JPH04193601A - タイヤのバランスウエイト取付装置 - Google Patents

タイヤのバランスウエイト取付装置

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JPH04193601A
JPH04193601A JP2325076A JP32507690A JPH04193601A JP H04193601 A JPH04193601 A JP H04193601A JP 2325076 A JP2325076 A JP 2325076A JP 32507690 A JP32507690 A JP 32507690A JP H04193601 A JPH04193601 A JP H04193601A
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weight
balance weight
gripper
wheel rim
tire
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、車両用のタイヤに対してそのタイヤの種別例
えばスチール製ロードホイール仕様あるいはアルミニウ
ム合金製ロードホイール仕様等に応じたバランスウェイ
トを自動的に取り付ける装置に関する。
ここで、タイヤの語はロードホイールと組み合わされた
ものの意味で使用するものとし、またタイヤの種別とは
、タイヤのサイズの違いのみならずスチール製ロードホ
イールあるいはアルミニウム合金製ロードホイールとい
ったロードホイールそのものの仕様の違いも含むものと
する。
従来の技術 タイヤのアンバランス量を測定して、そのアンバランス
量と、アンバランス量に見合ったバランスウェイトを取
り付けるべき位置(アンバランス位置)とを指示してバ
ランスウェイトを自動的に取り付ける装置か知られてい
る。
第10図はその一例を示すもので、前工程において予め
アンバランス位置とアンバランス量の測定か行われたタ
イヤTをドライブセンタ101で支持し、アンバランス
位置情報に基ついてタイヤTのアンバランス位置を後述
するエアハンマ102の直下に割り出すとともに図示外
のクランパでタイヤTをクランプする。
さらに、エアハンマ102を含む打ち込み装置103側
では、上記のアンバランス位情報に基ツいてそのアンバ
ランス量に見合ったバランスウェイト104を例えば第
11図のように予めエアハンマ102のハンマリングロ
ッド105 (7)先端ニ例えば電磁石106等により
吸着支持させておく。
そして、CCDカメラ107によりホイールリムR先端
のフランジ部Fの位置を認識し、この位fl情報をサー
ホモータ108にフィードバックしてストッパー109
の位置を変化させた上、ロッドレスシリンダ110の作
動により打ち込み装置103をストッパー109に当接
するまで矢印入方向に移動させる。これにより、例えば
ロードホイールの製造誤差を原因とするクリップ部Fと
ハンマリングロッド105側のバランスウェイト104
との間の相対位置誤差が補正される。
こののち、エアンリンタ111の伸長動作に基つき、第
10図に示すようにエアハンマ102のハンマリングロ
ッド105の先端に電磁石106で吸着支持されている
バランスウェイト104をアンバランス位置におけるホ
イールリムR先端のフランジ部Fに押し付け、エアハン
マ102をハンマリング動作させることでバランスウェ
イト104のクリップ部112かフランジ部Fに圧入さ
れて固定される。第10図の113は光源である。
発明が解決しようとする課題 上記のような従来のバランスウェイト取付装置において
は、ホイールリムRに対するバランスウェイト104の
位置決めにあたり、CCDカメラ107を中心とする視
覚技術を採用しているため、単にシステム全体が複雑に
なるばかりでなく、ロードホイールの塗装色(例えば黒
やシルバー)によってはホイールリムR先端のフランジ
部Fの認識に時間がかかったり、あるいは認識そのもの
が不可能となることかあり、特に複数種類のタイヤかラ
ンダムに流れるようなラインでは柔軟に対応することが
できない。
また、エアハンマ102の先端の電磁石106によりバ
ランスウェイト104のクリップ部112を吸着支持す
るようにしているため、クリップ部112の形状が異な
るバランスウェイトを打ち込もうとするとそのクリ、プ
部112の形状に応じた電磁石をもつ別の打ち込み装置
を用意しなければならない。
