JPH04191420A - 列型燃料噴射ポンプに使用されるカム - Google Patents
列型燃料噴射ポンプに使用されるカムInfo
- Publication number
- JPH04191420A JPH04191420A JP32158590A JP32158590A JPH04191420A JP H04191420 A JPH04191420 A JP H04191420A JP 32158590 A JP32158590 A JP 32158590A JP 32158590 A JP32158590 A JP 32158590A JP H04191420 A JPH04191420 A JP H04191420A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- cam
- cam surface
- fuel injection
- curvature
- injection pump
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
- 238000002347 injection Methods 0.000 title claims abstract description 49
- 239000007924 injection Substances 0.000 title claims abstract description 49
- 239000000446 fuel Substances 0.000 title claims abstract description 40
- 238000002485 combustion reaction Methods 0.000 abstract description 6
- 230000006866 deterioration Effects 0.000 abstract description 3
- 230000001133 acceleration Effects 0.000 abstract 1
- 238000000034 method Methods 0.000 description 3
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 2
- 239000000779 smoke Substances 0.000 description 2
- 239000003795 chemical substances by application Substances 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 238000005303 weighing Methods 0.000 description 1
Landscapes
- High-Pressure Fuel Injection Pump Control (AREA)
- Fuel-Injection Apparatus (AREA)
- Gears, Cams (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
（産業上の利用分野）
本発明はディーゼル機関用列型燃料噴射ポンプに使用さ
れるカムに関し、特に、そのカムのプロフィールの改良
に関する。
れるカムに関し、特に、そのカムのプロフィールの改良
に関する。
（従来の技術）
排ガスの改善に伴い、タイミング・リタード量が多くな
り、そのためにエンジン燃料の着火遅れも大きくなり、
燃焼全体が悪化するという問題が生じていた。従来この
排ガス改善に伴う燃焼悪化を回復するための一つの手段
として燃料の一噴射サイクルにおける燃料の噴射率（単
位クランク回転角当りの燃料の噴射量）のパターンを種
々変更する試みがなされてきた。その１つは燃料噴射ポ
ンプのプランジャのブリ・ストロークを可変Ｇこする方
法であるが、この方法によると、カムのリフトが増大し
、燃料噴射ポンプ本体が大きくなり、その重量が増大す
るという問題があった。また、カムの接線部とノーズ部
の間に曲率の異なる２つのカム面を設けて燃料噴射率パ
ターンを変える試みもなされていた、しかしこの方法に
よっても燃料噴射率パターンの変更には限界があった。
り、そのためにエンジン燃料の着火遅れも大きくなり、
燃焼全体が悪化するという問題が生じていた。従来この
排ガス改善に伴う燃焼悪化を回復するための一つの手段
として燃料の一噴射サイクルにおける燃料の噴射率（単
位クランク回転角当りの燃料の噴射量）のパターンを種
々変更する試みがなされてきた。その１つは燃料噴射ポ
ンプのプランジャのブリ・ストロークを可変Ｇこする方
法であるが、この方法によると、カムのリフトが増大し
、燃料噴射ポンプ本体が大きくなり、その重量が増大す
るという問題があった。また、カムの接線部とノーズ部
の間に曲率の異なる２つのカム面を設けて燃料噴射率パ
ターンを変える試みもなされていた、しかしこの方法に
よっても燃料噴射率パターンの変更には限界があった。
（発明の概要）
本発明の目的は望ましい燃料噴射率パ□ターンを達成す
る列型燃料噴射ポンプに使用されるカムを提供すること
である。さらに具体的には、本発明の目的は燃焼悪化の
一要因である着火遅れを改善する列型燃料噴射ポンプに
