP19873783A JPH041948B2 JP H041948 B2 JPH041948 B2 JP H041948B2 JP 58198737 A JP58198737 A JP 58198737A JP 19873783 A JP19873783 A JP 19873783A JP H041948 B2 JPH041948 B2 JP H041948B2
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- optical sensor
- spindle motor
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- 238000013459 approach Methods 0.000 claims 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 12
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- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 2
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Classifications
-
- G—PHYSICS
- G11—INFORMATION STORAGE
- G11B—INFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
- G11B27/00—Editing; Indexing; Addressing; Timing or synchronising; Monitoring; Measuring tape travel
- G11B27/10—Indexing; Addressing; Timing or synchronising; Measuring tape travel
Landscapes
- Indexing, Searching, Synchronizing, And The Amount Of Synchronization Travel Of Record Carriers (AREA)
- Rotational Drive Of Disk (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
[技術分野]
本発明はフロツピデイスクドライブのインデツ
クス信号検出装置、特に光反射を用いて高精度で
インデツクス信号を検出することのできる改良さ
れた装置に関するものである。
クス信号検出装置、特に光反射を用いて高精度で
インデツクス信号を検出することのできる改良さ
れた装置に関するものである。
[従来技術]
コンピユータ特に小型コンピユータ用の情報記
録装置としてフロツピデイスクが周知であり、小
型軽量で取扱いが容易なためにパソコンあるいは
ワープロ等のデータメモリとして広範囲に使用さ
れている。
録装置としてフロツピデイスクが周知であり、小
型軽量で取扱いが容易なためにパソコンあるいは
ワープロ等のデータメモリとして広範囲に使用さ
れている。
この種のフロツピデイスクには各種の大きさが
あり、またシート状にパツケージされたものから
ハードカートリツジ内に収納されたものまで種々
の形式を有するが、いずれも、プラスチツク基板
上に磁気記憶膜が塗布された記憶デイスクをスピ
ンドルモータによつて直接あるいはベルト駆動等
を介して回転駆動しながら表面に記憶された磁気
信号をヘツドにて読取り、また外部からの記憶情
報に基づいて書込が行われる。
あり、またシート状にパツケージされたものから
ハードカートリツジ内に収納されたものまで種々
の形式を有するが、いずれも、プラスチツク基板
上に磁気記憶膜が塗布された記憶デイスクをスピ
ンドルモータによつて直接あるいはベルト駆動等
を介して回転駆動しながら表面に記憶された磁気
信号をヘツドにて読取り、また外部からの記憶情
報に基づいて書込が行われる。
前述したフロツピデイスクの表面の情報記憶領
域は通常の場合所定の形式によつてフオーマツテ
イングされ、これによつて、記憶領域は各トラツ
クごとあるいは各トラツク内で所定フオーマツト
に分割及び識別番号付けされ、任意高速度で情報
の書込/読出作用が行われる。
