JPH04193059A - Dc―dcコンバータ装置 - Google Patents

Dc―dcコンバータ装置

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JPH04193059A
JPH04193059A JP32359290A JP32359290A JPH04193059A JP H04193059 A JPH04193059 A JP H04193059A JP 32359290 A JP32359290 A JP 32359290A JP 32359290 A JP32359290 A JP 32359290A JP H04193059 A JPH04193059 A JP H04193059A
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gate
channel field
effect transistor
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JP32359290A
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English (en)
Inventor
Michifumi Nishida
西田 理史
Hiroshi Okamoto
博 岡本
Soichiro Fujioka
総一郎 藤岡
Yoshitoshi Gotou
芳稔 後藤
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明はモータ等の電源に有効な出力電圧可変型のDC
−DCコンバータ装置に関するものである。
従来の技術 近年、パワートランジスタの発達にともない、トランジ
スタのスイッチング動作を利用した直流電源装置が数多
く用いられるようになった。
従来、トランジスタのスイッチング動作を利用して所望
の直流出力電圧を得る装置として、第11図に示すよう
な装置が知られている。以下、従来の装置について図を
参照しながら説明する。Pチャンネル電界効果型トラン
ジスタ2とNチャンネル電界効果型トランジスタ3は、
交互にオン状態になる。第11図において平滑回路40
入力電圧は、Pチャンネル電界効果型トランジスタ2が
オンの時直流電源装置の出力電圧であり、Nチャンネル
電界効果型トランジスタ3がオンの時0(v)である。
コンパレータ15は直流電源装置1を電源として動作す
る。そのため、Hレベルの時直流電源装置1の出力電圧
、Lレベルの時0(V)のパルスを出力する。コンパレ
ータ15の出力信号はPチャンネル電界効果型トランジ
スタ2のゲートに入力される。コンパレータ15の出力
電圧がHレベルの時、Pチャンネル電界効果型トランジ
スタ2のソース−ゲート間の電位差が0(v)となりオ
フとなる。一方、コンパレータの出力電圧が0(v)の
時、Pチャンネル電界効果型トランジスタのソース−ゲ
ート間は電位差を持ちオンとなる。また、Nチャンネル
電界効果型トランジスタ3のゲートには、同様に直流電
源装置1を電源として動作しているコンパレータ16の
出力信号が入力されている。コンパレータ16の出力電
圧がHレベルの時、Nチャンネル電界効果型トランジス
タ3はオンし、0(v)の時オフとなる。平滑回路4は
入力信号を平滑し、直流電源装置lの出力電圧と0(v
)の入力される期間の比に応じて、負荷5に出力される
電圧を変化させるものである。
発明が解決しようとする課題 このような構成のDC−DCコンバータ装置では、Pチ
ャンネル電界効果型トランジスタ2のスイッチング動作
がソースに対するゲートの電圧で制御されるため、変換
される直流電圧が高くなるとコンパレータ15の出力パ
ルスの電圧も非常に大きなものが必要となる。この結果
、コンパレータ15、つまり、Pチャンネル電界効果型
トランジスタの駆動素子の耐圧が非常に大きいものを用
いなければならない。さらに、Pチャンネル電界効果型
トランジスタのゲート−ソース間電圧の耐圧も大きいも
のが必要である、という課題を有していた。
