JPH0419202A - 空気入りラジアルタイヤ - Google Patents
空気入りラジアルタイヤInfo
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- JPH0419202A JPH0419202A JP2121224A JP12122490A JPH0419202A JP H0419202 A JPH0419202 A JP H0419202A JP 2121224 A JP2121224 A JP 2121224A JP 12122490 A JP12122490 A JP 12122490A JP H0419202 A JPH0419202 A JP H0419202A
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- Japan
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- grooves
- groove
- tread
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- 230000007423 decrease Effects 0.000 description 5
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Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60C—VEHICLE TYRES; TYRE INFLATION; TYRE CHANGING; CONNECTING VALVES TO INFLATABLE ELASTIC BODIES IN GENERAL; DEVICES OR ARRANGEMENTS RELATED TO TYRES
- B60C11/00—Tyre tread bands; Tread patterns; Anti-skid inserts
- B60C11/03—Tread patterns
- B60C2011/0337—Tread patterns characterised by particular design features of the pattern
- B60C2011/0386—Continuous ribs
- B60C2011/0388—Continuous ribs provided at the equatorial plane
Landscapes
- Tires In General (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
近年、高速道路網の完備や乗用車の技術革新により、時
速が200〜300kmの超高速での安定走行が可能に
なり、それに伴いこの超高速での走行に対しても十分な
性能を有する、即ち高速走行での耐久性、旋回性能及び
排水性等に優れるタイヤの開発に対する要請がある。
速が200〜300kmの超高速での安定走行が可能に
なり、それに伴いこの超高速での走行に対しても十分な
性能を有する、即ち高速走行での耐久性、旋回性能及び
排水性等に優れるタイヤの開発に対する要請がある。
この発明は、乗用車用空気入りラジアルタイヤ、なかで
も超高速走行にも適したへん平ラジアルタイヤに関する
。
も超高速走行にも適したへん平ラジアルタイヤに関する
。
(従来の技術)
この種のタイヤのトレッドは、タイヤの円周に沿う比較
的幅広の複数の周溝とこれら周溝間をつなく多数の横溝
とによって区画されたブロックタイプの陵部になるを通
例とする。
的幅広の複数の周溝とこれら周溝間をつなく多数の横溝
とによって区画されたブロックタイプの陵部になるを通
例とする。
(発明が解決しようとする課題)
さて高速又は超高速走行でタイヤに要求される性能は様
々であるが、中でも排水性は安全な走行を実現する上で
特に重要な要素になることから、タイヤの許容速度を上
昇するためには排水性の向上が不可欠である。
々であるが、中でも排水性は安全な走行を実現する上で
