JPH04192294A

JPH04192294A - 誘導灯

Info

Publication number: JPH04192294A
Application number: JP32171690A
Authority: JP
Inventors: Ikuo Katsumata; 勝又　育夫; Homare Takai; 誉高井
Original assignee: Tokyo Electric Co Ltd
Current assignee: Toshiba TEC Corp
Priority date: 1990-11-26
Filing date: 1990-11-26
Publication date: 1992-07-10

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】〔発明の目的〕（産業上の利用分野）本発明は、平常時には商用交流電源などの交流電源を点
灯装置の入力電源として使用する交流点灯装置で点灯し
、非常時には充電電池などの電化電源を点灯装置の入力
電源として使用する直流点灯装置で点灯する複数のラン
プを装着した誘導灯に関する。

（従来の技術）この種の劇場、ホール、体育館などに設置される誘導灯
は平常時には商用交流を電源として点灯され、非常時に
は内蔵した蓄電池を電源として点灯される。そして、第
５図に示すように、・２つの直管形の蛍光ランプ１．２
を備え、これら蛍光ランプ１，２は商用交流電源３に接
続された交流点灯装置４の安定器５，６に接続され、平
常時には商用交流電源で２つの蛍光ランプ１．２を点灯
させるようにしている。また、商用交流電源３には直流
点灯装置７が接続されている。この直流点灯装置７は、
直流−交流変換回路８に充電回路９を介して発振回路１
０が接続され、充電回路９には、蓄電池１１が接続され
ている。さらに、発振回路ｌＯには、一方の蛍光ランプ
１が接続されている。また、平常時には商用交流電源３
から直流−交流変換回路８と充電回路９とを介して蓄電
池１１に充電され、停電などの非常時には図示しないリ
レーなどの切換え装置の作動により、この蓄電池ＩＩを
電源として発振回路１（］の発振で、１つの蛍光ランプ
１を点灯させるようにしている。なお、交流点灯装置４
は端子台１２および点滅スイッチ１３を介して接続され
、また各蛍光ランプ１．２には点灯管１４゜１５が接続
され、また、交流点灯装置３と直流点灯装置７とは点検
スイッチ１６によって切換え開閉されるようになってい
る。

（発明が解決しようとする課題）しかしながら、上記従来の誘導灯では、交流点灯装置４
の作動時、一方の蛍光ランプ１が寿命末期等で片側放電
状態では、他方の蛍光ランプのみが正常点灯し、全体的
な照度は低下しているものの寿命末期特有の蛍光ランプ
のちらつきが、表示パネルに印刷形成された表示あるい
は輝度の均一化のための拡散処理によって制御され蛍光
ランプの寿命末期を判別しにくい。

また、蛍光ランプ１．２のうち、いずれか−方の蛍光ラ
ンプ１．２が消灯した態様では、視認性の低下を招く問
題を有している。

本発明は上記問題点に鑑みなされたもので、平常時、非
常時ともに輝度を均一にし視認性の向上をするとともに
、ランプの寿命末期を容易に判断することができる誘導
灯を提供することを目的とする。

〔発明の構成〕

（課題を解決するための手段）本発明は、平常時に交流点灯装置にて点灯され、非常時
に前記交流点灯装置から直流点灯装置に切換えられ、こ
の直流点灯装置にて点灯される複数のランプを備えた誘
導灯において、前記直流点灯装置および交流点灯装置に
接続された複数のランプを直列逐次起動式の点灯回路と
したものである。

２つのランプを備えた誘導灯において、前ｇ己うンプを
直列逐次起動式としたものである。

（作用）本発明は、平常時には交流点灯装置にて点灯し、非常時
には、交流点灯装置から直流点灯装置に切換えられ、直
流点灯装置にて点灯する。そして、２つのランプは直列
逐次起動式で点灯され、非常時の場合も通常時の場合も
、２つのランプにて点灯されるので、輝度を均一にして
視認性の向上を図るとともに、直列逐次起動式とするこ
とにより、２つのランプが正常でないといずれのランプ
も点灯しないので、ランプの寿命末期等による異常を容
易に検知できる。

