JPH0419489Y2 - - Google Patents

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JPH0419489Y2
JPH0419489Y2 JP1988127536U JP12753688U JPH0419489Y2 JP H0419489 Y2 JPH0419489 Y2 JP H0419489Y2 JP 1988127536 U JP1988127536 U JP 1988127536U JP 12753688 U JP12753688 U JP 12753688U JP H0419489 Y2 JPH0419489 Y2 JP H0419489Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は、極めて正確な測定結果が得られ
る、気体による粉粒体の輸送管内圧力測定装置に
関するものである。
〔従来の技術〕
例えば、微粉炭等の粉粒体を空気輸送する場
合、この粉粒体の供給量を何んらかの手段で知る
必要がるが、従来、粉粒体の供給量を知る手段と
して、粉粒体の供給点に秤量装置を設置する手段
と、インパクト流量計を設置する手段とがある。
第1図は秤量装置の一例を示す構成図である。
この装置は、粉粒体を一時的に保持するホツパ
ー1と、輸送管(図示せず)に粉粒体を供給する
供給機2と、計量装置3とを含むものであるが、
全体装置が相当大がかりとなりその設備費が高く
なるうえに、設置スペースも広いものを必要とす
る。また、第2図に示すように、1台の秤量装置
4から多数の輸送管5に粉粒体を供給する場合、
全体の粉粒体の供給量は測定できても、各々のラ
インの粉粒体の流量は測定できない。
〔考案が解決しようとする課題〕
インパクト流量計は、粉粒体を自然落下させて
板で受け、この際生じる衝撃力を利用して流量を
測定するものであるが、輸送管の途中に粉粒体を
自然落下させる設備を必要とする他、多くの付帯
設備を必要とし、設備費は高くまた設置面積も広
くなる。
〔課題を解決するための手段〕
このようなことから、粉粒体の輸送に使用され
る輸送管中を流れる空気のみの流速を測定(演
算)し、且つ輸送管の所定2箇所における、空気
と粉粒体との混合流体の差圧(圧力損)を測定し
(粉粒体量と空気量との比の関数を演算し)、両測
定結果に基づいて、輸送管内の粉粒体の流量を測
定する方法および装置が創りだされた(特願昭55
−134400号)。即ち、第3図は、このような輸送
管内の粉粒体の流量測定装置の一態様を示すブロ
ツク図である。図において、5は粉粒体の輸送管
で、一端は空気供給源(図示せず)に結合されて
空気が供給され、他端は粉粒体の輸送先(図示せ
ず)に結合され、その途中のP点に、固体粒子ホ
ツパー1から粉粒体が輸送管5に供給されてい
る。6は輸送管5の粉粒体の供給点Pより上流側
に設置され、輸送管5の空気流速Uaを測定する
気体流量計、7は輸送管5の粉粒体の供給点Pよ
り下流側であつて、空気と粉粒体の混合流体が定
常状態で流れている区間(粉粒体の運動が安定し
た区間)における輸送管5の2箇所間に設けられ
た輸送管内圧力測定装置である。輸送管内圧力測
定装置7は、輸送管5内における前述した2箇所
間の混合流体の差圧(圧力損失)ΔPを測定する。
8は気体流量計6からの空気流速信号と、輸送管
内圧力測定装置7から圧力損失信号とを入力し、
両信号を演算処理する演算器である。
このように構成した装置において、演算器8
は、空気流速信号Uaと圧力損失信号ΔPとを入力
し、(1)式で示されるような演算を行うことによつ
て、輸送管5を流れる粉粒体の流量Gsを演算す
る。
Gs=π・D2・g/4・K・Ua(ΔP−ΔPa)……(1) たゞし、Gs:粉粒体流量 D:輸送管5の内径 g:重力加速度 ΔPa:空気流のみによる圧力損失 K:空気流速Uaと粉粒体の径とで求まるパラ
メータ ここで、ΔPaは空気流速Uaから演算で求める
ものとする。また、D,g等の値は演算器8内に
予じめ記憶させておくものとし、Kは空気流速
Uaによつて予じめ設定された率で修正できるよ
うになつているものとする。
なお、上記の例では、輸送管5が1本の場合に
ついて示したが、複数本ある場合には、各輸送管
ごとに気体流量計と輸送管内圧力測定装置とを設