例えばスチール製ロードホイール用のバランスウェイト
とアルミニウム合金製ロードホイール用のバランスウェ
イトとではウェイト部114のみならずそのクリップ部
112の形状が大きく異なることから、ホイールリムR
に対するバランスウェイト位置決め時の着座安定性を考
慮すると、それぞれ別個の電磁石をもつ打ち込み装置を
用意して使い分けなければならす、装置全体か著しく大
型化するとともに複雑な構造となって好ましくない。
本発明は以上のような問題点に鑑みてなされたもので、
その目的とするところは、ロードホイールの塗装色やバ
ランスウェイトの種別にとられれることなく、ウェイト
打ち込み部分か実質的に−ってありながら複数種類のバ
ランスウェイトの打ち込みに柔軟に対応できるようにし
た汎用性の高いバランスウェイト取付装置を提供するこ
とにある。
課題を解決するための手段 本発明は、ロードホイールと組み合わされたタイヤに対
して、ウェイト部と略し字状のクリップ部とが予め一体
に形成されたバランスウェイトを自動的に取り付ける装
置において、アンノ・ランス位置か割り出されたタイヤ
を支持するタイヤ支持装置と、ウェイト取付ロボットの
ロボットアームの先端に取り付けられ、タイヤの種別に
応じたノーランスウェイトを把持して、タイヤ支持装置
に支持されたタイヤにバランスウェイトをローデイング
してそのクリップ部をアンバランス位置におけるホイー
ルリム先端のフラッジ部に引っ掛けてバランスウェイト
を位置決めした上でバランスウェイトをホイールリムに
打ち込むウェイト打ち込みハンドとを備える。
そして、さらに上記ウェイト打ち込みハンドは、バラン
スウェイトのクリ、プ部をその両側からはさむとともに
先端に傾斜面を有する二指平行把持タイプのグリッパ爪
を有して、グリツパ爪に把持されたバランスウェイトと
ホイールリム先端のクリップ部との相対位置誤差を吸収
するへくハンド本体に対し上記傾斜面とウェイト部とで
規制される範囲内でフローデイング可能に支持されたグ
リッパと、グリッパに付設され、バランスウェイトのク
リップ部に形成された穴に挿入されてグリッパ爪ととも
にバランスウェイトの姿勢を拘束する進退可能な四ケー
トピンと、ハンド本体に支持されて、グリッパによりホ
イールリム先端のフランジ部に位置決めされたバランス
ウェイトをホイールリムに打ち込むハンマリング手段と
、ハンド本体に取り付けられ、ハンマリング手段による
ウェイト打ち込み動作に先立って、ホイールリム先端の
クリップ部に位置決めされたバランスウェイトをホイー
ルリムに押し付けて加圧拘束するウェイト押圧手段とか
ら構成される。
ここで、バランスウェイトのクリップ部には、ホイール
リムに一旦装着されたバランスウェイトを取り外す際の
作業性を考慮して作業穴か形成されるのか一般的である
ことから、グリッパ側のロケートピンを挿入する相手側
の穴としてこの作業穴を利用する。
作用 この構造によると、バランスウェイトの種別に応じてそ
のクリ、プ部の形状か異なったとしても、二指平行把持
タイプのグリッパ爪とロケートピンとの併用によりグリ
ッパを実質的に三点支持構造とすることによって、バラ
ンスウェイトの種別を問わずそのクリップ部を確実に把
持することかできる。
そして、グリッパに支持されたバランスウェイトをホイ
ールリム先端のフラッジ部に位置決めするにあたり、両
者の間に例えばロードホイールの製造誤差等による相対
位置誤差かあったとしても、それらの誤差はグリッパ自
体のフローデイング動作によって吸収されることから、
バランスウェイトの種別を問わずバランスウェイトをホ
イールリム先端のフランツ部に位置決めすることかでき
る。
そして、こうして位置決めされたバランスウェイトはク
リ、パから解放される前にウェイト押圧手段によってフ
ラン/部に加圧拘束された上で、ハンマリング手段の打
ち込み動作によってホイールリム先端のクリップ部に打
ち込まれる。
実施例 第1図は本発明の一実施例を示す全体の構成説明図で、
この装置は大別してウェイト打ち込み対象となるタイヤ
Tを支持するタイヤ支持装置1と、ロボットアーム2の
先端にウェイト打ち込みハンド3を備えた例えば多関節
型のウェイト取付ロボット4とから構成される装 タイヤ支持装置lは、フレーム5の上面にヒンンピン6
を介してタイヤ受台7を傾動変位可能に搭載したもので
、タイヤ受台7はサーボ制御方式の油圧7リンタ8のは
たらきにより任意の角度まで傾斜させることができると
