JPH0419089Y2 - - Google Patents

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JPH0419089Y2
JPH0419089Y2 JP1986118851U JP11885186U JPH0419089Y2 JP H0419089 Y2 JPH0419089 Y2 JP H0419089Y2 JP 1986118851 U JP1986118851 U JP 1986118851U JP 11885186 U JP11885186 U JP 11885186U JP H0419089 Y2 JPH0419089 Y2 JP H0419089Y2
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JP
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bucket
pin
spill guard
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JP1986118851U
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、大型のローダシヨベルのボトムダン
プ式バケツトに係り、特にトレーラ輸送する場合
に好適な構造に関する。
(従来の技術) 従来、ローダシヨベルを輸送する場合、リアバ
ケツトに対して油圧シリンダにより開閉自在にフ
ロントバケツトを取付けてなるボトムダンプ式バ
ケツトは、フロントから分離して輸送し、現地に
て組立てていたが、バケツトの容量が例えば17の
ように超大型のものになると、トレーラ輸送する
場合の高さが輸送制限値を超えてしまう。そこ
で、フロントバケツトとリアバケツトとを連結し
ているピンを抜いてこれらを分離し、別々に輸送
し、現地で組立てることが考えられるが、このピ
ンは耐摩耗性等の関係から複雑な構造を有するこ
とと、組立て時にリアバケツトとフロントバケツ
トとの間に相対的な高い位置決め精度が要求され
る等の理由により、現場における組立てが極めて
困難であり、また、分解、組立てに要する労力、
時間および費用がかかり、さらに梱包費等の輸送
費も高くなるという問題点があつた。
(考案が解決しようとする問題点) 本考案は、上記問題点に鑑みてなされたもの
で、リアバケツトとフロントバケツトとを連結し
たままで輸送できると共に、道路幅や制限高さ等
に対応した好適な輸送姿勢がとりうる構造のボト
ムダンプ式バケツトを提供することを目的とす
る。
(問題点を解決するための手段) 本考案は、リアバケツトの上部に従来は一体に
設けられていたスピルガード(このスピルガード
は、土砂がバケツトから運転室側に落下しないよ
うに防護する安全性確保と、バケツト容量増大を
目的として設けられる。)が、輸送制限高さを越
える原因となつていることに着目し、 リアバケツトの上部に、着脱自在な前ピンおよ
び後ピンを介してスピルガードを取付けると共
に、後ピンを抜いた状態においてはスピルガード
が前ピンにより支持された前倒し姿勢が取り得、
かつ前ピンを抜いた状態においてはスピルガード
が後ピンにより支持された後倒し姿勢が取り得る
ように構成し、前記前倒しおよび後倒し姿勢にお
いてスピルガードをバケツトに固定する手段を有
することを特徴とするものであり、 輸送時には、前記後ピンを抜き、スピルガード
を前記前ピンを中心として前方に垂下状に倒す
(前倒し姿勢にする)か、あるいはスピルガード
を前記後ピンを中心として後方に垂下状に倒す
(後倒し姿勢にする)ことにより、総高を輸送制
限高さ以下におさめ、幅を制限幅以内におさめる
ことが可能とし、これにより、リアバケツトとフ
ロントバケツトとが連結された状態で輸送される
ので、分解、組立てに要する労力、時間および費
用が低減され、さらに梱包費等の輸送費等の輸送
費も廉価ですむ。
スピルガードを前倒しにするか後倒しにするか
は、輸送制限高さ、輸送制限幅、バケツト機種等
により選択される。
(実施例) 第1図は本考案によるボトムダンプ式バケツト
の一実施例であり、輸送状態について示してい
る。ボトムダンプ式バケツト1は、リアバケツト
2とフロントバケツト3の各上部をピン4により
連結し、油圧シリンダ5によりフロントバケツト
3をリアバケツト2に対して前記ピン4を中心と
して回動させることにより、底部が開閉される構
造を有する。また、リアバケツト2の後面にはブ
ラケツト6を有し、該ブラケツト6にはアームお