置し、ここからの信号をひとつの演算器に入力さ
せ、時分割で各輸送管を流れる粉粒体の流量を演
算すればよい。
以上の構成によつて、粉粒体の供給点より上流
側の空気流速を測定するとともに、粉粒体の供給
点より下流側の空気と、粉粒体の混合流体が定常
な区間の混合流体の圧力損失を測定し、これらの
測定値を演算処理して粉粒体の流量を知ることが
できる。しかもこれを実現するための全体装置
は、気体流量計、輸送管内圧力測定装置及び演算
回路で構成でき、きわめて簡単な構成となる。こ
のことから従来の手法に比べ、設備費が軽減でき
る他に、設備スペースを小さくできる等の効果が
ある。また、輸送管が複数本ある場合には、ひと
つの演算回路を各輸送管で時分割で使用すること
ができ、設備費の軽減による効果と設置スペース
を小さくできる効果は更に大きい。
この考案は、上述のような、気体流量計、輸送
管内圧力測定装置、および演算回路を備えた粉粒
体の流量測定装置において使用される、極めて正
確な測定結果が得られる、輸送管内圧力測定装置
を提供すべくなされたもので、 輸送管の途中2箇所に、それぞれ前記輸送管内
に連通するようにその一端を取付けた、2本の連
通管と、 前記連通管の他端に圧力気体を供給するための
圧力気体供給源と、 前記各連通管の途中にそれぞれ設けた圧力取出
部と、 前記両圧力取出部内の間の差圧を測定するため
の差圧測定手段と、 前記連通管の他端と前記圧力取出部との間にお
ける前記連通管に設けた、少なくとも前記圧力取
出部と前記連通管の一端との間における前記連通
管内の気体流量を2本の前記連通管同志で同一に
するための流量計および流量調節弁とを備え、 2つの前記圧力取出部同志及び前記圧力取出部
と前記連通管の一端との間における連通管同志
は、互いに同一内容積、同一内部形状であること
に特徴を有する。
以下この考案を、実施例に基づいて図面を参照
しながら説明する。
第4図イはこの考案にかかる、気体による粉粒
体の輸送管内圧力測定装置の一態様を示す概略構
成図、第4図ロは同装置における各部材の内部圧
力を示す図である。第4図イにおいて、5は粉粒
体と空気との混合流体が流れる、被測定管として
の輸送管、9は輸送管1の途中2箇所に、それぞ
れ輸送管5内に連通するようにその一端を取付け
た2本の連通管、10は連通管9の他端に圧力空
気を供給するための圧力空気供給源である。
2本の連通管9の他端は、互いに連通してお
り、且つ圧力空気供給源10からの管11に連通
している。管11の途中には、減圧弁12および
圧力計13が設けられている。
各連通管9の途中には、連通管9の内径より大
きな内径を持つ円筒状の、圧力取出部としてのチ
ヤンバー14がそれぞれ設けられている。両チヤ
ンバー14内の間の差圧は、その圧力取出口14
aに連通した、図示しない差圧測定手段(たとえ
ば差圧発信器)によつて測定される。
各連通管9には、その他端とチヤンバー14と
の間において流量調節弁15がそれぞれ設けら
れ、さらに流量調節弁15とチヤンバー14との
間において流量計16がそれぞれ設けられてい
る。
2つのチヤンバー14は、互いに同一内容積、
同一内部形状であり、流量調節弁15と連通管9
の一端との間における、2本の連通管9は、互い
に同一長さ、同一内径を持つている。
〔作用〕
以上のような構成によつて、粉粒体を輸送中の
輸送管5の2箇所における差圧(圧力損)を測定
するには、まず、2つの流量調節弁15をそれぞ
れ調節して、2つの流量計16の値が同一になる
ようにする(なお、輸送管5の内部圧力より、連
通管9の一端における連通管内圧力の方が若干高
くなるように、減圧弁12を調節しておく)。そ
の結果、流量調節弁15と連通管9の一端との間
における、2本の連通管9は、互いに同一長さ、
同一内径を持つており、2つのチヤンバー14は
互いに同一内容積、同一内部形状であるから、第
4図ロに示すように、流量調節弁15の下流側端
から、連通管9の一端までの間における2本の連
通管9同志の圧力および2つのチヤンバー14内
同志の圧力の勾配は互いに平行になる。即ち、2
本の連通管9の一端における圧力P1,P2と、2
つのチヤンバー14内圧力P1′,P2′と、2つの
流量調節弁15の下流側端における2本の連通管
