JPH04193583A - 熱可逆性変色マイクロカプセル及びその製造方法 - Google Patents

熱可逆性変色マイクロカプセル及びその製造方法

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JPH04193583A
JPH04193583A JP2326303A JP32630390A JPH04193583A JP H04193583 A JPH04193583 A JP H04193583A JP 2326303 A JP2326303 A JP 2326303A JP 32630390 A JP32630390 A JP 32630390A JP H04193583 A JPH04193583 A JP H04193583A
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JP
Japan
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group
color
compound
electron
methyl
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JP2326303A
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English (en)
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Hiroshi Goto
寛 後藤
Eiichi Kawamura
川村 栄一
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Ricoh Co Ltd
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Ricoh Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野] 本発明は温度変化に応じて可逆的に変色を呈する熱可逆
性変色マイクロカプセル、及び、その製造方法に関する
ものである。
〔従来の技術〕
熱可逆的変色性を呈する材料として、(+)金属錯塩、
(2)コレステリック液晶、(3)電子供与性呈色性有
機化合物と電子受容性化合物と変色温度調節化合物との
混合系、等多くの材料が従来より提案されており、これ
らはその可逆的特徴を活かした温度測定・温度管理等の
示温剤、各種センサー、デイスプレィ衣料、インクトナ
ー、筆記具、教材、玩具等広い用途に利用されている。
特に、前記(3ンの電子供与性呈色性有機化合物。
電子受容性化合物及び変色温度調節化合物の三成分を必
須とする熱可逆性変色材料は変色温度も広い範囲に設定
が出来ること、色の変化が大きく色彩も豊富である二と
、毒性の無い二と等の利点から多くが提案されている(
例えば、特公昭51−44706号、特公昭51−44
709号、特公昭52−7764号、特開昭63−15
+177号、特開昭63−251487号、特開平1−
121394号、特開平1−174591号なとの公報
)。
しかし、上記の少なくとも電子供与性呈色性化合物、電
子受容性化合物及び変色温度調節化合物の3成分を含む
熱可逆性変色材料をin 5ilu重合法によりメラミ
ン−ホルマリン壁又は尿素−ホルマリン壁でマイクロカ
プセル化した場合、特に黒発色する電子供与性呈色性有
機化合物を用いたときには、著しく色調変化が生じ黒色
に発色する熱可逆性変色マイクロカプセルが得られない
欠点がある。
[発明が解決しようとする課題] 本発明は、少なくとも電子供与性呈色性有機化合物と電
子受容性化合物及び変色温度調節化合物との三成分を含
む熱可逆性変色材料をメラミン−ホルマリン壁又は尿素
〜ホルマリン壁に内包させたものであって、色調変化が
少なく黒色に発色する熱可逆性変色マイクロカプセル、
及び、そのマイクロカプセルの製造方法を提供するもの
である。
〔課題を解決するための手段〕
本発明の第1は、少なくとも電子供与性呈色性有機化合
物と電子受容性化合物と変色温度調節化合物との三成分
