JP6439580B2 - 自動車のフード組付方法およびフード組付装置 - Google Patents

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本発明は、自動車の組立工程において車体に対してフード(ボンネット)を組み付ける方法および装置に関し、特にフード側に予め付帯しているフードヒンジをねじ締め固定することでフードを車体に組み付ける方法および装置に関する。
自動車の組立工程、より詳しくは溶接組立後の車体に対してフロントドアやリアドア、フード、トランクリッド等の開閉体(カバーパネル類)を組み付けるメタルラインにおいて、例えば車体に対してフードを組み付ける技術として特許文献1,2に記載されたものが提案されている。
これらの特許文献1,2に開示された技術では、複数のロボットを用いて車体に対してフードを閉止姿勢にて組み付けることを基本とした上で、車体およびフードのそれぞれに一対の基準孔を形成しておき、これらの基準孔をCCDDカメラ等の視覚センサにて検出するとともに、その位置情報に基づいて第1,第2の位置決め手段を動かすことで車体側のフードのための開口部(エンジンルームの上面開口部)とフードとの相対位置決めを行い、その後にフード側に予め付帯している左右のフードヒンジを締結手段によるボルト締めにて車体に締結固定するようにしている。
特開平4−19024号公報 特開平4−63643号公報
しかしながら、特許文献1,2に代表される従来の技術では、車体側およびフード側のそれぞれの基準孔は、いずれも車体側のフードヒンジ固定位置やフード側のフードヒンジから離れた位置に形成されているため、これらの基準孔の位置に基づいてフードと車体との相対位置決めを行ったとしても、フードヒンジ側のボルト穴とそれに対応する車体側のねじ穴とが一致せずに締結手段によるボルト締めを実行できないことがある。これは、車体およびフードの双方が許容誤差の範囲内に納まるように組み立てられていたとしても、予めフード側にねじ締め固定されているフードヒンジそのもの歪みや捻れ等が考慮されていないためで、ボルト締め不能の事態の発生を極力少なくして、フードの自動組付作業における信頼性の向上を図る上でなおも改善の余地を残している。
本発明はこのような課題に着目してなされたものであり、予めフード側に付帯しているフードヒンジ側のボルト穴とそれに対応する車体側のねじ穴とを一致させた上でボルト締め手段によるボルト締めを行うようにして、フードヒンジのねじ締め固定の信頼性ひいてはフードの自動組付作業における信頼性を高めたフード組付方法およびフード組付装置を提供するものである。
本発明は、車体側ヒンジアームとフード側ヒンジアームとをヒンジピンにて結合してなるフードヒンジが上記フード側ヒンジアームを固定部としてフードの裏面に予め固定されていて、このフードを上記フードヒンジの車体側ヒンジアームを取付面として車体にボルト締め固定することにより組み付ける方法である。
その上で、車体のうち上記車体側ヒンジアームが着座する部位に設けられたねじ穴の三次元位置を計測手段により計測してそのねじ穴の位置情報を取得する工程と、フード支持手段に支持されているフードの姿勢を上記ねじ穴の位置情報に基づいて補正しながら当該フードを車体の正規組付位置に位置決めする工程と、ヒンジアーム押付手段により上記フードに付帯しているフードヒンジの車体側ヒンジアームを車体側に押し付けた上で当該ヒンジアーム押付手段を退避させる工程と、ヒンジアーム矯正手段により上記車体側ヒンジアームの姿勢を矯正することで車体側のねじ穴と車体側ヒンジアームのボルト穴とを合致させ、その矯正状態のままでボルト締め手段によりボルト穴側からボルトを挿入して締め付ける工程と、を含むものである。
本発明によれば、予め計測した車体側のねじ穴の三次元位置情報に基づいてフード支持手段に支持されているフードの姿勢を補正しながら車体の正規組付位置に位置決めするとともに、車体側ヒンジアームの姿勢を矯正することで車体側のねじ穴と車体側ヒンジアームのボルト穴とを合致させ、その矯正状態のままでボルト締めを行うため、ボルト締め不能の事態の発生が極端に少なくなって、フードの自動組付作業における信頼性が大幅に向上するとともに、生産性も向上することになる。