9内の圧力P1″,P2″との間においては、 P1−P2=P1′−P2′=P1″−P2″ なる関係が成り立ち、輸送管5内の2本の連通管
9の取付箇所間における差圧ΔPと、2つのチヤ
ンバー14内間における差圧ΔP′とは等しい。従
つて、チヤンバー14に連通させた差圧測定手段
によつて、2つのチヤンバー14内間における差
圧を測定することにより、輸送管5内の2箇所
(2本の連通管9の取付箇所)間における差圧を、
極めて正確に求めることができる。しかも、連通
管9の一端において、連通管9内圧力が、輸送管
5内圧力より若干高いので、連通管9から輸送管
5内に空気が吹込まれ、このため、輸送管5内の
粉粒体が、連通管9内に入り込むことが効果的に
防止される。
なお、たとえ輸送管5から連通管9内に粉粒体
が入り込んでも、チヤンバー14内に粉粒体が滞
留するので、粉粒体は、圧力測定手段に運びこま
れることが抑えられる。しかも、チヤンバー14
の内径が、連通管9の内径より大きいので、輸送
管5内の従来の差圧測定において一部問題となる
ことがあつた測定値の脈動が効果的に防止され
る。なお、チヤンバー14は、必要に応じて設け
なくともよく、その場合は、単に、連通管9の壁
体から、差圧測定のための圧力を取出せばよい。
〔考案の効果〕
以上説明したように、この考案によれば、粉粒
体による詰りのない、極めて正確な圧力(差圧)
測定が行なえる、気体による粉粒体の輸送管内圧
力測定装置を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は公知の秤量装置の一例を示す構成図、
第2図は1台の秤量装置から多数の輸送管に粉粒
体を供給する場合の構成図、第3図は本考案に関
連する流量測定方法を実現した装置の一例を示す
構成ブロツク図、第4図イはこの考案にかかる、
気体による粉粒体の輸送管内圧力測定装置の一態
様を示す概略構成図、第4図ロは同装置における
各部材の内部圧力を示す図である。図面におい
て、 5……輸送管、9……連通管、10……圧力空
気供給源、11……管、12……減圧弁、13…
…圧力計、14……チヤンバー、15……流量調
節弁、16……流量計。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 輸送管の途中2箇所に、それぞれ前記輸送管内
    に連通するようにその一端を取付けた、2本の連
    通管と、 前記連通管の他端に圧力気体を供給するための
    圧力気体供給源と、 前記各連通管の途中にそれぞれ設けた圧力取出
    部と、 前記両圧力取出部内の間の差圧を測定するため
    の差圧測定手段と、 前記連通管の他端と前記圧力取出部との間にお
    ける前記連通管に設けた、少なくとも前記圧力取
    出部と前記連通管の一端との間における前記連通
    管内の気体流量を2本の前記連通管同志で同一に
    するための流量計および流量調節弁とを備え、 2つの前記圧力取出部同志及び前記圧力取出部
    と前記連通管の一端との間における連通管同志
    は、互いに同一内容積、同一内部形状であること
    を特徴とする気体による粉粒体の輸送管内圧力測
    定装置。
JP1988127536U 1988-09-29 1988-09-29 Expired JPH0419489Y2 (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007322296A (ja) * 2006-06-02 2007-12-13 Nippon Pneumatics Fluidics System Co Ltd 差圧検出装置

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5113590A (en) * 1974-07-25 1976-02-03 Tokyo Shibaura Electric Co Kanketsubakusha x senterebijonhoshiki

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JPH0161633U (ja) 1989-04-19

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