特に重要な要素になることから、タイヤの許容速度を上
昇するためには排水性の向上が不可欠である。
しかしながら従来のトレンドパターンではタイヤの高速
化に耐え得る排水性をそなえているとは言いがたく、さ
らなる排水性の向上が要求されている。
化に耐え得る排水性をそなえているとは言いがたく、さ
らなる排水性の向上が要求されている。
そこでこの発明は、高速走行での旋回性能や耐久性等を
犠牲にすることなしに、優れた排水性を有するトレッド
パターンを提供しようとするものである。
犠牲にすることなしに、優れた排水性を有するトレッド
パターンを提供しようとするものである。
(課題を解決するための手段)
発明者らは上記したトレッドパターンにおける排水性の
改善について種々検討したところ、周溝から延びる横溝
を介した排水の促進が効果的であることを見出し、この
発明を完成するに到った。
改善について種々検討したところ、周溝から延びる横溝
を介した排水の促進が効果的であることを見出し、この
発明を完成するに到った。
すなわちこの発明は、トレッドの中央周線に沿って延び
る少なくとも1本の周溝からトレッド端又は中央周線へ
向かって延びる多数の横溝をトレッドの周面で実質上等
間隔に配置した空気入りラジアルタイヤであって、 周溝へ向かう横溝の開口部を、トレッド端側の横溝及び
中央周線側の横溝の交互配置とし、周溝幅は、トレッド
端側の横溝開口部から中央周線側の横溝開口部へ向けて
漸増してなる空気入りラジアルタイヤである。
る少なくとも1本の周溝からトレッド端又は中央周線へ
向かって延びる多数の横溝をトレッドの周面で実質上等
間隔に配置した空気入りラジアルタイヤであって、 周溝へ向かう横溝の開口部を、トレッド端側の横溝及び
中央周線側の横溝の交互配置とし、周溝幅は、トレッド
端側の横溝開口部から中央周線側の横溝開口部へ向けて
漸増してなる空気入りラジアルタイヤである。
さて第1図にこの発明に従う空気入りラジアルタイヤの
トレッドの要部について示し、この実施例においてトレ
ッドを、トレッドの中央周線Oを挟んで対をなして延び
る、実質上圧いに平行の2対の周溝1a、 lb及び2
a、2bと、中央周線○上に配した周溝より幅の狭い補
助周溝3と、さらに周溝la、2a間又はIb、 2b
間をつなぎ実質的にトレンド周線上で等間隔に配した横
溝4a、4b及び周溝2a又は2bからトレッド端Eへ
延びる横溝5a、5b と、によって、両側各2列トレ
ッド全面で都合4列の縦列ブロック群6a、6b及び7
a、7bを区画し、またトレッド中央には周溝1a、
lbとに挟まれかつ補助周溝3で2分割した2列のリブ
8a、8bを区画してなる。このリブ8a、8bは、横
溝4a、4bの延長線上で切り込まれたラグ溝9a、9
bをそなえる。
トレッドの要部について示し、この実施例においてトレ
ッドを、トレッドの中央周線Oを挟んで対をなして延び
る、実質上圧いに平行の2対の周溝1a、 lb及び2
a、2bと、中央周線○上に配した周溝より幅の狭い補
助周溝3と、さらに周溝la、2a間又はIb、 2b
間をつなぎ実質的にトレンド周線上で等間隔に配した横
溝4a、4b及び周溝2a又は2bからトレッド端Eへ
延びる横溝5a、5b と、によって、両側各2列トレ
ッド全面で都合4列の縦列ブロック群6a、6b及び7
a、7bを区画し、またトレッド中央には周溝1a、
lbとに挟まれかつ補助周溝3で2分割した2列のリブ
8a、8bを区画してなる。このリブ8a、8bは、横
溝4a、4bの延長線上で切り込まれたラグ溝9a、9
bをそなえる。
図示例は、横溝4a、4b及び5a、5bが各周溝と鋭
角をなして、実質的にトレッドの中央周線Oに収れんす
る向きに延びてその先端はラグ溝9a、9bとなってリ
ブ4に至る、方向性パターンになり、図において矢印り
がタイヤの進行方向を、及び矢印Sが車両装着時の車両
の外側をそれぞれ示す。
角をなして、実質的にトレッドの中央周線Oに収れんす
る向きに延びてその先端はラグ溝9a、9bとなってリ
ブ4に至る、方向性パターンになり、図において矢印り
がタイヤの進行方向を、及び矢印Sが車両装着時の車両