メタルラインにおけるフード組付工程の概略を示す平面説明図。 フードの組付対象となる車体の骨格を示す概略説明図。 図2のa部の拡大説明図。 フードを把持する把持ハンドと一対の締結ユニットとの関係を示す斜視図。 締結ユニットにおけるヒンジプッシャーの機能を説明するための拡大斜視図。 同じく締結ユニットにおけるヒンジ矯正ガイドと1本目のボルト締めを司るナットランナーの機能を説明するための拡大斜視図。 図6におけるヒンジ矯正ガイドの詳細を示す説明図。 同じく締結ユニットにおいて2本目のボルト締めを司るナットランナーの機能を説明するための拡大斜視図 一方の締結ユニットに付帯する計測ヘッドの機能を説明するための拡大説明図。 ロボット作業でのフードの自動組み付けの手順を示すフローチャート。
図1〜10は本発明に係るフードの自動組み付けを実施するためのより具体的な形態を示し、特に図1はフード組付工程の概略平面図を、図2は図1におけるフード組付装置の要部の拡大図をそれぞれ示している。
図1に示すように、自動車の組立ラインのうち台車搬送方式のメタルラインのフード組付工程Sでは、前工程から図示外の台車に載せられた車体Bが前向きで搬入されて位置決めされることになるので、その車体Bの両サイド部には、第1のロボットとしての単一のハンドリング用ロボットR1と、第2,第3のロボットとしての左右で独立した2台の締結用ロボットR2,R3とが待機している。
先に特許文献1,2に基づいて説明したように、溶接組立後の車体に対するフードの組み付けに際して、当該フードを閉止姿勢で組み付けることが従来から行われている。本実施の形態においても、フードを閉止姿勢で車体に組み付けることを前提とした上で、車体B側へのフードの投入および車体Bとフードとの相対位置決めをハンドリング用ロボットR1による作業として行うとともに、フード側に予め付帯している左右一対のフードヒンジのボルト締め固定作業をフードヒンジごとに独立している二台の締結用ロボットR2,R3による作業として行うことを基本としている。つまり、本実施の形態では、フードの投入と位置決めを一台のハンドリング用ロボットR1で行うとともに、フードヒンジのボルト締め固定作業を左右で独立した二台の締結用ロボットR2,R3で行い、フードの自動組み付けに必要な作業を合計三台のロボットR1〜R3の協働にて行うことを基本としている。
図2は車体Bの骨格を示し、または図3の図2のa部の拡大図を示している。図2,3に示すように、車体Bのうち左右のフロンピラーの根元部に相当する位置には、それぞれに後述するフードヒンジ2を固定するための凹状の座面3が形成されているとともに、この座面3には前後一対のねじ穴(めねじ)4が形成されている。
図4に示すように、第1のロボットとしてのハンドリング用ロボットR1のロボットアーム8の先端にはフード支持手段として機能する把持ハンド9が装着されていて、所定の待機位置にあるフード1を把持ハンド9で把持した上で、車体B側のエンジンルームの上面開口部に同図のような閉止姿勢にて投入して位置決めすることになる。
把持ハンド9は、枠状のハンド本体10と、そのハンド本体10に下向きに装着された昇降駆動可能な複数のバキュームカップ(吸着カップ)11と、同じくハンド本体10のうちフード1の前側を除いた左右両側および後側の三辺部に相当する位置に設けられた複数のフィンガー12と、同じくハンド本体10に搭載されてバキュームカップ11やフィンガー12の駆動制御を司る空圧機器や制御機器13等から構成されている。各フィンガー12はガイドロッド付きのエアシリンダユニット14の可動部にそれぞれ装着されていて、このエアシリンダユニット14の伸縮作動に応じて進退移動するようになっている。
そして、複数のフィンガー12をフード1の三辺部側にそれぞれ引き込んで当該フード1の三辺部に係合させるとともに、複数のバキュームカップ11をフード1の上面に押し付けて吸着支持することににより、フード1が把持ハンド9に安定して支持されることになる。なお、図4では、各フィンガー12の動きの理解を容易にするために、特定の一つのフィンガー12aについてのみフード1に対して非係合状態とした解放状態で描いている。