ともに、第1図に実践で示すタイヤ受台7の水平姿勢位
置はストッパ9.10との当接によって規制されるよう
になっている。
タイヤ受台7にはドライブセンタ11のほか、ンリンタ
12のはたらきにより開閉するクランパ13.14か設
けられている。そして、前工程においてアンバランス位
置とアンバランス量の測定か行われたタイヤTが図示し
ないハンドリング装置によりタイヤ受台7上に搬送され
てくると、上記のアンバランス位置情報に基づいてドラ
イブセンタ11が回転駆動されてタイヤTのアンバラン
ス位置を割り出した上で、クランパ13.14が作動し
てタイヤTを拘束することになる。タイヤTを拘束した
タイヤ受台7は、そのタイヤTの種別に応じて予め設定
される所定の傾斜角となるまて、油圧シリンダ8のはた
らきによりヒンンピン6を中心として傾動変位する。
ウェイト打ち込みハンド3は第2図〜第4図に示すよう
に、ロホ、トアーム2先端のリスト部15に一体に固定
支持されたハンド本体16と、ハンド本体16に上下動
可能に支持された鉛直姿勢  ゛のエアハンマ(ハンマ
リング手段)17と、同シくハンド本体16に上下動可
能に支持されてエアハンマ17のハンマリング口y ト
’ 18の直下に位置する押さえプロ、り(ウェイト抑
圧手段)19と、同じくハンド本体16に上下動可能に
支持された二指平行把持タイプのグリッパ20とを中心
トシて構成されている。
エアハンマ17はその先端にハンマリングロット18を
備えるとともにホルダプレート21に拘束支持されてい
て、ホルダプレート21は押さえブロック19を支持し
ている支持プレート22と一体のガイドバー23にブツ
シュ24を介して上下動可能に案内されている。そして
、ホルタプレート21には、ハンド本体16に固定され
たエアシリンダ25のピストンロッド26が緩衝ラバー
27を介して連結されており、エア/リンダ25の作動
によりエアハンマ17かホルタプレート21ごと上下動
するようになっている。
押さえブロック19は支持プレート22に固定されてい
て、この支持プレート22は、一対のカイトバー23と
ブツシュ28.29を介してハンド本体16に上下動可
能に支持されるとともに、ブツシュ28との間に介装さ
れた圧縮コイルスプリング30により下向きの付勢力か
与えられている。そして、押さえブロック19はハンマ
リングロッド18の直下に位置していることから、後述
するようにウェイト打ち込みハンド3によりタイヤ支持
装置1上のタイヤTに投入されたバランスウェイト43
を、ハンマリングロッド18のハンマリング動作(打ち
込み動作)に先立って圧縮コイルスプリング30の力に
より加圧拘束する役目をする。
グリッパ20は第2図〜第4図のほか第5図〜第7図に
も示すように、アクチュエータユニット31と、このア
クチュエータユニット31の出力部32i;−固定され
た二指平行把持タイプの一対のグリッパ爪33とから構
成されており、グリッパ20はフローデイングユニット
34を介してロック機能付のエア/リング35のピスト
ンロット36に連結されている。そして、グリッパ20
は、エア/リンダ35の伸縮作動に応してカイトバー3
7とカイトスリーブ38とに案内されてフローデイング
ユニット34ごと上下動するようになっている。
ここで、エア/リンダ35のロック機能とは、ピストン
口、ト36の任意の位置でピストンロッド36に制動力
をかけてピストンロッド36の動きをロックできる機能
をいう。
フローデイングユニット34は、第2図〜第4図に示す
ようにピストンロッド36に固定されたベースプレート
39の下面にリニアベアリング40を介してフローデイ
ングプレート41をスライド可能に支持させる一方、フ
ローデイングプレート41のスライド方向の両側面に対
してスプリングブランンヤ42により相互に拮抗する押
付力を付与したもので、フローデイングプレート41の
下面にグリッパ20のアクチュエータユニット31が固
定されている。
そして、通常は相互に拮抗するスプリングブランツヤ4
2の押付力によりグリッパ20が中立位置に保持される
ものの、グリッパ20に外力か加わるとグリッパ20か
矢印B方向(第2図)にスライドするいわゆるフローデ
イング構造となっている。
一対のグリッパ爪33は第5図〜第7図に示すようにア
クチュエータユニット31のはたらきにより互いに平行
のままで接近離間動作するようになっており、一対のグ
リッパ爪33か互いに接近することで、バランスウェイ
ト43のうち略U字状のクリ、プ部44をその両側から
