JPH04189635A - 板ばね式サスペンションシート - Google Patents

板ばね式サスペンションシート

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JPH04189635A
JPH04189635A JP32170390A JP32170390A JPH04189635A JP H04189635 A JPH04189635 A JP H04189635A JP 32170390 A JP32170390 A JP 32170390A JP 32170390 A JP32170390 A JP 32170390A JP H04189635 A JPH04189635 A JP H04189635A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
seat
frame
manufacturing cost
spring type
plate spring
Prior art date
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Pending
Application number
JP32170390A
Other languages
English (en)
Inventor
Iwao Kurosawa
黒沢 岩雄
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hino Motors Ltd
Original Assignee
Hino Motors Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Hino Motors Ltd filed Critical Hino Motors Ltd
Priority to JP32170390A priority Critical patent/JPH04189635A/ja
Publication of JPH04189635A publication Critical patent/JPH04189635A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、複数のU字形状の板ばねによりシート本体を
緩衝支持するようにした板ばね式サスペンションシート
に関するものである。
(従来の技術) 第4図に示すサスペンションシート1は、実公昭63−
28019号「シートエアサスペンションのエア供給装
置」に開示されたものであり、車両の着座乗員を空気ば
ねにより緩衝支持する構成としである。着座部2と背も
たれ部3からなるシート本体4を下から支えるシートフ
レーム5は、アジャスタ6により前後方向に調整自在と
されており、アジャスタ6の下面に固着した一対のリン
ク部材7,8とオイルダンパ9が、シート本体4の緩衝
支持機構を構成する。
前部リンク部材7は、シート側ブラケット10に軸11
をもって連結されているが、キャビン側ブラケット12
に対しては軸13をもって連結される一方、空気室14
内の空気圧を受けるピストン15に一体化された連結部
材16に対して、軸17をもって連結されている。この
ため、車両の床面を下から突き上げるような振動に対し
ては、空気室工4内の圧縮空気がピストン15の変位を
妨げる方向に圧縮され或は膨張し、振動を減衰させるよ
う働(。すなわち、シート本体4は、前部リンク部材7
と後部リンク部材8によるリンク機構によりて可動範囲
を規制され、なおかつ空気室14内の空気圧とオイルダ
ンパ9内の油圧により緩衝支持されることになる。
(発明が解決しようとする課題) 上記従来のサスペンションンート1は、空気はね式であ
るため、空気圧縮機(図示せず)が必ず必要であり、ま
た圧縮空気を貯溜するためのりサーバタンク1フ等もか
なりの給気容量が要求されるため、こうした空圧機器だ
けでも設置スペースとして相当の場所を確保する必要が
あり、また空圧で駆動される前部リンク部材7の他に、
リンク機構の要素として後部リンク部材8が不可欠であ
るために、機構的にも非常に複雑な構造をとらざるを得
なかった。また、空気圧縮機により生成される圧縮空気
の圧力が高すぎる場合は、三方弁からなるコントロール
バルブ(図示せず)を操作して空気室14内の空気の一
部を外に逃がす必要があり、またその逆に空気圧縮機に
より生成される圧縮空気の圧力が不足する場合は、リザ
ーバタンク17から空気室14内に空気を送り込むなど
、実際にシート本体4に着座する人自身が、座高調整の
要領で手作業を行わなければならなかった。
また、空気ばねの緩衝性能は、荷重変動に対するピスト
ン15のストロークと動作速度で決まるが、例えば衝撃
荷重を加えた後の空気ばねの応答特性は、小さな減衰振
動が比較的長時間にわたって持続しやすく、また周期的
に変化する変動荷重に対しては、空気ばねが荷重を助長
する方向に作用することもあり、空気はね即高級な緩衝
といった図式が成立しに(いなどの問題を抱えていた。
本発明は、構造が複雑でしかも製造コストも高くつく空
気はねに代え、U字形状をなす板ばねを用い、複数の板
ばねによりシートフレームを少なくとも3点以上で緩衝
支持することにより、低置でかつ十分な剛性感を備えた
板ばね式サスペンションシートを提供することを目的と
するものである。
(課題を解決するための手段) 上記目的を達成するため、本発明は、着座部と背もたれ
部からなるシート本体と、該シート本体の前記着座部を
下から支えるシートフレームと、それぞれが該シートフ
レームを床面に対し点支持し、全体で少なくとも3点を
越える点で緩衝支持する複数のU字形状の板ばねを備え
たことを特徴とするものである。
[作用] 本発明は、着座部と背もたれ部からなるシート本体を下
から支えるシートフレームを、複数のU字形状の板ばね
により床面に対し全体で3点以上で緩衝支持することに
より、製造コストを抑え、なおかつ十分な剛性感を備え
た緩衝効果を得ることができる。
(実施例) 以下、本発明の実施例を図面を参照しながら説明する。
第1図ないし第3図は、それぞれ本発明の板ばね式サス
ペンションシートの一実施例の正面図。
側面図及び背面図を示す。第1図に示す板ばね式サスペ
ンションシート21は、着座部22と背もたれ部23に
クツション効果を持たせたシート本体24を、まず着座
部22の底面をシートフレーム25で受け、さらにこの
シートフレーム25をU字形状の板ばね26を使って、