ここで、フード1の裏面における後端部両側の角隅部にはフードヒンジ2が予め装着されている。フードヒンジ1は、図3のほか後述する図6,8に示すように、比較的長尺なフード側ヒンジアーム5とこれよりも短い車体側ヒンジアーム6とをヒンジピン7にて相対回転可能に連結したものであり、フード側ヒンジアーム5がボルト締めによりフード1の裏面に予め固定されている。そして、図3に示すように、フードヒンジ2の車体側ヒンジアーム6には、同図に示した車体B側のねじ穴4に対応して、前後一対のボルト穴15が形成されていて、後述するようにこれら一対のボルト穴15に挿入されるボルト25がねじ穴4に締め込まれることで車体側ヒンジアーム6が車体B側に堅固に締付固定されることになる。
図4に示すように、第2,第3のロボットとしての左右一対の締結用ロボットR2,R3のうち左側の締結用ロボットR2のロボットアーム16の先端には締結手段である計測機能付きの締結ユニット17が装着されていて、右側の締結用ロボットR3のロボットアーム18の先端には締結手段として計測機能を有しない締結ユニット19が装着されている。
これらの左右の締結ユニット17,19の基本構造は共に同じであり、縦長のブラケット20に、ボルト締め手段としての一対のナットランナー21と、ヒンジアーム押付手段としての二股状のヒンジプッシャー22と、ヒンジアーム矯正手段としての後述する図6,7に示すプレート状のヒンジ矯正ガイド23と、をそれぞれ設けることで構成されている。
一対のナットランナー21は互いに平行であって、後述する図6,7に示すように、所定量だけ軸心方向に進退移動可能な回転軸部24の先端にボルト25を吸着支持可能なソケット部24aを有している。これらのナットランナー21は、図3に示したように、フードヒンジ2における車体側ヒンジアーム6の二つのボルト穴15に挿入されるべきボルト25を個別に締め付ける機能を有している。
また、ヒンジアーム押付手段としての二股状のヒンジプッシャー22は、ブラケット20に固定されたシリンダ26のピストロッドの先端に装着されていて、図6に示すような一対のナットランナー21によるボルト締めに先立って、図5に示すように、車体側への取付面となるフードヒンジ2の車体側ヒンジアーム6を車体B側の座面3(図3参照)に押し付けて着座させる機能を有している。このヒンジプッシャー22を設けているのは、フード1側に付帯しているフードヒンジ2のうちフード1に予めボルト締め固定されているフード側ヒンジアーム5に対する車体側ヒンジアーム6の姿勢(相対角度)が必ずしも一定していないためである。
さらに、ヒンジ矯正手段としてのヒンジ矯正ガイド23の詳細を図6に示し、このヒンジ矯正ガイド23は、その名の通り、一対のナットランナー21によるボルト締めに先立って、フードヒンジ2の車体側ヒンジアーム6の位置を矯正する機能を有している。詳しくは、図6に示すように、締結ユニット17,19におけるブラケット20(図4参照)の下部にはガイドロッド付きのエアシリンダユニット27が設けられているとともに、このエアシリンダユニット27の可動部にガイドヘッド部28が装着されていて、このガイドヘッド部28からさらに下方に突出するかたちでヒンジ矯正ガイド23が設けられている。これにより、エアシリンダユニット27の伸縮作動に応じて、ヒンジ矯正ガイド23がガイドヘッド部28とともに昇降動作可能となっている。
ヒンジ矯正ガイド23は、図7に示すように、一対のガイドプレート23a,23bをもってスリット状のガイド溝29が形成したものであり、一方のナットランナー(後述するように1本目のボルト締めを司るナットランナー)21のソケット部21aの軸心を基準とした場合に、当該軸心からガイド溝29までの距離が所定の大きさとなるように予めに設定されている。そして、一対のナットランナー21によるボルト締めに先立って、ヒンジ矯正ガイド23を下降させて、そのガイド溝29に車体側ヒンジアーム6の縦壁部を差し込んで挟み込むことにより、車体Bに対して非固定状態のフードヒンジ2が有している歪みや捻れ等を矯正することができる。これにより、図3に示した車体B側の座面3における一対のねじ穴4と車体側ヒンジアーム6の一対のボルト穴15とを合致させることができるようになっている。