の外側をそれぞれ示す。
さて、この発明において横溝4a、4bと5a、5bと
を配置するに当たり位相差を設け、すなわち周溝2a
、 2bにおける横溝48又は4bの開口部Aと58又
は5bの開口部Bとを交互に配置し、周溝28又は2b
にてトレッド端E側の横溝開口部に中央周線○側の横溝
開口部が対面することのない配置とする。
を配置するに当たり位相差を設け、すなわち周溝2a
、 2bにおける横溝48又は4bの開口部Aと58又
は5bの開口部Bとを交互に配置し、周溝28又は2b
にてトレッド端E側の横溝開口部に中央周線○側の横溝
開口部が対面することのない配置とする。
次に周溝は、広幅の周溝1a、lb及び狭幅の補助周溝
3は中央周線Oと平行に直線状にそれぞれ一定幅で延長
しているが、周溝2a、2bは溝幅の増減を繰り返しな
がら中央周線0と平行に延びることを特徴とする。すな
わち周溝2a、2bは、トレッド端E側の側壁をその横
断面が円弧状を呈するような曲面で構成することで、中
央周線O側の横溝の開口部Aからトレッド端E側の横溝
の開口部Bへ向けて溝幅を漸増してなり、特に開口部A
での溝幅をWA及び開口部Bでの溝幅をWBとしたとき
に、比Wll/WAが1.1以上、とりわけ1.15〜
1.5となるように溝幅を漸増することが好ましい。
3は中央周線Oと平行に直線状にそれぞれ一定幅で延長
しているが、周溝2a、2bは溝幅の増減を繰り返しな
がら中央周線0と平行に延びることを特徴とする。すな
わち周溝2a、2bは、トレッド端E側の側壁をその横
断面が円弧状を呈するような曲面で構成することで、中
央周線O側の横溝の開口部Aからトレッド端E側の横溝
の開口部Bへ向けて溝幅を漸増してなり、特に開口部A
での溝幅をWA及び開口部Bでの溝幅をWBとしたとき
に、比Wll/WAが1.1以上、とりわけ1.15〜
1.5となるように溝幅を漸増することが好ましい。
ここに溝幅の漸増とは、図示の如く順次に幅が増加する
ものの他、段階的に溝幅が増加するものも含めることと
し、要は溝幅WAとWBとの間に差があることが肝要で
ある。なお図示例では周溝28及び2bで溝幅を増減し
たが、少なくとも車両装着時の車両の外側に位置する周
溝で溝幅を増減することで所期の効果を期待できる。な
ぜなら走行中の特に旋回時は、トレッドにおける車両装
着時の車両の外側に位置する区域に入力が集中し、この
区域の性能がタイヤ性能を大きく左右するためである。
ものの他、段階的に溝幅が増加するものも含めることと
し、要は溝幅WAとWBとの間に差があることが肝要で
ある。なお図示例では周溝28及び2bで溝幅を増減し
たが、少なくとも車両装着時の車両の外側に位置する周
溝で溝幅を増減することで所期の効果を期待できる。な
ぜなら走行中の特に旋回時は、トレッドにおける車両装
着時の車両の外側に位置する区域に入力が集中し、この
区域の性能がタイヤ性能を大きく左右するためである。
また周溝の断面形状は、第2図に示すように、はぼV字
状に形成し、そのときの側壁の傾斜は、トレッドの輪祁
線の法線に立てた垂線と側壁とのなす角度αを2〜20
°の範囲とするとよい。なお周溝2a、2bは溝幅が繰
り返し増減するが、その溝幅の増減に対応させ溝深さが
一定となる傾斜角を、角度α:2〜20’の範囲から選
択すればよい。
状に形成し、そのときの側壁の傾斜は、トレッドの輪祁
線の法線に立てた垂線と側壁とのなす角度αを2〜20
°の範囲とするとよい。なお周溝2a、2bは溝幅が繰
り返し増減するが、その溝幅の増減に対応させ溝深さが
一定となる傾斜角を、角度α:2〜20’の範囲から選
択すればよい。
なおこの発明に従うタイヤの他の構造は、従来タイヤの
慣習に則ったものでよい。
慣習に則ったものでよい。
すなわちカーカスは、ビードコアのまわりをタイヤの内
側から外側へ巻返した少なくとも1枚(多くて3枚)の
ターンナツププライになり、プライはレーヨン、ナイロ
ンおよびポリエステルで代表される繊維コードをタイヤ
の赤道面と実質的に直交する方向(ラジアル方向)に配
列したものを用い、ベルト層は、スチールコード、芳香
