JPH0510039Y2 - - Google Patents

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JPH0510039Y2
JPH0510039Y2 JP10409085U JP10409085U JPH0510039Y2 JP H0510039 Y2 JPH0510039 Y2 JP H0510039Y2 JP 10409085 U JP10409085 U JP 10409085U JP 10409085 U JP10409085 U JP 10409085U JP H0510039 Y2 JPH0510039 Y2 JP H0510039Y2
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arm
boom
level cylinder
cylinder
loader
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、バケツト水平押し出し用のレベルシ
リンダを有する大型のローダシヨベルのフロント
を本体から分離して輸送する装置に関する。
(従来の技術) ローダシヨベルは、第3図に示すように、走行
体上に旋回装置2を介して旋回体3を設置するこ
とにより本体を構成し、旋回体3にはローダフロ
ント4が着脱自在に取付けられる。該ローダフロ
ント4は、旋回体3にピン5を中心として起伏自
在に取付けたブーム6と、ピン7,8により両端
をそれぞれ旋回体3とビーム6の先端のブラケツ
ト23に連結して取付けたブームシリンダ9と、
ブーム6の先端の前記ブラケツト23にピン10
を中心として上下方向に回動自在に取付けたアー
ム11と、ピン12,13により両端をそれぞれ
ブーム6に固着したブラケツト24とアーム11
に固着したブラケツト25に連結して取付けたア
ームシリンダ14と、ピン15,16により両端
をそれぞれ前記ブラケツト24よりブーム6の先
端側に固着したブラケツト26と前記アーム11
のブラケツト25のピン10側部分に連結して取
付けたバケツト水平押し出し用レベルシリンダ1
7と、アーム11の先端にピン18を中心として
回動自在に取付けたバケツト19と、ピン20,
21により両端をそれぞれ前記ブラケツト23と
バケツト19とに連結して取付けたバケツトシリ
ンダ22とからなる。
このようなローダシヨベルのうち、大型のもの
は、従来より、走行体1と、旋回体3と、バケツ
ト19を分離したローダフロント4と、バケツト
19とに分割してそれぞれ輸送し、現地にて組立
てていたが、総重量が200t以上の超大型のものに
なると、レベルシリンダ17やアームシリンダ1
4を付けたままローダフロント4を山形にしてト
レーラ上に載置して輸送しようとする場合、総高
が輸送制限高さを超えてしまい、やむなくブーム
6とアーム11とを分離して輸送しなければなら
ず、このため、クレーンを用いたアーム11とブ
ームとの分解作業と現地でのこれらの組立て作業
が加わり、分解、組立てに要する労力、時間およ
び費用がかかり、さらに梱包費等の輸送費も高く
なるという問題点があつた。
(考案が解決しようとする問題点) 本考案は、上記問題点に鑑みてなされたもの
で、ローダフロントのアームとブームとを一体に
連結したままで輸送できる手段を提供することを
目的とする。
(問題点を解決するための手段) 本考案によるローダフロントの輸送装置は、レ
ベルシリンダに作業に要するストローク以上の余
分のストロークを持たせると共に、前記ローダフ
ロントの輸送時に前記アームと前記ブームとを最
大伸長状態の前記レベルシリンダにより接続する
ことにより、レベルシリンダをアームとブームと
の接続用ロツドとして使用し、輸送高さを輸送制
限高さ以下とするように構成したことを特徴とす
るものであり、輸送時にはアームとブームとレベ
ルシリンダにより接続した状態においては、これ
らは一体構造をなし、輸送高さが輸送制限高さ以
下になるので、輸送時にアームとブームとに分離
する必要がない。
(実施例) 第1図は本考案の一実施例であり、輸送姿勢に
ついて示している。本考案においては、第4図に
示すように、レベルシリンダ17のストロークL
を従来のレベルシリンダ17′のストロークL′(こ
のストロークL′は、作業上必要となる大きさであ
り、アームシリンダ14によつてアーム11を開
くことが可能な回動範囲よりもやや大きなアーム
回動範囲が得られるようにストロークL′が設定さ
れている)よりも長くし(L>L′)、例えばレベ
ルシリンダ17のブーム6側のブラケツト26を
従来のようにブーム6の先端側26′より基端側
に位置させてブラケツト25の位置ピン連結部を
15′から15に変え(あるいはアーム11側ピ
ン16による連結位置をアーム11の先端側に変
位させるか、ピン15,16の連結位置の双方を
変位させ)、これにより、レベルシリンダ17を
最大に伸長させた場合、アーム11が従来の場合
(11′に示す)に比較して大きく開くことができ
るように構成する。
そして輸送の際は、第1図に示すように、ロー
ダフロント4を本体から分離し、かつ前記バケツ
ト19を分離し、アーム11とブーム6とのピン
10による連結状態を維持し、レベルシリンダ1
7を最大伸長状態にしてアーム11とブーム6と
を接続したままで、すなわちレベルシリンダ17
を接続用ロツドとして利用して、クレーンにより
吊り下げられるロープ30をブーム6のブラケツ
ト28およびアーム11のブラケツト29に掛
け、該ロープ30により吊り上げてトレーラ27
に載せて運搬する。ここで、レベルシリンダ17
の最大伸長状態とするには、アームシリンダ14
によるアーム11とブーム6との接続を解かなけ
ればならない(なぜならば、レベルシリンダ17
最大伸長時におけるアーム11のブーム6に対す
る開き角はアームシリンダ14の最大伸長時の開
き角よりも大きい)ので、前記ピン12,13の
少なくとも一方の接続を解くが、図示例ではピン
13による接続を解いた例を示している。また、
前記ブームシリンダ9およびバケツトシリンダ2