言い換えるならば、1本目のボルト締めを司るナットランナー21とヒンジ矯正ガイド23とは共に共通のブラケット20に支持されていて、しかもそのナットランナー21のソケット部24aの軸心からガイド溝29までの距離が所定の大きさに予め規制されている。そして、1本目のボルト締めを司るナットランナー21は車体B側の対応するねじ穴4の軸心を狙ってボルト25を挿入してねじ締めを施すことになるので、それに先立って、すなわち1本目のボルト締めを司るナットランナー21の軸心を車体B側の対応するねじ穴4の軸心と一致させた状態で、ヒンジ矯正ガイド23にてフードヒンジ2の車体側ヒンジアーム6を矯正することにより、その車体側ヒンジアーム6に形成されている一対のボルト穴15を車体B側の一対のねじ穴4とそれぞれに合致させることができることになる。
なお、後述する図8では、ヒンジ矯正手段として複数のヒンジ矯正ガイド23が図示されているが、これらの複数のヒンジ矯正ガイド23は車種ごとに微妙に形状が相違するフードヒンジの種別に応じて選択的に使い分けられることになる。
また、図4に示す左側の計測機能を有する締結ユニット17には計測手段としての計測ヘッド30を設けてある。より具体的には、図4のほか図8に示すように、締結ユニット17の支持体としてのブラケット20の上部から延長するかたちで制御機器31と共にエクステンションブラケット32を設けてあり、このエクステンションブラケット32の下部にリング状の照明器33とセットになったCCDカメラやC−MOSセンサ等の二次元の視覚センサ34を設けてあるとともに、その視覚センサ34に近接してレーザ式の測距センサ35を設けてある。
この計測ヘッド30は車体Bにおけるエンジンルームの上面開口部にフード1が投入される前に、その計測ヘッド30が支持されている締結用ロボット16の自律動作に基づいて、図3のほか図8,9に示すように、車体Bのうち左右のフードヒンジ2が着座することになる車体B側の座面3を順次走査して、その座面3に形成されている二つのねじ穴4のうち例えば前方側のねじ穴4の三次元位置を非接触にて測定(計測)する機能を有している。
ここで、車体前後方向をX方向、車幅方向をY方向、高さ方向をZ方向とした場合に、二次元の視覚センサ34はその撮像機能により特定の一つのねじ穴4のX−Y平面内での位置を検出する一方、測距センサ35は特定の一つのねじ穴4が形成されている座面3のうち当該特定の一つのねじ穴4の直近位置でのZ方向位置を検出する機能を有している。そして、視覚センサ34の検出出力と測距センサ35の検出出力とを総合することで、車体B側の左右それぞれの座面3について、実質的に上記特定の一つのねじ穴4の三次元位置データ(三次元位置情報)を取得することができる。
このような左右それぞれの特定の一つのねじ穴4についての三次元位置データは、後述するように、車体Bのエンジンルームの上面開口部に対して、把持ハンド9に把持されているフード1を閉止姿勢にて投入する際の当該フード1の位置や姿勢の制御または補正に使用されるほか、左右で独立したそれぞれの締結ユニット17,19がボルト締め作業を実行する際の当該締結ユニット17,19の位置補正に使用される。
ここで、上記のように、図4に示す左側の締結ユニット17が計測ヘッド30を有していて、この計測ヘッド30が左側のフードヒンジ2のための車体B側の座面3の計測だけでなく、右側のフードヒンジ2のための車体B側の座面3の計測までも行うことになるので、図4に示す右側の締結ユニット19については計測ヘッド30を有していない。そして、先にも述べたように、図4に示す右側の締結ユニット19は、計測ヘッド30を有していない点を除いたその他の構造は左側の締結ユニット17と同じ構造となっている。
次に、上記のような把持ハンド9のほか一対の締結ユニット17,19を用いたフード1の組付手順について、図10を参照しながら説明する。
図1に示したフード組付工程Sにおいて、フード組付対象となる車体Bが前工程から搬入されて位置決めされると、最初に図4に示す計測機能付きの締結ユニット17を支持している一方の締結用ロボットR2が起動する。この締結用ロボットR2の起動と相前後してハンドリング用ロボットR1も起動して、所定のストレージエリアから車体Bに組み付けるべきフード1を把持ハンド9にて把持して待機している。なお、フード1には予め左右のフードヒンジ2が付帯していることは先に述べたとおりである。