本発明は、上記課題を解決するもので、高電圧に対する
出力可変型DC−DCコンバータ装置を提供することを
目的としている。
課題を解決するための手段 本発明は、三角波信号を出力する三角波信号発生回路と
、前記三角波信号発生回路の出力する三角波信号と外部
から入力される指令入力信号を比較し指令入力信号電圧
の大小によってデユーティ比が変化するパルスを発生す
る比較器と、前記比較器の出力信号から前記比較器の出
力信号と同じ周期でありほぼ同じデユーティ比を持つ第
1の出力パルスと第1の出力パルスと同位相で第1の出
力パルスの立ち上がりエツジ以後の所定の輻および立ち
下がりエツジ以前の所定の幅のHレベル部分をLレベル
にした第2の出力パルスとを作成するパルス処理回路と
、直流電源装置と、ソースが前記直流電源装置の出力に
接続されソース−ゲート間電圧によって前記直流電源装
置の出力をドレインに出力するPチャンネル電界効果型
トランジスタと、ソースがグランドに接続されゲートに
前記パルス処理回路の第2の出力パルスが入力されドレ
インが前記Pチャンネル電界効果型トランジスタのドレ
インに接続されたNチャンネル電界効果型トランジスタ
と、前記Pチャンネル電界効果型トランジスタのドレイ
ン信号を平滑し負荷に出力するための平滑回路と、前記
パルス処理回路の第1の出力パルスの振幅を維持したま
まパルスの上限の電圧を前記Pチャンネル電界効果型ト
ランジスタのソース電位にシフトさせるため前記パルス
処理回路の第1の出力パルスを出力する端子と前記Pチ
ャンネル電界効果型トランジスタのゲートとを結ぶコン
デンサと、前記Pチャンネル電界効果型トランジスタの
ゲートとソースを結ぶ抵抗と、前HIE Pチャンネル
電界効果型トランジスタのゲートがアノードに接続され
ソースがカソードに接続されたダイオードと、前記Pチ
ャンネル電界効果型トランジスタのゲートとソースを短
絡するためのスイッチ手段と、前記直流電源装置の電源
投入時に一定期間前記スイッチ手段を閉じるための起動
スイッチ制御回路とを少なくとも備えるものである。
作用 本発明は上記した構成により、Pチャンネル電界効果型
トランジスタの駆動素子としての必要な耐圧減らすこと
ができる。また、Pチャンネル電界効果型トランジスタ
として必要なゲート−ソース間の耐圧を減らすことがで
きる。
実施例 υ下、本発明の一実施例のDC−DCコンバータ装置に
ついて図面を参照しながら説明する。第1図は本発明の
一実施例のDC−DCコンバータ装置の構成図を示すも
のである。第1図において、従来のDC−DCコンバー
タ装置の説明に用いた第11図の構成要素と同じものは
同じ番号をつけである。直流電源装置1は変換される直
流電圧を供給する。Pチャンネル電界効果型トランジス
タ2がオンする時、直流電源装置1の出力電圧を平滑回
路4に出力し、Nチャンネル電界効果型トランジスタ3
がオンする時、平滑回路の入力に0(v)を出力する。
平滑回路4は入力電圧を平滑し負荷5に出力する。一方
、比較器8は、外部から入力される指令入力信号6と三
角波信号発生回路7の出力する三角波信号を比較し結果
に応じたパルスを発生する。パルス処理回路9は比較器
8の出力するパルス信号をトランジスタ2,3を駆動す
るためのパルス信号に処理する。パルス処理回路9の第
2の出力パルスはNチャンネル電界効果型トランジスタ
のゲートに出力される。コンデンサ10.抵抗11.ダ
イオード12は、Pチャンネル電界効果型トランジスタ
駆動用にパルス処理回路9が出力する第1の出力パルス
をレベルシフトするための回路を構成する。スイッチ1
3はPチャンネル電界効果型トランジスタのソース−ゲ
ート間を短絡するスイッチであり、起動スイッチ副部回
路14は直流電源装置1の電源投入後の一定期間の間ス
イッチ13をオンするための制卸回路である。
以上のように構成されたDC−DCコンバータ装置につ
いて以下動作を説明する。本発明のDC−DCコンバー
タ装置は、チョッパ方式で直流電源装置1の出力電圧を
降圧し別の直流電圧に変換する。つまり、直流電源装置