（実施例）以下、本発明の誘導灯の一実施例を図面を参照して説明
する。

第２図おいて、２１は誘導灯器具本体で、この誘導灯器
具本体２１の左右両端部の内面上下には、それぞれ相対
して対をなして設けられた図示しないランプソケットに
直管形の蛍光ランプ２２．２３の両端口金部がそれぞれ
上下位置して着脱自在に装着されるようになっている。

また、前記誘導灯器具本体２１の前後面または前面の開
口部２４には、透光性の表示パネル２５が着脱自在に取
付けられ、この画表示パネル２５は前記ランプ２２．２
３に対向して略平行に配設されるようになっている。

そして、前記２つの直管形の蛍光ランプ２２゜２３を前
記表示パネル２５の高さ方向に対して略３等分した位置
に配設されている。

また、前記表示パネル２５は、たとえばアクリル樹脂に
ハロゲン化物などの難燃材を添加した難燃性アクリル樹
脂板にて乳白色に形成され、このパネル２５の外面には
文字、図形などの表示２６が印刷形成されている。

さらに、この表示パネル２５は第３図に示すように、前
記直管形蛍光ランプ２２．２３に対向する内側板面には
多数のドツト状からなる光拡散処理を施しである。この
光拡散処理は例えば、透光性イーンクにてドツトパター
ン２７を印刷、または、塗布で形成されている。このド
ツトパターン２７は前記直管形の蛍光ランプ２２．２３
に対する位置に応じて密度を粗密の程度を変化させ、こ
のドツトの密度は前Ｓ２各直管形蛍光ランプ２２．２３
の中心部が密となり、この蛍光ランプ２２．２３の周辺
部が蛍光ランプ２２．　２３から遠ざかるに従って順次
粗となっている。すなわち、直管形蛍光ランプ２２．２
３の管軸方向と直交方向に離反するに従って段階的に順
次ドットの密度が粗く形成されている。また、ドツトの
形状は円形に限らず、三角形、四角形、六角形など適宜
の形状とすることができる。

さらに、器具本体２１の下面中央部には床面を照射する
透光性カバーを有する窓孔２８が形成されている。

次に、第１図を参照して点灯回路について説明する。

商用交流電源３１の一端側は分岐されて壁スィッチなど
の点滅スイッチ３２が接続され、商用交流電源３１の多
端側とともに、前記誘導灯器具本体２１に設けた端子台
３３に接続されている。この端子台３３を介して、それ
ぞれ前記誘導灯器具本体２１に設けられた交流点灯装置
３４の安定器３５．３６が接続され、この安定器３５．
３６と他極との間には後述する直流点灯装置３７との切
換えを行なう点検用の点検スイッチ３８を介して、前記
直管形の蛍光ランプ２２゜２３のフィラメントとがそれ
ぞれ接続されている。

また、これらランプ２２．２３にはそれぞれグローラン
プなどの点灯管３９．４０が接続されている。

さらに、前記端子台３３から商用交流電源３１の両端が
、直流点灯装置３７に接続されている。この直流点灯装
置３７は、交流−直流変換回路４１に充電回路４２が接
続され、この充電回路４２には発振回路４３が接続され
ている。また、前記充電回路３９には蓄電池４４が接続
されている。さらに、発振回路４３は、ランプ２２．２
３および点灯管３９．４０に接続されている。

次に、上記実施例の作用を説明する。

表示パネル２５に対して平行状に配設された２つの蛍光
ランプ２２．２３は、平常時には商用交流電源３０にて
交流点灯装置３２が動作し、直列逐次起動式で順次始動
され、点灯する。また、この間、交流−直流変換回路４
１および充電回路４２を介して蓄電池４４に充電される
。そして、点灯時、または、停電など商用交流電源３１
の遮断時には、交流点灯装置３４から直流点灯装置３７
にリレー装置などにより切換え動作され、蓄電池４４を
電源として２つのランプ２２．２３が直列逐次起動式で
点灯され、平常時および非常時ともに２つのランプ２２
．２３が点灯される。

反対に、異常時の直流点灯装置３７から正常時の交流点
灯装置３４に切換わるときは、直流点灯装置３７の発振
回路４３が高周波交流を供給しているため各蛍光ランプ
２２．２３内のエネルギーが非常に大きくなっているの
で、点灯管３９．４０のキック電圧を利用することなく
、そのまま放電に移行する。