締結用ロボットR2は、図3,8に示すように、車体Bのうち左右それぞれのフードヒンジ2を固定するための座面3の上方に締結ユニット17に付帯している計測ヘッド30を順次アプローチさせて(図10のステップS1)、車体B側の座面3のうち前側のねじ穴4を視覚センサ34にて撮像するとともに、座面3のうち前側のねじ穴4の直近位置の高さを測距センサ35にて計測する。これにより、視覚センサ34の画像から得られた位置データと測距センサ35で得られた測距データとを総合することで、車体B側の左右の座面3のうち前側のねじ穴4の三次元位置データを取得する(図10のステップS2)。なお、計測時における計測ヘッド30の位置および姿勢は図9のとおりであって、図8における計測ヘッド30は計測時の姿勢および位置を示しているものではない。
その後、締結用ロボットR2は計測ヘッド30を締結ユニット17ごと退避させた上で一旦待機状態に移行する一方(図10のステップS3)、図示外の計測制御系では、先に取得した左右の座面3におけるねじ穴4の三次元位置データに基づいて、把持ハンド9で把持しているフード1を車体B側に位置決めするにあたって、フード1に予め付帯している左右のフードヒンジ2のボルト穴15(図3参照)と車体B側のねじ穴4とを一致させるのに必要なフード1の姿勢または位置の補正量を算出して取得する(図10のステップS4)。この補正量データはハンドリング用ロボットR1の制御系および左右一対の締結用ロボットR2,R3の制御系に送信される。
続いて、先に把持ハンド9にてフード1を把持しているハンドリング用ロボットR1が起動して、把持ハンド9が把持しているフード1を車体Bのうちエンジンルームの上面開口部側にアプローチさせて(図10のステップS5)、フード1を車体Bの所定位置に閉止姿勢にて位置決めする。この車体Bに対するフード1の位置決めに際しては、先の補正量データに基づいてハンドリング用ロボットR1が自律的にフード1の位置または姿勢を補正することになるので、フード1に付帯しているフードヒンジ2の車体側ヒンジアーム6が正しい位置にあるならば、フード1が車体Bの所定位置に位置決めされた時点で、理論的には車体B側の座面3におけるねじ穴4とフードヒンジ2における車体側ヒンジアーム6のボルト穴15とが一致することになる(図10のステップS6)。
なお、ハンドリング用ロボットR1の把持ハンド9に把持されているフード1が車体B側の所定位置に位置決めされたとしても、把持ハンド9はなおもフード1を把持したままであり、ハンドリング用ロボットR1は一旦静止状態となる。
こうして、車体Bに対してフード1が位置決めされると、図6に示すように、左右の締結用ロボットR2,R3が起動してそれぞれの締結ユニット17,19を車体側の座面3の上方にアプローチさせて位置決めする(図10のステップS7)。この締結ユニット17,19のアプローチ動作の際にも、先の補正量データに基づいて各締結用ロボットR2,R3が自律的に締結ユニット17,19の位置または姿勢を補正することになる。なお、各締結ユニット17,19における一対のナットランナー21のソケット部24aには、フードヒンジ2のねじ締め固定のための所定のボルト25が予め吸着支持されている。
上記のように双方の締結ユニット17,19が最初に所定位置に位置決めされた状態では、各フードヒンジ2の車体側ヒンジアーム6の真上に図5,6に示したヒンジプッシャー22が位置していることから、その状態でそれらの締結ユニット17,19に付帯しているヒンジプッシャー22を下降動作させる。このヒンジプッシャー22の下降動作に伴い、ヒンジプッシャー22は対応するフードヒンジ2側の車体側ヒンジアーム6に当接して、その車体側ヒンジアーム6を車体B側の座面3に押し付けて着座させる(図10のステップS8)。これにより、フード1に予め付帯しているフードヒンジ2が許容限界を超えるような取付誤差を有していないかぎりは、左右それぞれのフードヒンジ2について、その車体側ヒンジアーム6のボルト穴15(図3参照)と車体B側の座面3のねじ穴4とが理論的には一致することになる。