を含む熱可逆性変色材料をメラミン−ホルマリン壁に内
包させた熱可逆性マイクロカプセルにおいて、前記電子
供与性呈色性有機化合物が(1)で表わされる化合物で
あることを特徴としている。
(式中、R1は炭素数1〜4の低級アルキル基、シクロ
アルキル基、アリール基、アリル基、アルコキシアルキ
ル基、R2は炭素数1−4の低級アルキル基、アリル基
、アルコキシアルキル基を示し、R’とR2で複素環を
形成してもよい。XlX2はメチル基又はハロゲンを示
し、x3は水素原子、メチル基、ハロゲンを示す。) 本発明の第2は、前記第1のマイクロカプセルの製造法
であって、カプセル化にin 5iLu重合法を用いた
ことを特徴としている。
本発明で用いられる電子供与性呈色性有機化合物は、単
独で又は2種以上混合して適用される。
このもの具体例としては、 3−ジエチルアミノ−6−メチル−7−キシリジノフル
オラン。
3−ジ−n−ブチルアミノ−6−メチル−7−キシリジ
ノフルオラン、 3−ピロリジノ−6−メチル−7−キシリジノフルオラ
ン、 3−(N−シクロへキシル−N−メチル)アミノ−6−
メチル−7−キシリジノフルオラン、 3−(N−P−トリル−N−メチル)アミノ−6−メチ
ル−7−キシリジノフルオラン、 3−ジアリルアミノ−6−メチル−7−シリシノフルオ
ラン、 3−(N−エトキシエチル−N−エチル)アミノ−6−
メチル−7−キシシノフルオラン、 3−ジエチルアミノ−6−クロル−7−キシリジノフル
オラン、 3−ジー0−ブチルアミノ−6−クロル−7−キシリジ
ノフルオラン、 3−(ジーシクロへキシル−N−メチル)アミノ−6−
クロル−7=キシリジノフルオラン、 3−(N−P−)ジル−N−メチル)アミノ−6−クロ
ル−7−キシリジノフルオラン、 3−ジエチルアミノ−6−メチル−7−2′−クロロア
ニリノフルオラン、 3−(N−シクロへキシル−N−メチル)アミノ−6−
メチル−7−21−クロロアニリノフルオラン、3−(
N−P−トリル−N−メチル)デミノー6−メチル−7
−2’、4’−ジクロロアニリノフルオラン、3−ジエ
チルアミノ−6−メチル−7−2’ 、 4’−ジクロ
ロアニリノフルオラン 等が挙げられる。
本発明に用いる電子受容性化合物は、感熱紙に一般に使
用されている顕色剤の中から選択できる。
これの具体例としては、ターシャリ−ブチルフェノール
、ノニルフェノール、ドデシルフェノール、スチレネー
ティソドフェノール、2.2′−メチレン−ヒス(4−
メチル−6−ターシャリ−ブチルフェノール)、α−ナ
フトール、β−ナフトール、ハイドロキノンモノメチル
エーテル、グアヤコール、オイゲノール、P−クロルフ
ェノール、P−ブロモフェノール、0−クロルフェノー
ル、0−ブロモフェノール、叶フェニルフェノール、P
−フェニルフェノール、P−(P−クロロフェニル)フ
ェノール、0−(0−クロロフェニル)フェノール、P
−オキシ安息香酸メチル、P−オキシ安息香酸エチル、
P−オキシ安息香酸プロピル、P−オキシ安息香酸ブチ
ル、P−オキシ安息香酸オクチル、P−オキシ安息香酸
ドデシル、3−イソプロピルカテコール、P−ターシャ
リ−ブチルカテコール、 4.4’−メチレンジフェニ
ル、ビスフェノールA、 1.2−ジオキシナフタレン
、2.3−ジオキシナフタレン、クロルカテコール、ブ
ロモカテコール、2.4−ジヒドロキシヘンシフエノン
、フェノールフタレイン、0−クレゾールフタレイン、
プロトカテキュ酸メチル、プロトカテキュ酸エチル、プ
ロトカテキュ酸プロピル、プロトカテキュ酸オクチル、
プロトカテキュ酸ドデシル、2,4.6− トリオキシ
メチルヘンセン、2,4.6−ドリオキシエチルベンゼ
ン、没食子酸メチル、没食子酸エチル、没食子酸プロピ
ル、没食子酸ブチル、没食子酸ヘキシル、没食子酸オク
チル、没食子酸ドデシル、没食子酸キシル、没食子酸ス
テアリル、 2,3.5−トリオキシナフタレン、タン
ニン酸、フェノール樹脂などがあげられる。
また、変色温度調節化合物としては高沸点のアルコール
類、エステル類、ケトン類、及びエーテル類が挙げられ
る。アルコール類としては、1価アルコールから多価ア
