JPH0419229Y2 - - Google Patents

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JPH0419229Y2
JPH0419229Y2 JP1984096115U JP9611584U JPH0419229Y2 JP H0419229 Y2 JPH0419229 Y2 JP H0419229Y2 JP 1984096115 U JP1984096115 U JP 1984096115U JP 9611584 U JP9611584 U JP 9611584U JP H0419229 Y2 JPH0419229 Y2 JP H0419229Y2
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JP1984096115U
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JPS6113020U (ja
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Classifications

    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16CSHAFTS; FLEXIBLE SHAFTS; ELEMENTS OR CRANKSHAFT MECHANISMS; ROTARY BODIES OTHER THAN GEARING ELEMENTS; BEARINGS
    • F16C11/00Pivots; Pivotal connections
    • F16C11/04Pivotal connections
    • F16C11/045Pivotal connections with at least a pair of arms pivoting relatively to at least one other arm, all arms being mounted on one pin

Landscapes

  • Pivots And Pivotal Connections (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、各種の機器、装置において用いられ
る種々の可動側部材を合成樹脂材からなる固定側
部材に対し簡単かつ適切に枢支し得る簡易型の軸
受構造の改良に関する。
〔従来の技術〕
たとえば公衆電話機や自動販売機等に用いられ
る硬貨選別装置等において、その基板に対しフラ
ツパを開閉自在に支持する軸受構造として従来一
般には、基板上に折曲げ形成したブラケツトなど
に穿けた孔部にフラツパを貫通したシヤフトを挿
通させ、かつこのシヤフトを止めて輪等で固定す
る構造が採用されていた。
〔考案が解決しようとする課題〕
しかしながら、上述したような従来構造によれ
ば、その軸支状態は確実となるものの、その部品
点数が多く、しかもブラケツトやシヤフト等とい
つた構成部品の加工性などの面で問題を生じるば
かりでなく、組立て作業も面倒なものであり、そ
の結果として必然的にコスト高を招くもので、さ
らにその着脱作業も簡単には行なえない等といつ
た欠点もあり、これらの問題点を一掃しうる何ら
かの対策を講じることが望まれている。
〔課題を解決するための手段〕
このような問題点を解決するために本考案に係
る軸受構造は、合成樹脂材にて形成されている固
定側部材上で可動側部材における支軸の両端部分
を軸支するための一対の軸受部を、固定側部材の
表面に突出形成され表面側に開口した軸受溝と裏
面側に開口した軸受溝とを支軸の軸線方向にずら
した両軸受溝で形成した軸孔によつて構成すると
ともに、これら軸受部の外方端側で前記支軸の外
方端をそれぞれ係止する係止部を設けてなり、か
つこれら係止部のうち一方が、前記固定側部材上
に一体に形成され前記軸受部の軸孔部分を外方端
側において閉塞する位置に臨む部分を有し、この
部分を軸線方向に対して直行方向に弾性変形可能
な可撓性の略L字状のストツパ片にて構成したも
のである。
〔作用〕
本考案によれば、固定側部材上の設けられた一
対の軸受部に対し、一方の軸受部の外方端側でス
トツパ片を弾性変形させてその軸孔部分を開放し
た状態で、可動側部材の支軸を挿通させ、その外
方端をこのストツパ片で係止することで、他方の
軸受部側のの係止部との間で軸線方向の動きを係
止した状態で、軸支させ得るものである。
〔実施例〕
以下、本考案を図面に示した実施例を用いて詳
細に説明する。
第1図および第2図は本考案に係る軸受構造を