こうして、単純な下降動作をもって、左右のフードヒンジ2の車体側ヒンジアーム6を車体B側の座面3に着座させたヒンジプッシャー22は、その後、直ちに上昇退避することになる(図10のステップS9)。
その一方、左右のフードヒンジ2が予めフード1側の正しい位置に取り付けられていたとしても、各フードヒンジ2の車体側ヒンジアーム6はフード側ヒンジアーム5に対するヒンジピン結合部での遊びを有していたり、あるいはフード側ヒンジアーム5や車体側ヒンジアーム6自体の歪みや捻れを有していることもあり、これらの影響を受けて車体側ヒンジアーム6のボルト穴15と車体B側の座面3のねじ穴4とが必ずしも一致しない可能性もある。
そこで、図6に示すように、車体B側の座面3に形成された一対のねじ穴4のうち前側のねじ穴4の軸心と、締結ユニット17,19側の一対のナットランナー21のうち一方(前側)のナットランナー21のソケット部24aの軸心と、が一致するように各締結ユニット17,19の位置および姿勢を修正した上で再度位置決めする。
そして、図6,7に示すように、ヒンジプッシャー22に代わってヒンジ矯正ガイド23を下降動作させ、車体側ヒンジアーム6の縦壁部にヒンジ矯正ガイド23のガイド溝29を差し込んで挟み込むことにより、車体Bに対して非固定状態のフードヒンジ2のフード側ヒンジアーム5や車体側ヒンジアーム6が有している歪みや捻れ等を矯正する。これにより、図3に示した車体B側の一対のねじ穴4と車体側ヒンジアーム6の一対のボルト穴15とが合致することになる(図10のステップS10)。
この後、図6に示すように、ヒンジ矯正ガイド23がフードヒンジ1の車体側ヒンジアーム6を矯正したままの状態で、一方のナットランナー21のソケット部24aを下降動作させながら回転駆動させることでいわゆる螺進動作させる。これにより、一方のナットランナー21のソケット部24aに吸着支持されているボルト25が、フードヒンジ2のうち車体側ヒンジアーム6に形成されている前側のボルト穴15に挿入された上で、車体B側の座面3に形成されて上記ボルト穴15と合致している前側のねじ穴4にを締め込まれて、1本目のボルト締めが実行される(図10のステップS11)。
なお、この時には、図6に示すように、他方のナットランナー21のソケット部24aには2本目となるボルト25が吸着支持されているが、当該ナットランナー21のソケット部24aやそれに吸着支持されているボルト25が車体Bと干渉することがないように締結ユニット17,19の向きや姿勢が予め制御されている。
また、1本目のボルト締めに際して、図6に示すように、各ボルト25のねじ先の形状が棒先形状(ねじの先端部に当該ねじよりも小径の円筒部が付帯しているもの)となっているので、ねじ穴4に対してボルト25の先端を一段と容易に挿入することができる。
さらに、ナットランナー21によるボルト締め作業については、ソケット部24aの回転数と締付完了トルクのほかソケット部24aの締め込みストロークをもってその適否判定がその都度行われる。その際に、万が一、1本目のボルト締め作業が「NG」であった場合には、例えば一時的にラインサイクルを停止させて、作業者がエアツールを持ってライン内に入って手作業にて1本目のボルト締めを行うものとする。
1本目のボルト締めが終了すると、それまでフードヒンジ1の車体側ヒンジアーム6を矯正していたヒンジ矯正ガイド23が上昇退避(戻り動作)するとともに(図10のステップS12)、そのヒンジ矯正ガイド23の上昇退避動作を待って締結ユニット17,19が図6の姿勢から図8の姿勢へと姿勢変更されてその位置で位置決めされる。なお、ヒンジ矯正ガイド23が上昇動作しても、既にフードヒンジ2の車体側ヒンジアーム6は1本目のボルト締めによって車体B側の座面3に固定されているので、以降はヒンジ矯正ガイド23の機能は必要でなくなる。
そして、図8に示すように、他方のナットランナー21が起動することで、2本目のボルト締めが実行される(図10のステップS13)。これにより、左右それぞれのフードヒンジ2は2本のボルト25によって車体B側の座面3に対して堅固に固定されることになる。