族ポリアミド繊維コードなどの非伸長性コードをタイヤ
の赤道面に対して5〜35°の角度で配列したベルトの
少なくとも2層を互いに交差させて配置した主ベルト層
の全幅にわたり、ナイロンコードで代表される熱収縮性
コードをタイヤの赤道面と実質上平行に配した少なくと
も1枚の補助ベルト層を、その形成に当っては主ベルト
層の円周に沿ってコードを複数本並べたリボン状態によ
りらせん巻きしてなるものをそれぞれ用いる。そして二
のヘルド層上に、上記したトレッドを配置する。
側から外側へ巻返した少なくとも1枚(多くて3枚)の
ターンナツププライになり、プライはレーヨン、ナイロ
ンおよびポリエステルで代表される繊維コードをタイヤ
の赤道面と実質的に直交する方向(ラジアル方向)に配
列したものを用い、ベルト層は、スチールコード、芳香
族ポリアミド繊維コードなどの非伸長性コードをタイヤ
の赤道面に対して5〜35°の角度で配列したベルトの
少なくとも2層を互いに交差させて配置した主ベルト層
の全幅にわたり、ナイロンコードで代表される熱収縮性
コードをタイヤの赤道面と実質上平行に配した少なくと
も1枚の補助ベルト層を、その形成に当っては主ベルト
層の円周に沿ってコードを複数本並べたリボン状態によ
りらせん巻きしてなるものをそれぞれ用いる。そして二
のヘルド層上に、上記したトレッドを配置する。
また図示例はトレッドの中央周線に関して線対称をなす
が、トレッドパターンが非対称のタイヤであっても、こ
の発明は有利に適合することは勿論である。
が、トレッドパターンが非対称のタイヤであっても、こ
の発明は有利に適合することは勿論である。
(作 用)
高速走行時のトレッド踏面部を覆う水はトレッドの周線
に沿う方向へも排出されるが、トレッド端側へ、すなわ
ち排水経路の短い側への排出を導くことが効果的である
。
に沿う方向へも排出されるが、トレッド端側へ、すなわ
ち排水経路の短い側への排出を導くことが効果的である
。
そこで周溝2a又は2bへの横溝開口部において、横溝
4a、5a間又は4b、 5b間で位相差を設けかつ、
これら開口部に対応させて溝幅を増減することによって
、トレッド中央周線0側の横溝の開口部Aでの溝幅を狭
くする一方、トレッド端E側の横溝の開口部Bでの溝幅
を広くし、トレッド中央からトレッド端への排水が迅速
に行われ得る溝形状とした。
4a、5a間又は4b、 5b間で位相差を設けかつ、
これら開口部に対応させて溝幅を増減することによって
、トレッド中央周線0側の横溝の開口部Aでの溝幅を狭
くする一方、トレッド端E側の横溝の開口部Bでの溝幅
を広くし、トレッド中央からトレッド端への排水が迅速
に行われ得る溝形状とした。
すなわちトレッド中央側から横溝4a、4bに流れ込ん
だ水は、横溝4a、4bを介して、周溝2a、2bにお
いて最も溝幅の狭い部分、つまり最も流速の速い部分に
導かれるため、横溝4a、4bから周溝2a、2bへの
排水は促進され、次いで周溝2a、2bを流れる水は最
も溝幅の広い、つまり流速の遅い部分に滞留するため、
ここに開口した横溝5a、5bへ向かって水が流れ込み
横溝5a、5bからトレッド端Eへの排水が促進される
。
だ水は、横溝4a、4bを介して、周溝2a、2bにお
いて最も溝幅の狭い部分、つまり最も流速の速い部分に
導かれるため、横溝4a、4bから周溝2a、2bへの
排水は促進され、次いで周溝2a、2bを流れる水は最
も溝幅の広い、つまり流速の遅い部分に滞留するため、
ここに開口した横溝5a、5bへ向かって水が流れ込み
横溝5a、5bからトレッド端Eへの排水が促進される
。
上記の排水経路にて、特に周溝2a、2bにおける開口
部Aから開口部Bへの流れをスムーズに行うために、溝
の側壁を一定の曲率で変化することが、そして溝幅WA
とW、との比W B / W Aが1.1以上となる範
囲で溝幅を漸増することが好ましい。
部Aから開口部Bへの流れをスムーズに行うために、溝
の側壁を一定の曲率で変化することが、そして溝幅WA
とW、との比W B / W Aが1.1以上となる範
囲で溝幅を漸増することが好ましい。
ここに溝幅WAとWBとの比w’s / w Aを1.