よびバケツトシリンダ(いずれも図示せず)に連
結するピンをそれぞれ挿入するピン穴7,8を有
する。
本考案においては、第1図ないし第3図に示す
ように、リアバケツト2に対してその上部に設け
られるスピルガード11を従来のように一体に設
けるのではなく、別体に構成し、第1図のaに示
すように、着脱自在な前ピン12および後ピン1
3を介してスピルガード11を取付けると共に、
第1図の実線に示すように、後ピン13を抜いた
状態においてはスピルガード11が前ピン12に
より支持された前倒し姿勢が取り得、かつ前ピン
12を抜いた状態においては、第1図の2点鎖線
cに示すように、スピルガード11が後ピン13
により支持された後倒し姿勢が取り得るように構
成する。スピルガード11には、クレーンにより
吊り上げる際にワイヤ等を掛ける穴15と仮止め
用穴20を有する。リアバケツト2の上部の前後
には、輸送時仮止め用ピン16を挿通する穴2
1,22が設けてある。
このバケツトにおいて、スピルガード11は作
業時には第1図の2点鎖線aに示すようにリアバ
ケツト2に前ピン12、後ピン13により固定さ
れているが、輸送時には、後ピン13を抜き、ス
ピルガード11を前方に実線で示すように倒し、
前記仮止め用穴20とリアバケツト2の対応する
穴21にピン16を挿通し固定する。バケツト1
は、リアバケツト2とフロントバケツト3とを前
記ピン4により連結したままで、リアバケツト2
の底部を荷台23に台14を介して載せ、フロン
トバケツト3を荷台23に着床させた姿勢で輸送
する。これにより、バケツト1を安定して搭載す
ると共に、荷台23上に傾斜させた姿勢(すなわ
ち、前後方向の最大幅を形成する部分を結ぶ線l
が荷台23に対して傾斜した姿勢)で搭載し、輸
送時の幅Wが輸送制限幅W′以下となるようにす
る。なお、フロントバケツト3の前部の取付け部
10には、複数個の爪9を、摩耗による交換ある
いは修理を考慮して着脱可能に取付けるが、図示
例においては、輸送時には輸送制限幅W′内にバ
ケツト幅Wがおさまるように、爪9を取外して輸
送する例を示している。なお、輸送時には、バケ
ツト1のずれや落下を防ぐために、ロープにより
バケツト1を荷台13上に固定するが、そのロー
プについては図示していない。
このような姿勢で輸送するようにすれば、輸送
時における道路17からバケツト頂部までの高さ
は、荷台23の高さH1とバケツト1の高さH2と
を加えた高さH1+H2となり、2点鎖線aに示す
スピルガード11を取付けたままの高さに比較
し、ΔHだけ輸送高さを低くすることができ、総
高を輸送制限高さH′(=3.75m)以内におさめる
ことができる。
また、フロントバケツト3が下になるように傾
斜させ、かつスピルガード11を前方に倒して輸
送することにより、最大幅を形成する部分を結ぶ
線lが荷台23に対して傾斜した姿勢とし、さら
に図示例のように爪9を外して輸送することによ
り、バケツト幅Wを輸送制限幅W′(=3.5m)以内
に容易におさめることができる。すなわち、スピ
ルガード11を前方に倒すようにすることによ
り、フロントバケツト3の幅がスピルガード11
の幅より大であるため、スピルガード11の前端
部から輸送時の幅方向の端部に対してΔWに示す
分の余裕があり、かつスピルガード11が垂下状
に、すなわちほぼ垂直姿勢となるようにすること
ができるので、上方にも突出せず、高さ、幅とも
に制限値内におさめることが容易にできるのであ
る。
もし、第4図に示すように、輸送時にバケツト
1を前下がりの姿勢にしてbに示すようにスピル
ガード11を後倒し姿勢にするとすれば、バケツ
ト1の総高が輸送制限高さH′を越えることとな
る。また、本例においては、第1図のcに示すよ
うに、バケツト1を前上がりにしてスピルガード
11を後倒しにすれば、バケツト1の端部からス
ピルガード11がΔW1だけ突出してしまい、輸
送制限幅以内におさえることは困難となるのであ
る。しかし、第1図のcに示す輸送姿勢としても
輸送制限幅内におさまるとすれば、高さが低くな
るこのcの姿勢が有利となる場合もある。
また、前ピン12、後ピン13を抜けば、スピ
ルガード11を外すことができるから、種々のサ
イズのスピルガード11の取付けが可能であり、
グロス容量増大の要望に応じて、第1図の11′
に示すように、背の高いスピルガードを取付ける
ことができる。
(考案の効果) 以上述べたように、本考案のバケツトは、リア
バケツトの上部に、スピルガードを前後ピンを介
して前方、後方に垂下した姿勢が取り得るように
取付けする構造としたので、輸送時にはスピルガ