適用した硬貨選別装置の一実施例を示すものであ
り、これらの図において、本実施例ではたとえば
公衆電話機に採用されかつ10円硬貨と100円硬貨
との二種類の硬貨を用いる硬貨選別装置について
説明する。
まず、この硬貨選別装置の概略構成を簡単に説
明すると、図中1は公衆電話機等の筐体(図示せ
ず)に固定される基板、2はこの基板1に対しそ
の上端が支軸としてのシヤフト3を介して回動可
能に枢支されかつコ字状スプリング4にて常時は
基板1側に付勢されて上述した基板面と所定間隔
をおいて対向してその間に各硬貨の硬貨軌道5,
5を形成するフラツパで、また前記基板1の上端
部には、硬貨の径方向に並設された硬貨投入口6
a,6bを形成する硬貨投入口部材6がねじ等に
て取付け固定されている。そして、この実施例で
は、上述した硬貨軌道5,5の一部が硬貨の厚み
方向に交差して設けられその部分を画成するガイ
ド部材5aがシヤフト5bを介して開閉可能に支
持されている。
なお、図中7,7は上述した硬貨軌道5,5の
途中に設けられ各硬貨の硬貨選別を行なう硬貨選
別軌道部、8,8は選別された各正規硬貨を一時
蓄積する硬貨蓄積軌道部、9は上述した硬貨選別
軌道部7,7にて選別された疑似硬貨や蓄積軌道
部8,8から返却される返却硬貨を図示せぬ返却
口に導く返却軌道部である。また、図中7a,7
aは各選別軌道部7,7においてそれぞれの硬貨
の外径、厚さ選別を行なうためのコインゲージ、
7b,7bは同じく硬貨選別として軽量選別用レ
バーであり、これら各部の作動状態やその他各部
の構成などは従来から周知の構成と略同様であ
り、その詳細な説明は省略する。
さて、本考案によれば、上述した構成装置にお
いて、基板1を合成樹脂材にて形成するととも
に、この基板1に対しフラツパ2を回動可能に支
持する軸受部10を、第3図a,b,c,dに示
すように、基板1の表面に、基板1の表面側に開
口した軸受溝12と裏面側に開口した軸受溝11
とを突出形成し、これら両端受溝11および12
をシヤフト3の軸線方向にずらして、これら両軸
受溝11および12で形成した軸孔によつて構成
したところに特徴を有している。
これを詳述すると、上述した軸受部10は、基
板1上で所定の間隔をおいて設けられ、これら一
対の軸受部10にて前記フラツパ2のシヤフト3
両端部を挿通させて支持し得る構成とされてい
る。また、これら一対の軸受部10,10のう
ち、図中左側では、その外側の軸受溝12の軸線
方向の端部が係止部13として切残して段状に形
成され、さらに他方の軸受部10の外側には、前
記基板1面から略L字状に立設されてその先端が
前記軸受溝11,12によつて形成される軸孔部
分を外方端側から閉塞し得るように臨む可撓性の
ストツパ片14がこの基板1上に一体に形成され
ている。そして、このストツパ片14の先端部
は、前記軸線方向に対して直交する方向(第3図
において矢印方向)に弾性変形可能であり、シヤ
フト3を、このストツパ片14側から両軸受部1
0,10に対し挿入する場合には、この弾性変形
を利用することで軸孔部分を開放した状態で行な
うとよいものである。勿論、このシヤフト3を挿
通させた後に、ストツパ片14の弾性変形を解除
し、軸孔部分を閉塞するようにすることで、シヤ
フト3を、抜け出し等を生じることなく、軸受部
10,10間に軸支させることが可能となる。
したがつて、このような構成によれば、上述し
た軸受部10は基板1と合成樹脂材にて一体に成
形され、その成形加工も簡単で、しかも余分な部
品を用いることなく、シヤフト3を挿通して支持
し得る軸受部を形成できるものである。また、こ
のような構成では、前記シヤフト3を前記各軸受
部10の軸孔部分に挿通させ、その両端を一方の
軸受部10側に形成した係止部13と、他方の軸
受部10の外側に弾性変形可能な状態で基板1上
に一体に形成されたストツパ片14とによつて係
止することで、シヤフト3を基板1側に組付けて
軸支することが可能であり、フラツパ2の支軸と
してシヤフト3の組付けをきわめて簡単かつ適切
に行えるものである。ここで、このようにして軸
支されるシヤフト3に対しのフラツパ2の取付け
は、その上端に形成したフツク部2aをこのシヤ
フト3に係止させてスプリング4にて挟持するこ
とにより簡単に行なえるもので、その組立てがき
わめて容易に行なえることも明らかであとう。
なお、本考案は上述した実施例に限定されず、
各部の形状、構造を、適宜変形、変更し得ること
は容易に理解されよう。たとえば上述した実施例
では、本考案による軸受構造を、硬貨選別装置に
適用した場合について説明したが、本考案はこれ
に限定されず、各種の機器、装置において可動側