域は通常の場合所定の形式によつてフオーマツテ
イングされ、これによつて、記憶領域は各トラツ
クごとあるいは各トラツク内で所定フオーマツト
に分割及び識別番号付けされ、任意高速度で情報
の書込/読出作用が行われる。
しかしながら、前述したフロツピデイスク面の
フオーマツテイングとは別個にデイスクの所定回
転位置を機械的に検出することが必要であり、こ
の信号をインデツクス信号と言う。そして、この
インデツクス信号により、フロツピデイスクの初
期化、書込/読取位置の較正その他種々の制御作
用を可能とし、フロツピデイスクの適正な利用に
資するところが大である。
フオーマツテイングとは別個にデイスクの所定回
転位置を機械的に検出することが必要であり、こ
の信号をインデツクス信号と言う。そして、この
インデツクス信号により、フロツピデイスクの初
期化、書込/読取位置の較正その他種々の制御作
用を可能とし、フロツピデイスクの適正な利用に
資するところが大である。
従来のフロツピデイスクドライブにおいて、前
記インデツクス信号はスピンドルモータの回転位
置の検出から得られており、機械的接点スイツ
チ、磁気センサあるいは光センサにてスピンドル
モータの回転部の所定位置を検出する構成からな
る。
記インデツクス信号はスピンドルモータの回転位
置の検出から得られており、機械的接点スイツ
チ、磁気センサあるいは光センサにてスピンドル
モータの回転部の所定位置を検出する構成からな
る。
しかしながら、これらの従来装置においては、
インデツクスマークの検出精度が低く比較的検出
精度の高い光センサを用いた装置においても、反
射型にあつては、単なる反射面の反射率変化のみ
によつては充分な検出精度を得ることができず、
特に光センサ及び検出回路の検出特性の温度、電
圧経年変化を考慮した場合、インデツクス信号の
検出位相に大きな誤差が生じてしまい、フロツピ
デイスクドライブの寿命を著しく低下させてしま
うという欠点を有していた。
インデツクスマークの検出精度が低く比較的検出
精度の高い光センサを用いた装置においても、反
射型にあつては、単なる反射面の反射率変化のみ
によつては充分な検出精度を得ることができず、
特に光センサ及び検出回路の検出特性の温度、電
圧経年変化を考慮した場合、インデツクス信号の
検出位相に大きな誤差が生じてしまい、フロツピ
デイスクドライブの寿命を著しく低下させてしま
うという欠点を有していた。
従つて、従来装置において、光センサを使用す
る場合は、検出精度の優れた光透過方式を用いる
ことが実用上必要であるが、このような光透過方
式では、スピンドルモータに透過孔あるいは透過
溝を設け、その両側に発光源及び受光源を設ける
必要があり、装置が大型化してしまい、特に近年
のように電池駆動が要求される小型フロツピデイ
スクドライブには到底対応することができないと
いう問題があつた。
る場合は、検出精度の優れた光透過方式を用いる
ことが実用上必要であるが、このような光透過方
式では、スピンドルモータに透過孔あるいは透過
溝を設け、その両側に発光源及び受光源を設ける
必要があり、装置が大型化してしまい、特に近年
のように電池駆動が要求される小型フロツピデイ
スクドライブには到底対応することができないと
いう問題があつた。
[発明の目的]
本発明は上記従来の課題に鑑みなされたもので
あり、その目的は、光反射型のセンサを用いて検
出精度の高いインデツクス信号を得ることのでき
る小型フロツピデイスクドライブに適した改良さ
れたインデツクス信号検出装置を提供することに
ある。
あり、その目的は、光反射型のセンサを用いて検
出精度の高いインデツクス信号を得ることのでき
る小型フロツピデイスクドライブに適した改良さ
れたインデツクス信号検出装置を提供することに
ある。
[発明の構成]
上記目的を達成するために、本発明はスピンド
ルモータ回転面に該回転面から突出した突起部か
らなるインデツクスマークを設け、このインデツ
クスマークに反射型の光センサを近接対向配置
し、前記回転面からのインデツクスマークの突出
長により、反射面の近接効果及び光センサの視野
角効果に基づいて高い検出精度を確保することを
特徴とする。
ルモータ回転面に該回転面から突出した突起部か
らなるインデツクスマークを設け、このインデツ
クスマークに反射型の光センサを近接対向配置
し、前記回転面からのインデツクスマークの突出
長により、反射面の近接効果及び光センサの視野