ードを前倒しまたは後倒しとすることにより、リ
アバケツトとフロントバケツトとが連結された状
態であつても、総高、幅を輸送制限高さ、幅以下
におさめることが可能になる。従つてリアバケツ
トとフロントバケツトとを連結したままで輸送で
きるから、リアバケツトとフロントバケツトとの
困難な分解、組立てが不要であり、一方、スピル
ガードは、ピンの抜差しと回動だけで輸送姿勢、
作業姿勢の切換えが可能であるので、作業が簡単
であり、輸送に要する労力、時間および費用が軽
減され、梱包費等の輸送費も廉価ですむ。
また、スピルガードはリアバケツトに対して着
脱自在であるから、種々のサイズのスピルガード
の取付けが可能であり、グロス容量増大の要望に
容易に対処することができる。
また、スピルガードの輸送姿勢を前倒し、後倒
しに選択できるため、輸送制限幅、輸送制限高
さ、あるいは機種に対応した輸送に好適な姿勢が
選択し得る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例であり、バケツトの
輸送状態にて示す側面図、第2図は該実施例にお
けるスピルガードの取付け構造の一例を示す背面
図、第3図は第2図のA−A拡大断面図、第4図
は本考案の変形例を示す側面図である。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. リアバケツトの上部に、着脱自在な前ピンおよ
    び後ピンを介してスピルガードを取付けると共
    に、後ピンを抜いた状態においてはスピルガード
    が前ピンにより支持された前倒し姿勢が取り得、
    かつ前ピンを抜いた状態においてはスピルガード
    が後ピンにより支持された後倒し姿勢が取り得る
    ように構成し、前記前倒しおよび後倒し姿勢にお
    いてスピルガードをバケツトに固定する手段を有
    することを特徴とするボトムダンプ式バケツト。
JP1986118851U 1986-08-04 1986-08-04 Expired JPH0419089Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1986118851U JPH0419089Y2 (ja) 1986-08-04 1986-08-04

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1986118851U JPH0419089Y2 (ja) 1986-08-04 1986-08-04

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6327569U JPS6327569U (ja) 1988-02-23
JPH0419089Y2 true JPH0419089Y2 (ja) 1992-04-28

Family

ID=31005691

Family Applications (1)

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JP1986118851U Expired JPH0419089Y2 (ja) 1986-08-04 1986-08-04

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE3827368C1 (ja) * 1988-08-12 1989-06-01 Westfalia Separator Ag, 4740 Oelde, De

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5385903A (en) * 1977-01-10 1978-07-28 Kubota Ltd Shoveling vehicle

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS57202456U (ja) * 1981-06-19 1982-12-23

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JPS5385903A (en) * 1977-01-10 1978-07-28 Kubota Ltd Shoveling vehicle

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JPS6327569U (ja) 1988-02-23

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