したがって、点灯管３９．４０を使用して、各蛍光ラン
プ間に放電を開始させるための大電圧を印加することが
なくなるので、切換時間の短縮を図ることができるとと
もに蛍光ランプ２２．２３および点灯管３９．４０の消
耗を減少させることができる。

また、これら２つの蛍光ランプ２２．２３は表示パネル
２５の高さ方向に対して略３等分した位置に配設されて
いるため、表示パネル２５高さ方向に対して等間隔に配
置され、蛍光ランプ２２．２３の中心から周辺部まで輝
度むらが生じることがなく、表示パネル２５にランプイ
メージが生じることがなく、表示パネル２５の前面の輝
度が略均−となり、表示の視認性が向上される。

また、表示パネル２５の蛍光ランプ２２．２３に対向す
る内面に付着した透光性インクドツトによるドツトパタ
ーン２７のドツトの密度は、各蛍光ランプ２２．２３の
中心部を密とし、蛍光ランプ２２．２３の管軸方向と直
交方向に離反するに従い、段階的にドツトパターン２７
のドツトの密度を粗く形成し、各ランプ２２．２３の周
辺部を粗としたため、表示パネル２５の輝度の大きい部
分は光の透過率が抑制される。また、表示パネル２５を
蛍光ランプ２２．２３に接近させても、蛍光ランプ２２
．２３のイメージが現れることなく、各蛍光ランプ２２
．２３の中心から周辺部側まで輝度むらが生じることが
なく、平常時および非常時ともに２つのランプの中心部
と周辺部との輝度が略均−となる。

上記実施例の構成とすることにより、規格では表示パネ
ル２５の有効表示面の最小輝度／平均輝度は１７７以上
であるが、１７２以上となる。

また、器具本体２１の下面の窓孔２８から照射する照度
は、下側の蛍光ランプ２３が窓孔２８に接近されるため
、規格では誘導灯器具本体２１の光中心を通る垂直下方
２．５ｍの点より表示面に直角な方向の直線上０．５ｍ
の位置の水平照度がＩＪｘ以上であるが、従来の器具に
比して２倍以上となり、床面照度が向上される。

なお、前言己実施例では、ドツトパターン２７をパネル
２５の内側板面に直接印刷などにて形成したが、透明フ
ィルムにドツトを印刷してフィルムを表示パネル２５に
貼着してもよい。

また、器具本体２１の両面に表示パネル２５を設けた器
具では、ランプ２２．２３と両面の表示パネル２５との
間隔は同一寸法とする。

また、第４図は他の実施例で、第１図に示す構成に、交
流点灯装置３４の安定器５１を１つにし、また、リレー
５２およびリレースイッチ５２ａ　、　　５２ｂ　。

５２ｃ　、　５２ｄ、　５２ｃ　、　５２１を図示のよ
うに接続し、グローなどの点灯管を取除いたものである
。

〔発明の効果〕

本発明によれば、非常時に避難誘導のために点灯する誘
導灯の点灯方式を直列逐次起動式の点灯回路としたこと
により、複数のランプがともに正常でないと、いずれの
ランプも点灯しないようにし、また、正常時の交流点灯
装置および異常時の直列点灯装置のいずれの場合も、複
数のランプが点灯するので、輝度が均一化し視認性の向
上を図ることができるとともにランプの寿命末期を容易
に判断てきるとともに、防災管理上の管理面を充実させ
ることができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例を示す誘導灯の回路図、第２
図は同上一部を切り欠いた斜視図、第３図は同上表示パ
ネルの一部の斜視図、第４図は他の実施例を示す回路図
、第５図は従来の誘導灯の回路図である。２２、２３・・蛍光ランプ、３４・・交流点灯装置、３
７・・直流点灯装置。

Claims

【特許請求の範囲】

（１）平常時に交流点灯装置にて点灯され、非常時に前
記交流点灯装置から直流点灯装置に切換えられ、この直
流点灯装置にて点灯される複数のランプを備えた誘導灯
において、前記直流点灯装置および交流点灯装置に接続
された複数のランプを直列逐次起動式の点灯回路としたことを特徴とする誘導灯。