角効果に基づいて高い検出精度を確保することを
特徴とする。
[実施例の説明]
以下図面に基づいて本発明の好適な実施例を説
明する。
明する。
第1,2図にはハードカートリツジ内にフロツ
ピデイスクが収納されたいわゆるマイクロコンピ
ユータ用の小型フロツピデイスクドライブのスピ
ンドルモータ付近の要部が示されており、実施例
におけるスピンドルモータはフロピデイスクをダ
イレクトドライブする。
ピデイスクが収納されたいわゆるマイクロコンピ
ユータ用の小型フロツピデイスクドライブのスピ
ンドルモータ付近の要部が示されており、実施例
におけるスピンドルモータはフロピデイスクをダ
イレクトドライブする。
ドライブ基板10にはスピンドルモータ軸12
が軸受14によつて回転自在に軸支されており、
該モータ軸12の上方にフロツピデイスクカート
リツジ16が載置保持され、図示していないホル
ダ手段によつて前記スピンドルモータ軸12の回
転がカートリツジ16内に収納されているフロツ
ピデイスクに伝達される。
が軸受14によつて回転自在に軸支されており、
該モータ軸12の上方にフロツピデイスクカート
リツジ16が載置保持され、図示していないホル
ダ手段によつて前記スピンドルモータ軸12の回
転がカートリツジ16内に収納されているフロツ
ピデイスクに伝達される。
前記モータ軸12には平板カツプ状のロータヨ
ーク18が固定されており、該ロータヨーク18
の内面にはロータ磁石20が固定されている。
ーク18が固定されており、該ロータヨーク18
の内面にはロータ磁石20が固定されている。
一方、ドライブ基板10側にはステータヨーク
22及びステータコイル24が固定されており、
前記ロータ磁石20とステータコイル24との電
磁作用によつてスピンドルモータが回転駆動され
ている。
22及びステータコイル24が固定されており、
前記ロータ磁石20とステータコイル24との電
磁作用によつてスピンドルモータが回転駆動され
ている。
本発明において特徴的なことは、前記スピンド
ルモータの回転面、実施例においてはロータヨー
ク18の外周面にインデツクスマーク26が突起
部として設けられていることであり、該インデツ
クスマーク26の表面とロータヨーク18の表面
とが反射率の極めて異なる反射面として利用さ
れ、インデツクスマーク26の固定位置によつて
フロツピデイスクのインデツクス信号位置が定ま
る。
ルモータの回転面、実施例においてはロータヨー
ク18の外周面にインデツクスマーク26が突起
部として設けられていることであり、該インデツ
クスマーク26の表面とロータヨーク18の表面
とが反射率の極めて異なる反射面として利用さ
れ、インデツクスマーク26の固定位置によつて
フロツピデイスクのインデツクス信号位置が定ま
る。
前記インデツクスマーク26は反射率の高いロ
ータヨーク18の表面をコイニング、研削その他
の機械的手段によつて突出させ、またその表面に
反射率の低い例えば黒色の塗料を付着させること
によつても形成することができるが、一般的に
は、前記インデツクスマークはロータヨーク18
の表面にプラスチツク等からなる黒色テープを貼
着することが好適であり、これによつて、ロータ
ヨーク18の外周面の任意位置にインデツクスマ
ークを形成することができ、その位置を装置の組
立後あるいは検査後に正しく位置決めすることが
可能である。
ータヨーク18の表面をコイニング、研削その他
の機械的手段によつて突出させ、またその表面に
反射率の低い例えば黒色の塗料を付着させること
によつても形成することができるが、一般的に
は、前記インデツクスマークはロータヨーク18
の表面にプラスチツク等からなる黒色テープを貼
着することが好適であり、これによつて、ロータ
ヨーク18の外周面の任意位置にインデツクスマ
ークを形成することができ、その位置を装置の組
立後あるいは検査後に正しく位置決めすることが
可能である。
前記プラスチツクテープとしても、ロータヨー
ク18の表面のほぼ白色反射面と対応させて黒色
の反射率の低いテープが好適であり、また必要に
応じてインデツクスマーク26を梨地仕上げその
他によつて光の散乱を利用した反射率低下面とす
ることも好適である。
ク18の表面のほぼ白色反射面と対応させて黒色
の反射率の低いテープが好適であり、また必要に
応じてインデツクスマーク26を梨地仕上げその
他によつて光の散乱を利用した反射率低下面とす
ることも好適である。