はさむようにしてこれを把持することになる。なお、バ
ランスウェイト43はそのウェイト部45とクリップ部
44とか予め一体に形成されているものである。
グリッパ爪33の先端には小爪46のほか、傾斜面47
が形成された突起部48か形成されている。小爪46は
第5図および第6図に示すようにグリッパ爪33てバラ
ンスウェイト43を把持した際にクリップ部44の略し
字状の内部空間に入り込んでバランスウェイト43の把
持姿勢を規制する役目をする。一方、突起部48の傾斜
面、47は、第5図に示すようにグリッパ爪33に把持
されたバランスウェイト43のウェイト部、15の内側
面45aとの間に「バーの字状の空間を形成するもので
、バランスウェイト43をホイールリムR先端のクリッ
プ部Fに位置決めする際に、傾ホ4面47または内側面
45aをフラン/部Fに沿わせてバランスウェイト43
をクリップ部Fに倣わせるべくグリッパ20全体をフロ
ーデイングさせることでフランジ部Fとバランスウェイ
ト43との相対位置誤差を吸収することになる。
一対のグリッパ爪33の対向間隙内には第2図〜第8図
に示すようにリニアカイト49に案内されたロケートピ
ン50か設けられている。ロケートピン50は、アクチ
ュエータユニy ト31 (7) 下面にブラケット5
1を介して固定されたエアンリンタ52のピストンロッ
ト53に直結されており、このエアシリンタ52の作動
によりロケートピン51か前進後退動作する。そして、
一対のグリ。
バ爪33て把持したバランスウェイト43に対してロケ
ートピン50を前進させることで、第5図および第6図
に示すようにロケートピン50はクリップ部44に形成
された穴54に係合し、グリッパ爪33に把持されたバ
ランスウェイト43の把持姿勢を規制する役目をする。
ここで、バランスウェイト43のクリップ部44には、
ホイールリムRに一旦装着されたバランスウェイト43
を取り外す際の作業性を考慮して作業穴(治具挿入穴)
か形成されていることから、上記のロケートピン50を
挿入する相手側の穴54としてこの作業穴を利用する。
次に上記のように構成されたバランスウェイト取付装置
の一連の動きについて説明する。
ここでは、タイヤ支持装置lに対してスチール製Jタイ
プのロードホイール仕様と同L:(スf−−ル製JJタ
イプのロードホイール仕様およびアルミニウム合金製の
ロードホイール仕様の3種類のタイヤTかランタムに投
入されるものとする。そして、各仕様のロードホイール
は第8図(A)。
(B)、  (C)に示すようにそれぞれにホイールリ
ムR先端のクリップ部Fの形状か異なることから、ハン
マリングo/ト18による鉛直方向からの打ち込み動作
により各タイヤTの種別に応じたバランスウェイト43
かスムーズにフラン/部Fに圧入されるよう各タイヤT
をそれぞれ所定角変たけ傾斜させるものとする。例えば
α1−45°、α、=600、α3−10° とする。
前述したように、前工程てアンバランス位置およびアン
バランス量の測定か行われたタイヤTが第1図のタイヤ
受台7上に投入されると、前工程カラのアンバランス位
置情報に基ついてドライブセンタ11か作動し、タイヤ
Tのアンバランス位置を割り出す。割り出しか終了する
とクランパ13.14が作動してタイヤTを拘束した上
、タイヤ受台7全体か傾動変位して上記のように所定の
傾斜角位置にタイヤTを位置決めする。
一方、上記の動作と併行して、タイヤ受台7上に投入さ
れたタイヤTの種別情報および前工程からのアンバラン
ス量情報を受けて、図示しないウェイト供給装置かスチ
ール製ロードホイール仕様もしくはアルミニウム合金製
ロードホイール仕様であって且つ上記のアンバランス位
置応じた/<ランスウェイト43を所定のバランスウェ
イト待機位置に取り出し、そのバランスウェイト43を
例えば第9図(A)に示す台座55上に位置決めする。
なお、アルミニウム合金製ロードホイール仕様のバラン
スウェイト43の場合には第9図(B)に示す台座56
が使用される。
台座55にバランスウェイト43が位置決めされると、
ウェイト取付ロボット4が台座55上のバランスウェイ
ト43を取りにゆき、ウェイト打ち込みハンド3の先端
のグリッパ20てバランスウェイト43のクリップ部4
4を把持する。
この時、グリッパ20はエアシリンダ35の伸長動作に
よりハンド本体16に対し下降限位置にあって、かつエ
アシリンダ35のロックが解除されており、グリッパ爪