ルコール及びその誘導体がある。これらの化合物を例示
すれば次のとおりである。
オクチルアルコール、ノニルアルコール、ドデシルアル
コール、ラウリルアルコール、ミリスチルアルコール、
セチルアルコール、ステアリルアルコール、トコシルア
ルコール、メリシルアルコール、オレイルアルコール、
シクロヘキサノール、シクロペンタノール、ヘンシルア
ルコール、シンナミルアルコール、エチレングリコール
、ジエチレングリコール、トリエチレングリコール、ポ
リエチレングリコール、プロピレングリコール、ブチレ
ングリコール、ヘキシレングリコール、シクロヘキサン
−1,4−ジオール、トリメチロールプロパン、1,2
.6−ヘキサンドリオール、ペンタエリスリット、ンル
ビット、マンニットなど。
エステル類としての化合物を例示すれば次のとおりであ
る。
酢酸アミル、酢酸オクチル、プロピオン酸ブチル、プロ
ピオン酸オクチル、プロピオン酸フェニル、カプロン酸
エチル、カプロン酸アミル、カプリン酸エチル、カプリ
ン酸アミル、カプリン酸オクチル、ミリスチン酸メチル
、ミリスチン酸エチル、ミリスチン酸ブチル、ステアリ
ン酸メチル、ステアリン酸エチル、ステアリン酸ブチル
、安息香酸エチル、安息香酸ブチル、安息香酸アミル、
安息香酸フェニル、アセト酢酸エチル、オレイン酸メチ
ル、オレイン酸ブチル、アクリル酸ブチル、シュウ酸ジ
エチル、マロン酸ジエチル、マロン酸ジブチル、酒石酸
ジブチル、セパチン酸ジメチル、フタル酸ジメチル、フ
タル酸ジブチル、フタル酸ジオクチル、フタル酸ジオチ
ル、マレイン酸ジエチル、マレイン酸ジブチル、クエン
酸トリエチル、12−ヒドロキシステアリン酸トリグリ
セライド、ヒマシ油、ジオキシステアリン酸メチルエス
テル、クエン酸トリブチル等。
ケトン類としての化合物を例示すれば次のとおりである
。  ・ ジエチルケトン、エチルブチルケトン、メチルへキシル
ケトン、メシチルオキシド、シクロヘキサノン、アヤト
フェノン、プロピオフェノン、ベンゾフェノン、2,4
−ベンタンジオン、アセトニルアセトン、ジアセトンア
ルコール、ケトンワックスなど。
エーテル類としての化合物を例示すれば次のとおりでで
ある。
ブチルエーテル、ヘキシルエーテル、ジイソプロピルヘ
ンシルエーテル、ジフェニルエーテル、ジオキサン、エ
チレングリコールジブチルエーテル、ジエチレングリコ
ールジブチルエーテル、エチレングリコールジエチルエ
ーテル、ジエチレンクリコールジフェニルエーテルなど
各成分の混合比は、使用する材料の物性によって適切な
比率を選択する必要があるが、実際にはかなり広範囲で
選択することができ、電子供与性呈色性有機化合物/電
子受容性化合物/変色温度調節化合物の混合比(重量)
は271〜IQ/100の範囲が適当である。
しかし、前記の3成分系では、殆どが加熱消色型の熱可
逆性変色材料であり、加熱発色型の熱可逆性変色材料は
得られにくい。だが、電子供与性化合物を一般式(1)
で表わされる化合物に限定することにより、望ましくは
、更に第4成分として低揮発性溶剤を添加することによ
り、熱応答性及び発色濃度が高い加熱発色型の熱可逆性
変色材料が得られる。
低揮発性溶剤としては、アルキルナフタレン系化合物が
好ましく、その具体例としては、ブチルナフタレン、ヘ
キシルナフタレン、ジメチルナフタレンジエチルナフタ
レン、ジプロピルナフタレン、ジイソプロピルナフタレ
ン、メチルプロピルナフタレン、エチルプロピルナフタ
レン、メチルブチルナフタレン、ジメチルプロピルナフ
チレン等が挙げられる。
低揮発性溶剤の混合比は、前記3成分総重量の30〜8
0%添加するのが好ましい。これより少なすぎると熱応
答性及び発色濃度が向上せず、また、これより多すぎる
と発色・消去の可逆性が悪くなり、特に消色時に十分光
に戻らなくなる。
次に、前記構成の熱可逆性変色材料をin 5ilu重
合法により、メラミン−ホルマリン壁又は尿素−ホルマ
リン壁で内包させてマイクロカプセルを製造した場合に
は、色調変化が少ない黒発色する熱可逆性変色マイクロ
カプセルが得られる。
熱可逆性変色材料をカプセル壁に内包することは、内容
物の保護による機能低下防止及び取り扱い性の点で有利