1がら出力される直流電圧VINをトランジスタのスイ
ッチング動作を利用することにより、振幅VINのパル
スに変換し、それを平滑回路で再度直流電圧に変換する
この構成における電圧の変換のしくみについて説明する
。ここでは、以下Pチャンネル電界効果型トランジスタ
をP−FET、Nチャンネル電界効果型トランジスタを
N−FETと記す。これらのトランジスタ2,3は、通
常、P−FET2がオンの時N−FET3はオフになり
、平滑回路4に直流電源装置1の出力電圧VINを供給
する。また、P−FET2がオフの時N−FET3はオ
ンになり、平滑回路4の入力を0(v)にする。第2図
はDC−DC変換の原理を示す信号タイミング図である
。横軸は時間の経過を示している。まず、第2図(a)
はP−FET2がオンの期間とオフの期間の比が1:3
の場合を示している。P−FET2がオンでN−FET
3がオフの時、平滑回路4の入力は直流電源装置lの出
力電圧VINとなり、P−FET2がオフでN−FET
3がオンの時、平滑回路の入力は0(v)となる。この
場合、負荷5に供給される平滑回路4の出力電圧はVI
N/4となる。同様に第2図(b) 、 (c)は、そ
れぞれP−FET2のオンの期間とオフの期間の比が1
=1および3:1の場合を示しており、この場合、平滑
回路4の出力電圧はそれぞれVIN/2,3VIN/4
(!:なる。このように両トランジスタ2,3のオンオ
フの期間の比を変えることにより負荷5への供給電圧を
変化させることができる。P−FET2がオンしている
時間をTP  ON、P−FET2がオフしている時間
をTP  OFFとすると負荷5への供給電圧VOUT
は(1)式のように与えられる。
次に、外部から入力される指令入力信号6と三角波信号
発生回路7と比較器8について説明する。この部分は、
負荷5に出力される電圧を設定する指令入力信号6の電
圧の大小から、前に述べた2つのトランジスタ2.3の
スイッチングのタイミングを与えるクロックパルスに変
換する部分である。第3図にこの比較器の構成例を示す
。コンパレータ81は一般に市販されているコンパレー
タICなどである。コンパレータ81の電源は一般の5
(v)などを用いることができる。コンパレータ81の
正転の入力端子82に入力指令信号6、反転入力端子8
3に三角波発生装置7の出力である三角波信号を入力す
る。第4図にこの比較器の入力信号(指令人力信号波形
84と三角波信号発生信号の出力信号85)、出力信号
波形を示す。横軸tは時間の経過を示している。このコ
ンパレータ81は、三角波信号発生装置7の出力する三
角波信号と指令入力信号6とを比較し、指令入力電圧が
三角波信号の電圧より大きいときHレベルを出力し、指
令入力信号の電圧が三角波信号の電圧より小さいとき0
(v)を出力する。第4図で指令入力信号6を大きくす
ると、図の矢印の方向にコンパレータ81の出力信号の
パルス幅が広くなる。0−VTの電圧を持つ三角波信号
とすると、指令入力信号6を0−VTの電圧で変化させ
ることにより、コンパレータ81の出力パルスのデユー
ティは0〜100%まで変化する。このように指令入力
信号6の電圧から、2つのトランジスタ2,3のスイッ
チングのタイミングを与えるクロックパルスに変換する
ことができる。本発明の入力指令信号では、0(v)以
上VT未溝の電圧を使用する。
次にパルス処理回路9について説明する。直流電源装置
1の出力電圧をP−FET2とN−FET3と平滑回路
4を用いて降圧する原理を前に示した。
しかし、前の説明ではP−FET2.N−FET3を理
想的なスイッチとして働いているとしたが、実際にはそ
れぞれのトランジスタ2,3はソース−ゲート間電圧を
矩形波で与えても、瞬時にオンからオフへ、オフからオ
ンへ変化できない。この状態を第5図(a)に示す。横
軸は時間の経過を示しており、状態の変化する部分を拡
大して示しである。(イ)、(ロ)はP−FET2.N
−FET3のスイッチングの指令であり、P−FET2
がオンの指令の時N−FET3がオフの指令、P−FE
T2がオフの指令の時N−FET3がオンの指令が与え