33と押さえブロック19との間には大きな隙間が確保
されている。
そして、第5図および第6図に示すようにバランスウェ
イト43のクリ、プ部44はその両側から一対のグリッ
パ爪33で把持されるたけてなく、クリップ部44の穴
54にロケートピン50か係合してクリップ部44が小
爪46とロケートピン50との間に挟圧されることから
、バランスウェイト43はグリッパ20に確実に把持さ
レルト同時にその把持姿勢か安定化する。
グリッパ20がバランスウェイト43を把持するとウェ
イト取付ロボット4が作動し、タイヤTの種別に応じた
位置までウェイト打ち込みハンド3を移動させて、その
タイヤTのアンバランス位置の真上にウェイト打ち込み
ハンド3を位置決めする。
そして、エアシリンダ35のロッド側およびヘッド側の
双方の室を大気解放して、グリッパ20が上下方向にフ
ローデイング可能な状態にした上で、ウェイト取付ロボ
ット4自体の動作によりウェイト打ち込みハンド3全体
を下降させる。
すなわち、グリッパ20に把持されているバランスウェ
イト43かホイールリムR先端のフランジ部Fに着座し
た上て、コイルスプリング30の力により押さえブロッ
ク19て加圧拘束されるまでウェイト打ち込みハンド3
を下降させ、第5図に示すようにグリッパ20に把持さ
れているバランスウェイト43のクリップ部44をホイ
ールリムR先端のフランジ部Fに引っ掛けつつバランス
ウェイト43をホイールリムRに対して位置決めする。
この時、ロードホイールの製造誤差等のためにホイール
リムR先端のフランジ部Fとグリッパ20側のバランス
ウェイト43との間に相対位置誤差があったとしても、
先に述へたグリッパ20自体の上下方向のフローデイン
グ機能に加え、第5図に示したようにグリッパ20側の
傾斜面47あるいはウェイト部45の内側面45aにフ
ランジ部Fを沿わせつつグリッパ20全体を矢印B方向
にフローデイングさせてバランスウェイト43をフラン
ジ部Fに倣わせることで、上記の相対位置誤差が吸収さ
れ、バランスウェイト43はフランジ部Fに対し確実に
位置決めされる。
バランスウェイト43がフランジ部Fに位置決めされた
ならば、エアシリンダ35をロックしてグリッパ20の
上下方向の動きを拘束する一方、グリッパ爪33を開く
と同時にロケートピン50を後退させてグリッパ爪33
からバランスウェイト43を解放する。これにより、バ
ランスウェイト43は押さえブロック19の拘束力のみ
によって所定位置に位置決め保持される。
こののち、エアシリンダ25の作動によりエアハンマ1
7が下降し、押さえブロック19が固定されている支持
プレート22にハンマリングロッド18を押し付けた上
でハンマリングロッド18がハンマリング動作する。そ
の結果、ハンマリングロッド18の打ち込み力を受けて
バランスウェイト43のクリップ部44がフランジ部F
に圧入されてバランスウェイト43がホイールリムRに
固定される。
ここで、第5図に示すようにノλランスウェイト43に
対する押さえブロック19の押圧面を傾斜面19aとし
ているのは、クリップ部44の圧入の進行に伴って押さ
えブロック19か最下降限位置まで下降した場合に、ク
リップ部44の圧入末期にそのクリップ部44の根元部
近傍のウェイト部45に押さえブロック19の先端が当
接しないようにするためである。その結果、例えばフラ
ンジ部Fの先端形状に微妙な製造ばらつきがあったとし
てもウェイト部45ての傷の発生や変形ざらには取り付
は不良を未然に防止できる。
発明の効果 以上のように本発明によれば、グリッパ先端のグリッパ
爪に把持されたバランスウェイトをホイールリム先端の
クリップ部に位置決めするにあたり、グリツパ爪先端の
傾斜面とウェイト部とで規制される範囲内でグリッパ全
体をフローデイングさせるようにしたことにより、バラ
ンスウェイトの種別を問わずバランスウェイトとホイー
ルリムとの間の相対位置誤差を吸収しつつバランスウェ
イトを確実に位置決めすることかできる。
その結果、従来のようにバランスウェイトの位置決めに
視覚技術を利用した方式に比へ、ロードホイールの塗装
色等の影響を受けることかないので信頼性が向上すると
ともに、視覚処理に要する時間たけサイクルタイムを短
縮化できる。
また、グリッパは一対のグリッパ爪とロケートピンとの
併用により実質的に三点支持構造にてバランスウェイト
を把持することから、バランスウェイトの種別を問わず
確実に把持することかできる。したかって、バランスウ