部材の支軸を軸支するための固定側部材の軸受部
に適用できるものであり、要は合成樹脂材からな
る固定側部材に対しその表、裏面から型抜きによ
り軸受溝を形成し、この軸受溝を支軸の軸線方向
にずらすことによつて形成した軸孔を利用するこ
とで、一対の軸受部を形成するとともに、一方の
軸受部の外方端側には係止部を一体に形成し、か
つ他方の軸受部の外方端側でその軸孔部分を開閉
可能なストツパ片を基板上に一体に形成するとよ
いものである。
〔考案の効果〕
以上説明したように本考案に係る軸受構造によ
れば、合成樹脂材にて形成されている固定側部材
の一対の軸受部を、前記固定側部材の表面に突出
形成され表面側に開口した軸受溝と裏面側に開口
した軸受溝とを前記支軸の軸線方向にずらした両
軸受溝で形成した軸孔によつて構成するととも
に、これら軸受部の外方端側で前記支軸手段の外
方端を係止する係止部を設けたものであるから、
軸受部の簡素化が図られ、かつ部品点数を削減で
き、これによりコストの低減化を達成できる。ま
た、これら係止部のうち一方を、軸受部の軸孔部
分の外方端側において閉塞する位置に臨むように
して固定側部材上に一体に形成し、軸線方向に対
して直行方向に弾性変形可能な可撓性の略L字状
のストツパ片にて構成するようにしたので、支軸
の着脱作業も簡単かつ迅速に行なえ、しかも装着
後は支軸の軸方向のずれが生ることがなく、また
軸受部間に軸支される支軸は、単純なストレート
軸を用いることができて面倒な軸加工を必要とし
ないため、加工性や組立性にすぐれている。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係る軸受構造を適用した硬貨
選別装置の一実施例を示す要部分解斜視図、第2
図はその組立状態を示す正面図、第3図a,b,
c,dは本考案を特徴づける軸受構造を示す要部
正面図、平面図、およびその両側面図である。 1……基板、2……フラツパ、3……シヤフト
(支軸手段)、4……スプリング、5……硬貨軌
道、10……軸受部、11,12……軸受溝、1
3……係止部、14……ストツパ片。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 合成樹脂材にて形成されている固定側部材1上
    で可動側部材2における支軸3の両端部分を軸支
    するための一対の軸受部10を、前記固定側部材
    1の表面に突出形成され表面側に開口した軸受溝
    12と裏面側に開口した軸受溝11とを前記支軸
    3の軸線方向にずらした両軸受溝11,12で形
    成した軸孔によつて構成するとともに、これら軸
    受部10の外方端側で前記支軸3の外方端をそれ
    ぞれ係止する係止部13および14を設けてな
    り、かつこれら係止部のうち一方14が、前記固
    定側部材1上に一体に形成され前記軸受部10の
    軸孔部分を外方端側において閉塞する位置に臨む
    部分を有し、この部分を軸線方向に対して直行方
    向に弾性変形可能な可撓性の略L字状のストツパ
    片にて構成したことを特徴とする軸受構造。
JP9611584U 1984-06-28 1984-06-28 軸受構造 Granted JPS6113020U (ja)

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JP9611584U JPS6113020U (ja) 1984-06-28 1984-06-28 軸受構造

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JP9611584U JPS6113020U (ja) 1984-06-28 1984-06-28 軸受構造

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JPS6113020U JPS6113020U (ja) 1986-01-25
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Citations (2)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5114466U (ja) * 1974-07-17 1976-02-02
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JPS6113020U (ja) 1986-01-25

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