られている。このような指令をトランジスタ2.3に与
えた場合でも、入力容量などの影響で(ハ)、(ニ)に
示すように両トランジスタ2,3のスイッチングが急に
は変化しない。(ホ)に示すようなスイッチングの状態
が変化するときにP−FET2とN−FET3が同時に
オンするような期間ができ、トランジスタの活性領域で
非常に大きな電流が流れることになり、トランジスタを
破損する場合も起こり得る。そこで、パルス処理回路9
によってこれらの対策を行う。スイッチングの指令とし
てP−FET2がオンの状態からN−FET3がオンの
状態に変化する時、またN−FET3がオンの状態から
P−FET2がオンの状態に変化する時に両トランジス
タ2,3が同時にオンすることがないようにスイッチン
グの指令を与えている。第5図(b)にこれを示す。た
だし、横軸は時間の経過を示している。第5図(b)の
(へ)、(ト)に示すように、期間A、B、Cに両トラ
ンジスタをオフにするような指令を出す期間を設ける。
このような指令を両トランジスタ2,3に与えることに
より、P−FET2.N−FET3スイッチング動作は
(チ)、(す)になり、同時オン期間をなくすことがで
きる。
パルス処理回路9は例えば第6図に示す回路で実現でき
る。このパルス処理回路9は、P−FET2のスイッチ
ングの指令パルスとしてパルス処理回路9の第1の出力
パルス、N−FET3のスイッチングの指令パルスとし
てパルス処理回路9の第2の出力パルスを出力し、パル
スとスイッチングの指令は表1に示す関係となっている
表  1 遅延器17の遅延量は、両トランジスタ2.3の立ち上
がり時間、立ち下がり時間を考慮することによって決め
られる。パルス処理回路9の各部の信号波形を第7図に
示す。横軸は時間の経過を示している。図の(a)はパ
ルス処理回路9の入力信号である比較器8の出力信号、
(b)は遅延器17の出力信号、(C)はORゲート回
路18の出力信号(第1の出力パルス) 、(d)はA
NDゲート回路19の出力信号(第2の出力パルス)、
(e)、げ)はそれぞれP−FETとN−FETの動作
を示している。
このようなパルス処理回路9の11)1の出力パルス(
C)は比較器の出力信号(ajと同じ周期はぼ同じデユ
ーティを持っている。また、遅延器17の遅延時間をT
dとすると、パルス処理回路9の第2の出力パルスは、
第1の出力パルスと同位相で、第1の出力パルスの立ち
上がりエツジ以後のTdおよび立ち下がりエツジ以前の
TdのHレベル部分をLレベルにしたパルスとなってい
る。
この第2の出力パルスはN−FET3のゲートに出力さ
れ、N−FET3のスイッチングを制御する。一方、第
1の出力パルスはP−FET2のスイッチングを制御す
るパルスである。しかし、P−FET2のソースが直流
電源装置1に接続されているため、変換される直流電圧
が高くなってくると、パルス処理回路の第1の出力パル
スとして非常に大きな振幅のパルスが必要となる。また
、ゲート−ソース間の耐圧の大きなPチャンネル電界効
果型トランジスタを用いる必要もある。
これらの理由から、直接P−FET2のゲートに出力す
ることは困難である。そこで、第1の出力のHレベル電
圧をP−FET2のソースの電位までシフトすることが
可能であれば、パルス処理回路の第1の出力パルスの振
幅はP−FET2をオンするためのソースーゲーht圧
の振幅だけあればよいことになる。つまり、パルス処理
回路9の出力パルスは、Lレベルが0(v)で、Hレベ
ルがP−FET2とN−FET3を飽和オン状態にする
ためのゲート−ソース間の電圧であるパルスを出力すれ
ば良い。ORゲート回路18.ANDゲート回路19に
与える電源はこのことを考慮して決めることができる。
このように、実際のP−FET2の駆動素子の耐圧を抑
えることができ、P−FET2に必要なゲート−ソース
間の耐圧も抑えることができる。
これを実現する回路が第1図におけるコンデンサ10と
ダイオード11と抵抗12で構成される回路(以後レベ
ルシフト回路と呼ぶ)である。第1図示されるコンデン
サ10七ダイオード11と抵抗12で構成されるレベル
