JPH04189900A - 色素洗浄液組成物

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(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

【発明の詳細な説明】［産業上の利用分野］本発明は、トイレ等の床に付着した色素を洗浄する液組
成物に関する。

［従来の技術及び発明が解決しようとする問題点１アン
モニア、硫化水素などの悪臭を抑制するために車両トイ
レ等に色素を含んだ消臭剤を散布するが、その時に消臭
剤を床にこぼし、その色素が床面を汚す、その汚れを清
浄するための液が要望されている。

従来技術では、色素洗浄液として種々の有効成分を配合
し、種々のアルコールなどの配合した製品もあるが、洗
浄性能はほぼ良好であっても、不充分であった。

また、アセトン、メタノール、エタノールを主体とした
洗浄剤も多々見られるが、揮発性が高かった。

本発明は、色素に染まった床、絨色等を清浄化するため
の実用的な色素洗浄液組成物を提供することを目的とす
る。

［問題点を解決するための手段］本発明の要旨とするものは、２．５−ヘキサンジオン３
０〜７０容量％、水３５〜５５容量％、グリオキザール
０．　５〜３容量％、メタノール１０容量％以下、界面
活性剤０．０５〜０．　５容量％から構成されることを
特徴とする色素洗浄液組成物である。

本発明者らは、洗浄性能のすぐれた洗浄液組成物を見出
すべく、数多くの実験を試み、強力な洗浄性を付与する
ために、特に、青色色素の洗浄液について、モツプで拭
き取れる方式の洗浄液組成を検討した。

即ち、本発明によると、主成分として、溶解能力の強い
ものに、洗浄液の揮発防止及び洗浄作用の補助的役割を
はなす物質を添加し、更に、消臭性を持たせる物質の３
要素を組合わせた。

２．５−ヘキサンジオンは、色素の溶剤の役目を主に果
たし、３０〜７０容量％の範囲で含有し、３０容量％未
満では、色素を十分に溶かすことができず、また、７０
容量％を超えると、臭が強くなり過ぎ、官能的に好まし
くない。

水は、揮発防止の役割を果たすもので、３５〜５５容量
％の範囲であり、３５容量％未満では、揮発性が高く、
５５容量％を超えると、洗浄能力が低下する。

グリオキザールは、消泉効果を付与するたのに、添加す
る。０．５〜３容量り０の範囲て゛あり、０．５容量？
。以下では、その効果がなく、３容量％を超えると、洗
浄能力が低下する。

メタノールは、揮発防１Ｆ及び洗浄作用の補助的役割の
ために添加するが、１０容量０ｏを超えると揮発性が高
くなる。

界面活性剤は、揮発防止及び洗浄作用の補助的役割のた
のに添加する。０．０５容量９゜未満では、揮発性が高
く、０．　５容量三〇を超えると、洗浄後ベタつきがあ
る。

本発明の洗浄液組成物を、床面に噴霧した後、モツプで
拭き取るという手法で、トイレ廠面を汚染した色素を清
浄化できるものである。

更に、本発明の色素洗浄液組成物は、悪臭特に硫黄系悪
臭の処理にも利用できる。

次に、本発明の色素洗浄液組成物について具体例により
説明するが、本発明は、次の実施例に限定されるもので
はない。

［実施例］［洗浄剤の製ｊな］２．５−ヘキサンジオン５０容量％、グリオキザール１
．Ｏ容量％含む水を４９容量％を、混合し、洗浄剤とし
た。

上記の洗浄剤を、１ｍ’当り、１００ｃｃ噴霧し、色素
が、床から脱離し、洗浄剤に溶解した後に、モツプで拭
きとった。

本発明の色素洗浄液組成物は、極めてすぐれた性能を示
すことが分かる。

［発明の効果］本発明の色素洗浄液組成物は、次のような洗浄効果が、
著しく有効なものである。即ち、第１に、床上に渣して
床を汚して色素を洗浄するに適する洗浄剤組成物が得ら
れた。

第２に、洗浄性について、各々、充分な性能を有する組
成物が得られ、実際に利用でき、産業上有意義な技術を
特徴する特許出願人　　三菱鉱業セメント株式会社代理人　　弁
理士　　倉　持　　裕

【特許請求の範囲】

１．２、５−ヘキサンジオン３０〜７０容量％、水３５
〜５５容量％、グリオキザール０．５〜３容量％、メタ
ノール１０容量％以下、界面活性剤０．０５〜０．５容
量％から構成されることを特徴とする色素洗浄液組成物
。