使用されるカムを提供することである。
る列型燃料噴射ポンプに使用されるカムを提供すること
である。さらに具体的には、本発明の目的は燃焼悪化の
一要因である着火遅れを改善する列型燃料噴射ポンプに
使用されるカムを提供することである。
本発明の特徴は、従来の曲率の異なる２つの連続する部
分カム面を有するカムに、新たに燃料の初期の噴射率を
若干高めるために曲率の異なるもう一つのカム面を追加
したことである。すなわち燃料の着火遅れを小さくする
ため、その新たに追加したカム面（初期噴射カム面）を
使って初期の燃料噴射率を従来より若干高めに引き上げ
、その後は第２のカム面（中間噴射カム面）を使って燃
料噴射率の増加割り合いを一旦落して、燃焼温度を下げ
ＮＯｘを減少させ、また次にその後は第３のカム面（終
期噴射カム面）を使ってゆっ（りと再度燃料噴射率の増
加割り合いを立上げて煙を抑制させるような燃料の噴射
率パターンが本発明の列型燃料噴射ポンプに使用される
カムによって達成される。
分カム面を有するカムに、新たに燃料の初期の噴射率を
若干高めるために曲率の異なるもう一つのカム面を追加
したことである。すなわち燃料の着火遅れを小さくする
ため、その新たに追加したカム面（初期噴射カム面）を
使って初期の燃料噴射率を従来より若干高めに引き上げ
、その後は第２のカム面（中間噴射カム面）を使って燃
料噴射率の増加割り合いを一旦落して、燃焼温度を下げ
ＮＯｘを減少させ、また次にその後は第３のカム面（終
期噴射カム面）を使ってゆっ（りと再度燃料噴射率の増
加割り合いを立上げて煙を抑制させるような燃料の噴射
率パターンが本発明の列型燃料噴射ポンプに使用される
カムによって達成される。
（実 施 例）
以下図面を参照して本発明の〜実施例を説明する。
第１図は本発明のカムが使用される列型燃料噴射ポンプ
の概略図で、Ｉ２は、列型燃料噴射ポンプ１０のバレル
およびプランジャ部、１４はカム軸、１６はカム軸１４
に形成された本発明のカム、１８はカム１６の動きをバ
レルおよびプランジャ部１２のプランジャに伝えるロラ
ー・タペット、２０はプランジャの円周方向の位置を変
えるためのコントロール・ラックでガバナー２２および
アクセル・ペダル（図示せず）に機械的に連結されてい
る。
の概略図で、Ｉ２は、列型燃料噴射ポンプ１０のバレル
およびプランジャ部、１４はカム軸、１６はカム軸１４
に形成された本発明のカム、１８はカム１６の動きをバ
レルおよびプランジャ部１２のプランジャに伝えるロラ
ー・タペット、２０はプランジャの円周方向の位置を変
えるためのコントロール・ラックでガバナー２２および
アクセル・ペダル（図示せず）に機械的に連結されてい
る。
第２図は、本発明のカム１６のプロフィールを示してい
る。図から解るように本発明のカム１６はその接線部と
ノーズ部間に曲率Ｒ，の第１のカム面（初期噴射カム面
）、曲率Ｒ２の第２のカム面（中間噴射カム面）、およ
び、曲率Ｒ３の第３ 。
る。図から解るように本発明のカム１６はその接線部と
ノーズ部間に曲率Ｒ，の第１のカム面（初期噴射カム面
）、曲率Ｒ２の第２のカム面（中間噴射カム面）、およ
び、曲率Ｒ３の第３ 。
のカム面（終期噴射カム面）を有している。
第３図および第４図はそれぞれ本発明による３段のカム
面を有するカム１６を使った場合および従来の２段のカ
ム面を有するカムを使った場合のカム角度に対するカム
速度（プランジャ速度）および燃料噴射率をそれぞれ比
較して示しており実線が本発明による３段のカム面を有
するカムＩ６を使った場合を、点線が従来の２段のカム
面を有するカムを使った場合を示している。図から理解
出来るように本発明によって曲率Ｒ３のカム面の導入に
よって対応するカム角度におけるカム速度が従来のカム
に比べて引き上げられており、その結果対応するカム角
度すなわち噴射の初期における、燃料噴射率が同様に従
来のカムにおけるそれよりも引き上げられている。
面を有するカム１６を使った場合および従来の２段のカ
ム面を有するカムを使った場合のカム角度に対するカム
速度（プランジャ速度）および燃料噴射率をそれぞれ比
較して示しており実線が本発明による３段のカム面を有
するカムＩ６を使った場合を、点線が従来の２段のカム
面を有するカムを使った場合を示している。図から理解
出来るように本発明によって曲率Ｒ３のカム面の導入に
よって対応するカム角度におけるカム速度が従来のカム
に比べて引き上げられており、その結果対応するカム角
度すなわち噴射の初期における、燃料噴射率が同様に従
来のカムにおけるそれよりも引き上げられている。
（発明の効果）
以上の説明から理解されるように、本発明の列型燃料噴
射ポンプに使用されるカムによって、燃料噴射初期にお
ける燃料の着火を早め、燃焼を促進改善し、Ｎ０８を減
少させかつ黒煙の発生を抑制することが出来る。
射ポンプに使用されるカムによって、燃料噴射初期にお
ける燃料の着火を早め、燃焼を促進改善し、Ｎ０８を減
少させかつ黒煙の発生を抑制することが出来る。
第１図は本発明カムが適用される列型燃料噴射ポンプの
概略図を示す、第２図は本発明カムのプロフィールを示
す、第３図は本発明および従来のカムによるカム角度に
対するカム速度の関係を示すグラフである、および第４
図は本発明および従来のカムによるカム角度に対する燃
料噴射率の関係を示すグラフである。 １０・・・列型燃料噴射ポンプ、１２・・・バレル、プ