2本目のボルト締め作業が終了すると、それぞれの締結用ロボットR2,R3の起動の伴い各締結ユニット17,19が退避動作する(図10のステップS14)。それに続いてハンドリング用ロボットR1も起動して、図4に示す把持ハンド9の解放動作をもって既に車体B側に固定されているフード1を解放し、フード1を解放した把持ハンド9も退避動作する(図10のステップS15)。
以上をもって車体Bに対するフード1の組み付けが完了し、フード1が組み付けられた車体Bは次工程に向けて送り出されて、以降は上記の一連を動作を繰り返すことになる。
なお、2本目のボルト締め作業についても、1本目と同様にソケット部24aの回転数と締付完了トルクのほかソケット部24aの締め込みストロークをもってその適否判定がその都度行われる。そして、万が一、2本目のボルト締め作業が「NG」であった場合には、NGアラームを発進してそのまま次工程へと送り出し、次工程において作業者がエアツールを使って手作業にて2本目のボルト締めを行うことになる。
このように本実施の形態によれば、予め計測した車体B側の座面3におけるねじ穴4の三次元位置情報に基づいてハンドリング用ロボットR1の把持ハンド9に支持されているフード1の姿勢を補正しながら車体Bの正規組付位置に位置決めするとともに、フードヒンジ2のうち車体側ヒンジアーム6の姿勢を矯正することで車体B側のねじ穴4と車体側ヒンジアーム6のボルト穴15とを合致させ、その矯正状態のままでボルト締めを行うため、ボルト締め不能の事態の発生が極端に少なくなって、フードの自動組付作業における信頼性が大幅に向上し、生産性の向上にも寄与することができる。
また、計測ヘッド30を一方の締結用ロボットR2に支持されている締結ユニット17に付帯させているので、計測ヘッド30専用の独立したロボットを用意する必要がないので、ロボットの総数の削減により設備費を抑制することができる。
1…フード
2…フードヒンジ
3…座面
4…ねじ穴
5…フード側ヒンジアーム
6…車体側ヒンジアーム
7…ヒンジピン
9…把持ハンド(フード支持手段)
15…ボルト穴
17,19…締結ユニット(締結手段)
21…ナットランナー(ボルト締め手段)
22…ヒンジプッシャー(ヒンジアーム押付手段)
23…ヒンジ矯正ガイド(ヒンジアーム矯正手段)
25…ボルト
30…計測ヘッド(計測手段)
34…視覚センサ
35…測距センサ
B…車体
R1…ハンドリング用ロボット(第1のロボット)
R2,R3…締結用ロボット(第2,第3のロボット)

Claims (10)

  1. 車体側ヒンジアームとフード側ヒンジアームとをヒンジピンにて結合してなるフードヒンジが上記フード側ヒンジアームを固定部としてフードの裏面に予め固定されていて、このフードを上記フードヒンジの車体側ヒンジアームを取付面として車体にボルト締め固定することにより組み付ける方法であって、
    車体のうち上記車体側ヒンジアームが着座する部位に設けられたねじ穴の三次元位置を計測手段により計測してそのねじ穴の位置情報を取得する工程と、
    フード支持手段に支持されているフードの姿勢を上記ねじ穴の位置情報に基づいて補正しながら当該フードを車体の正規組付位置に位置決めする工程と、
    ヒンジアーム押付手段により上記フードに付帯しているフードヒンジの車体側ヒンジアームを車体側に押し付けた上で当該ヒンジアーム押付手段を退避させる工程と、
    ヒンジアーム矯正手段により上記車体側ヒンジアームの姿勢を矯正することで車体側のねじ穴と車体側ヒンジアームのボルト穴とを合致させ、その矯正状態のままでボルト締め手段によりボルト穴側からボルトを挿入して締め付ける工程と、
    を含むことを特徴とする自動車のフード組付方法。
  2. 上記車体側ヒンジアームには二つのボルト穴が、車体側には当該二つのボルト穴に個別に対応するねじ穴がそれぞれに設けられていて、これらのボルト穴およびねじ穴に挿入される二本のボルトにて車体側ヒンジアームが車体にねじ締め固定されるようになっていて、
    上記ボルト締めに際して、1本目のボルト締めのためのねじ穴とボルト穴とを合致させるように上記ヒンジアーム矯正手段により車体側ヒンジアームの姿勢を矯正する一方、2本目のボルト締めの際には上記ヒンジアーム矯正手段により車体側ヒンジアームを矯正することなくボルト締めを実行することを特徴とする請求項1に記載の自動車のフード組付方法。