シフト回路は、直流電源装置1の電源投入時の動作と定
常状態の動作に分けることができる。ただし、ここでは
直流電源装置1の電源投入と同時に他の回路の電源も投
入されるとする。まず、定常状態での動作を第8図に示
す。横軸は時間の経過を示している。第8図(b)はパ
ルス処理回路9の第1の出力パルス波形を示している。
ここではパルスの振幅をVPIとする。また(C)はP
−FET2のゲート電圧を示している。定常状態では期
間Aでは、コンデンサ、10にVIN−VPIの電位差
にあたる電荷が蓄えられており、ゲート電圧はVINに
なっている。期間Bになり、パルス処理回路9の第1の
出力パルスが0(v)になるとコンデンサ10は急には
充電されないため、ゲート電位は同じようにVPI減少
する。このような状態では、逆バイアスされているため
、ダイオード11を流れる電流は無視できる。コンデン
サ10は、その後直流電源装置1がら抵抗を介して充電
され、抵抗12の抵抗値をR,コンデンサ10の容量を
Cとすると、ゲート電圧は時定数R−Cで最終値VIN
に上昇していく。これに伴い、P−FET2のソース−
ゲート間電圧はl&少していく。そして期間Cになると
再びパルス処理回路の第1の出力パルスがHレベルにな
る。するとゲート電位はVPIだけ再び上昇する。ソー
ス電位に対しゲート電位が高くなり、ダイオード11は
順バイアスとなる。そのため、コンデンサ10の電荷が
ダイオード11を介して急速に放電される。それにとも
ないP−FET2のゲート電圧は、ダイオード11の順
方向の抵抗値をRdとすると時定数Rd−Cで最終値V
IHに急速に減少する。その後期間り、E、・・・・・
・になるとパルス処理回路9の第1の出力パルスが交互
に0(v)、Hレベル、・・・・・・と変化し前に述べ
た期間B、Cと同様の動作を繰り返すことになる。実際
の設計時には、時定数R−C7!l<P−FET2のス
イッチングの周期より十分大きくなるようにコンデンサ
10゜抵抗12の値を選ぶ。このような回路を構成する
ことにより、パルス処理回路の第1の出力パルスのHレ
ベルをP−FET2のソース電位VINになるようにシ
フトすることができる。
定常的な動作では、本発明のレベルシフト回路を用いて
P−FET2のスイッチングができることを示した。次
に直流電源装置1の電源投入後の動作、つまり、直流電
源装置1の電源投入直後の動作について第9図に示す。
横軸は時間の経過を示している。(b)はパルス処理回
路の第1の出力パルス波形、(C)はP−FET2のゲ
ート電圧を示している。起動直後、コンデンサには電荷
が蓄えられておらず、パルス処理回路9の第1の出力パ
ルスが0(v)であればP−FET2のゲート電圧は0
(v)である。この場合P−FET2のソース電圧に対
してゲート電圧は低くなっているためダイオード11は
逆バイアスになりダイオード11を流れる電流は無視で
きる。この時点からコンデンサ10は直流電源装置1か
ら抵抗12を介し時定数R−Cで最終値VINに充電さ
れていく。同様にゲート電圧も時定数R−Cで最終値V
INに上昇していく。期間Bになるとパルス処理回路9
の第1の出力パルスがHレベルになるためP−FET2
のゲート電圧もVPI上昇する。しかし、定常状態の動
作と違い、ダイオード11は逆バイアスの状態のままで
ある。そこで抵抗12を介してコンデンサ10が充電さ
れることにより、P−FET2のゲート電圧は時定数R
−Cで最終値VINに充電されてい(。期間Cになると
パルス処理回路9の第1の出力パルスが再び0(v)に
なるためにP−FET2のゲート電圧はVPI下降し、
そこから時定数R−Cで最終値VINに上昇していく。
その後も同様の動作でコンデンサ10が徐々に充電され
ていく。またP−FET2のゲート電圧はvPlの電圧
分上下しながら時定数R−Cで最終値VINに上昇して
い(。
期間りになり、パルス処理回路の第1の出力がHレベル
になった時、ゲート電圧がソース電圧VPIより高くな
る。このとき初めてダイオード11は順バイアスされ、
定常時の動作の期間Bと同様の動作で時定数Rd−Cで