1以上とするのは、十分な排水効果を得るのに必要な開
口部A、Bでの流速差を発生させる為である。
1以上とするのは、十分な排水効果を得るのに必要な開
口部A、Bでの流速差を発生させる為である。
さらに曲面構成とする側壁はトレッド端E側とすれば、
周溝2a、 2bを挟むブロック6a、 7aと6b。
周溝2a、 2bを挟むブロック6a、 7aと6b。
7bとに必要以上に鋭角を形成することなく周溝2a2
bの溝幅を漸増させることができ、ブロック剛性低下に
よる乾燥路面上の乾燥安定性低下を防くことができる。
bの溝幅を漸増させることができ、ブロック剛性低下に
よる乾燥路面上の乾燥安定性低下を防くことができる。
また周溝への開口部を横溝4a、5a間又は4b、5b
間で位相差を設けかつ、これら開口部に対応させて溝幅
を増減することで、タイヤ騒音の発生の一因である、周
溝を気柱に見なした共鳴振動を抑制することもできる。
間で位相差を設けかつ、これら開口部に対応させて溝幅
を増減することで、タイヤ騒音の発生の一因である、周
溝を気柱に見なした共鳴振動を抑制することもできる。
すなわち、開口部の位相差及び周溝幅の変化により、接
地面内における周溝2a、 2bの気柱管内の空気の疎
密に乱れを生しさせ、共鳴特性を変化させることにより
気柱共鳴音のピークを発生しにくくする。
地面内における周溝2a、 2bの気柱管内の空気の疎
密に乱れを生しさせ、共鳴特性を変化させることにより
気柱共鳴音のピークを発生しにくくする。
(実施例)
第1図に示したトレンドパターンおよび第2回に示した
溝構造に従い、タイヤサイズ205155 ZR16及
び225150 ZR16の空気入りラジアルタイヤを
試作した。この試作タイヤにおいて、周溝1a、 lb
は幅:8圓および深さ: 8.7 mm、補助周溝3は
幅:4−および深さニア、1mm、横溝4a、4b及び
5a、5bは幅:4.4mmおよび深さニアmmで周溝
と横溝との角度は4a、4bで35°及び5a 、 5
bで74°とした。なお第2図に示した角度αは80°
とした。
溝構造に従い、タイヤサイズ205155 ZR16及
び225150 ZR16の空気入りラジアルタイヤを
試作した。この試作タイヤにおいて、周溝1a、 lb
は幅:8圓および深さ: 8.7 mm、補助周溝3は
幅:4−および深さニア、1mm、横溝4a、4b及び
5a、5bは幅:4.4mmおよび深さニアmmで周溝
と横溝との角度は4a、4bで35°及び5a 、 5
bで74°とした。なお第2図に示した角度αは80°
とした。
また周溝2a、2bは開口部Aの幅:8mm及び開口部
Bの幅:12胴との間で漸増する幅に、そして深さ:8
mmとし、さらに開口部AとBとの位相差は1/2 ピ
ッチとした。
Bの幅:12胴との間で漸増する幅に、そして深さ:8
mmとし、さらに開口部AとBとの位相差は1/2 ピ
ッチとした。
同様に第1図に示すトレンドパターンにおいて周溝2a
、2bをl0WIの一定幅で直線状に延びるものとした
比較タイヤについても、同サイズで試作した。
、2bをl0WIの一定幅で直線状に延びるものとした
比較タイヤについても、同サイズで試作した。
これらの試作タイヤを、それぞれ排水性能試験及び騒音
試験にて評価した結果を下表に示す。
試験にて評価した結果を下表に示す。
なお試験は普通乗用車を用いて、サイズ205155Z
R16のタイヤを前輪に及び同225150 ZR16
のタイヤを後輪にそれぞれ装着し、タイヤ内圧2,55
kgf/cm”でドライバ・−が1名搭乗状態で行い、
その評価は比較タイヤの各試験結果を100としたとき
の指数であられし、指数が小さいほど良好な結果を示す
。
R16のタイヤを前輪に及び同225150 ZR16
のタイヤを後輪にそれぞれ装着し、タイヤ内圧2,55
kgf/cm”でドライバ・−が1名搭乗状態で行い、
その評価は比較タイヤの各試験結果を100としたとき
の指数であられし、指数が小さいほど良好な結果を示す
。
そして排水性能試験は、半径100mのテストコース上
の深さ10mmの水膜中へ車速: 80 km/hでコ
ーナリングして進入したときの横加速度によって評価、 また騒音試験は、直径3mのドラム上にて20〜110