一方、前記インデツクスマーク26が設けられ
たスピンドルモータ回転面すなわち実施例におけ
るロータヨーク18の外周面近傍には光センサ2
8が設けられており、本発明の光センサ28はそ
の内部に発光源と受光源とを設けた光反射型のセ
ンサからなり、その発受光面が前述したインデツ
クスマーク26の通過面に近接して配置されてい
る。
たスピンドルモータ回転面すなわち実施例におけ
るロータヨーク18の外周面近傍には光センサ2
8が設けられており、本発明の光センサ28はそ
の内部に発光源と受光源とを設けた光反射型のセ
ンサからなり、その発受光面が前述したインデツ
クスマーク26の通過面に近接して配置されてい
る。
実施例における光センサ28はドライブ基板1
0に固定された回路基板30に直接固定されてお
り、回路基板30に担持されたインデツクス信号
検出回路と直接電気的に接続され得る。
0に固定された回路基板30に直接固定されてお
り、回路基板30に担持されたインデツクス信号
検出回路と直接電気的に接続され得る。
また、前記回路基板30は実施例において、2
本のねじ32,34によつて固定されているが、
この固定部の基板30には長孔30a,30bが
設けられ、回路基板30の固定位置が微調整可能
とされている。そして、この微調整の方向は、光
センサ28がロータヨーク18の接線方向へ移動
可能に設定されており、これによつて、光センサ
28のロータヨーク18に対する固定位置を微調
整することができ、装置の組立後においても、イ
ンデツクス信号の検出位置を任意に微調整可能で
ある。実際上、コンピユータのインデツクス信号
は書込/読取作用においてその精度が極めて重要
であり、本実施例のごとく最終的な装置組立後に
おいてもその微調整ができることは極めて有益で
ある。
本のねじ32,34によつて固定されているが、
この固定部の基板30には長孔30a,30bが
設けられ、回路基板30の固定位置が微調整可能
とされている。そして、この微調整の方向は、光
センサ28がロータヨーク18の接線方向へ移動
可能に設定されており、これによつて、光センサ
28のロータヨーク18に対する固定位置を微調
整することができ、装置の組立後においても、イ
ンデツクス信号の検出位置を任意に微調整可能で
ある。実際上、コンピユータのインデツクス信号
は書込/読取作用においてその精度が極めて重要
であり、本実施例のごとく最終的な装置組立後に
おいてもその微調整ができることは極めて有益で
ある。
第3図には前述した光センサ28の本発明にお
けるインデツクス信号検出作用が示され、センサ
28内には発光器36及び受光器38が並列して
設けられている。
けるインデツクス信号検出作用が示され、センサ
28内には発光器36及び受光器38が並列して
設けられている。
第3図において、反射型光センサ28の光検出
作用を考えると、まず発受光器36,38がほぼ
同様の光学特性を有している場合、原理的に、そ
の発光及び受光角はそれぞれθ0で示される。そし
て、この光は反射面であるロータヨーク18の表
面にて反射されるが、実際に受光器38で受光さ
れる視野角は前記発受光角θ0の一部であるθ1にな
ることが理解される。従つて、ロータヨーク18
の表面において有効反射領域はR0の長さを有す
る。従つて、この有効反射領域R0においてロー
タヨーク18の表面が白色面として高い反射率が
検出される。
作用を考えると、まず発受光器36,38がほぼ
同様の光学特性を有している場合、原理的に、そ
の発光及び受光角はそれぞれθ0で示される。そし
て、この光は反射面であるロータヨーク18の表
面にて反射されるが、実際に受光器38で受光さ
れる視野角は前記発受光角θ0の一部であるθ1にな
ることが理解される。従つて、ロータヨーク18
の表面において有効反射領域はR0の長さを有す
る。従つて、この有効反射領域R0においてロー
タヨーク18の表面が白色面として高い反射率が
検出される。
第4図にはロータヨーク18の表面に単にイン
デツクスマークとして例えば黒色塗料を塗布した
ような場合の特性が実線で示されており、スピン
ドルモータの移動量に対して受光器38から得ら
れる検出信号がVで示されており、前述したロー
タヨーク18の表面からの反射は白レベルにて示
されている。
デツクスマークとして例えば黒色塗料を塗布した
ような場合の特性が実線で示されており、スピン
ドルモータの移動量に対して受光器38から得ら