最終値VINに急速に下降し、VINになる。その後は
、前述の定常状態の動作を行うことになる。
以上は、直流電源装置1の電源投入時、パルス処理回路
9の第1の出力が0(v)である場合を示したが、電源
投入と同時にHレベルになった場合もP−FET2のゲ
ート電圧の初期状態かVPIであり、期間Bの動作から
始まるというだけで上記の場合とほぼ同じ動作が行われ
る。
以上の動作を考えると直流電源装置1の電源投入後P−
FET2のゲート−ソース間は電位差を持ち、一定期間
の間はパルス処理回路9の第1の出力パルスの状態にか
かわらず常にP−FET2がオン状態になってしまう。
そこでこのような状態の時にパルス処理回路9の第2の
出力パルスがHレベル電圧を出力すると、P−FET2
.N−FET3共にオン状態になり、直流電源装置1の
出力は、グランドに対してほぼ短絡状態となり、P−F
ET2.N−FET3が破壊されることが起こりうる。
本発明では、直流電源装置1の電源投入時これらの現象
が起こらないようにP−FET2のゲート−ソース間に
スイッチ13を設け、電源投入時から定常状態の動作に
なるまでの間、起動スイッ子制御回路14によりスイッ
チ13をオンし、P−FET2がオンすることがないよ
うにする。また、コンデンサ10の充電も直流電源装置
1からスイッチ13を介して充電されるため定常状態へ
の推移もスムーズに行われる。このスイッチにより電源
投入時にN−FET3がスイッチングをしていてもP’
−FET2とN−FET3と同時にオンすることはない
実際には、このスイッチ13.起動スイッチ制御回路1
4はリレーを用いて容易に実現できる。
その構成図を第10図に示す。20はリレーであり、コ
イルに与えられる電圧がある値を越えるまでスイッチを
オンする。直流電源装置1の電源投入後、抵抗21を介
してコンデンサ22が充電される。そのため、コンデン
サ22の端子間電圧は徐々に上昇する。コンデンサ22
の端子間電圧はリレー20のコイルに供給される。その
結果、直流電源装置1の電源投入後のある時間後にスイ
ッチがオフするようにすることができる。このようにし
て電源投入後の一定期間ソースーゲート間を短絡し、P
−FET2をオフ状態にしておくことができる。
以上に述へた構成;こより、人力指令信号6に応じて出
力直流電圧を変化させる出力電圧可変型のD(、−DC
コンバータ装置が構成できる3なお、ここではスイッチ
13としてリレへを用いたが、トランジスタなどを用い
ても簡単に構成できる。
また、ここでは直流電源装置1の電源投入と同時に他の
回路の電源も供給されるとしたが、別々に電源が入れら
れても同じような構成で実現できる。
発明の効果 以下の実施例から明らかなように、本発明によれば、P
チャンネル電界効果型トランジスタのゲート信号として
、パルス処理回路の第1の出力信号を抵抗、ダイオード
、コンデンサで構成される回路でレベルシフトして用い
るため、Pチャンネル電界効果型トランジスタの駆動素
子の耐圧を小さくすることができ、また、Pチャンネル
電界効果型トランジスタのゲート−ソース間に必要な耐
圧を小さくすることができるので高電圧の出力電圧可変
型のDC−DCコンノ、(−夕装置を提供できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例のDC−DCコンバータ装置
の構成図、第2図は本発明のDC−DC変換の原理を示
す信号タイミング図、第3図は本発明の実施例の比較器
の構成図、第4図は本発明の実施例の比較器の入出力信
号波形図、第5図はトランジスタのスイッチング動作を
示す信号タイミング図、第6図は本発明の実施例の比較
器の構成図、第7図は本発明の実施例の比較器の信号タ
イミング図、第8図は本発明の実施例のレベルシフト回
路の定常時の信号タイミング図、第9図は本発明の実施
例のレベルシフト回路の起動時の信号タイミング図、第
10図は本発明の実施例の起動時対策回路の構成図、第
11図は従来のDC−DCコンバータ装置の構成図であ
る。 1・・・・・・直流電源装置、2・・・・・・Pチャン