2についても、それぞれ2点鎖線で示すように、
ピン8,20によつて一方を接続したままとし、
必要であれば、ロープ等によつてブーム6やアー
ム11にこれらを固定した状態で輸送することも
できる。
このように、レベルシリンダ17のストローク
を大きくして最大伸長状態でアーム11とブーム
6とを接続することにより、トレーラ27に載せ
た状態における地面からの総高すなわち輸送高さ
Hが低くなり、輸送制限高さ以下におさえること
ができる。また、クレーンにより吊り上げる場
合、レベルシリンダ17が接続用ロツドとして作
用するので、アーム11、ブーム6およびレベル
シリンダ17が1つの一体的な組合せ体としてま
とまつた姿勢で移動させることができ、作業性が
良い。
なお、レベルシリンダ17を最大に伸長させた
状態において、該レベルシリンダ17のピストン
ロツド17aに該レベルシリンダ17の収縮を防
止する筒状の支持筒31を装着することにより、
ローダフロント吊り下げの際にレベルシリンダ1
7を収縮させる力が作用しても、これを支持筒3
1で受け、レベルシリンダ17に無理な力がかか
ることが防止されると共に、レベルシリンダの油
圧管路接続部に油洩れが生じても、ローダフロン
トに一定の姿勢を保持させることができる。この
保持筒31は、第2図に示すように、半筒形の2
本の素体31A,31Bによりピストンロツド1
7aを囲み、ボルト32およびナツト33て両者
を結合するような構成とすることにより、レベル
シリンダ17をアーム11とブーム6に接続した
ままで着脱することができる。
(考案の効果) 以上述べたように、本考案のローダフロントの
輸送装置は、レベルシリンダに余分のストローク
を持たせ、レベルシリンダをアームとブームの接
続用ロツドとして利用することにより、ローダフ
ロントの高さを低くし、輸送制限高さ以下に輸送
高さをおさえるようにしたので、ローダフロント
をアームとブームとに分離することなく輸送する
ことができる。従つて本考案にとれば、ローダシ
ヨベルの分解、組立てに要する労力、時間および
費用が少なくてすみ、輸送費も低減することがで
きる。まあ、レベルシリンダは輸送時にも接続し
たままであるから、その分解、取付け作業を省略
することができるという利点もある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例をローダフロント輸
送状態にて示す側面図、第2図は第1図のレベル
シリンダのピストンロツドに装着する支持筒の横
断面図、第3図は該実施例のローダフロントを有
するローダシヨベルの側面図、第4図は本考案と
従来のレベルシリンダの比較図である。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. ブームとアームの間に、バケツト水平押し出し
    用のレベルシリンダを介在させてなるローダフロ
    ントにおいて、前記レベルシリンダに作業に要す
    るストローク以上の余分のストロークを持たせる
    と共に、前記ローダフロントを本体およびバケツ
    トから分離して輸送する際に前記アームと前記ブ
    ームとを最大伸長状態の前記レベルシリンダによ
    り接続することにより、輸送高さを輸送制限高さ
    以下とする構成を有することを特徴とするローダ
    フロントの輸送装置。
JP10409085U 1985-07-10 1985-07-10 Expired - Lifetime JPH0510039Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP10409085U JPH0510039Y2 (ja) 1985-07-10 1985-07-10

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10409085U JPH0510039Y2 (ja) 1985-07-10 1985-07-10

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6216151U JPS6216151U (ja) 1987-01-30
JPH0510039Y2 true JPH0510039Y2 (ja) 1993-03-11

Family

ID=30977263

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JP (1) JPH0510039Y2 (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009002018A (ja) * 2007-06-20 2009-01-08 Kobelco Contstruction Machinery Ltd 建設機械及びその解体方法
JP2010168774A (ja) * 2009-01-21 2010-08-05 Kobelco Contstruction Machinery Ltd 作業機械のアタッチメント及びその載置方法

Cited By (3)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009002018A (ja) * 2007-06-20 2009-01-08 Kobelco Contstruction Machinery Ltd 建設機械及びその解体方法
JP4544274B2 (ja) * 2007-06-20 2010-09-15 コベルコ建機株式会社 建設機械及びその解体方法
JP2010168774A (ja) * 2009-01-21 2010-08-05 Kobelco Contstruction Machinery Ltd 作業機械のアタッチメント及びその載置方法

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JPS6216151U (ja) 1987-01-30

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