れる検出信号がVで示されており、前述したロー
タヨーク18の表面からの反射は白レベルにて示
されている。
第4図において、仮に前述した単なる黒色塗料
の塗布ではこれが前記反射領域R0に入つた時に
V1で示される黒色反射値となるが、この場合、
センサ28と反射面18との距離は白色面と同一
であるため、外部からの散乱光等が入射し、その
検出電圧V1は黒レベルより相当量大きな値とな
る。また、ロータヨーク18の表面では前述した
有効反射領域R0なる長さがあるため、例えばこ
の中で誤差範囲を考えた場合、有効長R0に対し
て半値が検出限度と考えれば、第3図の黒色反射
領域R1で示される無視できない長さの誤差を生
じることとなり、従来のごとく単なる反射マーク
の塗布のみによつては十分に検出精度を得ること
ができないことが理解される。更に、第4図にお
いて、光センサ及び駆動回路の温度、電圧経年変
化により特性が鎖線で示されるごとく変化する
と、インデツクス信号検出のためのスレシヨルド
電圧Vpは不変であるため、回転方向においてΔl
なる検出誤差が必然的に生じてしまうことが理解
される。
の塗布ではこれが前記反射領域R0に入つた時に
V1で示される黒色反射値となるが、この場合、
センサ28と反射面18との距離は白色面と同一
であるため、外部からの散乱光等が入射し、その
検出電圧V1は黒レベルより相当量大きな値とな
る。また、ロータヨーク18の表面では前述した
有効反射領域R0なる長さがあるため、例えばこ
の中で誤差範囲を考えた場合、有効長R0に対し
て半値が検出限度と考えれば、第3図の黒色反射
領域R1で示される無視できない長さの誤差を生
じることとなり、従来のごとく単なる反射マーク
の塗布のみによつては十分に検出精度を得ること
ができないことが理解される。更に、第4図にお
いて、光センサ及び駆動回路の温度、電圧経年変
化により特性が鎖線で示されるごとく変化する
と、インデツクス信号検出のためのスレシヨルド
電圧Vpは不変であるため、回転方向においてΔl
なる検出誤差が必然的に生じてしまうことが理解
される。
一方、本発明においては、インデツクスマーク
26がtなる突出長を有し、このために、黒色イ
ンデツクスマーク26の表面は光センサ28の反
射領域に入つた時に急激にその反射面がロータヨ
ーク18と比して光センサ28に近接することに
なり、前述散乱等による外部からの入射を防いで
極めて切れのよい反射光減少作用を達成すること
ができる。また、図示のごとく、インデツクスマ
ーク26の突出長tを有するため、前記発受光器
36,38の視野角θ1から判るように、実際の有
効視野角を遮光する時間が短く、また完全に遮光
した時には検出値は黒レベルに極めて近くなるの
で、このような前述した近接効果及び視野角効果
により本発明によれば、極めて高精度でインデツ
クス信号の検出を行うことが可能となる。
26がtなる突出長を有し、このために、黒色イ
ンデツクスマーク26の表面は光センサ28の反
射領域に入つた時に急激にその反射面がロータヨ
ーク18と比して光センサ28に近接することに
なり、前述散乱等による外部からの入射を防いで
極めて切れのよい反射光減少作用を達成すること
ができる。また、図示のごとく、インデツクスマ
ーク26の突出長tを有するため、前記発受光器
36,38の視野角θ1から判るように、実際の有
効視野角を遮光する時間が短く、また完全に遮光
した時には検出値は黒レベルに極めて近くなるの
で、このような前述した近接効果及び視野角効果
により本発明によれば、極めて高精度でインデツ
クス信号の検出を行うことが可能となる。
第5図には第3図の特性が示され、実線のごと
く、検出波形は極めて急峻な特性を示し、また鎖
線のごとく経年変化が生じた場合には、波形の立
ち下りが急峻でありかつインデツクスマーク反射
時の検出値が黒レベルに近いために経年変化によ
る誤差も従来と比して著しく小さくすることが可
能となる。
く、検出波形は極めて急峻な特性を示し、また鎖
線のごとく経年変化が生じた場合には、波形の立
ち下りが急峻でありかつインデツクスマーク反射
時の検出値が黒レベルに近いために経年変化によ
る誤差も従来と比して著しく小さくすることが可
能となる。
もちろん、第3図の近接効果及び視野角効果は
理想的な状態を示し実用上は外部からの入射ある
いは散乱によつてその特性に乱れが生じるが、原
理的に、インデツクスマーク26の突出長tは充