床面に対し4点で緩衝支持しである。4個の板ばね26
は、いずれも金属弾性材をU字形状に屈曲成型したもの
であり、一端側をシートフレーム25下面のブラケット
27にピン止め固定され、他端側をスライドレール28
の可動レール28a上面のブラケット29にピン止約固
定されている。
実施例では、シートフレーム25の前縁部を、左右一対
の板ばね26がそれぞれ屈曲部26aを前方に突出させ
た状態で緩衝支持し、またシートフレーム25の後縁部
を、左右一対の板ばね26がそれぞれ屈曲部26aを後
方に突出させた状態で緩衝支持する。すなわち、板ばね
26は、U字状に屈曲する屈曲部26aを隔てて離間対
抗する脚部26bが、適当な弾力をもってシートフレー
ム25を支えており、しかも個々の板ばね26が荷重方
向にシートフレーム25をしっかりと弾性支持する。
なお、前述のスライドレール28は、固定レール28b
とこれに摺動自在に嵌合する可動レール28aからなり
、固定レール28aは床面に形成した段部30と床面に
それぞれ前後のブラケット31.32をねじ止め固定さ
れるため、段部30の高さ分だけシート本体24は後傾
する。シート本体24は、着座部22に対する背もたれ
部23の角度を変えることで姿勢調整することができ、
また固定レール28bに対して可動レール28aを前後
にスライドさせることで、前後方向に位置調整すること
ができる。
ところで、シート本体24に腰掛けたときに、着座部2
2にかかる運転者の荷重は、床面に対してほぼ垂直に作
用する。このため、スライドレール28が傾斜している
分だけ、板ばね26に作用する圧縮荷重は両端のビンと
ビンを結ぶ方向から多少ずれるが、荷重方向はほぼこの
方向に一致すると考えてよい。従って、シート本体24
は、シートフレーム25を4点で支える板ばね26によ
り、はぼ均等な弾発力をもって下から緩衝支持されるこ
とになる。しかも、板ばね26自体は、荷重方向以外は
変形に対して強いため、大きな横荷重を受けてもへたる
ことはない。従って、路面の粗い道路を走行したり、或
は高速でカーブを切ったりしたときでも、運転者をしっ
かりと安全な運転姿勢に保つことができる。
なお、上記実施例では、4個のU字形状の板ばね26に
よによりシートフレーム25を4点支持した場合を例に
とったが、3個の板ばね26を例えば二等辺三角形の各
頂点に配置し、シートフレーム25を3点支持する構成
としてもよく、或はまた5個以上の板ばね26を使って
シートフレーム25を多点支持する構成としてもよい。
(発明の効果) 以上、説明したように、本発明の板ばね式サスペンショ
ンシートによれば、着座部と背もたれ部からなるシート
本体を下から支えるシートフレームを、複数のU字形状
の板ばねにより床面に対し全体で、3点以上で緩衝支持
する構成としたから、シート本体の座部や背もたれ部の
ごとく直接人体に触れる部分のクツション機能だけでは
吸収しきれない振動や衝撃を、板ばねの機械的な変位に
より良好に遮断することができる。また、板ばねは、弾
性材をU字形状に屈曲しており、屈曲部を隔てて離間対
抗する脚部が適当な弾力をもってシートフレームを支え
るため、個々の板ばねが一軸方向にしっかりとシートフ
レームを弾性支持することができ、従ってシート本体に
着座する人は、床面に垂直な方向にしっかりと弾性支持
される。このため、荒れた路面を走行するときや、或は
横荷重を受けるカーブ走行時に板ばねがへたってしまい
、剛性感を損なうといったことはなく、また板ばね式は
空気ばね式のサスペンションシート等とは比較にならな
いほど安価に製造でき、なおかつ十分な緩衝機能を果す
ことができる。
【図面の簡単な説明】 第1図ないし第3図は、それぞれ本発明の板ばね式サス
ペンションシートの一実施例を示す正面図、側面図及び
背面図、第4図は、従来のサスペンションシートの一例
を示す側面図である。 21・・・サスペンションシート 22・・・着座部 23・・・背もたれ部 24・・・シート本体 25・・・シートフレーム 26・・・板ばね (外4名)

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 着座部と背もたれ部からなるシート本体と、該シート本
    体の前記着座部を下から支えるシートフレームと、それ
    ぞれが該シートフレームを床面に対し点支持し、全体で
    少なくとも3点を越える点で緩衝支持する複数のU字形
    状の板ばねを備えた板ばね式サスペンションシート。
JP32170390A 1990-11-26 1990-11-26 板ばね式サスペンションシート Pending JPH04189635A (ja)

Priority Applications (1)

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JP32170390A JPH04189635A (ja) 1990-11-26 1990-11-26 板ばね式サスペンションシート

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JP32170390A JPH04189635A (ja) 1990-11-26 1990-11-26 板ばね式サスペンションシート

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JPH04189635A true JPH04189635A (ja) 1992-07-08

Family

ID=18135486

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JP32170390A Pending JPH04189635A (ja) 1990-11-26 1990-11-26 板ばね式サスペンションシート

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100391271B1 (ko) * 2000-10-18 2003-07-16 기아자동차주식회사 자동차의 연료탱크 고정장치
JP2015517427A (ja) * 2012-05-07 2015-06-22 ジョンソン コントロールズ テクノロジー カンパニーJohnson Controls Technology Company 車両座席の座席部材
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