なことである。
〔実施例〕
ここでの部、%はともに重量基準である。
実施例1 ヒスフェノールA            1部ミリス
チルアルコール         25部よりなる加熱
消色性可逆材料を約100℃にて均一に溶解する。次に
、p)14.52に調整したスチレン−無水マレイン酸
共重合体の3%水溶液50部を80℃に加温した中に、
上記加熱消色性可逆材料溶解物25部を滴下し、ホモミ
キサーを用いて1〜8μmの微小滴になるように乳化分
散する。得られた乳化分散液を撹拌しながらメラミン−
ホルマリンプレポリマー(三相ケミカル社製、二カラン
ク14X−54) 11.0部を加え70℃で3時間反
応させて個数平均粒子径約3.6μ「のマイクロカプセ
ル分散液を得た。得られたマイクロカプセル分散液を坪
量81.4g/mの上質紙に乾燥時の付着量が約15g
#r?となるように塗布を行なった。塗布したシートは
濃い黒色を呈し、このシートを面状発熱体で加熱すると
35℃で完全に消色した。また、室温で放置すると濃い
黒色に戻った。このテストを数千回程度繰り返しても全
く劣化は見られなかった。
実施例2 P−ヒドロキシ安、臼香酸メチル       2部ミ
リスチルアルコール         25部よりなる
加熱消色性可逆材料を約100℃にて均一に溶解する。
次に、pH4,52に調整したスチレン−無水マレイン
酸共重合体の3%水溶液50部を80℃に加温した中に
、上記加熱消色性可逆材料溶解物25部を滴下し、ホモ
ミキサーを用いて1〜8μmの微小滴になるように乳化
分散する。得られた乳化分散液を撹拌しながら尿素−ホ
ルマリンプレポリマー(三井東圧化学社製、ニーラミン
P−1500) 11.0部を加え70℃で3時間反応
させて個数平均粒子径約3.4μmのマイクロカプセル
分散液を得た。得られたマイクロカプセル分散液を坪量
81.4g/mの上質紙に乾燥時の付着量が約15g/
mとなるように塗布を行なった。塗布したシートは濃い
黒色を呈し、このシートを面状発熱体で加熱すると35
℃で完全に消色した。また、室温で放置すると濃い黒色
に戻った。このテストを数千回程度繰り返しても全く劣
化は見られなかった。
実施例3 没食子酸ステアリル          5部ミリスチ
ルアルコール         15部ジイソプロピル
ナフタレン       10部(県別化学社製KMC
−113) よりなる加熱発色性可逆材料を約100℃にて均一に溶
解する。次に、pH4,52に調整したスチレン−無水
マレイン酸共重合体の3%水溶液50部を80℃に加温
した中に、上記加熱発色性可逆材料溶解物25部を滴下
し、ホモミキサーを用いて!−8μωの微小滴になるよ
うに乳化分散する。得られた乳化分散液を撹拌しながら
メラミン−ホルマリンプレポリマー(昭和高分子社製、
ミルヘン5M−700) 11.0部を加え70℃で3
時間反応させて個数平均粒子径約3,7μ岳のマイクロ
カプセル分散液を得た。得られたマイクロカプセル分散
液を坪量81.4g/rn’の上質紙に乾燥時の付着量
が約15g/mとなるように塗布を行なった。塗布した
シートは殆ど無色であったが、このシートを面状発熱体
で加熱すると50℃で濃い黒色を呈した。また、室温で
放置すると元の無色の状態に戻った。このテストを数千
回程度繰り返しても全く劣化は見られなかった。
比較例1 ′ 3−ジエチルアミノ−6−メチル−7−アニリノフ
ルオラン              1部ビスフェノ
ールA              1部ミリスチルア
ルコール         25部よりなる加熱消色性
可逆材料を約100℃にて均一に溶解する。次に、pH
4,52に調整したスチレン−無水マレイン酸共重合体
の3%水溶液50部を80℃に加温した中に、上記加熱
消色性可逆材料溶解物25部を滴下し、ホモミキサーを
用いて1〜8μコの微小滴になるように乳化分散する。
得られた乳化分散液を撹拌しながらメラミン−ホルマリ
ンプレポリマー(三相ケミカル社製、二カラツクMX−
54) 11.0部を加え、70℃で3時間反応させて
個数平均粒子径約3.7μmのマイクロカプセル分散液
を得た。得られたマイクロカプセル分散液を坪量81.