分に実用可能な改善効果を示している。
理想的な状態を示し実用上は外部からの入射ある
いは散乱によつてその特性に乱れが生じるが、原
理的に、インデツクスマーク26の突出長tは充
分に実用可能な改善効果を示している。
本発明におけるインデツクスマーク26の突出
長tは光センサ28の特性から決定することが好
適であり、例えば第3図における発受光器36,
38の視野角の交点に該当する突出長以上に設定
することが好適であり、実施例においては、0.2
mm以上に設定して良好な結果を得ることができ
た。
長tは光センサ28の特性から決定することが好
適であり、例えば第3図における発受光器36,
38の視野角の交点に該当する突出長以上に設定
することが好適であり、実施例においては、0.2
mm以上に設定して良好な結果を得ることができ
た。
更に、従来においては、光センサと反射面との
間はできるだけ近接させることが好適であると考
えられていたが、この間隙を比較的大きくとり、
インデツクス信号の検出に重要なインデツクスマ
ークのみを他の反射面から充分に突出させインデ
ツクスマークが光センサと対向する時のみ両者の
間隙を極めて小さくすることにより、前述した近
接効果及び視野角効果は最大限に利用され、例え
ば光センサとスピンドルモータ回転面との間を1
mmとしインデツクスマークの突出長を0.8mmとす
ることにより、極めて優れた検出作用を得ること
ができる。
間はできるだけ近接させることが好適であると考
えられていたが、この間隙を比較的大きくとり、
インデツクス信号の検出に重要なインデツクスマ
ークのみを他の反射面から充分に突出させインデ
ツクスマークが光センサと対向する時のみ両者の
間隙を極めて小さくすることにより、前述した近
接効果及び視野角効果は最大限に利用され、例え
ば光センサとスピンドルモータ回転面との間を1
mmとしインデツクスマークの突出長を0.8mmとす
ることにより、極めて優れた検出作用を得ること
ができる。
なお、実施例によれば、インデツクスマークは
ロータヨーク外周面に設けられているが、他の任
意のスピンドルモータ回転面に設けることがで
き、例えばロータヨーク上面を用いることも好適
である。
ロータヨーク外周面に設けられているが、他の任
意のスピンドルモータ回転面に設けることがで
き、例えばロータヨーク上面を用いることも好適
である。
[発明の効果]
以上説明したように、本発明によれば、反射型
光センサと突出部からなるインデツクスマークと
の協働によつて高精度の検出作用を行うことがで
き、光センサの経年変化に対しても良好なインデ
ツクス信号を出力可能とし、またスピンドルモー
タ側の構造が簡単であるために装置を小型化でき
るという利点を有する。
光センサと突出部からなるインデツクスマークと
の協働によつて高精度の検出作用を行うことがで
き、光センサの経年変化に対しても良好なインデ
ツクス信号を出力可能とし、またスピンドルモー
タ側の構造が簡単であるために装置を小型化でき
るという利点を有する。
第1図は本発明に係るインデツクス信号検出装
置の好適な実施例を示す要部平面図、第2図は第
1図の−断面図、第3図は本実施例における
光センサのインデツクス信号検出作用の示す説明
図、第4図は従来の検出特性図、第5図は本発明
に係る検出特性図である。 10……ドライブ基板、12……スピンドルモ
ータ軸、16……フロツピデイスクカートリツ
ジ、18……ロータヨーク、22……ステータヨ
ーク、26……インデツクスマーク、28……光
センサ、30……回路基板。
置の好適な実施例を示す要部平面図、第2図は第
1図の−断面図、第3図は本実施例における
光センサのインデツクス信号検出作用の示す説明
図、第4図は従来の検出特性図、第5図は本発明
に係る検出特性図である。 10……ドライブ基板、12……スピンドルモ
ータ軸、16……フロツピデイスクカートリツ
ジ、18……ロータヨーク、22……ステータヨ
ーク、26……インデツクスマーク、28……光
センサ、30……回路基板。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 フロツピデイスクをスピンドルモータによつ
て回転駆動し前記フロツピデイスクドライブの1
回転中の所定位置をスピンドルモータからインデ
ツクス信号として検出する検出装置において、ス
ピンドルモータの回転面に他とは反射率の異なる