  3. 上記フードの裏面の左右二箇所にそれぞれにフードヒンジが予め固定されているとともに、
    上記ヒンジアーム押付手段とヒンジアーム矯正手段およびボルト締め手段は左右のフードヒンジごとに独立して設けられていて、
    左右のフードヒンジでのボルト締め作業が並行して行われることを特徴とする請求項2に記載の自動車のフード組付方法。
  4. 車体側ヒンジアームとフード側ヒンジアームとをヒンジピンにて結合してなるフードヒンジが上記フード側ヒンジアームを固定部としてフードの裏面に予め固定されていて、このフードを上記フードヒンジの車体側ヒンジアームを取付面として車体にボルト締め固定することにより組み付ける装置にして、
    上記フードを支持しているフード支持手段と計測手段および締結手段の三者の協働によりフードを車体に組み付ける装置であって、
    車体のうち上記車体側ヒンジアームが着座する部位に設けられたねじ穴の三次元位置を計測する計測手段と、
    フードを支持しているとともに、そのフードの姿勢を上記ねじ穴の位置情報に基づいて補正しながら当該フードを車体の正規組付位置に位置決めするフード支持手段と、
    上記フードに付帯しているフードヒンジの車体側ヒンジアームを車体側に押し付けた後に退避動作するヒンジアーム押付手段と、
    上記車体側ヒンジアームの姿勢を矯正することで車体側のねじ穴と車体側ヒンジアームのボルト穴とを合致させるヒンジアーム矯正手段と、
    上記車体側ヒンジアームの矯正状態のままでボルト穴側からボルトを挿入して締め付けるボルト締め手段と、
    を備えていて、
    上記ヒンジアーム押付手段とヒンジアーム矯正手段およびボルト締め手段の三者が共通の支持体に支持されていることでユニット化された締結手段を形成していることを特徴とする自動車のフード組付装置。
  5. 上記フードの裏面の左右二箇所にそれぞれにフードヒンジが予め固定されているとともに、
    上記締結手段は左右のフードヒンジごとに独立して設けられていることを特徴とする請求項4に記載の自動車のフード組付装置。
  6. 上記計測手段は左右一対の締結手段のうちいずれか一方に設けられていて、
    当該計測手段が車体のうち左右のフードヒンジのためのねじ穴の三次元位置をそれぞれに計測するものであることを特徴とする請求項5に記載の自動車のフード組付装置。
  7. 上記フード支持手段は第1のロボットのアーム先端に装着されたフード把持ハンドである一方、
    上記左右一対の締結手段はそれぞれに独立した第2,第3のロボットのアーム先端に装着されていて、
    第1〜第3のロボットが協働してフードを車体に組み付けるものであることを特徴とする請求項6に記載の自動車のフード組付装置。
  8. 上記車体側ヒンジアームには二つのボルト穴が、車体側には当該二つのボルト穴に個別に対応するねじ穴がそれぞれに設けられていて、これらのボルト穴およびねじ穴に挿入される2本のボルトにて車体側ヒンジアームが車体にねじ締め固定されるようになっていて、
    上記ボルト締めに際して、1本目のボルト締めのためのねじ穴とボルト穴とを合致させるように上記ヒンジアーム矯正手段により車体側ヒンジアームの姿勢を矯正する一方、2本目のボルト締めの際には上記ヒンジアーム矯正手段を車体側ヒンジアームから退避させて当該車体側ヒンジアームを矯正することなくボルト締めを行うようになっていることを特徴とする請求項7に記載の自動車のフード組付装置。
  9. 上記締結手段には、1本目のボルト締めのためのボルト締め手段と2本目のボルト締めのためのボルト締め手段とがそれぞれに独立して設けられていることを特徴とするる請求項8に記載の自動車のフード組付装置。
  10. 上記計測手段は、車体平面視でのねじ穴の位置を計測する二次元の視覚センサと、上記ねじ穴の開口部の高さ方向位置を計測する測距センサとを組み合わせたものであることを特徴とする請求項4〜9のいずれか一つに記載の自動車のフード組付装置。
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