ネル電界効果型トランジスタ、3・・・・・・Nチャン
ネル電界効果型トランジスタ、4・・・・・・平滑回路
、6・・・・・・指令入力信号、7・・・・・−三角波
信号発生回路、8・・・・・・比較器、9・・・・・・
パルス処理回路、10・・・・・・コンデンサ、11・
・・・・・ダイオード、12・・・・・・抵抗、13・
・・・・・スイッチ、14・・・・・・起動スイッチ制
御回路。 代理人の氏名 弁理士小鍜治明 ほか2名第2■ V、〜−−−−−−−−−−−−−−−−−一−−−−
(b) Vl〜−一一−−−−−−−−−−−−−−−一−−卓
滑回路幼→ vIN/2□ θ−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−第2図 (C) Vtpt −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
−0−−−−−−−一−−−−−−−−−−−第3因 X 14 図 $5rA (L2)イ 丁・ (b)・、 A、B     C。 第6図 拓7図 第 8 図 第9因

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 三角波信号を出力する三角波信号発生回路と、前記三角
    波信号発生回路の出力する三角波信号と外部から入力さ
    れる指令入力信号を比較し指令入力信号電圧の大小によ
    ってデューティ比が変化するパルスを発生する比較器と
    、前記比較器の出力信号から前記比較器の出力信号と同
    じ周期でありほぼ同じデューティ比を持つ第1の出力パ
    ルスと第1の出力パルスと同位相で第1の出力パルスの
    立ち上がりエッジ以後の所定の幅および立ち下がりエッ
    ジ以前の所定の幅のHレベル部分をLレベルにした第2
    の出力パルスとを作成するパルス処理回路と、直流電源
    装置と、ソースが前記直流電源装置の出力に接続されソ
    ース−ゲート間電圧によって前記直流電源装置の出力を
    ドレインに出力するPチャンネル電界効果型トランジス
    タと、ソースがグランドに接続されゲートに前記パルス
    処理回路の第2の出力パルスが入力されドレインが前記
    Pチャンネル電界効果型トランジスタのドレインに接続
    されたNチャンネル電界効果型トランジスタと、前記P
    チャンネル電界効果型トランジスタのドレイン信号を平
    滑し負荷に出力するための平滑回路と、前記パルス処理
    回路の第1の出力パルスの振幅を維持したままパルスの
    上限の電圧を前記Pチャンネル電界効果型トランジスタ
    のソース電位にシフトさせるため前記パルス処理回路の
    第1の出力パルスを出力する端子と前記Pチャンネル電
    界効果型トランジスタのゲートとを結ぶコンデンサと、
    前記Pチャンネル電界効果型トランジスタのゲートとソ
    ースを結ぶ抵抗と、前記Pチャンネル電界効果型トラン
    ジスタのゲートがアノードに接続されソースがカソード
    に接続されたダイオードと、前記Pチャンネル電界効果
    型トランジスタのゲートとソースを短絡するためのスイ
    ッチ手段と、前記直流電源装置の電源投入時に一定期間
    前記スイッチ手段を閉じるための起動スイッチ制御回路
    とを少なくとも備えることを特徴とするDC−DCコン
    バータ装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2005538626A (ja) * 2002-09-11 2005-12-15 ディーエムビー テクノロジー カンパニー リミテッド 二重電源を使用するディジタルオーディオ増幅器におけるポップノイズ除去回路及びポップノイズ除去方法
CN111277127A (zh) * 2020-03-13 2020-06-12 Tcl华星光电技术有限公司 薄膜晶体管驱动电路

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