4g/=の上質紙に乾燥時の付着量が約15g#+7と
なるように塗布を行なった。塗布したシートは小豆色を
呈していた。マイクロカプセル化時に、黒色かつ小豆色
に変化してしまった。
比較例2 3−ジエチルアミノ−7−0−クロロフルオラン 1部
没食子酸ステアリル          5部ミリスチ
ルアルコール         15部ジイソプロピル
ナフタレン       10部(県別化学社製、KM
C−113) よりな加熱消色性可逆材料を約100℃にて均一に溶解
する。次に、pH4,52に調整したスチレン−無水マ
レイン酸共重合体の3%水溶液50部を80℃に加温し
た中に、上記加熱消色性可逆材料溶解物25部を滴下し
、ホモミキサーを用いて1〜8μmの微小滴になるよう
に乳化分散する。得られた乳化分散液を撹拌しながらメ
ラミン−ホルマリンプレポリマー(昭和高分子社製、ミ
ルベンSM−TOO) 11.0部を加え70℃で3時
間反応させて個数平均粒子径約3.5μlのマイクロカ
プセル分散液を得た。得られたマイクロカプセル分散液
を坪量111.48/n(の上質紙に乾燥時の付着量が
約15g/rrrとなるように塗布を行なった。塗布し
たシートは殆ど無色であったが、このシートを面状発熱
体で加熱すると50℃で灰色を呈した。比較例1と同様
マイクロカプセル化時に、黒色から灰色に変化してしま
った。
特許出願人 株式会社 リ  コ −

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)少なくとも電子供与性呈色性有機化合物、電子受
    容性化合物及び変色温度調節化合物の三成分を含む熱可
    逆性変色材料をメラミン−ホルマリン壁又は尿素−ホル
    マリン壁で内包させたマイクロカプセルにおいて、前記
    電子供与性呈色性有機化合物が下記一般式( I )で表
    わされるものであることを特徴とする熱可逆性変色マイ
    クロカプセル。 ▲数式、化学式、表等があります▼・・・( I ) (式中、R^1は炭素数1〜4の低級アルキル基、シク
    ロアルキル基、アリール基、アリル基又はアルコキシア
    ルキル基、R^2は炭素数1〜4の低級アルキル基、ア
    リル基又はアルコキシアルキル基を示し、R^1とR^
    2とで複素環を形成してもよい。X^1及びX^2はメ
    チル基又はハロゲンを示し、X^3は水素原子、メチル
    基又はハロゲンを示す。)
  2. (2)少なくとも下記一般式( I )で表わされる電子
    供与性呈色性有機化合物、電子受容性化合物及び変色温
    度調節化合物の三成分を含む熱可逆性変化材料をin 
    situ重合法によりメラミン−ホルマリン壁又は尿素
    −ホルマリン壁中に内包させることを特徴とする熱可逆
    性変色マイクロカプセリの製造方法。 ▲数式、化学式、表等があります▼・・・( I ) (式中、R^1は炭素数1〜4の低級アルキル基、シク
    ロアルキル基、アリール基、アリル基、アルコキシアル
    キル基、R^2は炭素数1〜4の低級アルキル基、アリ
    ル基、アルコキシアルキル基を示し、R^1とR^2で
    複素環を形成してもよい。X^1X^2はメチル基又は
    ハロゲンを示し、X^3は水素原子、メチル基、ハロゲ
    ンを示す。)
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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WO2020203603A1 (ja) * 2019-03-29 2020-10-08 パイロットインキ株式会社 可逆熱変色性組成物、それを内包してなる可逆熱変色性マイクロカプセル顔料、及びそれを用いた筆記具

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CN113646052A (zh) * 2019-03-29 2021-11-12 百乐墨水株式会社 可逆热变色性组合物、内包有该可逆热变色性组合物的可逆热变色性微胶囊颜料及使用了该可逆热变色性微胶囊颜料的书写工具
CN113646052B (zh) * 2019-03-29 2024-05-17 百乐墨水株式会社 可逆热变色性组合物、可逆热变色性微胶囊颜料及书写工具

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