ランジャ部、１６・・・カム。 特許出願人 日野自動車工業株式会社代理人 弁理士
山 １） 治 彌・ 茅 ３ 凹 第 ４ 面
概略図を示す、第２図は本発明カムのプロフィールを示
す、第３図は本発明および従来のカムによるカム角度に
対するカム速度の関係を示すグラフである、および第４
図は本発明および従来のカムによるカム角度に対する燃
料噴射率の関係を示すグラフである。 １０・・・列型燃料噴射ポンプ、１２・・・バレル、プ
ランジャ部、１６・・・カム。 特許出願人 日野自動車工業株式会社代理人 弁理士
山 １） 治 彌・ 茅 ３ 凹 第 ４ 面
Claims (1)
- （１）列型燃料噴射ポンプのプランジャを上下に往復駆
動するカム軸に設けられてあるカムのプロフィールが、
高い割り合いの燃料噴射率増加を生じる曲率を有する第
１のカム面（初期噴射カム面）と、それに続く比較的低
い燃料噴射率増加を生じる曲率を有する第２のカム面（
中間噴射カム面）と、さらにそれに引き続く比較的高い
燃料噴射率増加を生じる曲率を有する第３のカム面（終
期噴射カム面）とを含み、燃料噴射ポンプの初期燃料噴
射率を高める ところに特徴がある列型燃料噴射ポンプに使用されるカ
ム。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP32158590A JPH04191420A (ja) | 1990-11-26 | 1990-11-26 | 列型燃料噴射ポンプに使用されるカム |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP32158590A JPH04191420A (ja) | 1990-11-26 | 1990-11-26 | 列型燃料噴射ポンプに使用されるカム |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH04191420A true JPH04191420A (ja) | 1992-07-09 |
Family
ID=18134196
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP32158590A Pending JPH04191420A (ja) | 1990-11-26 | 1990-11-26 | 列型燃料噴射ポンプに使用されるカム |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH04191420A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2021167078A1 (ja) | 2020-02-21 | 2021-08-26 | 三菱重工エンジン＆ターボチャージャ株式会社 | カム、燃料噴射ポンプ及びエンジン |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS648325A (en) * | 1987-06-30 | 1989-01-12 | Kubota Ltd | Fuel injection pump driving device with spark advance system of diesel engine |
-
1990
- 1990-11-26 JP JP32158590A patent/JPH04191420A/ja active Pending
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS648325A (en) * | 1987-06-30 | 1989-01-12 | Kubota Ltd | Fuel injection pump driving device with spark advance system of diesel engine |
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2021167078A1 (ja) | 2020-02-21 | 2021-08-26 | 三菱重工エンジン＆ターボチャージャ株式会社 | カム、燃料噴射ポンプ及びエンジン |
| KR20220110582A (ko) | 2020-02-21 | 2022-08-08 | 미츠비시 쥬고 엔진 앤드 터보차저 가부시키가이샤 | 캠, 연료 분사 펌프 및 엔진 |
| CN115003905A (zh) * | 2020-02-21 | 2022-09-02 | 三菱重工发动机和增压器株式会社 | 凸轮、燃料喷射泵及发动机 |
| CN115003905B (zh) * | 2020-02-21 | 2024-01-02 | 三菱重工发动机和增压器株式会社 | 凸轮、燃料喷射泵及发动机 |
| US11913414B2 (en) | 2020-02-21 | 2024-02-27 | Mitsubishi Heavy Industries Engine & Turbocharger, Ltd. | Cam, fuel injection pump, and engine |
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