インデツクスマークを設け、前記スピンドルモー
タ回転面と近接したドライブ側に光センサを設
け、前記インデツクスマークは回転面から突出し
た反射率の異なる突起部からなり、インデツクス
マークの回転面からの突出長によつてインデツク
スマークの反射面が光センサに接近することによ
つてインデツクスマークを高精度で検出すること
を特徴とするフロツピデイスクドライブのインデ
ツクス信号検出装置。 2 特許請求の範囲1記載の装置において、前記
光センサはフロツピデイスクドライブに固定され
た回路基板に設けられ、該回路基板はドライブに
対してその固定位置が微調整可能であり、インデ
ツクス信号の検出位相を回路基板の移動によつて
微調整できることを特徴とするフロツピデイスク
ドライブのインデツクス信号検出装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP19873783A JPS6089867A (ja) | 1983-10-24 | 1983-10-24 | フロッピディスクドライブのインデックス信号検出装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP19873783A JPS6089867A (ja) | 1983-10-24 | 1983-10-24 | フロッピディスクドライブのインデックス信号検出装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6089867A JPS6089867A (ja) | 1985-05-20 |
JPH041948B2 true JPH041948B2 (ja) | 1992-01-14 |
Family
ID=16396139
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP19873783A Granted JPS6089867A (ja) | 1983-10-24 | 1983-10-24 | フロッピディスクドライブのインデックス信号検出装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6089867A (ja) |
Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5573965A (en) * | 1978-11-30 | 1980-06-04 | Toshiba Corp | Reproducing device for recording disk |
JPS5736473A (en) * | 1980-08-14 | 1982-02-27 | Sony Corp | Rotating driving device |
JPS5928862B2 (ja) * | 1979-01-17 | 1984-07-16 | 富士電機株式会社 | ガス検出装置 |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5928862U (ja) * | 1982-08-18 | 1984-02-22 | トキコ株式会社 | 磁気デイスク装置 |
-
1983
- 1983-10-24 JP JP19873783A patent/JPS6089867A/ja active Granted
Patent Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5573965A (en) * | 1978-11-30 | 1980-06-04 | Toshiba Corp | Reproducing device for recording disk |
JPS5928862B2 (ja) * | 1979-01-17 | 1984-07-16 | 富士電機株式会社 | ガス検出装置 |
JPS5736473A (en) * | 1980-08-14 | 1982-02-27 | Sony Corp | Rotating driving device |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6089867A (ja) | 1985-05-20 |
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