ェイトの把持打ち込み部分か一台でありなから仕様か異
なる複数種類のタイヤのウェイト取り付けに柔軟に対応
することができ、汎用性にすくれるとともに装置全体の
小型化と簡素化を併せて達成できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を示す図で装置全体の構成説
明図、第2図はウェイト打ち込みハンドの構成を示す拡
大説明図、第3図は第2図のC−C線に沿う断面矢視図
、第4図は第2図の右側面図、第5図は第2図の要部拡
大図、第6図は第5図の平面説明図、第7図は第3図の
要部拡大図、第8図(A)、(B)、(C)はホイール
リム先端のフランジ部の形状とバランスウェイトとの関
係を示す説明図、第9図(A)、  (B)はウェイト
供給装置の台座とバランスウェイトとの関係を示す説明
図、第10図は従来のバランスウェイト取付装置の一例
を示す構成説明図、第11図は第10図の要部拡大図で
ある。 1・・・タイヤ支持装置、2・・ロボットアーム、3−
・・ウェイト打ち込みハンド、4・・ウェイト取付ロボ
ット、7・・タイヤ受台、16・・ハンド本体、17・
・・エアハンマ(ハンマリング手段)、18・・ハンマ
リングロッド、19・・押さえブロック(ウェイト押圧
手段)、20・・−グリッパ、33・・グリッパ爪、3
4・・フローデイングユニット、35・・・エアシリン
グ、41・・フローデイングプレート、42・・・スプ
リングプランジャ、43・・・バランスウェイト、44
・・・クリップ部、45・・・ウェイト部、46・小爪
、47・・傾斜面、48・突起部、50・ロケートピン
、54・・穴、1” フランジ部、R・ホイールリム、
T・ タイヤ。 第4図 第8図(A)    第8図(B) 第9図(A) 第8図(C) 第9図(B)

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)ロードホイールと組み合わされたタイヤに対して
    、ウェイト部と略U字状のクリップ部とが予め一体に形
    成されたバランスウェイトを自動的に取り付ける装置に
    おいて、 アンバランス位置が割り出されたタイヤを支持するタイ
    ヤ支持装置と、 ウェイト取付ロボットのロボットアームの先端に取り付
    けられ、タイヤの種別に応じたバランスウェイトを把持
    して、タイヤ支持装置に支持されたタイヤにバランスウ
    ェイトをローデイングしてそのクリップ部をアンバラン
    ス位置におけるホイールリム先端のフランジ部に引っ掛
    けてバランスウェイトを位置決めした上でバランスウェ
    イトをホイールリムに打ち込むウェイト打ち込みハンド
    とを備えてなり、 前記ウェイト打ち込みハンドは、 バランスウェイトのクリップ部をその両側からはさむと
    ともに先端に傾斜面を有する二指平行把持タイプのグリ
    ッパ爪を有して、グリッパ爪に把持されたバランスウエ
    イトとホイールリム先端のフランジ部との相対位置誤差
    を吸収するべくハンド本体に対し上記傾斜面とウェイト
    部とで規制される範囲内でフローテイング可能に支持さ
    れたグリッパと、 グリツパに付設され、バランスウェイトのクリップ部に
    形成された穴に挿入されてグリツパ爪とともにバランス
    ウェイトの姿勢を拘束する進退可能なロケートピンと、 ハンド本体に支持されて、グリツパによりホイールリム
    先端のフランジ部に位置決めされたバランスウエイトを
    ホイールリムに打ち込むハンマリング手段と、 ハンド本体に取り付けられ、ハンマリング手段によるウ
    ェイト打ち込み動作に先立って、ホイールリム先端のフ
    ランジ部に位置決めされたバランスウェイトをホイール
    リムに押し付けて加圧拘束するウエイト押圧手段、 とから構成されていることを特徴とするタイヤのバラン
    スウエイト取付装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPH07108801A (ja) * 1993-10-14 1995-04-25 Nissan Altia Co Ltd タイヤのバランスウェイト取付装置
CN104057776A (zh) * 2014-06-27 2014-09-24 冯政 车圈矫正器的制造和使用方法

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