km/hの惰行走行時の騒音圧にて評価した。
の深さ10mmの水膜中へ車速: 80 km/hでコ
ーナリングして進入したときの横加速度によって評価、 また騒音試験は、直径3mのドラム上にて20〜110
km/hの惰行走行時の騒音圧にて評価した。
(発明の効果)
この発明によれば、従来の高速走行用タイヤが具備する
旋回性能や耐久性等を犠牲にすることなしに、排水性能
をさらに向上でき、特にウェット路での高速走行でも安
定した性能を有するタイヤを提供し得る。
旋回性能や耐久性等を犠牲にすることなしに、排水性能
をさらに向上でき、特にウェット路での高速走行でも安
定した性能を有するタイヤを提供し得る。
第1図はこの発明に従うトレンドパターンの展開図、
第2図は周溝の断面図、
である。
la、lb、2a、2b・・・周溝 3・・・補助
周溝4a、4b、5a、5b ・”横溝 6a、6b、?a、7b −縦列ブロック群8a 8b
・・・リブ 9a 9b・・・ラグ溝E・・
・トレッド端 0・・・中央周線A、B・・・
開口部 第1図 山、θb−−−・リプ。
周溝4a、4b、5a、5b ・”横溝 6a、6b、?a、7b −縦列ブロック群8a 8b
・・・リブ 9a 9b・・・ラグ溝E・・
・トレッド端 0・・・中央周線A、B・・・
開口部 第1図 山、θb−−−・リプ。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1、トレッドの中央周線に沿って延びる少なくとも1本
の周溝からトレッド端又は中央周線へ向かって延びる多
数の横溝をトレッドの周面で実質上等間隔に配置した空
気入りラジアルタイヤであって、 周溝に向かう横溝の開口部を、トレッド端 側の横溝及び中央周線側の横溝の交互配置とし、 周溝幅は、トレッド端側の横溝開口部から 中央周線側の横溝開口部へ向けて漸増してなる空気入り
ラジアルタイヤ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2121224A JPH0419202A (ja) | 1990-05-14 | 1990-05-14 | 空気入りラジアルタイヤ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2121224A JPH0419202A (ja) | 1990-05-14 | 1990-05-14 | 空気入りラジアルタイヤ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0419202A true JPH0419202A (ja) | 1992-01-23 |
Family
ID=14805973
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2121224A Pending JPH0419202A (ja) | 1990-05-14 | 1990-05-14 | 空気入りラジアルタイヤ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0419202A (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5373882A (en) * | 1992-03-16 | 1994-12-20 | Bridgestone Corporation | Pneumatic tires |
US5423364A (en) * | 1992-04-08 | 1995-06-13 | Bridgestone Corporation | Pneumatic tires |
US6799616B2 (en) * | 2000-01-17 | 2004-10-05 | Bridgestone Corporation | Pneumatic tire including auxiliary land part having slope |
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1990
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